JPH0534811Y2 - - Google Patents

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JPH0534811Y2
JPH0534811Y2 JP11025888U JP11025888U JPH0534811Y2 JP H0534811 Y2 JPH0534811 Y2 JP H0534811Y2 JP 11025888 U JP11025888 U JP 11025888U JP 11025888 U JP11025888 U JP 11025888U JP H0534811 Y2 JPH0534811 Y2 JP H0534811Y2
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pipe
pressurizing
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attached
tube
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、被加工管を固定する挟持部を設けた
本体に、前記挟持部によつて固定された被加工管
の端部に対して遠近移動する移動部材をネジ嵌合
部で取付け、前記移動部材に取付けた加工部材
に、管端部への近接移動に伴つて管端部をラツパ
状に押し拡げる円錐状の第1加圧部と、そのラツ
パ状に押し拡げられた管端部をフランジ状に押し
拡げる第2加圧部とを設け、前記加圧部材を前記
移動部材に対して、管端部に前記第1加圧部を作
用させる第1成形状態と、前記第2加圧部を作用
させる第2成形状態との切換のために反転自在に
取付けてある管端部成形装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の上記管端部成形装置は、第7図に示すよ
うに、管端部Aに対して接当する偏平面Bを第2
加圧部9Bに設けてあるだけであつた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、第2成形状態で移動部材7を、回転操
作しながら、管端部Aに近接移動させるに伴つ
て、偏平面Bを管端部Aに押付けると、偏平円B
と管端部Aとの間の摩擦力は大きくなるばかり
か、管端部Aと偏平面Bとの接触部が大きくて、
押圧力が接触部全体に分散するために、管端部A
をフランジ状に押し拡げるためには大きな力が必
要であるという欠点があつた。
本考案の目的は、小さな力で管端部をフランジ
状に押し拡げられるようにする点にある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の管端部成形装置の特徴構成は、移動部
材の回転操作に伴なつて管端部に対して転動する
ローラを第2加圧部に設け、前記ローラの外側端
部を、第1加圧部よりも外方に突出させてあるこ
とにあり、その作用効果は、次の通りである。
〔作用〕
つまり、第1成形状態でラツパ状に押し拡げら
れた管端部は、第2成形状態では、第2加圧部に
設けたローラが管端部に接当して、移動部材の回
転操作に伴なつて転動するために、管端部とロー
ラとの間の摩擦力は小さくなり、しかも、ローラ
は管端部に対して線接触しながら押圧するため
に、押圧力がその小さな接触部に集中しやすく、
小さな力で管端部をフランジ状に押し拡げられ
る。
その上、例えば第5図に示すように、コルゲー
ト管22の端部を、管軸芯方向に座屈させてフラ
ンジ状に加圧成形するのに、第1成形状態で、移
動部材7を管端部Aに近接移動させると、円錐状
の第1加圧部9Aによつて、管端部Aの端縁を内
側に折り曲げながら、第1加圧部9Aよりも外方
に突出したローラ21の外側部分によつて、転動
しながら前記と同様に小さな力で管端部Aを加圧
してフランジ状に押し潰すことができる。
〔考案の効果〕
従つて、第2加圧部にローラを設けるだけの簡
単な改造によつて、従来よりも小さな力で、管端
部をフランジ状に押し拡げるだけでなく、コルゲ
ート管の端部を座屈させてフランジ状に成形する
こともでき、その結果、作業性及び多用性に優れ
た管端部成形装置を提供できるようになつた。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を、図面に基づいて説明
する。
第6図に示すように、プラグ1を介して接続さ
れる給水、給湯用管2,3のうち、一方の管(被
加工管の一例)2端部に前記接続用プラグ1の内
面段部1aに対して接当可能な抜止め用フランジ
2aを拡開成形加工する場合に使用される管端部
成形装置を構成するに、第1図で示す如く、握持
柄4を有する囲形の本体5に、管2を握持固定な
らびに固定解除自在な挟持部6と、挟持部6によ
つて固定された被加工管2の端部Aに対して管軸
芯Xに沿つて遠近移動する移動部材7をネジ嵌合
部8で取付け、移動部材7に取付けた加工部材9
に、管端部Aへの近接移動に伴つて管端部Aをラ
ツパ状に押し拡げる円錐状の第1加圧部9Aと、
そのラツパ状に押し拡げられた管端部Aをフラン
ジ状に押し拡げる第2加圧部9Bとを設け、加工
部材9を移動部材7に対して、管端部Aに第1加
圧部9Aを作用させる第1成形状態(第1図及び
第3図)と、第2加圧部9Bを作用させる第2成
形状態(第4図)との切換のために、前記管軸芯
Xとほぼ直交する枢支軸10を介して反転自在に
取付けて管端部成形装置を構成してある。
前記挟持部6を構成するに、第1図に示すよう
に、本体5に被加工管2の軸芯Xに沿つたピン1
1周りで揺動自在な挟圧部材12を設けると共
に、本体5から挟圧部材12の遊端部に切欠形成
された長溝13を通して外方に突設されたねじ1
4に蝶ナツト15を螺合し、挟圧部材12を本体
5側に近接移動させた状態での蝶ナツト15の締
付け操作により、挟圧部材12と、本体5に設け
た管受部分5Aとの間で管2を挟持固定するよう
に構成している。
