JPH0666610U - 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 - Google Patents
内視鏡カバー方式の内視鏡装置Info
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- JPH0666610U JPH0666610U JP009173U JP917393U JPH0666610U JP H0666610 U JPH0666610 U JP H0666610U JP 009173 U JP009173 U JP 009173U JP 917393 U JP917393 U JP 917393U JP H0666610 U JPH0666610 U JP H0666610U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】カバー式内視鏡の挿入部径を太くすることな
く、管路チューブの強度を向上させた内視鏡カバー方式
の内視鏡装置を提供すること。 【構成】挿入部カバー部3aの先端構成部32に形成し
た開口部36c及び送気・送水ノズル24の出口部37
c,38cから流体制御装置9に延出する吸引管路9
3,送水管路91及び送気管路92は、挿入部カバー部
3aの内部を挿通する挿入部側吸引管路93I,挿入部
側送水管路91I,挿入部側送気管路92Iと手元側吸
引管路93H,手元側送気管路92H,手元側送水管路
91Hとから構成されている。そして、挿入部側送水管
路91I,挿入部側送気管路92I及び挿入部側吸引管
路93Iと手元側送水管路91H,手元側送気管路92
H及び手元側吸引管路93Hとの管路のうち少なくとも
一つの管路を接続継手51を介して連通・接続してい
る。
く、管路チューブの強度を向上させた内視鏡カバー方式
の内視鏡装置を提供すること。 【構成】挿入部カバー部3aの先端構成部32に形成し
た開口部36c及び送気・送水ノズル24の出口部37
c,38cから流体制御装置9に延出する吸引管路9
3,送水管路91及び送気管路92は、挿入部カバー部
3aの内部を挿通する挿入部側吸引管路93I,挿入部
側送水管路91I,挿入部側送気管路92Iと手元側吸
引管路93H,手元側送気管路92H,手元側送水管路
91Hとから構成されている。そして、挿入部側送水管
路91I,挿入部側送気管路92I及び挿入部側吸引管
路93Iと手元側送水管路91H,手元側送気管路92
H及び手元側吸引管路93Hとの管路のうち少なくとも
一つの管路を接続継手51を介して連通・接続してい
る。
Description
【0001】
本考案は、チャンネル付内視鏡カバー用内視鏡(以下カバー用内視鏡と記載) を覆うチャンネル付内視鏡カバー(以下内視鏡カバーと記載)内に設けたチャン ネルの手元側管路と挿入部側管路での内径及び肉厚の異なる内視鏡カバー方式の 内視鏡装置(以下カバー式内視鏡装置と記載)に関する。
【0002】
近年、工業分野だけでなく医療分野においても内視鏡が広く用いられている。 医療分野に用いられる内視鏡は、この内視鏡を生体内に挿入して患部の観察や 処置が行えるようになっている。
【0003】 内視鏡を生体内に挿入するため、内視鏡の挿入部は細径に形成され、先端部に は観察窓が設けられている。前記観察窓は、この観察窓の表面に患者の体液や粘 液などが付着すると患部の観察を充分に行えなくなることがある。このため、内 視鏡装置には観察窓に送液して洗浄を行う送液機能や観察窓の残水を送気にて吹 飛ばすことのできる送気機能などが設けられている。これら送気・送水機能は、 内視鏡の手元側の操作部に設けた操作ボタンを操作することによって行えるよう になっている。
【0004】 また、内視鏡には生体内の汚物や粘液などを吸引して体外に排出する吸引管路 や治療処置などを行うための処置具を挿通する処置具チャンネル(鉗子チャンネ ル)などを設けているものがある。
【0005】 上述のように、前記内視鏡には送気・送水管路のみならず吸引管路や処置具チ ャンネルなどの複数の管路が設けられている。
【0006】 ところで、治療及び処置などに使用した内視鏡は、速やかに洗浄、滅菌処理を 施して次の患者に使用することができるようにしなければならなかった。しかし 、内視鏡を完全に洗浄、滅菌処理を施す作業は煩わしく時間を要するものであっ たので内視鏡の使用効率を低下させる要因となっていた。
【0007】 このことから、最近、内視鏡自体をカバーで覆い、このカバーで覆った内視鏡 を床例毎に使用して、処置終了後に内視鏡を覆ったカバーを廃棄することによっ て、内視鏡の洗浄、滅菌処理を簡略化したカバー式内視鏡が採用されている。
【0008】 このカバー式内視鏡は、患者の体腔内で開口させなければならない管路だけを カバー側に設けたものであり、観察手段や照明手段を備えたカバー用内視鏡をカ バーで覆うことにより患者の生体内に直接接触することがないようにしている。
【0009】 この種のカバー式内視鏡は、例えば、米国特許第4646722号、或は、米 国特許第3162190号に開示されている。
