JPH0663243A - 電動連続コイン・専用メダル等のチップ拾器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動で連続的にコインや専用メダル等のチッ
プを拾う拾器の提供。 【構成】 ハウジング１の底面前部１ｃにその先端が飛
び出しているもので、専用メダルやコイン２をすくい上
げるメダル受け舌３がある。これはその先端が自重で上
下動自在になっている。さらに、上記のメダル受け舌３
の前方、その軸を上記の解放端１ｂに平行し、且つ自重
で上下動自在に設けられたゴム製等のローラー４があ
る。そして、上記のローラー４を回転させる駆動源５で
ある電動モーターとそれに付随したギア装置がある。こ
の駆動源５は、ものである。最後に、操作ハンドル６が
上記のハウジング１に設けられこれを操作させる。上記
のローラー４をブラシタイプやスポンジタイプのものと
してもよい。したがって、ブラシやスポンジであるから
その先端が曲折やへこみ、常に床やコイン２等に接触す
る。 【効果】 電動モーターで回転させられるローラーがメ
ダル受け舌ですくったコイン等をハウジング内に連続的
に放り込む。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、広くはパチンコ店やゲ
ームセンターで床に落ちたゲーム機に用いるコインや専
用メダル等のを回収する器具に関するものであり、特に
連続的にコイン等を拾い上げる器具に関するものであ
る。就中、電動連続コインとかメダル等のを電動力で効
率よく拾う器具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】パチンコ店やゲームセンターで、床に落
ちたコインや専用メダル等のを拾うには箒と塵取りを用
いた。その後、これに代わる各種の手動式の専用のチッ
プ拾器ができた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】パチンコ店やゲームセ
ンターで各種のゲーム機を楽しむ場合、それらのゲーム
機にコインや専用メダル等を入れてそれらのゲーム機を
作動させる。この場合、コインや専用メダル等のが床に
落ちることが多い。しかし、遊びに夢中のために、１枚
や２枚落ちても拾おうとしない者が少なくない。

【０００４】この場合、そのパチンコ店やゲームセンタ
ーが小さい場合は店の者が、１枚１枚手で拾っても大し
た労力ではないが、パチンコ店やゲームセンターが大型
化した現在、それは大きな負担となる。それで、箒と塵
取りを用いて、掃除の要領でそれらを拾っていた。しか
し、コインや専用メダル等のは軽いゴミと異なり金属で
重いので、これらでは拾いにくい。また、これらは鉄製
でなくステンレスや銅製等なので、磁石で拾うことはで
きない。そこで、手動式のチップ拾器が開発されたが、
これも手動なので効率が悪く、大型のパチンコ店やゲー
ムセンターではメダル等の等の回収に時間が掛かった。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明にかかる電動連続
コイン・専用メダル等のチップ拾器は、以上の問題点に
鑑みて、これを電動モーターでゴムローラを回転させ、
その回転するゴムローラにより専用メダル等がハウジン
グ内に弾き飛ばされる。そして、メダル受け舌がそのゴ
ムローラーで弾かれた専用メダル等をチップ拾器の中に
入れるのを助ける構成としたものである。

【０００６】以下に、本発明にかかる電動連続コイン・
専用メダル等のチップ拾器の具体的な構成を詳細に記載
する。最初に、本発明にかかる電動連続コイン・専用メ
ダル等のチップ拾器の請求項１に記載の発明の構成を説
明する。これは、まず、ハウジングがある。このハウジ
ングは、底面前部および前部の少なくともその下部が解
放されているものである。つぎに、メダル等の取り出し
口がある。このメダル等の取り出し口は、上記のハウジ
ングに設けられたものである。そして、メダル受け舌が
ある。このメダル受け舌は、上記のハウジングの底部解
放端付近に少なくともその先端が上下動自在に設けられ
たものである。さらに、ローラーがある。このローラー
は、上記のメダル受け舌の前方にその軸を上記の解放端
に平行して設けられたものである。そして、駆動源があ
る。この駆動源は、上記のローラーを回転させるもので
ある。最後に、操作ハンドルがある。この操作ハンドル
は、上記のハウジングに設けられたものである。

【０００７】つぎに、本発明にかかる電動連続コイン・
専用メダル等のチップ拾器の請求項２の発明の構成を説
明する。これは、以下の点以外は上記の請求項１の発明
の構成と同一ゆえに、上記の請求項１の発明の構成の説
明の全文の内から下記の点を除きここに引用して、以下
の構成の説明をこれに追加する。すなわち、上記のロー
ラーは、ブラシタイプのものである。したがって、ブラ
シであるからその先端が曲折して常に送行する床に接触
するゆえに、これは必ずしも上下動自在に設けなくても
よい。もちろん、上下動自在に設けてもよい。

【０００８】最後に、本発明にかかる電動連続コイン・
専用メダル等のチップ拾器の請求項３の発明の構成を説
明する。これは、以下の点以外は上記の請求項１の発明
の構成と同一ゆえに、上記の請求項１の発明の構成の説
明の全文の内から下記の点を除きここに引用して、以下
の構成の説明をこれに追加する。すなわち、上記のロー
ラーは、スポンジタイプのものである。したがって、ス
ポンジであるから上記のメダル受け舌に接触する部分が
へこみ常に送行する床に接触するゆえに、これは必ずし
も上下動自在に設けなくてもよい。もちろん、上下動自
在に設けてもよい。

【０００９】

【作用】本発明にかかる電動連続コイン・専用メダル等
のチップ拾器は、以上のごとくに構成したゆえに以下の
ごとき作用が生じた。すなわち、最初に、本発明にかか
る電動連続コイン・専用メダル等のチップ拾器の請求項
１に記載の発明の作用を説明する。これは、まず、メダ
ル等の取り出し口が上記のハウジングに設けられたもの
で、メダル受け舌が上記のハウジングの底部解放端付近
に少なくともその先端が上下動自在に設けられ、さら
に、ローラーが上記のメダル受け舌の前方にその軸を上
記の解放端に平行して上下動自在に設けられたものであ
るゆえに、床の凹凸はもちろんのことコインや専用メダ
ルに接触したときにその厚み分持ち上がる。そして、駆
動源が、上記のローラーを回転させるゆえに、その床と
このローラー間に挟まったコイン等はそのローラーの回
転力によりそのハウジング内に回収される。最後に、操
作ハンドルが、上記のハウジングに設けられその走行等
を操作する。

【００１０】つぎに、本発明にかかる電動連続コイン・
専用メダル等のチップ拾器の請求項２の発明の作用を説
明する。これは、以下の点以外は上記の請求項１の発明
の作用と同一ゆえに、上記の請求項１の発明の作用の説
明の全文の内から下記の点を除きここに引用して、以下
の作用の説明をこれに追加する。すなわち、上記のロー
ラーは、ブラシタイプのものであるゆえに、コインを効
率よく回収する。そして、ブラシであるからその先端が
曲折して常に送行する床やコイン等に接触する。

【００１１】最後に、本発明にかかる電動連続コイン・
専用メダル等のチップ拾器の請求項３の発明の作用を説
明する。これは、以下の点以外は上記の請求項１の発明
の作用と同一ゆえに、上記の請求項１の発明の作用の説
明の全文の内から下記の点を除きここに引用して、以下
の作用の説明をこれに追加する。すなわち、上記のロー
ラーは、スポンジタイプのものであるゆえに、コインを
効率よく回収する。そして、スポンジであるから上記の
メダル受け舌に接触する部分がへこみ、常に送行する床
やコイン等に接触する。

【００１２】

【実施例】以下に、本発明にかかる電動連続コイン・専
用メダル等のチップ拾器をその一実施例を用いて添付の
図面と共に詳細に述べる。図１は、本発明にかかる電動
連続コイン・専用メダル等のチップ拾器の一実施例の側
面断面図を示したもので、操作ハンドルを省略したもの
である。図２は、図１のものの正面図を示したものであ
る。図３は、図１のものの縮小斜視図を示したもので、
操作ハンドルをも記入したものである。

【００１３】まず、金属製の箱型のハウジング１があ
る。このハウジング１は、図示のごとくにその前部１ｂ
と底面前部１ｃが解放されている。つぎに、メダル等の
取り出し口１ａがある。このメダル等の取り出し口１ａ
は、本実施例では上記のハウジング１の後部に設けられ
たものであるが、前部の解放端１ｂや底面前部１ｃを共
用してもよい。そして、専用メダルやコイン２を受ける
もので、メダル受け舌３がある。このメダル受け舌３
は、上記のハウジング１の底面前部１ｃの解放部にその
先端が飛び出している。そして、その後部を軸として半
回転自在となり、したがってその先端が自重で上下動自
在になっている。

【００１４】さらに、ゴム製等のローラー４がある。こ
のローラー４は、上記のメダル受け舌３の前方に設けら
れ、その軸を上記の解放端１ｂに平行し、且つ自重で上
下動自在に設けられたものである。この場合、これが上
下動自在でなくても、このローラー４のゴム等の弾力性
の弾力性でコイン２等の厚みを吸収できるが、上下動自
在にした方が床等の凹凸に柔軟に対応できて実用的であ
る。そして、駆動源５である電動モーターとそれに付随
したギア装置がある。この駆動源５は、上記のローラー
４を回転させるものである。最後に、操作ハンドル６が
ある。この操作ハンドル６は、上記のハウジング１に設
けられたもので、このハウジングを操作させる。

