JPH0658907U - 内視鏡カバー方式の内視鏡 - Google Patents

内視鏡カバー方式の内視鏡

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JPH0658907U
JPH0658907U JP227093U JP227093U JPH0658907U JP H0658907 U JPH0658907 U JP H0658907U JP 227093 U JP227093 U JP 227093U JP 227093 U JP227093 U JP 227093U JP H0658907 U JPH0658907 U JP H0658907U
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cover
endoscope
switch
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JP227093U
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久雄 矢部
明 鈴木
稔 山崎
秀雄 伊藤
善洋 飯田
芳夫 田代
修 瑞田
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Olympus Corp
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Olympus Optic Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作部のスイッチの操作性を向上させると共
に、操作部カバーの取付けを容易にする。 【構成】スイッチ137,138,139a,139b
は軟性のスイッチカバー140a〜140cによって覆
われる。このため、スイッチの操作性は良好である。ま
た、操作部17のスイッチ以外の部分は硬質の硬質カバ
ー148を用いて被覆する。硬質カバー148は2体に
分割されており、操作部17を挟んで2体を合わせるこ
とにより、操作部17を被覆する。従って、操作部17
の被覆が容易である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内視鏡の汚染を防止するために内視鏡カバーを使用する内視鏡カバ ー方式の内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、細長の挿入部を体腔内に挿入して診断及び治療等を行う内視鏡が普及し ている。内視鏡検査においては、検査前に十分に洗浄消毒した清潔な内視鏡を使 用する必要がある。このため、患者の体腔内で使用することにより汚染された内 視鏡は次の患者に使用する前に種々の方法で洗浄消毒する。ところが、この洗浄 を完全に行うためには極めて長い時間を要する。
【0003】 この欠点を解消するために、特公平2−54734号公報及びUSP3,16 2,190号公報等において、繰返し使用型の内視鏡に代えて、使い捨て型の内 視鏡カバー方式の内視鏡が開示されている。この提案では、内視鏡を内視鏡カバ ーで被覆することにより、内視鏡が汚染されることを防止するようにしている。 なお、内視鏡カバーに後述するチャンネルを設けたものをチャンネル付き内視鏡 カバーということもある。
【0004】 (チャンネル付き)内視鏡カバー方式の内視鏡は、チャンネル付き内視鏡カバ ーと(チャンネル付き)内視鏡カバー用内視鏡(以下、カバー用内視鏡という) とから成り、チャンネル付き内視鏡カバーによってカバー用内視鏡の挿入部等を 被覆可能に構成される。カバー用内視鏡をチャンネル付き内視鏡カバーで覆った 状態で患者の体腔内に挿入することにより、カバー用内視鏡の汚染を防止する。 なお、使用後は使い捨てのチャンネル付き内視鏡カバーを取り外して廃棄する。
【0005】 カバー用内視鏡の挿入部には例えば撮像系あるいは観察光学系とライトガイド ファイバとが構成される。一方、鉗子チャンネル及び送気・送水管等は体液等で 汚れる虞があり、しかも、細長いので洗浄・消毒がしにくいことから、これらの チャンネル等をチャンネル付き内視鏡カバーに一体的に取付けて使い捨てとする 。即ち、チャンネル付き内視鏡カバーに処置具チャンネル及び送気・送水管等の 両端開放管を設ける。
【0006】 このように、チャンネル付き内視鏡カバーを患者毎に使い捨てとすることによ り、カバー用内視鏡の洗浄及び消毒を不要とすることができ、極めて衛生的であ る。カバー用内視鏡の洗浄・消毒が不要であるので、複数の患者に対して連続的 に内視鏡検査を行うことも可能である。
【0007】 ところで、カバー用内視鏡の挿入部は任意の方向を観察・診断可能とするため に先端が湾曲可能になっており、この湾曲操作を行うスイッチが操作部に設けら れている。また、操作部には、送気・送水管を介して行う送気・送水を制御する ための送気・送水スイッチも設けられており、また、体液等を吸引するための吸 引操作を制御する吸引スイッチも設けられている。更に、写真撮影等を行うため の機能スイッチも配設されている。また、操作部の手元側にはユニバーサルコー ドが接続され、先端側には細長の挿入部が接続されている。
