JP4577277B2 - 磁石式通線具 - Google Patents

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Description

この発明は、メッセンジャーワイヤ等の親線に沿って押込み又は牽引される磁石式通線具に関するものである。
従来、図8に示すように、光ケーブルワイヤ50は、電柱間に通した、鋼より線から成るメッセンジャーワイヤ51に巻き付けたスパイラルハンガー52の中に通して、メッセンジャーワイヤ51に吊り下げられている。この線路に、さらに光ケーブルワイヤを増設する必要が生じた場合であって、これらの既設の光ケーブルワイヤが吊り下げられているスパイラルハンガー52内に通線スペースがある場合、このスパイラルハンガー52内に新設の光ケーブルワイヤを通す。
この場合、図9に示すように、三本の弾力性のあるガイドを略楕円球状に設けたほぼ矢の形状のラクビーシャトル53の後端に、一定の剛性がありかつある程度フレキシブルなリードワイヤ54の一端を接続して、当該リードワイヤ54を押しながら図10に示すように、上記ハンガー52内にラクビーシャトル53を押込み、当該ラクビーシャトル53が到達端に達したら、このリードワイヤの後端に光ケーブルワイヤを接続して、当該リードワイヤ53を到達側から引っ張り、光ケーブルワイヤを電柱間に通している。
特開平11−89030公報
しかしながら、図10に示すように、上記スパイラルハンガー52内の光ケーブルワイヤ50が既に数条入っている場合、これらの光ケーブルワイヤ50が途中で撚れて延線され、図10の点線で示す位置に来てしまっていることがあり、上記ラクビーシャトル53が入るスペースが小さくなっていることがある。また、メッセンジャーワイヤ51には、分岐線用の引き留め具等の障害物が付いており、このような箇所でもスペースが小さくなることがある。このような箇所でラクビーシャトル53は当該スパイラルハンガー52の外へはずれしまうおそれがある。これらの場合、通線はうまく行かず、修復に極めて手間がかかる。
そこで、この発明は、この様にスパイラルハンガー内で既設の光ケーブルワイヤが撚れるなどして通線スペースが小さくなっている場合においても、確実にスパイラルハンガー内を通線でき、さらにこの様なスパイラルハンガー内に限らず、メセンジャーワイヤー等の親線に沿って確実に、また、当該親線の外周に引き留め具等の障害物があっても通線可能な通線具を提供し、上記課題を解決しようとするものである。
請求項1の発明は、親線に沿って走行する通線具において、フレームの前後に一定間隔をあけて、上記親線を走行可能なローラを回転自在に設け、これらのローラの間の上記のフレームに永久磁石を備えた台車を設け、当該台車は上記永久磁石の磁力により上記親線に付着、垂下し、かつ上記二つのローラで上記親線沿って走行可能とし、この台車を少なくとも二台設け、前方の台車の後端部と後方の台車の前端部をピンにより回転自在に接続し、隣接する台車相互が、一方の台車に対し他方の台車が上記ピンを中心に上方に回転付勢されるバネを設け、後端部の台車の後端にリードワイヤの一端を接続する接続部を設けた、磁石式通線具とした。
請求項2の発明は、親線に沿って走行する通線具において、フレームの前後に一定間隔をあけて、上記親線を走行可能なローラを回転自在に設け、これらのローラの間の上記フレームに永久磁石を備えた台車を設け、当該台車は上記永久磁石の磁力により上記親線に付着、垂下し、かつ上記二つのローラで上記親線に沿って走行可能とし、この台車を少なくとも二台設け、前方の台車の後端部と後方の台車の前端部との間に設けた接続フレームの前後で夫々ピンにより各台車と接続フレームとを回転自在に接続し、前方の台車の後端部と後方の台車の前端部に夫々両端を固定し、上記接続フレームの上記ピンの上方に位置するようにバネを設け、当該バネにより隣接する台車相互が、一方の台車に対し他方の台車が上記ピンを中心に上方に回転付勢されるよう構成し、後端部の台車の後端にリードワイヤの一端を接続する接続部を設けた、磁石式通線具とした。
