JP2003102678A - 内視鏡用マウスピース - Google Patents

内視鏡用マウスピース

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JP2003102678A JP2001299980A JP2001299980A JP2003102678A JP 2003102678 A JP2003102678 A JP 2003102678A JP 2001299980 A JP2001299980 A JP 2001299980A JP 2001299980 A JP2001299980 A JP 2001299980A JP 2003102678 A JP2003102678 A JP 2003102678A
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endoscope cover
housing
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Hiroyuki Arai
博之 荒井
Haruo Akiba
治男 秋庭
Naotake Mimori
尚武 三森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、上部消化管内視鏡検査で一般的に使
用されるマウスピースに内視鏡カバーを取り付けるとと
もに、この内視鏡カバーで内視鏡挿入部を被覆すること
が可能な内視鏡用マウスピースを提供する。 【解決手段】本発明の内視鏡用マウスピース10は、マ
ウスピース本体14と内視鏡カバー収納体16とから構
成される。マウスピース本体14は、内視鏡挿入部10
2が挿入される挿入孔18が形成された略筒状に形成さ
れる。内視鏡カバー収納体16は、中央部に開口部22
が形成された略ドーナツ状に形成されるとともに、その
円周に沿って断面凹条の収納部24が形成され、この収
納部24に内視鏡カバー12が折り畳まれて収納されて
いる。マウスピース本体14と内視鏡カバー収納体16
との間には、内視鏡カバー12を収納部24から引き出
すためのスリット30が形成される。内視鏡カバー12
の先端部13は、スリット30を介して内視鏡カバー収
納体16の開口部22内に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は内視鏡用マウスピー
スに係り、特に経口的に消化管内視鏡検査をする際に使
用される内視鏡用マウスピースに関する。 【0002】 【従来の技術】従来から、経口的に消化管内視鏡検査を
する際にはマウスピースが使用され、このマウスピース
を被検査者にくわえさせた状態で、マウスピースの挿入
孔から内視鏡挿入部を体内に挿入していき、例えば胃、
十二指腸等を観察したり処置したりする。 【0003】ところで、このような医療分野で使用され
る内視鏡は、感染症等を防止するために、使用後は洗浄
・消毒・滅菌処理が施されるが、特に体内に挿入される
内視鏡挿入部には、送気・送水管路や処置具チャンネル
等の小径管路が設けられているため、これらの小径管路
を含む内視鏡全体を完全に洗浄・消毒・滅菌するには非
常に手間がかかる。 【0004】そこで、内視鏡挿入部を使用時に内視鏡カ
バーで被覆し、使用後にこの内視鏡カバーを内視鏡挿入
部から剥ぎ取ることにより、洗浄・消毒処理を簡略化し
たカバー式内視鏡が近年使用されている。 【0005】前記内視鏡カバーは、先端部が閉塞された
チューブ状に形成され、基端開口部から内視鏡挿入部を
先端部に向けて挿入することにより、内視鏡挿入部が内
視鏡カバーで被覆される。なお、内視鏡カバーの先端部
には、透明部材が設けられており、この透明部材を介し
て内視鏡側からの照明光を被観察部に照明することがで
きるとともに、この透明部材を介して被観察部像を内視
鏡側で観察することができる。 【0006】実開平3−98804号公報には、大腸内
視鏡検査をする際に用いられる案内チューブに内視鏡カ
バーを連結し、案内チューブを内視鏡カバーで被覆した
腸内挿入用補助具が開示されている。 【0007】また、特開平7−204211号公報に
は、内視鏡手元操作部を被覆するシートが収納された医
療用の滅菌カバーが開示されている。滅菌カバーに収納
されたシートの先端部にはリング状の固定具が設けら