【0010】 ところで、前記カバー式内視鏡においてはカバー用内視鏡をカバーで覆うこと は勿論のこと、カバーに設けられている管路チューブなども使用者が例えば流体 制御装置にそれぞれ接続するようになっていた。
【0011】
しかしながら、前記各管路を形成する管路チューブが細径のため、チューブの 強度が弱く、パッケージに収納されているチューブを取出して丸められているチ ューブのチューブ止め部材を外す際や、操作部及びユニバーサルコードに管路チ ューブを沿わせる作業の際、流体制御装置に管路チューブを接続する際、操作部 カバー部或はユニバーサルコードカバー部で管路チューブを覆う際、管路チュー ブを操作部カバー越しに握った際、カバー用内視鏡を内視鏡カバーに設けた内視 鏡挿入チャンネルに挿入する際などに、管路チューブを折ってしまう虞れや傷め てしまう虞れがあった。
【0012】 そこで、管路チューブの強度を高めるために管路チューブを太径にした。 ところが、チューブの強度を高めた太径の管路チューブでは、体腔内に挿通す るカバー式内視鏡の挿入部径が大きくなってしまうという問題があった。
【0013】 本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、カバー式内視鏡の挿入部径を太く することなく、管路チューブの強度を向上させた内視鏡カバー方式の内視鏡装置 を提供することを目的としている。
【0014】
本考案の内視鏡カバー方式の内視鏡装置は、チャンネル付内視鏡カバーと、こ のチャンネル付内視鏡カバーに挿入して使用するチャンネル付内視鏡カバー用内 視鏡とを備える内視鏡カバー方式の内視鏡装置において、 前記チャンネル付内視鏡カバーに設ける複数のチャンネルの少なくとも1つの チャンネルの手元側管路の肉厚を挿入部側管路の肉厚よりも厚肉に形成した。
【0015】
この構成で、チャンネル付内視鏡カバーに設けたチャンネルを形成するチュー ブの挿入部側の肉厚を変えることなく手元側のチューブの肉厚を厚肉に形成する ことにより管路の強度が向上する。
【0016】
図を参照して本考案の実施例を説明する。 図1ないし図9は本考案の一実施例に係り、図1はカバー式内視鏡装置の全体 図、図2はカバー用内視鏡の概略構成を示す説明図、図3はカバー用内視鏡の先 端部を示す斜視図、図4は内視鏡カバーの挿入部カバー部の概略構成を示す断面 図、図5はカバー用内視鏡を挿入した挿入部カバー部の先端部を示す斜視図、図 6はカバー式内視鏡装置に設けられている各管路を示す説明図、図7は挿入部側 管路と手元側管路との接続を示す断面図、図8は固定用口体部の内部を示す断面 図、図9はパッケージに収納されている内視鏡カバーを示す平面図である。
【0017】 図1に示すようにカバー式内視鏡装置1はカバー式内視鏡2と各種周辺機器か ら構成され、カバー式内視鏡2は内視鏡カバー3やカバー用内視鏡4などを備え ている。
【0018】 図2に示すようにカバー用内視鏡4は、例えば、電子内視鏡4である。前記電 子内視鏡4は、手元側の把持部を兼ねた操作部41の前方に細長な挿入部42を 延設している。前記挿入部42は、フレキシブルな可撓管43と、この可撓管の 先端に連設する上下/左右に湾曲可能な湾曲部44と、この湾曲部44の前方に 配設した硬質な先端部45とから構成されている。
【0019】 そして、図3に示すように前記カバー用内視鏡4の挿入部42は、略半円柱形 状であり、先端部45の先端面には観察光学系100と2つの照明光学系101 とが配設されている。
【0020】 また、前記操作部41の側部からは信号ケーブル、ライトガイドファイババン ドルなどを内設したユニバーサルコード46を延出しており、このユニバーサル コード46の端部に設けたコネクタ47を介して後述する光源装置やビデオプロ セッサと接続されるようになっている。
【0021】 さらに、前記操作部41には前記湾曲部44を湾曲操作するためのアングルノ ブ48a,48bが着脱自在に設けられると共に、吸引制御スイッチ49a、送 水制御スイッチ49b,送気制御スイッチ49c及び写真撮影用の各種機能スイ ッチ49dなどが配設されている。
【0022】 ところで、前記図1に示すようにカバー式内視鏡装置1にはカバー式内視鏡2 に接続する各種周辺機器を収納したカート5や前記カバー式内視鏡2を保持する カバー保持具6などが備えられている。
【0023】 前記カート5には各種周辺機器として、例えば、光源装置7、ビテオブロセッ サ8、流体制御装置9、チャンネル付き内視鏡カバー拡張器(以下拡張器と記載 する)10などが収納されている。
【0024】 そして、前記カート5の天板上には内視鏡画像を映し出すモニタ11を載置し ている。
【0025】 前記光源装置7は、体腔内に挿入するカバー用内視鏡4の照明光学系100に 照明光を供給するものである。前記カバー用内視鏡4に設けたコネクタ47を光 源装置7に接続することにより、照明光が照明光学系101に供給されて体腔内 を照明するようになっている。
【0026】 また、前記ビテオブロセッサ8は、体腔内に挿入したカバー用内視鏡4の観察 光学系100がとらえた内視鏡画像をモニタ11の画面上に映し出すものである 。前記カバー用内視鏡4のコネクタ47に接続ケーブル47aを接続してビデオ プロセッサ8に接続することにより、撮像素子の電気信号が映像信号に変換され て内視鏡画像がモニタ11に映し出されるようになっている。
