JPH0664607U - 内視鏡装置 - Google Patents
内視鏡装置Info
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- JPH0664607U JPH0664607U JP592693U JP592693U JPH0664607U JP H0664607 U JPH0664607 U JP H0664607U JP 592693 U JP592693 U JP 592693U JP 592693 U JP592693 U JP 592693U JP H0664607 U JPH0664607 U JP H0664607U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カバー無し内視鏡と同感覚で処置具を使用で
き、且つ狙撃性を損なうことの無い内視鏡カバー式の内
視鏡を提供すること。 【構成】 カバー96の挿入部カバー部99は、処置具
を挿入する処置具チャンネルの処置具挿入口134を有
し、この処置具挿入口134の配置は、カバー無し内視
鏡49とほぼ同じ位置に設けてある。この構成により、
カバー無し内視鏡と同感覚で処置具を使用でき、且つ狙
撃性を損なわ無いようにしている。
き、且つ狙撃性を損なうことの無い内視鏡カバー式の内
視鏡を提供すること。 【構成】 カバー96の挿入部カバー部99は、処置具
を挿入する処置具チャンネルの処置具挿入口134を有
し、この処置具挿入口134の配置は、カバー無し内視
鏡49とほぼ同じ位置に設けてある。この構成により、
カバー無し内視鏡と同感覚で処置具を使用でき、且つ狙
撃性を損なわ無いようにしている。
Description
【0001】
本考案は、カバーを装着して汚染防止が可能なカバー用内視鏡と、カバー無し 内視鏡とを有し、被検体の観察及び被検体への処置を可能としている内視鏡装置 に関する。
【0002】
内視鏡検査には、検査前に十分な洗浄消毒をした清潔な内視鏡を使用する必要 がある。
【0003】 内視鏡は患者の体腔内で使用した後、その内視鏡を洗浄・消毒するが、この洗 浄・消毒は非常に時間がかかる。そこで、近年、内視鏡検査をする際に、従来の 操り返し使用型の内視鏡(カバー無し内視鏡)に替えて、使い捨て型の内視鏡カ バー方式の内視鏡が提案されている。
【0004】 内視鏡カバー方式の内視鏡は、内視鏡挿入部等の外周を覆う内視鏡カバーと、 内視鏡カバーに挿入するカバー用内視鏡との組み合わせからなるものである。内 視鏡カバー方式の内視鏡としては、例えば特公平2−54734号公報、USP 3,162,190号公報に記載されているものがある。
【0005】 前記内視鏡カバーを装着するカバー用内視鏡には、一般的に、撮像系あるいは 観察光学系と、ライトガイドファイバとが挿入部に備えられている。
【0006】 ここで、処置具チャンネル、及び送気・送水管等は、体液等で汚れる虞れがあ り、また細長いので洗浄・消毒がしにくい。そこで、前記内視鏡カバーには、処 置具チャンネル、送気・送水管等の両端開放管が備えられている。
【0007】 前記内視鏡カバー用内視鏡は、その挿入部を事前に洗浄・消毒をしておく。そ して、前記内視鏡カバーで前記内視鏡の挿入部等を覆ったまま、患者の体腔内に 内視鏡を挿入して、使用後は内視鏡カバーは取り外して廃棄してしまう。このよ うに、内視鏡カバーを患者ごとに使い捨てすることにより、内視鏡は洗浄・消毒 の必要がなくなり、非常に簡便となる。そして、前記内視鏡は再洗浄・再消毒無 しに、連続的に使用できる。
【0008】 また、従来のカバー用内視鏡としては、USP4,646,722号公報及び USP5,050,585号公報に示されているものがある。これらのカバー用 内視鏡には、チャンネルを位置決めする位置決め部を有しており、カバー用内視 鏡と挿入部カバー部とは互いに固定されていた。
【0009】 さらに、前記USP5,050,585号公報に示されるように、鉗子挿入口 は設けられているが、この鉗子挿入口の操作部に対する開口方向や位置等が明示 されていなかった。
【0010】
内視鏡の操作部は、きき手でない左手で把握するのが一般的である。従って、 処置具を鉗子挿入口から挿入する場合、きき手の右手で行うこととなる。従来か ら用いられているカバー無し内視鏡では、右手で処置具を操作し易いように、鉗 子挿入口は操作部の略UP(上)方向の右側に開口している。
【0011】 しかし、カバー用視鏡の場合、鉗子挿入口の位置が統一的に規定されていない ため、操作部においてDown(下)方向に開口しているものがある。この様な 構成では、処置具の挿入性が非常に悪くなってしまう。また、内視鏡挿入部を覆 う挿入部カバー部に鉗子挿入口が設けられている構成のものでも、操作部におい てDown側の左に設けられている場合、同様に挿入性が悪くなってしまう。
【0012】 そして、挿入性が悪いと左手をひねって鉗子挿入口を挿入し易い方に向けよう としてしまうため、同時に先端部までねじられてしまう。先端部が動いてしまう と、視野がずれて病変部を見失ってしまったり、あるいは狙撃性が損なわれたり してしまう。
