JPH066460B2 - 折り丁を重ねて選択的に排紙し得る紙折機 - Google Patents

折り丁を重ねて選択的に排紙し得る紙折機

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JPH066460B2
JPH066460B2 JP60208137A JP20813785A JPH066460B2 JP H066460 B2 JPH066460 B2 JP H066460B2 JP 60208137 A JP60208137 A JP 60208137A JP 20813785 A JP20813785 A JP 20813785A JP H066460 B2 JPH066460 B2 JP H066460B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、新聞輪転印刷機、書籍輪転印刷機などにお
ける紙折機であって折り丁を二方向同時に排出させるこ
とのできる紙折機に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
一般に紙折機は、第9図に示すように、出没自在の針1
と折り刃2が周方向に間隔をおいて交互に配置された折
り胴3と、切断刃を有する鋸胴5と、折り刃受け6を有
するくわえ胴7を備え、針1で紙端部を引っかけて折り
胴3の回りを回転させるとともに切断刃4により切断
し、切断された紙を折り刃2により、くわえ胴7の折り
刃受け6へ折り込むように構成されている。
さらに、別々の版A,Bが交互に印刷されている場合に
は、両者を重ねて折る必要があり、第10図に示すよう
に重ね胴8を付加したものがある。
これは第1回転目に版Aを重ね胴に預けておき、第2回
転目に版Bの上に重ね胴の版Aを移すようにしたもので
あるが、このような構成では版A,Bは同じ長さとなる
ので、折り込んだ時に折り丁Bがずれて外に出る傾向と
なる。
このような欠点を解消するために、第11図に示すよう
に、折り胴3の周長を折帖(切断された紙)長さの3倍
とし、折り胴3が重ね胴を兼ねるようにした紙折機があ
る。このような紙折機であれば、常にBの上にAが重な
り、1回おきにくわえ胴7に折り込まれる。そして、B
よりもAが長く裁断されるので折り込んだ時に紙端が良
く揃うことになる。
いずれにしても、紙折機のくわえ胴は1つであるため、
紙折速度に限界があり、印刷速度に対応した処理速度の
速い紙折機が望まれていた。
また、排紙ラインが一つであることから、ここでトラブ
ルが発生した場合には全体を停止させなければならない
不都合がある。
さらに、版A,Bが交互に印刷されている場合に、印刷
物Aと印刷物Bとを別々に集めることができない。
この発明はこのような事情に鑑みて提案されたもので、
その目的は、重ねた折り丁を2つのうちの一方の排紙ラ
インに選択的に排紙できるとともに折り丁を2方向に同
時に排紙することのできる折り丁を重ねて選択的に排紙
し得る紙折機を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る紙折機は、出没自在の針(1)と折り刃(2)
が周方向に間隔をおいて交互に配置された折り胴(3)
と、切断刃(4)を有する鋸胴(5)と、折り刃受け(6)を有
するくわえ胴(7A),(7B)を備え、折り胴の針(1)で紙端部
を引っかけて折り胴(3)の回りを回転させるとともに切
断刃(4)により切断し、切断された折帖を折り胴の折り
刃(2)によりくわえ胴の折り刃受け(6)へ折り込むように
構成した紙折機であって、 折り胴(3)の周長を折帖の長さの3以上の奇数倍の周長
にするとともに、折り胴(3)の針(1)とり刃(2)の数をそ
れぞれ前記3以上の奇数倍とし、 折り胴(3)の回転中心と2つのくわえ胴(7A),(7B)の回転
中心とをそれぞれ結んだ線分のなす角が各折り刃(2)を
折り胴(3)に配設した角度と一致するように、2つのく
わえ胴(7A),(7B)を排紙側に配設し、 周部2カ所にカム作用部(b1)が前記くわえ胴配設角度を
