JPH0663356U - ラベル片付き帳票 - Google Patents

ラベル片付き帳票

Info

Publication number
JPH0663356U
JPH0663356U JP352093U JP352093U JPH0663356U JP H0663356 U JPH0663356 U JP H0663356U JP 352093 U JP352093 U JP 352093U JP 352093 U JP352093 U JP 352093U JP H0663356 U JPH0663356 U JP H0663356U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label piece
self
coloring
label
form body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP352093U
Other languages
English (en)
Inventor
則明 新美
Original Assignee
小林記録紙株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 小林記録紙株式会社 filed Critical 小林記録紙株式会社
Priority to JP352093U priority Critical patent/JPH0663356U/ja
Publication of JPH0663356U publication Critical patent/JPH0663356U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラベル片付き帳票において、帳票本体への鮮
明な複写が得られるとともに、印字工程での円滑化およ
び帳票本体への印刷の多様化を図ることを目的とする。 【構成】 帳票本体20を自己発色紙で構成するか、あ
るいは自己発色層24を上質紙からなる帳票本体20表
面に形成するとともに、透明フィルム30を介してラベ
ル片40を剥離可能に帳票本体20に貼着することによ
り、自己発色紙あるいは自己発色層24発色性能を確保
するとともに、ラベル片40貼付部分の紙厚を薄く設定
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ラベル片付き帳票に関するもので、特に、ラベル片に印字あるい は手書きした内容を帳票に鮮明に複写できるようにしたラベル片付き帳票に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来のラベル片付き帳票は、図4に示すように、所定項目欄を予め印刷してあ る帳票本体1の表面に、粘着剤2を介して自己発色紙3が貼着され、さらに自己 発色紙3の表面にシリコン等の剥離剤4,粘着剤5を介してラベル片6が剥離可 能に貼着されている。
【0003】 そして、ラベル片6に印字あるいは手書きした内容を自己発色紙3の発色性能 を利用して、帳票本体1に複写した後、ラベル片6を剥離剤4の剥離機能を利用 して剥離して、製品等に貼付しているのが実状である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来では、このようにラベル片6に印字した内容を帳票本体1に残すためには 、自己発色紙3を用いたいわゆるダブルタックラベル7を帳票本体1に貼り付け ていたが、剥離剤4が自己発色紙3の発色性能を大幅に低下させるため、ラベル 片6に印字した内容が帳票本体1に鮮明に複写されず、使い勝手の面で好ましい ものではなかった。
【0005】 また、ダブルタックラベル7の紙厚は100μm程度になり厚いため、ダブル タックラベル7を貼り付けた帳票本体1をプリンタにより印刷する場合、このダ ブルタックラベル7がプラテンに引掛かり、円滑なプリント加工を施すことがで きないという問題的も指摘されている。
【0006】 さらに、自己発色紙3には事前印刷ができないため、印字による発色のみで、 文字,枠線等の色分けができず、このことも使い勝手の面で改善が要望されてい た。
【0007】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、ラベル片に印字した内 容を帳票本体に複写できるラベル片付き帳票において、ラベル片に印字した内容 を帳票本体に鮮明に複写でき、しかもプリンタでの印字加工が円滑に行なえ、か つ帳票への印刷が自由にできるラベル片付き帳票を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案によるラベル片付き帳票は、所定項目欄が 予め印刷されているとともに、自己発色紙からなる帳票本体と、この帳票本体の 表面所定箇所に糊付けされ、表面に剥離層をコーティングした透明フィルムと、 この透明フィルムの表面に剥離可能に貼着されるラベル片とから構成されること を特徴とする。
【0009】
【作用】
以上の構成から明らかなように、ラベル片を剥離可能に機能させる剥離剤は透 明フィルムの表面にコーティングされており、自己発色紙に直接剥離剤がコーテ ィングされていないため、自己発色紙の発色性能(発色濃度,発色速度)が有効 に確保できる。
【0010】 さらに、自己発色紙で帳票本体を構成するため、ラベル片と透明フィルムとを 粘着剤を介して帳票本体に貼付するだけなので、ラベル貼付部分の紙厚を薄く設 定できる。また、帳票本体への印刷も自由にできる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0012】 図1はこの考案に係るラベル片付き帳票の第1実施例を示す平面図であり、図 2は同図におけるII−II線断面図である。
【0013】 図1,図2に示すように、本実施例によるラベル片付き帳票10は、所定項目 欄が印刷されている自己発色紙からなる帳票本体20と、この帳票本体20の表 面所定箇所に糊付けされる矩形状の透明フィルム30と、透明フィルム30の表 面に剥離可能に貼着されるラベル片40とから大略構成されている。
【0014】 さらに詳しくは、帳票本体20は、両側に送り孔21が開設されているととも に、単片帳票として使用できるように切り離し用の縦ミシン目22,横ミシン目 23が所定間隔毎に形成されている。
【0015】 一方、透明フィルム30は、裏面周縁部に糊31を介して帳票本体20に貼着 されており、透明フィルム30の表面にはシリコーン等の剥離剤32がコーティ ング処理されている。
【0016】 そして、ラベル片40はこの剥離剤32により剥離可能に透明フィルム30表 面に貼付されており、ラベル片40の裏面に塗布形成されている粘着剤41によ り帳票本体20とは独立して管理される。
【0017】 例えば、帳票本体20を検査用紙として使用した場合、ラベル片40は帳票本 体20とは切り離して管理用として使用される。
【0018】 このように、本実施例におけるラベル片付き帳票10は、帳票本体として自己 発色紙を使用するとともに、ラベル片40を透明フィルム30を介して帳票本体 20に剥離可能に貼着するという構成であるため、自己発色紙の発色性能を剥離 剤32により低下させることがなく、自己発色紙の発色濃度,発色速度等の発色 性能を有効に利用でき、ラベル片40に印字した内容を帳票本体20に鮮明に複 写することが可能となる。
【0019】 また、ラベル片40は透明フィルム30を介して帳票本体20に剥離可能に貼 着されるという構成であり、従来、ダブルタックラベルの紙厚が100μmであ るのに比べ、ラベル片40と透明フィルム30との厚みは38μm程度に薄肉化 でき、ラベル片付き帳票10をプリンタにより印字する場合、プラテン等に引掛 かることがなく、円滑に印字加工を施すことができる。
【0020】 また、帳票本体20には所定項目欄等、発色文字とは異なる枠線等自由な色彩 の印刷が可能となり、ラベル片付き帳票10のバリエーションを多様化できると いう利点もある。
【0021】 次いで、図3は本考案によるラベル片付き帳票の第2実施例を示すもので、こ の実施例によれば、帳票本体20は上質紙を使用し、帳票本体20の所定箇所の 表面に自己発色加工を施し、自己発色層24を形成するとともに、この自己発色 層24の表面を覆うように透明フィルム30を糊31により帳票本体20に糊付 けするとともに、透明フィルム30の表面にラベル片40を粘着剤41を介して 剥離可能に貼着するという構成である。
【0022】 この実施例によっても、自己発色層24の表面には剥離剤92が塗布されない ため、この自己発色層24の自己発色性能を有効に活かすことができ、ラベル片 40に印字した内容を鮮明に帳票本体20に複写することができるとともに、帳 票本体20への印刷も自由に行なうことができ、また自己発色紙の代わりに自己 発色層24を形成することにより紙厚を薄くできるため、プリンタによる印字工 程での円滑化をも図ることができる。
【0023】
【考案の効果】
以上説明した通り、この考案によれば、帳票本体として自己発色紙を使用する か、あるいは帳票本体に自己発色層を形成し、透明フィルムを介してラベル片を 剥離可能に帳票本体に貼着するという構成であるため、自己発色紙あるいは自己 発色層の発色性能を有効に確保でき、ラベル片に印字した内容を帳票本体に鮮明 に複写することができ、極めて使い勝手に優れているとともに、ラベル片形成箇 所の紙厚も薄くでき、プリンタによる印字加工も円滑に行なえ、さらに帳票への 印刷が自由に行なえ、発色文字とは異なる色の枠線等も印刷可能になるなど、帳 票のバリエーションを多様化できる等の種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るラベル片付き帳票の第1実施例を
示す平面図。
【図2】図1中II−II線断面図。
【図3】本考案によるラベル片付き帳票の第2実施例の
構成を示す断面図。
【図4】従来のラベル片付き帳票の構成を示す断面図。
【符号の説明】
10 ラベル片付き帳票 20 帳票本体 24 自己発色層 30 透明フィルム 32 剥離層 40 ラベル片 41 粘着剤