【0008】 従来、内視鏡カバーのうちこの操作部を被覆する部分(以下、操作部カバーと いう)をシート状の部材で構成したものがある。ところが、上述したように、操 作部上には多くのスイッチ類が配設され、しかも、ユニバーサルコード及び挿入 部が接続されているので、操作部の形状は極めて複雑である。このため、操作部 をシート状の操作部カバーで覆う方法では、装着作業が著しく煩雑であり、また 、装着の仕方が悪い場合には操作部全体を覆いきれないこともあった。
【0009】 そこで、硬質のプラスチックによって成形された硬質操作部カバーも提案され ている。この硬質操作部カバーの内面は操作部の外表面と略相反する形状となっ ており、2体に分割できる構造となっている。一対の硬質操作部カバーを操作部 を挟むように合わせることによって装着が可能である。即ち、この硬質操作部カ バーを用いた装着は、作業性が良好であり、また、操作部を覆いきれないことは ない。しかしながら、硬質操作部カバーで操作部を覆うと、操作部表面に設けら れたスイッチ類を操作するために大きな力が必要となり、操作が困難になるとい う欠点があった。
【0010】 ところで、カバー用内視鏡の挿入部先端の湾曲部は、連結された複数の湾曲駒 によって構成されている。最先端の湾曲駒にはワイヤが連結されており、操作部 に設けた湾曲ノブを回転させることによりワイヤを引っ張って、湾曲部を湾曲さ せるようになっている。
【0011】 このような湾曲ノブを被覆して汚染を防止する湾曲ノブカバーとしては、回転 運動が可能なものを用いなければならない。このため、湾曲ノブカバーの構造が 複雑になると共に、構造によっては湾曲ノブカバーによって湾曲ノブの回転操作 が妨げられてしまうこともあるという欠点があった。
【0012】 また、内視鏡カバーで被覆しない繰返し使用型の一般の内視鏡(以下、カバー なし内視鏡という)を利用して腸内のガス抜きが行われることがある。大腸検査 用のカバーなし内視鏡の挿入部にスライディングチューブ等の管状のパイプを被 嵌し、挿入部とパイプの内径差によって形成される空間を介して腸内のガスを抜 くのである。
【0013】 しかし、この場合には、パイプを検査前に予め被嵌しておく必要があることか ら、パイプの取付作業が面倒であり、また、パイプを被嵌したことでカバーなし 内視鏡の挿入が妨げされてしまうという不具合があった。
【0014】 ところで、カバー用内視鏡の挿入部は細長であることから、内視鏡カバーの装 着は比較的困難である。そこで、内視鏡カバーのうちこの挿入部を被覆する部分 (以下、挿入部カバー部という)に空気を送って拡張させながらカバー用内視鏡 を挿入する方法が採用される。即ち、拡張用のポンプを用い、チューブによって 挿入部カバー部に送気を行うのである。一方、内視鏡カバー方式の内視鏡の先端 に設けられた観察窓にも送気が行われる。送気用のポンプに上述した送気管を接 続して送気を行うのである。
【0015】 このように、2種類のポンプが用いられており、装置が大型化してコストが高 くなるという不具合があった。
【0016】 ところで、カバー用内視鏡の操作部はユニバーサルコード及びコネクタを介し て光源装置に接続されている。そして、光源装置からの照明光はユニバーサルコ ード内に挿通されたライトガイドファイバを介してカバー用内視鏡に供給される ようになっている。
【0017】 ところが、ユニバーサルコードは内視鏡カバーのユニバーサルコードカバーに よって被覆されるが、コネクタ部分は被覆されないことがあった。このため、ユ ニバーサルコードを光源装置に着脱する際にコネクタが汚染されてしまうという 欠点があった。また、被覆する場合であっても、コネクタとユニバーサルコード とが接続されていることから、取付けが比較的困難であった。
【0018】
【考案が解決しようとする課題】
このように、上述した従来の内視鏡カバー方式の内視鏡においては、シート上 の操作部カバーを用いた場合には装着が極めて困難であり、硬質の操作部カバー を用いた場合にはスイッチの操作性が悪いという問題点があった。
【0019】 本考案はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、操作部のスイッチの操 作性が良好で、且つ操作部カバーの取付けを容易にすることができる内視鏡カバ ー方式の内視鏡を提供することを目的とする。
【0020】 [考案の構成]
【課題を解決するための手段】 本考案に係る内視鏡カバー方式の内視鏡は、手元側に操作部が配設された内視 鏡カバー用内視鏡と、前記操作部を被覆して外部から隔離するものであって、前 記操作部に配設されたスイッチを覆うための軟質のスイッチカバー及び前記スイ ッチ以外の部分を覆うための硬質の硬質カバーから成る操作部カバーとを具備し たものである。
【0021】
【作用】
本考案においては、スイッチカバーによって主に操作部のスイッチが被覆され 、硬質の硬質カバーによって主にスイッチ以外の操作部が被覆される。スイッチ カバーは軟質であるので、スイッチ操作が妨げられることはない。また、硬質カ バーによって操作部を被覆するので、被覆作業が容易である。