【0013】 また、従来、カバー無し内視鏡を使い慣れた術者は、前記カバー用内視鏡を使 い難く感じてしまい、検査に集中できなくなってしまう。
【0014】 さらに、カバー無し内視鏡とカバー用内視鏡を併用しようとするとき、操作性 が異なると、内視鏡検査を円滑に行うことができなくなる虞がある。
【0015】 本考案は前記事情にかんがみてなされたもので、カバー無し内視鏡と同感覚で 処置具を使用でき、且つ狙撃性を損なうことの無い内視鏡装置を提供することを 目的としている。
【0016】
本考案では、カバーを装着し外表面を被覆して使用されるカバー用内視鏡と、 前記カバーを装着せず、そのまま使用するカバー無し内視鏡とからなる内視鏡装 置であって、前記カバーは前記カバー用内視鏡の挿入部をカバーすると共に、処 置具を挿入する処置具チャンネルが設けられた挿入部カバー部を含み、前記処置 具チャンネルに連通し、且つ前記処置具が挿入される処置具挿入口は、前記カバ ー無し内視鏡とほぼ同じ配置となるように前記挿入部カバー部に設けてある。
【0017】 前記構成により、カバー用内視鏡も、カバー無し内視鏡と同感覚で処置具を使 用でき、且つ狙撃性を損なわ無いようにしている。
【0018】
図を参照して本考案の実施例について、以下に説明する。 図1ないし図11は本考案の第1実施例に係り、図1はカバー用内視鏡を接続 した内視鏡装置の全体的な外観図、図2はカバー式内視鏡の先端側の側断面図、 図3はカバー用内視鏡の先端側の斜視図、図4は挿入部カバー部の先端側の斜視 図、図5はカバー無し内視鏡を接続した内視鏡装置の構成及び外観図、図6はカ バー用内視鏡の外観図、図7は操作部カバー部の構成図、図8はユニバーサルコ ードカバー部の構成図、図9は処置具挿入口の取り付け位置に関する説明図、図 10はカバー保持具の斜視図、図11は別の構成に係るカバー保持具の斜視図で ある。
【0019】 図1に示す内視鏡装置94は、チャンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡(以 下、カバー式内視鏡と略す)95及び、後述のカバー無し内視鏡を着脱自在に接 続可能な装置である。
【0020】 前記カバー式内視鏡95は、チャンネル付き内視鏡カバー(以下、カバーと略 す)96と、チャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡(以下、カバー用内視鏡と略 す)97との組み合わせからなっている。前記カバー内視鏡95は、電子式のも のである。
【0021】 また、前記カバー96は、カバー用内視鏡97の挿入部等を覆い、検査後にお ける内視鏡の洗浄・消毒を不要とするものである。
【0022】 前記内視鏡装置94は、前記カバー式内視鏡95と、このカバー式内視鏡95 が接続される各種周辺機器等を内設したカート5と、前記カバー式内視鏡95を 保持するカバー保持具98とを有している。
【0023】 図1に示す周辺機器が収納されているカート5には、例えば光源装置7、ビテ オプロセッサ8、流体制御装置9、チヤンネル付き内視鏡カバー拡張器(以下、 拡張器と略す)10が収納されている。また、前記カート5の天板には、モニタ 11が載置されている。
【0024】 前記光源装置7は、前記カバー式内視鏡95のカバー用内視鏡97に、照明光 を供給するものである。また、ビテオプロセッサ8は、電子式のカバー用内視鏡 97に接続され、同内視鏡からの電気信号を標準的な映像信号に変換して、前記 モニタ11に出力するものである。前記モニタ11は、前記映像信号を受けて、 内視鏡画像を表示するものである。
【0025】 また、前記流体制御装置9は、前記カバー96内に設けられた後述する管路を 介して、送気・送水等を行うものである。このため、前記流体制御装置9には、 送水源、及び図示しない送気源等が設けられており、送気源及び送水源に接続さ れた管路は電磁弁により開閉制御されるようになっている。
【0026】 また、前記拡張器10は、カバー96に空気を送り込み、カバー96を拡張す るためのものである。この拡張によりカバー96は、カバー用内視鏡97の装着 あるいは抜去を容易としている。
【0027】 前記カバー用内視鏡97には、図6に示すように、操作部12と、この操作部 12の側部から延出するユニバーサルコード13と、前記操作部12に連結する 挿入部14Bとから構成されている。前記カバー用内視鏡97の挿入部14Bは 、図6に示すように、操作部12基端側から先端に向かって、順に、可撓管部1 5Bと、湾曲可能な湾曲部16Bと、硬質の先端部17Bとから構成されている 。
【0028】 前記カバー用内視鏡97の挿入部14Bは、細径で、断面形状がD字状に形成 されている。また、前記カバー用内視鏡97の先端部17Bには、図3に示すよ うに、照明光学系41a,41bと、対物光学系42とが配置されている。
【0029】 前記照明光学系41a,41bの後端には、図示しないライトガイドファイバ の出射端が配置され、このライトガイドファイバは、前記挿入部14B、操作部 12、及びユニバーサルコード13内を挿通されている。
