JPH0660989B2 - 擬似望遠写真カメラ - Google Patents
擬似望遠写真カメラInfo
- Publication number
- JPH0660989B2 JPH0660989B2 JP61135869A JP13586986A JPH0660989B2 JP H0660989 B2 JPH0660989 B2 JP H0660989B2 JP 61135869 A JP61135869 A JP 61135869A JP 13586986 A JP13586986 A JP 13586986A JP H0660989 B2 JPH0660989 B2 JP H0660989B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens assembly
- viewfinder
- field
- objective lens
- telephoto
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B27/00—Photographic printing apparatus
- G03B27/32—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
- G03B27/46—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera for automatic sequential copying of different originals, e.g. enlargers, roll film printers
- G03B27/462—Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera for automatic sequential copying of different originals, e.g. enlargers, roll film printers in enlargers, e.g. roll film printers
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B19/00—Cameras
- G03B19/02—Still-picture cameras
- G03B19/04—Roll-film cameras
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Viewfinders (AREA)
- Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (a) 産業分野 本発明は一般的には写真技術の分野に関する。特に、本
発明は露出の一部から擬似望遠写真プリントをつくるた
めに使用する露出を行い、該プリントに写ることになる
被写体の像をカメラのビューファインダで見ることので
きるカメラに関する。
発明は露出の一部から擬似望遠写真プリントをつくるた
めに使用する露出を行い、該プリントに写ることになる
被写体の像をカメラのビューファインダで見ることので
きるカメラに関する。
(b) 従来技術 擬似望遠写真プリントとは露出と同じ例えば31/2:
5の幅対長さ比を有する露出の中央部からつくったプリ
ントである。プリント処理の間、ネガはその中央部分を
覆わずに残してその上下左右縁部分でマスクする。代表
的に引伸機におけるフィルムゲートを対応してマスクす
るか調整してもよい。このように、ネガの中央部分が引
伸され、中央部分と同じ幅対長さ比を有するプリントを
提供する。このように、プリントは望遠写真、即ちクロ
ーズアップフオーフマットとなる。
5の幅対長さ比を有する露出の中央部からつくったプリ
ントである。プリント処理の間、ネガはその中央部分を
覆わずに残してその上下左右縁部分でマスクする。代表
的に引伸機におけるフィルムゲートを対応してマスクす
るか調整してもよい。このように、ネガの中央部分が引
伸され、中央部分と同じ幅対長さ比を有するプリントを
提供する。このように、プリントは望遠写真、即ちクロ
ーズアップフオーフマットとなる。
米国特許第3,490,844号は撮影すべき被写体の
選定した一部をプリントする方法を開示している。この
方法は以下の過程を含む:カメラのビューファインダで
被写体を視て;ビューファインダで可視の機械的マスキ
ング部材を手で調整して被写体の選定した部分を枠に入
れ;カメラ内のフィルムを露出して被写体の潜像を得
て;被写体の選定部分を示すインデックスでフィルム上
の露出をコード化し;被写体の潜像のネガを得るようフ
ィルムを処理し;かつネガから被写体の選定部分のプリ
ントをつくるべく前記インデックスを検出する。被写体
の選定部分が露出の対応部分と同じ相対位置をビューフ
ァインダにおいて有すると、ネガのその部分を拡大すれ
ば望遠レンズで得た実際の望遠効果と似た擬似望遠効果
を提供する。このように、望遠レンズを用いず行った露
出から擬似望遠写真プリントを、プリント処理の間につ
くることができる。
選定した一部をプリントする方法を開示している。この
方法は以下の過程を含む:カメラのビューファインダで
被写体を視て;ビューファインダで可視の機械的マスキ
ング部材を手で調整して被写体の選定した部分を枠に入
れ;カメラ内のフィルムを露出して被写体の潜像を得
て;被写体の選定部分を示すインデックスでフィルム上
の露出をコード化し;被写体の潜像のネガを得るようフ
ィルムを処理し;かつネガから被写体の選定部分のプリ
ントをつくるべく前記インデックスを検出する。被写体
の選定部分が露出の対応部分と同じ相対位置をビューフ
ァインダにおいて有すると、ネガのその部分を拡大すれ
ば望遠レンズで得た実際の望遠効果と似た擬似望遠効果
を提供する。このように、望遠レンズを用いず行った露
出から擬似望遠写真プリントを、プリント処理の間につ
くることができる。
米国特許第3,490,844号は望遠レンズを用いず
行った露出から擬似望遠写真プリントをつくる方法を開
示しているものの、露出は一定即ち固定焦点距離、恐ら
く45ミリ程度を有する対物レンズを用いて行われる。
45ミリレンズは望遠レンズと区別される標準レンズで
あり、標準プリントならびに擬似望遠レンズを得ること
ができるよう選択される。しかしながら、その結果得ら
れた擬似望遠写真プリントは顕著な望遠写真効果を有す
る訳にはいかない。この理由は標準レンズで行った露出
からネガの選択部分を著しく引伸す前に像のシャープさ
が喪失される可能性があるためである。
行った露出から擬似望遠写真プリントをつくる方法を開
示しているものの、露出は一定即ち固定焦点距離、恐ら
く45ミリ程度を有する対物レンズを用いて行われる。
45ミリレンズは望遠レンズと区別される標準レンズで
あり、標準プリントならびに擬似望遠レンズを得ること
ができるよう選択される。しかしながら、その結果得ら
れた擬似望遠写真プリントは顕著な望遠写真効果を有す
る訳にはいかない。この理由は標準レンズで行った露出
からネガの選択部分を著しく引伸す前に像のシャープさ
が喪失される可能性があるためである。
米国特許第3,490,844号においてはビューファ
インダで見ることのできる機械的マスキング部材が、撮
影すべき被写体の選定部分をワクに入れるためにファイ
ンダの視野内で種々サイズのマスキング形状を提供する
よう調整可能である。各サイズのマスキング形状は、達
成すべき各種の擬似望遠写真効果に対応する。マスキン
グ部材の選定したセッティングに関連する特定の擬似望
遠写真効果がファインダの視野のワクに入った中央部分
において視れる。その結果、擬似望遠写真プリントに現
れるべき被写体の像はファインダ視野の小さい部分にお
いてのみ視ることができるが、このためファインダの視
野における被写体の細部を視るのは難しい。
インダで見ることのできる機械的マスキング部材が、撮
影すべき被写体の選定部分をワクに入れるためにファイ
ンダの視野内で種々サイズのマスキング形状を提供する
よう調整可能である。各サイズのマスキング形状は、達
成すべき各種の擬似望遠写真効果に対応する。マスキン
グ部材の選定したセッティングに関連する特定の擬似望
遠写真効果がファインダの視野のワクに入った中央部分
において視れる。その結果、擬似望遠写真プリントに現
れるべき被写体の像はファインダ視野の小さい部分にお
いてのみ視ることができるが、このためファインダの視
野における被写体の細部を視るのは難しい。
(c) 発明の目的 本発明は特にプリントの像のシャープさを喪失すること
なく、かつ米国特許第3,490,844号に記載の従
来技術によるカメラのようにファインダ視野内で被写体
の詳細が見えないようにすることなく、優れた擬似望遠
写真プリントを得ることのできる露出を行う擬似望遠写
真カメラを提供することである。
なく、かつ米国特許第3,490,844号に記載の従
来技術によるカメラのようにファインダ視野内で被写体
の詳細が見えないようにすることなく、優れた擬似望遠
写真プリントを得ることのできる露出を行う擬似望遠写
真カメラを提供することである。
(d) 発明の開示 本発明の目的は、望遠限度まで視野角度を変えるよう調
整可能の対物レンズ組立体と;対物レンズ組立体の望遠
限度より狭い少なくとも1個の実際の望遠視野まで視野
