JPH0539770Y2 - - Google Patents

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JPH0539770Y2
JPH0539770Y2 JP5371689U JP5371689U JPH0539770Y2 JP H0539770 Y2 JPH0539770 Y2 JP H0539770Y2 JP 5371689 U JP5371689 U JP 5371689U JP 5371689 U JP5371689 U JP 5371689U JP H0539770 Y2 JPH0539770 Y2 JP H0539770Y2
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、被加工管を固定する挾持部を設けた
本体に、前記挾持部によつて固定された被加工管
の管端部に対して遠近移動する移動部材がネジ嵌
合部で取付けられ、前記移動部材に、前記管端部
側への移動に伴つて前記管端部をラツパ状に押し
拡げる円錐状の第1加圧部と、そのラツパ状に押
し拡げられた前記管端部をフランジ状に押し拡げ
る第2加圧部とが、前記管端部に前記第1加圧部
を作用させる第1成形状態と、前記第2加圧部を
作用させる第2成形状態とに切換自在に取付けら
れた管端部成形装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種としては、例えば本出願人が実願
昭63−110258号において開示したものがある。説
明を加えると、第7図及び第8図に示すように、
移動部材51の管端部側に管軸芯Xとほぼ直交す
る枢支軸52を架け渡し、その枢支軸52の軸芯
周りに回転自在に円錐状の第1加圧部57と第2
加圧部としての一対のロ−ラ58を装着してい
る。そして前記第1加圧部57に2箇の凹部5
5,56が設けられ、移動部材51に備えられた
デテント機構53とどちらか一方の凹部55,5
6とを選択的に係合させることにより、第1成形
状態と第2成形状態を切り換えるようになつてい
た。つまり、デテント機構53が両成形状態にお
いて加工部材50を固定する固定手段に対応して
いた。
〔考案が解決しようとする課題〕
例えば、被加工管の管径が変わつた場合には、
加工部材のサイズを変更する必要がある。また加
工部材や固定手段が消耗あるいは破損した場合に
取り換えることがある。
このような場合には上記従来技術では、加工部
材及び固定手段がユニツト化されていないので交
換作業に手間がかかり、また、資材管理も煩雑に
なるものであつた。
本考案の目的は上記従来欠点を解消してメンテ
ナンス性にすぐれた管端部成形装置を提供する点
にある。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本考案による管端部
成形装置の特徴構成は、前記第1加圧部及び第2
加圧部を備え且つ、前記第1加圧部と前記第2加
圧部とを前記第1成形状態及び第2成形状態の
夫々で固定する固定手段が設けられた加工部材
が、前記移動部材に着脱自在に取り付けられたこ
とである。
〔作用〕
第1加圧部材、第2加圧部材及び固定手段を一
つのユニツトとして移動部材に着脱することがで
きる。
〔考案の効果〕
従つて、加工部材等の交換作業を簡便に行うこ
とができ、又部品管理が容易になる。その結果管
端部成形装置のメンテナンス性を高いものにする
ことができる。
〔実施例〕
本考案による管端部成形装置の実施例を、図面
に基づいて説明する。
この管端部成形装置は、第6図に示すように、
接続部材1を介して給湯(水)器具の接続具3に
接続される給湯(水)用管2端部に前記接続部材
1の内面段部1aに対して接当可能な抜止め用フ
ランジ2aを拡開成形加工する場合等に使用され
る。
第1図に示すように、握持柄4を備えた囲形の
本体5に、被加工管2を握持固定ならびに固定解
除自在な挾持部6と、その挾持部6によつて固定
された被加工管2の管端部Aに対して遠近移動す
る移動部材7がネジ嵌合部8で取付けられてい
る。前記移動部材7には、前記管端部側への移動
