JPH0662790A - 梅味調味料 - Google Patents
梅味調味料Info
- Publication number
- JPH0662790A JPH0662790A JP3203503A JP20350391A JPH0662790A JP H0662790 A JPH0662790 A JP H0662790A JP 3203503 A JP3203503 A JP 3203503A JP 20350391 A JP20350391 A JP 20350391A JP H0662790 A JPH0662790 A JP H0662790A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ume
- seasoning
- flavor
- vinegar
- plum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Seasonings (AREA)
- Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 梅酢を有効に利用した梅味調味料を提供する
ことを目的とする。 【構成】 梅干の製造過程において生ずる白梅酢又は赤
ジソを含む梅酢を煮つめて製造したことを特徴とする梅
味調味料である。 【効果】 従来捨てられていた梅酢を有効に利用するも
ので、製造容易で、低コストにて栄養に富み、種々の用
途に利用できる梅味調味料が得られる。
ことを目的とする。 【構成】 梅干の製造過程において生ずる白梅酢又は赤
ジソを含む梅酢を煮つめて製造したことを特徴とする梅
味調味料である。 【効果】 従来捨てられていた梅酢を有効に利用するも
ので、製造容易で、低コストにて栄養に富み、種々の用
途に利用できる梅味調味料が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は梅味調味料、より詳細に
は、梅干しの製造過程において生ずる梅酢から生成する
梅味調味料に関するものである。
は、梅干しの製造過程において生ずる梅酢から生成する
梅味調味料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】梅干は、大体次のようにして製造され
る。先ず、水洗してしばらく水に漬けてあくを抜いた梅
を、おもしを強くして塩漬けする。すると、2週間程で
青く澄んだ水(白梅酢)が上ってくる。次いで、梅をす
のこ等に並べて3日3晩干して皮を柔らかくし、10日以
上密封した後、赤ジソと白梅酢に漬け、その後取り出し
て干す。残った梅酢は捨ててしまう。
る。先ず、水洗してしばらく水に漬けてあくを抜いた梅
を、おもしを強くして塩漬けする。すると、2週間程で
青く澄んだ水(白梅酢)が上ってくる。次いで、梅をす
のこ等に並べて3日3晩干して皮を柔らかくし、10日以
上密封した後、赤ジソと白梅酢に漬け、その後取り出し
て干す。残った梅酢は捨ててしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記梅干し製造過程に
おいて生ずる梅酢には、すぐれた薬効を有する梅肉エキ
スが含まれており、また、梅やシソの香りが含まれてい
るが、その有効利用が図られていない。そこで本発明
は、梅酢を有効に利用した梅味調味料を提供することを
課題とするものである。
おいて生ずる梅酢には、すぐれた薬効を有する梅肉エキ
スが含まれており、また、梅やシソの香りが含まれてい
るが、その有効利用が図られていない。そこで本発明
は、梅酢を有効に利用した梅味調味料を提供することを
課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、梅干の製造過
程において生ずる白梅酢又は赤ジソを含む梅酢を煮つめ
て製造したことを特徴とする梅味調味料、を以て上記課
題を解決した。
程において生ずる白梅酢又は赤ジソを含む梅酢を煮つめ
て製造したことを特徴とする梅味調味料、を以て上記課
題を解決した。
【0005】
【作 用】本発明に係る梅味調味料には、すぐれた薬効
を示すクエン酸が多量に含まれると共に、梅やシソの香
りが含まれているので、調味料やフリカケ等としてすぐ
れたものとなる。その利用法は任意で、ご飯にかけた
り、おむすびにまぶしたり、サラダにかけたりする。
を示すクエン酸が多量に含まれると共に、梅やシソの香
りが含まれているので、調味料やフリカケ等としてすぐ
れたものとなる。その利用法は任意で、ご飯にかけた
り、おむすびにまぶしたり、サラダにかけたりする。
【0006】
【実施例】本発明に係る梅味調味料は、梅干し製造過程
において生ずる白梅酢又は赤ジソを含んだ梅酢を用い、
それらを煮つめて塩を析出させて製造する。梅酢中には
梅肉のクエン酸が溶出する。クエン酸は、胃酸の分泌を
促し、食欲をそそり、消化を助け、また、その強い酸味
が食品の腐敗を防止し、乗物酔い、疲労回復等に効果を
奏するすぐれたものである。
において生ずる白梅酢又は赤ジソを含んだ梅酢を用い、
それらを煮つめて塩を析出させて製造する。梅酢中には
梅肉のクエン酸が溶出する。クエン酸は、胃酸の分泌を
促し、食欲をそそり、消化を助け、また、その強い酸味
が食品の腐敗を防止し、乗物酔い、疲労回復等に効果を
奏するすぐれたものである。
【0007】白梅酢を煮つめて作った調味料は、やや青
みがかった白色となる。シソを含んだ梅酢を煮つめて作
った調味料は、赤ジソの色、即ち、赤紫色となり、これ
には赤ジソの成分が含まれる。これらに他の材料を混ぜ
てフリカケ等としてもよい。
みがかった白色となる。シソを含んだ梅酢を煮つめて作
った調味料は、赤ジソの色、即ち、赤紫色となり、これ
には赤ジソの成分が含まれる。これらに他の材料を混ぜ
てフリカケ等としてもよい。
【0008】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、従来捨
てられていた梅酢を有効に利用するもので、製造容易
で、低コストにて栄養に富み、種々の用途に利用できる
梅味調味料が得られる効果がある。
てられていた梅酢を有効に利用するもので、製造容易
で、低コストにて栄養に富み、種々の用途に利用できる
梅味調味料が得られる効果がある。
Claims (1)
- 【請求項1】 梅干の製造過程において生ずる白梅酢又
は赤ジソを含む梅酢を煮つめて製造したことを特徴とす
る梅味調味料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3203503A JPH0662790A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 梅味調味料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3203503A JPH0662790A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 梅味調味料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0662790A true JPH0662790A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16475238
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3203503A Pending JPH0662790A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 梅味調味料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662790A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08214772A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-08-27 | Goro Imamichi | 減塩梅干と合わせ酢を同時に製造する方法 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP3203503A patent/JPH0662790A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08214772A (ja) * | 1995-02-14 | 1996-08-27 | Goro Imamichi | 減塩梅干と合わせ酢を同時に製造する方法 |
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