【0027】 さらに、前記流体制御装置9は、前記カバー用内視鏡4を被覆する内視鏡カバ ー3に設けた管路である、例えば、送水管路91・送気管路92・吸引管路93 を介して送水・送気・吸引するものである。前記送水管路91は、管路の中途に 設けた送水タンク94に貯液した水を送水管路91の端部に接続した送水ポンプ で送水管路91の出口部まで送水できるようになっている。同様に、送気管路9 2の端部に接続した送気ポンプで送気管路91の出口部まで送気し、吸引管路9 3の端部に接続した吸引ポンプで吸引管路91の体腔内で開口する開口部から汚 物などを吸引することができるようになっている。
【0028】 又、前記拡張器10は、内視鏡カバー3に空気を送り込むためのものであり、 前記内視鏡カバー3に拡張チューブ10aを介して空気を送り込んでカバー用内 視鏡4の装着、或は、抜去を容易に行えるようになっている。
【0029】 一方、前記カバー式内視鏡2のカバー用内視鏡4を被覆する内視鏡カバー3は 、カバー用内視鏡4の挿入部42を覆う挿入部カバー部3aと、前記カバー用内 視鏡4の操作部41を覆う操作部カバー部3bと、前記カバー用内視鏡4のユニ バサルコード46及びカバー用内視鏡4から延出する各種管路91,92,93 を覆うユニバサルコードカバー部3cなどによって構成されている。
【0030】 図4及び図5に示すように内視鏡カバー3の挿入部カバー部3aの所定位置に カバー用内視鏡4が挿入されている。
【0031】 前記図4に示すように挿入部カバー部3aは、例えば、樹脂にて形成された手 元側に配設した内視鏡操作部固定用口体部(以下固定用口体部と記載)31と先 端部に配設した先端構成部32とを可撓性を有する細長なカバー外皮33で気密 的に連結して形成されている。
【0032】 前記固定用口体部31にはカバー用内視鏡4の挿入部42を挿通する内視鏡挿 通用透孔35aや処置具チャンネルを兼ねた吸引用透孔36a、送水用透孔37 aや送水用透孔38aなどを形成している。
【0033】 また、前記固定用口体部31の側部には処置具挿入口21及び拡張チューブ口 体22が突出する一方、この固定用口体部31を保持するためのカバー保持部材 係止部25及び操作部カバー係止部26が形成されている。
【0034】 一方、前記固定用口体部31と対設する先端構成部32には前記カバー用内視 鏡4の先端部42を挿入する内視鏡位置決め用穴35bや固定用口体部31に形 成した吸引用透孔36a,送水用透孔37a,送気用透孔38aなどに対応する ように吸引用透孔36b,送水用透孔37b,送気用透孔38bなどを形成して いる。
【0035】 さらに、前記先端構成部32の先端側には観察窓23を配設するためのレンズ 用穴39及び送気・送水ノズル24が形成されている。図5に示すようにレンズ 用穴39に配設した観察窓23にはカバー用内視鏡4の観察光学系100及び照 明光学系101が臨まれ、送気・送水ノズル24には送水用透孔37bの出口部 37c及び送気用透孔38bの出口部38cと吸引用透孔36bの開口部36c とを設けている。
【0036】 そして、前記先端構成部32の吸引用透孔36b,送水用透孔37b,送気用 透孔38bに可撓性を有するチューブをそれぞれ接続固定して前記固定用口体部 31の手元側端部まで延出して挿入部側管路としての挿入部側吸引管路93I, 挿入部側送水管路91I,挿入部側送気管路92Iを形成している。
【0037】 更に、図7に示すように前記挿入部側吸引管路93I,挿入部側送水管路91 I,挿入部側送気管路92Iの固定用口体部31の手元側に接続継手51a,5 1b,51cを配設し、この接続継手51a,51b,51cに可撓性を有する チューブを接続して図6及び前記図7に示すように手元側送水管路91H,手元 側送気管路92H,手元側吸引管路93Hを流体制御装置9に延出している。
【0038】 すなわち、送水管路91は挿入部側送水管路91I,接続継手51b及び手元 側送水管路91Hから構成されている。同様に、送気管路92は挿入部側送気管 路92I,接続継手51c及び手元側送気管路92Hから構成され、吸引管路9 3は挿入部側吸引管路93I,接続継手51a及び手元側吸引管路93Hから構 成されている。
【0039】 また、図8に示すように挿入部カバー部3aの内部は、外部環境から隔離され おり、この挿入部カバー部内にはカバー用内視鏡4,挿入部側吸引管路93I, 挿入部側送水管路91I及び挿入部側送気管路92Iが挿通している。
【0040】 さらに、前記カバー用内視鏡4の内部には観察光学系に配設した撮像素子に接 続して電気信号を伝送する信号ケーブル100a,観察光学系101に照明光を 供給するライトガイドファイバ101a及び湾曲部44を湾曲させる湾曲ワイヤ 44aなどが挿通している。
【0041】 なお、本図において符号44bはアングルワイヤガイド44bであり、符号4 3a,43b,43cはカバー用内視鏡4の可撓管43を構成する螺旋管43a ,編み管43b,外皮43cである。