角度を変えるよう調整可能のファインダレンズ組立体を
有するビューファインダと;対物レンズ組立体がその望
遠限度に来るとファインダレンズ組立体をより狭い望遠
視野に調整するよう前記対物レンズ組立体と前記ファイ
ンダレンズ組立体とを連結させる調整装置と;前記対物
レンズ組立体をその望遠限度に置いて行った露出を、前
記ファインダレンズ組立体のより狭い望遠視野を表わす
コードインデックスでコード化し前記のより狭い望遠視
野で覆われた露出の対応する部分がその対応部分のプリ
ントをつくるよう識別できるようにするエンコーダとを
含む擬似望遠写真カメラを提供することにより達成され
る。擬似望遠フォーマットに比例する実際の望遠視野ま
でその視野角度を変えるよう調整可能のファインダレン
ズ組立体をビューファインダに含めることにより、米国
特許第3,490,844号に記載の従来技術によるカ
メラにおけるようにファインダの視野の小さい部分にお
いてではなく、擬似望遠写真フォーマットをビューファ
インダの全体視野内で視ることができる。このためビュ
ーファインダが擬似望遠写真プリントに現われることに
なる被写体の自然サイズの全体像を示すことができるよ
うにする。さらに、標準の視野の他に望遠視野を有する
対物レンズ組立体を採用することにより米国特許第3,
490,844号に開示の従来技術によるカメラと比較
して、像のシャープさが喪失する前に広範囲の擬似望遠
効果を得ることができる。
整可能の対物レンズ組立体と;対物レンズ組立体の望遠
限度より狭い少なくとも1個の実際の望遠視野まで視野
角度を変えるよう調整可能のファインダレンズ組立体を
有するビューファインダと;対物レンズ組立体がその望
遠限度に来るとファインダレンズ組立体をより狭い望遠
視野に調整するよう前記対物レンズ組立体と前記ファイ
ンダレンズ組立体とを連結させる調整装置と;前記対物
レンズ組立体をその望遠限度に置いて行った露出を、前
記ファインダレンズ組立体のより狭い望遠視野を表わす
コードインデックスでコード化し前記のより狭い望遠視
野で覆われた露出の対応する部分がその対応部分のプリ
ントをつくるよう識別できるようにするエンコーダとを
含む擬似望遠写真カメラを提供することにより達成され
る。擬似望遠フォーマットに比例する実際の望遠視野ま
でその視野角度を変えるよう調整可能のファインダレン
ズ組立体をビューファインダに含めることにより、米国
特許第3,490,844号に記載の従来技術によるカ
メラにおけるようにファインダの視野の小さい部分にお
いてではなく、擬似望遠写真フォーマットをビューファ
インダの全体視野内で視ることができる。このためビュ
ーファインダが擬似望遠写真プリントに現われることに
なる被写体の自然サイズの全体像を示すことができるよ
うにする。さらに、標準の視野の他に望遠視野を有する
対物レンズ組立体を採用することにより米国特許第3,
490,844号に開示の従来技術によるカメラと比較
して、像のシャープさが喪失する前に広範囲の擬似望遠
効果を得ることができる。
(e) 実施例 本発明を35ミリのスチール写真カメラにおいて実施す
るのが好ましいものとして説明する。スチール写真カメ
ラは周知なので、本説明は本発明の一部を形成するか、
あるいは本発明と直接協働する写真エレメントを特に指
向する。しかしながら、特に図示あるいは説明していな
いその他のエレメントも当該技術分野の専門家には周知
の各種の形態をとることが可能なことを理解すべきであ
る。
るのが好ましいものとして説明する。スチール写真カメ
ラは周知なので、本説明は本発明の一部を形成するか、
あるいは本発明と直接協働する写真エレメントを特に指
向する。しかしながら、特に図示あるいは説明していな
いその他のエレメントも当該技術分野の専門家には周知
の各種の形態をとることが可能なことを理解すべきであ
る。
図、特に第1図を参照すれば、例えばイーストマンコダ
ック社(Eastman Kodak Company)が製造する各種のカラ
ープリントフィルムのような35ミリフィルムに対して
使用するスチール写真カメラのある細部の組合せが示さ
れている。カメラはフィルムのコマFに撮影されつつあ
る被写体の像を結像する対物レンズ1を含む。例えば図
示していない圧力プレートや一対のレールのような従来
の手段が露出を行うべき対物レンズの焦点面でフィルム
のコマFを支持する。カメラにおける直視(目のレベ
ル)の光学ビューファインダ3は、撮影しつつある被写
体の正立像を視るためのファインダレンズ5とポロプリ
ズム組立体7とを含む。各手動手段9と11とが露出を
行う前に2個のレンズを調整するよう対物レンズ1とフ
ァインダレンズ5との周りに配置されている。
ック社(Eastman Kodak Company)が製造する各種のカラ
ープリントフィルムのような35ミリフィルムに対して
使用するスチール写真カメラのある細部の組合せが示さ
れている。カメラはフィルムのコマFに撮影されつつあ
る被写体の像を結像する対物レンズ1を含む。例えば図
示していない圧力プレートや一対のレールのような従来
の手段が露出を行うべき対物レンズの焦点面でフィルム
のコマFを支持する。カメラにおける直視(目のレベ
ル)の光学ビューファインダ3は、撮影しつつある被写
体の正立像を視るためのファインダレンズ5とポロプリ
ズム組立体7とを含む。各手動手段9と11とが露出を
行う前に2個のレンズを調整するよう対物レンズ1とフ
ァインダレンズ5との周りに配置されている。
カメラにおける対物レンズ1は周知のタイプのズームレ
ンズ、即ちレンズの焦点距離を変えるようレンズにおけ
る個別のグループのエレメントを運動させることにより
連続的に調整しうる焦点距離可変のレンズである。これ
は広角範囲と望遠範囲との間で対物レンズの視野角度
(カバー範囲)を変えるためのものである。代表的に、
焦点距離を変えるために複数の互換性エレメントを有す
るレンズ組立体を設けてもよい。第1図に示すように、
対物レンズ1は、レンズの焦点距離が例えば35ミリの
広角から、例えば80ミリの適度な望遠限度まで変るに
つれて最初に後方へ、次いで前方へと、光軸0−1に沿
って複動軌道を運動する前方エレメントセクション13
を含む。逆に対物レンズ1の後方エレメントセクション
15は、レンズの焦点距離が35ミリから80ミリへ調
整されるにつれて概ね滑かな直線軌道を光軸0−1に沿
って前進する。対物レンズの最短焦点距離、即ち広角限
度35ミリにおいてはレンズの前記前後のセクション1
3と15とは最も広く離れ、その視野角度は約63度で
ある。対物レンズ1の最長焦点距離、即ち適度な望遠限
度80ミリにおいては、視野角度は約28度である。こ
のように、対物レンズ1の視野は63度から28度まで
である。
ンズ、即ちレンズの焦点距離を変えるようレンズにおけ
る個別のグループのエレメントを運動させることにより
連続的に調整しうる焦点距離可変のレンズである。これ
は広角範囲と望遠範囲との間で対物レンズの視野角度
(カバー範囲)を変えるためのものである。代表的に、
焦点距離を変えるために複数の互換性エレメントを有す
るレンズ組立体を設けてもよい。第1図に示すように、
対物レンズ1は、レンズの焦点距離が例えば35ミリの
広角から、例えば80ミリの適度な望遠限度まで変るに
つれて最初に後方へ、次いで前方へと、光軸0−1に沿
って複動軌道を運動する前方エレメントセクション13
を含む。逆に対物レンズ1の後方エレメントセクション
15は、レンズの焦点距離が35ミリから80ミリへ調
整されるにつれて概ね滑かな直線軌道を光軸0−1に沿
って前進する。対物レンズの最短焦点距離、即ち広角限
度35ミリにおいてはレンズの前記前後のセクション1
3と15とは最も広く離れ、その視野角度は約63度で
ある。対物レンズ1の最長焦点距離、即ち適度な望遠限
度80ミリにおいては、視野角度は約28度である。こ
のように、対物レンズ1の視野は63度から28度まで
である。
対物レンズ1の前後セクション13と15とを運動させ
レンズを35ミリから80ミリまでの選定した焦点距離
まで調整する手動手段9を第1図、第3図および第4図
に示す。第1図は手動手段9を展開(平坦)図の形で示
す。第3図は手動手段9を分解斜視図の形で示す。第4
図は前記手段9を断面図で示す。第4図から判るよう
に、カメラ本体(図示せず)に固定した円筒形バレル1
7が光軸0−1に沿って運動するよう対物レンズ1の前
後セクション13と15とを支持する。固定されたバレ
ル17は外部のズームリング21と内部のカムリング2
3とによって遮光関係で連った半環状形開口19を有す
る。ズームリング21の外面25はローレット加工さ
れ、かつ内面27においてカムリング23に固定されて
いる。各リング21と23とは対物レンズ1の前後セク
ション13、15の周りでバレルに対して回転するよう
バレル17の内外面に支持されている。前後セクション
13と15とはそれぞれカムフオロワ29と31とを有
し、該カムフオロワはカムリング23における各種形状
のカムスロット33、35へ突出し対物レンズ1を35
ミリの焦点距離から80ミリの焦点距離まで調整する。
カムスロット33、35の各種の形状ならびに35ミリ
の焦点距離から80ミリの焦距離まで調整するためのカ
ムリング23の各セッティングについては第1図に示
す。第1図および第3図を視れば、カムリング23が、
