JPH0664248U - カセッテ自動位置決め装置及び臥位型x線撮影用寝台 - Google Patents

カセッテ自動位置決め装置及び臥位型x線撮影用寝台

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JPH0664248U
JPH0664248U JP1056393U JP1056393U JPH0664248U JP H0664248 U JPH0664248 U JP H0664248U JP 1056393 U JP1056393 U JP 1056393U JP 1056393 U JP1056393 U JP 1056393U JP H0664248 U JPH0664248 U JP H0664248U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カセッテをケース体内の所定位置へ自動的に
迅速且つ正確に位置決めできるようにすると共に、鮮明
なX線撮影像が得られること。 【構成】 ケース体1内に左右移送装置20と上下または
前後移送装置7、50を備えた、上端位置決め型または中
心位置決め型のカセッテ自動位置決め装置において、左
右移送装置20と前後移送装置50には、各台車の移動距離
を検知して同一に調整する機構33、59をもうけると共
に、左右移送装置20の台板の一側には出没自在な押送片
35、67を設けて、カセッテaの中心をケース体1の中心
に位置決めできるようにした。臥位型X線撮影用寝台
は、カセッテ自動位置決め装置92を備えた取付台77を、
天板71下面に沿ってスライドし得ると共に昇降し得るよ
うにし、上昇時には天板71下面に近接して水平に保持で
きる昇降装置76を備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、X線による写真撮影時におけるフィルムカセッテの大小に拘わらず これを定位置に設定するカセッテ位置決め装置並びにかかる装置を備えた臥位型 X線撮影用寝台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のカセッテ位置決め装置としては、「強力ばねによって対向する方 向に引っ張られる2つの平行に案内されたバーの間にカセッテを位置決めすると 共に、装置内の当設端に向かってカセッテを、モーター駆動されるローラーによ り装荷板上で移動する装置」等が存した。 又、臥位型X線撮影用寝台としては、「受診者を載せる天板と、該天板の下側 に設けられたケースと、該ケース内のレール上をカセッテを載せて移動する架台 とからなる装置」等が存した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のカセッテ位置決め装置は、カセッテの所定位置への位置決めが迅速 且つ正確に行われ難いと共に、受診者とカセッテとの間隔が大きいためにX線撮 影像がぼける等の難点があった。 また、上記従来の臥位型X線撮影用寝台においては、受診者とカセッテとが大 きく離れているために撮影画像がぼける惧れがあり、またカセッテの取付け及び 取出しが迅速に行えない難点があった。
【0004】 そこで本考案では、上記の難点に鑑み、フィルムカセッテをその大小に拘わら ずケース体の定位置に迅速かつ正確に位置決めできると共に、撮影終了後には迅 速に挿入口に送り出し得るようにし、また鮮明なX線画像が得られるようにした カセッテ位置決め装置と、鮮明な撮影画像が得られると共にカセッテの取付け、 取出しが容易である臥位型X線撮影用寝台を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案にかかる上端位置決め型のカセッテ自動位 置決め装置は、ケース体、カセッテの上下移送装置及び左右移送装置とからなり 上記ケース体は側面にカセッテの挿入口を設けてあり、上記上下移送装置は、上 記ケース体内の下部両側に、上下に同一速度で移動する上下移動台車を各々設け 、該両台車にカセッテの支持部材を架設して、該支持部材でカセッテの下端部を 押し上げて上端がケース体の上端部に当接し得るようにしてあり、上記左右移送 装置は、上記ケース体内の上部両側に左右移動台車を設け、各台車の表面外側部 には各々押送片を出没可能に設けると共に裏面には移動距離を検知して同一にな るように調整する機構を設けて、カセッテの中心をケース体の中心に移送し得る ようにして構成してある。 