に伴つて前記管端部Aをラツパ状に押し拡げる第
1加圧部としてのポンチ9とそのラツパ状に押し
拡げられた管端部Aをフランジ状に押し拡げる第
2加圧部としてのローラ10を備えた加工部材K
が取り付けられている。もつて管端部成形装置が
構成されている。
前記挾持部6について説明を加えると、第1図
に示すように、本体5に管軸芯Xに沿つたピン1
1周りで揺動移動な挾圧部材12が設けられ、本
体5から挾圧部材12の遊端部に切欠形成された
長溝13を通して外方に突設されたねじ14に蝶
ナツト15が螺合されている。そして挾圧部材1
2を本体側に近接移動させた状態で蝶ナツト15
を締付操作することにより、挾圧部材12と本体
5に設けた管受部分5Aとの間で被加工管2を挾
持固定するようになつている。
前記移動部材7について説明を加えると、第1図
に示すように、前記移動部材7にはラチエツト機
構を備えた回転操作ハンドル16が取付けられ、
回転操作ハンドル16の回転操作に伴つて、移動
部材7はその軸芯周りに回転しながら管端部に対
して遠近移動するようにネジ嵌合部8を介して本
体5に取付けられている。前記ネジ嵌合部8は、
移動部材7の雄ネジ部18を螺合する雌ネジ部1
9と、雌ネジ部19と本体5との間で雌ネジ部1
9の小径部19aに外嵌された複数の皿バネ20
とからなる。そして、前記雄ネジ部18の先端部
に前記加工部材Kを連結保持する連結部材7aが
設けられている。前記連結部材7aに、後述の加
工部材Kを嵌入すると共に、ビス22により締結
するようになつている。
つまり、前記加工部材Kが前記移動部材7に着
脱自在に取り付けられている。
前記加工部材Kについて説明を加える。
第1図乃至第3図に示すように、前記加工部材
Kは、ローラ受金具23、切換金具24、ポンチ
9、及びローラカバー25とから構成されてい
る。
前記ローラ受金具23は、第3図に示すように
略円筒状に形成されており。前記連結部21に嵌
入して、前記ビス22によつて螺合することによ
り移動部材7に止着されるようになつている。
又、第1図に示すように前記ローラ受金具23
に第1加圧部としてのポンチ9が内嵌着され、後
述のポンチ9の係合溝26をスプリングピン27
によつて係合するようになつている。つまり、ロ
ーラ受金具23はポンチ9を管軸芯X方向に移動
不能に且つ管軸芯X周りに回動自在に保持してい
るのである。
また、前記ローラ受金具23に夫々一対づつの
第1凹部(u1)と第2凹部(u2)とが形成され
ている。第2成形状態において、後述するように
ローラ軸28が第2凹部(u2)に係合するよう
になつている。つまり、第2成形状態においてロ
ーラ軸に外嵌された第2加圧部としてのローラ1
0を第2凹部(u2)によつて固定するようにな
つている。
尚、第1成形状態において、前記ローラ軸28
は第1凹部(u1)に位置し、第1成形状態と第
2成形状態の切換え時には、前記ローラ軸28は
第1凹部(u1)と第2凹部(u2)との間に形成
された傾斜面に接当しながら移動するようになつ
ている。
前記切換金具24は、第3図に示すように略円
筒形状に形成されて、前記ローラ受金具23に管
軸芯Xに沿う方向に摺動自在に外嵌されている。
そして、一対の軸受部31が形成され、その軸受
部31にローラ軸28を架け渡している。つま
り、前記切換金具24と後述のローラカバー25
とでローラ軸28を挾持するようになつている。
前記ポンチ9は第3図に示すように、板状体3
3と円柱体34とからなる。
前記板状体33の管端部側の先端部分は、この
板状体33が管軸芯X周りに回転したときに前記
先端部の軌跡が円錐形になるように傾斜面Rに形
成されている。つまり第1成形状態においてこの
傾斜面Rが管端部Aに接当しながら押し拡げるの
である。また板状体33には、その長手方向が管
軸芯Xに沿う方向である長孔35が形成されてい
る。第1図に示すように、この長孔35に前記ロ
ーラ軸28が管軸芯Xに沿う方向に移動自在に且
つスプリング36によつて本体側に付勢された状
態で遊貫される。そして、この板状体33から突