その35ミリセッティングから80ミリセッティングま
で(ズームリング21を同じ方向に廻すことにより)時
計方向に回転すると、対物レンズ1の前記セクション1
3が、カムスロット33の湾曲セグメント37のために
まず後退し、次いで前進する。同時に、対物レンズ1の
後方セクション15がカムスロットル35の直進で傾斜
したセグメント39のために単に前進する。この前後セ
クション13および15の運動によって35ミリから8
0ミリまでの焦点距離を連続的に変える。
レンズを35ミリから80ミリまでの選定した焦点距離
まで調整する手動手段9を第1図、第3図および第4図
に示す。第1図は手動手段9を展開(平坦)図の形で示
す。第3図は手動手段9を分解斜視図の形で示す。第4
図は前記手段9を断面図で示す。第4図から判るよう
に、カメラ本体(図示せず)に固定した円筒形バレル1
7が光軸0−1に沿って運動するよう対物レンズ1の前
後セクション13と15とを支持する。固定されたバレ
ル17は外部のズームリング21と内部のカムリング2
3とによって遮光関係で連った半環状形開口19を有す
る。ズームリング21の外面25はローレット加工さ
れ、かつ内面27においてカムリング23に固定されて
いる。各リング21と23とは対物レンズ1の前後セク
ション13、15の周りでバレルに対して回転するよう
バレル17の内外面に支持されている。前後セクション
13と15とはそれぞれカムフオロワ29と31とを有
し、該カムフオロワはカムリング23における各種形状
のカムスロット33、35へ突出し対物レンズ1を35
ミリの焦点距離から80ミリの焦点距離まで調整する。
カムスロット33、35の各種の形状ならびに35ミリ
の焦点距離から80ミリの焦距離まで調整するためのカ
ムリング23の各セッティングについては第1図に示
す。第1図および第3図を視れば、カムリング23が、
その35ミリセッティングから80ミリセッティングま
で(ズームリング21を同じ方向に廻すことにより)時
計方向に回転すると、対物レンズ1の前記セクション1
3が、カムスロット33の湾曲セグメント37のために
まず後退し、次いで前進する。同時に、対物レンズ1の
後方セクション15がカムスロットル35の直進で傾斜
したセグメント39のために単に前進する。この前後セ
クション13および15の運動によって35ミリから8
0ミリまでの焦点距離を連続的に変える。
カムリング23の35ミリと80ミリのセッティングの
それぞれの指示と整合する指針41がズームリング21
に設けられている。第3図に示すように、前記指示は円
筒形バレル17の外面に刻印されている。
それぞれの指示と整合する指針41がズームリング21
に設けられている。第3図に示すように、前記指示は円
筒形バレル17の外面に刻印されている。
第1図から明らかなように、対物レンズ1をその最長
(望遠)焦点距離80ミリから運動させることなく(同
様にズームリング21を廻すことにより)カムリング2
3はその80ミリセッティングを越えて複数の擬似望遠
セッティング120ミリ、160ミリおよび200ミリ
まで時計方向Cに回転できる。これが可能なのは、2個
のカムスロット33と35とにはそれぞれ、非傾斜の同
一の休止セグメント43があるためである。逆に、その
最短(広角)焦点距離35ミリから対物レンズ1を運動
させることなく(同様にズームリング21を回転させる
ことにより)35ミリセッティングを越えてカムリング
23を凝似パノラマセッティングまで反時計方向に回転
させることができる。これが可能なのは2個のカムスロ
ット33と35とにそれぞれ非傾斜の同一の休止セグメ
ント45があるためである。カムリング23の擬似望遠
セッティング120ミリ、160ミリおよび200ミリ
ならびにカムリングの凝似パノラマセッティングはズー
ムリング21の指針41と整合するようバレル上の80
ミリと35ミリの脂示を越えて円筒形バレル17の外面
に刻印されている。
(望遠)焦点距離80ミリから運動させることなく(同
様にズームリング21を廻すことにより)カムリング2
3はその80ミリセッティングを越えて複数の擬似望遠
セッティング120ミリ、160ミリおよび200ミリ
まで時計方向Cに回転できる。これが可能なのは、2個
のカムスロット33と35とにはそれぞれ、非傾斜の同
一の休止セグメント43があるためである。逆に、その
最短(広角)焦点距離35ミリから対物レンズ1を運動
させることなく(同様にズームリング21を回転させる
ことにより)35ミリセッティングを越えてカムリング
23を凝似パノラマセッティングまで反時計方向に回転
させることができる。これが可能なのは2個のカムスロ
ット33と35とにそれぞれ非傾斜の同一の休止セグメ
ント45があるためである。カムリング23の擬似望遠
セッティング120ミリ、160ミリおよび200ミリ
ならびにカムリングの凝似パノラマセッティングはズー
ムリング21の指針41と整合するようバレル上の80
ミリと35ミリの脂示を越えて円筒形バレル17の外面
に刻印されている。
対物レンズ1と同様、ファインダレンズ5もその焦点距
離を変えるため個別のグループのエレメントを運動させ
ることにより連続的に調整しうる周知のタイプのズーム
レンズである。この焦点距離の変更は広角限度と望遠限
度との間でファインダレンズ5の視野角度(カバー範
囲)を変えるために行われる。代表的に、焦点距離を変
えるために複数の互換性エレメントを有するレンズ組立
体を提供してもよい。第1図に示すように、レンズの焦
点距離が例えば35ミリの広角限度から、例えば200
ミリの望遠限度まで変わるにつれて、まず後方へ、次い
で前進へと光軸0−2に沿って複動軌道を運動する前方
エレメントセクション47をファインダレンズ5は含
む。逆に、ファインダレンズ5の後方エレメントセクシ
ョン49はレンズの焦点距離が35ミリから200ミリ
まで調整されるにつれて、概ね滑らな直線通路において
光軸0−2に沿って前進する。ファインダレンズ5の最
短焦点距離、即ち広角限度35ミリにおいて、レンズの
前後セクション47および49は最も離れ、その視野角
度は約63度である。ファインダレンズ5の最長焦点距
離、即ち望遠限度200ミリにおいて視野角度は約1
2.5度である。このように、ファインダレンズの視界
は63度から12.5度までである。
離を変えるため個別のグループのエレメントを運動させ
ることにより連続的に調整しうる周知のタイプのズーム
レンズである。この焦点距離の変更は広角限度と望遠限
度との間でファインダレンズ5の視野角度(カバー範
囲)を変えるために行われる。代表的に、焦点距離を変
えるために複数の互換性エレメントを有するレンズ組立
体を提供してもよい。第1図に示すように、レンズの焦
点距離が例えば35ミリの広角限度から、例えば200
ミリの望遠限度まで変わるにつれて、まず後方へ、次い
で前進へと光軸0−2に沿って複動軌道を運動する前方
エレメントセクション47をファインダレンズ5は含
む。逆に、ファインダレンズ5の後方エレメントセクシ
ョン49はレンズの焦点距離が35ミリから200ミリ
まで調整されるにつれて、概ね滑らな直線通路において
光軸0−2に沿って前進する。ファインダレンズ5の最
短焦点距離、即ち広角限度35ミリにおいて、レンズの
前後セクション47および49は最も離れ、その視野角
度は約63度である。ファインダレンズ5の最長焦点距
離、即ち望遠限度200ミリにおいて視野角度は約1
2.5度である。このように、ファインダレンズの視界
は63度から12.5度までである。
ファインダレンズ5の前後のセクション47および49
を運動させてレンズを35ミリから200ミリまでの選
定焦点距離に調整する手動手段11を第1図、第3図お
よび第4図に示す。第4図から判るようにカメラ本体に
固定された円筒形のバレル51が光軸0−2に沿って運
動するようファインダレンズ5の前後セクション47と
49とを支持する。固定バレル51はカムリング55が
その中に位置する内部の環状切欠部53を有する。カム
リング51はファインダレンズ5の前後セクション4
7、49の周りでバレル51に対して回転するよう前記
切欠部53に支持されている。前後セクション47と4
9とはそれぞれのカムフオロワ57と59とを有し、該
カムフオロワはカムリング55の各種形状のカムスロッ
ト61と63とへ突出し、ファインダレンズ5を35ミ
リの焦点距離から200ミリの焦点距離まで調整する。
カムスロット61、63の各種の形状、ファインダレン
ズを35ミリと200ミリの焦点距離へならびに数種の
中間焦点距離80ミリ、120ミリおよび160ミリへ
調整するカムリング55の各種のセッティングは第1図
に示す。第1図および第3図から判るように、カムリン
グ55がその35ミリから200ミリのセッティングま
で時計方向Cに回転するにつれて、ファインダレンズ5
の前方セッティング47はカムスロット61の湾曲セグ
メント65によってまず後退し、次いで前進する。同様
に、ファインダレンズ5の後方セクション49はカムス
ロット63の真直で傾斜したセグメント67のために単
に前進する。前後セクション47および49のこの運動
により35ミリから200ミリまでその焦点距離を連続
的に変えるようファインダレンズ5を調整する。
を運動させてレンズを35ミリから200ミリまでの選
定焦点距離に調整する手動手段11を第1図、第3図お