請求項3の発明は、上記台車に備えた永久磁石を上記親線から離して設けた、上記請求項1又は2に記載の磁石式通線具とした。また、請求項4の発明は、複数の台車の少なくとも先頭の台車の先端に、前方に行くに従って、上記親線から離れる方向に上縁が傾斜したガイド部を有する、上記請求項1、2及び3のいずれかに記載の磁石式通線具とした。また、請求項5項の発明は、上記各台車が進行方向に対して直角な方向の両側で重心が傾く重錘を有する、上記請求項1,2、3又は4のいずれかに記載の磁石式通線具とした。
請求項1乃至4の各発明によれば、リードワイヤを押すことにより、当該リードワイヤの先端部に接続された連結台車の各台車は永久磁石によって親線に吸引され、確実に垂下した状態で親線に沿って走行し、親線から外れることなく押し込まれる。従って、当該親線にスパイラルハンガーによって光ケーブルワイヤが数条既に吊り下げられ、通線具が通るスペースが小さい場合であっても、確実に親線に沿って通線できる。
また、上記親線に分岐箇所で引き留め具等の障害物が設けられていても、先頭の台車は当該障害物箇所で親線から、磁力に抗して離れ、親線の下方に曲がるが、当該障害物を越えた箇所で、隣接の台車との接続箇所に設けられたバネの付勢により、上方に回転し、当該台車に設けた永久磁石により、再び親線に吸い付く。そして当該台車に続く台車も同様にして、障害物を越えた時点で、バネの力で上方に回転し、親線に磁力で吸引付着する。このようにして、親線に障害物があってもこれを乗り越えて、通線できる。
また、上記請求項3の発明は、各台車に設けた永久磁石が、親線から離して設けられているため、各永久磁石は常に上記親線と接触せず、接触摩擦抵抗がない。各台車は二つのローラのみが親線と接触し、かつ各ローラが回転するため当該通線具の押込み力は小さくて済む。請求項4の発明は、少なくとも先頭の台車の先端にガイド部を有するため、親線の外周に障害物があった際、当該障害物にガイド部が当たって当該台車はガイドされてスムーズに下方に曲がる。また、請求項5の発明は、当該通線具を親線に沿って押込んだ場合、各台車は、親線の撚り方向に回転するおそれがあり、親線の側面や上面に回り込んでしまう場合がある。しかしながらこの発明では、上記各台車が進行方向に対して直角な方向の両側で重心が傾く重錘を有するため、台車が回り込む方向に重心がずれているため、各台車は親線の側面や上方に回りこむおそれがなく、常に親線に垂下されて進む。
親線に沿って走行する通線具において、フレームの前後に一定間隔をあけて、上記親線を走行可能なローラを回転自在に設け、これらのローラの間の上記フレームに永久磁石を備えた台車を設け、当該台車は上記永久磁石の磁力により上記親線に付着、垂下し、かつ上記二つのローラで上記親線に沿って走行可能とし、この台車を少なくとも二台設け、前方の台車の後端部と後方の台車の前端部をピンにより回転自在に接続し、隣接する台車相互が、一方の台車に対し他方の台車が上記ピンを中心に上方に回転付勢されるバネを設け、後端部の台車の後端にリードワイヤの一端を接続する。このリードワイヤの他端を押して、当該通線具を親線に沿って押込むが、各台車は永久磁石の磁力で親線に吸引され、親線から離れることはない。また、当該親線の外周に障害物が出っ張っていても、そこで、当該台車は下方に曲がるが、当該障害物を通過すると、この台車に続く台車との接続部に設けたバネの力で、上方に回転し、再び親線に吸引され、親線に垂下する。このようにして障害物も乗り越えることが出来るものである。