おいて形成された折り刃用円形固定カム(15B)を、カム
作用部(b1)がそれぞれ2つのくわえ胴(7A),(7B)の折り
胴側折り刃受け(6)に対応する位置に位置するように、
折り胴(3)の側部において装置フレームに固定し、 周部2カ所にカム作用部(a1)が前記くわえ胴配設角度を
おいて形成された針用円形固定カム(15A)を、カム作用
部(a1)がそれぞれ前記折り胴側折り刃受け(6)内の折り
刃(2)に対して先行して位置した2つの針(1)に対応する
位置に位置するように、折り胴(3)の側部において装置
フレームに固定し、 周部2カ所にカム作用部(a2)が前記くわえ胴配設角度を
おいて形成された針用円形回転カム(16A)と、周部2カ
所にカム作用部(b2)が前記くわえ胴配設角度をおいて形
成された折り刃用円形固定カム(16B)とを、それぞれ折
り胴(3)の側部に回転可能に設け、 針用円形固定カム(15A)の2つのカム作用部(a1)と同時
に一致し得る針用カム作用部(22a)と、折り円形固定カ
ム(15B)の2つのカム作用部(b1)と同時に一致し得る折
り刃用カム作用部(22b)とが周部に形成された円形の手
回しカム(22)を、折り胴(3)の側部に回転可能に設け、 折り胴(3)が2/(3以上の奇数倍)回転する時、針用
円形回転カム(16A)と折り刃用円形回転カム(16B)が1回
転するように、折り胴(3)と各回転カム(16A),(16B)とが
連動回転可能に接続され、 折り胴(3)が2/(3以上の奇数倍)回転する毎に、手
回しカム(22)の折り刃用カム作用部(22b)と折り刃用の
2つのカム作用部(b1)・2つのカム作用部(b2)とが全て
一致して、2つのくわえ胴(7A),(7B)の折り刃受けに対
向する2つの折り刃(2)を共に突出させるとともに、針
用カム作用部(22a)と針用の2つのカム作用部(a1)・2
つのカム作用部(a2)とが全て一致して、前記2つの折り
刃(2)に先行する2つの針(1)をそれぞれ引っ込め、 この2つの折り刃と2つの針が同時に作動する状態か
ら、手回しカム(22)を正逆に回転位置決めすることによ
り、針用カム作用部(22a)と針用の2つのうちの一方の
カム作用部(a1)・カム作用部(a2)が一致し、かつ折り刃
用カム作用部(22b)と折り刃用の2つのうちの一方のカ
ム作用部(b1)・カム作用部(b2)が一致して、折り胴(3)
が2/(3以上の奇数倍)回転する毎に、選択した一方
のくわえ胴(7A)あるいは(7b)側の針(1)と折り刃(2)が作
動するように構成され、 手回しカムにより前記3つの状態を設定することによ
り、折り丁を二方向同時に排紙でき、また重ねた折り丁
を2つのうちの一方の排紙ラインに選択的に排紙できる
ようにしたものである。
なお、手回しカムは、針用を折り胴の一方の側の針用の
固定・回転カムに、折り刃用を他方の側の折り刃用の固
定・回転カムにそれぞれ並設してもよいし、針用と折り
刃用を一体化し、一方の側に並設してもよい。
〔実 施 例〕
以下この発明を図示する一実施例に基づいて説明する。
第1図において、折り胴3、鋸胴5、くわえ胴7、ニッ
ピングローラ9は、それぞれ同径のはすば歯者10,1
1,12,13(同一の円で示してある)を有し、駆動
源はすば歯車14により同期して駆動される。
折り胴3の周長は折帖(切断された紙)長さの3倍、鋸
胴5の周長は折帖長さの2倍で折り胴3の直径は鋸胴5
の直径の1.5倍とされ、鋸胴5が1回転すると折り胴
3が2/3回転するように構成されている。
鋸胴5には2つの切断刃4を配設し1回転で2つの折帖
を出す。折り胴3には、針1および折り刃2をそれぞれ
3つ等間隔をおいて配設し、さらに針1と折り刃2とが
交互に位置するようにする。
くわえ胴は、排紙側において上下に折り刃配設間隔(12
0°)をおいて2つの配設するとともに、上段のくわえ
胴7A、下段のくわえ胴7Bと鋸胴5とが等間隔(120
°)をおくように配置する。
このような配置において、第1図に示すような状態にお
いて、2つのくわえ胴7A,7Bに位置する折り刃2を
共に突出させるとともに、この折り刃2に先行する2つ
