JPH0664265A - 熱転写プリント装置 - Google Patents

熱転写プリント装置

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JPH0664265A
JPH0664265A JP5159745A JP15974593A JPH0664265A JP H0664265 A JPH0664265 A JP H0664265A JP 5159745 A JP5159745 A JP 5159745A JP 15974593 A JP15974593 A JP 15974593A JP H0664265 A JPH0664265 A JP H0664265A
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Daniel C Maslanka
チャールズ マスランカ ダニエル
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/28Arrangements of guides for the impression-transfer material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/02Feeding mechanisms

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドナーウエブ巻取りスプールによってドナー
ウエブに加えられる張力を取り除くことのできる熱転写
プリント装置を提供する。 【構成】 キャプスタンローラ34がプリントドラム1
8とドナーウエブ巻取りスプール28との間に介在し
て、ドナーウエブ14とかみ合い、制御可能なやり方で
ドナーウエブ14が印刷ゾーンから送り出されるのに従
いドナーウエブ14をドナーウエブ巻取りスプール28
へ前送りする。キャプスタンローラ34は、ドナーウエ
ブ14が印刷ゾーンから送り出される速度よりも遅い速
度でドナーウエブ14を前送りすることにより、ドナー
ウエブ巻取りスプール28によってドナーウエブ14に
加えられる張力を取り除く。また、キャプスタンローラ
34の動作を遅延してわずかなゆるみをドナーウエブ1
4に蓄積することによって、張力を取り除くことも可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に熱転写プリンタ
におけるドナーウエブを前送りする装置及びその方法に
関し、より詳細には、ドナーウエブが印刷ゾーンに存在
する間ドナーウエブ巻取りスプールがドナーウエブを引
っ張ることによって生じるドナーウエブに加わる張力を
取り除く装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱転写印刷過程において、染料担持ドナ
ーウエブは印刷ゾーンにて染料受容印刷媒体と接触す
る。熱転写印刷は、ドナーウエブの送られる方向に対し
て横断する方向にドナーウエブにわたって延設されたプ
リントヘッドとドナーウエブとが接触することにより実
行される。印刷動作時においてドナーウエブと染料受容
印刷媒体との密接な接触を維持するため、ドナーウエブ
と染料受容印刷媒体は部分的にプリントドラム面に巻き
付けられている。通常、プリントドラムは精密ステップ
モータによって駆動され、その結果隣接する画像ライン
間の間隔を精密に制御することが可能である。ドナーウ
エブ巻取りスプールは、しばしばより安価なDCモータ
によって回転駆動されるが、これはドナーウエブ巻取り
スプールの動作が単に使用済みのドナーウエブを蓄積す
るだけであるためである。ドナーウエブは回転可能に取
り付けられたドナーウエブ供給スプールによって供給さ
れ、クラッチ配列を用いてドナーウエブ供給スプールに
加わる抗力を制御して、ドナーウエブ巻取りスプールモ
ータの影響でドナーウエブ供給スプールが空回りしない
ようにする。印刷品質は、印刷時においてドナーウエブ
に加わる張力の大きさによってかなり影響される。ドナ
ーウエブの張力が変動すると、バンディングとして周知
の像の乱れが生じる可能性がある。理想的には、ドナー
ウエブ巻取りスプールの張力は印刷サイクルを通じて均
一である。不幸にして、この理想は、特に比較的安価な
駆動モータを用いてドナーウエブ巻取りスプールの回転
を行う場合、達成が困難である。また、ドナーウエブ巻
取りスプールの直径は、ドナーウエブに加わる張力を変