【0042】 前記図4ないし図7を参照して各管路について説明する。 図5及び図6に示すように前記挿入部カバー部3aの先端構成部32に形成し た開口部36c及び送気・送水ノズル24の出口部37c,38cから流体制御 装置9に延出する吸引管路93,送水管路91及び送気管路92は、挿入部カバ ー部3aの内部を挿通する挿入部側吸引管路93I,挿入部側送水管路91I, 挿入部側送気管路92Iと手元側吸引管路93H,手元側送気管路92H,手元 側送水管路91Hとから構成されている。
【0043】 そして、図7に示すように、前記挿入部側送水管路91I,挿入部側送気管路 92I及び挿入部側吸引管路93Iと手元側送水管路91H,手元側送気管路9 2H及び手元側吸引管路93Hとの管路のうち少なくとも一つの管路を挿入部側 の内径が細径で手元側の内径を大径に形成した接続継手51b,51c,51a を介して連通・接続するようになっている。
【0044】 なお、本実施例においては送水管路,送気管路及び吸引管路とも挿入部側の内 径が細径で手元側の内径を太径に形成した接続継手で連通・接続している。
【0045】 すなわち、体腔内へ挿入される挿入部カバー部内を挿通する管路にはカバー式 内視鏡2の細径化を考慮した薄肉のチューブを使用する一方、体腔外で使用され る手元側の管路にはカバー式内視鏡3に使用されるチューブの耐性及び強度など を考慮した厚肉なチューブを使用している。
【0046】 また、前記手元側管路を形成する厚肉なチューブの内径を挿入部側管路を形成 するチューブの内径より大きく形成している。
【0047】 さらに、前記図6に示すように手元側送気管路92Hは、ピンチバルブ95c を介して送気ポンプ96cに接続しており、前記手元側送水管路91Hはピンチ バルブ95bを介して滅菌水を貯液した送水タンク94及び送水ポンプ96bに 接続しており、手元側吸引管路93Hはピンチバルブ95aと連通する吸引瓶9 7を介して吸引ポンプ96aに接続している。
【0048】 又、各ピンチバルブ95a,95b,95cは制御装置98と電気的に接続さ れている。このため、前記カバー用内視鏡4の操作部41に設けた前記吸引スイ ッチ49a,送水スイッチ49b、或は、送気スイッチ49cをオン・オフ動作 させることによって、それぞれのスイッチ49a,49b,49cに対応したピ ンチバルブ95a,95b,95cが開・閉動作することになる。
【0049】 上述のように構成されているカバー式内視鏡装置1の作用を説明する。◎ 例えば、挿入部カバー部3aの先端面に配設されている観察窓23に汚物が付 着したとする。そのとき、観察者は◎ まず、前記観察窓23の汚物を排除するべく観察窓23に向かって送水しなけ ればならない。このため、観察者はカバー用内視鏡4の操作部41に設けた送水 スイッチ49bをオン状態にする。すると、ピンチバルブ95bが開いて送水ポ ンプ96bによって加圧された送水タンク94の滅菌水が手元側送水管路91H ,接続継手51b,挿入部側送水管路91Iを経て、先端構成部32に形成した 送気・送水ノズル24に設けた出口部37cから送水されて観察窓23の汚物を 排除する。そして、送水を停止するときには、前記送水スイッチ49bをオフ状 態にすればピンチバルブ95bが閉じて送水が停止する。
【0050】 次いで、観察窓23の水切りを行うために観察窓23に向かって送気を行う。 このとき、観察者はカバー用内視鏡4の操作部41に設けた送気スイッチ49c をオン状態にする。すると、ピンチバルブ95cが開いて送気ポンプ96cから の空気が手元側送気管路92H,接続継手51c,挿入部側送気管路92Iを経 て、先端構成部32に形成した送気・送水ノズル24に設けた出口部38cから 送気されて観察窓23の水滴を吹き飛ばして水切りを行う。そして、送気を停止 するときには、前記送気スイッチ49cをオフ状態にすればピンチバルブ95c が閉じて送気が停止する。
【0051】 さらに、前記観察窓23に送水された水や体腔内の汚物などを吸引する必要が ある。このとき観察者は、カバー用内視鏡4の操作部41に設けた吸引スイッチ 49aをオン状態にする。すると、ピンチバルブ95aが開いて吸引ポンプ96 aによって吸引を開始して、体腔内の水や汚物などが開口部36c,挿入部側吸 引管路93I,接続継手51a,手元側吸引管路93Hを経て吸引瓶97に流れ 込む。そして、吸引を停止するときには、前記吸引スイッチ49aをオフ状態に すればピンチバルブ95aが閉じて吸引を停止する。
【0052】 このように、体腔内と流体制御装置とを連通する管路を内径を小さく形成した 薄肉な細径チューブを使用した挿入部側管路と、内径を大きく形成した厚肉な太 径チューブを使用した手元側管路とに分離する一方、前記細径チューブを使用し た挿入部側管路と太径チューブを使用した手元側管路とを接続継手で連通・接続 することによって、挿入部カバー部内を挿通する挿入部側管路のチューブ径を太 径にすることなく手元側管路のチューブだけを内径を大きく形成した厚肉な強度 が大幅に向上した太径のチューブにすることができる。
