JPH066345A - 同期検出回路 - Google Patents

同期検出回路

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JPH066345A
JPH066345A JP4161506A JP16150692A JPH066345A JP H066345 A JPH066345 A JP H066345A JP 4161506 A JP4161506 A JP 4161506A JP 16150692 A JP16150692 A JP 16150692A JP H066345 A JPH066345 A JP H066345A
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JP
Japan
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spike
synchronization
counter
input
word
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4161506A
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English (en)
Inventor
Jun Iwasaki
潤 岩崎
Hisaki Hiraiwa
久樹 平岩
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 フレームの先頭位置に繰り返し配置された同
期ワードを検出して得られるスパイクが入力端子11よ
りレジスタ12を介してコントローラ14に送られる。
コントローラ14は、このスパイク入力に応じてカウン
タ151 〜15nの内の動作していない1個をカウント
動作開始させ、同期ワード長に応じたカウント数毎にス
パイクが入力されたか否かを判別し、上記繰り返し配置
された同期ワードよりなる同期信号を検出する。 【効果】 回路の冗長性を無くし、回路規模を減らすこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同期検出回路に関し、
特に、スペクトラム拡散通信受信機等に用いて好適な同
期検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】同期ワードを有し一定のフレーム単位で
データを送る通信方式、例えば、スペクトラム拡散通信
方式においては、受信側で復調するために、上記フレー
ムの先頭を検出し、同期(フレーム同期)をとることが
必要とされる。その1つに、いわゆるマッチドフィルタ
を用いる方法が知られている。このマッチドフィルタ
は、先ずパターンマッチング回路によりフレームの先頭
に挿入されている同期ワードを検出し、さらに、その同
期ワードが一定の規則に従って複数ワード繰り返されて
いる場合には、上記パターンマッチング回路が検出した
各同期ワード毎の検出パルス(スパイク)の並びが上記
規則に従っているか否かを確認するための回路、いわゆ
るマルチスパイクディテクタを用いて同期をとるように
している。
【0003】図3は、上述したような先頭に同期ワード
WSを有するフレームFLの構成の具体例を示してお
り、1フレームFLが例えば217ビットで、フレーム先
頭位置から4つの同期ワードWS1 、WS2 、WS3
WS4 が、260ビット、252ビット、256ビッ
ト、256ビットの間隔(ワード長)で配列されてい
る。これらの同期ワードWS1 、WS2 、WS3 、WS
4 は、いずれも例えば図4に示すように、所定の規則に
従った数値列「11010 …」、例えば疑似雑音(PN)系
列が繰り返されている。このような各同期ワードW
1 、WS2 、WS3 、WS4 をそれぞれ検出するのが
上記パターンマッチング回路である。
【0004】図5は、上述したパターンマッチング回路
53、マルチスパイクディテクタ54を用いたマッチド
フィルタ52周辺の構成を示すブロック回路図である。
この図5において、入力端子51には、例えばベースバ
ンドに落とされたデータ信号が供給されており、これが
マッチドフィルタ52のパターンマッチング回路53
と、復調部55とにそれぞれ送られる。パターンマッチ
ング回路53では、上述したような同期ワードWS1
WS4 を検出し、それぞれの同期ワードを検出する毎に
パルス(スパイク)をマルチスパイクディテクタ54に
送る。マルチスパイクディテクタ54は、入力されたス
パイクが所定の規則に従っているか否かを判別し、もし
規則に従っていれば、復調部55に検出信号を送るわけ
である。
【0005】次に、図6は、上記マルチスパイクディテ
クタ54の一具体例を示しており、入力端子61には、
上記パターンマッチング回路53からの同期ワード検出
パルス(スパイク)が入力される。ここで、同期ワード
が検出されたとき、“1”が入力されるものとする。こ
の入力パルス(スパイク)データは、シフトレジスタ6
2に入力され、端子63からのクロックに従って、入力
データが図中左から右へ順次送られる。ここで、上記図
3、図4の具体例に従う場合、シフトレジスタ62の第
1、第256、第512及び第764番目の出力タップ
がANDゲート64に接続されており、各タップからの
出力が全て同時に“1”あるいは“H”(ハイレベル)
となるとき、出力端子65から“1”あるいは“H”が
出力されるようになっている。
【0006】すなわち、ANDゲート64の出力端子6
5からの出力が“H”となったときは、上記同期ワード
の繰り返しが上記規定の間隔で並んでいるときであり、
それはフレームの先頭であることを示すわけである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような構
成においては、図6に示すように長い(段数の大きな)
シフトレジスタ62が必要であり、これをIC化等の回
路化する場合に、回路規模が膨大になってしまうという
問題があった。
【0008】ここで、マルチスパイクディテクタの入力
端子61への入力信号(スパイク)について、“0”と
“1”の確率が0.5ずつで相関がないならば、上記図
6の構成でも冗長性はないといえるが、実際にスパイク
がある確率(例えば“1”となる確率)は、10-1〜1