よび第4図に示す。第4図から判るようにカメラ本体に
固定された円筒形のバレル51が光軸0−2に沿って運
動するようファインダレンズ5の前後セクション47と
49とを支持する。固定バレル51はカムリング55が
その中に位置する内部の環状切欠部53を有する。カム
リング51はファインダレンズ5の前後セクション4
7、49の周りでバレル51に対して回転するよう前記
切欠部53に支持されている。前後セクション47と4
9とはそれぞれのカムフオロワ57と59とを有し、該
カムフオロワはカムリング55の各種形状のカムスロッ
ト61と63とへ突出し、ファインダレンズ5を35ミ
リの焦点距離から200ミリの焦点距離まで調整する。
カムスロット61、63の各種の形状、ファインダレン
ズを35ミリと200ミリの焦点距離へならびに数種の
中間焦点距離80ミリ、120ミリおよび160ミリへ
調整するカムリング55の各種のセッティングは第1図
に示す。第1図および第3図から判るように、カムリン
グ55がその35ミリから200ミリのセッティングま
で時計方向Cに回転するにつれて、ファインダレンズ5
の前方セッティング47はカムスロット61の湾曲セグ
メント65によってまず後退し、次いで前進する。同様
に、ファインダレンズ5の後方セクション49はカムス
ロット63の真直で傾斜したセグメント67のために単
に前進する。前後セクション47および49のこの運動
により35ミリから200ミリまでその焦点距離を連続
的に変えるようファインダレンズ5を調整する。
第1図から明らかなように、カムリング55は最短(広
角)焦点距離35ミリからファインダレンズ5を動かす
ことなくその35ミリセッティングを越えてCの方向と
は反対の反時計方向に擬似パノラマセッティングまで回
転することができる。これは2個のカムスロット61お
よび63にそれぞれ非傾斜の同一の休止セグメント69
があるため可能とされる。
角)焦点距離35ミリからファインダレンズ5を動かす
ことなくその35ミリセッティングを越えてCの方向と
は反対の反時計方向に擬似パノラマセッティングまで回
転することができる。これは2個のカムスロット61お
よび63にそれぞれ非傾斜の同一の休止セグメント69
があるため可能とされる。
ズームリング21が回転して対物レンズ用カムリング2
3を回転させてファインダレンズ用カムリング55を同
様に回転させるよう、ギヤ71が対物レンズ1を選定し
た焦点距離まで調整する手動手段9をファインダレンズ
5を選定焦点距離まで調整する手動手段11に連結す
る。第1図、第3図および第4図に示すように、ギヤ7
1がズームリング21の円弧状配列の歯73と、カムリ
ング55の同様の配列の歯75と噛合う。ズームリング
21が時計方向Cに回転しその指針41を固定バレル1
7上の「35ミリ」の指示との整合からバレルの「80
ミリ」の指示に整合させるように運動させると、対物レ
ンズ1とファインダレンズ5とは35ミリの焦点距離か
ら80ミリの焦点距離に連続的に調整され、カムリング
23と55とは第1図に示すように同様のセッティング
に調整される。ズームリング21が時計方向Cに回転
し、その指示41をバレル17上の「80ミリ」の指示
との整合からバレル上の「20ミリ」「160ミリ」お
よび「200ミリ」指示との一連の整合状態に運動させ
ると、ファインダレンズ5は80ミリの焦点距離から2
00ミリの焦点距離に連続的に調整され、カムリング2
3と55とは同様のセッティングに調整される。しかし
ながら、対物レンズ5は80ミリの焦点距離で固定され
たままである。ズームリング21が反時計方向に回転し
その指針41をバレル17上の「35ミリ」の指示との
整合状態からバレル上の「PAN」の指示との整合状態
まで運動させると、カムリング23と55とは同様のセ
ッティングに調整される。しかしながら、対物レンズ1
とファインダレンズ5とは35ミリの焦点距離に固定さ
れたままである。
3を回転させてファインダレンズ用カムリング55を同
様に回転させるよう、ギヤ71が対物レンズ1を選定し
た焦点距離まで調整する手動手段9をファインダレンズ
5を選定焦点距離まで調整する手動手段11に連結す
る。第1図、第3図および第4図に示すように、ギヤ7
1がズームリング21の円弧状配列の歯73と、カムリ
ング55の同様の配列の歯75と噛合う。ズームリング
21が時計方向Cに回転しその指針41を固定バレル1
7上の「35ミリ」の指示との整合からバレルの「80
ミリ」の指示に整合させるように運動させると、対物レ
ンズ1とファインダレンズ5とは35ミリの焦点距離か
ら80ミリの焦点距離に連続的に調整され、カムリング
23と55とは第1図に示すように同様のセッティング
に調整される。ズームリング21が時計方向Cに回転
し、その指示41をバレル17上の「80ミリ」の指示
との整合からバレル上の「20ミリ」「160ミリ」お
よび「200ミリ」指示との一連の整合状態に運動させ
ると、ファインダレンズ5は80ミリの焦点距離から2
00ミリの焦点距離に連続的に調整され、カムリング2
3と55とは同様のセッティングに調整される。しかし
ながら、対物レンズ5は80ミリの焦点距離で固定され
たままである。ズームリング21が反時計方向に回転し
その指針41をバレル17上の「35ミリ」の指示との
整合状態からバレル上の「PAN」の指示との整合状態
まで運動させると、カムリング23と55とは同様のセ
ッティングに調整される。しかしながら、対物レンズ1
とファインダレンズ5とは35ミリの焦点距離に固定さ
れたままである。
ビューファインダ3におけるポロリズム組立体3が撮影
すべき被写体の正立像をファインダレンズ5を通して視
ることができるようにする。単一のポロプリズムでは像
を正立させるが、左方から右方へ倒立させたままであ
る。この状態を補正するために第1図と第2図とに示す
ように、相互に対して斜辺対斜辺で、かつ直角に位置さ
れる2個のポロプリズム77と79とが設けられてい
る。第2図では2個のポロプリズム77と79を通して
アイレンズ81までの光路0−2を示す。基本的に、プ
リズム77の2個の反射面83、85と、プリズム79
の2個の反射面87、89とはファインダ5により焦点
を合わされた像を上方に、かつ右廻りに曲げるよう作用
する。
すべき被写体の正立像をファインダレンズ5を通して視
ることができるようにする。単一のポロプリズムでは像
を正立させるが、左方から右方へ倒立させたままであ
る。この状態を補正するために第1図と第2図とに示す
ように、相互に対して斜辺対斜辺で、かつ直角に位置さ
れる2個のポロプリズム77と79とが設けられてい
る。第2図では2個のポロプリズム77と79を通して
アイレンズ81までの光路0−2を示す。基本的に、プ
リズム77の2個の反射面83、85と、プリズム79
の2個の反射面87、89とはファインダ5により焦点
を合わされた像を上方に、かつ右廻りに曲げるよう作用
する。
液晶表示(LCD)マスキングユニット91は2個のポ
ロプリズム77および79の斜辺に面93および95の
それぞれ対向する半体の間に位置される。LCDマスキ
ングユニットは、1984年10月23日付の米国特許
第4,478,493号に記載のような周知のタイプの
ユニットの変形であって、第5a図においてビューファ
インダ3の視野97においてマスキングする状態で示さ
れている。前記マスキング形態は対物レンズ1に対する
カムリング23のパノラマセッティングおよびファイン
ダレンズ5用のカムリング55の同様のセッティングと
に対応する。第5b図に示すように、マスキングユニッ
ト91はファインダの視野97の各隅ゾーンに並置関係
で配設された透明で導電性材料の、4組の直角の絶縁帯
片99と、ファインダの視野の上下の境界ゾーンにおい
て並置関係に配設された前記と同じ材料の2組の細長い
絶縁帯片101とからなる。各組の直角の帯片99は3
個の帯片を含み、かつ各組の細長い帯片101は3個の
帯片を含むことが好ましい。第5a図は、カムリング2
3と55とがその35ミリのセッティングから200ミ
リセッティングまで、あるいはその逆に回転するときの
状態であるマスキングユニニット91を消勢されると現
われてくるファインダの視野97を示す。この例におい
ては、直角帯片99および細長い帯片101はファイン
ダの視界97には見えない。第5b図は、カムリング2
7と55とがそれらのパノラマセッティングにある状態
である擬似パノラマフォーマットを提供するようマスキ
ングユニット91を付勢させると現われてくるファイン
ダ視界97を示す。この場合、上下の境界ゾーンにおけ
る細長い帯片101と隅ゾーンの直角の帯片99とはフ
ァインダ視界97において不透明である。
ロプリズム77および79の斜辺に面93および95の
それぞれ対向する半体の間に位置される。LCDマスキ
ングユニットは、1984年10月23日付の米国特許
第4,478,493号に記載のような周知のタイプの
ユニットの変形であって、第5a図においてビューファ
インダ3の視野97においてマスキングする状態で示さ
れている。前記マスキング形態は対物レンズ1に対する
カムリング23のパノラマセッティングおよびファイン
ダレンズ5用のカムリング55の同様のセッティングと
に対応する。第5b図に示すように、マスキングユニッ
ト91はファインダの視野97の各隅ゾーンに並置関係
