JPH0833278B2 - 通気式回転乾燥装置 - Google Patents

通気式回転乾燥装置

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JPH0833278B2
JPH0833278B2 JP61194784A JP19478486A JPH0833278B2 JP H0833278 B2 JPH0833278 B2 JP H0833278B2 JP 61194784 A JP61194784 A JP 61194784A JP 19478486 A JP19478486 A JP 19478486A JP H0833278 B2 JPH0833278 B2 JP H0833278B2
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JP
Japan
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pipe
rotary
rotary drum
drying device
type rotary
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Expired - Lifetime
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JP61194784A
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JPS6349690A (ja
Inventor
哲男 野口
剛和 富沢
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Okawara Mfg Co Ltd
Original Assignee
Okawara Mfg Co Ltd
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は通気式回転乾燥装置に関し、特に回転胴を数
個の小室を区画し、被乾燥材料をそれぞれの小室に分配
して乾燥処理するようにしたことを特徴とするものであ
る。
(従来の技術) 通気式回転乾燥装置は、一種の回転胴形乾燥装置であ
って、回転胴を適宜な速度で回転させてその回転力で胴
内に投入された被乾燥材料を攪拌しつゝ、胴内に熱風を
吹き入れてこれを乾燥するものであり、殊にこのものは
熱風を回転胴の下面から吹き入れてこれを胴内で回転攪
拌されている被乾燥材料の間を通過させるように構成さ
れているものである。第5図及び第6図に示したものが
その一例であって、図中符号51は回転胴、52は被乾燥材
料の投入シュート、53は乾燥物の取出シュートである。
回転胴51は通常のこの種の回転胴と同じく、前後部を案
内輪54によって支持されて適宜な速度で回転するように
なっており、且つ胴の内周面には多数の掻上げルーバ55
が取付けられていて、胴内に投入された被乾燥材料Aの
攪拌を助長するようになっている。また、回転胴51の周
面には無数の通気孔が穿けられており、更に、その外側
の下部には熱風供給ダクト56が付設され、上部には排気
ダクト57が付設されていて熱風を回転胴51の下部から吹
き上げて胴内で回転攪拌されている被乾燥材料の間を通
過させて上部から排出するようになっている。ところで
回転胴形乾燥装置では回転胴が大きくなるに従って、胴
内で回転攪拌される被乾燥材料の落差が大きくなり、他
の被乾燥材料との衝突によって受ける衝撃力も大きくな
るため、粒子破壊や粉化が起るので、胴内の被乾燥材料
の保有率を低くしなければならないから、装置が大形に
なるほど、回転胴の単位容積あたりの処理能力が小さく
なり、経済的に不利となる。
又、この装置は回転胴51と熱風供給ダクト56との摺動
部分58のエアシールに充分な対策を要する欠点があり、
しかもこれらの欠点は回転胴51の直径が大きくなるほど
顕著になる。
(発明の目的) 本発明は被乾燥材料の保有率が高く、エアシールを必
要としない効率の高い乾燥装置を提供することを目的と
する。
(発明の概要) 本発明は、周面に無数の通気孔を穿孔した回転胴の軸
線上に、多数の通気孔を穿孔した加熱空気送管を内設
し、該加熱空気送管と回転胴の内周面との間に多数の仕
切壁を放射状に取付けて回転胴内を多数の小室に区画
し、それぞれの小室を見掛け上の回転胴として、それぞ
れの小室内で被乾燥材料を処理するものである。
(実施例) 以下、本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明
する。
図中符号1は回転胴である。このものは上記した従来
の回転胴と同じく、周面に無数の通気孔が穿孔され、前
後部を案内輪2によって支持されていて適宜な速度で回
転するようになっており、その一方に被乾燥材料の投入
シュート3が取付けられていると共に他方端には乾燥材
料の取出シュート4が取付けられている。通気孔は後述
する送管5から小室7に吹き入れられた加熱空気を胴外
へ排出させるものであって、その形状や密度については
特に限定するものではなく、要は被乾燥材料Aを胴外へ
排出することなく、且つ加熱空気の排出に支障をきたす
ことのないものであれば充分であって、一例として回転
胴1のこの部分を多孔板或いは金網等の通気体を用いて
形成するのである。回転胴1の軸心には送管5が内設さ
れており、更に該送管5と回転胴1の内周面との間には
多数の仕切壁6が放射状に取付けられていて、回転胴1
が数個の小室7に区画されている。送管5は上記した従
来の回転乾燥装置の熱風供給ダクトに相当するもので、
ブロワ8が接続されていて、ブロワ8によって送り込ま
れ、途中でヒータ9によって加熱された空気を回転胴1
に、更に詳しくは仕切壁6によって区画された各小室7
に吹き入れるようになっている。尚、送管5も、上記し
た回転胴1と同じく、多孔板や金網等の通気体を用いて
形成するのが好ましいのである。小室7は、それぞれが
小形の回転胴に相当し、この中で被乾燥材料を攪拌し、
乾燥するものである。
(作用) 被乾燥材料を乾燥するには、先ず、回転胴1を所望の
速度で回転させる。すると回転胴1内に形成された小室
7も見掛け上回転胴1と同一の速度で回転するので、こ
こで、回転胴1に被乾燥材料を定量的に投入する。する
と被乾燥材料は各小室7に平均的に入り込み、それぞれ
回転攪拌される。一方送管5には所定の温度の加熱空気
を送り込む。するとこの加熱空気は夫々の小室7に吹き
入れられ、ここで攪拌されている被乾燥材料の間を通過
し、被乾燥材料を乾燥して機外へ排出されるのである。
ところで、小室7内で被乾燥材料は、攪拌されながら投
入シュート3側から取出シュート4側へ徐々に移行し、
その間に次第に乾燥する。従って、被乾燥材料に対し、
その乾燥度合が進むに応じて、乾燥度合に適合した、加
熱空気を接触させるのが好ましい場合がある。
第3図はこの様な場合に対応し、投入シュート3側と
取出シュート4側とで異なる条件、例えば異なる温度或
いは異なる風量の加熱空気を吹き入れることができるよ
うにしたもので、送管5は投入シュート側のもの5aと取
出シュート側のもの5bとに分かれており、それぞれにブ
ロワ8a、8bとヒータ9a、9bとが接続されている。第4図
も上記したものと同じく、投入シュート側と取出シュー
ト側とに条件の異なる加熱空気を吹き入れることができ
るようにしたもので、送管5を二重管にした以外は基本
的には第3図に示したものと変るところはないが、送管
5を多重管にすることにより、加熱空気の条件をより細
かく設定することができるのである。
(効果) 以上詳述した様に本発明は回転胴1の軸心に送管5を
内設し、これと回転胴1の内周面との間に仕切壁6を取
付けて回転胴1内に多数の小室7を形成し、それぞれの
小室7を小室の回転胴として機能させるものであって、
各小室は見掛け上の直径が著しく小さくなって、それだ
け粒子破壊や粉化が少なくなるので、単位容積当りの材
料保有率を高くすることができるので、単位容積当りの
処理能力が格段に向上するのである。しかも材料保有率
が高いことにより加熱空気は被乾燥材料に充分作用する
ので、熱効率が高いから、結局この乾燥装置は従来の通
気式回転乾燥装置に比べて、処理能力が高く、製造コス
トや運転コストが少なくなるのである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例を示す一部切欠側面図、第2
図は同上縦断正面図、第3図及び第4図は他の一実施例
を示す縦断面図、第5図は従来の通気式回転乾燥装置の
一例を示す縦断側面図、第6図は同上縦断正面図であ
る。 1;回転胴、2;案内輪 3;投入シュート、4;取出シュート 5;送管、6;仕切壁 7;小室

