JPH0661583U - 電動格納ミラーにおけるシールキャップ - Google Patents

電動格納ミラーにおけるシールキャップ

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Publication number
JPH0661583U
JPH0661583U JP830693U JP830693U JPH0661583U JP H0661583 U JPH0661583 U JP H0661583U JP 830693 U JP830693 U JP 830693U JP 830693 U JP830693 U JP 830693U JP H0661583 U JPH0661583 U JP H0661583U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal cap
elastomer
frame
wall surface
protrusion
Prior art date
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Pending
Application number
JP830693U
Other languages
English (en)
Inventor
敏弘 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murakami Corp
Original Assignee
Murakami Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Murakami Corp filed Critical Murakami Corp
Priority to JP830693U priority Critical patent/JPH0661583U/ja
Publication of JPH0661583U publication Critical patent/JPH0661583U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動格納ミラーにおけるシールキャップの成
形性を良好にすると共にそのシール性を向上させる。 【構成】 内壁面又は下端縁に突条を備え、且つゴム、
エラストマ等の弾性材料により形成されたこと、又はポ
リプロピレンとエラストマとにより複層成形され、且つ
内壁面又は下端縁にエラストマの突条を備えさせたこと
を特徴とする電動格納ミラーにおけるシールキャップ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車の電動格納ミラーにおけるシールキャップに関するものであ り、更に詳しくは電動格納ミラーにおいてモータ、歯車等の駆動手段等を内設し たフレームに防水用に嵌着されるシールキャップに係るものである。
【0002】
【従来の技術】
このようなシールキャップとしては、内壁面に突条を備えた、ポリプロピレン による一体成形のものが既に使用されている。図8はこのような従来のシールキ ャップ1を示すものであって、その内壁面2に突条3を形成している。このシー ルキャップ1は、モータ、歯車等の駆動手段等(図示せず。)を内設したフレー ム4に嵌着されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のシールキャップはポリプロピレン製であり、成形時にアンダーカッ ト部たる突条を内壁面に備えた製品を無理抜きしているため、シールキャップが 変形しやすく、その結果、精度の高い寸法管理が要求され、コスト高を招くとい う問題がある。また、上記従来のシールキャップにおいては、防水効果を高める ために突条を内壁面における高い位置に設けなければならないので、シールキャ ップの成形性が悪くなるという問題が生じている。 本考案は以上の如き問題を解決しようとしてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案は、内壁面又は下端縁に突条を備え、且つ ゴム、エラストマ等の弾性材料により形成されたことを特徴とする電動格納ミラ ーにおけるシールキャップ(請求項1)あるいはポリプロピレンとエラストマと により複層成形され、且つ内壁面又は下端縁にエラストマの突条を備えさせたこ とを特徴とする電動格納ミラーにおけるシールキャップ(請求項2)を提供する ものである。
【0005】
【作用】
[請求項1のシールキャップ] 請求項1のシールキャップは、突条を含む全体がゴム、エラストマ等の弾性材 料により形成されている。内壁面に突条を備えたシールキャップの場合、これを モータ、歯車等の駆動手段等を内設したフレームに嵌着すると、内壁面の突条が フレームの壁部外面に圧接し、該突条が変形してフレームの壁部外面に密着し、 水の侵入を防止する(図3参照)。また、下端縁に突条を備えたシールキャップ の場合、これをフレームに嵌着すると、下端縁の突条がフレームの底部上面に圧 接し、該突条が変形してフレームの底部上面に密着し、水の侵入を防止する(図 5参照)。
