JPH0738910Y2 - 識別情報を記録可能なカメラおよびカメラの撮影情報を可視化するための情報出力装置 - Google Patents
識別情報を記録可能なカメラおよびカメラの撮影情報を可視化するための情報出力装置Info
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- JPH0738910Y2 JPH0738910Y2 JP1988088624U JP8862488U JPH0738910Y2 JP H0738910 Y2 JPH0738910 Y2 JP H0738910Y2 JP 1988088624 U JP1988088624 U JP 1988088624U JP 8862488 U JP8862488 U JP 8862488U JP H0738910 Y2 JPH0738910 Y2 JP H0738910Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、例えばフィルムの余白に「必ずプリントする
こと」を示す識別情報を記録可能なカメラおよびその識
別情報を検出した駒は例えば必ずプリントするような撮
影情報出力装置に関する。
こと」を示す識別情報を記録可能なカメラおよびその識
別情報を検出した駒は例えば必ずプリントするような撮
影情報出力装置に関する。
B.従来の技術とその問題点 多重露光撮影，ソフトフォーカスフィルタを用いた撮影
のフィルムは、現像所において、誤操作による二重写し
あるいはピンボケ写真と看倣されてプリントされないお
それがある。あるいは、流し撮りや意図的にぶらした写
真、天体写真など画面のごく一部に必要な像がありそれ
が見落とされやすい写真、学術写真で一般人には理解し
がたい写真について同様の問題がある。
のフィルムは、現像所において、誤操作による二重写し
あるいはピンボケ写真と看倣されてプリントされないお
それがある。あるいは、流し撮りや意図的にぶらした写
真、天体写真など画面のごく一部に必要な像がありそれ
が見落とされやすい写真、学術写真で一般人には理解し
がたい写真について同様の問題がある。
本考案の目的は、例えば「必ず可視化出力すること」を
示す識別情報を記録できるカメラおよびその識別情報に
基づいて撮影情報の出力を制御するようにしたカメラの
撮影情報出力装置を提供することにある。
示す識別情報を記録できるカメラおよびその識別情報に
基づいて撮影情報の出力を制御するようにしたカメラの
撮影情報出力装置を提供することにある。
C.問題点を解決するための手段 一実施例を示す第１図（ａ），（ｂ）により説明する
と、請求項１の識別情報を記録可能なカメラは、撮影情
報記憶媒体上に被写体に関する撮影情報を記録する撮影
手段２と、所定の撮影条件を満たすか否かを判定する判
定手段と、この判定手段によって前記所定の撮影条件を
満たすと判定されると、前記撮影情報を可視化出力する
際に該撮影情報のいかんに拘らず「必ず可視化出力する
こと」を示す識別情報を識別情報記憶媒体上に前記撮影
情報記憶媒体上の各駒と対応させて記録する記録手段と
を備える。
と、請求項１の識別情報を記録可能なカメラは、撮影情
報記憶媒体上に被写体に関する撮影情報を記録する撮影
手段２と、所定の撮影条件を満たすか否かを判定する判
定手段と、この判定手段によって前記所定の撮影条件を
満たすと判定されると、前記撮影情報を可視化出力する
際に該撮影情報のいかんに拘らず「必ず可視化出力する
こと」を示す識別情報を識別情報記憶媒体上に前記撮影
情報記憶媒体上の各駒と対応させて記録する記録手段と
を備える。
また、請求項２に記載の記録手段は、撮影者から指示さ
れると、撮影条件に拘らず前記識別情報を記録するもの
である。
れると、撮影条件に拘らず前記識別情報を記録するもの
である。
さらに、請求項３に記載の所定の撮影条件は、ソフトフ
ォーカスフィルタを使用する場合、流し撮りをする場
合、多重露光撮影を行う場合および露出補正を行う場合
のうち少なくとも一つを満たす場合である。
ォーカスフィルタを使用する場合、流し撮りをする場
合、多重露光撮影を行う場合および露出補正を行う場合
のうち少なくとも一つを満たす場合である。
さらに、請求項４のカメラの撮影情報を可視化するため