【0022】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例について説明する。図1乃至図24は本 考案の第1実施例に係り、図1はチャンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡の操 作部近傍を示す説明図、図2は図1のA部分を拡大して示す拡大図、図3はチャ ンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡を用いた内視鏡装置の全体的な外観図、図 4はカバー用内視鏡の挿入部にチャンネル付き内視鏡カバーの挿入部カバー部を 装着した状態を示す側断面図、図5はカバー用内視鏡を示す説明図、図6はカバ ー用内視鏡の挿入部先端部を示す斜視図、図7はチャンネル付き内視鏡カバーの 挿入部カバー部のカバー先端部及びその近傍を示す斜視図、図8はカバー用内視 鏡の電動湾曲装置を示す説明図、図9は湾曲駆動を可能にする回路ブロック図、 図10は挿入部の各種スイッチを示す側面図、図11は図10の正面図、図12 乃至図14はスイッチカバーを示す説明図、図15及び図16は硬質カバーを示 す説明図、図17は内視鏡カバーの挿入部カバー部を示す説明図、図18は挿入 部カバー部の腸内ガス抜き用管路を説明するための説明図、図19は腸内ガス抜 き用管路の他の例を示す説明図、図20は腸内ガス抜き用管路の他の例を示す説 明図、図21は内視鏡カバー拡張器と流体制御装置のポンプを共用化した例を示 す説明図、図22は内視鏡カバー拡張器と流体制御装置のポンプを共用化した他 の例を示す説明図、図23はユニバーサルコード及びコネクタを被覆するユニバ ーサルコードカバーを示す説明図、図24はユニバーサルコードカバーの他の例 を示す説明図である。
【0023】 先ず、図3を参照して内視鏡装置の全体を説明する。
【0024】 図3に示す内視鏡装置1は、チャンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡2、カ バー保持具3、周辺機器としての光源装置4、ビデオプロセッサ5、流体制御装 置6及び内視鏡カバー拡張器7並びにこれらの周辺機器が収納されるカート8に よって構成される。チャンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡2は、チャンネル 付き内視鏡カバー121とカバー用内視鏡12との組み合わせからなっており、 検査時には、カバー用内視鏡12はチャンネル付き内視鏡カバー121によって 被覆される。チャンネル付き内視鏡カバー121は、カバー用内視鏡12の挿入 部16等を覆い、検査後における内視鏡の洗浄・消毒を不要とするものであり、 挿入部カバー部13、操作部カバー122、ユニバーサルコードカバー15によ って構成される。
【0025】 光源装置4は、カバー用内視鏡12に照明光を供給するものである。カバー用 内視鏡12は操作部17と挿入部16(図4参照)とを有し、操作部17からは ユニバーサルコード18が延設されている。ユニバーサルコード18はコネクタ 19によって光源装置4に着脱自在に接続され、光源装置4からの照明光はユニ バーサルコード18内に挿通された図示しないライトガイドファイバを介してカ バー用内視鏡12に供給される。また、ユニバーサルコード内にはカバー用内視 鏡12からの電気信号を伝送する信号線も設けられており、この信号線はコネク タ19の側部から延設された信号コード20を介してビデオプロセッサ5に接続 される。ビデオプロセッサ5は電子式のカバー用内視鏡12からの電気信号を標 準的な映像信号に変換するようになっている。
【0026】 流体制御装置6は、図示しない送水源及び送気源を有しており、送気管路21 及び送水管路22を夫々介して送気及び送水を行うと共に、吸引管路23を介し て吸引を行うものである。なお、送気管路21、送水管路22及び吸引管路23 は、後述するように、チャンネル付き内視鏡カバー121に一体的に取付けられ ている。管路21,22,23は電磁弁24により開閉制御されるようになって いる。
【0027】 また、内視鏡カバー拡張器7は、拡張チューブ25を介してチャンネル付き内 視鏡カバー121の拡張チューブ口体26に接続可能となっており、拡張チュー ブ25を介してチャンネル付き内視鏡カバー121に空気を送り込んで拡張させ るようになっている。この拡張により、チャンネル付き内視鏡カバー121をカ バー用内視鏡12に装着すること及びカバー用内視鏡12から取り外すことが容 易となる。カバー保持具3は係止部58を有し、係止部58にチャンネル付き内 視鏡カバー121の挿入部カバー部13を引っ掛けて保持することが可能となっ ている。チャンネル付き内視鏡カバーをカバー保持具3で保持することにより装 着が容易となり、また、装着時にチャンネル付き内視鏡カバー121を手で触れ る必要がないので衛生的である。
【0028】 カバー用内視鏡12は、図5に示すように、手元側から操作部17と、この操 作部17に連結され、かつ被検体に挿入可能に細長に形成された挿入部16とを 備えている。カバー用内視鏡12の挿入部16は、操作部手元側から先端に向か って、軟性部32、湾曲可能な湾曲部27及び硬質の先端部28を有する。なお 、挿入部16は、チャンネル付き内視鏡カバー121の管路21乃至23のスペ ースを確保するために、断面が例えば半円形状に形成されている。図4はこのカ バー用内視鏡12の挿入部16をチャンネル付き内視鏡カバー121で被覆した 状態を示している。