また、本考案にかかる中心位置決め型のカセッテ自動位置決め装置は、ケース 体、カセッテの前後移送装置及び左右移送装置とからなり、上記ケース体は側面 にカセッテの挿入口を設けてあり、上記前後移送装置は、ケ−ス体の前側中央部 に前後に往復移動する前側移動台車を設け、且つその後側左右両側部には、各々 同一速度で前後に往復移動する後側移動台車を設けて両台車にカセッテの支持部 材を架設すると共に、前後側両移動台車の内側への移動距離を各々検知し同一に なるように調整する機構を設けてあり、上記左右移送装置は、上記ケース体内の 中央部両側に、左右に同一速度で往復移動する左右移動台車を設け、且つ各台車 の表面外側部には各々押送片を出没可能に設けると共に裏面には台車の移動距離 を検知して同一になるように調整する機構を設けてあり、 カセッテをケース体の 中心部に位置決めし得るように構成してある。 また本考案にかかる臥位型X線撮影用寝台は、寝台枠、スライダー及びカセッ テ自動位置決め装置とからなり、上記寝台枠は、上面部に受診者が横臥し得る幅 と長さを有する天板を設け、且つ天板の下側には長手方向に一対のレールを対設 してあり、上記スライダーは、レール上を摺動可能に形成すると共に、前記カセ ッテ自動位置決め装置の取付台を、降下時にレール面に対して数度傾斜させ、上 昇時には水平になるようにした昇降装置を設けてあり、上記カセッテ自動位置決 め装置は、ケース体とカセッテ移送装置とからなり、カセッテをケース体内の所 定位置に位置決めし得るようにしてあり、上昇時カセッテ自動位置決め装置の上 面が天板下面に近接し得るように構成してある。
【0006】
【作用】
請求項1記載の上端位置決め型のカセッテ位置決め装置について説明する。 カセッテがケース体の右側の挿入口から挿入されると、カセッテの下端部は上 下移送装置の支持部材上に、また右側上側部が右側の前後移動台車上に各々載せ られる。カセッテが正確に挿入されたことをセンサーが感知すると、上下移動台 車が作動してカセッテを載せた支持部材を上昇するが、カセッテの上端部がケー ス体の上端部にあたると停止する。 次に、左右移動台車の押送片が同時に突出され、右側左右移動台車は押送片で カセッテの右側面部を押しながら、また左側横移動台車は空の状態で各々内側に 移動し、左側左右移動台車の押送片がカセッテの左側面部に当たると両台車は一 旦停止する。 而して、右側左右移動台車はカセッテを押しながら移動するので左側左右移動 台車よりはその移動距離が短くなる為にカセッテの中心はケース体の中心よりや や右側にずれているが、移動距離調整機構により両者の移動距離が同じになるま で右側左右移動台車を左側に動かしてカセッテの中心をケース体の中心に一致さ せる。それと同時に、カセッテの上端がケース体上端部に正確に位置決めされた ことが蓋体の前面パネルに表示される。 而して、受診者がケース体の蓋体表面に体を押し当てた状態でX線撮影が行わ れが、カセッテ前面が蓋体裏面に非常に近接しているので、鮮明な撮影画像が得 られる。 撮影が終わり、X線発生の終了をX線センサーが感知するとカセットの排出が 始まる。即ち、右側左右移動台車は押送片を没入した状態で原位置に向かって移 動し、同時に左側左右移動台車は押送片でカセッテを押しながら右側に移動し、 カセッテの右側端部を右側挿入口より約3cm突き出した処で停止する。次に、 左右上下移動台車が降下して支持部材が原位置まで移動した処で停止し、カセッ テが引き出された後に左側左右移動台車は原位置まで移動する。 上記の場合はカセッテを右側挿入口から挿入する場合を説明したが、左側挿入 口から挿入する場合もあり、その場合は左右移送装置における各台車の動作は上 記説明とは丁度反対になる。 請求項2記載の中心位置決め型のカセッテ位置決め装置について説明する。 カセッテを右側挿入口から挿入すると、カセッテの下端部は前後移送装置の支 持部材上に、右側上部は右側左右移動台車上に各々載せられ、カセッテが正確に 供給されたことをセンサーが感知すると、前側前後移動台車は空の状態で、後側 前後移動台車はカセッテを押しながら同時に内側に移動する。 カセッテの上端部が前側前後移動台車の押送板にあたると一旦停止するが、移 動距離調整機構により両台車の移動距離が同一になるまで後側前後移動台車を前 側に動かして、カセットの前後方向の中心がケース体の中心に一致させる。 次に、左右移動台車の押送片が同時に突出され、右側左右移動台車は押送片で カセッテの右側面部を押しながら、また左側左右移動台車は空の状態で各々内側 に移動し、左側横移動台車の押送片がカセッテの左側面部に当たると両横移動台 車は一旦停止するが、移動距離検知機構により両者の移動距離が同じになるまで 右側左右移動台車を左側に動かして、カセットの左右方向の中心がケース体の中 心に一致させる。それと同時にカセッテがケース体中央部に正確に位置決めされ たことが蓋体の前面パネルに表示される。 受診者がケース体の蓋体表面に体を近づけた状態でX線撮影が行われるが、カ セッテの前面が蓋体の裏面に非常に近接しているので、鮮明な撮影画像が得られ る。 撮影が終わり、X線発生の終了をX線センサーが感知するとカセットの排出が 始まる。即ち、両前後移動台車を同時に後方に移動させて、後側前後移動台車が 原位置に着いたときに同時に停止させた後、前側前後移動台車は最前部の原位置 まで戻り停止する。次に、右側左右移動台車は押送片を台板に没入させた状態で 原位置に向かって移動し、同時に左側左右移動台車は押送片でカセッテを押しな がら右側に移動し、カセッテの右側端部が右側挿入口より約5cm突き出た処で 停止する。カセッテが引き出されると左側左右移動台車は原位置まで移動する。 上記の場合はカセッテを右側挿入口から挿入した場合を説明したが、左側挿
