JPH0664221B2 - 回転体微動調整装置 - Google Patents

回転体微動調整装置

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JPH0664221B2
JPH0664221B2 JP11274285A JP11274285A JPH0664221B2 JP H0664221 B2 JPH0664221 B2 JP H0664221B2 JP 11274285 A JP11274285 A JP 11274285A JP 11274285 A JP11274285 A JP 11274285A JP H0664221 B2 JPH0664221 B2 JP H0664221B2
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JP
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holding
tightening
rotating body
rotary body
housing
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JP11274285A
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JPS61271521A (ja
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嘉夫 深町
政三 猪瀬
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Topcon Corp
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Topcon Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、筐体に回転可能に嵌合された回転体を緊締し
てその筐体に対して回転不能に固定する緊締機構とこの
緊締機構と協働してその回転体を微動回転させる微動機
構とを備えた回転体微動調整装置の改良に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来から、第1図、第2図に示すような回転体微動調整
装置が知られている。この回転体微動調整装置は、略円
筒形の筐体1を有しており、この筐体1には回転体とし
ての保持筒2が回転可能に嵌合されている。保持筒2は
ガラスステージ3を有している。筐体1と保持筒2との
間には、緊締機構の一部を構成する緊締具4が介在され
ている。この緊締具4は半径方向に向かって延びる螺合
部5を有し、この螺合部5には緊締ネジ6が螺合されて
いる。保持筒2はその上部に把持部7を有しており、保
持部2はその緊締ネジ6を緩めて保持筒2の把持部7に
手を添えて回転させることにより、筐体1に対してその
中心0の回りに回転するようにされている。
緊締具4は螺合部5から遠い側に薄肉部8が形成されて
いる。緊締具4はこの薄肉部8と螺合部5との間が緊締
部9となっている。このものは、緊締ネジ6の先端を保
持筒2に当接させる方向にその緊締ネジ6を回すと緊締
具4の薄肉部8が撓んで、その緊締部9が保持筒2の略
全周壁をその半径方向内側に向かって締め付け、それに
よって保持筒2が筐体1に対して回転不能となるもので
ある。また、緊締ネジ6の先端を保持筒2から離間させ
る方向に緊締ネジ2を回すと、保持筒2への締め付けが
緩んで、筐体1に対する保持筒2の回転が可能となるも
のである。筐体1は螺合部5の両側に一対の取付け部10
を備えており、この一対の取付け部10は微動調整機構11
の一部を構成している。この一対の取付け部10には微動
用ネジ12とその微動用ネジ12と協働してその螺合部を挟
持する挟持機構13とが設けられている。挟持機構13はバ
ネ受け筒14とバネ受け筒14に対してスライドする挟持用
筒体15と挟持用筒体15を突出させる方向に付勢する付勢
バネ16とから構成され、微動用ネジ12を挟持機構13に向
かう方向に回すと保持筒2が矢印A方向に微動回転さ
れ、微動用ネジ12を挟持機構13から離間する方向に回す
と保持筒2が矢印B方向に回転されるものである。な
お、第2図において、17は底板、18は緊締具保持用リン
グ板である。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、この従来の回転体微動調整装置では、回転体
としての保持筒2の略全周に緊締具4が摺接する構造と
なっているためにその緊締具4による緊締を解除して保
持筒2を回転させる際に大きな力を必要とする、緊締具
4に対して保持筒2をなめらかに回転させることができ
ずいわゆるシブ味が発生する等の問題点を有するほか、
筐体1と保持筒2との間に緊締具4を介装する構成とな
っているために筐体1の直径がこの緊締具4を設けた分
だけ大きくなり小型化を図りにくい、また小型化を図る
ために保持筒2の周壁の肉厚を薄くしようとすると保持
筒2が半径方向内側に向かって変形を起こす等の問題が
ある。
(発明の目的) 本発明は、上記の事情を考慮して為されたもので、その
目的とするところは、非緊締時には筐体に対してなめら
かに回転体を回転させることができかつ全体としても小
型化を図ることのできる回転体微動調整装置を提供する
ことにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る回転体微動調整装置は、その緊締機構がそ
の回転体の半径方向に向かって延在されかつこの回転体
の周壁を跨いでその周壁部分をその厚さ方向から挟持す
る緊締具を有していることを特徴とする。
(作 用) このものによれば、回転体の周壁の一部をその周壁の厚
さ方向から緊締する構成であるので、回転体の外周側か
らその略全周に渡って緊締具を摺接させる構成としなく
とも回転体を筐体に対して回転不能に緊締することがで
きる。
(実施例) 以下に本発明に係る回転体微動調整装置の実施例を図面
を参照しつつ説明する。
第3図、第4図は本発明に係る回転体微動調整装置の第
1実施例を示し、この第3図、第4図において、19は筐
体であり、20は回転体としての保持筒である。保持筒20
は筐体19に回転可能に嵌合されている。この保持筒20は
第4図に示すようにその上部に把持部21が形成され、そ
の下部には挟持用リブ22が形成され、その中間部には載
置部23が形成され、この載置部23にはガラスステージ24
が載置されている。保持筒20はその非緊締時にはその把
持部21に手を添えて回転させるものである。
筐体19は微動調整機構取付け用の取付け部25、26を有し
ており、取付け部25にはバネ受け筒27と挟持用筒体28と
が設けられている。この挟持用筒体28はバネ受け筒27に
スライド可能に嵌合されている。このバネ受け筒27と挟
持用筒体28との間にはバネ29が介装され、挟持用筒体28
はバネ29によって突出する方向に付勢されている。この
バネ受け筒27と挟持用筒体28とバネ29とは後述する挟持
体を微動用ネジ30と協働して挟持する微動調整機構を構
成している。微動用ネジ30は取付け部26に設けられてい
る。
取付け部25、26の間には、緊締具31が設けられている。
この緊締具31は半径方向に向かって延びて外側から挟持
用リブ22を押圧挟持する挟持体32とこの挟持体32に嵌合
されてスライドしかつ内側から挟持用リブ22を押圧する
挟持体33との分割構成とされている。挟持体32は保持筒
20の半径方向に向かって延びる案内孔34を備えており、
挟持体33にはその案内孔34に嵌合する案内部35と内側か
ら外側に向かって挟持用リブ22を押圧する当接部36とが
形成され、案内部35と当接部36との間は保持筒20の挟持
用リブ22を下から跨ぐ連結部37とされている。挟持体32
の先端は二股に分岐されて挟持用リブ22に当接する当接
部38とされ、挟持用リブ22との接触箇所が極力少なくな
るようにされている。案内部35には緊締ネジ39と螺合す
る螺合部40が形成されている。緊締ネジ39の頭部には挟
持体32の後端に当接する当接部39aが形成されている。
この回転体微動調整装置は、緊締ネジ39を押し込む方向
に回すと挟持体32の当接部38が挟持用リブ22をその半径
方向内側に向かって圧しかつ挟持体33の当接部36が挟持
用リブ22をその半径方向外側に向かって圧することにな
るから、保持筒20が緊締されるものである。
この回転体微動調整装置では、第5図に示すように緊締
具31が一対の挟持体32、33によって構成されるので、第
6図に示すように従来のリング形状の緊締具4に対して
緊締具の形状それ自体の小型化を図ることができると共
に、回転体微動調整装置全体としても小型化を図ること
ができる。また、従来の緊締具4では第7図に示すよう
に保持筒22の周回り方向に遠く離れた少なくとも三方向
から中心0に向かって締付力(第7図の矢印C、D、E
参照)が作用するので保持筒20の中心方向への変形を生
じ易いが、本発明に係る回転体微動調整装置では、第8
図に示すように近接する二箇所で挟持用リブ22の厚さ方
向からその挟持用リブ22を挟持する構成であるのでその
変形を極力防止できることになる。また、回転体微動調
整装置全体として小型化を図ることができることになる
から、その軽量化も可能となる。
第9図、第10図は本発明に係る回転体微動調整装置の第
2の実施例を示し、緊締具31を分割構成の挟持体32、33
とせずに一個の挟持体41と緊締ネジ39とにより挟持用リ
ブ22を挟持する構成にしたものであり、挟持体41はその
螺合部40が挟持用リブ22に近づくに伴って末広がりとな
る末広がり部42を有しており、その末広がり部42の先端
に当接部43が形成され、このものでは、緊締ネジ37と当
接部43の両端43a、43aとの三者の協働によって保持筒20
の挟持用リブ22をその厚さ方向から挟持するようになっ
ている。この第2実施例のものでは、挟持用リブ22の肉
厚を厚くして大きな締め付けトルクを得たいときに有効
である。
第11図、第12図は第2実施例の変形例を示し、回転体の
締め付けトルクが小さくても良いときには、挟持用リブ
22の肉厚を薄くしたとしても保持筒20に変形を生じるこ
とがないから挟持用リブ22の肉厚を薄くし、かつ、末広
がり部42を設けずに極力挟持間隔を近づけるようにして
挟持体41を形成したものである。
第13図、第14図は本発明に係る回転体微動調整装置の第
3実施例を示すもので、44は挟持体、45はリング、46は
ボールである。リング45とボール46とは保持筒20の把持
部21と筐体19との間に介在され、保持筒20は筐体19に対
してなめらかに回転できるようにされている。ここで
は、挟持体44は上板部47と下板部48との間に介在されて
いる。挟持体44にはパッド49が設けられ、緊締ネジ39は
