JPH0661232B2 - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JPH0661232B2
JPH0661232B2 JP2340219A JP34021990A JPH0661232B2 JP H0661232 B2 JPH0661232 B2 JP H0661232B2 JP 2340219 A JP2340219 A JP 2340219A JP 34021990 A JP34021990 A JP 34021990A JP H0661232 B2 JPH0661232 B2 JP H0661232B2
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JP
Japan
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drying
rotary drum
hot air
drying chamber
mesh
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JP2340219A
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JPH04207168A (ja
Inventor
隆義 田中
照雄 坂井
Original Assignee
ダイエーサービス株式会社
株式会社坂井機械製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はおからやその他粒状物や塊状物の乾燥を行う乾
燥装置に関するものである。
(従来の技術) おからは豆腐,豆乳を製出する過程に於いて生ずる搾り
粕で、一部はそのまま食品に供せられるが、それ以外は
腐敗が早いため、廃棄されていた。
そこで近年このおからを乾燥せしめ粉体とし、加工食品
材料や飼料等の原材料或は添加物として利用することが
提案されており、そのための乾燥手段も種々提案されて
いる。
従来の最も基本的な乾燥手段は、おからに熱風を吹き付
けるもので、特に熱風との接触を良好にするため、種々
の手段が提案されている。例えば特開昭55−79982号公
報には、乾燥炉中のおからをスクリユーコンベアで撹拌
移送しながら乾燥する手段が示されており、同63−2164
45号公報には乾燥炉内に傾斜した振動床を多段に形成
し、おからが振動床を移動することによって熱風と接す
るようにした手段が示されている。また同62−118857号
公報にはおからのコンベア搬送途中でその上下方向から
熱風を吹き付ける手段が提案されている。勿論おからの
乾燥以外においても、被乾燥物に対して熱風との接触で
乾燥を行っているものである。
また特開昭36−14075号公報には、熱風吹出管の周囲に
おからを収納する複数の篭を配置し、当該篭全体を回転
させる乾燥装置が示されている。
(発明が解決しようとする課題) 前述した従来の装置は、乾燥室に熱風を供給し被乾燥物
(おから)を温めると共に、その表面より水分を蒸発せ
しめるもので乾燥室内には単に新たに供給された乾燥空
気と、水分を含んだ湿潤空気とが混在し、廃棄はこの混
在空気を排出するため乾燥効率が悪い。また被乾燥物の
熱風との接触面積が小さく乾燥効率が悪い。
更に前記の各乾燥装置の乾燥度調整は、被乾燥物の搬送
速度や、熱風温度の調整で行うもので、調整機構が煩雑
となってしまう。
また特開昭63−14075号公報に開示された乾燥装置は、
熱風がおから部分を通り抜けていくのでその乾燥効率の
点で優れているが、連続乾燥できる構造ではなく、而も
乾燥終了後のおからを観察しながらの乾燥度調整ができ
ない。
そこで本発明は、乾燥効率を高め且つ容易に乾燥度調整
可能とした乾燥装置を提供せんとしたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る乾燥装置は、熱風吹出管を中空保持したメ
ッシュ状回転ドラムを乾燥室に配置すると共に、乾燥室
内空気を室外に排気する排気機構を備えた乾燥部と、乾
燥室外より熱風吹出管に熱風を送る熱風供給部と、乾燥
室外よりメッシュ状回転ドラムの一方端に被乾燥物を供
給する材料供給部と、乾燥室外にメッシュ状回転ドラム
の他端より乾燥終了物を排出する製品搬出部とからな
り、特に前記熱風吹出管を回転ドラムの中心より上方で
且つ下降回動側に偏心して中空保持すると共に、回転ド
ラムの偏心反対方向側の所定の範囲に熱吹出口を形成
し、且つ熱風吹出管の周囲に回転ドラムの回転方向と並
行に多数のガイド板を周設すると共に、ガイド板の下半
分を軸方向に回動可能に連結形成して、並列する下方ガ
イド板の一斉操作機構を設けたものである。
(作用) メッシュ状回転ドラムの一方より被乾燥物を供給する
と、被乾燥物はドラム回転でドラム内で撹拌され、この
撹拌中に熱風が吹き付けられ乾燥する。この熱風は被乾
燥物の水分を吸収してメッシュよりドラム外方へ流出
し、排気口より外部(大気)へ排出される。従ってドラ
ム内には単に乾燥した熱風が供給され、湿潤空気はドラ
ム外へ出るので、必ず湿潤空気のみが排出され、またド
ラム外の湿潤空気はメッシュ状回転ドラム自体を加熱す
るので、これによって被乾燥物の予熱を行うことにな