入 口から挿入する場合もあり、その場合は左右移送装置における両台車の動作は上 記説明とは丁度反対になる。 請求項3記載の臥位型X線撮影用寝台につき説明する。 数度傾斜しているカセッテ位置決め装置の挿入口から所定サイズのカセッテを ケース体内に挿入され、正確に位置決めされたことが確認されると、カセッテ位 置決め装置は昇降装置により上昇してケース体が水平になり、その上面が天板下 面に近接した状態に保持される。 而して、スライダーを天板上の受診者のX線撮影部位の下側にくるように移動 させてX線撮影を行うと、受診者とカセッテとが非常に近接しているので鮮明な 撮影画像が得られる。撮影後X線照射が完了すると、昇降装置が原位置まで降下 し、撮影済みのカセッテがその挿入口に自動的に送出される。
【0007】
【実施例】
次に本考案の実施例を添付図面に従って説明する。 (実施例1) 図1乃至図6は立位状態で使用するのに適当なカセッテ位置決め装置を示す。 符号1は矩形状のケース体であって、左右両側部にはカセッテaの挿入口2
を 各々形成してある。3は蓋体であって、その周縁部以外は透明体4で構成し、且 つ裏面にグリッド板5を貼り合わせてあり、下側の一隅角部には装填されたカセ ッテaの種類、STANDBY 、READY 等を示す表示パネル6を設けてある。 7はカセッテaの上下移送装置であって、ケース体1内の中央部から下端部に 亘る左右両側に下側ガイドレール8、8を設け、且つラックレール9、9を該ガ イドレール8と所定間隔をおいて平行に設けてある。 図4に示す如く、10、10は各上下移動台車であって、台板11の裏側には回転軸 12にスプールギア13を固着したモーター14とガイドローラー15を設けてあり、前 記スプールギア13をラックレール9に、またガイドローラー15を下側ガイドレー ル8に各々係合させてある。また、16はカセッテaの下端部を支持する断面L状 の支持部材であって、上記挿入口2、2間に亘る長さに形成してあり、上記上下 移動台車10、10間に架設してある。 而して、図3に示すように、上記支持部材16は、 上下移動台車10、10の昇降に 伴い上下に往復移動するが、上昇時カセッテaの上端部が感知板17を押すとマイ クロスイッチ18が作動してモーター14が停止するようにしてあり、カセッテa上 端をケース体1の上端部に所定時間保持し得るようになっている。 20はカセッテaの左右移送装置であって、前記ケース体1内の上側に、左右両 側端部に亘る一対の上側ガイドレール21、21を横設し、且つ両ガイドレール21間 にはラックレール22を平行に設けてある。 図6に示すように、23、23は各々左右移動台車であって、台板24の表面にカセ ッテaの当接面25を形成し、その裏面側には4隅にガイドローラー26を設け、且 つ中央部にはモーター27を付設すると共に、回転軸28にはスプールギア29と円盤 状の周側部に一定間隔毎に小孔31を設けたデイスクハブ30とを固着してある。 而して、各左右移動台車23、23のスプールギア29をラックレール22に、またガ イドローラー26をガイドレール21に各々係合させてあり、モーター27を駆動させ て、ガイドレール21に沿って左右に所定距離を往復移動し得るように構成してあ る。 図6に示すように、33は各左右移動台車23、23に設けた移動距離検知機構であ って、上記デイスクハブ30とフォトセンサー32とからなり、 回転するデイスクハ ブ30の小孔31を通過する光線数をフォトセンサー32でカウントすることにより台 車の移動距離を検知し得るようになっており、その検知信号を各々電子制御装置 37に送って比較させ、両台車23、23の移動距離が同一になるように自動的に調整 し得るようにしてある。 また、34、34は各台板24、24の外側部に設けた透孔であり、35、35は各々カセ ッテaの押送片であって、その先端部が上記透孔24から台板24上に出没し得るよ うにロータリーソレノイド36の回転軸に取り付けてある。なお、上記押送片35の 突出時の高さがカセッテaの厚さより低くなるように形成してある。 図4において、37は電子制御装置であって、カセッテ感知用センサー38、39お よび移動距離検知機構33のフォトセンサー32およびX線感知用センサー(図示省 略)等からの信号に基づいて、移動台車10、23のモーター14、27をマイコンによ り自動的に制御するものであり、40は該電子制御装置37の保護板を示す。