れ、この固定具を、手元操作部と挿入部との境界部に係
止させた後、滅菌カバーを手元操作部を覆うように移動
させることにより、シートを滅菌カバーから引き出して
手元操作部を覆うことができる。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
3−98804号公報のような案内チューブは、大腸観
察など、ごく限られた部分の観察に用いられるものなの
で、一般的な上部消化管内視鏡検査には適用されない。
また、案内チューブに内視鏡カバーを被覆することは、
双方とも可撓性は有しているものの、内視鏡挿入部を二
重に被覆することになり可撓性が低下するので、内視鏡
挿入部の操作性が悪くなるという欠点があった。 【0009】一方、特開平7−204211号公報に開
示された滅菌カバーは、内視鏡手元操作部を被覆するも
ので、内視鏡挿入部を被覆するものではない。 【0010】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、上部消化管内視鏡検査で一般的に使用される
マウスピースに内視鏡カバーを取り付けるとともに、こ
の内視鏡カバーで内視鏡挿入部を被覆することが可能な
内視鏡用マウスピースを提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、内視鏡挿入部を挿入する挿入孔が形成さ
れたマウスピース本体と、該マウスピース本体に着脱自
在に取り付けられ、内視鏡挿入部を被覆する内視鏡カバ
ーが引き出し可能に収納された収納部が形成されるとと
もに、マウスピース本体の前記挿入孔に対応する位置に
開口部が形成され、該開口部に前記収納部に収納された
内視鏡カバーの先端部が配置された内視鏡カバー収納体
と、を備えたことを特徴としている。 【0012】請求項1に記載の内視鏡用マウスピースに
よれば、マウスピース本体を被検査者にくわえさせた状
態で、内視鏡カバー収納体の開口部から内視鏡挿入部を
挿入すると、この開口部には内視鏡カバーの先端部が配
置されているので、内視鏡カバーの先端部が内視鏡挿入
部に押され、内視鏡カバーが収納部から引き出されてい
く。そして、引き出されてきた内視鏡カバーに内視鏡挿
入部が被覆されながら、マウスピース本体の挿入孔を介
して体内に挿入されていく。これにより、内視鏡挿入部
の体内への挿入操作によって、内視鏡挿入部を内視鏡カ
バーで被覆することができるので、取り扱いが非常に簡
単になる。また被覆されていく際に手に触れないので、
衛生的である。 【0013】一方、検査に使用された内視鏡カバーは、
再使用されず使い捨てされるわけであるが、このときに
は、マウスピース本体から古い内視鏡カバー収納体を取
り外し、新しい内視鏡カバー収納体をマウスピース本体
に装着する。これにより、マウスピース本体を繰り返し
て使用することができる。マウスピース本体を再使用す
る場合には、予めオートクレーブ等の滅菌処理を行うこ
とが必要である。また、内視鏡カバーは、診察前には内
視鏡カバー収納体の収納部に収納されて外部に露出され
ていないので、診察前に内視鏡カバーが汚染されること
はない。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
係る内視鏡用マウスピースの好ましい実施の形態につい
て詳説する。 【0015】図1は、第1の実施の形態の内視鏡用マウ
スピース10の使用状態を示した模式図である。同図の
如く内視鏡用マウスピース10は、被検査者1にくわえ
られ、この状態で内視鏡用マウスピース10に形成され
た挿通孔(内視鏡カバー収納体の開口部、マウスピース
本体の挿入孔)から、内視鏡100の挿入部102が先
端硬質部102Cを先頭にして体内に挿入される。この
挿入時に、内視鏡用マウスピース10側に収納された内
視鏡カバー12が、挿入部102の押し込み力によって
内視鏡用マウスピース100から引き出されていく。こ
れにより、挿入部102は、内視鏡カバー12に被覆さ
れながら体内に挿入されていき、例えば胃壁2を観察す
る。 【0016】内視鏡100は、術者が把持して操作する
手元操作部104を備え、この手元操作部104に挿入
部102と、図示しない照明装置等に接続されるユニバ
ーサルケーブル106とが連結されている。 【0017】挿入部102は軟性部102A、アングル