の情報出力装置は、撮影済みの撮影情報記憶媒体の各駒
の撮影情報を可視化する可視化手段21と、撮影情報記憶
媒体の各駒と対応させて識別情報記憶媒体に記録される
識別情報の有無を検出する検出手段24と、撮影情報記憶
媒体の撮影情報が適正か否かを判定する判定手段23と、
この判定手段で不適性と判定されかつ検出手段で識別情
報無しが検出されている駒の撮影情報の可視化を禁止
し、不適性と判定されても識別情報有りが検出されてい
る駒の撮影情報の可視化を許容する可視化制御手段22と
を具備する。
の情報出力装置は、撮影済みの撮影情報記憶媒体の各駒
の撮影情報を可視化する可視化手段21と、撮影情報記憶
媒体の各駒と対応させて識別情報記憶媒体に記録される
識別情報の有無を検出する検出手段24と、撮影情報記憶
媒体の撮影情報が適正か否かを判定する判定手段23と、
この判定手段で不適性と判定されかつ検出手段で識別情
報無しが検出されている駒の撮影情報の可視化を禁止
し、不適性と判定されても識別情報有りが検出されてい
る駒の撮影情報の可視化を許容する可視化制御手段22と
を具備する。
D.作用 所定の撮影条件になると、記録手段４によって、上記識
別情報が各駒に対応して識別情報記憶媒体上に記録され
る。この識別情報が情報出力装置の検出手段24で検出さ
れると、判定手段23で撮影情報が不適正と判定されても
必ず可視化手段21で可視化される。
別情報が各駒に対応して識別情報記憶媒体上に記録され
る。この識別情報が情報出力装置の検出手段24で検出さ
れると、判定手段23で撮影情報が不適正と判定されても
必ず可視化手段21で可視化される。
なお、本考案の構成を説明する上記Ｃ項およびＤ項で
は、本考案を分かり易くするために実施例の図を用いた
が、これにより本考案が実施例に限定されるものではな
い。
は、本考案を分かり易くするために実施例の図を用いた
が、これにより本考案が実施例に限定されるものではな
い。
E.実施例 第１図〜第５図に基づいて、本考案を銀塩フィルムを使
用するカメラおよびそのプリント装置に適用した一実施
例を説明する。
用するカメラおよびそのプリント装置に適用した一実施
例を説明する。
カメラの全体構成を示す第１図（ａ）において、CPUな
どを含む制御回路１にはカメラの撮影装置２、加速度計
３、マーク記録装置4,露出補正信号出力装置5,各種スイ
ッチSW1〜SW5がそれぞれ接続されている。
どを含む制御回路１にはカメラの撮影装置２、加速度計
３、マーク記録装置4,露出補正信号出力装置5,各種スイ
ッチSW1〜SW5がそれぞれ接続されている。
ここで、撮影装置２は、絞り，シャッタ，オートフォー
カス装置，巻上げ装置などを含む。加速計３は流し撮り
を自動的に検出するためにカメラの加速度を検出する。
マーク記録装置４は、第５図に示すようにフィルムの余
白に識別データとしての識別マークＭを写し込むもので
あり、光源を含む。この識別マークＭは、フィルム画面
内の画像状態のいかんに拘らず、プリント時には「必ず
プリントすること」を示すマークである。本実施例にお
ける識別マークＭはフィルムの現像を行うか否かを識別
するためのものではなく、フィルムの現像は識別マーク
Ｍの有無に拘らず全駒分行う。そして、印画紙にプリン
トする際は識別マークＭのある駒については撮影情報の
いかんに拘らずプリントする。なお、識別マークＭの有
無によってフィルムの現像を行うか否かを切換えてもよ
い。第５図では「・」で示したが、デジタルコードやバ
ーコードなどの識別データとしてもよい。露出補正信号
出力装置５は、露出値を例えば±１段〜±５段補正する
信号を出力する。
カス装置，巻上げ装置などを含む。加速計３は流し撮り
を自動的に検出するためにカメラの加速度を検出する。
マーク記録装置４は、第５図に示すようにフィルムの余
白に識別データとしての識別マークＭを写し込むもので
あり、光源を含む。この識別マークＭは、フィルム画面
内の画像状態のいかんに拘らず、プリント時には「必ず
プリントすること」を示すマークである。本実施例にお
ける識別マークＭはフィルムの現像を行うか否かを識別
するためのものではなく、フィルムの現像は識別マーク
Ｍの有無に拘らず全駒分行う。そして、印画紙にプリン
トする際は識別マークＭのある駒については撮影情報の
