JPH0662581U - 電装品用ハウジング - Google Patents

電装品用ハウジング

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JPH0662581U
JPH0662581U JP237693U JP237693U JPH0662581U JP H0662581 U JPH0662581 U JP H0662581U JP 237693 U JP237693 U JP 237693U JP 237693 U JP237693 U JP 237693U JP H0662581 U JPH0662581 U JP H0662581U
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JP
Japan
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cover
main body
housing
electrical equipment
partition wall
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Withdrawn
Application number
JP237693U
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English (en)
Inventor
憲一 西川
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電装品用ハウジングの剛性不足箇所を簡単か
つ安価に補強する。 【構成】 電装品を収容する本体10と、該本体に取り
付けるカバー11を有する電装品用ハウジングにおい
て、上記本体にカバーを嵌合した時に、本体の剛性不足
箇所10bに当接して支持し、剛性不足箇所のリブとな
る押え部11bを上記カバーに突設している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電装品用ハウジングに関し、詳しくは、樹脂成形した電気接続箱等 の本体の内部に仕切壁を一体に設けて電装品収容部を設け、各電装品収容部にコ ネクタ等の多数の電装品を挿抜自在に収容した後、カバーを取り付けるものであ り、特に、本体の上記仕切壁等の剛性が不足する箇所をカバーを用いて補強する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気接続箱は、図6に示すように、樹脂により本体2を一体成 形し、該本体2の内部に、コネクタ1等の電装品を収容する電装品収容部2aを 仕切壁2b、2c、2dにより囲んで形成している。 上記仕切壁2bの両側は外周壁2cとの間に切欠部2f、2gがあり、下端の みを底壁で連続させた構造となっている。
【0003】 上記仕切壁2bは下端のみしか本体2と連続していないため剛性不足となり、 図6中X方向、または、Y方向に振れやすくなっている。 上記仕切壁2bは、電装品収容部2aにコネクタ1が収容された状態では、X 方向はコネクタ1により支持されているが、Y方向の支持がなく、Y方向へ倒れ やすい。よって、コネクタ1の支持が十分になされず、ガタつきが発生しやすい と共に、コネクタ1のガタツキで仕切壁2bにY方向の力が付加されると、仕切 壁2bが倒れて、コネクタ1が電装品収容部2aより移動してしまう恐れがある 。
【0004】 上記したような、剛性が不足する箇所の強度を向上させる手段としては、剛性 不足箇所、即ち、仕切壁2bの肉厚を増加する、あるいはリブを一体に成形する 、さらには、成形材料を変更することが考えられる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、肉厚を大としても、剛性向上にそれ程効果がなく、また、肉厚 を余り大きくすると成形時にひけが発生して、外観が悪くなる問題が生じる。 また、リブを追加する場合は、適正なリブであれば剛性向上に役立つ。しかし ながら、他の部品との関係によりリブの大きさが規制されて、リブを大きく出来 ない時には、剛性向上の効果は少ない。 さらに、材料変更をする場合は、コスト高となってしまう等の問題がある。
【0006】 本考案は、上記問題に鑑みてなされたもので、上記した剛性不足箇所の肉厚の 増大やリブの追加、及び材料の変更によらず、極めて簡単で、かつ、コスト高に なることなく、剛性不足箇所の強度向上を図ることが出来るようにすることを目 的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するため、本考案では、本体に取り付けるカバーを利用し、カ バー側に本体の剛性不足箇所に当接してリブの作用を行う押え部を設けるもので ある。 即ち、本考案は、電装品を収容する本体と、該本体に取り付けるカバーを有す る電装品用ハウジングにおいて、 上記本体にカバーを嵌合した時に、本体の剛性不足箇所を支持して剛性不足箇 所のリブとなる押え部を上記カバーに突設していることを特徴とする電装品用ハ ウジングを提供するものである。
【0008】 上記本体は樹脂で一体成形したもので、該本体の剛性不足箇所は、例えば、電 装品収容部を形成するために本体内部に一体に突設した切欠部を有する仕切壁部 分からなり、該切欠部を有する仕切壁部分の側面に、上記カバーに突設した押え 部を当接する構成としている。
【0009】 上記本体が電気接続箱からなり、上記電装品収容部にコネクタを挿抜自在に挿 入するものに対して、好適に用いることが出来る。しかしながら、電気接続箱に 限定されず、カバーを有し、構造上、剛性不足箇所が存在する製品の全てに適用 することが出来る。
【0010】 上記カバーは、本体と薄肉ヒンジ部を介して一体成形したカバーあるいは、別 体からなり本体に着脱自在にロックされるカバーからなり、該カバーに突設する 押え部は、カバーより断面略三角形状に突出させた形状とすることが好ましい。 また、上記押え部は、上記剛性不足箇所の両側に当接させて押さえることが好 ましいが、スペース上の関係で一側からのみ押さえても良い。
【0011】
【作用】
上記構成の電装品用ハウジングではカバーに押え部を一体に突設して、本体の 剛性不足箇所に押し当てる事によって強度向上を図っているため、本体の剛性不 足部分の肉厚を大としたり、リブを設けたりする変更を加えることなく、あるい は、成形材料を変更することなく、極めて簡単かつ安価に剛性不足部分の強度向 上を図ることが出来る。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明する。 図1から図3は第1実施例を示し、該第1実施例の電気接続箱からなる本体 10は、樹脂で一体成形したもので、図1に示すように、上端面を開口とした有 底箱形状であり、一側開口部を薄肉ヒンジ部11aを介して一体成形したカバー 11により閉鎖するようにしている。