-2であり、このようなデータ列のためにシフトレジス
タを用いるのは冗長性が高いことになる。
【0009】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、回路の冗長性をなくし、回路規模を小さ
くすることが可能な同期検出回路の提供を目的とするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る同期検出回
路は、同期ワードを持ち、フレーム単位でデータを送る
通信での同期検出回路において、同期ワードを検出する
パターンマッチング手段と、この同期パターンマッチン
グ手段からの出力を基準クロックでリタイミングするレ
ジスタと、基準クロックをカウントする少なくとも1つ
のカウンタと、上記パターンマッチング手段からの出力
に応じて上記カウンタをカウント開始させ、該カウンタ
が上記同期ワードに応じた一定値をカウントした時点で
上記パターンマッチング手段からの出力が生じたか否か
を判別して上記カウンタを制御する制御手段とを有して
成ることにより、上述した課題を解決する。
【0011】ここで、上記フレームの例えば先頭位置に
所定の規則に従った数値列より成る所定ビット数の同期
ワードが繰り返し配置されたフレームフォーマットを想
定するとき、上記パターンマッチング手段は、これらの
同期ワードを検出する毎にスパイク(パルス)を出力す
る。
【0012】
【作用】パターンマッチング手段からの出力タイミング
をカウンタと制御手段とにより確認してフレーム同期検
出を行っているため、従来のシフトレジスタを用いる回
路の冗長性をなくし、回路規模を低減することができ
る。
【0013】
【実施例】図1は、本発明に係る同期検出回路の一実施
例の概略構成を示すブロック回路図である。この図1に
おいて、入力端子11には、上記図5のマッチドフィル
タ52のパターンマッチング回路53からの同期ワード
検出スパイク(パルス)が供給されている。この入力ス
パイクは、レジスタ(例えばDフリップフロップ)12
に送られて、基準クロック入力端子13からの基準クロ
ックによりリタイミングされるようになっている。この
リタイミングされたレジスタ12からのスパイクは、コ
ントローラ13に送られる。コントローラ14は、複数
個(n個)のカウンタ151 、152 、…、15n を制
御するものであり、各カウンタ151 〜15nにカウン
ト開始(スタート)信号及びカウント停止信号を送ると
共に、各カウンタ151 〜15n からのアクティブ信号
をコントローラ13に入力する。また、このコントロー
ラ14からは最終的な同期検出信号が出力され、出力端
子16を介して取り出される。
【0014】このような構成において、先ず、上記同期
ワード検出スパイクの出現確率が小さいことを考慮し
て、スパイク出現時のみ、いつスパイクが出力されたか
の情報を記録する。すなわち、入力端子11に上記同期
ワード検出に応じてスパイクが入力されると、これがレ
ジスタ12でリタイミングされ、コントローラ13に送
られる。コントローラ13は、このスパイクの入力に応
じて、1つのカウンタ、例えばカウンタ151 にスター
ト信号を送ってカウントを開始させる。そして、上記図
3に示すような所定の同期ワード長(例えば252ビッ
ト)の期間を該カウンタ151 がカウントすると、コン
トローラ13にパルス(アクティブ信号)を送り、その
ときに第2のスパイクが出現していればカウントを継続
し、無ければカウントをリセットして、次のスパイクを
待つ。この動作を、第3スパイク、第4スパイクについ
て行うことにより、もし例えば前述した図3に示すよう
な各規定間隔(252、256、256)で同期ワード
検出スパイクが入力されれば、カウンタ151 は最後ま
でカウント動作を続け、これをコントローラ14が判別
して、同期検出信号を出力端子16に送る。
【0015】このため各カウンタ151 、152 、…、
15n は、所定の同期フォーマットに従って、フレーム
先頭で繰り返される同期ワードのビット数(間隔)に応
じたカウント値毎に上記アクティブ信号を出力するもの
であり、前記図3のように、フレーム先頭より順次26
0、252、256、256ビットの同期ワードが配置
されたフォーマットの同期検出を行う場合には、それぞ
れ252、512(=252+256)、764(=5
12+256)カウント毎に上記アクティブ信号を出力
するように予め設定されている。コントローラ14は、
これらのカウンタ151 、152 、…、15n を個別に
制御することができ、例えば現在動作中のカウンタがど
れか、どのカウンタから何回上記アクティブ信号が送ら
れたか、アクティブ信号入力時に同時に上記同期ワード
検出スパイク入力があったか否か等を管理する。
【0016】次に、上述したような同期検出動作を、図
2のフローチャートを参照しながら説明する。図2のス
テップS21において、コントローラ13に上記リタイ
ミングされた同期ワード検出スパイクが入力されたか否
かを判別する。NO(入力されていない)の間は、この
ステップS21を繰り返す。YES(スパイク入力有)
と判別されると、ステップS22に進んで、コントロー
ラ13は、上記n個のカウンタ151 〜15n の内の現
在動作していない1つのカウンタにスタート(カウント
開始)信号を送る。
【0017】次のステップS23では、上記ステップS
22でカウント開始されたカウンタのカウント値が25
2となるか否かが判別され、NOのときはステップS2
3に戻り、YESのときは次のステップS24に進む。
ステップS24では、当該カウンタからコントローラ1
4にアクティブ信号が送られる。次のステップS25
で、コントローラ14はこのアクティブ信号の入力と同
時に上記同期ワード検出スパイクの入力があったか否か
の判別を行い、NOのときは後述するステップS33に
進んで当該カウンタのカウント動作を停止して、上記最
初のステップS21に戻る。ステップS25でYESと
判別されたとき、すなわち上記同期ワード検出スパイク
入力に応じてカウント動作開始された当該カウンタが2
52カウントした時点で次の同期ワード検出スパイクが
入力されたときは、次のステップS26に進む。
【0018】このステップS26では、当該カウンタが
さらに256カウントしたか否か、すなわちカウント開
始からのカウント値が508となったか否かを判別す
