JPS6129561Y2 - - Google Patents

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JPS6129561Y2
JPS6129561Y2 JP1981141930U JP14193081U JPS6129561Y2 JP S6129561 Y2 JPS6129561 Y2 JP S6129561Y2 JP 1981141930 U JP1981141930 U JP 1981141930U JP 14193081 U JP14193081 U JP 14193081U JP S6129561 Y2 JPS6129561 Y2 JP S6129561Y2
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JP
Japan
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rope
rope gripping
gripping machine
bending
pulley
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JP1981141930U
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JPS57108471U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はリフトの屈曲運行装置に関する。
単線循環式リフトにおいては索条線路は原動滑
車と緊急滑車に巻きつけ駆動される。そしてこの
ようなリフトにおいて地形その他の条件から、線
路を屈曲線路とする要請がある場合に、線路凸側
屈曲(以下外側屈曲とする)は大径の屈曲滑車を
配設し、または小径の受索輪を屈曲線路に沿つて
複数個配設することによつて容易に目的を達する
ことができる。これに対し線路凹側屈曲(以下内
側屈曲とする)においては、張架した索条の張力
による屈曲の分力を支持する滑車の受索溝部を、
索条の循環外側に取付けた握索機が通過し得るよ
うにしなければならないために、内側屈曲部の設
計には構造上の制約が存する。このため従来から
内側屈曲を行うために立体交叉を行う設計とした
り、また同一平面上で屈曲を行う方法も種々提案
されているが、いずれも装置が大規模かつ複雑と
なるなどの欠点があつた。
この考案は簡易な手段を用いて、安全かつ確実
に内側屈曲を行わせることができる屈曲運行装置
を提供することを目的とするものである。
以下、この考案の詳細を一実施例を示す図面に
ついて説明する。
第1図に平面図で示すように、単線循環式リフ
トの索条1が原動滑車2及び緊張滑車3に巻きつ
け駆動されて走行し、外側屈曲部4は屈曲線に沿
つて配置された複数の受索輪5によつて外側へ屈
曲されている。内側屈曲部6はこの考案の一実施
例に係る大滑車7によつて屈曲されている。第2
図に示すように、大滑車7は鉛直面8とθ(0゜
<θ<90゜)の角度で傾斜する仮想の平面9に含
まれており、かつ索条1の水平面に対する投影角
がβ(β>0゜)となつている。水平線と索条の
勾配をγ、傾斜する大滑車7の索条屈折角をαと
すると、βとθとγの関係式は β=sin-1(tanγ・tanθ) で表わされる。したがつてθを一定とし、βが与
えられると索条勾配γを求めることができる。故
に大滑車7への索条の入射勾配によつて屈曲角β
を得ることができる。このようにして、索条の屈
曲を達成することができるが、この屈曲部に後述
の握索機を大滑車の支障とならないように通過さ
せるために後述のプレスレールその他の構成を採
るのであつて、その具体的構成は第3図以下に示
されている。
すなわち第3図に示すように、大滑車7は支持
構造体10に軸11を介して回転可能に支持され
ており、大滑車7は索条1を押している。索条1
には握索機12が固定支持されており、握索機1
2には座席体13を有する搬器14が支持されて
いる。大滑車7にほぼ沿つて位置するプレスレー
ル15が支持構造体10に固定支持されており、
一方、握索機12の端部にはプレスローラー16
が回転可能に枢着されており、索条1の走行にと
もなつて握索機12が内側屈曲部6を通過する際
には握索機12のプレスローラー16がプレスレ
ール15に接触して押し下げられ、大滑車7を通
過するのに支障がないように握索機12が変位す
る。
握索機12は第4図及び第5図に詳細に示され
ている。すなわち、握索機12は大体並行して位
置するロングクリツプ17とシヨートクリツプ1
8とを備えており、ロングクリツプ17の先端の
握子19とシヨートクリツプ18の先端の握子2
0とが協働して索条1を把握する。ロングクリツ
プ17の先端21にはその長手方向にロツド22
がねじ込まれ、シヨートクリツプ18の後端23
がこのロツド22に支持されている。このシヨー
トクリツプ18の後端23とロツド22の頭部2
4によつて、ばね受座25及び26で支持した圧
縮ばね27を挾持し、圧縮ばね27の復元力によ
つて索条を強固に把握する。ここで特に注意すべ
きことは握索機12がプレスローラー16を備え
ていることである。プレスローラー16はシヨー
トクリツプ18の外縁よりもわずかに外側に突出
するような大きさをなし、ばね受座25に遊転可
能に枢着されている。ただし、プレスローラー1
6はプレスレール15に案内されて握索機12を
変位させるためのものであるから、この機能を持
つ限り、その大きさ及び取り付け位置は図示のも
のに限られないのは勿論である。ロングクリツプ
17はリフト用搬器14が支持されている。
このように構成された握索機12は索条1に固
定され索条1の走行とともに移動することができ
る。線路の直線部分においては、握索機12は水
平に位置するが、線路の内側屈曲部においては、
そこに位置する大滑車7に握索機12のシヨート
クリツプ18の上面が衝突して、握索機12が大
滑車7を通過する障害となり得る。そこで第3図
及び第6図に示すように大滑車7にほぼ沿つてプ
レスレール15が配設され、握索機12が内側屈
曲部に接近するにつれて握索機12のプレスロー
ラー16がプレスレール15に転動係合して押し
下げられ、これによつて握索機12が変位する。
第6図中16′はプレスレール15にプレスロー