【0029】 図4に示すように、挿入部16の先端部28には、図示しない照明光学系及び 観察光学系29が配置されている。そして、照明光学系の後端には、図示しない ライトガイドファイバの出射端が配置され、挿入部16、操作部17及びユニバ ーサルコード18内を挿通されたライトガイドファイバによって、光源装置4か らの照明光が供給されて管腔内が照明される。観察光学系29の後端には、観察 部位からの反射光を電気信号に変換する固体撮像素子30が配設されている。固 体撮像素子30からの電気信号は上述した信号コード20を介してビデオプロセ ッサ5に供給される。
【0030】 一方、チャンネル付き内視鏡カバー121の挿入部カバー部13は、カバー用 内視鏡12の挿入部16を覆う部分であり、操作部カバー122はカバー用内視 鏡の操作部17を覆う部分であり、ユニバーサルコードカバー15はユニバーサ ルコード18を覆う部分である。そして、カバー用内視鏡12はカバー部13, 122,15の全てを装着した状態で検査に用いられるようになっている。
【0031】 挿入部カバー部13は細長に形成されており、図4に示すように、手元側から 内視鏡操作部固定用口体部36、カバー可撓部37及びカバー先端部38によっ て構成されている。内視鏡操作部固定用口体部36及びカバー先端部38は硬質 の材料で形成されている。また、内視鏡操作部固定用口体部36とカバー先端部 38との間のカバー可撓部37は可撓性を有し、その表面は挿入部カバー外皮3 9によって被覆されている。
【0032】 図4に示すように、挿入部カバー部13は、その内部に、カバー用内視鏡12 の挿入部16が挿通可能な内視鏡挿入チャンネル41、送気管路21、送水管路 22及び吸引管路23が構成されている。内視鏡挿入チャンネル41には内視鏡 操作部固定用口体部36において、内視鏡挿入チャンネル41、送気管路21、 送水管路22及び吸引管路23以外の部分を閉塞する閉塞部材42によって形成 される開口43が設けられている。この開口43の径と挿入部16の径とを略一 致させることによって、挿入部16は内視鏡操作部固定用口体部36の開口43 に密着した状態で挿入されるようになっている。内視鏡操作部固定用口体部36 にカバー用内視鏡12の操作部17及び各管路21,22,23が取付けられ、 このとき開口43が閉塞されて、挿入部16は挿入部カバー部13内に気密的に 装着される。
【0033】 図6に示すように、カバー用内視鏡12の挿入部先端部28には照明光学系の 出射端45及び観察光学系29の入射端46が設けられている。一方、チャンネ ル付き内視鏡カバー121の挿入部カバー部13のカバー先端部38には、図7 に示すように、挿入部先端部28の出射端45に対向する内視鏡挿入チャンネル 41の先端位置に透明な照明窓47が設けられ、また、入射端46に対向する内 視鏡挿入チャンネル41の先端位置に透明な観察窓48が設けられている。
【0034】 挿入部カバー部13のカバー先端部38は送気管路21、送水管路22及び吸 引管路23側において内視鏡挿入チャンネル41側よりも先端側に突出しており 、吸引管路23はカバー先端部38において先端側に開口した鉗子出口49に連 通されている。送気管路21及び送水管路22の先端には夫々屈曲して観察窓4 8に向かって開口した送気ノズル50及び送水ノズル51が形成されている。
【0035】 挿入部カバー部13の硬質のカバー先端部38は、挿入部カバー外皮39に気 密的に接続されている。この挿入部カバー外皮39及び送気管路21及び送水管 路22の外皮52によって、カバー用内視鏡12の挿入部16の先端側は外部環 境から隔離されている。また、挿入部カバー外皮39は手元側において内視鏡操 作部固定用口体部36に気密的に接続されており、挿入部16の手元側は閉塞部 材42及び挿入部16自体によって外部環境から完全に隔離される。なお、内視 鏡操作部固定用口体部36には鉗子挿入口53が設けられており、鉗子挿入口5 3は吸引管路23に連通されている。
【0036】 本実施例においては、挿入部16の湾曲部27の湾曲は電動式である。図5に 示すように、電動湾曲方式のカバー用内視鏡12の操作部17の側部には、ユニ バーサルコード18が連結されており、ユニバーサルコード18は図3の光源装 置4の外にモータ制御装置123にも接続されている。また、操作部17上には 湾曲部27の湾曲方向を指示するための湾曲スイッチ126が設けられており、 湾曲スイッチ126は挿入部16の湾曲部27を上下左右方向に湾曲させるため の湾曲方向指示部127を有している。
【0037】 操作部17内には、図8に示すように、湾曲部27を上下方向に湾曲駆動する 直流の駆動モータ128と、この駆動モータ128の駆動軸129に固定された スプロケット130と、スプロケット130に噛み合う湾曲用チェーン131と が設けられている。そして、湾曲用チェーン131の端部には、湾曲用連結部材 132,132を介して、湾曲操作ワイヤ133,133が連結されている。
【0038】 一方、挿入部16の湾曲部27は、図4及び図8に示すように、内部に、複数 の湾曲駒124を連結した湾曲管125を備えている。湾曲操作ワイヤ133, 133は、軟性部32及び湾曲部27を挿通し、最先端側の湾曲駒124aに連 結されている。