前記移動部材7には、ラチエツト機構を備えた
回転操作ハンドル7Aを取付けてあり、回転操作
ハンドル7Aの回転操作に伴つて、移動部材7は
その軸芯周りに回転しながら管端部Aに対して遠
近移動するように構成してあり、また、移動部材
7を取付けるネジ嵌合部8を構成するに、移動部
材7を螺合する雌ネジ部材8Aを、管端部Aに対
する遠近方向に摺動自在に本体5に取付け、雌ネ
ジ部材8Aを管端部A側に付勢する複数の皿バネ
を、雌ネジ部材8Aと本体5との間で、雌ネジ部
材8Aの小径部8aに外嵌させて設け、雌ネジ部
材8Aの管端部A側への近接移動を規制するスト
ツパー16を本体5に設け、移動部材7の移動に
伴つて作用する加工部材9の管端部Aに対する過
剰加圧を、皿バネ17による吸収によつて防止し
てある。
図中18は、前記本体5と移動部材7との間に
介在させたフエルトから成る給油リングで、この
給油リング18に潤滑油を含浸させておいて、移
動部材7の雄ネジ部7Bにその移動に伴つて給油
されるようにしてある。
第3図及び第4図に示すように、前記加工部材
9を枢支軸10周りに反転させて姿勢保持するボ
ールデテント19を、移動部材7の端部に設け、
ボールデテント19が係合する凹部20を、第1
加圧部9Aと第2加圧部9Bの2箇所に設け、移
動部材7の回転操作に伴なつて管端部Aに対して
転動する一対のローラ21を、枢支軸10によつ
て軸支させた状態で第2加圧部9Bに設け、ロー
ラ21の外側端部を、第1加圧部9Aよりも外方
に突出させてある。
つまり、前記第1成形状態では、第3図に示す
ように、第1加圧部9Aで管端部Aをラツパ状に
押し拡げるか、又は、第5図及び第2図に示すよ
うに、第1加圧部9Aと、その第1加圧部から外
方に突出した一対のローラ21,21とによつ
て、小径部22Aと大径部22Bを長手方向に交
互に形成するフレキシブルなコルゲート管22の
端部を、管長手方向に圧縮させてフランジ状に成
形し、前記第2成形状態では、第4図に示すよう
に、ラツパ状に押し拡げられた管端部Aを、一対
のローラ21,21によつてフランジ状に押し拡
げる。
〔別実施例〕
前記ローラ21は、2個に限らず、2個以上で
あつても良い。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対
照を便利にする為に符号を記すが、該記入により
本考案は添付図面の構造に限定されるものではな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る管端部成形装置の実施例を
示し、第1図は一部断面を示す全体正面図、第2
図は加工部材の底面図、第3図及び第5図は第1
成形状態を示す要部正面図、第4図は第2成形状
態を示す要部正面図、第6図は管の接続状態を示
す要部断面図、第7図は一部断面を示す従来例の
全体正面図である。 2……被加工管、5……本体、6……挟持部、
7……移動部材、8……ネジ嵌合部、9……加工
部材、9A……第1加圧部、9B……第2加圧
部、21……ローラ、A……管端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被加工管2を固定する挟持部6を設けた本体5
    に、前記挟持部6によつて固定された被加工管2
    の端部Aに対して遠近移動する移動部材7をネジ
    嵌合部8で取付け、前記移動部材7に取付けた加
    工部材9に、管端部Aへの近接移動に伴つて管端
    部Aをラツパ状に押し拡げる円錐状の第1加圧部
    9Aと、そのラツパ状に押し拡げられた管端部A
    をフランジ状に押し拡げる第2加圧部9Bとを設
    け、前記加工部材9を前記移動部材7に対して、
    管端部Aに前記第1加圧部9Aを作用させる第1
    成形状態と、前記第2加圧部9Bを作用させる第
    2成形状態との切換のために反転自在に取付けて
    ある管端部成形装置であつて、前記移動部材7の
    回転操作に伴なつて管端部Aに対して転動するロ
    ーラ21を前記第2加圧部9Bに設け、前記ロー
    ラ21の外側端部を、前記第1加圧部9Aよりも
    外方に突出させてある管端部成形装置。
JP11025888U 1988-08-22 1988-08-22 Expired - Lifetime JPH0534811Y2 (ja)

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JP11025888U JPH0534811Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22

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JP11025888U JPH0534811Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22

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Publication Number Publication Date
JPH0232317U JPH0232317U (ja) 1990-02-28
JPH0534811Y2 true JPH0534811Y2 (ja) 1993-09-03

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JP11025888U Expired - Lifetime JPH0534811Y2 (ja) 1988-08-22 1988-08-22

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JPH0232317U (ja) 1990-02-28

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