【0030】 前記ユニバーサルコード13にはその端部にコネクタ19が設けられ、このコ ネクタ19は、前記光源装置7に着脱自在に接続されるようになっている。そし て、前記光源装置7から照明光が、前記ライトガイドファイバの入射端に供給さ れるようになっている。
【0031】 図2に示すように、前記対物光学系42の後端には、入射する光学像を電気信 号に変換する固体像撮像素子20が配置されている。この固体撮像素子20から 出力された電気信号は、図1に示す前記コネクタ19の側部から延出する信号コ ード21等を介して、前記ビデオプロセッサ8に入力するようになっている。
【0032】 図6に示すように、前記操作部12の基端側は把持部12aとなっており、そ の把持部12a上方に連結した操作部本体12bには、アングルノブ45、送気 送水制御スイッチ46、吸引制御スイッチ47、写真撮影用等の機能スイッチ4 8が設けられている。
【0033】 前記アングルノブ45は、操作部本体12bに対して着脱自在に設けられてい る。そして、前記操作部12は、後述するカバー無し内視鏡と同じ操作感覚が得 られるように構成されている。
【0034】 図1に示すように、前記カバー用内視鏡97を被覆するカバー96は、挿入部 カバー部99、操作部カバー部23、及びユニバーサルコードカバー部24によ って構成されている。前記カバー96の挿入部カバー部99は、前記カバー用内 視鏡97の挿入部14Bを覆うものである。また、前記カバー96の操作部カバ ー部23は、前記カバー用内視鏡97の操作部12、及び後述する三つの管路を 覆うものである。さらに、前記カバー96のユニバーサルコードカバー部24は 、前記カバー用内視鏡97のユニバーサルコード13、及び後述する三つの管路 を覆うものである。そして、前記カバー用内視鏡97は、前記カバー96の全て を装着し、水密に覆われた状態で検査に用いられる。
【0035】 図2には、カバー用内視鏡97に、カバー96の挿入部カバー部99を挿入し た状態の側断面図を示してある。
【0036】 前記挿入部カバー部99は、カバー用内視鏡97の挿入部14Bを外部環境か ら隔離するためのものである。この挿入部カバー部99は細長に形成されており 、手元側の内視鏡操作部固定用口体部(以下、口体部と略す)99a及び先端部 99bは、硬質の材料、例えば樹脂で形成されている。また、前記挿入部カバー 部99の口体部99aと、先端部99bとの間は、可撓性のある材料で形成され た挿入部カバー外皮99cにより覆われている。前記挿入部カバー外皮99cは 、約0.1mm〜1mm位の肉厚で成形されている。
【0037】 さらに、前記挿入部カバー部99は、その内部に、挿入部14Bが挿通可能な 内視鏡挿入チャンネル100と、送気管26と、送水管27と、吸引管28とを 形成している。
【0038】 前記内視鏡挿入チャンネル100の基端部側は、口体部99aにおいて、挿入 部14B挿入用の開口部25aが形成されている。前記内視鏡挿入チャンネル1 00の開口部101は、内視鏡挿入部14Bが嵌合するようになっている。さら に、前記内視鏡挿入チャンネル100は、前記先端部99bにおいて閉塞してお り、カバー用内視鏡97の挿入部14Bは外部環境から、気密に隅離されるよう になっている。
【0039】 また、前記挿入部カバー部99は、図2に示すように、内視鏡操作部12の嵌 合凹部12eを外嵌する嵌合凸部99eを外周に形成している。
【0040】 前記挿入部カバー部99の先端部99bには、内視鏡挿入チャンネル100の 先端において、図4に示すように、内視鏡の窓41a,41b、及び窓42に対 向する透明な窓32Bが設けられている。この窓32Bは、前記カバー用内視鏡 97の前記照明光学系41a,41b、及び対物光学系42より広く形成されて いる。
【0041】 また、前記挿入部カバー部99の先端部99bには、前記窓32Bに向かって 開口した送気・送水ノズル30Bと、開口31Bとが設けられている。前記送気 ・送水ノズル30Bは、送気管26の開口111と送水管27の開口112とを 共通に連通・接続している。また、前記開口31Bは吸引管28に連通・接続し ている。
【0042】 また、送気管26、送水管27、及び吸引管28は、前記口体部99aから、 さらに手元側に向けて延出しており、その端部はそれぞれ開口している。図1に 示すように、送気管26は、前記流体制御装置9の図示しない送気源に連通・接 続されるようになっている。また、前記送水管27は、送水源である送水タンク 33を介して、前記送気源に連通・接続されるようになっている。さらに、前記 吸引管28は、図示しない吸引ビン及び図示しない吸引源に連通・接続されるよ うになっている。
【0043】 前記口体部99aには、その側部に、図2に示すように、処置具挿入口34、 及び拡張チューブ口体35を突出している。前記拡張チューブ口体35は、内部 管路が、前記内視鏡挿入チャンネル100に連通している。前記拡張チューブ口 体35には、前記拡張器10に接続された拡張チューブ36が、着脱自在に接続 されるようになっている。
【0044】 前記処置具挿入口34は、挿入部カバー部99の軸方向後方に突出している。 処置具挿入口34の内部管路は、突端で開口していると共に、他端で前記吸引管 路28に連通している。すなわち、前記吸引管路28は、その先端側で、処置具 チャンネルの管路も兼用している。