の針1を引っ込めて、二方向に同時に排紙できるように
し、さらに折り胴3が2/3回転する毎に前述のような動
作がなされるようにする。
このような動作を達成するためには、第2図ないし第4
図に示すように、折り胴側部に設けられた針用固定カム
15A、針用回転カム16Aおよび折り刃用固定カム15
B、折り刃用回転カム16Bを使用して、針1および折
り刃2を出没させる。
針1は、切断刃4を受けるゴム17を有し第5図に示す
ように、回転自在に支持された作動軸18にアーム19
を介して多数配設され、ダンパー20およびスプリング
21により引込む方向に常に付勢されている。さらに、
作動軸18の端部には、固定カム15A、回転カム16
A、手回しカム22(後述する)に転接するカムフオロ
ア23A,24A,25Aがレバー26を介して接続さ
れ、カムの凸面で針1が飛び出し、凹部によって引き込
まれるようにされている。したがって、3つのカムの凹
部が全て一致した時のみ針1が引き折まれることにな
る。
次に、折り刃2は、第6図に示すように一枚の薄い刃
で、回転自在に支持された支持バー27の前面にボルトで
取付けられ、ダンパー28およびスプリング29により
飛び出す方向に付勢されている。さらに、支持バー27
の両端には、固定カム15B、回転カム16Bおよび手
回しカム22に転接するカムフオロア23B,24Bおよ
び25Bがレバー30を介して接続され、針1の場合と
は逆にカムの凸面で折り刃2を引き込み、凹部で飛び出
すようにしてある。したがって、3つのカムの凹部が全
て一致した時のみ折り刃2が飛び出すことになる。
固定カム15A,15Bは、第2図に示すように、装置
側板に対して固定され、第4図に示すように、針用固定
カム15Aには、第1図における排紙側の2本の針1に
対応した位置に凹部a1が形成されている。
折り刃用固定カム15Bにも、同様に2つの折り刃2に
対応した位置に凹部b1が形成されているが、針1とそ
のカムフオロア23Aの位置がほぼ一致しているが、折
り刃2とそのカムフオロア23Bの位置がずれているた
め(第3図参照)、その分ずれている。
次に、回転カム16A,16Bは、第4図に示すよう
に、ある許容範囲を有する凹部a2,b2が形成されて
おり、折り胴3が2/3回転する毎に、凹部a2およびb
2がそれぞれ凹部a1およびb1に一致して、2本の折
り刃2が突出しかつ2本の針1が引き込むように回転さ
せる。
このためには、折り胴3が2/3回転する間に、回転カム
16A,16Bを1回転させれば良く、言い換えれば折
り胴3よりも1.5倍速く回せば良い。したがって、第
1図ないし第2図に示すように、回転カム16A,16
Bに鋸胴の歯車11と同径の歯車31を設け、歯車11
と歯車31とを伝達歯車32,33で接続すればよい。
なお、第4図に示すカムの位置は、第1図の針1、折り
刃2の配置に対応した初期の設定位置であり、この位置
では固定カム15A,15Bと回転カム16A,16B
とは、凹部a1と凹部a2の中心が一致し、凹部b1と
凹部b2の中心が一致するように、取付けられる。折り
胴3が2/3回転する毎に、回転カム16A,16Bが1
回転し、凹部a1と凹部a2が、凹部b1と凹部b2が
一致することになる。
以上のような固定カム15と回転カム16を用いれば、
折り胴3の2/3回転毎に上下二方向に同時に排紙を行な
うことができる。
次に、このような二方向同時排紙に加えて、折り丁の重
ね折りを行なう場合には、第4図(ホ)に示すような手
回しカム22を用いれば良い。
この手回しカム22は、針用固定カム15Aの2つの凹
部a1と同時に一致し得る針用凹部22aと、折り刃用
固定カム15Bの2つの凹部b1と同時に一致し得る折
り刃用凹部22bが形成され、第4図(ホ)の状態で、
3つのカム15,16,22の凹部が全て一致し、2つ
の針1および折り刃2が同時に作動して二方向同時排紙
がなされる。
次に、重ね折りの場合には、第7図に示すように、折り
胴3の2/3回転毎に上段あるいは下段のくわえ胴7A,
7B位置に重ね折りがくるので、手回しカム22により
上段あるいは下段から折り丁を重ねて選択的に排紙でき