【0013】 上記本体10は、一方の側壁10aより他方のカバー11の近傍に向けて仕切 壁10bを底壁10cより上方に向けて突出させ、かつ、該仕切壁10bの両側 には切欠部10gを設けている。 また、外壁10d側にコネクタ1の外形に沿った形状の仕切壁10eを設け、 該仕切壁10eと上記仕切壁10bとでコネクタ1の電装品収容部(以下、 収容 部と略す)10fを形成している。
【0014】 上記カバー11は、一端を本体10の外壁10dと上記薄肉ヒンジ部11aを 介して一体成形し、上記薄肉ヒンジ部11aを支点として回動可能としている。 かつ、カバー11の他端には、本体10と係止して固定する爪部11cを設けて いる。
【0015】 上記カバー11には、断面三角枠形状の押え部11bを側面より突出するよう に一体成形している。詳しくは、該押え部11bは、カバー11の側面よりカバ ー11に対して垂直方向に突出させた接触板11b−1を設け、該接触板 11b−1の先端よりカバー11の上記爪部側へ向けて傾斜させた支持板 11b−2を連続させた形状としている。
【0016】 上記押え部11bは、図2に示すように、カバー11を薄肉ヒンジ部11aを 支点として回転させて本体10を閉鎖した状態とすると、仕切壁10bの収容部 10f側と反対の側面10hに接触板11b−1が当接するように設定している 。
【0017】 上記構造とすることにより、図3に示すように、コネクタ1を本体10の収容 部10fに取り付けた場合、仕切壁10bのX方向の側面はコネクタ1により支 持される一方、Y方向の側面10hはカバー11の押え部11bにより支持され る。即ち、押え部11bが仕切壁10bのリブの作用を果たし、仕切壁10bの 剛性不足によるX方向およびY方向の振れを防止出来る。
【0018】 図4は、本考案の第2実施例を示し、カバー11’は本体10’を別体として おり、両端に形成した爪11c’により本体10’に係止している。 上記カバー11’は、本体10’に固定した時、本体10’より突設した2つ の仕切壁10b’,10b’の外側方に位置するように断面三角枠形状の押え部 11b’,11b’を突設している。
【0019】 上記構成の第2実施例は、押え部11b’の先端部分が仕切壁10b’, 10b’の先端の外面に当接して、仕切壁10b’,10b’を各々支持すると 共に、仕切壁10b’,10b’とカバー11’の間の隙間を閉鎖している。 該第2実施例においても、両側仕切壁10b’,10b’の間の収容部 10f’にコネクタを収容すると、両側収容壁の内面側はコネクタで支持される と共に、外面側は押え部11b’,11b’で支持され、剛性不足の仕切壁 10b’,10b’の強度向上を図っている。
【0020】 図5は、本考案の第3実施例を示し、第2実施例と同様に本体10”とカバー 11”を別体として設けている。 上記カバー11”は、本体10”の仕切壁10b”の両側面を支持するように 、2つの押え部11b”,11b”を仕切壁10b”の両側に位置するように突 設している。 上記押え部11b”,11b”は中実の断面三角形としている。
【0021】 上記のように、剛性不足の仕切壁10b”の両側に押え部11b”を配置する スペースがある場合には、仕切壁の両側を押え部により支持することが出来る。
【0022】
【考案の効果】
以上の説明より明らかなように、本考案の電装品用ハウジングでは、カバーに 押え部を一体に突設し、該押え部により本体の剛性不足箇所を支持しているため 、本体側の剛性不足箇所を変形することなく、強度向上を図ることが出来る。
【0023】 また、カバーの押え部は、内部に向けて設けているので外観を損ねることが無 く、かつ、押え部をカバーと一体成形するのみで良いため、極めて簡単かつ安価 に実施することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1実施例の本体とカバーを示す斜
視図である。
【図2】 カバーの閉鎖状態を示す平面図である。
【図3】 図1を組み立てた状態を示す斜視図である。
【図4】 本考案の第2実施例を示す平面図である。
【図5】 本考案の第3実施例を示す平面図である。
【図6】 従来の本体とカバーを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 10 本体 10b 仕切壁 10f 電装品収容部 11 カバー 11b 押え部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電装品を収容する本体と、該本体に取り
    付けるカバーを有する電装品用ハウジングにおいて、 上記本体にカバーを嵌合した時に、本体の剛性不足箇所
    を支持して剛性不足箇所のリブとなる押え部を上記カバ
    ーに突設していることを特徴とする電装品用ハウジン
    グ。
  2. 【請求項2】 上記本体は樹脂で一体成形したもので、
    該本体の剛性不足箇所は電装品収容部を形成するために
    本体内部に一体に突設した切欠部を有する仕切壁部分か
    らなり、該切欠部を有する仕切壁部分の側面に、上記カ
    バーに突設した押え部を当接する構成としている請求項
    1記載の電装品用ハウジング。
  3. 【請求項3】 上記本体が電気接続箱で、上記電装品収
    容部にコネクタを挿抜自在に挿入するものである前記請
    求項のいずれか1項に記載の電装品用ハウジング。
  4. 【請求項4】 上記カバーは、本体と薄肉ヒンジ部を介
    して一体成形したカバーあるいは、別体で本体に着脱自
    在にロックされるカバーからなり、該カバーに突設する
    押え部は、カバーより断面略三角形状に突出し、上記剛
    性不足箇所を一側あるいは両側より支持する構造として
    いる前記請求項のいずれか1項に記載の電装品用ハウジ
    ング。
JP237693U 1993-02-02 1993-02-02 電装品用ハウジング Withdrawn JPH0662581U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008028148A (ja) * 2006-07-21 2008-02-07 Kenwood Corp 電子機器のパネル構造
US8273987B2 (en) 2009-12-25 2012-09-25 Kabushiki Kaisha Toshiba Electronic device
JP2016048748A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 カシオ計算機株式会社 ケース構造、電子機器および携帯機器のインナーケース構造

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Effective date: 19970508