【００１５】しかして、上記のローラー４をブラシタイ
プのものとしてもよい。したがって、ブラシであるから
その先端が曲折して常に送行する床やコイン等に接触す
るゆえに、これは必ずしも上下動自在に設けなくてもよ
い。もちろん、上下動自在に設けてもよい。

【００１６】また、上記のローラー４を、スポンジタイ
プのものとしてもよい。したがって、スポンジであるか
ら、その先端がへこみ、常に送行する床やコイン等に接
触する。

【００１７】以上にして、その動作を説明すると、まず
操作ハンドル６によりこのハウジング１を走行させる。
走行は、上記のゴムローラー４の回転力による。一方、
上記のゴムローラー４は上記の電動モーター５により回
転させられているゆえに、このゴムローラー４に当たっ
たコインや専用メダルはそのローラー４の回転力で後
方、すなわちハウジング１内方向に弾き飛ばされる。す
ると、メダル受け舌３の前部がコイン２等をすくい上げ
る。このメダル受け舌３はその後部を軸にその前部が上
下動するようになっていて、走行させる床の凹凸に自在
に対応できるようになっている。かようにして、床上の
コイン２や専用メダルをつぎつぎに即座に拾い上げてい
く。

【００１８】

【発明の効果】本発明にかかる電動連続コイン・専用メ
ダル等のチップ拾器は、以上のごとくになしたゆえに、
以下のごとき多大な効果が生じた。すなわち、電動モー
ターにより回転させられているローラーが、通常はこの
チップ拾器を走行させ、一方コイン等があるとそのコイ
ン等をこのローラーと床との間に挟み込み、その回転力
で連続的にそのハウジングの内部方向に弾いていく。す
ると、メダル受け舌が、弾かれたコイン等をすくい上げ
てそのハウジング内に収める。

【００１９】しかして、上記のローラーをブラシタイプ
のものとしたものは、その先端が曲折して常に床やコイ
ン等に接触するゆえに、必ずしも上下動自在に設けなく
てもよい。

【００２０】また、上記のローラーをスポンジタイプの
ものとしたものは、その先端がへこみ、常に床やコイン
等に接触する。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明にかかる電動連続コイン・専用メダル等
のチップ拾器の一実施例の側面断面図を示したもので、
操作ハンドルを省略したものである。

【図２】図１のものの正面図である。

【図３】図１のものの縮小斜視図を示したもので、操作
ハンドルをも記入したものである。

【符号の説明】

１ ハウジング １ｂ 前部 １ｃ 底面前部 ２ コイン ３ メダル受け舌 ４ ローラー ５ 動力源

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】底面前部および前部の少なくともその下部
   が解放されているハウジング、該ハウジングに設けられ
   たメダル等の取り出し口、上記のハウジングの底部解放
   端付近に少なくともその先端が上下動自在に設けられた
   メダル受け舌、該メダル受け舌の前方にその軸を上記の
   解放端に平行し且つ上下動自在に設けられたローラー、
   該ローラーを回転させる駆動源、上記のハウジングに設
   けられた操作ハンドル、より構成されることを特徴とし
   た電動連続コイン・専用メダル等のチップ拾器。
2. 【請求項２】底面前部および前部の少なくともその下部
   が解放されているハウジング、該ハウジングに設けられ
   たメダル等の取り出し口、上記のハウジングの底部解放
   端付近に少なくともその先端が上下動自在に設けられた
   メダル受け舌、該メダル受け舌の前方にその軸を上記の
   解放端に平行したローラーブラシ、該ローラーブラシを
   回転させる駆動源、上記のハウジングに設けられた操作
   ハンドル、より構成されることを特徴とした電動連続コ
   イン・専用メダル等のチップ拾器。
3. 【請求項３】底面前部および前部の少なくともその下部
   が解放されているハウジング、該ハウジングに設けられ
   たメダル等の取り出し口、上記のハウジングの底部解放
   端付近に少なくともその先端が上下動自在に設けられた
   メダル受け舌、該メダル受け舌の前方にその軸を上記の
   解放端に平行したスポンジローラー、該スポンジローラ
   ーを回転させる駆動源、上記のハウジングに設けられた
   操作ハンドル、より構成されることを特徴とした電動連
   続コイン・専用メダル等のチップ拾器。