る。
すなわち、上段のくわえ胴7Aから排紙させたい場合に
は、手回しカム22を第4図(ホ)の状態から右へ90
°回転させて第4図(ヘ)の状態とすれば、折り胴3の
2/3回転毎に、上部側の凹部a1,a2と凹部22a、
上部側の凹部b1,b2と凹部22bが一致し、上部側
の針1と折り刃2のみが作動し、上部側のみから折り丁
を重ねて排紙できる。
左へ90°回転させて第4図(ト)の状態にすれば、前
述と同様に下部側の針1と折り刃2のみが作動し、下部
側のみから折り丁を重ねて排紙できる。
手回しカム22の回転は、第2図、第8図に示すよう
に、扇形歯車34、手回し歯車35、ハンドル36によ
り行なわれ、ハンドル36を二方向同時排紙の位置から
右あるいは左へ180°回転させることにより、手回し
カム22が右あるいは左へ90°回転して、上部あるい
は下部からの重ね折り排紙ができるようにされている。
さらに、手回しカム22の固定は、ハンドル36を固定ノ
ブ37で固定することにより行なわれる。
〔発明の効果〕
前述のとおりこの発明によれば、折り胴の周長を折帖
(切断された紙)長さの奇数倍(3,5,7)とし、 くわえ胴を2つ配設し、固定カムおよび回転カムにより
折り胴が2/奇数倍(3,5,7,……)回転する毎に2つの
くわえ胴に位置する2つの折り刃とこれに関連する2つ
の針が同時に作動するようにし、さらに手回しカムによ
り前記の状態および一方の折り刃および針を作動させ得
る状態を選択できるようにしたため、重ねた折り丁を2
つのうち一方の排紙ラインに選択的に排紙できるととも
に折り丁を二方向に同時に排紙できる。
前者においては、一方の排紙ラインにトラブルがあった
場合でも、他方で排紙を続行できる利点がある。
後者においては、二方向に同時に排紙でき、処理速度の
向上が望めるとともに異なる印刷物を別々に集めること
ができる。
また、手回しカムの回転操作で上下出しおよび二枚重ね
出しの上下選択の切換作業をきわめて短時間に簡単に行
える。
さらに、二枚重ねの場合にも折れ刃が必要ない位置で作
動しないので、折り障害がでにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る紙折機の胴および歯車の構成を
示す概略図、第2図,第3図は紙折機の折り胴を示す縦
断面図,横断面図、第4図(イ)ないし(ト)は種々の
カムの形状、位置関係を示す概略図、第5図(A)は針
の設けられるセグメントを示す正面図、第5図(B)は
針の作動機構を示す横断面図、第5図(C)は針のカム
機構を胴内部方向から見た概略図、第6図(A)は折り
刃の設けられるセグメントを示す正面図、第6図(B)
は折り刃の作動機構を示す横断面図、第6図(C)は折
り刃のカム機構を胴内部方向から見た概略図、第7図
(I)ないし(III)は、重ね折りの場合を順に示した
工程図、第8図は手回しカムを回転させる機構を示す概
略正面図、第9図は従来の一般の紙折機、第10図,第
11図は従来の重ね折り用紙折機である。 1……針、2……折り刃、3……折り胴、4……切断
刃、5……鋸胴、6……折り刃受け、7,7A,7B…
…くわえ胴、8……重ね胴、9……ニッピングローラ、
10,11,12,13……はすば歯車、14……駆動
源はすば歯車、15A,15B……固定カム、16A,
16B……回転カム、17……ゴム、18……作動軸、
19……アーム、20……ダンパー、21……スプリン
グ、22……手回しカム、23A,24A,25A……
カムフオロア、23B,24B,25B……カムフオロ
ア、26……レバー、27……支持バー、28……ダン
パー、29……スプリング、30……レバー、31……
歯車、32,33……伝達歯車、34……扇形歯車、3
5……手回し歯車、36……ハンドル、37……固定ノ
ブ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出没自在の針(1)と折り刃(2)が周方向に間
    隔をおいて交互に配置された折り胴(3)と、切断刃(4)を
    有する鋸胴(5)と、折り刃受け(6)を有するくわえ胴(7