で配設された透明で導電性材料の、4組の直角の絶縁帯
片99と、ファインダの視野の上下の境界ゾーンにおい
て並置関係に配設された前記と同じ材料の2組の細長い
絶縁帯片101とからなる。各組の直角の帯片99は3
個の帯片を含み、かつ各組の細長い帯片101は3個の
帯片を含むことが好ましい。第5a図は、カムリング2
3と55とがその35ミリのセッティングから200ミ
リセッティングまで、あるいはその逆に回転するときの
状態であるマスキングユニニット91を消勢されると現
われてくるファインダの視野97を示す。この例におい
ては、直角帯片99および細長い帯片101はファイン
ダの視界97には見えない。第5b図は、カムリング2
7と55とがそれらのパノラマセッティングにある状態
である擬似パノラマフォーマットを提供するようマスキ
ングユニット91を付勢させると現われてくるファイン
ダ視界97を示す。この場合、上下の境界ゾーンにおけ
る細長い帯片101と隅ゾーンの直角の帯片99とはフ
ァインダ視界97において不透明である。
電気的に制御されるLCDマスキングユニット91とは
対照的にビューファインダ3に機械的に制御されるマス
キングユニットを設けてもよい。機械的マスキングユニ
ットの一例が1965年10月19日付の米国特許第
3,212,422号に示されている。第3図に示すよ
うにコマ部分Fに隣接したフィルム部分に2進形態で各
種のコード起線をスポット露出するために選択的に付勢
するよう6個の発光ダイオード(LED′s)103、
105、107および109がカメラにおいて均等間隔
で配置されている。LED′s103、105、107
および109の選択的な付勢は個々に閉鎖する各スイッ
チSW1、SW2、SW3およびSW4によって制御さ
れる。スイッチSW1、SW2、SW3あるいはSW4
の閉鎖は例えば、カムリングがその擬似セッティング、
即ちパノラマ、120ミリ、160ミリおよび200ミ
リに選択的に位置されるにつれて、カムリング23に設
けた、図示していない単一の閉鎖部材により行ってもよ
い。その結果得られるコマ部分Fのコード起線の2進形
態がカムリング23の特定の擬似セッティングを指示す
る。カムリング23がその擬似パノラマセッティングに
あると、スイッチSW1が閉鎖され、LED103が付
勢される。このようにコード起線の2進形態は1000
である。カムリングからの120ミリ、160ミリある
いは200ミリの擬似望遠セッティングにあると、スイ
ッチSW2、SW3またはSW4が閉鎖され、LDE′
s105、107あるいは109が付勢される。このよ
うに、コード起線の2進形態は0100、0010、あ
るいは0001である。カムリング23が35ミリセッ
ティングから80ミリセッティングまで、あるいはその
逆に回転すると、スイッチSW1−SW4が開放し、L
DEは何ら付勢されない。このように、コード起線の2
進形態は(実際には)0000である。
対照的にビューファインダ3に機械的に制御されるマス
キングユニットを設けてもよい。機械的マスキングユニ
ットの一例が1965年10月19日付の米国特許第
3,212,422号に示されている。第3図に示すよ
うにコマ部分Fに隣接したフィルム部分に2進形態で各
種のコード起線をスポット露出するために選択的に付勢
するよう6個の発光ダイオード(LED′s)103、
105、107および109がカメラにおいて均等間隔
で配置されている。LED′s103、105、107
および109の選択的な付勢は個々に閉鎖する各スイッ
チSW1、SW2、SW3およびSW4によって制御さ
れる。スイッチSW1、SW2、SW3あるいはSW4
の閉鎖は例えば、カムリングがその擬似セッティング、
即ちパノラマ、120ミリ、160ミリおよび200ミ
リに選択的に位置されるにつれて、カムリング23に設
けた、図示していない単一の閉鎖部材により行ってもよ
い。その結果得られるコマ部分Fのコード起線の2進形
態がカムリング23の特定の擬似セッティングを指示す
る。カムリング23がその擬似パノラマセッティングに
あると、スイッチSW1が閉鎖され、LED103が付
勢される。このようにコード起線の2進形態は1000
である。カムリングからの120ミリ、160ミリある
いは200ミリの擬似望遠セッティングにあると、スイ
ッチSW2、SW3またはSW4が閉鎖され、LDE′
s105、107あるいは109が付勢される。このよ
うに、コード起線の2進形態は0100、0010、あ
るいは0001である。カムリング23が35ミリセッ
ティングから80ミリセッティングまで、あるいはその
逆に回転すると、スイッチSW1−SW4が開放し、L
DEは何ら付勢されない。このように、コード起線の2
進形態は(実際には)0000である。
図示していないが、LED103はカムリング23が擬
似パノラマあるいは擬似望遠セッティングに来る度に付
勢することが望ましい。この場合、LED103はプリ
ント処理で用いる基準あるいは擬似指示を提供し、LE
D′s105、107および109がコード起線を提供
する。このように、各種のコードは例えば1000、1
100、1110および1111でよい。
似パノラマあるいは擬似望遠セッティングに来る度に付
勢することが望ましい。この場合、LED103はプリ
ント処理で用いる基準あるいは擬似指示を提供し、LE
D′s105、107および109がコード起線を提供
する。このように、各種のコードは例えば1000、1
100、1110および1111でよい。
第6図は、LCDマスキングユニット91を作動させ、
かつスイッチSW1、SW2、SW3またはSW4の閉
鎖に応答してLED′s103、105、107または
109を選択的に付勢させる周知の制御手段111、即
ち論理回路を示す。ASA(フィルム感度)セッティン
グ装置113が制御装置111に接続され、カメラに装
填された35ミリフィルムの感度にしたがって付勢され
たLEDの強度を制限する。シャッタスイッチ115が
制御装置111に接続され、フォーカルプレーンシャッ
タ(図示せず)が開放して露出を行うまで、スイッチS
W1−SW4の中の1個が閉鎖しているとしてもLED
の付勢を遅らせる。フォーカルプレーンシャッタが開放
すると、シャッタスイッチ115が閉鎖されLEDを付
勢させる。逆に、フォーカルプレーンシャッタを閉鎖す
ることによってシャッタスイッチ115を再開させ、L
EDを消勢させる。カメラに直視ビューファインダ3を
含める代りに、本発明に対して単レンズの反射ファイン
ダを用いることができる。この場合、撮影すべき被写体
の像はファインダにおいて、但し対物レンズを通して視
ることになる。
かつスイッチSW1、SW2、SW3またはSW4の閉
鎖に応答してLED′s103、105、107または
109を選択的に付勢させる周知の制御手段111、即
ち論理回路を示す。ASA(フィルム感度)セッティン
グ装置113が制御装置111に接続され、カメラに装
填された35ミリフィルムの感度にしたがって付勢され
たLEDの強度を制限する。シャッタスイッチ115が
制御装置111に接続され、フォーカルプレーンシャッ
タ(図示せず)が開放して露出を行うまで、スイッチS
W1−SW4の中の1個が閉鎖しているとしてもLED
の付勢を遅らせる。フォーカルプレーンシャッタが開放
すると、シャッタスイッチ115が閉鎖されLEDを付
勢させる。逆に、フォーカルプレーンシャッタを閉鎖す
ることによってシャッタスイッチ115を再開させ、L
EDを消勢させる。カメラに直視ビューファインダ3を
含める代りに、本発明に対して単レンズの反射ファイン
ダを用いることができる。この場合、撮影すべき被写体
の像はファインダにおいて、但し対物レンズを通して視
ることになる。
(f) 作動 さて第7図を参照すれば、擬似パノラマおよび擬似望遠
プリント(ならびに実際の広角から実際の望遠プリント
まで)をつくることのできる露出を行うようカメラを使
用する態様を理解するためのチャートが示されている。
前記チャートはほとんどの場合が自明である。例えば、
カムリング23と55とがパノラマセッティングにある
と、対物レンズ1とファインダレンズ5との実際の焦点
距離は広角限度35ミリである。ファインダの視界97
は図示されているようにマスクされ、かつコード起線1
000はスイッチSW1の閉鎖に応答してコマ部分Fに
隣接して露出される。プリント処理の間、コード起線1
000を検出することにより図示のようにファインダの
視界97のマスキングに一致して上下の境界ゾーンに沿
ってネガをマスクする。引伸しはネガの狭小とされ、マ
スクをしていない部分即ち16.4×32.8ミリに対
して行われ、(35ミリでなくむしろ)パノラマ対物レ
ンズで行った露出から得られるものに似た3 1/2×7
インチの擬似パノラマ写真を提供する。カムリング23
と55とが200ミリの望遠セッティングにあると、対
物レンズ1の実際の焦点距離はその望遠限度80ミリで
あるがファインダレンズ5の実際の焦点距離は200ミ
リである。このようにファインダ視界97をマスクせ
ず、スイッチSW4の閉鎖に応答してコマ部分Fに隣接
してコード起線0001が露出される。プリント処理の
間、コード起線0001を検出することにより図示のよ
うに上下左右境界ゾーンに沿ってネガをマスクする。ネ
ガの中央のマスクしていない部分、即ち9.2×13.