化させる。印刷が行われるに従って、ドナーウエブ巻取
りスプールの直径はだんだん大きくなり、これによって
ドナーウエブに加わる張力が変化する。従って、ドナー
ウエブ巻取りスプールにより生じるドナーウエブに加わ
る張力が印刷品質に影響を与えない熱転写プリンタを有
することが非常に望ましいことが理解される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】共同譲渡された米国特
許第504、445号において、印刷ゾーンを出たドナ
ーウエブの張力を各印刷動作時ごとにゼロにする熱転写
プリンタが開示されている。この無張力状態によってバ
ンディングされるものをほぼ取り除くことができるが、
これはドナーウエブが印刷ゾーンから送り出される速度
よりも遅い速度でドナーウエブ巻取りスプールを回転さ
せることによって達成される。2速度モータを用いて2
つの異なる速度でドナーウエブ巻取りスプールを回転さ
せる。第1の速度は、各印刷サイクルごとに印刷ゾーン
とドナーウエブ巻取りスプールとの間でドナーウエブに
ゆるみが生じるのに充分な遅い速度であり、第2の速度
は印刷サイクル間ですべてのゆるみを取り除くのに充分
な速い速度である。不幸にして、ドナーウエブ巻取りス
プールが使用済みのドナーウエブを蓄積するに従いドナ
ーウエブ巻取りスプールの直径は大きくなり、その結
果、ドナーウエブ巻取りスプールを固定した角速度で回
転させてもドナーウエブの巻取り速度はだんだん速くな
る。従って、印刷品質がドナーウエブ巻取りスプールの
直径に影響されない熱転写プリンタを有することが非常
に望ましいことが理解される。
【0004】共同譲渡された米国特許第542、502
号において、ドナーウエブ巻取りスプールがの瞬間直径
の近似値に比例してドナーウエブ巻取りスプールが回転
する熱転写プリンタが開示されている。瞬間直径に比例
する信号はシャフトエンコーダによって生成されて、ド
ナーウエブを繰り出して印刷ゾーンへ供給するドナーウ
エブ供給スプールの角速度を監視する。動作によってド
ナーウエブ巻取りスプールに連結される変速モータはこ
の信号に応じて、印刷動作時にドナーウエブが印刷ゾー
ンから送り出される速度と同じ速度か、あるいはそれよ
りわずかに遅い速度でドナーウエブ巻取りスプールを回
転させる。不幸にして、シャフトエンコーダ及びその他
の構成要素が必要であるため、プリンタのコストが高く
なる。従って、ドナーウエブに加わる張力がゼロであり
プリンタのコストを高くするような構成要素を必要とし
ない熱転写プリンタを有することが非常に望ましいこと
が理解される。
【0005】ドナーウエブは、回転ドラムのニップとサ
ーマルプリントヘッドで生成された力によってドナーウ
エブ供給スプールから繰り出される。印刷サイクル時の
ドラムの周速度は一定であり、印刷サイクル時のドナー
ウエブの速度に等しい。使用済みドナーウエブは、典型
的にはモータ/トランスミッションアセンブリによって
ドナーウエブ巻取りスプールに巻取られる。しかし、ド
ナーウエブが巻取られて繰り出されるに従いドナーウエ
ブ供給スプール及びドナーウエブ巻取りスプールの直径
は変化するので、それぞれの角速度は均衡を維持するた
めにはそれに対応して変化しなければならない。これら
モータ/トランスミッションアセンブリは、角速度がド
ナーウエブ巻取りスプールの直径が最小のときにドナー
ウエブを巻き戻すのに必要な角速度よりも大きくなる、
あるいはその角速度に等しくなるよう設計されている。
ドナーウエブ巻取りスプールに巻取られたドナーウエブ
の量が多くなれば、巻取り速度はそれに従って遅くなる
ことが要求される。速度の変化は、通常、モータとドナ
ーウエブ巻取りスプールの間に挿入されたスリップクラ
ッチを用いて達成される。スリップクラッチによって加
えられた力はある力成分を加えることになるが、この力
は通常バンディングといわれる印刷ページに密度が均一
でないバンドとして現れて染料転写過程の完全性を損な
う可能性がある。従って、ドナーウエブに加わる張力を
ゼロにしてバンディングを取り除き、また単純で安価な
熱転写印刷装置及びその方法を有することが非常に望ま
しいことが理解される。
【0006】本発明は前述の問題点を解決するためにな
されたものであり、モータの回転制御に起因するドナー
ウエブの張力の変動や、またドナーウエブ巻取りスプー
ルの直径が変化することによって生じるドナーウエブの
張力の変化の影響を受けない熱転写プリンタを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、上