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周面に無数の通気孔を穿孔した回転胴の軸
    心に送管を設け、該送管と回転胴の内周面との間に多数
    の仕切壁を放射状に取付けて、胴内に多数の小室を形成
    し、送管の周面に多数の通気孔を穿孔すると共に、該送
    管にブロワを接続し、送管から、各小室に加熱空気を吹
    き入れて被乾燥材料の間を通過させて乾燥することを特
    徴とする通気式回転乾燥装置。
  2. 【請求項2】回転胴は、多孔板又は、金網を用いて形成
    したものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の通気式回転乾燥装置。
  3. 【請求項3】送管は、多孔板又は、金網を用いて形成し
    たものであることを特徴とする特許請求の範囲第1項、
    又は第2項記載の通気式回転乾燥装置。
  4. 【請求項4】送管は、回転胴内の任意の位置で仕切られ
    た投入シュート側のものと取出シュート側のものとから
    成り、それぞれにブロワとヒータとを取付けて個別に温
    度調整することを特徴とする特許請求の範囲第1項、第
    2項、又は第3項記載の通気式回転乾燥装置。
  5. 【請求項5】送管は、多重管から成り、それぞれの管に
    ブロワとヒータとを取付けて個別に温度調整することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、又は第3項
    記載の通気式回転乾燥装置。
JP61194784A 1986-08-20 1986-08-20 通気式回転乾燥装置 Expired - Lifetime JPH0833278B2 (ja)

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JP61194784A JPH0833278B2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20 通気式回転乾燥装置

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JP61194784A JPH0833278B2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20 通気式回転乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6349690A JPS6349690A (ja) 1988-03-02
JPH0833278B2 true JPH0833278B2 (ja) 1996-03-29

Family

ID=16330202

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61194784A Expired - Lifetime JPH0833278B2 (ja) 1986-08-20 1986-08-20 通気式回転乾燥装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101035851B1 (ko) * 2008-07-04 2011-05-19 주식회사 멘도타 방사형 로터리 건조장치
JP6141776B2 (ja) * 2014-01-29 2017-06-07 孝志 上市 乾燥機

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841432B2 (ja) * 1974-07-12 1983-09-12 スギハラ ヨシハル シ−ト状材料の強制通気除湿乾燥装置
JPS5540556Y2 (ja) * 1977-12-23 1980-09-22

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6349690A (ja) 1988-03-02

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