【0045】 また、前記口体部99aの側部外周には、挿入部カバー部99を保持する際、 図1に示すカバー保持具98のアーム98aに、嵌合する保持溝99dが形成さ れている。
【0046】 次に前記カバー99のうち、操作部カバー部23及びユニバーサルコードカバ ー部24は以下のように構成されている。図7に示す操作部カバー部23は、肉 厚約0.1mm〜2mmの軟性の樹脂をシート状にして形成したものである。
【0047】 前記操作部カバー部23は、操作部12を覆うカバー本体23aと、ユニバー サルコード13の接続端を覆うコード接続部カバー23bと、スイッチ48等を 含む操作部12の頭部を覆うスイッチ部カバー23cとから構成されている。
【0048】 前記カバー本体23aは、その中央には、アングルノブ45が接続されるアン グル軸挿通口23dが形成されている。また、カバー本体23は、挿入部カバー の口体部22a側の端部にて、接続端23eを有している。
【0049】 前記操作部カバー部23の縁には、装着作業性を簡便にするため、粘着部23 fが設けられている。
【0050】 図8に示す前記ユニバーサルコードカバー部24は、細長いシート状で肉厚約 0.1mm〜2mm程度の軟性の樹脂で形成されている。同カバー24の長さは 、露出部分がないように、ユニバーサルコード13より若干長めに形成されてい る。
【0051】 一方、カバー無し内視鏡の内視鏡装置は、以下のように構成される。図5には カバー無し内視鏡を接続した状態での内視鏡装置37の構成を示してある。
【0052】 図5に示すカバー無し内視鏡49は、操作部50と挿入部51と、ユニバーサ ルコード52とを有している。前記操作部50には把持部50aが設けられ、そ の把持部50a上方に連結された操作部本体50bには、アングルノブ53、送 気送水吸引制御スイッチ54、及び写真撮影用等の機能スイッチ55が設けられ ている。
【0053】 前記カバー無し内視鏡49は、図示しない処置具チャンネルを挿通し、このチ ャンネルに連通する処置具挿入口151を、操作部50の基端側に突設している 。
【0054】 前記挿入部51を基端側に連結した操作部50は、その側部に、前記ユニバー サルコード52を延出している。前記挿入部51は、操作部50基端側から先端 に向かって順に、可撓管部56、湾曲部57、及び先端部58から構成されてい る。
【0055】 また、ユニバーサルコード52の端部にはコネクタ59が設けられている。こ のコネクタ59は前記光源装置60に着脱自在に接続されると共に、その側部か ら延出するケーブル61を介して、ビデオプロセッサ(V.P)62に接続され ている。また、前記コネクタ59には、カバー無し内視鏡49内の図示しない管 路と、流体制御装置63とを連通させる接続管64が接続されている。
【0056】 前記ビデオプロセッサ63には、モニタ65が電気的に接続されている。前記 モニタ65は、内視鏡先端部58内部に設けられた図しない撮像素子で得られた 画像を、映し出すようになっている。
【0057】 尚、前記図示例では、カバー用内視鏡装置とカバー無し内視鏡装置とは、別構 成のものとして示したが、それに限定されるものではなく、周辺装置は共通のも のを使用するようにしても良い。例えば前記カバー用内視鏡装置1には、光源装 置7、ビデオプロセッサ8、流体制御装置9等が設けられているが、カバー無し 内視鏡49を同装置1に着脱自在に接続することも可能である。つまり、カバー 用内視鏡とカバー無し内視鏡とで、周辺装置のすべてを共通のものとするように 構成することが可能である。
【0058】 あるいは、カバー用内視鏡とカバー無し内視鏡とで、これら周辺装置のうちの 一部を共通に使用可能としても良い。
【0059】 次に、前記カバー用内視鏡97の処置具挿入口134と、挿入部カバー部99 の処置具挿入口151との構成上の類似性について述べる。
【0060】 図9は、内視鏡挿入部14に挿入部カバー部99を装着した状態を示してある 。挿入部カバー部99、及び操作部カバー23をカバー用内視鏡97に装着した とき、処置具挿入口134は、カバー無し内視鏡49の処置具挿入口151とほ ぼ同じ配置となっている。すなわち、前記口体部99aに設けられた処置具挿入 口134の軸方向となす角度φ3、操作部12の外周上の取付位置つまり取付角 度φ4、及び把持部12aに対する高さ等が、ほぼ同じ位置に設けられている。
【0061】 前記カバー無し内視鏡49において、操作部50の処置具挿入口151では、 挿入部51の軸方向に対してφ1(例えば約45)度、また外周上の取付角度φ2 度方向に開口している(図5(a),(b)参照)。前記取付角度φ2は、図5 (b)に示すように、湾曲動作のUP(図中上)方向に対して、右回りに例えば 約30度である。つまり、UP方向の右側に、処置具挿入口151が配置されて いる。この様に構成することで、生検鉗子等の処置具を右手にて操作でき、挿入 し易くしている。
【0062】 前記カバー用内視鏡97の挿入部を挿入部カバー部99に装着した際、口体部 99aに設けられた処置具挿入口134が挿入部14Bとの軸方向となす角度φ 3も、例えば45度としている。また、操作部12にあって、UP方向に対して 右側にφ4(例えば約30)度方向となるように開口を設けてある。(図9(a ),(b)参照)。
【0063】 尚、挿入部軸方向に対する角度φ1,φ3は、45度に限らず、5度〜85度の 間では、操作感覚に大きな影響はない。また、UP方向に対する角度φ2,φ4も 、−45度〜90度の間であれば、同様の操作感覚が得られる。
【0064】 また、処置具挿入口134の高さ方向の位置も、カバー無し内視鏡49と同様 に、把持部12aの真下に開口しており、処置具を挿通する際のホールド性を確 保している。
【0065】 図10に示す前記カバー保持具98は、前記カバー96の着脱作業を省力化す ると共に、付着した汚物を周りに散らさないよう配置したものである。
【0066】 前記カバー保持具98は、カバー用内視鏡97に挿入部カバー部99を装着す る際、先端が二股に分かれたアーム98aにより、挿入部カバー部99の保持溝 99dを保持するようになっている。これにより、カバー96を手で触ることが なく内視鏡97を保持でき、衛生的である。また、操作が容易となる。
【0067】 前記カバー保持具98は、台98bと、この台99bに垂直かつ回転自在に取 り付けられた支柱98cと、前記支柱98cに取り付けられたアーム部98aと を有している。前記アーム部98aは、前記挿入部カバーの口体部99aを保持 するように、一端が二股に分かれている。また、前記アーム部98の他端には、 カバー用内視鏡97のハンガー98dが設けられている。さらに、前記台98b 上には受け箱98eが着脱自在に設けられており、容易にごみ捨てが可能となっ ている。
【0068】 前記受け箱98eは、使用済みのカバー用内視鏡97をカバー用保持具98に 取り付けた際、内視鏡の先端部を受けるようになっている。
【0069】 尚、ハンガー98dは支柱98cを回転させても、受け箱98eの下部に位置 しないよう、アーム部98aの柄の長さが長めに構成されている。
【0070】 前記カバー用内視鏡97へのカバー類の装着は、以下のようになる。
【0071】 装着作業は、清潔域担当者Aと汚染域担当者Bの2人の共同作業となる。まず 、作業者Bが支柱98cを回転させ、アーム部98aを受け箱98eの上方の位 置よりずらす。
【0072】 次に、作業者Aは滅菌済みのグローブを装着し、挿入部カバー部99を図示し ないパッケージから取り出し、アーム部98aの二股に、保持溝99dを係合さ せることで、挿入部カバー部99を保持具98に保持させる。次に、作業者Bは 拡張チューブ36を拡張チューブ口体35に接続し、内視鏡挿入チャンネル10 0を拡張させる。この状態で、作業者Bはカバー用内視鏡97の挿入部14Bを 開口部101より挿入し、挿入部カバー部99に操作部12を装着する。
【0073】 さらに、作業者Bは、口体部99aより延出している送気管路26、送水管路 27、及び吸引管路28をユニバーサルコード13に沿わせて保持する。その状 態で、作業者Aは、アングルノブ45を外した状態で、ノブの中心となる軸に、 操作部カバー部23のアングル軸挿通口23dを合わせた後、操作部カバー部2 3を装着する。このとき、挿入部カバー部99の口体部99aに、接続端23e を巻き付けて粘着部23fで固定する。
【0074】 次に、操作部カバー23により把持部12aを巻いて覆い、さらにスイッチカ バー部23c、及びコード接続カバー部23bを巻いて、粘着部23fを用いて 操作部12に固定する。
【0075】 さらに、作業者Aは、前記軸にアングルノ45を取り付ける。その後、ユニバ ーサルコードカバー部24をコード接続部カバー23bに位置合わせした後、前 記管路26,27,28と合わせて、ユニバーサルコード13に巻いて、コネク タ19まで覆いテープで固定する。
【0076】 次に、作業者Bは送気管路26、送水管路27、及び吸引管路28を流体制御 装置9に接続する。これにより、内視鏡カバーの装着作業が完成する。
【0077】 次に、カバー類を取り外す作業について説明する。 検査が終了したら次のようにしてカバー類を外す。先ず、作業者はカバー保持 具98のアーム部98aを受け箱98eの上部まで移動させる。次に、ケーブル 21をコネクタ19から取り外し、さらに、流体制御装置9から送気管路26、 送水管路27、及び吸引管路28を取り外す。さらに、光源装置7からコネクタ 19を抜き、アーム部98aに保持溝99dを係合させる。拡張チューブ36を 拡張チューブ口体35に取り付ける。次に、ユニバーサルコードカバー部24を 取り外し、アングルノブ45を操作部本体12bから取り外す。
【0078】 その後、操作部カバー部23を剥した後、カバー用内視鏡97の挿入部14B を挿入部カバー部99から抜去する。抜去したカバー用内視鏡97をハンガー9 8dに掛ける。挿入部カバー部99をアーム部98aより取り外し、受け箱98 eに捨てる。以上によりカバーの取り外し作業は完了する。受け箱98eをアー ム部98aの二股の直下に設けたことで、汚染されたカバー類を受け箱98eま で持ち連ぶ必要がなく、汚染原である汚物を周囲にまき散らすことがない。すな わち、衛生的である。
【0079】 カバー保持具は、図11に示すように構成しても良い。
【0080】 図11に示すカバー保持具121は、周りに汚物をまき散らさないよう構成さ れていると共に、作業者の白衣等の作業着にも汚物が付着しないよう工夫された ものである。
【0081】 図11に示す収納箱122は、伸縮自在な伸縮カバー123を有している。前 記伸縮カバー123は二重構造となっており、例えば市販の袋124と外側のフ レーム部125とよりなる。その他の構成、図10に示すカバー用保持具と同様 で、同じ符号を付して説明を省略する。
【0082】 前記カバー保持具121を用いて、カバー96を外す作業を以下に述べる。尚 、カバーの装着の手順は、前記と同様なので説明は省略する。
【0083】 検査が終了したら、先ず作業者はカバー保持具121のアーム部98aを収納 箱122を上部まで伸ばし、アーム部98aの二股にカバーの保持溝99dを係 合させる。そして、伸縮カバー123を口体部99aの近くまで引き上げる。次 に、ケーブル21をコネクタ19から取り外す。さらに、流体制御装置9から送 気管路26、送水管路27、及び吸引管路28を取り外す。さらに、光源装置7 からコネクタ19を抜き、拡張チューブ36を拡張し、拡張チューブ口体35に 取り付ける。
【0084】 次に、ユニバーサルコードカバー部24を取り外し、収納箱122内に捨てる 。アングルノブ45を操作部本体12bから取り外し、操作部カバー部23等を 剥し、これらを収納箱122内に捨てる。
【0085】 前記カバー用内視鏡97の挿入部14Bは、拡張された挿入部カバー部99か ら抜去する。抜去したカバー用内視鏡97をハンガー98dに掛ける。さらに、 挿入部カバー部99をアーム部98aより取り外し、収納箱122内に捨てる。 これによりカバーの取り外し作業は完了する。
【0086】 前記収納箱122をアーム部98aの直下に設け、且つ伸縮カバー123を設 けたことで、挿入部カバー部99を包囲し、カバーを外す作業中に作業着を汚す ことがなくなる。従って、周囲に汚物をまき散らすことがなくなるだけでなく、 作業着が感染媒体となることがだけでなく、作業着が感染媒体となることがなく 、衛生的にカバーの廃棄が可能となる。
【0087】 本実施例では、カバー無し内視鏡の処置具挿入口とカバー用内視鏡の処置具挿 入口の配置を同様に構成したこで、術者は操作時に違和感を感じず、しかも処置 具の際、左手をひねって処置具挿入口をUP側、特に右手側にもって来ることが なくなり、狙った病変を見失ったり、先端部が動いて体腔壁を傷付けたりするこ とを防止できる。
【0088】 図12ないし図14は本考案の第2実施例に係り、図12は挿入部カバー部の 先端側構成図、図13はカバー式内視鏡の動作説明図、図14はカバー式内視鏡 の狙撃性に関する説明図である。
【0089】 図12(a)には、側視用の挿入部カバー部120の先端部121を示してあ る。図12(b)は、図12(a)のB−B先断面図である。
【0090】 図12(a)に示す挿入部カバー部120及び先端部121は、軟性の樹脂で 構成されている。前記先端部121には、あらかじめ曲り癖を付けるため弾性部 材を配置してある。
【0091】 前記先端部121は、その先端近傍において、その外周面に、透明の樹脂ある いはガラスで構成された窓122を設けてある。前記窓122は、肉厚0.3〜 2mm程度の肉厚を有し、カバー部の挿入部軸方向、及び周方向に非常に広い範 囲で形成している。
【0092】 また、前記挿入部カバー部120の軸方向には、内視鏡挿通チャンネル123 を挿通してある。この内視鏡挿通チャンネル123は、後述するカバー用内視鏡 が挿入されるようになっている。
【0093】 図13(a),(b)は断面図であり、挿入部カバー部120の内視鏡挿通チ ャンネル123に内視鏡挿入部124を挿入した状態を示してある。ここで用い るカバー用内視鏡は、その挿入部124の軸方向に対し、略直角方向に視野方向 を有する観察光学系125を有し、観察光学系125の後方には撮像素子126 を配置してある。つまり、本実施例に示すカバー用内視鏡は、側視型のものであ る。
【0094】 前記挿入部カバー部120には、鉗子チャンネルを兼ねた吸引管路127が軸 方向に配置されている。前記吸引管路127の下方には、曲り癖が付いた板バネ 129が設けられている。前記挿入部カバー120の基端部に設けられた内視鏡 操作部固定用口体部は、第1実施例と共通なので説明を省略する。
【0095】 ここで、前記カバー式内視鏡の起上機構について説明する。 前記挿入部カバー部120を内視鏡操作部側に引き込むと、図13(b)に示 すように、内視鏡挿入部124が、内視鏡挿通チャンネル123の先端近傍まで 挿入される。このとき、挿入部カバー部120は、板バネ129の反力に抗して 直線状となる。前記挿入部カバー部120を内視鏡操作部から離す方向に移動さ せると、先端部121はフリーとなる。このため、図13(a)に示すように、 挿入部カバー部120は、板バネ129の曲り癖により湾曲する。これにより吸 引チャンネル127は起上されカニュレーション等が可能となる。