以下、この発明の実施例1を図に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施例1の通線具の使用状態における正面図、図2は同通線具の平面図、及び図3は同通線具の正面図を示す。台車1は、間隔をあけて相対向して設けた2枚の横長のフレーム2から成る。これらのうちの1枚のフレーム2は、他の1枚のフレームより、太く、重量を重くしている。これらの2枚のフレーム2、2の間に、前後に間隔をあけてローラ3、3を設けている。これらのローラ3、3の間のフレーム2、2の間に、一方のフレーム2の下端から延びた磁石受け板2a上に載った永久磁石4を設けている。また、この台車1の後端は後方のローラ3から延びて、延長部を形成している。
このような構成の台車1を3台設け、隣接した後方の台車1の前端部から延びた2枚の接続フレーム5を、前方の台車1の後端の上記2枚のフレーム2、2の夫々の内側に突出させ、これらの重合部にピン6を通して、2台の台車1相互を回転自在に接続している。そしてこのピン6の外周に2つのバネ7を巻き付け、各バネ7の一端を前方の台車1のフレーム2、2の間に渡したバネ止め棒8の下面に係止し、他端を後方の台車1の接続フレーム5、5の間にわたしたバネ止め棒8の下面に係止し、これにより一方の台車1他方の台車1に対して相互に上記ピン6を中心に上方に回転付勢されている。
上記各台車1の先端は、前方に行くに従って上記親線から次第に離れる方向に上縁が傾斜したガイド部9を形成している。従って、各台車1は中央部が高く、前後端が低い形状となっている。また、後端部の台車1の後端のフレーム2、2の間に渡したピンにより連結ネジ10が回転自在に取り付けられ、当該通線具に接続するリードワイヤの一端を接続する接続部を設けている。
図1はこの実施例1の通線具を鋼より線から成るメッセンジャーワイヤ51に沿って走行させた状態を示す。図示は省略したが、上記後端部の連結ネジ10に上記リードワイヤの一端を接続し、当該リードワイヤの他端を押すことにより、当該通線具は、各台車1の各ローラ3を回転させながら走行する。そして各台車1は、永久磁石4の磁力により上記メッセンジャーワイヤ51の下に垂下した状態で吸引、付着している。また、各永久磁石4は上記メッセンジャーワイヤ51の外周から僅かに離れた状態で設けられている。当該磁石4とメッセンジャーワイヤ51の磁極間に働く力は距離の2乗に反比例し、それぞれの磁極の強さに比例するというクーロンの法則から、これらのメッセンジャーワイヤ51と永久磁石4との間隔(距離)を設定しなければならない。
このように、メッセンジャーワイヤ51と永久磁石4とが離れているため、当該各台車1は、ローラ3のみがメッセンジャーワイヤ51に接触し、他の部材は接触しないため、また、上記離隔のために磁極の強さが調整されるため、当該通線具の上記リードワイヤによる押込みの際も摩擦抵抗が少なく、また、磁力を調整したため磁力抵抗が少なく、押圧力が少なくて済む。また、メッセンジャーワイヤ51は鋼より線のため、当該通線具はより線に沿って回り込み、メッセンジャーワイヤ51の側面や上面に位置してしまうおそれがある。しかしながら、上記実施例1では、2枚のフレーム2の厚みを変えて、回転する方向のフレーム2を他方のフレーム2より重くしてこれを重錘とし、これにより走行方向に対して直角な方向の両側が一方に傾くよう重心をずらしているため、当該通線具は回転せず、常にメッセンジャーワイヤ51の下の位置を維持するようになっている。

また、上記メッテンジャーワイヤ51には、分岐引き留め具等の多種多数の引き留め金具が外周に取り付けられている。このような引き留め金具は、通線具にとって障害物となる。しかしながら、この発明の通線具はこれらの障害物を容易に乗り越え、走行することが出来る。図4はこのようなメッセンジャーワイヤ51の外周に障害物Sがある場合の当該通線具の状態を示す。図示のように各台車1は先端のガイド部9が障害物Sに当たって、障害物Sの下方にガイドされ、これにより先頭の台車1は、後方の隣接する台車1との接続部のピン6を中心に、バネ7の力に抗して、下方に回転する。そして当該障害物Sの下方を通過し終わると、上記バネ7の力により、ピン6を中心に先頭の台車1は上方に回転付勢され、その先端のローラ3がメッセンジャーワイヤ51に当たる。これにより先頭の台車1はメッセンジャーワイヤ51の下に垂下した状態に戻る。そして次の台車1もガイド部9にガイドされて、前方の台車1との接続部のピン6を中心に下方に回転し、障害物Sを乗り越えて、バネ7の力でメッセンジャーワイヤ51の下に戻る。このようにして3台の各台車1は障害物Sを乗り越えて走行する。
