JPH0739386Y2 - 施肥装置付き水田作業機 - Google Patents

施肥装置付き水田作業機

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JPH0739386Y2
JPH0739386Y2 JP12646489U JP12646489U JPH0739386Y2 JP H0739386 Y2 JPH0739386 Y2 JP H0739386Y2 JP 12646489 U JP12646489 U JP 12646489U JP 12646489 U JP12646489 U JP 12646489U JP H0739386 Y2 JPH0739386 Y2 JP H0739386Y2
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fertilizer
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JP12646489U
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正一 中村
浩昭 北井
実 櫟田
康也 中尾
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行機体の後方に複数条に亘る苗植付けもし
くは直播用の作業装置を昇降自在に連結し、前記作業装
置に各条毎に施肥装置(8)を装備してあるとともに、
この施肥装置に対する肥料の補給装置(A)を走行機体
に支持してある施肥装置付き水田作業機に関する。
〔従来の技術〕
従来前述した水田作業機としては、例えば特開昭59−14
716号公報中の第5図に示されるように、運転席の後部
に肥料タンクと揚送機構を設け、揚送した肥料を各条の
施肥装置に落下供給する技術が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来技術は大重量の肥料タンクを機体の低位置に配
備するために機体の重心を下げて安定性を高めることが
できる利点を有しているが、植付装置へ苗を補給すると
きに、運転席直後の肥料タンク及び揚送機構が邪魔にな
って運転席らの苗補給作業が行い難いという不都合を有
しているものであった。又、肥料タンクへの肥料補給も
運転者が大きく身体の向きを変えたり立上がったりする
必要があって煩わしいものとなっていた。
本考案は肥料の補給装置を機体に支持させた構造としな
がらも上記不都合のない施肥装置付き水田作業機の提供
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は冒頭に記載した施肥装置付き水田作業機におい
て、前記補給装置を肥料タンク、およびこの肥料タンク
の肥料を自然落下によって前記施肥装置へ供給するため
に高所へ揚送する揚送機構から構成し、前記肥料タンク
を運転席の横外側箇所に配置するとともに、この肥料タ
ンクの横外側位置に前記揚送機構を立設してあることを
特徴構成とする。
〔作用〕
前記構成によれば、揚送機構は運転席から横外側に大き
く離れた位置に立設しており、かつ、肥料タンクも運転
席の横外側に位置しているので、作業装置への苗補給や
種子の補給作業のときに揚送機構や肥料タンクが邪魔に
なることはない。
さらに、前記肥料タンクは運転席の横に位置するので、
この肥料タンクへの肥料補給を運転席に座ったまま容易
に行うことができる。
〔考案の効果〕
従って、本考案によれば、重心低く肥料を機体側に保有
できる形態を採用するに際し、後部作業装置への苗補給
や種子補給、並びに肥料タンクへの肥料補給を容易に行
うことができる施肥装置付き水田作業機を提供すること
ができた。
〔実施例〕
以下に本考案の実施例を乗用型田植機に適用した場合に
ついて説明する。
第5図に示すように、左右一対の駆動可能な前車輪
(1)と後車輪(2)、原動部(3)、その左右両側部
の予備苗載せ台(15a),(15a)、ハンドル(14)及び
運転席(4)を備えさせた走行機体の後部に、苗植付装
置(5)をシリンダ(6)及び四輪リンク機構(7)に
より昇降操作自在に連結すると共に、走行機体から苗植
付装置(5)に動力を伝達するように構成して、6条植
え可能な乗用型田植機を構成してある。
前記苗植付装置(5)の後部には苗植付と同時に施肥を
行う施肥装置(8)が配設してあり、この施肥装置
(8)に対する肥料補給装置(A)を運転席(4)後側
位置における走行機体に支持させてある。
第1図に示すように、前記肥料補給装置(A)は運転席
(4)の両脇に配置した大容量の肥料タンク(9),
(9)およびこれら肥料タンク(9),(9)内の肥料
を高所へ揚送する2本の縦スクリューコンベア(10),
(10)を前記肥料タンク(9),(9)の横外側に配置
して構成されており、各縦スクリューコンベア(10),
(10)の上端部における肥料の吐出口(B)に若干の可
撓性を有した第1および第2ホース(11),(11)を接
続してある。
前記施肥装置(8)は、浅層施肥用の作溝器(8A)と深
層施肥用の回転式供給体(8B)とを備えており、浅層施
肥と深層施肥とは異種の肥料を使用するようになってい
る。
そして、第2図に示すように、浅層施肥は各条毎に、深
層施肥は、隔条毎に、つまり作溝器(8A)は6個、供給
体(8B)は3個必要であり、作溝器(8A)に対する第1