1ミリの部分を引伸して、(80ミリでなく)200ミ
リの対物レンズで行った露出から得られるものに類似の
3 1/2×5インチの擬似望遠写真プリントを提供す
る。カムリング23と25とがそれらの120ミリの望
遠セッティングにあると、対物レンズ1の実際の焦点距
離はその望遠限度の80ミリであるが、ファインダレン
ズ55の実際の焦点距離は120ミリである。このよう
にファインダの視界97はマスクされず、スイッチSW
2の閉鎖に応答してコマ部分Fに隣接してコード起線0
100が露出される。プリント処理の間、コード起線0
100を検出することにより図示のようにネガを上下左
右境界ゾーンに沿ってマスクする。ネガの中央の、マス
クしていない部分16.4×23.4ミリの部分を引伸
し、(80ミリでなく)120ミリの対物レンズで行っ
た露出から得られたものに類似の3 1/2×5インチの
擬似望遠写真プリントを提供する。カムリング23と2
5とが35ミリセッティングから80ミリセッティング
へあるいはその逆方向に回転すると、対物レンズ1とフ
ァインダ5との焦点距離は35ミリと80ミリとの間で
連続的に変わる。ファインダの視界はマスクされず、各
スイッチSW1−SW4が開放しているためコード起線
(0000)はコマ部分Fに隣接して何ら露出されな
い。このように、ネガの概ね全体部分即ち23×32.
8ミリの部分が引伸ばされる。
プリント(ならびに実際の広角から実際の望遠プリント
まで)をつくることのできる露出を行うようカメラを使
用する態様を理解するためのチャートが示されている。
前記チャートはほとんどの場合が自明である。例えば、
カムリング23と55とがパノラマセッティングにある
と、対物レンズ1とファインダレンズ5との実際の焦点
距離は広角限度35ミリである。ファインダの視界97
は図示されているようにマスクされ、かつコード起線1
000はスイッチSW1の閉鎖に応答してコマ部分Fに
隣接して露出される。プリント処理の間、コード起線1
000を検出することにより図示のようにファインダの
視界97のマスキングに一致して上下の境界ゾーンに沿
ってネガをマスクする。引伸しはネガの狭小とされ、マ
スクをしていない部分即ち16.4×32.8ミリに対
して行われ、(35ミリでなくむしろ)パノラマ対物レ
ンズで行った露出から得られるものに似た3 1/2×7
インチの擬似パノラマ写真を提供する。カムリング23
と55とが200ミリの望遠セッティングにあると、対
物レンズ1の実際の焦点距離はその望遠限度80ミリで
あるがファインダレンズ5の実際の焦点距離は200ミ
リである。このようにファインダ視界97をマスクせ
ず、スイッチSW4の閉鎖に応答してコマ部分Fに隣接
してコード起線0001が露出される。プリント処理の
間、コード起線0001を検出することにより図示のよ
うに上下左右境界ゾーンに沿ってネガをマスクする。ネ
ガの中央のマスクしていない部分、即ち9.2×13.
1ミリの部分を引伸して、(80ミリでなく)200ミ
リの対物レンズで行った露出から得られるものに類似の
3 1/2×5インチの擬似望遠写真プリントを提供す
る。カムリング23と25とがそれらの120ミリの望
遠セッティングにあると、対物レンズ1の実際の焦点距
離はその望遠限度の80ミリであるが、ファインダレン
ズ55の実際の焦点距離は120ミリである。このよう
にファインダの視界97はマスクされず、スイッチSW
2の閉鎖に応答してコマ部分Fに隣接してコード起線0
100が露出される。プリント処理の間、コード起線0
100を検出することにより図示のようにネガを上下左
右境界ゾーンに沿ってマスクする。ネガの中央の、マス
クしていない部分16.4×23.4ミリの部分を引伸
し、(80ミリでなく)120ミリの対物レンズで行っ
た露出から得られたものに類似の3 1/2×5インチの
擬似望遠写真プリントを提供する。カムリング23と2
5とが35ミリセッティングから80ミリセッティング
へあるいはその逆方向に回転すると、対物レンズ1とフ
ァインダ5との焦点距離は35ミリと80ミリとの間で
連続的に変わる。ファインダの視界はマスクされず、各
スイッチSW1−SW4が開放しているためコード起線
(0000)はコマ部分Fに隣接して何ら露出されな
い。このように、ネガの概ね全体部分即ち23×32.