【0008】 (実施例2) 図7は水平状態で使用するカセッテ位置決め装置であって、 カセッテaをその 中心部にセットする場合を示す。 50はカセッテaの前後移送装置であって、ケ−ス体1内の前側中央部には前側 前後移動台車51を、またその後側左右両側部には後側前後移動台車61、61を各々 設けてある。 前側前後移動台車51は、台板52の表面にカセッテaの押送板53を突設し、その 裏面には図8に示すように、回転軸にスプールギア54とデイスクハブ55を付設し たモーター56及びガイドローラー57を設けてあり、ガイドレール58、58上を前後 に往復移動し得るようにしてある。59は台車の移動距離検知機構であり、その構 成は上記実施例1と同一である。60はラックレールを示す。 また後側前後移動台車61、61は、ガイドレール62、62上を同一速度で前後移動 し得るようにしてあり、両台車61、61間には、挿入口2、2間に亘る長さに形成 したカセッテaの支持部材63を架設して、カセッテaの後端部を支持し得るよう にしてある。また、各台車61、61の裏面には、前側前後移動台車51と同様に移動 距離検知機構(図示省略)を各々設けてあり、各前後移動台車51、61の内側への 移動距離が同一になるように自動的に調整されている。 64はケース体1内の中央部に配設したカセッテaの左右移送装置であって、そ の構成は上記実施例1と同一であり、左右移動台車65、65をガイドレール66、66 に沿って左右に往復移動し得ると共に、各台車65、65の内側への移動距離が同一 になるように自動的に調整されている。なお、67はカセッテaの押送片、68、69 は各々カセッテaの検知センサーを示す。 而して、挿入口2からケース体1内に挿入されたカセッテaは、前後移送装置 50と左右移送装置64によりケース本体1の中心部に自動的に位置決めされる。 なお、上記実施例では水平状態で使用する場合を説明したが、実施例1と同様 に立位状態で使用する場合もある。
【0009】 (実施例3) 次に、図9乃至図11は、本考案にかかる臥位型X線撮影用寝台を示す。 70は寝台枠であって、その上面部には受診者bを載置し得る幅と長さを有する 透明樹脂製の天板71を設けると共に、該天板71の下側にはその長手方向に一対の レール72を対設してある。 73は上記レール72上を移動するスライダーであって、箱体74の左右両外側壁に は前後に一対のローラー75、75を設けると共に、内側には上端部に取付台77を付 設した昇降装置76を固定してある。 上記昇降装置76は、支軸78の両端部にクロスバー79、80を軸着し、リニアード モーター81及び該リニアードモーター81のシャフト82の直線運動を回転運動に変 えて上記支軸78を昇降させるクランク機構83とからなる。 而して、前記クロスバー79、80は、内側板84、84の一端部を各々スライダー73 に軸支85すると共に、その他端部を相互に連結86し且つ取付台77の下面を摺動し 得るように形成してあり、また外側板87、87の一端部を各々前記取付台77の下面 部に枢支88すると共に、その他端部を相互に連結89し且つ箱体74の表面を摺動し 得るように形成してある。なお、90は連結棒89のストッパーであり、91はリニア ードモーター81を制御するマイクロスイッチを示す。 92は取付台77上に装着したカセッテaの自動位置決め装置であって、ケース体 93内に実施例2に示すものと同一構造のカセッテaの移送装置(図示省略)を設 けてあり、左または右の挿入口94から挿入されたカセッテaをケース体92内の中 央部に自動的に位置決めし得るようになっている。上記実施例2と同一であるか ら詳細な説明は省略する。 而して、自動位置決め装置92のケース体93は、上記昇降装置76の降下時にはレ ール72面に対し約6度傾斜していてカセッテaの挿入および取出作業が行い易く してあり、上昇後には平行になり、その上面が前記寝台枠70の天板71の下面に近 接し得るようになっている。なお、95は上記スライダー73をレール72に一時的に 固定するためのストッパーを示す。
【0009】
【考案の効果】
本考案からは以下のような優れた効果が生じる。 1)請求項1記載の構成により、本考案にかかるカセッテ位置決め装置において は、ケース体内の上端中央部に各種サイズのカセッテの上端部を正確且つ迅
速 に位置決めすることができる。 2)請求項2記載の構成により、本考案にかかるカセッテ位置決め装置において は、ケース体の中央部に各種サイズのカセッテを正確且つ迅速に位置決めす
る ことができる。 3)請求項1又は2記載の構成により、本考案にかかるカセッテ位置決め装置に おいては、挿入されたカセッテの表面を受診者に非常に近接し得るので鮮明