記の問題を1つ以上克服することを目的とする。簡潔に
要約すると、本発明のある面によって、熱転写プリンタ
は回転可能に取り付けられたドナーウエブ供給スプール
と、ドナーウエブ供給スプールから染料ドナーウエブを
繰り出して染料がプリントヘッドによって印刷受容媒体
に転写される印刷ゾーンにてドナーウエブを前送りして
サーマルプリントヘッドを通過させる回転可能に駆動さ
れるプリントドラムとを有す。このプリントドラムによ
って、ドナーウエブ供給スプールを回転させてそこから
ドナーウエブを繰り出し、さらにドナーウエブを一定の
速度で印刷ゾーンから送り出す。回転可能に取り付けら
れたドナーウエブ巻取りスプールは、印刷ゾーンから送
り出されたドナーウエブを蓄積する。キャプスタンロー
ラがプリントドラムとドナーウエブ巻取りスプールとの
間に介在する。キャプスタンローラは回転してドナーウ
エブとかみ合い、ドナーウエブが印刷ゾーンから送り出
されるに従って制御可能なやり方でドナーウエブをドナ
ーウエブ巻取りスプールへ前送りする。キャプスタンロ
ーラはドナーウエブが印刷ゾーンから送り出される速度
よりも遅い速度でドナーウエブを前送りし、ドナーウエ
ブ巻取りスプールによってドナーウエブに加えられる張
力を取り除き、これを印刷ゾーンから排出する。また、
張力は、キャプスタンローラの動作を遅延してドナーウ
エブにわずかなゆるみを蓄積することによっても取り除
くことが可能である。
【0008】本発明の別の面によって、熱転写印刷を行
う方法は、染料担時ドナーウエブを回転するドナーウエ
ブ供給スプールから繰り出すステップと、サーマルプリ
ントヘッドとプリントドラムがドナーウエブに作用して
印刷受容媒体へドナーウエブから染料を転写する印刷ゾ
ーンへドナーウエブを前送りするステップと、モータ手
段によって制御可能なやり方でプリントドラムを回転す
ることによりドナーウエブを印刷ゾーンからドナーウエ
ブ巻取りスプールへ前送りするステップと、モータ手段
によって回転可能にドナーウエブ巻取りスプールを駆動
することにより前送りされたドナーウエブをドナーウエ
ブ巻取りスプールに巻き付けるステップと、プリントド
ラムとドナーウエブ巻取りスプールの間にキャプスタン
ローラを介在させるステップと、駆動によってドナーウ
エブとかみ合いドナーウエブが印刷ゾーンから送り出さ
れるに従って制御可能なやり方でドナーウエブをドナー
ウエブ巻取りスプールへ前送りし、ドナーウエブ巻取り
スプールによってドナーウエブに加えられる張力を取り
除き、印刷ゾーンから排出するステップとを有す。この
方法は、キャプスタンローラを用いてドナーウエブが印
刷ゾーンから送り出される速度よりも遅い速度でドナー
ウエブを前送りするステップを含む可能性がある。ま
た、この方法は、キャプスタンローラを遅延するステッ
プと、キャプスタンローラを用いてドナーウエブが印刷
ゾーンから送り出されるのと同じ速度でドナーウエブを
前送りするステップとを含む可能性がある。
【0009】本発明のこれら及びその他の面、目的、特
徴、及び利点は、以下の本発明の好ましい実施様態及び
付随の特許請求の範囲の記述と、添付図面を参照するこ
とによりより明らかに理解され評価される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に従って
説明する。熱転写プリンタ10は、染料担時ドナーウエ
ブ14を支持するドナーウエブ供給スプール12を有
す。ドナーウエブ供給スプール12は回転可能に熱転写
プリンタ10に取り付けられており、回転しながらドナ
ーウエブ14を繰り出す。スリップクラッチ(図示され
ていない)によってドナーウエブ供給スプール12が空
回りしないようになっており、その結果、ドナーウエブ
14は制御された方法で繰り出される。
【0011】印刷は熱転写プリンタ10の印刷位置にて
実行されるが、サーマルプリントヘッド16が染料ドナ
ーウエブ14と染料受容部材とをプリントドラム18に
押し付けてドナーウエブ14から染料を染料受容部材に
転写する。プリントヘッド16は、印刷位置と非印刷位
置との間を移動可能である。印刷位置では、プリントヘ
ッド16はドナーウエブ14と染料受容部材とをプリン
トドラム18に押し付けて印刷を実行し、非印刷位置で
は、サーマルプリントヘッド16はプリントドラム18
から間隔をあけて配置されてドナーウエブ14の搬送を
妨げない。媒体14を介してプリントヘッド16とプリ