8ミリの部分が引伸ばされる。
(g) 効果 本発明によって、米国特許第3,490,844号に記
載の従来技術によるカメラの場合のように、ファインダ
の視界の小さい部分においてでなく擬似望遠カメラのビ
ューファインダの視界全体において擬似望遠フォーマッ
トを視ることができる。このため擬似望遠プリントに現
われることになる被写体の自然の全体サイズの像をビュ
ーファインダが示すことができるようにする。さらに、
標準視野の他に少なくとも1個の望遠写真視野を有する
対物レンズを採用することにより米国特許第3,49
0,844号に示す従来技術によるカメラと比較して像
のシャープさを喪失する以前に広範囲の擬似望遠写真効
果を得ることができる。
載の従来技術によるカメラの場合のように、ファインダ
の視界の小さい部分においてでなく擬似望遠カメラのビ
ューファインダの視界全体において擬似望遠フォーマッ
トを視ることができる。このため擬似望遠プリントに現
われることになる被写体の自然の全体サイズの像をビュ
ーファインダが示すことができるようにする。さらに、
標準視野の他に少なくとも1個の望遠写真視野を有する
対物レンズを採用することにより米国特許第3,49
0,844号に示す従来技術によるカメラと比較して像
のシャープさを喪失する以前に広範囲の擬似望遠写真効
果を得ることができる。
第1図は、本発明の好適実施例による、擬似望遠写真プ
リントをつくるために使用する露出を行う35ミリカメ
ラにおけるズーム対物レンズと、ズームファインダレン
ズと、これら2個のレンズを調整する手動手段との概略
図、 第2図はカメラのビューファインダにおいて被写体の正
立像を視るためのポロプリズム正立組立体の斜視図、 第3図は第1図に示すズーム対物レンズと、ズームファ
インダレンズと手動手段との部分的に分解した斜視図、 第4図は2個のレンズと手動手段の部分断面図、 第5a図と第5b図とはファインダの視野を部分的にマ
スクして擬似パノラマフォーマットを提供する液晶表示
マスキングユニットの作動を示す、ビューファインダに
おける視野の側面図、 第6図はカメラにおける制御回路の線図、および 第7図は擬似望遠あるいは擬似パノラマ写真プリントを
つくるために使用する露出を行うためにカメラを作動さ
せる態様を示すチャートである。 図において、 1:対物レンズ組立体、3:ビューファインダ 5:ファインダレンズ組立体 9、11:手動調整装置 103、105、107、109、SW1、SW2、S
W3、SW4:エンコーダ 22、55:カム装置、43:休止セクション
リントをつくるために使用する露出を行う35ミリカメ
ラにおけるズーム対物レンズと、ズームファインダレン
ズと、これら2個のレンズを調整する手動手段との概略
図、 第2図はカメラのビューファインダにおいて被写体の正
立像を視るためのポロプリズム正立組立体の斜視図、 第3図は第1図に示すズーム対物レンズと、ズームファ
インダレンズと手動手段との部分的に分解した斜視図、 第4図は2個のレンズと手動手段の部分断面図、 第5a図と第5b図とはファインダの視野を部分的にマ
スクして擬似パノラマフォーマットを提供する液晶表示
マスキングユニットの作動を示す、ビューファインダに
おける視野の側面図、 第6図はカメラにおける制御回路の線図、および 第7図は擬似望遠あるいは擬似パノラマ写真プリントを
つくるために使用する露出を行うためにカメラを作動さ
せる態様を示すチャートである。 図において、 1:対物レンズ組立体、3:ビューファインダ 5:ファインダレンズ組立体 9、11:手動調整装置 103、105、107、109、SW1、SW2、S
W3、SW4:エンコーダ 22、55:カム装置、43:休止セクション
Claims (4)
- 【請求項1】望遠限度まで視野角度を変えるよう調整可
能の対物レンズ組立体と;対物レンズ組立体の望遠限度
より狭い少なくとも1個の実際の望遠視野まで視野角度
を変えるよう調整可能のファインダレンズを有するビュ
ーファインダと;対物レンズ組立体がその望遠限度にあ
るとファインダレンズ組立体をより狭い望遠視野まで調
整するように前記対物レンズ組立体と前記ファインダレ
ンズ組立体とを連結する調整装置と;望遠限度に前記対
物レンズ組立体をおいて行った露出を前記ファインダレ
ンズ組立体のより狭い望遠視野を示すコードインデック
スでコード化し前記のより狭い望遠視野で覆った露出の
対応部分が、その部分のプリントをつくるよう識別でき
るようにするエンコーダと;を含む擬似望遠写真カメ
ラ。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項に記載のカメラにお
いて、前記エンコーダが前記ファインダレンズ組立体に
接続され前記のより狭い望遠視野に対するファインダレ
ンズ組立体の調整に応答して露出をコード化する擬似望
遠写真カメラ。 - 【請求項3】望遠限度を有する視野範囲内で視野角度を
変えるよう調整可能の対物レンズ組立体と;前記対物レ
ンズ組立体の可能な視野に類似の各視野に対して、かつ
対物レンズ組立体の望遠限度よりも狭い少なくとも1個
の望遠視野に対して視野角度を変えるよう調整可能のフ
ァインダレンズ組立体を有するビューファインダと;前
記対物レンズとファインダレンズ組立体の各々の同様の
視野に対応する複数の位置へ運動し前記両レンズ組立体
をビューファインダ内での選定した視野を視るよう同じ
選定された視野に対して調整するよう支持され、かつ前
記対物レンズ組立体がその望遠限度にあると前記ファイ
ンダレンズ組立体のより狭い望遠視野に対応する別の位
置まで運動し、前記ファインダレンズ組立体を前記の狭
い望遠視野に対して調整しその視野をビューファインダ
で視るようにするために支持された手動調整装置と;前
記ファインダレンズ組立体のより狭い望遠視野に対応す
る位置までの前記手動装置の運動に応答し前記対物レン
ズ組立体をその望遠限度において行った露出を、前記の
より狭い望遠視野を表わすコードインデックスでコード
化しより狭い望遠視野によって覆われる露出の対応部分
がその対応部分のプリントをつくるよう識別できるよう
にするエンコーダとを含む擬似望遠写真カメラ。 - 【請求項4】特許請求の範囲第3項に記載のカメラにお
いて、前記手動装置が前記対物レンズおよびファインダ
レンズ組立体に連結され前記の各組立体を調整しそれら
の視野角度を変えるカム装置を含み、前記カム装置は、
前記手動装置がファインダレンズ組立体のより狭い望遠
視野に対応する位置まで運動するにつれて前記対物レン
ズ組立体がその望遠限度で静止状態に留まる様になす休
止セクションを有する擬似望遠カメラ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US743470 | 1985-06-11 | ||
US06/743,470 US4652104A (en) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | Pseudo format camera with zoom finder |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61285432A JPS61285432A (ja) | 1986-12-16 |
JPH0660989B2 true JPH0660989B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=24988900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61135869A Expired - Fee Related JPH0660989B2 (ja) | 1985-06-11 | 1986-06-11 | 擬似望遠写真カメラ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4652104A (ja) |
EP (1) | EP0206070B1 (ja) |
JP (1) | JPH0660989B2 (ja) |
DE (1) | DE3686512T2 (ja) |
HK (1) | HK893A (ja) |
Families Citing this family (58)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4780735A (en) * | 1985-08-29 | 1988-10-25 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Photographic camera |
US4860039A (en) * | 1985-10-31 | 1989-08-22 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Photographic camera system and using thereof |
EP0305739B1 (en) * | 1985-11-11 | 1994-03-30 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera |
US4733263A (en) * | 1985-11-20 | 1988-03-22 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Photographic camera |
EP0325304B1 (en) * | 1985-12-04 | 1995-03-08 | Minolta Co., Ltd. | Photograhic camera |
US4924248A (en) * | 1985-12-09 | 1990-05-08 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Photographic camera |
US4774536A (en) * | 1986-01-10 | 1988-09-27 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Photographic camera |
JPS62178226A (ja) * | 1986-01-31 | 1987-08-05 | Minolta Camera Co Ltd | 防水カメラ |
JPH0693072B2 (ja) * | 1986-02-21 | 1994-11-16 | オリンパス光学工業株式会社 | ズ−ムフアインダ− |
US4814802A (en) * | 1986-04-08 | 1989-03-21 | Nikon Corporation | Camera system |
US5475456A (en) * | 1986-05-12 | 1995-12-12 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Zoom lens drive system for lens shutter type of camera |
US4944030B1 (en) * | 1986-05-12 | 1993-05-25 | Asahi Optical Co Ltd | Lens shutter camera including zoom lens |
EP0498467B1 (en) * | 1986-05-12 | 1995-08-23 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Flexible printed circuit with anti-reflection device for a lens shutter camera |
US5066971A (en) * | 1986-10-09 | 1991-11-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera |
JPS63162337U (ja) * | 1987-04-13 | 1988-10-24 | ||
US5151726A (en) * | 1987-05-09 | 1992-09-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera or printer capable of automatically changing print size |
US5253001A (en) * | 1987-05-29 | 1993-10-12 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera having mode for multiple exposure pseudo-telescopic photography |
JPS6445827U (ja) * | 1987-09-16 | 1989-03-20 | ||
US4965615A (en) * | 1987-10-09 | 1990-10-23 | Konica Corporation | Variable focus camera |
US5270766A (en) * | 1988-02-12 | 1993-12-14 | Nikon Corporation | Operation control apparatus of electric zoom camera |
JP2586557B2 (ja) * | 1988-03-26 | 1997-03-05 | 株式会社ニコン | カメラのズーミング制御装置および撮影制御装置 |
JPH0738910Y2 (ja) * | 1988-07-04 | 1995-09-06 | 株式会社ニコン | 識別情報を記録可能なカメラおよびカメラの撮影情報を可視化するための情報出力装置 |
JPH0248933U (ja) * | 1988-09-29 | 1990-04-05 | ||
USRE35600E (en) * | 1988-10-28 | 1997-09-02 | Asahi Kogaku Kogyo Kabushiki Kaisha | Zoom finder system |
DE3936132C2 (de) * | 1988-10-31 | 1996-03-21 | Canon Kk | Einäugige Spiegelreflexkamera mit Pseudo-Telephotofunktion |
JP2753531B2 (ja) * | 1988-11-04 | 1998-05-20 | 株式会社ニコン | 自動焦点調節カメラ |
JPH02170149A (ja) * | 1988-12-23 | 1990-06-29 | Nikon Corp | トリミング撮影可能なカメラ |
US5291233A (en) * | 1989-01-30 | 1994-03-01 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera having an auto zoom function |
US5233383A (en) * | 1989-04-19 | 1993-08-03 | Nikon Corporation | Zooming control device for a camera |