いかんに拘らずプリントする。なお、識別マークＭの有
無によってフィルムの現像を行うか否かを切換えてもよ
い。第５図では「・」で示したが、デジタルコードやバ
ーコードなどの識別データとしてもよい。露出補正信号
出力装置５は、露出値を例えば±１段〜±５段補正する
信号を出力する。
スイッチSW1は、レリーズ操作に連動してオンする撮影
開始スイッチ、スイッチSW2は、ソフトフォーカスフィ
ルタが使用されるとオンするソフトフォーカスフィルタ
使用検出スイッチ、スイッチSW3は、多重露光モードを
選択するときにオンするスイッチ、スイッチSW4は、自
動識別マーク記録モードを選択するときにオンする自動
記録モードスイッチ、スイッチSW5は、手動識別マーク
記録モードを選択するときにオンする手動記録モードス
イッチである。自動識別マーク記録モードが選択される
と、ソフトフォーカスフィルタの使用、多重露光、ある
いは流し撮りなどが検出される時に識別マークＭが自動
的に写し込まれ、手動識別マーク記録モードが選択され
ると、撮影時に必ず識別マークＭが写し込まれる。これ
ら両モードを総称して識別マーク記録モードと呼ぶ。
開始スイッチ、スイッチSW2は、ソフトフォーカスフィ
ルタが使用されるとオンするソフトフォーカスフィルタ
使用検出スイッチ、スイッチSW3は、多重露光モードを
選択するときにオンするスイッチ、スイッチSW4は、自
動識別マーク記録モードを選択するときにオンする自動
記録モードスイッチ、スイッチSW5は、手動識別マーク
記録モードを選択するときにオンする手動記録モードス
イッチである。自動識別マーク記録モードが選択される
と、ソフトフォーカスフィルタの使用、多重露光、ある
いは流し撮りなどが検出される時に識別マークＭが自動
的に写し込まれ、手動識別マーク記録モードが選択され
ると、撮影時に必ず識別マークＭが写し込まれる。これ
ら両モードを総称して識別マーク記録モードと呼ぶ。
次に、第２図および第３図により識別マークの写し込み
手順について説明する。
手順について説明する。
撮影開始スイッチSW1がオンすると第２図の処理が実行
され、まずステップS1において、識別マーク記録モード
か否かを判定する。自動記録モードステップSW4または
手動記録モードスイッチSW5がオンしていれば、このス
テップS1が肯定され、ステップS2のサブルーチンへ進
む。否定されるとステップS3へ進む。
され、まずステップS1において、識別マーク記録モード
か否かを判定する。自動記録モードステップSW4または
手動記録モードスイッチSW5がオンしていれば、このス
テップS1が肯定され、ステップS2のサブルーチンへ進
む。否定されるとステップS3へ進む。
ここで、第３図の識別マーク記録ルーチンについて説明
する。
する。
ステップS21では、ソフトフォーカスフィルタの使用の
有無をスイッチSW2の信号から判定する。ステップS22で
は、加速度計３からの信号に基づいて流し撮りの有無を
判定する。ステップS23では、多重露光撮影か否かをス
イッチSW3の信号から判定する。ステップS24では、露出
補正信号が出力されているか否かを判定する。ステップ
S25では手動識別マーク記録モードか否かを判定する。
これらステップS21〜S25のいずれかが肯定されるとステ
ップS26に進み、マーク記録装置４によりフィルムの余
白に識別マークＭを写し込み、元の処理へ戻る。いずれ
のステップも否定されると、識別マークＭを写し込むこ
となく、元の処理に戻る。
有無をスイッチSW2の信号から判定する。ステップS22で
は、加速度計３からの信号に基づいて流し撮りの有無を
判定する。ステップS23では、多重露光撮影か否かをス
イッチSW3の信号から判定する。ステップS24では、露出
補正信号が出力されているか否かを判定する。ステップ
S25では手動識別マーク記録モードか否かを判定する。
これらステップS21〜S25のいずれかが肯定されるとステ
ップS26に進み、マーク記録装置４によりフィルムの余
白に識別マークＭを写し込み、元の処理へ戻る。いずれ
のステップも否定されると、識別マークＭを写し込むこ
となく、元の処理に戻る。
以上のサブルーチンから第２図のメインルーチンに戻る
とステップS3が実行され、周知の手順で撮影装置２によ
り撮影が行なわれ、その結果、ソフトフォーカス撮影や
多重撮影時等には、第５図に示すようにフィルム余白に
識別マークＭが写し込まれる。なお第５図中、FI1,FI2
は各駒の撮影情報記憶領域を示すものである。
とステップS3が実行され、周知の手順で撮影装置２によ
り撮影が行なわれ、その結果、ソフトフォーカス撮影や
多重撮影時等には、第５図に示すようにフィルム余白に
識別マークＭが写し込まれる。なお第５図中、FI1,FI2
は各駒の撮影情報記憶領域を示すものである。
識別マークの有無にかかわらずフィルム全体を現像し、
現像されたネガフィルムによって識別マークの有無を検
出し、識別マークがある駒については撮影画像の状態に
かかわらず必ずプリントするようにする。プリントを自
動的に行なう場合にも、識別マークＭがあれば撮影画像
の状態に拘らず強制的にプリントするようにできる。以
下、第１図（ｂ）および第４図によりこの種のプリント
装置について説明する。
現像されたネガフィルムによって識別マークの有無を検
出し、識別マークがある駒については撮影画像の状態に
かかわらず必ずプリントするようにする。プリントを自
動的に行なう場合にも、識別マークＭがあれば撮影画像
の状態に拘らず強制的にプリントするようにできる。以
下、第１図（ｂ）および第４図によりこの種のプリント
装置について説明する。
第１図（ｂ）はこのプリント装置の概略構成を示し、周
知のプリント装置本体21にはCPUなどを制御回路22が接
続され、この制御回路22に、撮影情報判定装置23と、識
別マーク検出装置24と、識別マーク記録装置25とが接続
される。
知のプリント装置本体21にはCPUなどを制御回路22が接
続され、この制御回路22に、撮影情報判定装置23と、識
別マーク検出装置24と、識別マーク記録装置25とが接続
される。
プリント装置本体21は、光源と、フィルム給送装置と、
レンズと、印画紙給送装置とを有し、フィルム上の被写
体に関する撮影情報を光源の光によって印画紙に焼き付
ける。フィルムおよび印画紙は自動的に給送される。撮
影情報判定装置23は、フィルム上の撮影情報の状態、例
えば露出値がアンダー過ぎるかオーバー過ぎるかなどに
基づいてその適否を判定する。識別マーク検出装置24
は、上述した識別マークＭの有無を検出する。識別マー
ク記録装置25は、識別マーク有りが検出されたフィルム
を焼き付けた印画紙の端に例えば「・」マークを記録す
る。つまり印画紙に「・」マークがついている写真は、
多重露光や流し撮りの写真であるから、焼き付けた後に
不適正な写真として排除されないようにする。
レンズと、印画紙給送装置とを有し、フィルム上の被写
体に関する撮影情報を光源の光によって印画紙に焼き付
ける。フィルムおよび印画紙は自動的に給送される。撮
影情報判定装置23は、フィルム上の撮影情報の状態、例
えば露出値がアンダー過ぎるかオーバー過ぎるかなどに
基づいてその適否を判定する。識別マーク検出装置24
は、上述した識別マークＭの有無を検出する。識別マー
ク記録装置25は、識別マーク有りが検出されたフィルム
を焼き付けた印画紙の端に例えば「・」マークを記録す
る。つまり印画紙に「・」マークがついている写真は、
多重露光や流し撮りの写真であるから、焼き付けた後に
不適正な写真として排除されないようにする。
次に第４図に示すプリント時の処理手順について説明す
る。
る。
まずステップS31において、プリントするフィルムおよ
び新しい印画紙を適所に給送する。この位置で、撮影情
報判定装置23によりフィルム上に記録されている被写体
に関する撮影情報が適正か否かを判定する（ステップS3
2）。また、識別マーク検出装置24によりフィルム余白
の識別マークＭの有無を検出する（ステップS33）。多
重露光撮影や露出補正撮影、あるいは天体写真などのフ
ィルムが撮影情報判定装置23で不適正と判定されるとス
テップS33に進む。ステップS33で識別マーク検出装置24
により識別マーク無しが検出されるとプリントせずにス
テップS36に進む。ステップS33で識別マーク検出装置24
により識別マーク有りが検出されると、ステップS34で
識別マーク記録装置25を駆動し、印画紙の隅に「特殊写
真であること」を示す識別マーク「・」を記録した後、
ステップS35でフィルム上の撮影情報を印画紙に焼き付
ける。ステップS32で適正と判定されたときには、直ぐ
にこのステップS35に進み、プリントが行なわれる。そ
して、ステップS36では、全駒のプリントが終了したか
否かを判定し、肯定されるとエンドに進み、否定される
とこのステップS36が否定されるまで上述のステップS31
〜S35を繰り返す。
び新しい印画紙を適所に給送する。この位置で、撮影情
報判定装置23によりフィルム上に記録されている被写体
に関する撮影情報が適正か否かを判定する（ステップS3
2）。また、識別マーク検出装置24によりフィルム余白
の識別マークＭの有無を検出する（ステップS33）。多
重露光撮影や露出補正撮影、あるいは天体写真などのフ
ィルムが撮影情報判定装置23で不適正と判定されるとス
テップS33に進む。ステップS33で識別マーク検出装置24
により識別マーク無しが検出されるとプリントせずにス
テップS36に進む。ステップS33で識別マーク検出装置24
により識別マーク有りが検出されると、ステップS34で
識別マーク記録装置25を駆動し、印画紙の隅に「特殊写
真であること」を示す識別マーク「・」を記録した後、
ステップS35でフィルム上の撮影情報を印画紙に焼き付
ける。ステップS32で適正と判定されたときには、直ぐ
にこのステップS35に進み、プリントが行なわれる。そ
して、ステップS36では、全駒のプリントが終了したか
否かを判定し、肯定されるとエンドに進み、否定される
とこのステップS36が否定されるまで上述のステップS31
〜S35を繰り返す。
なお以上では、フィルムの余白に識別マークＭを記録し
たが、フィルムパトローネにメモリ部を設け、そこに識
別マークＭに代えてデジタルコードの識別データを記憶
したり、フィルムとは別のメモリカードのような記憶媒
体に識別データを記憶してもよい。この場合、プリント
時などにおいては、フィルムとパトローネやメモリカー
ドとを対応させて各種情報を読み取るようにする必要が
ある。
たが、フィルムパトローネにメモリ部を設け、そこに識
別マークＭに代えてデジタルコードの識別データを記憶
したり、フィルムとは別のメモリカードのような記憶媒
体に識別データを記憶してもよい。この場合、プリント
時などにおいては、フィルムとパトローネやメモリカー
ドとを対応させて各種情報を読み取るようにする必要が
ある。
また以上では、銀塩フィルムを使用する通常のスチール
カメラとその現像フィルムをプリントする装置について
説明したが、これに限定されず、例えば撮影によって得
られた撮影情報をフロッピーディスクに記憶させる電子
スチールカメラと、この記憶された撮影情報をハードコ
ピーとして出力するプリンタや、CRTなどの画面にて可
視化するディスプレイ装置にも本考案を適用できる。こ
の場合、撮影情報記憶媒体および識別データ記憶媒体と
してのフロッピーディスクに各駒の撮影情報および識別
データを記録し、プリントタやディスプレイ側で撮影情
報の適正を判断するとともに識別データの有無を判定す
る。
カメラとその現像フィルムをプリントする装置について
説明したが、これに限定されず、例えば撮影によって得
られた撮影情報をフロッピーディスクに記憶させる電子
スチールカメラと、この記憶された撮影情報をハードコ
ピーとして出力するプリンタや、CRTなどの画面にて可
視化するディスプレイ装置にも本考案を適用できる。こ
の場合、撮影情報記憶媒体および識別データ記憶媒体と
してのフロッピーディスクに各駒の撮影情報および識別
データを記録し、プリントタやディスプレイ側で撮影情
報の適正を判断するとともに識別データの有無を判定す
る。
このように、本発明は、撮影情報を可視化するための各
種装置に適用できる。
種装置に適用できる。
F.考案の効果 本考案によれば、ある条件に応じて例えば「必ずプリン
トすること」を示す識別データがフィルムの余白に記録
されるから、意図的に二重写ししたり露出をアンダーに
したフィルムであることが判別できる。この結果、印画
紙に焼き付ける等の手段により撮影情報を可視化する
際、誤ってそれらのフィルムを排除するおそれがない。
一方、プリント装置などの可視化像として出力する装置
においては、上述した識別データを検出したときは、記
憶媒体上の撮影情報が不適正であり一般的には可視化す
る対象から排除されるものでも必ず可視化される。
トすること」を示す識別データがフィルムの余白に記録
されるから、意図的に二重写ししたり露出をアンダーに
したフィルムであることが判別できる。この結果、印画
紙に焼き付ける等の手段により撮影情報を可視化する
際、誤ってそれらのフィルムを排除するおそれがない。
一方、プリント装置などの可視化像として出力する装置
においては、上述した識別データを検出したときは、記
憶媒体上の撮影情報が不適正であり一般的には可視化す
る対象から排除されるものでも必ず可視化される。
第１図〜第５図は本考案の一実施例を説明するもので、
第１図（ａ）がカメラの全体構成を示す図、第１図
（ｂ）がプリント装置の全体構成を示す図、第２図およ
び第３図がカメラ側の処理手順を示すフローチャート、
第４図がプリント装置側の処理手順を示すフローチャー
ト、第５図が現像済みフィルムを示す図である。 1,22:制御回路、2:撮影装置 3:加速度計、4:マーク記録装置 5:露出補正信号出力装置 21:プリント装置本体 23:撮影情報判定装置 24:識別マーク検出装置 25:識別マーク記録装置 M:識別マーク
第１図（ａ）がカメラの全体構成を示す図、第１図
（ｂ）がプリント装置の全体構成を示す図、第２図およ
び第３図がカメラ側の処理手順を示すフローチャート、
第４図がプリント装置側の処理手順を示すフローチャー
ト、第５図が現像済みフィルムを示す図である。 1,22:制御回路、2:撮影装置 3:加速度計、4:マーク記録装置 5:露出補正信号出力装置 21:プリント装置本体 23:撮影情報判定装置 24:識別マーク検出装置 25:識別マーク記録装置 M:識別マーク
Claims (4)
- 【請求項１】撮影情報記憶媒体上に被写体に関する撮影
情報を記録する撮影手段と、所定の撮影条件を満たすか
否かを判定する判定手段と、 この判定手段によって前記所定の撮影条件を満たすと判
定されると、前記撮影情報が必ず可視化出力されるよう
に前記撮影情報の可視化出力を示す識別情報を撮影情報
記憶媒体上の各駒と対応させて前記撮影情報記憶媒体上
に記録する記録手段とを備えることを特徴とする識別情
報を記録可能なカメラ。 - 【請求項２】請求項１に記載された識別情報を記録可能
なカメラにおいて、 前記記録手段は、撮影者から指示されると、撮影条件に
拘らず前記識別情報を記録することを特徴とする識別情
報を記録可能なカメラ。 - 【請求項３】請求項１または２に記載された識別情報を
記録可能なカメラにおいて、前記所定の撮影条件は、ソ
フトフォーカスフィルタを使用する場合、流し撮りをす
る場合、多重露光撮影を行う場合および露出補正を行う
場合のうち少なくとも一つを満たす場合であることを特
徴とする識別情報を記録可能なカメラ。 - 【請求項４】撮影済みの前記撮影情報記憶媒体の名駒の
撮影情報を可視化する可視化手段と、 前記撮影情報記憶媒体の各駒と対応させて前記識別情報
記憶媒体に記録される前記識別情報の有無を検出する検
出手段と、 前記撮影情報記憶媒体の撮影情報が適正か否かを判定す
る判定手段と、 この判定手段で不適性と判定されかつ前記検出手段で前
記識別情報無しが検出されている駒の撮影情報の可視化
を禁止し、不適性と判定されても前記識別情報有りが検
出されている駒の撮影情報の可視化は許容する可視化制
御手段とを具備することを特徴とするカメラの撮影情報
を可視化するための情報出力装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988088624U JPH0738910Y2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | 識別情報を記録可能なカメラおよびカメラの撮影情報を可視化するための情報出力装置 |