部102B、及び先端硬質部102Cで構成され、大半
が軟性部102Aで構成されている。そして、この軟性
部102Aの先端にアングル部102Bが形成され、さ
らにそのアングル部102Bの先端に先端硬質部102
Cが形成されている。 【0018】アングル部102Bは、先端硬質部102
Cを所望の方向に向けるためのものであり、そのアング
ル操作は手元操作部104に設けられたアングルつまみ
108を回動操作することによって行われる。 【0019】先端硬質部102Cの図2に示す先端面1
03には、観察窓(対物光学系)110と照明窓11
2、112とが所定の位置に配置されている。観察窓1
10の内側には、図示しないCCD(固体撮像素子)が
配置され、このCCDによって体内の被観察像が撮像さ
れる。また、照明窓112、112には、それぞれ図示
しないライトガイドが接続され、このライトガイドによ
って伝送された照明光が照明窓112、112から照射
される。なお、符号114は、処置具用チャンネルであ
り、符号116は洗浄ノズルである。 【0020】図1のユニバーサルケーブル106には、
先端硬質部102Cの照明窓112、112に照明光を
伝送するためのライトガイド、CCDからの電気信号を
伝送するための信号ケーブル等が挿通されている。ライ
トガイドは、図示しない光源装置に接続され、この光源
装置からの照明光を先端硬質部102Cの照明窓11
2、112に伝送する。信号ケーブルは図示しないプロ
セッサに接続され、このプロセッサにCCDからの電気
信号を伝送する。プロセッサは入力された電気信号を映
像信号に処理し、図示しないモニタに出力する。これに
より、CCDで撮像された体腔内の被観察像がモニタ上
に拡大表示される。 【0021】内視鏡用マウスピース10は図3に示すよ
うに、マウスピース本体14と内視鏡カバー収納体16
とから構成される。マウスピース本体14は、内視鏡挿
入部102が挿入される挿入孔18が形成された略筒状
に形成されるとともに、その外周部には被検査者1(図
1参照)がくわえる、断面略凹状のくわえ部20が形成
されている。 【0022】内視鏡カバー収納体16は、中央部に開口
部22が形成された略ドーナツ状に形成されるととも
に、その円周に沿って断面凹条の収納部24が形成さ
れ、この収納部24に内視鏡カバー12が蛇腹状に折り
畳まれて収納されている。 【0023】内視鏡カバー収納体16の外周縁には凹条
溝26が形成され、また、凹状溝26に対応するマウス
ピース本体14の外周縁には凸条部28が形成されてい
る。凹状溝26に凸条部28を嵌合することにより、マ
ウスピース本体14に内視鏡カバー収納体16が着脱自
在に取り付けられている。 【0024】マウスピース本体14と内視鏡カバー収納
体16との間には、内視鏡カバー12を収納部24から
引き出すためのスリット30が形成される。内視鏡カバ
ー12の先端部13は、スリット30を介して内視鏡カ
バー収納体16の開口部22内に配置されている。 【0025】内視鏡カバー12は、内視鏡挿入部102
を被覆する長さに形成されるとともに全体がウレタン等
の柔軟性を有するゴム材によって形成されている。ま
た、カバー全体がチューブ状に形成され、先端硬質部1
02Cに対設する先端部13が閉塞されている。先端部
13には、不図示の透明カバーが水密、気密状態で取り
付けられ、透明カバーは図2の観察窓110、及び照明
窓112、112に対向している。 【0026】次に、前記の如く構成された内視鏡用マウ
スピース10の使用方法について説明する。 【0027】第1の実施の形態の内視鏡用マウスピース
10によれば、まず、マウスピース本体14のくわえ部
20を被検査者1にくわえさせる。次に、この状態で、
内視鏡カバー収納体16の開口部22から内視鏡挿入部
102を挿入すると、この開口部22には内視鏡カバー
12の先端部13が配置されているので、内視鏡カバー
12の先端部13が内視鏡挿入部102の先端硬質部1
02Cに押され、内視鏡カバー12が収納部24からス
リット30を介して引き出されていく。 【0028】そして、引き出されてきた内視鏡カバー1
2に内視鏡挿入部102が被覆されながら、マウスピー
ス本体14の挿入孔18を介して体内に挿入されてい
く。 【0029】これにより、内視鏡挿入部102の体内へ