【0096】 従来、ディスポシース用の起上機構は、USP4,646,722号公報に示 されるように、シースに固定されたチャンネルを無理に、内視鏡側に設けられた 起上台で押し上げていた。このため、起上台を引張するワイヤが伸びてしまい所 定の起上角が得られなくなったり、ワイヤが切れてしまうことが多々あった。
【0097】 これに対して、本実施例ではワイヤを用いず、挿入部カバー部の進退で起上が かかるので、内視鏡が故障することなく、所定の角度(挿入部の軸に対し0゜〜 90゜程度)で安全に起上させことができる。
【0098】 さらに、本実施例では、図14に示すように、カニュレーションの際パピラ( 十二指腸乳頭)130が斜めに開口している場合、従来のものでは垂直に起上し ていたためカニューラ128の進行方向が合わず、胆管あるいは膵管に挿入され にくい場合があった。これに対して、本実施例では、挿入部カバー部120を回 転させることにより、側方に起上させることも可能でカニュレーションの狙撃性 を向上させることができる。
【0099】 尚、前記各実施例では、電子式の内視鏡を例に説明したが、これに限定される ものではなく、例えば光学式ファイバー内視鏡や超音波内視鏡でもよい。
【0100】
本考案によれば、カバー無し内視鏡と同感覚で処置具を使用でき、且つ狙撃性 を損なうことの無いという効果がある。
【提出日】平成5年6月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【0003】 内視鏡は患者の体腔内で使用した後、その内視鏡を洗浄・消毒するが、この洗 浄・消毒は非常に時間がかかる。そこで、近年、内視鏡検査をする際に、従来の繰り返し 使用型の内視鏡(カバー無し内視鏡)に替えて、使い捨て型の内視鏡カ バー方式の内視鏡が提案されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【0031】 図2に示すように、前記対物光学系42の後端には、入射する光学像を電気信 号に変換する固体撮像素子20が配置されている。この固体撮像素子20から出 力された電気信号は、図1に示す前記コネクタ19の側部から延出する信号コー ド21等を介して、前記ビデオプロセッサ8に入力するようになっている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【0038】 前記内視鏡挿入チャンネル100の基端部側は、口体部99aにおいて、挿入 部14B挿入用の開口部25aが形成されている。前記内視鏡挿入チャンネル1 00の開口部101は、内視鏡挿入部14Bが嵌合するようになっている。さら に、前記内視鏡挿入チャンネル100は、前記先端部99bにおいて閉塞してお り、カバー用内視鏡97の挿入部14Bは外部環境から、気密に隔離されるよう になっている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【0043】 前記口体部99aには、その側部に、図2に示すように、処置具挿入口134 、及び拡張チューブ口体35を突出している。前記拡張チューブ口体35は、内 部管路が、前記内視鏡挿入チャンネル100に連通している。前記拡張チューブ 口体35には、前記拡張器10に接続された拡張チューブ36が、着脱自在に接 続されるようになっている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】 前記処置具挿入口134は、挿入部カバー部99の軸方向後方に突出している 。処置具挿入口134の内部管路は、突端で開口していると共に、他端で前記吸 引管路28に連通している。すなわち、前記吸引管路28は、その先端側で、処 置具チャンネルの管路も兼用している。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【0056】 前記ビデオプロセッサ63には、モニタ65が電気的に接続されている。前記 モニタ65は、内視鏡先端部58内部に設けられた図示しない撮像素子で得られ た画像を、映し出すようになっている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【0067】 前記カバー保持具98は、台98bと、この台98bに垂直かつ回転自在に取 り付けられた支柱98cと、前記支柱98cに取り付けられたアーム部98aと を有している。前記アーム部98aは、前記挿入部カバーの口体部99aを保持 するように、一端が二股に分かれている。また、前記アーム部98の他端には、 カバー用内視鏡97のハンガー98dが設けられている。さらに、前記台98b 上には受け箱98eが着脱自在に設けられており、容易にごみ捨てが可能となっ ている。
【図1】図1ないし図11は本考案の第1実施例に係
り、図1はカバー用内視鏡を接続した内視鏡装置の全体
的な外観図。
り、図1はカバー用内視鏡を接続した内視鏡装置の全体
的な外観図。
【図2】図2はカバー式内視鏡の先端側の側断面図。
【図3】図3はカバー用内視鏡の先端側の斜視図。
【図4】図4は挿入部カバー部の先端側の斜視図。
【図5】図5はカバー無し内視鏡を接続した内視鏡装置