【0053】 このことから、例えば、図9に示すようなパッケージ111に収納されている 内視鏡カバー3の手元側送水管路91H,手元側送気管路92H,手元側吸引管 路93Hを形成するチューブを抜け止め112aを有するチューブ止め部材11 2から取り外す際や、操作部41及びユニバーサルコード46に手元側管路を沿 わせるとき、流体制御装置9に手元側管路を接続するとき、操作部カバー12及 びユニバーサルコードカバー13で手元側管路を覆うとき、手元側管路などを操 作部カバー越しに握ったとき、或は、カバー用内視鏡4を挿入部カバー部3aに 設けた内視鏡挿通用透孔35aに挿入する際などに太径のチューブを使用した手 元側管路を折ってしまうことが無くなる。
【0054】 また、内視鏡検査中にカバー式内視鏡2を捻ったり引っ張ったりしたとき、体 腔外に配置されている手元側管路に大きな力が働いても、この手元側管路を形成 するチューブが太径の強度のあるチューブで形成されていることから接続継手5 1やピンチバルブ95とチューブとの接続部に大きな力が働いて外れるようなこ とがない。
【0055】 さらに、前記手元側管路を形成するチューブの内径を挿入部側管路を形成する チューブの内径より大きく形成したことにより、先端構成部32に形成した送水 出口部37c,送気出口38c,開口部36cでの送水量、送気量、吸引量を増 加するので、作業性が向上して、検査の迅速化を図ることができる。
【0056】 又、従来の送気量、送水量、吸引量のままで支障のないときには、手元側管路 を形成するチューブを内径の大きい厚肉なものにすることによって、挿入部側管 路を形成するチューブを今までよりも細径なものに代えることができるのでカバ ー式内視鏡2の挿入部カバー部3aの細径化が可能になる。
【0057】 なお、前記管路を形成するチューブの材質,肉厚,内径及び外径を適宜選択す ることによって所望の管路を形成することができる。
【0058】 また、前記各手元側管路を形成するチューブに管路の中途で内径や外径などを 変化するように形成したものを使用しても良い。
【0059】 図10及び図11を参照して前記接続継手51の変形例を説明する。 図10に示すように本実施例の接続継手52には、例えば、挿入部側吸引管路 93Iが接続される接続部先端部53と手元側吸引管路93Hが接続される接続 部手元部54とにチューブ抜け止め手段55を形成している。前記チューブ抜け 止め手段55は、接続部先端部53及び接続部手元部54の外周に形成したフラ ンジ部55aである。
【0060】 図11に示すように前記フランジ部55aは、接続部先端部53及び接続部手 元部54の外周の全てにフランジを形成するのではなく、管路が隣り合う位置に 突出したフランジを切り欠いてフランジ部55aを形成したものである。その他 の構成は前記実施例と同様である。
【0061】 上述のように形成した接続継手52にチューブを接続すると、図10及び図1 1に示すようにこの接続継手52に設けたフランジ部55aにより、可撓性を有 するチューブがフランジ部の突部の方向に凸出した状態になって連通・接続され る。
【0062】 このように、接続継手にチューブ抜け止め手段を設けたことにより細径の挿入 部側管路のチューブ及び太径の手元側管路のチューブを確実に接続固定すること ができる。
【0063】 また、図11に示すようにチューブ抜け止め手段55であるフランジ部55a の影響で、接続継手52に連通・接続したチューブは、フランジ部55aを形成 した方向にだけ膨張するので、管路が隣り合う位置にチューブ抜け止め手段55 であるフランジ部55aを形成しなければ管路スペースを大きくしない小型の接 続継手を形成することができる。その他の作用及び効果は前記実施例と同様であ る。
【0064】 なお、前記チューブ抜け止め手段であるフランジ部を含めたチューブ挿入側口 部にC面やR面形状の導入部を形成することによりチューブの装着性を向上させ ることができる。
【0065】 図12及び図13を参照して管路の変形例を説明する。 図12に示すように挿入部側管路をマルチルーメンチューブで形成すると共に 、このマルチルーメンチューブに挿入部側吸引管路93I,挿入部側送水管路9 1I及び挿入部側送気管路92Iとを一体に形成したマルチルーメン挿入部側管 路チューブ30bを形成する。
【0066】 さらに、図13に示すように、例えば、前記図12に示したマルチルーメン挿 入部側管路チューブ30bと接続可能なようにチューブ抜け止め手段55を備え た接続継手52の接続部手元部に接続させた手元側吸引管路93H,手元側送水 管路91H及び手元側送気管路92Hを挿通することのできる固定用口体部側マ ルチルーメン管路チューブ30aを形成する。
【0067】 そして、前記固定用口体部側マルチルーメン管路チューブ30aの接続継手5 2に前記マルチルーメン挿入部側管路チューブ30bの各管路部を連通・接続す る。
【0068】 このように、複数の管路をマルチルーメンチューブに形成することにより煩わ しい管路接続作業を一度で行うことができるので作業性を大幅に向上させること ができる。
【0069】 図14ないし図17を参照して操作部カバー12について説明する。 操作部カバー12は、カバー用内視鏡4の操作部41を覆う内視鏡カバー3の 操作部カバー部3bである。
