JPH0664475U - 農用散布機 - Google Patents

農用散布機

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Publication number
JPH0664475U
JPH0664475U JP1322593U JP1322593U JPH0664475U JP H0664475 U JPH0664475 U JP H0664475U JP 1322593 U JP1322593 U JP 1322593U JP 1322593 U JP1322593 U JP 1322593U JP H0664475 U JPH0664475 U JP H0664475U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tank
auxiliary tank
main tank
auxiliary
spraying device
Prior art date
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Pending
Application number
JP1322593U
Other languages
English (en)
Inventor
昭夫 白名
正躬 松岡
隆敬 細田
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 農薬、又は粒状肥料等の被散布物を補助タン
クからメインタンクに容易にかつ迅速に補給し得て散布
作業能率を向上することができる農用散布機を提供せん
とするものである。 【構成】 メインタンク19を有する散布装置13を作
業台枠11に装着し、該作業台枠11を走行車に昇降可
能に連結したものであって、前記走行車の散布装置13
側に、昇降する補助タンクを装着し、該補助タンク22
と前記メインタンク19とをホース36で連結して補助
タンク22を上昇させると該補助タンク22内の被散布
物がメインタンク19に流入するように構成した農用散
布機。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、走行車を走行させながら散布機により農薬又は粒状肥料等を圃場に 散布する農用散布機に関する。
【0002】
【従来の技術】
走行車に散布機を昇降可能に装着して栽培中の作物に農薬又は粒状肥料等を散 布する農用散布機は既に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記既知の農用散布機は、圃場が著しく広いか、又は粒状肥料のように単位時 間当たりの散布量が多い場合、作業途中で散布装置のタンクが空になるので作業 を中断して補給作業を行わなければならず、作業能率が低下した。また、そのよ うな場合、走行車上に補助タンクを設けることも考えられるが、散布装置に付随 するタンクは高い位置にあるので補給作業が困難であり、補助者を必要とした。 このような課題を解決すべく被散布物を補助タンクから散布装置のタンクにポン プ又は繰出装置等で強制補充するようにすると、機体重量が著しく大になって走 行車が異常に沈下して運転性能が低下すると共にコスト高になる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、メインタンクを有する散布装置を作業台枠に装着し、該作業台枠を 走行車に昇降可能に連結したものであって、前記走行車の散布機側に、昇降する 補助タンクを装着し、該補助タンクと前記メインタンクとをホースで連結するこ とにより、被散布物補給時には補助タンクを上昇させ、散布装置を下降させて補 助タンクとメインタンクとの落差を拡大して補助タンク内の被散布物をメインタ ンクに流入させるようにして前述の課題を解決した。
【0005】
【作用】 作業開始時には、メインタンクと補助タンクとに被散布物を充填しておき、走 行車に昇降可能に装着されている作業台上の散布装置を駆動しながら走行車を走 行させると、散布装置はメインタンク内の被散布物を圃場に散布する。そして、 作業途中でメインタンク内の被散布物が無くなったならば、走行車及び散布装置 を停止させた状態で、補助タンクを上昇させ、散布装置を下降させると、補助タ ンク内の被散布物は自重によりホースを通ってメインタンク内に流入するから、 簡単な操作で散布作業を直ちに再開することができる。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を図面について説明すると、走行車は乗用田植機の本機又は トラクタ等を使用するが、この例では乗用田植機の本機1を採用した。この本機 1は前輪2,2、後輪3,3を有し、前部にエンジン4を搭載し、その後部にス テアリングハンドル5及び運転席6を設けてあり、主フレーム7の後部にはトッ プリンク8と左右のロアリンク9,9によりヒッチ枠10を昇降可能に連結し、 該ヒッチ枠10の後面には前記作業台枠11を取付けてある。
【0007】 前記作業台枠11上に旋回調節可能に取付けた角パイプからなる横枠12には 、左右一対の散布装置13,13を左右移動調節可能に螺着してあり、それらか ら可撓ホース15を介して延出した散布管16,16はそれぞれ反対側へ突出し ており、散布装置13はエンジン(又は電動モーター)17により駆動される送 風機18及び粒状肥料(又は薬剤)を収容するメインタンク19を備えている。
【0008】 前記本機1の後部両側には支持枠20を適宜のブラケット21により固定し、 補助タンク22を、支柱23の上端の枠に横軸23aを中心として上下回動する ように支架されている架台24上に装着し、上記支柱23を前記支持枠20に平 行リンク25を介して連結することにより補助タンク22を昇降させることがで きるようになし、架台24の前部にはハンドル26を突設してある。
【0009】 また、上方の平行リンク25に上端を回動自在に連結した上部リンク27の下 端と、前部がブラケット21に回動自在に連結された下部リンク28の後端とは 支点ピン30により連結してあり、この連結部に取付けた座板31は、トップリ ンク8の中途部下面にブラケット32aを介して取付けた受板32と上下で対向 しており、トップリンク8が上昇傾動すると、座板31と共に補助タンク22を 押し上げるように構成してある。