JP2874189B2 (ja) * | 1989-05-25 | 1999-03-24 | キヤノン株式会社 | 外部式のファインダー系を有したカメラシステム |
US5754899A (en) | 1989-11-10 | 1998-05-19 | Minolta Co., Ltd. | Camera capable of taking pictures in both standard frame and panoramic frame |
US5130733A (en) * | 1989-11-24 | 1992-07-14 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Camera having a pseudo format |
US5182590A (en) * | 1990-02-09 | 1993-01-26 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera |
US4973996A (en) * | 1990-02-28 | 1990-11-27 | Eastman Kodak Company | Film drive control in data entry camera |
US5021815A (en) * | 1990-02-28 | 1991-06-04 | Eastman Kodak Company | Viewfinder for tele/pan camera |
US5003340A (en) * | 1990-02-28 | 1991-03-26 | Eastman Kodak Company | Exposure control with reduced shutter speed for tele/pan camera |
FR2660081B1 (fr) * | 1990-03-22 | 1994-09-23 | Asahi Optical Co Ltd | Viseur et appareil photo le comportant. |
US5194886A (en) * | 1990-04-03 | 1993-03-16 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Finder optical system |
JPH047535A (ja) * | 1990-04-25 | 1992-01-10 | Asahi Optical Co Ltd | カメラのファインダ用視野装置 |
US5204707A (en) * | 1990-09-28 | 1993-04-20 | Eastman Kodak Company | Multiple mode prints from tele/pan camera |
JP3030563B2 (ja) * | 1990-10-29 | 2000-04-10 | オリンパス光学工業株式会社 | 実像式ファインダー |
US5694624A (en) * | 1991-04-16 | 1997-12-02 | Nikon Corporation | Zoom lens camera capable of trimming photographing with plural magnifications |
JP3001021B2 (ja) * | 1991-09-27 | 2000-01-17 | オリンパス光学工業株式会社 | カメラ |
US5552845A (en) * | 1992-08-10 | 1996-09-03 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera |
JPH0682970A (ja) * | 1992-09-04 | 1994-03-25 | Olympus Optical Co Ltd | カメラ用フィルムパトローネとそれを使用するカメラ |
US5311228A (en) * | 1993-02-09 | 1994-05-10 | Eastman Kodak Company | Camera with optical film metering and image frame data encodement |
JP3174193B2 (ja) * | 1993-03-16 | 2001-06-11 | オリンパス光学工業株式会社 | カメラ |
DE4308714A1 (de) * | 1993-03-18 | 1994-09-22 | Linhof Praezisions Kamera Werk | Gekuppelter Entfernungsmesser für fotografische Kameras |
US5392084A (en) * | 1993-07-09 | 1995-02-21 | Olympus Optical Co., Ltd. | Variable magnification finder optical system |
JP3404857B2 (ja) * | 1994-02-04 | 2003-05-12 | 株式会社ニコン | ズーム式ファインダ装置 |
JPH09258303A (ja) * | 1996-01-17 | 1997-10-03 | Minolta Co Ltd | ファインダーの視野枠切換機構 |
US5771416A (en) * | 1996-01-30 | 1998-06-23 | Minolta Co., Ltd. | Camera having simple and inexpensive finder field frame switching mechanism |
US5748987A (en) * | 1996-06-25 | 1998-05-05 | Photo Dimensions | Producing smoothly blended double exposure composite images |
US5835795A (en) * | 1996-06-25 | 1998-11-10 | Photo Dimensions | Blended photographic composite images |
US5615396A (en) * | 1996-06-25 | 1997-03-25 | Photo Dimensions | Producing smoothly blended double exposure composite images |
US6415109B1 (en) * | 1999-11-02 | 2002-07-02 | Olympus Optical Co., Ltd. | Camera and method of manufacturing camera |
US6652164B2 (en) * | 2002-03-28 | 2003-11-25 | Pelco | Retractable camera mounting mechanism |
US20210275274A1 (en) * | 2020-03-05 | 2021-09-09 | John B. Clayton | Fixed Camera Apparatus, System, and Method for Facilitating Image-Guided Surgery |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2187246A (en) * | 1937-12-10 | 1940-01-16 | Zeiss Ikon Ag | Photographic camera |
US3200699A (en) * | 1959-11-23 | 1965-08-17 | Bell & Howell Co | Camera zoom objective and zoom viewfinder with flexible cable coupling |
US3212422A (en) * | 1963-02-20 | 1965-10-19 | Eastman Kodak Co | Viewfinder for zoom lens cameras |
US3490844A (en) * | 1967-06-12 | 1970-01-20 | Eastman Kodak Co | Method of making a print of a selected portion or zone of a field of view |
JPS5121821A (en) * | 1974-08-14 | 1976-02-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | Kamerano shotenchosetsusochi |
US4195924A (en) * | 1977-07-29 | 1980-04-01 | Agfa-Gevaert, A.G. | Camera with zoom lens |
US4478493A (en) * | 1981-04-20 | 1984-10-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus having liquid crystal finder optical system |
US4357102A (en) * | 1981-05-04 | 1982-11-02 | Jack Taren | Photography system with large length to width picture format ratio |
US4583831A (en) * | 1985-03-28 | 1986-04-22 | Eastman Kodak Company | Pseudo telephoto--pseudo panoramic camera |
-
1985
- 1985-06-11 US US06/743,470 patent/US4652104A/en not_active Expired - Lifetime
-
1986
- 1986-06-09 EP EP86107821A patent/EP0206070B1/en not_active Expired
- 1986-06-09 DE DE8686107821T patent/DE3686512T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-06-11 JP JP61135869A patent/JPH0660989B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-01-07 HK HK8/93A patent/HK893A/xx not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61285432A (ja) | 1986-12-16 |
DE3686512T2 (de) | 1993-04-15 |
US4652104A (en) | 1987-03-24 |
EP0206070B1 (en) | 1992-08-26 |
HK893A (en) | 1993-01-15 |
EP0206070A3 (en) | 1988-05-11 |
EP0206070A2 (en) | 1986-12-30 |
DE3686512D1 (de) | 1992-10-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0660989B2 (ja) | 擬似望遠写真カメラ | |
US4639111A (en) | Pseudo format camera with exposure control | |
US4583831A (en) | Pseudo telephoto--pseudo panoramic camera | |
US4650304A (en) | Pseudo format camera and special film cartridge | |
US3490844A (en) | Method of making a print of a selected portion or zone of a field of view | |
US4682870A (en) | Apparatus for encoding a film cartridge used in a particular type camera | |
US4678300A (en) | Apparatus and method for identifying a film cartridge used in a particular type camera | |
US4647170A (en) | Apparatus and method for identifying a film cartridge | |
JPH0764216A (ja) | ステレオ写真撮影装置 | |
US4678299A (en) | Camera device for encoding conventional film cartridge | |
US4124859A (en) | Multi-effect portable camera vignette | |
US5021815A (en) | Viewfinder for tele/pan camera | |
US3774992A (en) | Optical framing device for photographic cameras | |
JPH0786635B2 (ja) | 撮影装置 | |
US5003340A (en) | Exposure control with reduced shutter speed for tele/pan camera | |
US4056316A (en) | Method and apparatus for making a print of an object | |
US5331363A (en) | Photographic camera with switchable film masking mechanism | |
US4572622A (en) | Direct opposite reverse refractor | |
US2030795A (en) | Color cinematography | |
US4206997A (en) | Method and device for making combined images for photography | |
US3642367A (en) | Movie viewing and still copy camera | |
JPH03287108A (ja) | ファインダ光学系 | |
JPH10268418A (ja) | カメラ | |
JPH0394241A (ja) | フィルム一体型カメラ | |
US2726572A (en) | Method of and apparatus for photographing |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |