JPH0660125A - 電子ファイリング装置 - Google Patents

電子ファイリング装置

Info

Publication number
JPH0660125A
JPH0660125A JP4208266A JP20826692A JPH0660125A JP H0660125 A JPH0660125 A JP H0660125A JP 4208266 A JP4208266 A JP 4208266A JP 20826692 A JP20826692 A JP 20826692A JP H0660125 A JPH0660125 A JP H0660125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
files
folder
time
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4208266A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Terai
英夫 寺井
Akira Ito
明 伊藤
Hatsusan Torabarii
ハッサン トラバリー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4208266A priority Critical patent/JPH0660125A/ja
Publication of JPH0660125A publication Critical patent/JPH0660125A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 所望のファイルが属するフォルダ名を把握し
ていなくても、迅速かつ確実にファイルを検索できるう
え検索にかかるユーザの負担を軽減することができる電
子ファイリング装置を提供する。 【構成】 アクセス情報記録部102は各ファイルの最
新アクセス日時を管理テーブル記憶部101に記録し、
最新アクセスファイル判断部104、および最新アクセ
スファイル抽出部105は、一定期間ごとに、最近アク
セスされたファイルだけを特定のフォルダに格納し、フ
ォルダ管理部107、およびデータ表示制御部108
は、検索対象フォルダ指定部106により指定されたフ
ォルダに所属するファイルのデータを記憶装置100か
ら読み出し、図示しないディスプレイに表示する。 【効果】 アクセスされる可能性が高い最近アクセスし
たファイルだけを高速のページめくり表示の対象にでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書や画像のデータを
光磁気ディスク等の記録媒体に蓄積し、所望のデータを
検索して表示させることなどができる電子ファイリング
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光磁気ディスクなどの大容量のメ
ディアを用いて、文書などを例えばイメージ情報として
蓄積する電子ファイリング装置が普及しつつある。この
種の電子ファイリング装置においては、所望のデータを
得ようとする場合、例えば記憶されているデータを高速
に順次表示させるページめくり表示機能を用いて、所望
のデータを検索することができる。
【0003】ところで、上記ページめくり表示機能を用
いて所望のデータが迅速に得られるようにするために
は、検索の対象となるデータの数を小さく抑える必要が
ある。そこで、従来の電子ファイリング装置では、一般
に、登録するデータが格納されるファイルを分類して、
フォルダなどを用いた階層構造で記憶させるようになっ
ている。このように記憶させておけば、データを検索す
る際にフォルダを指定することにより、検索の対象にな
るデータを絞り込むことができる。
【0004】以下、上記のような従来の電子ファイリン
グ装置の具体的な構成を図10に基づいて説明する。図
10において、900は、登録するデータをファイルと
して記憶する記憶装置である。901は、各ファイルご
とに、ファイル名と、そのファイルが所属するフォルダ
のフォルダ名と、記憶装置900における物理的なデー
タの格納場所を示す情報とを保持する管理テーブルであ
る。
【0005】902は、ユーザが、どのフォルダに所属
するファイルを検索の対象とするかを指定する検索対象
フォルダ指定部である。903は、検索対象フォルダ指
定部902により指定されたフォルダに所属するファイ
ルの格納場所を示す情報を管理テーブル記憶部901か
ら順次読み出して出力するフォルダ管理部である。
【0006】904は、フォルダ管理部903から出力
された格納場所を示す情報に基づいて、記憶装置900
からデータを読み出し、図示しないディスプレイに表示
するデータ表示制御部である。また、電子ファイリング
装置には、上記の他に記憶装置900に対するデータの
登録、削除などの機能を実現するための構成要素などが
設けられている。
【0007】前述のように構成された電子ファイリング
装置で、ページめくり表示機能を用いた検索が行われる
際の動作を以下に説明する。 (1)検索対象フォルダ指定部902は、ユーザによっ
て、検索すべきファイルの属するフォルダが指定される
と、そのフォルダを示す情報をフォルダ管理部903に
出力する。
【0008】(2)フォルダ管理部903は、指定され
たフォルダに所属する全てのファイルのデータ格納場所
情報を順次、管理テーブル記憶部901から読み出し、
データ表示制御部904に出力する。 (3)データ表示制御部904は、フォルダ管理部90
3から送られたデータ格納場所情報に基づいて、記憶装