次にこの発明の実施例2を図に基づいて説明する。
図5はこの発明の実施例2の通線具の使用状態における正面図、図6は同通線具の平面図を示す。台車11は、間隔をあけて相対向して設けた2枚の横長のフレーム12から成る。これらのうちの1枚のフレーム12は、他の1枚のフレーム12より、太く、重量を重くしている。これらの2枚のフレーム12、12の間に、前後に間隔をあけてローラ13、13を設けている。これらのローラ13、13の間のフレーム12、12の間に、チャネル形状の磁石ケース12aを設け、この磁石ケース12aに永久磁石14を収納している。
このような構成の台車11を2台設け、隣接した前後の台車11の間にチャネル形状の接続フレーム15を設け、この接続フレーム15の前端と後端を各台車11の2枚のフレーム12、12の間に入れて、夫々ピン16で回転自在に接続している。また、この接続フレーム15の中には2条のバネ17、17を設け、各バネ17の一端は前方の台車11の、上記ピン16より前方の2枚のフレーム12の間に渡したバネ止め棒18に係止し、各バネ17の他端は後方の台車11の、上記ピン16より後方の2枚のフレーム12の間に渡したバネ止め棒18に係止し、これにより前後の各台車11は、各ピン16を中心に、接続フレーム15に対して上方に回転付勢されている。また、各バネ止め棒18の中央部には、2条のバネ17を相互に離隔するスペーサ19を設けている。
上記前方の台車11のフレーム12後端は、後方に行くに従って上記親線から次第に離れる方向に上縁が傾斜し、後方の台車11のフレーム12前端及び後端は、後方に行くに従って上記親線から次第に離れる方向に上縁が傾斜している。従って、各台車11は中央部が高く、前後端が低い形状となっている。また、後方の台車11の後端のフレーム12、12の間に渡したピンにより連結ネジ20が回転自在に取り付けられ、当該通線具に接続するリードワイヤの一端を接続する接続部を設けている。
この実施例2の通線具も図5に示すように、メッセンジャーワイヤ51に沿って走行する。そして、図7に示すように、メッセジャーワイヤ51の外周に障害物Sがある場合、各台車11はローラ13が障害物Sに当たって、障害物Sの下方にガイドされ、これにより先頭の台車11は、後方の台車11との間に接続された接続フレーム15の後部のピン16を中心に、バネ17の力に抗して、下方に回転する。そして当該障害物Sの下方を通過し終わると、上記バネ17の力により、上記ピン16を中心に前方の台車11は上方に回転付勢され、その先端のローラ13がメッセンジャーワイヤ51に当たる。これにより前方の台車11はメッセンジャーワイヤ51の下に付着、垂下した状態に戻る。そして後方の台車11も、障害物Sに当たると、自体のフレーム12の前端部にガイドされて、前方の台車11との接続フレーム15の前部のピン16を中心に下方に回転し、障害物Sを乗り越えて、バネ17の力でメッセンジャーワイヤ51の下に戻る。このようにして2台の各台車11は障害物Sを乗り越えて走行する。
この実施例2も上記実施例1と同様の作用をし、メッセンジャーワイヤ51の下方に常に位置して押し込まれていく。また、このように実施例1及び実施例2の通線具は共にメッセンジャーワイヤに沿って確実に走行するため、上記スパイラルハンガー内に既設の光ケーブルワイヤがあり、通線スペースが小さくても、磁力により確実にメッセンジャーワイヤに沿って押し込まれることが出来る。