ントドラム18とが接触する領域は、ニップまたは印刷
ゾーンといわれている。印刷ゾーンに送られる染料ドナ
ー14はガイドローラ20を通過し、そしてガイドロー
ラ22を通過し、印刷ゾーンから排出される。ガイドロ
ーラ20は非印刷位置にてドナーウエブ14をプリント
ヘッド16から離した状態に保つ働きをし、ガイドロー
ラ22はドナーウエブ14が印刷ゾーンに存在する間ド
ナーウエブ14をプリントドラム18から離した状態に
保つ働きをする。
【0012】プリントドラム18は、例えばステップモ
ータ24などのモータによって回転可能に駆動される。
プリントドラム18は、熱転写プリンタ10のスペース
割り当てに応じて、ステップモータ24によって直接駆
動される場合と、ベルト手段26によって駆動される場
合とがある。駆動されたプリントドラム18はドナーウ
エブ供給スプール12からドナーウエブ14を繰り出し
て、染料が転写される印刷ゾーンにてドナーウエブ14
を前送りしてプリントヘッド16を通過させる。ドナー
ウエブ14の搬送速度は印刷時の印刷ゾーンでは一定で
あるため、回転可能に駆動されるプリントドラム18に
よって、ドナーウエブ供給スプール12は回転しながら
そこからドナーウエブ14を繰り出して、さらにドナー
ウエブ14は一定の速度で印刷ゾーンから送り出され
る。
【0013】印刷ゾーンに存在するドナーウエブ14
は、ドナーウエブ巻取りスプール28によって巻取られ
る。ドナーウエブ巻取りスプール28は回転可能に取り
付けられており、摩擦駆動ホイール30によって回転可
能に駆動される。摩擦駆動ホイール30は、歯付きベル
ト26によって駆動可能な歯付きホイール32を用いて
駆動され、歯付きベルト26はステップモータ24によ
って駆動される。摩擦駆動ホイール30は、プリントド
ラム18の駆動用のモータとは別のステップモータによ
って駆動可能であるが、ステップモータを1つだけ用い
る方が安価である。ドナーウエブ巻取りスプール28と
摩擦駆動ホイール30との連結は摩擦による連結である
ため、スリップが生じることが可能で、これによってド
ナーウエブ巻取りスプール28がドナーウエブ14を破
損することなく張力が与えられた状態に保持可能であ
る。また、ドナーウエブ巻取りスプール28の直径は使
用済みドナーウエブ14を巻取るに従って大きくなるの
で、周速度が速くなり、同様にドナーウエブ14を引っ
張るのに役立つ。
【0014】ドナーウエブ巻取りスプール28によって
生じる張力が印刷ゾーンにて実行される印刷の妨げにな
らないようにするため、駆動されるキャプスタンローラ
34が設けられている。好ましくは、キャプスタンロー
ラ34は共同して動くアイドラローラ36を有し、ドナ
ーウエブ14がドナーウエブ巻取りスプール28によっ
て巻取られる前に印刷ゾーンから送り出されたドナーウ
エブ14を受取る。キャプスタンローラ34はキャプス
タンローラコントローラ38によって精密に駆動される
が、このキャプスタンローラコントローラ38は電子制
御によってモータを精密にステップして、いつモータが
キャプスタンローラ34をステップするかを決定するス
テップモータであってもよい。
【0015】本発明の動作は、これまでの記述から自明
であると確信するが、強調のためいくつかつけ加える。
印刷が印刷ゾーンで実行されるとき、プリントドラム1
8は均一な印刷を得るため制御された一定の速度でドナ
ーウエブ14を前送りする。印刷ゾーンで印刷は一定の
速度で実行されるので、使用済みドナーウエブ14も一
定の速度で印刷ゾーンから送り出される。使用済みドナ
ーウエブ14はキャプスタンローラ34によって計測さ
れてドナーウエブ巻取りスプール28によって巻取られ
る。キャプスタンローラ34は印刷ゾーンから受取った
ドナーウエブ14を計測して、その結果、ドナーウエブ
14は印刷ゾーンで張力が加えられることなくドナーウ
エブ巻取りスプール28によって巻取られる。これは、
ドナーウエブ14が印刷ゾーンから送り出される速度よ
りも遅い速度でキャプスタンローラ34によって計測さ
れる用にキャプスタンローラ34を駆動することにより
達成される。これにより、キャプスタンローラ34と印
刷ゾーンとの間でドナーウエブ14にわずかにゆるみが
生じる。代替方法として、ドナーウエブ14が印刷ゾー
ンから送り出される速度と同じ速度で駆動されるよう
に、キャプスタンローラ34を駆動することも可能であ
る。この方法が実行されると、キャプスタンローラコン
トローラ38は、印刷ゾーンの後ろでキャプスタンロー