肥料貯留部(12A)2個を、供給体(8B)に対する第2
肥料貯留部(12B)の両横に一体的に並設して成る貯留
部(12)3個を横方向に並べて配置してある。
前記貯留部(12),(12),(12)は第1および第2肥
料貯留部(12A),(12B)へ各別に肥料を送るために2
つの通路(13a),(13b)を有した枝分れ状の導通路
(13)で連結してあり、この導通路(13)の入口に前記
第1および第2ホース(11),(11)を各通路(13
a),(13b)毎へ各別に連結して、異種の肥料を施肥装
置(8)へ供給可能にしている。
つまり、両ホース(11),(11)と導通路(13)とで肥
料を流下送出する供給路(R)を形成してある。
次に前記肥料補給装置(A)の作動構造について説明す
る。
第2図、第3図に示すように、前記補給路(R)の途中
位置、具体的にはホース(11)における導通路(13)と
の連結点近くと、前記両貯留部(12A),(12B)に近い
導通路(13)とのそれぞれに、肥料の存否を検出するセ
ンサー(16),(17)を取り付けてあり、前記貯留部
(12)に近いセンサー(17)が肥料の不存在を検出する
と前記肥料補給装置(A)が作動し、前記供給路途中の
センサー(16)が肥料の存在を検出すると前記肥料補給
装置(A)はその作動が停止する状態に構成してある。
つまり、第4図に示すように、前記縦スクリューコンベ
ア(10)のスクリュー(18)を油圧モータ(M)で駆動
し、その制御弁(19)を前記両センサー(16),(17)
の作動によって切換え操作するのであり、貯留部(12)
に近い側のセンサー(17)の肥料の不存在検出によって
油圧モータ(M)が駆動して肥料が揚送され、供給路セ
ンサー(16)が肥料の存在を検出すると、油圧モータ
(M)は停止するのである。
浅層施肥用肥粒の貯留部のセンサー(17)は3個、深層
施肥用肥料の貯留部のセンサー(17)も3個存在する
が、浅・深層それぞれの施肥ともに最も先に検出するセ
ンサーに基づいて油圧モータ(M)を駆動するように構
成すれば、施肥量にバラ付きがあっても確実に施肥でき
る。
第3、第5図に示すように、前記縦スクリューコンベア
(10),(10)は肥料タンク(9)との連通部を横軸芯
(P)として前後に揺動可能であり、両スクリュー筒
(10A),(10A)の上部どうしを連結するジョイント
(22)と植付装置(5)とをロッド(21)で連結してあ
る。
前記ロッド(21)の上端は側面視において前記吐出口
(B)とほぼ同位置に、下端は側面視において前記導通
路(13)の入口部位に夫々球面継手(23),(23)を介
して連結してあり、この連動構造による連係手段(C)
によって植付装置(5)が昇降しても吐出口(B)と導
通路(13)入口との離間距離がほぼ一定に保たれるの
で、ホース(11),(11)もその全長が殆ど変化しない
のである。
前記スクリュー筒(10A),(10A)の上部には、これら
を安全フレームを兼た支柱として屋根(20)を横軸とな
る枢支部(X)でもって上下揺動自在に取り付け、か
つ、この屋根(20)の後端部と植付装置(5)とを連結
ロッド(24)で連動連結してあり、屋根(20)は植付装
置(5)の昇降に伴って同方向に平行な状態で上下する
ようにしてある。
また、第1図に示すように、運転席(4)と左右の肥料
タンク(9),(9)との間には夫々植付装置(5)の
植付けレバー(25)、副変速レバー(26)を配置してあ
る。
〔別実施例〕
本実施例では運転席(4)の両側に肥料タンク(9)と
縦スクリューコンベア(10)を配置したが、片側のみに
配置したものでも良い。
また、本考案を水田直播機に適用しても良い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係る施肥装置付き水田作業機の実施例を示
し、第1図は乗用型田植機の平面図、第2図は肥料の供
給路を示す背面図、第3図は連係手段の構造を示す斜視
図、第4図は揚送装置の駆動構造を示す回路図、第5図
は乗用型田植機の側面図である。 (4)……運転席、(5)……作業装置、(8)……施
肥装置、(9)……肥料タンク、(10)……揚送機構、
(A)……補給装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行機体の後方に複数条に亘る苗植付けも
    しくは直播用の作業装置(5)を昇降自在に連結し、前
    記作業装置(5)に各条毎に施肥装置(8)を装備して
    あるとともに、この施肥装置(8)に対する肥料の補給
    装置(A)を走行機体に支持してある施肥装置付き水田
    作業機であって、前記補給装置(A)を肥料タンク
    (9)、およびこの肥料タンク(9)の肥料を自然落下
    によって前記施肥装置(8)へ供給するために高所へ揚
    送する揚送機構(10)から構成し、前記肥料タンク
    (9)を運転席(4)の横外側箇所に配置するととも
    に、この肥料タンク(9)の横外側位置に前記揚送機構
    (10)を立設してある施肥装置付き水田作業機。
JP12646489U 1989-10-27 1989-10-27 施肥装置付き水田作業機 Expired - Lifetime JPH0739386Y2 (ja)

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