【0070】 図14に示すように操作部カバー12は、カバー本体121とカバー蓋体12 2とで構成されており、カバー本体121とカバー蓋体122とでカバー用内視 鏡4の操作部41を覆うようになっている。
【0071】 前記カバー本体121及びカバー蓋体122は、例えば、ある程度の把持感の ある軟質のプラスチック樹脂で形成されている。
【0072】 図に示すように前記操作部カバー12のカバー本体121及びカバー蓋体12 2にはカバー用内視鏡4の操作部41の各スイッチに対応する部分に可動性を有 するスイッチカバー123を設けている。
【0073】 また、ユニバーサルコード46を延出する位置に対応する部分には出口部12 4を形成している。そして、この出口部124の外周には前記図1に示すユニバ ーサルコードカバー13を係止する係止部125が設けてある。
【0074】 さらに、前記カバー本体121とカバー蓋体122とを速やかに一体的に合体 固定するための固定手段としてカバー本体121に複数の固定孔126...を 形成する一方、カバー蓋体122には前記カバー本体121に形成した固定孔1 26...に対応した位置に前記固定孔126...に係入する突部127.. .を形成している。
【0075】 そして、図15及び図16に示すように前記カバー蓋体122に形成した突部 127...をカバー本体121の固定孔126...に係入してカバー用内視 鏡4の操作部41を覆った一体的な操作部カバー12となる。
【0076】 このとき、前記図15に示すように前記カバー本体121に形成されている孔 128からはカバー用内視鏡4のアングル軸48が突出するので、この突出した アングル軸48にアングルノブ48a,48bを固定する。
【0077】 なお、操作部カバー12の把持部には滑り止めとしての凸部129が複数形成 してある。
【0078】 また、図17に示すようにカバー本体121とカバー蓋体122とを固定用口 体部31に形成した操作部カバー係止部26に位置決めして一体固定することに よって前記図4の二点鎖線に示すように操作部カバー12と固定用口体部31と が結合するようになっている。
【0079】 さらに、前記固定用口体部31から延出する手元側送水管路91H、手元側送 気管路92H、手元側吸引管路93Hを操作部カバー12の内部を挿通させて出 口部124から延出させるようにしているので、この手元側送水管路91H、手 元側送気管路92H、手元側吸引管路93Hとユニバーサルコード46とをユニ バーサルコードカバー13に挿通させてからこのユニバーサルコードカバー13 を操作部カバー12の係止部125に固定することによってユニバーサルコード 46及び手元側送水管路91H、手元側送気管路92H、手元側吸引管路93H を一体的にすることが可能となる。
【0080】 このように、複数の仕様の異なる操作ボタン49を有するカバー用内視鏡4に 対して操作部カバー12を共通化できるように構成することにより、被覆される カバー用内視鏡4の操作部41の共通化を図ることが可能となる。
【0081】 また、操作部カバー12の共通化によりカバー用内視鏡4を覆う被覆作業が規 格化され、作業の習熟度が向上すると共に誤組み付けによる汚染や破損を無くす ことができる。
【0082】 さらに、操作部カバー12にある程度の剛性を有する樹脂部材で形成したこと により操作部カバー12を安定させて把持することが可能となるので操作性が大 幅に向上する。
【0083】 又、手元側管路を形成するチューブを操作部カバー12、ユニバーサルコード カバー13の内部に敷設することによって内視鏡検査前の内視鏡カバー3の装着 性及び内視鏡検査時の操作性が大幅に向上する。
【0084】 図18ないし図21を参照してユニバーサルコードカバー部3cについて説明 する。 図18に示すようにユニバーサルコードカバー部3cは、シート状の軟質の樹 脂シート301でユニバーサルコード46及び手元側送水管路91H、手元側送 気管路92H、手元側吸引管路93Hなどを矢印方向に巻き込んでから端部を結 束部材302やテープ303などで固定して被覆するようになっている。
【0085】 すなわち、前記ユニバーサルコードカバー部3aの操作部カバー側は、図19 に示すように前記樹脂シート301の略端部に形成した結束部材302を操作部 カバー124に形成した係止部125に押さえつけるように巻いて固定したり、 図20に示すように端部をテープ303で固定して被覆されている。
【0086】 上述のように被覆してユニバーサルコードカバー部3cを形成するとき、操作 部カバー12及びユニバーサルコート46、手元側送水管路91H、手元側送気 管路92H、手元側吸引管路93Hを装着トレー310に配置させて樹脂シート 301を装着するようにしている。
【0087】 ここで、図21を参照して装着トレー310について説明する。 図に示すように装着トレー310は、略L字状に形成されたトレー311と、 ユニバーサルコード46を固定するユニバーサルコード固定部312と、手元側 送水管路91H、手元側送気管路92H、手元側吸引管路93Hを一体で固定す る管路固定部313と、操作部から延出する前記ユニバーサルコード46及び手 元側送水管路91H、手元側送気管路92H、手元側吸引管路93Hを一体的に 固定する共通固定部314と、挿入部カバー部3aの固定用口体部31を保持す る保持部材315などによって構成されている。
