JPH0660570U - 屈曲式単線固定循環式索道 - Google Patents

屈曲式単線固定循環式索道

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Publication number
JPH0660570U
JPH0660570U JP243093U JP243093U JPH0660570U JP H0660570 U JPH0660570 U JP H0660570U JP 243093 U JP243093 U JP 243093U JP 243093 U JP243093 U JP 243093U JP H0660570 U JPH0660570 U JP H0660570U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
bending
cableway
pulley
gripping
Prior art date
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Pending
Application number
JP243093U
Other languages
English (en)
Inventor
雄一 相良
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kajima Corp filed Critical Kajima Corp
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Publication of JPH0660570U publication Critical patent/JPH0660570U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤを屈曲して配置する。 【構成】 握索部6の両側に相互に隙間を設けて複数の
ディスタンス金具13〜16をワイヤ5に固定し、握索
部6の握索端部7に対向する側の端部8側のディスタン
ス金具13〜16の端部13b〜16bを握索部8側か
ら順次ワイヤ5側に接近させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スキー場、遊園地等で人、物を搬送する屈曲式単線固定循環式索道 に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常の固定循環式索道は図7及び図8に示すように、一対の滑車1、2に巻回 されたワイヤ5に外側から握索部6を固定し、その握索部6にアーム9を介して 搬器10を吊設している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、地形上や障害物等の理由で、ワイヤ5を屈曲させて設置する必要があ る。その際、図9に示すように、屈曲箇所に一対の屈曲用滑車3、4を屈曲箇所 の内側からワイヤ5に当接するように配設すると、内方の滑車4に握索部6の握 索端部7に対向する端部8が干渉する不具合が生じる。したがって、従来の軌道 は図7に示すように、ワイヤ5を直線にしか配置することができなかった。
【0004】 本考案は、ワイヤを屈曲して配置した屈曲式固定循環式索道を提供することを 目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、一対の屈曲用滑車によりワイヤを屈曲した索道の該ワイヤに 外側から固定された握索端部に対向する側に突出端部が形成され下方にアームを 介して搬器を吊設した握索部の両側方に、相互に隙間を設けて複数のディスタン ス金具を前記ワイヤに固定し、これらのディスタンス金具の前記突出端部側のそ れぞれの端部を、前記突出端部側から側方に向けて順次前記ワイヤ側に接近させ ている。
【0006】 上記アームの両側に一対のガイドローラを設け、内方の屈曲用滑車のワイヤ下 方に、前記ガイドローラをガイドする一対のガイドレールを設けるのが好ましい 。
【0007】
【作用】
上記のように構成された屈曲式単線固定循環式索道において、握索部が屈曲用 滑車に接近すると、ワイヤからの距離が最短である先行ディスタンス金具から順 次ディスタンス金具が前記滑車に当接し、ワイヤを該滑車から遠ざけ、前記滑車 を握索部の突出端部で通過させる。この際、ガイドレールは、ガイドローラを支 持し、搬器等の垂直荷重により握索部がワイヤから脱落するのを防止する。
【0008】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0009】 なお、これらの図面において、図9に対応する部分については、同じ符号を付 して重複説明を省略する。
【0010】 図1ないし図4において、握索部6のワイヤ5を把持固定した握索端部7の外 側形状は、屈曲用滑車3の溝部3aに係合する形状に形成され、握索端部7に対 向する側には、把持スプリングSを収めた端部8が突設されている。この握索部 6の両側には、複数(図示の例では4個)のディスタンス金具13、14、15 及び16が相互に隙間を設けてワイヤ5に固設されている。それらの金具13〜 16の握索端部13a〜16aの外側形状は、前記握索端部7と同様に形成され 、握索端部13a〜16aに対向する端部13b〜16bは、握索部6の端部8 側から側方に順次ワイヤ5に接近するように、すなわち短くなるように形成され 、外側形状は屈曲用滑車4の溝部4aに係合する形状に形成されている。
【0011】 他方、搬器10のアーム9の上部には、一対のガイドローラ11が設けられ、 内側の屈曲用滑車4のワイヤ5側の下方には、ガイドローラ11、11をガイド する一対のガードレール12が設けられている。そのガイドレール12、12の 平面形状は図3に示すように、図示の例ではワイヤ5が滑車4により直角に屈曲 される場合は、屈曲位置Aから充分に離れた位置すなわち滑車4の直交する直径 の位置A1からA4までが好ましい。なお、図示はしないが、基点側の滑車1及 び終点側の滑車2(図9)にも、ガイドレール12、12と実質的に同様な平面 形でU字状のフレームが設けられている。