【0006】 [請求項2のシールキャップ] 請求項2のシールキャップは、全体をポリプロピレンとエラストマとにより複 層成形したものであるが、その内壁面又は下端縁に設けられた突条は弾性のある エラストマにより構成されている。従って、シールキャップをフレームに嵌着し たときには、内壁面又は下端縁の突条は、請求項1のシールキャップの場合と同 様に、フレームの壁部外面又は底部上面に圧接し、該突条が変形してフレームの 壁部外面又は底部上面に密着し、水の侵入を防止する。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。 図1〜3における符号11aは電動格納ミラーにおけるシールキャップの一例 を示すものである。このシールキャップ11aは内壁面12に突条13、13を 備えており、ゴム、エラストマ等の弾性材料により一体的に形成されている。こ のシールキャップ11aをモータ、歯車等の駆動手段等(図示せず。)を内設し たフレーム14に嵌着すると、内壁面12の突条13、13がフレーム14の壁 部外面15に圧接し、図3に示すように該突条13、13が変形してフレーム1 4の壁部外面15に密着し、水の侵入を防止する。
【0008】 図4〜5に示す電動格納ミラーにおけるシールキャップ11bは、下端縁に突 条17を備えており、ゴム、エラストマ等の弾性材料により一体的に形成されて いる。このシールキャップ11bをフレーム14に嵌着すると、下端縁の突条1 7がフレーム14の底部上面18に圧接し、該突条17が変形してフレーム14 の底部上面18に密着し、水の侵入を防止する。
【0009】 図6はポリプロピレン20とエラストマ21とにより複層成形され、且つ内壁 面22にエラストマ21の突条23を備えさせたシールキャップ11cを示す。
【0010】 図7はポリプロピレン20とエラストマ21とにより複層成形され、且つ下端 縁にエラストマ21の突条24を備えさせたシールキャップ11dを示す。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によるシールキャップは、突条を含む全体を弾性 材料により形成し、あるいは全体をポリプロピレンとエラストマとにより複層成 形すると共に突条をエラストマにより形成するようにしたため、前述の如き成形 上の問題は解消する。また、シール部たる突条は弾性を有するため、シールキャ ップをフレームに嵌着したときには該突条が変形してフレームに密着する結果、 シール性が向上する。更に、突条は弾性材料ないしエラストマにより形成される ため、突条を高く形成することが可能となり、成形性も良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるシールキャップの一例をフレーム
に嵌着した状態を示す断面図である。
【図2】同上シールキャップの一部を拡大して示す断面
図である。
【図3】同上シールキャップをフレームに嵌着した状態
を拡大して示す断面図である。
【図4】本考案によるシールキャップの別の一例を拡大
して示す断面図である。
【図5】同上シールキャップをフレームに嵌着した状態
を拡大して示す断面図である。
【図6】本考案によるシールキャップの更に別の一例を
拡大して示す断面図である。
【図7】本考案によるシールキャップの更に別の一例を
拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1 シールキャップ 2 内壁面 3 突条 4 フレーム 11a シールキャップ 11b シールキャップ 11c シールキャップ 11d シールキャップ 12 内壁面 13 突条 14 フレーム 15 壁部外面 17 突条 18 底部上面 20 ポリプロピレン 21 エラストマ 22 内壁面 23 突条 24 突条
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】従来のシールキャップをフレームに嵌着した状
態を示す断面図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内壁面又は下端縁に突条を備え、且つゴ
    ム、エラストマ等の弾性材料により形成されたことを特
    徴とする電動格納ミラーにおけるシールキャップ。
  2. 【請求項2】 ポリプロピレンとエラストマとにより複
    層成形され、且つ内壁面又は下端縁にエラストマの突条
    を備えさせたことを特徴とする電動格納ミラーにおける
    シールキャップ。
JP830693U 1993-02-05 1993-02-05 電動格納ミラーにおけるシールキャップ Pending JPH0661583U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015016753A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 トヨタ車体株式会社 自動車のミラー取付構造
DE102023204697B3 (de) 2023-05-19 2024-04-04 Magna Mirrors Holding Gmbh Außenrückspiegelanordnung mit nicht sichtbarer Weichkomponente einer Spaltdichtung

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6225242B2 (ja) * 1979-03-26 1987-06-02 Mitsubishi Electric Corp

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