り、全体の熱効率が従前の装置に比して向上し、また下
方ガイド板の回動角度で、おからが当該ガイド板に添っ
て落下するときの軸方向の前後の落下方向が定まるの
で、おからの軸方向移動を適宜調整でき、おからの乾燥
度調整が容易に実現できる。
(実施例) 次に本発明の実施例について説明する。
本発明に係る乾燥装置は、乾燥部1,熱風供給部2,材料供
給部3,製品搬出部4から構成され乾燥部1は乾燥室11,
回転ドラム12,熱風吹出管13,ドラム駆動機構14,撹拌搬
送機構15,排気機構16を備えてなる。乾燥室11は密閉さ
れ室で内部に回転ドラム12、ドラム駆動機構14等を設置
し、排気機構16を付設すると共に、熱風供給部2,材料供
給部3及び製品搬出部4を付設してなる。回転ドラム12
は金属製でメッシュ状にしてなり、一方端は開口し、他
方端閉塞板121で閉塞されてなり、内部に熱風吹出管13
を配置してなる。熱風吹出管13は乾燥室11外の熱風供給
部2と連結してなり、前記回転ドラム12内の中心より上
方で且つ下降回転側に偏心した位置に中空保持されてお
り、回転ドラム12内の広い方即ち偏心方向と反対側に約
90゜の範囲で4〜5個で且つ後述するガイド板の各間隙
位置に噴射口131を形成してなる。ドラム駆動機構14は
前記回転ドラム12を回転せしめるもので、回転ドラム12
の外周部分に周設したチェーン状の受歯車141と、回転
ドラム12を支持すると共に受歯車141と噛合せしめた支
持歯142と、支持歯142への駆動位置部及び駆動モータ
(図示せず)からなる。撹拌搬送機構15は回転ドラムの
内面と熱風吹出管13とに付設したもので、回転ドラム12
の回転方向と対面する撹拌羽根151を放射状に突設し、
更に回転方向と平行する仕切板152を前記撹拌羽根151に
付設する。一方熱風吹出管13にはガイド板を周設したも
ので、ガイド板は仕切板152と同一方向に設けたもの
で、熱風吹出管13に固定した上部ガイド板153と軸方行
に回動する下部ガイド板154とからなり、下部ガイド板1
54は前後を操作杆155で連結し、操作杆155は乾燥室11外
より作動可能に設けておく。排気機構16は乾燥室11の回
転ドラム12に於ける閉塞板121側の下方位置に排気口161
を設けると共に、この排気口161に排気ブローを付設す
るか或は別置排気ブロー162と前記排気口161とを連結し
てなる。熱風供給部2はボイラ21,熱交換器22、送風ブ
ロー23よりなり、熱風を熱風吹出管13に供給するもので
ある。材料供給部3は被乾燥物Aを回転ドラム12内に供
給するもので、ホッパー31とホッパー連結して閉塞板12
1の中央を貫通する供給管32と供給管32内に設けた送出
スクリュー33と、送出スクリュー駆動部(図示せず)と
からなる。製品搬出部4は回転ドラム12で乾燥された製
品Bを乾燥室11外に搬出するもので、回転ドラム12の開
口端と乾燥室11外の製品溜(図示せず)との間に搬出コ
ンベア41を配設すると共に、搬出コンベア41のコンベア
面に仕切板42を突設し、乾燥室11の搬出コンベア41通過
のための製品搬出口43は仕切板42と対応するトンネルと
してなる。
次に前記乾燥装置の使用例をおからの乾燥の場合につい
て説明する。被乾燥物たるおからAはホッパー31に供給
され送出スクリュー33によって供給管32を通って回転ド
ラム12内に供給される。回転ドラム12はドラム駆動機構
14によって回転されているので、おからAは回転ドラム
12の回転に伴い撹拌羽根15によって上方へ運ばれ、頂点
に達するまでの間下方に向かって落下し、これを繰り返
しながら回転ドラム12の開放端へ移行する。このおから
Aの落下撹拌はガイド板153に添って落下しその途中に
熱風吹出供給管13の噴射口131よりの熱風によって乾燥
され、おからAの水分を含んだ空気はメッシュ状のドラ
ム12の外へ流出し、排気機構16によって乾燥室11外へ排
気される。この排気は乾燥室11内で最も低温で且つ水分
を含んだ空気が溜っている個所の排気となる。またおか
らAの回転ドラム12の回転によって順次乾燥しながら開
放端へ移動するが、撹拌羽根151に付設した仕切板152に
よって開放端側への不要な移行を阻止すると共に、撹拌
羽根151でのおからの撹拌容量を多くするので、結果的
に回転ドラム12での材料(おから)の乾燥容量を多くす
ることになる。更に下部ガイド板154は操作杆155で回転
軸方向に移動せしめることができるので、特にガイド板
154を開放端側へ移動せしめると、おからの移行速度が
早くなり、逆に閉塞板121側に移動せしめると移行速度
が遅くなる。従って操作杆155の調整によって乾燥時間
を調整し、製出品の乾燥程度を観察しながら製品乾燥度
調整を行うことができる。尚撹拌羽根151及び仕切板152
は開放端側は低く閉塞板121側を高くし、また被乾燥物
Aの乾燥のため、開放端に近ずく程軽量並びに粉体化す
るのでガイド板153,154の前後間隔ピッチは開放端側を
狭くしておく。開放端に達した製品(おから粉)は開放
端より搬出コンベア41に落下し、乾燥室外の製品溜りに
搬出されるが、搬出コンベア41には仕切板42を設けてい
ると共に、排出口43はトンネル状となっているため、排
出口43からの乾燥室11内の熱気の漏出は容易に防止でき