| US08/783,998 US5710951A (en) | 1988-07-04 | 1997-01-15 | Photograph information recording apparatus capable of recording reproduction control information and reproducing apparatus for reproducing photograph information on the basis of said reproduction control information |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988088624U JPH0738910Y2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | 識別情報を記録可能なカメラおよびカメラの撮影情報を可視化するための情報出力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0210531U JPH0210531U (ja) | 1990-01-23 |
| JPH0738910Y2 true JPH0738910Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31313184
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988088624U Expired - Lifetime JPH0738910Y2 (ja) | 1988-07-04 | 1988-07-04 | 識別情報を記録可能なカメラおよびカメラの撮影情報を可視化するための情報出力装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5710951A (ja) |
| JP (1) | JPH0738910Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6219129B1 (en) * | 1997-09-11 | 2001-04-17 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Print system |
| JP2002281303A (ja) * | 2001-03-19 | 2002-09-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像処理装置、方法及び記録媒体 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60145428U (ja) * | 1984-03-09 | 1985-09-27 | コニカ株式会社 | 写真フイルム |
| US4652104A (en) * | 1985-06-11 | 1987-03-24 | Eastman Kodak Company | Pseudo format camera with zoom finder |
| US4780735A (en) * | 1985-08-29 | 1988-10-25 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Photographic camera |
| JPH0740113B2 (ja) * | 1985-10-31 | 1995-05-01 | ミノルタ株式会社 | プリント枚数情報記録装置 |
| US4728978A (en) * | 1986-03-07 | 1988-03-01 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Photographic camera |
-
1988
- 1988-07-04 JP JP1988088624U patent/JPH0738910Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1997
- 1997-01-15 US US08/783,998 patent/US5710951A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5710951A (en) | 1998-01-20 |
| JPH0210531U (ja) | 1990-01-23 |
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