【0010】 更に、下方の前記平行リンク25の基部寄りと前記支持枠20とには対応する 孔33aを穿設してあり、前記補助タンク22を図1に示すごとく上昇させた状 態で前記孔33aにストッパーピン33を挿入すると、この上昇状態を保持する ことができるようにしてあり、前記補助タンク22の底部の排出口34と、メイ ンタンク19の投入口35とは可撓性を有するホース36にて連結してある。な お、平行リンク25を別の油圧シリンダにより昇降させる方式を採用するとスト ッパーピン33を省略することができる。また、本機1は乗用田植機用のもので あるから、エンジン4の両側には肥料タンク38を、下部には肥料タンク38内 の肥料を施肥管に圧送するポンプ39を装着してあり、前記架台24は補助苗台 として使用する。40は株間検出器であって、走行自動制御時には、それによる 検出結果により自動制御により操舵して前輪2及び後輪3が作物列の間を走行す るようになっている。
【0011】 前述の農用散布機において、例えば、稲に追肥する場合、メインタンク19と 補助タンク22とに粒状肥料を充填し、散布管16,16を図3に示す如く左右 両側方へ張り出させ、散布装置13を駆動して走行車を走行させると、送風機1 8,18はメインタンク19内の粒状肥料を吸入して圧出し、それが散布管16 ,16中途部の複数の孔及び先端の口から圃場に散布される。
【0012】 そして、メインタンク19内の粒状肥料が無くなったならば、運転者は、送風 機18及び走行装置を停止させ、図2に示すように作業姿勢から前記ブラケット 32aに連結されている図外の油圧シリンダによりトップリンク8を押し上げて 散布装置13を上昇させると、トップリンク8と共に上昇する受板32が座板3 1を押し上げる。それにより補助タンク22が図1に示す高さになった時、スト ッパーピン33を支持枠20と下方の平行リンク25の孔33aに挿入すると、 補助タンク22はその高さに保持されることとなる。次いで図1に示すように散 布装置13を下降させると、メインタンク19と補助タンク22との落差が更に 大きくなるので補助タンク22内の粒状肥料は、自重により流下してメインタン ク19に補充される。
【0013】 その際、補助タンク22の容量がメインタンク19のそれより大きい場合は、 メインタンク19が満杯になる前に、散布装置13を上昇させると落差が殆どな くなって粒状肥料が流下しなくなるからこの状態で前記ストッパーピン33を抜 き取って散布装置13を下降させると図2に示す作業姿勢に復帰する。なお、下 部リンク28又は平行リンク25の下降位置は適宜のストッパーにより制限する 。また、次ぎの補充工程において、補助タンク22内の粒状肥料が少なくなった 時、運転者が前記ハンドル26を図1に鎖線で示すようの持ち上げて補助タンク 22を後傾させると、その底部にあるものまで完全に流出させることができる。 この傾動操作は第1回目の充填行程にて行っても良い。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、メインタンク19を有する散布装置13を作業台枠11に装着し、 該作業台枠11を走行車に昇降可能に連結したものであって、前記走行車の散布 装置13側に、昇降する補助タンク22を装着し、該補助タンク22と前記メイ ンタンク19とをホース36で連結したので、散布作業を行ってメインタンク1 9内の被散布物が無くなった時、補助タンク22を上昇させると、補助タンク2 2内の被散布物が、自重によりメインタンク19に流入することとなり、重量の 大なる被散布物を、強制補充手段を用いることなく、軽量で安価に得ることがで きるものでありながら、補給作業を容易にかつ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】農用散布機の被散布物補給状態を示す側面図で
ある。
【図2】作業状態を示す同上側面図である。
【図3】平面図である。
【符号の説明】
8 トップリンク 11 作業台枠 13 散布装置 19 メインタンク 20 支持枠 22 補助タンク 25 平行リンク 27 上部リンク 28 下部リンク 31 座板 32 受板 33 ストッパーピン 36 ホース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインタンク19を有する散布装置13
    を作業台枠11に装着し、該作業台枠11を走行車に昇
    降可能に連結したものであって、前記走行車の散布装置
    13側に、昇降する補助タンクを装着し、該補助タンク
    22と前記メインタンク19とをホース36で連結し、
    補助タンク22を上昇させ、散布装置を下降させて補助
    タンク22内の被散布物をメインタンク19に流入させ
    るように構成したことを特徴とする農用散布機。
JP1322593U 1993-02-27 1993-02-27 農用散布機 Pending JPH0664475U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1322593U JPH0664475U (ja) 1993-02-27 1993-02-27 農用散布機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1322593U JPH0664475U (ja) 1993-02-27 1993-02-27 農用散布機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0664475U true JPH0664475U (ja) 1994-09-13

Family

ID=11827242

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1322593U Pending JPH0664475U (ja) 1993-02-27 1993-02-27 農用散布機

Country Status (1)

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JP (1) JPH0664475U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002112611A (ja) * 2000-10-10 2002-04-16 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 施肥機
JP2014226068A (ja) * 2013-05-21 2014-12-08 本田農機工業株式会社 粉粒体の散布機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002112611A (ja) * 2000-10-10 2002-04-16 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 施肥機
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