る。
尚本発明は前記実施例に限定されるものではなく、熱風
供給部,材料供給部,製品排出部等の具体的構成は、被
乾燥物の材質に対応して定めたもので、任意である。
(発明の効果) 本発明は以上のように乾燥室内にメッシュの回転ドラム
を配置し、回転ドラム内に熱風吹出管を内置し、乾燥室
に排気機構を設け、被乾燥物を回転ドラム内に供給して
乾燥し、且つドラム内に被乾燥物の回転軸方向移動を制
御するガイド板を設けたもので、熱風は被乾燥物と接触
した後ドラムの外周部分へ吹き出し排気されると共に、
当該湿潤排気は一旦ドラム外周部分の雰囲気となるため
ドラムを通して被乾燥物の予熱を行うことになり、従来
の乾燥室に被乾燥物が露出する装置に比してその熱効率
は向上し、更に乾燥度の調整等の種々の制御が容易に実
施できるもので、より使い易い乾燥装置が提供できたも
のである。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は全体の正面
図、第2図は同一部断面図、第3図は回転ドラムの断面
図、第4図は撹拌搬送機構を示す図、第5図は回転ドラ
ム開放端部分の断面図、第6図は搬出部を示す図であ
る。 1は乾燥装置 11は乾燥室 12は回転ドラム 121は閉塞板 13は熱風吹出管 131は噴出口 14はドラム駆動機構 141は受歯車 142は支持歯車 15は撹拌搬送機構 151は撹拌羽根 152は仕切板 153は上部ガイド板 154は下部ガイド板 155は操作杆 16は排気機構 161は排気口 162は排気ブロー 2は熱風供給部 21はボイラー 22は熱交換器 23は送風ブロー 3は材料供給部 31はホッパー 32は供給管 33は供給スクリュー 4は製品排出部 41は排出コンベア 42は仕切板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乾燥室内にメッシュ状回転ドラムを内装
    し、前記回転ドラム内に熱風吹出管を回転ドラムの中心
    より上方で且つ下降回動側に偏心して中空保持すると共
    に、回転ドラムの偏心反対方向側の所定の範囲に熱吹出
    口を形成し、且つ熱風吹出管の周囲に回転ドラムの回転
    方向と並行に多数のガイド板を周設すると共に、ガイド
    板の下半分を軸方向に回動可能に連結形成して、並列す
    る下方ガイド板の一斉操作機構を設け、乾燥室内空気を
    室外に排気する排気機構を備えた乾燥部と、乾燥室外よ
    り熱風吹出管に熱風を送る熱風供給部と、乾燥室外より
    メッシュ状の回転ドラムの一方端に被乾燥物を供給する
    材料供給部と乾燥室外にメッシュ状回転ドラムの他端よ
    り乾燥終了物を搬出する製品搬出部とからなることを特
    徴とする乾燥装置。
  2. 【請求項2】第1項記載の乾燥装置に於いて、乾燥室の
    材料供給部側下方位置に排気機構の排気口を設けてなる
    乾燥装置。
  3. 【請求項3】第1項又は第2項記載の乾燥装置に於い
    て、メッシュ状回転ドラムの内面に回転方向と対面する
    撹拌羽根を適当長さ突設すると共に、回転方向と並行す
    る仕切板を前記撹拌羽根に付設してなる乾燥装置。
JP2340219A 1990-11-30 1990-11-30 乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0661232B2 (ja)

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JP2340219A JPH0661232B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 乾燥装置

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JPH04207168A JPH04207168A (ja) 1992-07-29
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Families Citing this family (2)

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ES2746477T3 (es) * 2007-10-15 2020-03-06 Enwave Corp Aparato y procedimiento para el secado al vacío de materiales orgánicos con microondas
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6314075A (ja) * 1986-06-28 1988-01-21 株式会社 河徳 カセツトカゴ式乾燥機

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JPS6314075A (ja) * 1986-06-28 1988-01-21 株式会社 河徳 カセツトカゴ式乾燥機

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