の挿入操作によって、内視鏡挿入部102を内視鏡カバ
ー12で被覆することができるので、取り扱いが非常に
簡単になる。 【0030】なお、内視鏡カバー12の基端開口部12
Aには、スリット30の径よりも大径のストッパリング
32が取り付けられているので、内視鏡カバー12の全
長が引き出されると、ストッパリング30によりその引
き出しが規制される。これにより、内視鏡カバー12が
内視鏡カバー収納体14の収納部24から外れるのが防
止され、外れによる内視鏡カバー12のだぶつきや皺発
生が防止されている。なお、ストッパリング32は、内
視鏡カバー収納体16に固定されず、フリーな状態で収
納部24に収納されている。 【0031】一方、検査に使用された内視鏡カバー12
は、再使用されず使い捨てされる。このときには、マウ
スピース本体14から古い内視鏡カバー収納体16を取
り外し、新しい内視鏡カバー12が収納された内視鏡カ
バー収納体16をマウスピース本体14に装着する。 【0032】これにより、マウスピース本体14を繰り
返して使用することができる。マウスピース本体14を
再使用する場合には、予めオートクレーブ等の滅菌処理
を行うことが必要である。また、内視鏡カバー12は、
診察前には内視鏡カバー収納体16の収納部24に収納
されて外部に露出されていないので、診察前に内視鏡カ
バー12が汚染されることはない。 【0033】図4は、第2の実施の形態の内視鏡用マウ
スピース10Aを示す断面図であり、図3に示した内視
鏡用マウスピース10と同一若しくは類似の部材につい
ては同一の符号を付して、その説明は省略する。 【0034】内視鏡用マウスピース10に対する図4の
内視鏡用マウスピース10Aの相違点は、図3のストッ
パリング32よりも小径のストッパリング32Aに内視
鏡カバー12を巻き取って収納した点である。これによ
り、内視鏡カバー12は、ストッパリング32Aが収納
部24内で回転しながら引き出される。 【0035】図5〜図7は、第3の実施の形態の内視鏡
用マウスピース10Bを示す断面図であり、図3に示し
た内視鏡用マウスピース10と同一若しくは類似の部材
については同一の符号を付して、その説明は省略する。 【0036】図5〜図7の内視鏡用マウスピース10B
は、バヨネットマウント構造の爪40と係合部42とを
利用して、マウスピース本体14に内視鏡カバー収納体
16を着脱自在に構成したものである。 【0037】マウスピース本体14のフランジ部15の
外周部には、4枚の爪40、40…が等間隔で一体形成
され、この爪40、40…が嵌合する溝43が形成され
た係合部42が、連結板44の外周部に4カ所形成され
ている。 【0038】連結板44は、ドーナツ状に形成されると
ともに、その中央開口部45に内視鏡カバー12の先端
部13が配置される。また、連結板44は、図6の如く
内視鏡カバー収納体16の周部に形成された凸条部46
に、連結板44の周部に形成された凹条部48を嵌合さ
せることにより、内視鏡カバー収納体16に装着され
る。そして、内視鏡カバー収納体16と連結板44との
間に、内視鏡カバー引き出し用のスリット30が形成さ
れている。したがって、内視鏡カバー収納体16は、連
結板44と前述のバヨネット構造とを介してマウスピー
ス本体14に着脱自在に装着される。 【0039】また、内視鏡カバー収納体16の開口部2
2には、挿入部102をカバー先端部13に案内する、
先細状のガイド管50が取り付けられている。ガイド管
50は、ゴム等の柔軟性部材によって形成されるととも
に、挿入部102が接触する内周面50Aには、テフロ
ン(登録商標)(ポリフッ化エチレン系繊維)がコーテ
ィングされている。これにより、挿入部102はガイド
管50に円滑に摺接されながらカバー先端部13に向け
て案内される。 【0040】一方、内視鏡カバー12の先端部13の内
周面には、括れ部13Aが形成されている。この括れ部
13Aに挿入部102の先端硬質部102Cが嵌合され
るので、内視鏡カバー12は挿入部102の捩れ動作に
追従して、挿入部102の中心軸を中心に回動する。こ
の時、内視鏡カバー12の基端開口部はストッパリング
32に固定されているが、ストッパリング32は内視鏡
カバー収納体16に固定されていないので、すなわち、
内視鏡カバー12の基端部は自由端なので、内視鏡カバ