【0088】 そして、前記図18に示すように装着トレー310に手元側送水管路91H、 手元側送気管路92H、手元側吸引管路93H及びユニバーサルコード46をそ れぞれユニバーサル固定部312,管路固定部313,共通固定部314に固定 して樹脂シート301をセットしてする。すると、前記ユニバーサル固定部31 2,管路固定部313,共通固定部314と接触している部位以外は、全て空間 部に浮いた状態となるので容易に樹脂カバー301を装着することができる。
【0089】 このように、ユニバーサルコードカバー部を形成するとき、各管路を形成する チューブとユニバーサルコードとを固定する固定部以外は空間部に浮いた状態と なるので、樹脂シートを装着する際にチューブとユニバーサルコードとを手で把 持する必要や、管路に巻きつける際にチューブを絡めたりすることが無くなるの でくなるので樹脂シート301の装着作業性が大幅に向上する。
【0090】 図22を参照してカバー保持具6について説明する。 図に示すようにカバー保持具6はスタンド部61とカバー保持部62で構成さ れている。
【0091】 前記カバー保持具6は、挿入部カバー部3aのカバー用内視鏡挿通用透孔35 aに挿通されているカバー用内視鏡4を取り出す際、挿入部カバー部3aの固定 用口体部31を保持するものである。前記カバー保持部62には図に示すように 挿入部カバー部3aの固定用口体部31と係合するカバー保持部材6aが設けら れている。
【0092】 前記カバー保持部62は、スタンド部61に対して上下方向に移動可能であり 、ネジ63を弛緩することによって自由に上下方向の位置を変えることが可能で あり、ねじ63を締め込むことによって所望の位置に固定可能な構成となってい る。
【0093】 ここで、カバー用内視鏡4への内視鏡カバー3の装着の概略を説明する。 カバー装着作業は、一般的に清潔域担当者(以下作業者Aと記載)と汚染域担 当者(以下作業者Bと記載)の2人の共同作業となる。
【0094】 まず、作業者Aは滅菌済みのグローブを装着し、前記図9に示す抜け止め11 2aを有するチューブ止め112によって各管路が整然と梱包されている滅菌済 みのパッケージ111に収納されている内視鏡カバー3をチューブ止め112か ら取り外す。
【0095】 そして、前記図21に示す滅菌された装着トレー310の保持部材315にパ ッケージ111から取り出した挿入部カバー部3aの固定用口体部31に設けた カバー保持具係止部25を接続固定する。
【0096】 次に、作業者Bは、拡張チューブ10aを前記装着トレー310に接続固定し た拡張チューブ口体22に接続し、この拡張チューブ10aに空気を送り込んで 内視鏡挿通用透孔35aを拡張させる。この状態で、作業者Bはカバー用内視鏡 4の挿入部42を所定位置まで挿入して固定用口体部31に操作部41を結合す る。
【0097】 さらに、作業者Bは固定用口体部31から延出する手元側送水管路91H、手 元側送気管路92H、手元側吸引管路93Hの先端部を前記装着トレー310の 管路固定部313に一体的に固定し、同様にユニバーサルコード46の先端部を ユニバーサルコード固定部312に固定する。
【0098】 このとき、操作部カバーから延出する手元側送水管路91H、手元側送気管路 92H、手元側吸引管路93H及びユニバーサルコード46は、共通固定部31 4に一体で固定してある。
【0099】 上述の状態で作業者Aは操作部カバー12のカバー本体121をカバー用内視 鏡4のアングル軸48と孔128に一致させると共に、前記手元側送水管路91 H、手元側送気管路92H、手元側吸引管路93Hをカバー本体121内に配置 させてからカバー蓋体122を被せて固定用口体部31に一体的に結合する。
【0100】 そして、アングルノブ48a,48bをセットした後、樹脂シート301を前 記手元側送水管路91H、手元側送気管路92H、手元側吸引管路93H及びユ ニバーサルコード46と共に巻きテープ303で固定してユニバーサルコードカ バー部3cを形成する。
【0101】 さらに、作業者Aはユニバーサルコードカバー部3cを操作部カバー12の出 口部124の係合部125に位置合わせした後、結束部材302を巻いてテープ で固定する。なお、他端部はユニバーサルコード46のコネクター部47までカ バーしてある。
【0102】 次いで、作業者Bは手元側送水管路91H、手元側送気管路92H、手元側吸 引管路93Hを流体制御装置4に接続して内視鏡カバー装着作業を終了する。
【0103】 検査終了後は、各管路を流体制御装置9から取り外すと共に、接続ケーブル4 7aをカバー用内視鏡4のコネクタ47から取り外す。
【0104】 そして、ユニバーサルコードカバー部3c、アングルノブ48a,48b、操 作部カバー12を取り外して用意したごみ箱に廃棄する。
【0105】 更に、カバー保持具6のカバー保持部材6aに固定用口体部25を係合させて 拡張チューブ口体22に拡張チューブ10aを接続して内視鏡挿通用透孔25a を拡張し、カバー用内視鏡4の挿入部42を引き抜いて、カバー保持具6に残っ た挿入部カバー部3aをごみ箱に廃棄して作業を終了する。