の構成及び外観図。
の構成及び外観図。
【図6】図6はカバー用内視鏡の外観図。
【図7】図7は操作部カバー部の構成図。
【図8】図8はユニバーサルコードカバー部の構成図。
【図9】図9は処置具挿入口の取り付け位置に関する説
明図。
明図。
【図10】図10はカバー保持具の斜視図。
【図11】図11は別の構成に係るカバー保持具の斜視
図。
図。
【図12】図12ないし図14は本考案の第2実施例に
係り、図12は挿入部カバー部の先端側構成図。
係り、図12は挿入部カバー部の先端側構成図。
【図13】図13はカバー式内視鏡の動作説明図。
【図14】図14はカバー式内視鏡の狙撃性に関する説
明図。
明図。
94…内視鏡装置 96…カバー 97…カバー用内視鏡 134…処置具挿入口 49…カバー無し内視鏡 151…処置具挿入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 秀雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 飯田 善洋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 田代 芳夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 瑞田 修 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 石井 広 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 チャンネル付き内視鏡カバー(以下、カ
バーと略記する)を装着し、外表面を被覆して使用され
るチャンネル付き内視鏡カバー用内視鏡(以下、カバー
用内視鏡と略記する)と、前記カバーを装着せず、その
まま使用するカバー無し内視鏡とからなる内視鏡装置で
あって、 前記カバーは、前記カバー用内視鏡の挿入部をカバーす
ると共に、処置具を挿入する処置具チャンネルが設けら
れた挿入部カバー部を含み、 前記処置具チャンネルに連通し、且つ前記処置具が挿入
される処置具挿入口は、前記カバー無し内視鏡とほぼ同
じ配置となるように前記挿入部カバー部に設けてあるこ
とを特徴とする内視鏡装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP592693U JPH0664607U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 内視鏡装置 |
US08/037,283 US5575752A (en) | 1993-02-19 | 1993-03-26 | Endoscope system, cover type endoscope unit, channeled cover type endoscope unit, holding tool in endoscope system, and housing member of cover type endoscope unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP592693U JPH0664607U (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | 内視鏡装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0664607U true JPH0664607U (ja) | 1994-09-13 |
Family
ID=11624503
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP592693U Withdrawn JPH0664607U (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-22 | 内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0664607U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006341088A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-12-21 | Ethicon Endo Surgery Inc | 内視鏡用の改良型シース |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP592693U patent/JPH0664607U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006341088A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-12-21 | Ethicon Endo Surgery Inc | 内視鏡用の改良型シース |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19970508 |