る。このステップS26でNOのときはステップS26
に戻り、YESのときはステップS27に進んで、当該
カウンタからコントローラ14にアクティブ信号を送
る。次のステップS28で、コントローラ14はこの5
08カウント目のアクティブ信号の入力と同時に上記同
期ワード検出スパイクの入力があったか否かの判別を行
い、NOのときはステップS33に進んで当該カウンタ
のカウント動作を停止し、上記ステップS21に戻る。
ステップS28でYESと判別されたときは、当該カウ
ンタが(上記252カウント目と)508カウント目で
上記同期ワード検出スパイクが入力されたときに相当
し、次のステップS29に進む。
【0019】ステップS29では、上記ステップS26
と同様に、当該カウンタがさらに256カウントしたか
否か、すなわちカウント開始からのカウント値が764
になったか否かを判別する。このステップS29でNO
のときはステップS29に戻り、YESのときはステッ
プS30に進んで、当該カウンタからコントローラ14
にアクティブ信号を送る。次のステップS31で、コン
トローラ14はこの764カウント目のアクティブ信号
の入力と同時に上記同期ワード検出スパイクの入力があ
ったか否かの判別を行い、NOのときはステップS33
に進んで当該カウンタのカウント動作を停止し、上記ス
テップS21に戻る。ステップS31でYESと判別さ
れたときには、当該カウンタのカウント開始からのカウ
ント値がそれぞれ順次252、508、764の各数値
となったときに上記同期ワード検出スパイクが入力され
たことになる。これは、前述した図3のフレームフォー
マットの同期ワード繰り返し構造に対応し、次のステッ
プS32でフレーム同期検出信号をコントローラ14よ
り出力端子16に送る。次に、ステップS33に進んで
当該カウンタを停止させた後、上記最初のステップS2
1に戻る。
【0020】ここで上記カウンタ151 〜15n につい
ては、原理的には1個のみを用いて同期検出が行える
が、外乱パルス等が乗って同期ワード検出時以外のスパ
イクによりカウント動作が開始されることによる誤動作
を防止するために複数個設けることが好ましい。
【0021】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、例えば、同期ワードの繰り返しの具体
例は上記図3のものに限定されず、他の種々のフォーマ
ットを採用することができる。また、同期ワードパター
ンは、疑似雑音(PN)とする以外に、予め定められた
固定パターンを用いるようにしてもよい。さらに、図1
の回路は、ハードウェア構成として示しているが、ソフ
トウェアプログラムにより実現するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る同期検出回路によれば、同期ワードを検出する
パターンマッチング手段からの出力(スパイク)の間隔
を、カウンタと制御手段とを用いて検出し、同期信号が
否かを判別しているため、従来のシフトレジスタを用い
る回路に比べ、冗長性を無くすことができ、回路規模を
減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る同期検出回路の一実施例の要部の
概略構成を示すブロック図である。
【図2】該実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図3】同期ワードを有するフレームフォーマットの一
例を示す図である。
【図4】図3の同期ワードの部分を取り出して示す図で
ある。
【図5】同期検出回路の従来例を説明するためのブロッ
ク図である。
【図6】図5中のマルチスパイクディテクタの具体例を
示すブロック回路図である。
【符号の説明】
11・・・・・同期ワード検出スパイク入力端子 12・・・・・レジスタ 13・・・・・基準クロック入力端子 14・・・・・コントローラ 151 〜15n ・・・・・カウンタ 16・・・・・同期検出信号出力端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同期ワードを持ち、フレーム単位でデー
    タを送る同期回路において、 同期ワードを検出するパターンマッチング手段と、 この同期パターンマッチング手段からの出力を基準クロ
    ックでリタイミングするレジスタと、 基準クロックをカウントする少なくとも1つのカウンタ
    と、 上記パターンマッチング手段からの出力に応じて上記カ
    ウンタをカウント開始させ、該カウンタが上記同期ワー
    ドに応じた一定値をカウントした時点で上記パターンマ
    ッチング手段からの出力が生じたか否かを判別して上記
    カウンタを制御する制御手段とを有して成ることを特徴
    とする同期検出回路。
JP4161506A 1992-06-19 1992-06-19 同期検出回路 Withdrawn JPH066345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4161506A JPH066345A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 同期検出回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4161506A JPH066345A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 同期検出回路

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JPH066345A true JPH066345A (ja) 1994-01-14

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ID=15736360

Family Applications (1)

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JP4161506A Withdrawn JPH066345A (ja) 1992-06-19 1992-06-19 同期検出回路

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990831