    A),(7B)を備え、折り胴の針(1)で紙端部を引っかけて折
    り胴(3)の回りを回転させるとともに切断刃(4)により切
    断し、切断された折帖を折り胴の折り刃(2)によりくわ
    え胴の折り刃受け(6)へ折り込むように構成した紙折機
    であって、 折り胴(3)の周長を折帖の長さの3以上の奇数倍の周長
    にするとともに、折り胴(3)の針(1)と折り刃(2)の数を
    それぞれ前記3以上の奇数倍とし、 折り胴(3)の回転中心と2つのくわえ胴(7A),(7B)の回転
    中心とをそれぞれ結んだ線分のなす角が各折り刃(2)を
    折り胴(3)に配設した角度と一致するように、2つのく
    わえ胴(7A),(7B)を排紙側に配設し、 周部2カ所にカム作用部(b1)が前記くわえ胴配設角度を
    おいて形成された折り刃用円形固定カム(15B)を、カム
    作用部(b1)がそれぞれ2つのくわえ胴(7A),(7B)の折り
    胴側折り刃受け(6)に対応する位置に位置するように、
    折り胴(3)の側部において装置フレームに固定し、 周部2カ所にカム作用部(a1)が前記くわえ胴配設角度を
    おいて形成された針用円形固定カム(15A)を、カム作用
    部(a1)がそれぞれ前記折り胴側折り刃受け(6)内の折り
    刃(2)に対して先行して位置した2つの針(1)に対応する
    位置に位置するように、折り胴(3)の側部において装置
    フレームに固定し、 周部2カ所にカム作用部(a2)が前記くわえ胴配設角度を
    おいて形成された針用円形回転カム(16A)と、周部2カ
    所にカム作用部(b2)が前記くわえ胴配設角度をおいて形
    成された折り刃用円形回転カム(16B)とを、それぞれ折
    り胴(3)の側部に回転可能に設け、 針用円形固定カム(15A)の2つのカム作用部(a1)と同時
    に一致し得る針用カム作用部(22a)と、折り円形固定カ
    ム(15B)の2つのカム作用部(b1)と同時に一致し得る折
    り刃用カム作用部(22b)とが周部に形成された円形の手
    回しカム(22)を、折り胴(3)の側部に回転可能に設け、 折り胴(3)が2/(3以上の奇数倍)回転する時、針用
    円形回転カム(16A)と折り刃用円形回転カム(16B)が1回
    転するように、折り胴(3)と各回転カム(16A),(16B)とが
    連動回転可能に接続され、 折り胴(3)が2/(3以上の奇数倍)回転する毎に、手
    回しカム(22)の折り刃用カム作用部(22b)と折り刃用の
    2つのカム作用部(b1)・2つのカム作用部(b2)とが全て
    一致して、2つのくわえ胴(7A),(7B)の折り刃受けに対
    向する2つの折り刃(2)を共に突出させるとともに、針
    用カム作用部(22a)と針用の2つのカム作用部(a1)・2
    つのカム作用部(a2)とが全て一致して、前記2つの折り
    刃(2)に先行する2つの針(1)をそれぞれ引っ込め、 この2つの折り刃と2つの針が同時に作動する状態か
    ら、手回しカム(22)を正逆に回転位置決めすることによ
    り、針用カム作用部(22a)と針用の2つのうちの一方の
    カム作用部(a1)・カム作用部(a2)が一致し、かつ折り刃
    用カム作用部(22b)と折り刃用の2つのうちの一方のカ
    ム作用部(b1)・カム作用部(b2)が一致して、折り胴(3)
    が2/(3以上の奇数倍)回転する毎に、選択した一方
    のくわえ胴(7A)あるいは(7b)側の針(1)と折り刃(2)が作
    動するように構成されていることを特徴とする折り丁を
    重ねて選択的に排紙し得る紙折機。
JP60208137A 1985-09-20 1985-09-20 折り丁を重ねて選択的に排紙し得る紙折機 Expired - Lifetime JPH066460B2 (ja)

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