【0039】 このように構成された湾曲部27の駆動は、湾曲スイッチ126によって制御 する。即ち、湾曲スイッチ126の各方向の湾曲方向指示部127を選択的に押 し込むと、選択・指定された方向に応じた湾曲操作信号が発生する。この湾曲操 作信号は、図9に示すように、ユニバーサルコード18内の図示しないケーブル を介してモータ制御装置123内に設けられたモータ制御部135に入力される 。モータ制御部135は入力された湾曲操作信号から指定された湾曲方向を検出 し、駆動すべき駆動モータ及びその回転方向を決定して電源部136に電源供給 の指示を与える。例えば、湾曲方向指示部127によって上下方向の駆動が指示 された場合には、駆動モータ128に電源部136からユニバーサルコード18 内の図示しないケーブルを介して駆動電力が与えられて、駆動モータ128は指 定された方向に回転する。
【0040】 駆動モータ128の回転は、駆動軸129、スプロケット130及び湾曲用チ ェーン131を介して湾曲操作ワイヤ133に伝達される。こうして、上下の湾 曲操作ワイヤ133,133が牽引又は弛緩され、先端の湾曲駒124aが上又 は下方向に動いて湾曲部27が湾曲するのである。
【0041】 なお、図8は湾曲部27を上下方向に湾曲駆動させる装置についてのものであ るが、左右方向に湾曲駆動させる装置も同様の構成であり図示及び説明を省略す る。
【0042】 カバー用内視鏡12の操作部17には湾曲スイッチ126の外に各種スイッチ が設けられている。図10は電動湾曲方式のカバー用内視鏡12の操作部17を 側面から示したものであり、図11はその上面から示したものである。
【0043】 図10及び図11に示すように、操作部17には側面に湾曲スイッチ126が 設けられ、上面に送気・送水操作を行うための送気・送水スイッチ137及び吸 引を行うための吸引スイッチ138が設けられ、背面側に写真撮影等を行うため の機能スイッチ139a,139bが設けられている。湾曲スイッチ126は湾 曲部27の湾曲方向の上下左右に対応する4方向に凸部を有する十文字形状のパ ッドスイッチであり、各凸部が湾曲方向指示部127を構成する。各湾曲方向指 示部127を操作部17側面側に押し込むことによって、湾曲部27の湾曲方向 を指示するようになっている。送気・送水スイッチ137及び吸引スイッチ13 8は円柱形状であり、操作部17側に押し込むことによって送気・送水又は吸引 を指示するようになっている。また、機能スイッチ139a,139bは円柱又 は角柱形状であり、操作部17側に押し込むことによって各機能を指示するよう になっている。
【0044】 本実施例においては、この操作部17を被覆する操作部カバー122は、各ス イッチ部分を覆うスイッチカバー140a乃至140c及び各スイッチ以外の部 分を覆う硬質カバー148によって構成されている。
【0045】 図12は操作部17に配設された送気・送水スイッチ137、吸引スイッチ1 38及び一部の機能スイッチ139aを被覆するスイッチカバー140aを示し ている。スイッチカバー140aは軟質で且つ粘着性を有する材料で形成されて おり、送気・送水スイッチ137、吸引スイッチ138及び一部の機能スイッチ 139aと略相反する形状の部分141とその周囲のフィルム状の部分142と を有している。
【0046】 図13は湾曲スイッチ126を被覆するスイッチカバー140bを示している 。スイッチカバー140bは軟質で且つ粘着性を有する材料で形成されており、 湾曲スイッチ126と略相反する形状の部分143とその周囲のフィルム状の部 分144とを有している。
【0047】 図14は操作部17背面に配設された機能スイッチ139bを被覆するスイッ チカバー140cを示している。スイッチカバー140cは軟質で且つ粘着性を 有する材料で形成されており、各機能スイッチ139bと略相反する形状の部分 145とその周囲のフィルム状の部分146とを有している。
【0048】 一方、硬質カバー148は硬質カバー148a,148bの2体に分割されて おり、操作部17を挟んで硬質カバー148a,148bを合わせて、操作部1 7を被覆するようになっている。
【0049】 図15は硬質カバー148a,148bの側面を示し、図16は上面を示して いる。硬質カバー148bの内面は湾曲スイッチ126側の操作部17の一方の 外表面と略相反する形状となっており、硬質カバー148aの内面は操作部17 の他方の外表面と略相反する形状となっている。一対の硬質カバー148a,1 48bは同一形状の分割面149,149において合わされる。硬質カバー14 8aの分割面149上には複数の固定用凸部150が設けられており、硬質カバ ー148bの分割面149上には固定用凸部150に対応する位置に複数の固定 用凹部151が設けられている。これらの硬質カバー148a,148bの組み 合わせ時には、これらの固定用凸部150と固定用凹部151とを嵌合させて密 着させる。
【0050】 一対の硬質カバー148a,148bには、各スイッチ126,137,13 8,139a,139bに対応する位置に、これらのスイッチに対応した大きさ 及び形状の適宜のスイッチ部開口152(斜線部)が設けられている。このスイ ッチ部開口152によって、硬質カバー148a,148bのみを操作部17に 装着した場合には、各スイッチ126,137,138,139a,139bが 硬質カバー148に被覆されることなく露出するようになっている。また、各ス イッチ部開口152は夫々対応する位置のスイッチカバー140a乃至140c のフィルム状の部分142,144,146の大きさよりも小さく、挿入部カバ ー122の装着時には、各スイッチ部開口152は各スイッチカバーのフィルム 状の部分142,144,146によって閉塞されるようになっている。