き出たローラ軸28の両端に夫々前記ローラ10
が外嵌されることになる。尚、このローラ10に
よつて管端部Aをフランジ状に押し拡げることに
なる。
前記円柱体34の外周には前記スプリングピン
27と係合する被係合溝26が形成されている。
尚、図中38は、前記連結部7aに嵌合する凸部
である。
前記ローラカバー25は、第3図に示すように
ビス39により前記切換金具24に外嵌固着さ
れ、前記ローラ軸28を挾持するようになつてい
る。
第1成形状態と第2成形状態との切換について
説明を加える。
先づ、第4図に第1成形状態を示す。
前記ローラ軸28は前記長孔35の本体側すな
わち、前記ローラ受金具23の第1凹部(u1)
に位置している。そのため前記ポンチ9の傾斜面
Rは前記ローラ10よりも管端部側に位置するこ
とになる。
一方、第5図に第2成形状態を示す。
前記ローラ軸28は、前記長孔35の管端部側
に位置し、前記第2凹部(u2)に係合している。
そのため、前記ローラ軸28は前記ポンチ9より
も管端部側に位置することになる。
第1成形状態から第2成形状態に切換える場
合、ローラカバー25を把持して、管端側から見
て反時計方向に管軸芯X周りに回転させる。ロー
ラカバー25を回転させるに伴つてローラ軸28
の位置を第1凹部(u1)から第2凹部(u2)へ
切換えることができる。
第2成形状態から第1成形状態に切換える場
合、一旦ローラカバー25を管端部側へ引き出
し、ローラ軸28を第2凹部(u2)から離脱さ
せた状態で、管端側から見て時計方向に回転させ
る。その回転に伴つてローラ軸28は第1凹部
(u1)に位置させることができる。
もつて、第1成形状態と第2成形状態における
ポンチ9、第2成形状態におけるローラ10を固
定して、それらの姿勢保持を行うようになつてい
る。つまり、前記ローラ受金具23、前記ローラ
軸28及び前記スプリング36によつて固定手段
Fが構成されていることになる。
(別実施例) 上記実施例では、加工部材がビスを用いて移動
部材に着脱自在に取り付けられていたが、連動チ
ヤツク機構によつて取り付けるようにする等加工
部材の取り付け機構は各種変更できる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る管端部成形装置の実施例を
示し、第1図は一部断面を示す全体正面図、第2
図は加工部材の要部正面図、第3図は加工部材の
分解斜視図、第4図は第1成形状態を示す要部正
面図、第5図は第2成形状態を示す要部正面図、
第6図は管の接続状態を示す要部断面図である。
第7図及び第8図は従来例の要部正面図を示し第
7図は第1成形状態、第8図は第2成形状態であ
る。 2……被加工管、5……本体、6……挾持部、
7……移動部材、8……ネジ嵌合部、9……第1
加圧部、10……第2加圧部、A……管端部、F
……固定手段、K……加工部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工管2を固定する挾持部6を設けた本体5
    に、前記挾持部6によつて固定された被加工管2
    の管端部Aに対して遠近移動する移動部材7がネ
    ジ嵌合部8で取付けられ、前記移動部材7に、前
    記管端部A側への移動に伴つて前記管端部Aをラ
    ツパ状に押し拡げる円錐状の第1加圧部9と、そ
    のラツパ状に押し拡げられた前記管端部Aをフラ
    ンジ状に押し拡げる第2加圧部10とが、前記管
    端部Aに前記第1加圧部9を作用させる第1成形
    状態と、前記第2加圧部10を作用させる第2成
    形状態とに切換自在に取付けられた管端部成形装
    置であつて、前記第1加圧部9及び第2加圧部1
    0を備え且つ、前記第1加圧部9と前記第2加圧
    部10とを前記第1成形状態及び第2成形状態の
    夫々で固定する固定手段Fが設けられた加工部材
    Kが、前記移動部材7に着脱自在に取り付けられ
    た管端部成形装置。
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