【0012】 次に、作用について説明する。
【0013】 索道を運転すると、ワイヤ5と共に握索部6が移動して搬器10を搬送する。 そして、握索部6が内側の屈曲用滑車4に接近すると、ガイドローラ11、11 が位置A1においてガイドレール12、12にガイドされる。次いで、位置A2 において、先頭の長さが最短のディスタンス金具16の端部16bが滑車4の溝 部4aに当接する。次いで、逐次、ディスタンス金具15〜13の端部15b〜 13bが溝部4aに当接するに従い、ディスタンス金具15〜13によりワイヤ 5が滑車4から離され、位置Aにおいて、握索部6の端部8が溝部4aに当接し 、ワイヤ5の滑車4からの離れが最大になる(図4、図5)。次いで、端部8が 位置Aを通過したのちは、前述と逆の動作で、後行のディスタンス金具16が位 置A3において、溝部4aから離れ、位置A4において、ガイドローラ11、1 1がガイドレール12、12から離れる。このように、握索部6は、両側に設け られたディスタンス金具13〜16でワイヤ5が滑車4から離されることにより 、滑車4をスムーズに通過することができる。この際、ガイドレール12、12 はガイドローラ11、11を介して搬器10などの垂直荷重を支持し、握索端部 7がワイヤ5から脱落するのを防止する。また、滑車3においては図6に示すよ うに、握索部6は握索端部7が溝部3aに当接しながら通過するのは、従来と同 じである。なお、滑車1、2については、滑車3についてと同じである。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、ワイヤを屈曲して配置し た単線固定循環式索道を提供し、スキー場や遊園地等の地形や障害物等に対処す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部の上面図。
【図2】図1の握索部を示す斜視図。
【図3】内側の屈曲用滑車回りの上面図。
【図4】図3のX矢視図。
【図5】内側の屈曲用滑車回りの側面図。
【図6】外側の屈曲用滑車回りの側面図。
【図7】従来の単線固定循環式索道の一例を示す斜視
図。
【図8】図7の握索部回りを示す図面。
【図9】本考案が実施される屈曲式の単線固定循環式索
道を説明する斜視図。
【符号の説明】
1、2・・・滑車 3、4・・・屈曲用滑車 3a、4a・・・溝部 5・・・ワイヤ 6・・・握索部 7、13a〜16a・・・握索端部 8、13b〜16a・・・端部 9・・・アーム 10・・・搬器 11・・・ガイドローラ 12・・・ガイドレール 13〜16・・・ディスタンス金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の屈曲用滑車によりワイヤを屈曲し
    た索道の該ワイヤに外側から固定された握索端部に対向
    する側に突出端部が形成され下方にアームを介して搬器
    を吊設した握索部の両側方に、相互に隙間を設けて複数
    のディスタンス金具を前記ワイヤに固定し、これらのデ
    ィスタンス金具の前記突出端部側のそれぞれの端部を、
    前記突出端部側から側方に向けて順次前記ワイヤ側に接
    近させたことを特徴とする屈曲式単線固定循環式索道。
JP243093U 1993-02-03 1993-02-03 屈曲式単線固定循環式索道 Pending JPH0660570U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP243093U JPH0660570U (ja) 1993-02-03 1993-02-03 屈曲式単線固定循環式索道

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP243093U JPH0660570U (ja) 1993-02-03 1993-02-03 屈曲式単線固定循環式索道

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0660570U true JPH0660570U (ja) 1994-08-23

Family

ID=11529053

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP243093U Pending JPH0660570U (ja) 1993-02-03 1993-02-03 屈曲式単線固定循環式索道

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JP (1) JPH0660570U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56131455A (en) * 1980-03-18 1981-10-15 Nippon Kokan Kk Aerial transporter
JPS5816934U (ja) * 1981-07-21 1983-02-02 株式会社東芝 デイジタルアナログ変換回路

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56131455A (en) * 1980-03-18 1981-10-15 Nippon Kokan Kk Aerial transporter
JPS5816934U (ja) * 1981-07-21 1983-02-02 株式会社東芝 デイジタルアナログ変換回路

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