ラー16が転動係合し始めてプレスレール15に
よる拘束が開始した状態のプレスローラーを示
し、16″はその拘束が最も大きくなつた状態を
示し、かつ16はその拘束が終了する際の状態
を示す。プレスレール15からの拘束が最も大き
くなつた状態では、第5図に示すように、握索機
12は大滑車7を含む平面に対して略直角に位置
し、握索機12が大滑車7を通過するのに何等の
障害もない。
一方、以上説明した構成によつて、内側屈曲部
において握索機12は大滑車7を通過するのに支
障とならないように変位するのであるが、握索機
12が変位しても搬器14における座席13は常
に水平位置を保たなければならないので、このた
めの考慮が別に必要である。
すなわち第7図に示すように、搬器14は支持
体28と座席13を備えており、支持体28はそ
れぞれ長尺の第1部分29と第2部分30とから
成つている。第1部分29の上端部は握索機12
の回転可能に懸垂支持されており、かつその下端
部は軸31を介して第2部分30と回転可能に連
結している。したがつて、第2部分30は第1部
分29の下端部に懸垂支持されていることにな
る。軸31は第1部分29と握索機12との回転
中心軸の方向に対して直角な方向に設けられてい
る。このように構成された搬器14においては、
第8図に示すように、線路の内側屈曲部において
プレスレール15にプレスローラー16が押し下
げられることによつて、握索機12が索条1を中
心として時計方向に回転変位し、したがつて支持
体28の第1部分29も時計方向に変位するが、
第2部分は常に自重によつて鉛直に懸垂して位置
を保ち、したがつて座席13の方向も変らない
(第8図中14′は搬器の変位前の状態を示し、1
4″は変位後の状態を示す)。
以上の説明から明らかな通り、この考案によれ
ば大規模な構造や複雑な作動部をもつ特殊な屈曲
滑車類を使用せず、1個の大滑車も特定の平面内
に配置することによつて線路の内側屈曲部を容易
に形成することができ、また、プレスローラーと
プレスレールが協働して握索機を変位させること
により、握索機及び搬器が線路の内側屈曲部を通
過する場合に、大滑車と干渉を生ずることなく、
あたかも直線の線路を通過するように自然の状態
で走行させることができる。さらに必要な設備は
比較的構造が簡単で、したがつて信頼性が高く、
特殊な構造を用いた場合のような故障のおそれも
なく、かつ安価である。
【図面の簡単な説明】
第1図は屈曲運行方法を示す平面説明図、第2
図はこの考案に係る屈曲運行装置の内側屈曲部に
おける大滑車と索条の屈折径路の基本的関係を示
す斜視図、第3図は内側屈曲装置の斜視図、第4
図は屈曲用握索機を示す断面図、第5図は屈曲用
大滑車を屈曲用握索機が通過するときの状態を示
す説明図、第6図は屈曲用大滑車及びプレスレー
ルと屈曲用握索機の進行経過を順に略示した説明
図、第7図Aは屈曲用搬器を示す正面図、第7図
Bは屈曲用搬器を示す側面図、第8図は屈曲用大
滑車を屈曲用搬器が通過するときの状態を示す説
明図である。 1……索条、2……原動滑車、3……緊張滑
車、7……大滑車、12……握索機、14……搬
器、15……プレスレール、16……プレスロー
ラー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 起点と終点を循環する単線式リフトの索道の凹
    側屈曲点において、鉛直面とθ (0゜<θ<90゜)の角度をなして傾斜する仮
    想の平面に含まれていて前記索道の水平面への投
    影角がβ(β>0゜)となるように前記索条を屈
    曲させる滑車と、前記滑車にほぼ沿つて配置した
    プレスレールと、及び前記プレスレールによつて
    屈曲案内される搬器組体とからなり、前記搬器組
    体は前記索条を握索する握索機と、前記握索機か
    ら懸垂している搬器とからなり、前記握索機には
    前記プレスレールに押圧されて案内されて前記握
    索機を変位させるプレスローラーを遊転自在に枢
    着して取り付けており、前記搬器は前記握索機に
    前記懸垂する支持体と前記支持体の下端に取付け
    られている座席とを有し、前記支持体は上方の第
    1の部分と下方の第2の部分とが前記索条にほぼ
    平行をなすピンによつて回転変位可能に連結され
    ていることを特徴とするリフトの屈曲運行装置。
JP1981141930U 1981-09-24 1981-09-24 Expired JPS6129561Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981141930U JPS6129561Y2 (ja) 1981-09-24 1981-09-24

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JP1981141930U JPS6129561Y2 (ja) 1981-09-24 1981-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57108471U JPS57108471U (ja) 1982-07-05
JPS6129561Y2 true JPS6129561Y2 (ja) 1986-09-01

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ID=29934990

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS522189U (ja) * 1975-06-23 1977-01-08

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5016378Y2 (ja) * 1972-03-01 1975-05-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS522189U (ja) * 1975-06-23 1977-01-08

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JPS57108471U (ja) 1982-07-05

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