【0051】 なお、硬質カバー148a,148bにはユニバーサルコード18を挿通する ための開口153も形成されている。
【0052】 このように構成されたチャンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡においては、 操作部17には、先ず、操作部カバー122のスイッチカバー140a乃至14 0cを取付け、次いで、硬質カバー148a,148bを装着する。図1は操作 部17にスイッチカバー140a乃至140c及び硬質カバー148aを装着し た状態を示しており、図2は図1のA部分を拡大して示している。
【0053】 即ち、先ず、操作部17の湾曲スイッチ126にスイッチカバー140bを取 付け、送気・送水スイッチ137、吸引スイッチ138及び機能スイッチ139 aにスイッチカバー140aを取付け、各機能スイッチ139bに各スイッチカ バー140cを取付ける。これにより、各スイッチ126,137,138,1 39a,139bを被覆する。各スイッチカバー140a乃至140cは粘着力 を有しており、この粘着力によって取付けた各スイッチカバー140a乃至14 0cは操作部17表面から剥離してしまうことはない。
【0054】 次いで、操作部17を間に挟んで、硬質カバー148a,148bを取付ける 。この場合には、固定用凸部150と固定用凹部151とを嵌め合わせて両者を 固定する。硬質カバー148a,148bの各スイッチ部開口152によって、 スイッチカバー140a乃至140cで被覆された各スイッチ126,137, 138,139a,139bが硬質カバー148から露出する。しかも、スイッ チカバー140a乃至140cのフィルム状の部分142,144,146の大 きさが対応する各スイッチ部開口152の大きさよりも大きいので、図2に示す ように、硬質カバー148a,148bによってフィルム状の部分142,14 4,146が操作部17との間に挟み込まれる。これにより、各スイッチ近傍に おいても操作部17は操作部カバー122によって被覆される。
【0055】 このように、本実施例においては、2体に分割された硬質カバー122によっ て操作部17を被覆するようにしており、取付作業が極めて簡単である。また、 各スイッチは軟質のスイッチカバー140a乃至140cによって被覆されてい るので、スイッチ操作に支障を来すことはない。
【0056】 なお、硬質カバー148のスイッチ部開口152形状は、上述した例の形状に 限定されるものではない。また、操作部カバー148を2体に分割する位置は上 述した例のように略中央の位置に限定されるものでもない。なお、湾曲スイッチ としてアングルノブ方式の操作部にも適用可能である。しかし、湾曲スイッチと して回転操作を行わないパッドスイッチを用いているので、この湾曲スイッチを 被覆するスイッチカバーは回動自在に構成する必要がない。このため、スイッチ カバーを簡単な構造とすることができ、しかもスイッチ操作が妨げられることも ない。
【0057】 なお、本実施例は硬質カバーと軟質のスイッチカバーとを別体で構成したが、 両者を一体的に構成してもよい。この場合も、装着が容易で且つスイッチ類の操 作性に優れたものが得られる。
【0058】 ところで、本実施例の内視鏡カバー方式の内視鏡を腸内ガス抜き用の管路とし て利用することもできる。図17乃至図20はこれを説明するためのものである 。
【0059】 図17はカバー用内視鏡12の挿入部16を被覆する挿入部カバー部155を 示している。挿入部カバー部155は内視鏡操作部固定用口体部156、カバー 可撓部157及びカバー先端部158によって構成されている。カバー可撓部1 57の表面は可撓性を有する挿入部カバー外皮159によって構成されている。
【0060】 図18に示すように、挿入部カバー部155には、カバー先端部158、カバ ー可撓部157及び内視鏡操作部固定用口体部156を貫通すると共に、一端が カバー先端部158の先端で開口し、他端が内視鏡操作部固定用口体部156の 後端で開口した腸内ガス抜き用管路160が設けられている。
【0061】 このように構成した内視鏡カバー方式の内視鏡は、挿入部カバー部155を挿 入部16に装着した状態で大腸内に挿入する。即ち、カバー先端部158は腸内 に達し、内視鏡操作部固定用口体部156は体外に残る。従って、腸内と体外と が腸内ガス抜き用管路160によって連通されることになる。こうして、腸内の ガスは腸内ガス抜き用管路160を介して体外に排出される。つまり、スライデ ィングチューブ等の特別な装置を用いることなく腸内のガス抜きを行うことがで きる。
【0062】 なお、腸内ガス抜き用管路の開口は、必ずしもカバー先端部158の先端及び 内視鏡操作部固定用口体部156の後端に設ける必要はない。例えば、図19に 示すように、腸内ガス抜き用管路161の開口をカバー可撓部162の先端及び 後端に設けてもよい。