【0106】
本考案によれば、カバー式内視鏡の挿入部径を太くすることなく、管路チュー ブの強度を向上させた内視鏡カバー方式の内視鏡装置を提供することができる。
【図1】図1ないし図8は本考案の一実施例に係り、図
1はカバー式内視鏡装置の全体図
1はカバー式内視鏡装置の全体図
【図2】カバー用内視鏡の概略構成を示す説明図
【図3】カバー用内視鏡の先端部を示す斜視図
【図4】内視鏡カバーの挿入部カバー部の概略構成を示
す断面図
す断面図
【図5】カバー用内視鏡を挿入した挿入部カバー部の先
端部を示す斜視図
端部を示す斜視図
【図6】カバー式内視鏡装置に設けられている各管路を
示す説明図
示す説明図
【図7】挿入部側管路と手元側管路との接続を示す断面
図
図
【図8】固定用口体部の内部を示す断面図
【図9】パッケージに収納されている内視鏡カバーを示
す平面図
す平面図
【図10】図10及び図11は接続継手の変形例に係
り、図10は挿入部側管路と手元側管路とを接続する接
続継手とを示す断面図
り、図10は挿入部側管路と手元側管路とを接続する接
続継手とを示す断面図
【図11】前記図10のA―A断面図
【図12】図12及び図13は管路の変形例に係り、図
12は挿入部側管路を形成するマルチルーメンチューブ
を示す斜視図
12は挿入部側管路を形成するマルチルーメンチューブ
を示す斜視図
【図13】前記図12のマルチルーメンチューブに接続
する固定用口体部側のマルチルーメンチューブを示す斜
視図
する固定用口体部側のマルチルーメンチューブを示す斜
視図
【図14】図14ないし図17は操作部カバー部に係
り、図14は操作部カバーの概略構成を示す斜視図
り、図14は操作部カバーの概略構成を示す斜視図
【図15】操作部カバーとアングル軸及びアングルノブ
との関係を示す斜視図
との関係を示す斜視図
【図16】前記図15のアングル軸側の平面図
【図17】操作部カバー係止部への装着方法を示す説明
図
図
【図18】図18ないし図21はユニバーサルコードカ
バー部に係り図18は樹脂シート装着状態を示す斜視図
バー部に係り図18は樹脂シート装着状態を示す斜視図
【図19】樹脂シートと挿入部カバーとの関係を示す断
面図
面図
【図20】前記図19のB―B断面図
【図21】装着トレーの概略構成を示す斜視図
【図22】カバー保持具の概略構成を示す斜視図
51…接続継手 91H,92H,93H…手元側管路 91I,92I,93I…挿入部側管路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 伊藤 秀雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 山崎 稔 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 田代 芳夫 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)考案者 瑞田 修 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 チャンネル付内視鏡カバーと、このチャ
ンネル付内視鏡カバーに挿入して使用するチャンネル付
内視鏡カバー用内視鏡とを備える内視鏡カバー方式の内
視鏡装置において、 前記チャンネル付内視鏡カバーに設ける複数のチャンネ
ルの少なくとも1つのチャンネルの手元側管路の肉厚を
挿入部側管路の肉厚よりも厚肉に形成したことを特徴と
する内視鏡カバー方式の内視鏡装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP009173U JPH0666610U (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 |
US08/038,657 US5695450A (en) | 1993-03-05 | 1993-03-29 | Cover-type endoscope apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP009173U JPH0666610U (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0666610U true JPH0666610U (ja) | 1994-09-20 |
Family
ID=18528961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP009173U Pending JPH0666610U (ja) | 1993-03-05 | 1993-03-05 | 内視鏡カバー方式の内視鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0666610U (ja) |
-
1993
- 1993-03-05 JP JP009173U patent/JPH0666610U/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990209 |