なお、上記実施例1及び実施例2では当該通線具をメッセンジャーワイヤに沿わせて走行させているが、永久磁石の磁力により吸引する吸磁性体から成る親線であれば、この発明の通線具は使用でき、また、スパイラルハンガーの中への通線に限らず、広く親線に沿って当該通線具を押し込むのに使用できる。
この発明の実施例1の通線具の使用状態における正面図である。 この発明の実施例1の通線具の平面図である。 この発明の実施例1の通線具の正面図である。 この発明の実施例1の通線具の、メッセンジャーワイヤの障害物を乗り越えている使用状態における正面図である。 この発明の実施例2の通線具の使用状態における正面図である。 この発明の実施例2の通線具の平面図である。 この発明の実施例2の通線具の、メッセンジャーワイヤの障害物を乗り越えている使用状態における正面図である。 光ケーブルワイヤがメッセンジャーワイヤにスパイラルハンガーで吊り下げられている状態を示す正面図である。 従来のラクビーシャトルの正面図である。 スパイラルハンガー内に既設の光ケーブルワイヤが通っている状態での従来にラクビーシャトルの使用状態を示す概念図である。
符号の説明
1 台車 2 フレーム
2a 磁石受け板
3 ローラ 4 永久磁石
5 接続フレーム 6 ピン
7 バネ 8 バネ止め棒
9 ガイド部 10 連結ネジ
11 台車 12 フレーム
12a 磁石ケース
13 ローラ 14 永久磁石
15 接続フレーム 16 ピン
17 バネ 18 バネ止め棒
19 スペーサ 20 連結ネジ

Claims (5)

  1. 親線に沿って走行する通線具において、フレームの前後に一定間隔をあけて、上記親線を走行可能なローラを回転自在に設け、これらのローラの間に上記のフレームに永久磁石を備えた台車を設け、当該台車は上記永久磁石の磁力により上記親線に付着、垂下し、かつ上記二つのローラで上記親線沿って走行可能とし、この台車を少なくとも二台設け、前方の台車の後端部と後方の台車の前端部をピンにより回転自在に接続し、隣接する台車相互が、一方の台車に対し他方の台車が上記ピンを中心に上方に回転付勢されるバネを設け、後端部の台車の後端にリードワイヤの一端を接続する接続部を設けたことを特徴とする、磁石式通線具。
  2. 親線に沿って走行する通線具において、フレームの前後に一定間隔をあけて、上記親線を走行可能なローラを回転自在に設け、これらのローラの間の上記フレームに永久磁石を備えた台車を設け、当該台車は上記永久磁石の磁力により上記親線に付着、垂下し、かつ上記二つのローラで上記親線に沿って走行可能とし、この台車を少なくとも二台設け、前方の台車の後端部と後方の台車の前端部との間に設けた接続フレームの前後で夫々ピンにより各台車と接続フレームとを回転自在に接続し、前方の台車の後端部と後方の台車の前端部に夫々両端を固定し、上記接続フレームの上記ピンの上方に位置するようにバネを設け、当該バネにより隣接する台車相互が、一方の台車に対し他方の台車が上記ピンを中心に上方に回転付勢されるよう構成し、後端部の台車の後端にリードワイヤの一端を接続する接続部を設けたことを特徴とする、磁石式通線具。
  3. 上記台車に備えた永久磁石を上記親線から離して設けたことを特徴とする、上記請求項1又は2に記載の磁石式通線具。
  4. 複数の台車の少なくとも先頭の台車の先端に、前方に行くに従って、上記親線から離れる方向に上縁が傾斜したガイド部を有することを特徴とする、上記請求項1、2及び3のいずれかに記載の磁石式通線具。
  5. 上記各台車が進行方向に対して直角な方向の両側で重心が傾く重錘を有することを特徴とする、上記請求項1,2、3又は4のいずれかに記載の磁石式通線具。
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