パッド49を介して挟持用リブ22を押圧するようにされ、
挟持用リブ22の外周面に緊締ネジ39で押圧することに基
づく傷が生じないようにされている。挟持体44の連結部
37には板バネ50が取付けられ、板バネ50の両端は下板部
48に当接され、板バネ50は当接部36が挟持用リブ22の内
周面から離間する方向に挟持体44を付勢する機能を有す
る。挟持体44の下部には規制板51が取付けられている。
この規制板51は筐体19の下板部48に当接可能とされてい
る。
この実施例のものは、緊締ネジ39を締め付けるとパッド
49と当接部36とにより挟持用リブ22が挟持され、緊締ネ
ジ39を緩めると板バネ50によって当接部36が挟持用リブ
22から離間し、挟持用リブ22の挟持が解除されるもので
あり、規制板51はその挟持の解除の際の挟持体44の移動
量δを極力小さく規制して挟持体44が半径方向に対して
ずれるのを防止する機能を有する。
第15図は、第3実施例の変形例を示し、板バネ50を設け
る代わりにコイルバネ52を挟持体44に設け、押しピン53
を介して下板部48を付勢し、その反発力により、挟持体
44を中心方向に付勢する構成としたものであり、その付
勢力は力量調整ビス54によって調整できるようにされて
いる。
(発明の効果) 本発明に係る回転体微動調整装置は、以上説明したよう
に、その緊締機構がその回転体の半径方向に向かって延
在されかつこの回転体の周壁を跨いでその周壁部分をそ
の厚さ方向から挟持する緊締具を有しているから、非緊
締時には筐体に対してなめらかに回転体を回転させるこ
とができかつ全体としても小型化を図ることができると
いう効果を奏するほか、軽量化をも図ることができる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の回転体微動調整装置の断面図、第2図
は第1図のII−II線に沿う断面図、第3図は本発明に係
る回転体微動調整装置の第1の実施例を示す断面図、第
4図は第3図のIV−IV線に沿う断面図、第5図は第3図
に示す緊締具の分解斜視図、第6図は第1図に示す緊締
具の斜視図、第7図、第8図は従来の回転体微動調整装
置と本発明に係る回転体微動調整装置との比較説明用
図、第9図、第10図は本発明に係る回転体微動調整装置
の第2の実施例を示す断面図、第11図、第12図は第2実
施例の変形例を示す図、第13図は本発明に係る回転体微
動調整装置の第3実施例を示す断面図、第14図は第13図
に示す回転体微動調整装置を矢印X方向から目視した底
面図、第15図は第14図に示す回転体微動調整装置の変形
例を示す部分図である。 19……筺体、20……保持筒 22……挟持用リブ、25、26……取付け部 27……バネ受け筒、28……挟持用筒体 29……バネ、30……微動用ネジ 31……緊締具、32……挟持体 33……挟持体、34……案内孔 35……案内部、38……当接部 39……緊締ネジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筺体に回転可能に嵌合された回転体を緊締
    して前記筺体に対して回転不能に固定する緊締機構と該
    緊締機構と協働して前記回転体を微動回転させる微動機
    構とを備えた回転体微動調整装置において、前記緊締機
    構は前記回転体の半径方向に向かって延在されかつ該回
    転体の周壁を跨いでその周壁部分をその厚さ方向から挟
    持する緊締具を有していることを特徴とする回転体微動
    調整装置。
JP11274285A 1985-05-25 1985-05-25 回転体微動調整装置 Expired - Lifetime JPH0664221B2 (ja)

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JP11274285A JPH0664221B2 (ja) 1985-05-25 1985-05-25 回転体微動調整装置

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JPS61271521A JPS61271521A (ja) 1986-12-01
JPH0664221B2 true JPH0664221B2 (ja) 1994-08-22

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ID=14594411

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JP11274285A Expired - Lifetime JPH0664221B2 (ja) 1985-05-25 1985-05-25 回転体微動調整装置

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US5966987A (en) * 1997-05-28 1999-10-19 Samsung Electronics Co., Ltd. Controlling device of tunable filter

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JPS61271521A (ja) 1986-12-01

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