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定項目欄が予め印刷されているととも
    に、自己発色紙からなる帳票本体と、この帳票本体の表
    面所定箇所に糊付けされ、表面に剥離層をコーティング
    した透明フィルムと、この透明フィルムの表面に剥離可
    能に貼着されるラベル片とから構成されることを特徴と
    するラベル片付き帳票。
  2. 【請求項2】 所定項目欄が予め印刷されているととも
    に、部分的に自己発色加工を施した帳票本体と、この帳
    票本体の自己発色加工部分表面を覆うように糊付けさ
    れ、表面に剥離層をコーティングした透明フィルムと、
    透明フィルムの表面に剥離可能に貼着されたラベル片と
    から構成されることを特徴とするラベル片付き帳票。
JP352093U 1993-02-09 1993-02-09 ラベル片付き帳票 Withdrawn JPH0663356U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP352093U JPH0663356U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 ラベル片付き帳票

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP352093U JPH0663356U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 ラベル片付き帳票

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0663356U true JPH0663356U (ja) 1994-09-06

Family

ID=11559655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP352093U Withdrawn JPH0663356U (ja) 1993-02-09 1993-02-09 ラベル片付き帳票

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0663356U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6594933B2 (en) Partial fold printable tab product
US5002311A (en) Parcel waybill
JP3013852B2 (ja) 昇華転写画像付ラベル
JPH0663356U (ja) ラベル片付き帳票
US4200675A (en) Sheet for titling light-sensitive material
JP2513460Y2 (ja) 転写シ―ト
JP2915869B2 (ja) 昇華転写画像付ラベルの製造方法
JP2589020Y2 (ja) 証 票
JP2001270299A (ja) 印字用シート
JPH04107064U (ja) 熱転写用ohpシート作成材料
JP3007197U (ja) はがき用写真台紙
JP3103312B2 (ja) 印刷カード
JP3646279B2 (ja) タック紙
JPH0440960Y2 (ja)
JPH0556468U (ja) 証 票
JP3045013U (ja) フォトカード
JP3007266U (ja) 葉書用シール
JP3038219U (ja) 転写シール
JP2597791Y2 (ja) 熨斗紙
JPH0612956Y2 (ja) 感圧印字用積層シート
JPH10293537A (ja) 昇華転写画像付ラベル
JPS6027420Y2 (ja) 箔押し用離型シ−ト
JP2585244Y2 (ja) 熱転写記録材
JPH0348605Y2 (ja)
JPH0446937Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19970508