【0063】 この場合でも、腸内ガス抜き用管路161の先端を腸内に、後端を体外に位置 させることにより、腸内のガス抜きが可能である。なお、この場合には、カバー 先端部158及び操作部固定用口体156には腸内ガス抜き用の管路を設ける必 要がないという利点がある。
【0064】 更に、図20に示すように、異形部165を設けたカバー可撓部163を用い てもよい。カバー可撓部163は挿入部カバー外皮が盛り上がって、内部に腸内 ガス抜き用管路164を有する異形部165が形成されている。異形部165の 両端部で腸内ガス抜き用管路164が開口しており、先端側の開口を腸内に、手 元側の開口を体外に位置させることにより、腸内のガス抜きが可能である。
【0065】 ところで、図3では内視鏡カバー121を拡張するための内視鏡カバー拡張器 7と流体制御装置6とを有している。しかし、内視鏡カバー拡張器7内のポンプ と流体制御装置6内のポンプとを共用化することもできる。図21はこの共用化 を可能にした挿入部カバー部を示す説明図である。
【0066】 図21に示すように、挿入部カバー部170の内視鏡操作部固定用口体部17 1、カバー可撓部172及びカバー先端部173にはカバー用内視鏡が挿入され る内視鏡挿入チャンネル174が設けられている。また、挿入部カバー部170 にはカバー可撓部172及びカバー先端部173を貫通する送気管路175が設 けられており、送気管路175は先端側において、観察窓48側に向けて開口し た送気ノズル176に連通している。また、送気管路175はカバー可撓部17 2において内視鏡挿入チャンネル174と連通管路177によって連通されてい る。
【0067】 内視鏡挿入チャンネル174は、この連通管路177及び内視鏡操作部固定用 口体部171における内視鏡挿入チャンネル174の開口43においてのみ外部 と連通される。この開口43の近傍の内視鏡挿入チャンネル174内周には水密 部材178が設けられている。この水密部材178は図示しないカバー用内視鏡 の挿入部に設けた水密用溝と嵌合するようになっており、カバー用内視鏡の挿入 部を内視鏡挿入チャンネル174に挿入した場合に、挿入部カバー部の水密を維 持するようになっている。水密部材178よりも先端側の内視鏡挿入チャンネル 174側面には内視鏡操作部固定用口体部171の外部に突設された拡張チュー ブ口体26が設けられている。拡張チューブ口体26には拡張チューブ25が取 付けられるようになっている。拡張チューブ25は内視鏡カバー拡張器7から送 られた空気を拡張チューブ口体26を介して内視鏡挿入チャンネル174に供給 する。なお、内視鏡カバー拡張器7はカバー用内視鏡の操作部に設けられた送気 ・送水スイッチのオン・オフによって制御可能である。
【0068】 このように構成された内視鏡カバー方式の内視鏡においては、内視鏡挿入チャ ンネル174に挿入部を挿入し、拡張チューブ口体26には拡張チューブ25を 取付ける。挿入部を挿入することにより、開口43は閉塞され、水密部材178 によって内視鏡挿入チャンネル174は密閉される。
【0069】 この状態で、送気・送水スイッチによって送気を指示するものとする。この指 示は流体制御装置を介して内視鏡カバー拡張器7に伝送され、内視鏡カバー拡張 器7の図示しないポンプが動作を開始する。これにより、内視鏡カバー拡張器7 からの空気が拡張チューブ25及び拡張チューブ口体26を介して内視鏡挿入チ ャンネル174に供給される。この空気は内視鏡挿入チャンネル174から連通 管路177を介して送気管路175に与えられ、更に送気ノズル176から観察 窓48に与えられる。このように、内視鏡カバー拡張器7のポンプを利用して観 察窓48への送気が行われる。
【0070】 また、図22は観察窓48への送気量を増加させた例を示している。図22( a)は挿入部カバー部180の側断面を示し、図22(b)は閉塞部材42を切 断する位置での断面を示す。
【0071】 内視鏡挿入チャンネル174は挿入部の形状に合わせて、断面が半円状である 。この内視鏡挿入チャンネル174の円弧側の閉塞部材42には、一端が連通管 路177に望み、他端が拡張チューブ口体26に望んだ凹溝179が形成されて いる。
【0072】 この構成によれば、拡張チューブ口体26を介して供給された空気は、内視鏡 挿入チャンネル174と挿入部との隙間及び拡張チューブ口体26から連通管路 177までに形成された凹溝179を介して送気管路175に送られる。これに より、内視鏡挿入チャンネル174に挿入部が挿入された状態でも、空気が伝達 される十分な空間が形成されるので、観察窓48への送気量を十分に確保するこ とができる。
【0073】 また、図23はユニバーサルコード及びコネクタへのユニバーサルコードカバ ーの取付けを容易にした例を示している。図23(a)はユニバーサルコードカ バー181を示し、図23(b)はユニバーサルコード18及びコネクタ19を 示している。
【0074】 図23(b)に示すように、コネクタ19とユニバーサルコード18とを合わ せた長さはbである。図23(a)に示すように、ユニバーサルコードカバー1 81は軟質な樹脂性の管状部材183と、管状部材183の端部を含む数箇所に 設けられて管状部材183を内周側に押さえるゴムバンド184とによって構成 されている。更に、ユニバーサルコードカバー181は手元側にコネクタ収納部 182を有している。ユニバーサルコードカバー181の全長aはa>bとなっ ている。また、管状部材183の内径cはコネクタ19の外径dよりも大きい( c>d)。
