JPH066216B2 - トリマ刃製造方法 - Google Patents

トリマ刃製造方法

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JPH066216B2
JPH066216B2 JP5926085A JP5926085A JPH066216B2 JP H066216 B2 JPH066216 B2 JP H066216B2 JP 5926085 A JP5926085 A JP 5926085A JP 5926085 A JP5926085 A JP 5926085A JP H066216 B2 JPH066216 B2 JP H066216B2
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JP
Japan
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blade
trimmer
shaped
blade material
manufacturing
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JP5926085A
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JPS61219428A (ja
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譲 湯浅
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は電気かみそりのきわぞり装置や電気眉毛剃器等
の固定刃に係り、その製造方法に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来のトリマ刃製造方法として特公昭56−41275
号公報に開示されている電気かみそりのきわぞり用固定
刃の製造法と実公昭57−54772号公報に開示され
ている電気かみそりのくし状固定刃とがある。
前者においては固定刃の刃先部のプレス機による打抜き
加工後における形状が角ばったものとなっており、従っ
て角この部を丸めるためにパレル研磨(回転容器内に研
磨剤と被研磨物とを入れて容器を回転させることによっ
て研磨する方法)或いはパワ研磨(布等の柔かな素材に
研磨材を付着させ、その素材を使って被研磨物を研磨す
る方法)を施す必要があった。
また後者においても同様でプレス機による偏位端部の形
成後に刃先部を研磨する必要があった。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 本発明はトリマ刃素材の刃先部に櫛刃をカッテイング加
工した後に該刃先部の角部を研磨しなくてもよいような
改良されたトリマ刃製造方法を考え出すことである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 金属板より一枚のトリマ用固定刃に相当する刃素材を打
ち抜き、該刃素材にその幅方向に刃取付用長孔と折曲時
の歪吸収用長孔を形成し、この刃素材を上下のプレス金
型の間に収納してプレス加工により山型に折曲する。上
金型にはC状面取用の凹部を、また下金型にはR状面取
用の凹部を夫々形成しプレス加工によって刃素材の刃先
部先端にC状面取りとR状面取りを同時に施す。そして
刃先部をカッテイング加工して櫛刃を形成し可動刃と接
触面をラップ研磨(砥石等の硬い面を使って被研磨物を
磨く)して仕上げる。
(ホ) 作 用 プレス加工時に刃素材の折曲と面取りとが同時に行な
え、後のラップ仕上げが行ない易い。
(ヘ) 実施例 以下本発明を図面に沿って詳細に説明する。
第1図にプレス加工機(1)の概要を示す。(2)は上金型、
(3)は下金型であり両金型(2)(3)の間に形成される空間
内に被プレス部材としてトリマ用の固定刃素材(4)が収
納位置せしめられる。
前記刃素材(4)は金属板を図示しないパンチング加工機
によって打ち抜き形成されるもので、この打ち抜き時に
同時に前記刃素材(4)の幅方向には図示しない樹脂製基
台に固定刃を取付けるための長孔(5)(5)を一列に並べて
形成し、且つ次の折曲加工時に生じる折目近傍の歪を吸
収するための前記長孔(5)(5)よりは細い長孔(6)(6)を一
列に並べて形成する。
以上のようにしてできた刃素材(4)は、下金型(3)の上面
に突出形成された位置決め用突部(7)と該刃素材(4)の長
孔(5)(5)とを合致させて下金型(3)上の適正位置に載置
する。前記上金型(2)には山型凸部(8)が形成されてお
り、該凸部(8)の頂上には前記突部(7)を導入せる陥没部
(9)を形成し、前記凸部(8)に続く凹所(10)の端部に斜面
形状のC状面取部(11)を形成している。一方前記下金型
(3)には前記突部(7)の立設されている第1凹部(12)と該
第1凹部(12)に続き且つそれよりも浅い第2凹部(13)と
が形成され、該第2凹部(13)の端部には前記C状面取部
(11)に対向して丸みを帯びたR状面取部(14)が形成され
ている。これらの金型(2)(3)を使って、その間に位置決
めされた刃素材(4)をプレス加工すると、該刃素材(4)が
山型に折曲されるとともにその刃先部(15)は一面にC状
面(16)、他面にR状面(17)が施こされた刃部材(18)とな
る(第3図参照)。
以上の如く折曲及び面取りが施こされた刃部材(18)の摺
動面は、カッテイング加工によって櫛刃(19)を形成した
した後ラップ研磨加工法によって第3図に示されるラッ
プ研磨部分(20)が削り取られ、第4図に示すような刃先
部(21)を有するトリマ用固定刃が完成される。
第2図は上記一連の製造工程の手順を示した工程図であ
り、第5図はトリマ部材(22)の概観斜視図であり、(23)
はトリマ用可動刃である。
(ト) 発明の効果 本発明は以上の説明の如く、金属板より打ち抜かれた刃
素材にその幅方向に沿って長孔を形成し、この刃素材を
上下プレス金型の間に収納して山型に折曲すると同時に
前記刃素材の刃先部にC状面取りとR状コーナ面取りを
施すことにより、従来のようにラップ研磨後刃先部に生
じるバリが刃先部のC状面によってカバーされてしまう
ため、バフ研磨やバレル研磨等によってこのバリを取ら
なくても肌ざわりの良好なトリマ用固定刃を得ることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明トリマ刃製造方法のプレス加工時の説明
断面図、第2図は製造工程説明図、第3図はプレス加工
後のトリマ刃断面図、第4図は完成したトリマ刃の刃先
部拡大図、第5図はトリマ部材の概観斜視図である。 (4)…刃素材、(5)(5)(6)(6)…長孔、(2)…プレス上金
型、(3)…プレス下金型、(16)…C状面、(17)…R状
面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属板より打ち抜かれた刃素材にその幅方
    向に沿って長孔を形成し、この刃素材を上下プレス金型
    の間に収納して山型に折曲すると同時に前記刃素材の刃
    先部にC状面取りとR状コーナ取りを施すことを特徴と
    するトリマ刃製造方法。
JP5926085A 1985-03-23 1985-03-23 トリマ刃製造方法 Expired - Lifetime JPH066216B2 (ja)

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JPS61219428A JPS61219428A (ja) 1986-09-29
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