ー12に捩れは発生しない。これにより、捩れによる内
視鏡カバー12の損傷を防止できる。 【0041】図8は、第4の実施の形態の内視鏡用マウ
スピース10Cを示す断面図であり、図7に示した内視
鏡用マウスピース10Bと同一若しくは類似の部材につ
いては同一の符号を付して、その説明は省略する。 【0042】図8の内視鏡用マウスピース10Cは、内
視鏡カバー12を、リング状で断面が矩形状のケース5
2に予め収納し、これを、内視鏡カバー収納体16のリ
ング状で断面が矩形状の収納部24に収納させ、収納部
24に対するケース52の摺動性を向上させることによ
り、内視鏡カバー12の捩れに対する追従性を向上させ
たものである。ケース52にも、内視鏡カバー12を引
き出すためのスリット53が形成されている。 【0043】また、内視鏡カバー12の先端部13の内
側端面には、半球状の突起13Bが形成され、この突起
13Bは、図2に示した処置具用チャンネル114に嵌
合される。これにより、挿入部102に内視鏡カバー1
2が固定される。このように、処置具用チャンネル11
4に嵌合する突起13Bを形成することで、処置具用チ
ャンネルのない内視鏡(例えば、内視鏡カバー用内視
鏡)ではない、一般の内視鏡にもこの内視鏡用マウスピ
ース10Cを使用することができる。 【0044】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、マ
ウスピース本体と内視鏡カバー収納体とで内視鏡用マウ
スピースを構成し、内視鏡カバー収納体の開口部から内
視鏡挿入部を挿入すると、この開口部には内視鏡カバー
の先端部が配置されているので、内視鏡カバーの先端部
が内視鏡挿入部に押されることにより、内視鏡カバーが
収納部から引き出されていき、引き出されたきた内視鏡
カバーに内視鏡挿入部が被覆されながら、マウスピース
本体の挿入孔を介して体腔内に挿入されていく。これに
より、本発明の内視鏡用マウスピースによれば、内視鏡
挿入部の体腔内の挿入操作によって、内視鏡挿入部を内
視鏡カバーで被覆することができる。したがって、取り
扱いが非常に簡単になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】内視鏡用マウスピースの使用状態を模式的に示
した説明図 【図2】内視鏡挿入部先端の端面構造を示す図 【図3】第1の実施の形態の内視鏡用マウスピースを示
す断面図 【図4】第2の実施の形態の内視鏡用マウスピースを示
す断面図 【図5】第3の実施の形態の内視鏡用マウスピースを示
す組立斜視図 【図6】図4に示した内視鏡用マウスピースの組立前状
態の断面図 【図7】図5に示した内視鏡用マウスピースの組立後状
態の断面図 【図8】第4の実施の形態の内視鏡用マウスピースを示
す断面図 【符号の説明】 10、10A、10B、10C…内視鏡用マウスピー
ス、12…内視鏡カバー、13…先端部、14…マウス
ピース本体、16…内視鏡カバー収納体、18…挿入
孔、20…くわえ部、22…開口部、24…収納部、3
0…スリット、40…爪、42…係合部、43…溝、4
4…連結板、50…ガイド管、52…ケース
フロントページの続き (72)発明者 三森 尚武 埼玉県さいたま市植竹町1丁目324番地 富士写真光機株式会社内 Fターム(参考) 4C061 AA01 BB02 CC06 DD03 GG14 GG23

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内視鏡挿入部を挿入する挿入孔が形成さ
    れたマウスピース本体と、 該マウスピース本体に着脱自在に取り付けられ、内視鏡
    挿入部を被覆する内視鏡カバーが引き出し可能に収納さ
    れた収納部が形成されるとともに、マウスピース本体の
    前記挿入孔に対応する位置に開口部が形成され、該開口
    部に前記収納部に収納された内視鏡カバーの先端部が配
    置された内視鏡カバー収納体と、 を備えたことを特徴とする内視鏡用マウスピース。
JP2001299980A 2001-09-28 2001-09-28 内視鏡用マウスピース Pending JP2003102678A (ja)

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