ラ34の前、好ましくはアイドラローラ22の前で、ゆ
るみがドナーウエブ14に蓄積されるようにキャプスタ
ンローラ34の動作をわずかの時間間隔だけ遅延する。
【0016】ここで、ドナーウエブ巻取りスプール28
に作用する摩擦駆動ホイール30によって生成された力
成分を取り除くキャプスタンローラ34を有する熱転写
プリンタ10が提供されたことが理解される。キャプス
タンローラ34は、その長所として、ドナーウエブ14
がわずかなゆるみがある状態で印刷ゾーンから送り出さ
れて、それによってドナーウエブ巻取りスプール28に
よって加えられる望ましくない張力を取り除くように適
切な動作速度を選択することにより、用いることが可能
である。ドナーウエブに張力を加えずに巻取りを達成す
るのに2つの方法がある。1つは、ドナーウエブ14が
プリントドラム18から送り出される速度よりもわずか
に遅いドナー駆動速度を選定する方法である。この動作
方法により、印刷インタバルの開始から終わりにかけて
ドナーウエブのゆるみの量が徐々に増加するが、その量
はプリンタによって都合よく処理できないほど多いもの
ではない。もう1つは、プリントドラム18がドナーウ
エブ14を送り出す速度とキャプスタンローラ34にお
けるドナー速度とを正確に整合するが、印刷動作を開始
してからわずかの間キャプスタンローラ34を駆動しな
い方法である。これによって、わずかなゆるみがすぐに
蓄積されるが、キャプスタンローラ34が印加されると
このゆるみは印刷の終わりまで一定に保たれる。
【0017】ここで、回転可能に取り付けられたドナー
ウエブ供給スプールと、ドナーウエブ供給スプールから
染料ドナーウエブを繰り出して染料がプリントヘッドに
よって印刷受容媒体に転写される印刷ゾーンにてドナー
ウエブを前送りしてサーマルプリントヘッドを通過させ
る回転可能に駆動されるプリントドラムとを有する熱転
写プリンタが提供されたことが理解される。このプリン
トドラムによって、ドナーウエブ供給スプールが回転し
てそこからドナーウエブを繰り出し、さらにドナーウエ
ブが一定の速度で印刷ゾーンから送り出される。回転可
能に取り付けられたドナーウエブ巻取りスプールは、印
刷ゾーンから送り出されたドナーウエブを蓄積してドナ
ーウエブに張力を加える。キャプスタンローラがプリン
トドラムとドナーウエブ巻取りスプールとの間に介在し
て、駆動によってドナーウエブとかみ合い、制御可能な
やり方でドナーウエブが印刷ゾーンから送り出されるの
に従ってドナーウエブをドナーウエブ巻取りスプールへ
前送りする。キャプスタンローラは、ドナーウエブが印
刷ゾーンから送り出される速度よりも遅い速度でドナー
ウエブを前送りして、ドナーウエブ巻取りスプールによ
ってドナーウエブに加えられる張力を取り除き、印刷ゾ
ーンからドナーウエブが排出する。また、キャプスタン
ローラの動作を遅延してわずかなゆるみをドナーウエブ
に蓄積することによって、張力を取り除くことも可能で
ある。
【0018】また、熱転写印刷を提供する方法が提供さ
れたことが理解されるが、この方法は、回転するドナー
ウエブ供給スプールから染料担持ドナーウエブを繰り出
してサーマルプリントヘッドとプリントドラムとが作用
して染料をドナーウエブから印刷受容媒体に転写する印
刷ゾーンへドナーウエブを前送りするステップと、モー
タ手段によって制御可能なやり方でプリントドラムを回
転することによってドナーウエブを印刷ゾーンからドナ
ーウエブ巻取りスプールへ前送りするステップと、モー
タ手段によって回転可能にドナーウエブ巻取りスプール
を回転することによって前送りされたドナーウエブをド
ナーウエブ巻取りスプールに巻取るステップと、プリン
トドラムとドナーウエブ巻取りスプールとの間にキャプ
スタンローラを介在させるステップと、駆動によってド
ナーウエブとかみ合い制御可能なやり方でドナーウエブ
が印刷ゾーンから送り出されるに従ってドナーウエブを
ドナーウエブ巻取りスプールの方へ前送りして、これに
よってドナーウエブが印刷ゾーンに存在するためドナー
ウエブ巻取りスプールによってドナーウエブに加えられ
る張力を取り除くステップとを有す。この方法は、ドナ
ーウエブが印刷ゾーンから送り出される速度よりも遅い
速度でキャプスタンローラを駆動することによりドナー
ウエブを前送りするステップを含む可能性がある。この
方法は、キャプスタンローラの動作を遅延するステップ
と、ドナーウエブが印刷ゾーンから送り出される速度と
同じ速度でキャプスタンローラを駆動することによりド