な X線撮影画像を得ることができる。 4)請求項1又は2記載の構成により、本考案にかかるカセッテ位置決め装置に おいては、カセッテの挿入から取出しまでを自動的に行うことができるの
で、 X線技師の作業上の省力化に役立つ。 5)請求項3記載の構成により、本考案にかかる臥位型X線撮影用寝台において は、その昇降装置によりカセッテ上面を受診者に非常に近接し得るので鮮明な X線撮影画像を得ることができる。 又、各種サイズのカセッテの挿入から取出しまでを正確且つ迅速に行うことが できるので、X線技師の作業上の省力化に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるカセッテ自動位置決め装置の平
面図である。
【図2】同上側面図である。
【図3】蓋体を外した状態の平面図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】同上B−B線断面図である。
【図6】左右移動台車の裏面図である。
【図7】別実施例におけるカセッテ自動位置決め装置
の、蓋体を外した状態の平面図である。
【図8】C−C線断面図である。
【図9】臥位型X線撮影用寝台の側面図である。
【図10】スライダーの平面図である。
【図11】上昇後のD−D線断面図である。
【符号の説明】
1 ケース体 2 挿入口 7 上下移送装置 10 上下移動台車 16 支持部材 20 左右移送装置 23 左右移動台車 33 移動距離検知機構 35 押送片 37 電子制御装置 50 前後移送装置 51 前側前後移動台車 53 押送板 59 移動距離検知機構 61 後側前後移動台車 63 支持部材 64 左右移送装置 65 左右移動台車 67 押送片 70 寝台枠 71 天板 72 レール 73 スライダー 76 昇降装置 77 取付台 92 カセッテ自動位置決め装置 93 ケース体 94 挿入口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース体、カセッテの上下移送装置及び
    左右移送装置とからなり、上記ケース体は側面にカセッ
    テの挿入口を設けてあり、上記上下移送装置は、上記ケ
    ース体内の下部両側に上下に同一速度で移動する上下移
    動台車を各々設け、該両台車にカセッテの支持部材を架
    設して、該支持部材でカセッテの下端部を押し上げて上
    端がケース体の上端部に当接し得るようにしてあり、上
    記左右移送装置は、上記ケース体内の上部両側に左右移
    動台車を設け、各台車の表面外側部には各々押送片を出
    没可能に設けると共に、その裏面には移動距離を検知し
    て同一になるように調整する機構を設けて、カセッテの
    中心をケース体の中心に移送し得るようにしてあること
    を特徴とする上端位置決め型のカセッテ自動位置決め装
    置。
  2. 【請求項2】 ケース体、カセッテの前後移送装置及び
    左右移送装置とからなり、上記ケース体は側面にカセッ
    テの挿入口を設けてあり、上記前後移送装置は、ケ−ス
    体の前側中央部に前後に往復移動する前側移動台車を設
    け、且つその後側左右両側部には、各々同一速度で前後
    に往復移動する後側移動台車を設けて両台車にカセッテ
    の支持部材を架設すると共に、前後側両移動台車の内側
    への移動距離を各々検知し同一になるように調整する機
    構を設けてあり、上記左右移送装置は、上記ケース体内
    の中央部両側に、左右に同一速度で往復移動する左右移
    動台車を設け、且つ各台車の表面外側部には各々押送片
    を出没可能に設けると共に裏面には台車の移動距離を検
    知して同一になるように調整する機構を設けてあり、 カ
    セッテをケース体の中心部に位置決めし得るようにした
    ことを特徴とする中心位置決め型のカセッテ自動位置決
    め装置。
  3. 【請求項3】 寝台枠、スライダー及びカセッテ自動位
    置決め装置とからなり、上記寝台枠は、上面部に受診者
    が横臥し得る幅と長さを有する天板を設け且つ天板の下
    側には長手方向に一対のレールを対設してあり、上記ス
    ライダーは、レール上を摺動可能に形成すると共に前記
    カセッテ自動位置決め装置の取付台を降下時にレール面
    に対して数度傾斜させ、上昇時には水平になるようにし
    た昇降装置を設けてあり、上記カセッテ自動位置決め装
    置は、ケース体とカセッテ移送装置とからなり、カセッ
    テをケース体内の所定位置に位置決めし得るようにして
    あり、上昇時カセッテ自動位置決め装置の上面が天板下
    面に近接し得るようにしたことを特徴とする臥位型X線
    撮影用寝台。
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