【0075】 このように構成すると、c>dであるので、ユニバーサルコードカバー181 をユニバーサルコード18よりも径が大きいコネクタ19側から取付けることが できる。また、ユニバーサルコードカバー181の全長aはコネクタ19及びユ ニバーサルコード18の長さbよりも長いので、ユニバーサルコードカバー18 1によって、コネクタ19及びユニバーサルコード18の全てが被覆可能である 。コネクタは19はコネクタ収納部182部分で覆われ、ユニバーサルコードカ バー181は、ゴムバンド184の締付力によって、ユニバーサルコード18及 びコネクタ19に固定される。これにより、コネクタ19及びユニバーサルコー ド18の全体を容易に被覆することができる。
【0076】 更に、図24はコネクタ収納部を硬質の部材で構成した例を示している。図2 4(a)はユニバーサルコードカバー185を示し、図24(b)はコネクタ収 納部186を示している。
【0077】 ユニバーサルコードカバー185は手元側に硬質のコネクタ収納部186が設 けられている。コネクタ収納部186は管状部材183に一体的に構成されてい る。コネクタ収納部186の内周面の端部には、装着時のコネクタ19の位置決 めを行うための係止部187が形成されている。この場合には、係止部187を 有する硬質のコネクタ収納部186によって、コネクタ19側の取付けが容易と なり、コネクタ19及びユニバーサルコード18を簡単に被覆することができる 。
【0078】 なお、軟質の管状部材183をコネクタ収納部182,186側に折り畳んで おき、コネクタ収納部182,186を装着後に、管状部材183を引き伸ばし てユニバーサルコード18を被覆するようにしてもよい。
【0079】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、操作部のスイッチの操作性が良好で、且 つ操作部カバーの取付けを容易にすることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】チャンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡の操
作部近傍を示す説明図。
【図2】図1のA部分を拡大して示す拡大図。
【図3】チャンネル付き内視鏡カバー方式の内視鏡を用
いた内視鏡装置の全体的な外観図。
【図4】カバー用内視鏡の挿入部にチャンネル付き内視
鏡カバーの挿入部カバー部を装着した状態を示す側断面
図。
【図5】カバー用内視鏡を示す説明図。
【図6】カバー用内視鏡の挿入部先端部を示す斜視図。
【図7】チャンネル付き内視鏡カバーの挿入部カバー部
のカバー先端部及びその近傍を示す斜視図。
【図8】カバー用内視鏡の電動湾曲装置を示す説明図。
【図9】湾曲駆動を可能にする回路ブロック図。
【図10】挿入部の各種スイッチを示す側面図。
【図11】図10の正面図。
【図12】スイッチカバーを示す説明図。
【図13】スイッチカバーを示す説明図。
【図14】スイッチカバーを示す説明図。
【図15】硬質カバーを示す説明図。
【図16】硬質カバーを示す説明図。
【図17】内視鏡カバーの挿入部カバー部を示す説明
図。
【図18】挿入部カバー部の腸内ガス抜き用管路を説明
するための説明図。
【図19】腸内ガス抜き用管路の他の例を示す説明図。
【図20】腸内ガス抜き用管路の他の例を示す説明図。
【図21】内視鏡カバー拡張器と流体制御装置のポンプ
を共用化した例を示す説明図。
【図22】内視鏡カバー拡張器と流体制御装置のポンプ
を共用化した他の例を示す説明図。
【図23】ユニバーサルコード及びコネクタを被覆する
ユニバーサルコードカバーを示す説明図。
【図24】ユニバーサルコードカバーの他の例を示す説
明図。
【符号の説明】
17…操作部、126…湾曲スイッチ、137…送気・
送水スイッチ、138…吸引スイッチ、139a,13
9b…機能スイッチ、140a〜140c…スイッチカ
バー、148a…硬質カバー
フロントページの続き (72)考案者 伊藤 秀雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 飯田 善洋 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 田代 芳夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 瑞田 修 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手元側に操作部が設けられた内視鏡カバ
    ー用内視鏡と、 前記操作部を被覆して外部から隔離するものであって、
    前記操作部に配設されたスイッチを覆うための軟質のス
    イッチカバー及び前記スイッチ以外の部分を覆うための
    硬質の硬質カバーから成る操作部カバーとを具備したこ
    とを特徴とする内視鏡カバー方式の内視鏡。
JP227093U 1993-02-01 1993-02-01 内視鏡カバー方式の内視鏡 Withdrawn JPH0658907U (ja)

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