ナーウエブを前送りするステップとを含む可能性があ
る。
【0019】本発明は、好ましい実施様態に特定に言及
することによって記述されたが、当業者には各種の変更
が可能であり、また本発明を逸脱しない限り同等要素が
好ましい実施様態の各要素に取って代わることが可能で
あることが理解される。例えば、キャプスタンローラに
おいてステップモータの代わりに別の精密制御が可能な
モータを用いることも可能である。また、本発明の本質
的な開示内容を逸脱することなく、各種の変更がなされ
て本発明の開示内容に特定の設定及び素材を取り入れる
ことも可能である。
【0020】これまでの記述から自明であるように、本
発明の諸面は示された事例の特定の詳細に限定されるも
のではなく、従って、当業者にはその他の修正及び応用
が自明であることが考慮されている。従って、特許請求
の範囲は、本発明の真の精神と特許請求の範囲を逸脱し
ない修正及び応用をすべてカバーすることを意図するも
のである。
【0021】
【発明の効果】本発明によればバンディングによる画像
の乱れが防がれ、ドナーウエブ巻取りスプールによって
ドナーウエブに加えられる張力によって印刷品質が影響
を受ない。すなわち、ドナーウエブの張力をゼロにして
印刷ゾーンから排出されるが、高価な構成要素を必要と
しないドナーウエブ巻取り装置を有す。また、熱転写印
刷装置及びその方法により、ドナーウエブに加わる張力
がゼロになってバンディングを取り除くことができ、な
おかつ比較的単純で安価な装置及び方法を提供する。印
刷品質は、ドナーウエブの張力がゼロであるため、印刷
時のドナーウエブ巻取りスプールの直径の変化に影響さ
れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる染料ドナーウエブ駆動構成要素
を示す熱転写プリンタの好ましい実施様態を線図にて示
した縦断面図である。
【符号の説明】
10 熱転写プリンタ 12 ドナーウエブ供給スプール 14 ドナーウエブ 16 サーマルプリントヘッド 18 プリントドラム 20、22 ガイドローラ 24 ステップモータ 26 歯付きベルト 28 ドナーウエブ巻取りスプール 30 摩擦駆動ホイール 32 歯付きホイール 34 キャプスタンローラ 36 アイドラローラ 38 キャプスタンローラコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 染料担持ドナーウエブを有し、回転可能
    に支持されたドナーウエブ供給スプールと、 前記ウエブとかみ合い、前記ドナーウエブ供給スプール
    から前記ドナーウエブを繰り出し、熱転写プリントヘッ
    ドにて印刷受容媒体に転写を行う印刷ゾーンにて制御可
    能な方法にて前記ドナーウエブを前送りするプリントド
    ラムであって、前記供給スプールを回転させることによ
    ってそこから前記ウエブを繰り出し、さらに一定の速度
    で前記印刷ゾーンから前記ウエブを送り出す回転可能に
    駆動されるプリントドラムと、 前記印刷ゾーンから送り出されたドナーウエブを蓄積す
    る回転可能に取り付けられたドナーウエブ巻取りスプー
    ルと、 前記プリントドラムと前記ドナーウエブ巻取りスプール
    とを回転させ、前記ドナーウエブ巻取りスプールによっ
    て前記ドナーウエブに張力を加えるモータ手段と、 前記プリントドラムと前記ドナーウエブ巻取りスプール
    との間に介在し、前記ドナーウエブとかみ合い、制御可
    能なやり方で前記印刷ゾーンから前記ドナーウエブが送
    り出されるにしたがって前記ドナーウエブを前記ドナー
    ウエブ巻取りスプールの方へ前送りするキャプスタンロ
    ーラと、を有し、 前記キャプスタンローラは、前記ドナーウエブが前記印
    刷ゾーンから送り出される所定の速度よりも遅い速度で
    前記ドナーウエブを前送りして、わずかなゆるみを前記
    ドナーウエブに蓄積して、前記ドナーウエブ巻取りスプ
    ールによって前記ドナーウエブに加えられる張力を取り
    除き、前記印刷ゾーンから排出することを特徴とする熱
    転写プリント装置。
JP15974593A 1992-06-29 1993-06-29 熱転写プリント装置 Expired - Fee Related JP3205434B2 (ja)

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