置900に保持されているデータを読み出し、ディスプ
レイに表示する。
【0009】(4)指定されたフォルダに所属する全て
のファイルについて、表示が行われると、検索処理を終
了する。 上記のように、ユーザがフォルダを指定することによ
り、そのフォルダに属するファイルだけが検索の対象と
なるので、ページめくり表示機能を有効に活用して、所
望のデータを容易に検索することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子ファイリング装置では、ユーザが、フォルダ名
の登録ミスや、記憶間違いなどによって、フォルダの指
定を誤ると、所望のファイルを検索することができな
い。この場合、往々にして、多数、または全てのフォル
ダを対象として検索を行うことになり、ユーザの負担が
極端に増大するうえ、ユーザの見落としによって検索に
失敗する可能性も高くなるという問題点を有していた。
【0011】本発明は上記の点に鑑み、所望のファイル
が属するフォルダ名を把握していなくても、迅速かつ確
実にファイルを検索でき、しかも、検索にかかるユーザ
の負担を軽減することができる電子ファイリング装置の
提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、蓄積するデータをファイルとして記憶す
る記憶手段と、ファイルの最新のアクセス時点からの経
過時間が、所定の時間よりも短いファイルをグループ化
するファイル抽出手段と、上記グループ化されたファイ
ルを対象として、ファイルの内容を順次表示させる表示
制御手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】また、さらに、上記ファイル抽出手段が、
ファイルの最新のアクセス時点からの経過時間と比較す
る上記所定の時間を設定する比較時間設定手段を備えた
ことを特徴としている。また、上記ファイル抽出手段
が、ファイルの最新のアクセス時点からの経過時間が所
定の時間よりも短いファイルのうちで、さらに、所定の
ファイル数以下のファイルをグループ化するように構成
されていることを特徴としている。
【0014】また、上記ファイル抽出手段が、グループ
化するファイルをファイルの最新のアクセス時点からの
経過時間に基づいてソートするソート手段を備えている
ことを特徴と特徴としている。
【0015】
【作用】上記の構成により、ファイル抽出手段は、ファ
イルの最新のアクセス時点からの経過時間が、所定の時
間よりも短いファイルをグループ化する。表示制御手段
は、上記グループ化されたファイルを対象として、ファ
イルの内容を順次表示させる。
【0016】また、比較時間設定手段は、上記ファイル
抽出手段がファイルの最新のアクセス時点からの経過時
間と比較する上記所定の時間を設定する。また、上記フ
ァイル抽出手段が、ファイルの最新のアクセス時点から
の経過時間が所定の時間よりも短いファイルのうちで、
さらに、所定のファイル数以下のファイルをグループ化
する。
【0017】また、上記ファイル抽出手段が備えるソー
ト手段は、グループ化するファイルをファイルの最新の
アクセス時点からの経過時間に基づいてソートする。
【0018】
【実施例】
(第1実施例)図1は本発明の第1実施例における電子
ファイリング装置の構成を示すブロック図である。図1
において、100は、登録するデータをファイルとして
記憶する記憶装置である。
【0019】101は、各ファイルごとに、ファイル名
と、そのファイルが所属するフォルダのフォルダ名と、
記憶装置100における物理的なデータの格納場所を示
す格納場所情報と、そのファイルの最後のアクセス日時
を示す最新アクセス日時情報と、最後のアクセスからの
経過時間を示すアクセス後経過時間情報と、上記経過時
間が、あらかじめ設定された所定の時間内であるかどう
かを示す経過時間フラグとを保持する管理テーブル記憶
部である。
【0020】102は、各ファイルがアクセスされるご
とに、管理テーブル記憶部101中の当該ファイルの最
新アクセス日時情報を更新するアクセス情報記録部であ
る。103は、あらかじめ設定された一定時間ごとに、
後述する最新アクセスファイル判断部104、および最
新アクセスファイル抽出部105を起動する定時起動部
である。
【0021】104は、各ファイルごとに、最後のアク
セスからの経過時間を計算し、管理テーブル記憶部10
1に保持されているアクセス後経過時間情報を更新する
とともに、アクセス後経過時間と前記所定の時間とを比
較して、アクセス後経過時間が所定の時間以内ならば経
過時間フラグをオンにし、所定の時間を越えるならば経
過時間フラグをオフにする最新アクセスファイル判断部
である。
【0022】105は、管理テーブル記憶部101を参
照して、経過時間フラグがオンである全てのファイルを
上記特定のフォルダに複写する一方、特定のフォルダに
属していて、経過時間フラグがオフであるファイルと同
じファイル名の全てのファイルを削除する最新アクセス
ファイル抽出部である。なお、経過時間フラグがオンで
あっても、既に同じファイルが特定のフォルダに存在す
る場合には、複写しないようにしてもよいし、また、最
初に特定のフォルダに属する全てのファイルを削除した
後、経過時間フラグがオンである全てのファイルを複写
するようにしてもよい。
【0023】106は、ユーザが、どのフォルダに所属
するファイルを検索の対象とするかを指定する検索対象
フォルダ指定部である。107は、検索対象フォルダ指
定部106により指定されたフォルダに所属するファイ
ルの格納場所情報を管理テーブル記憶部101から順次
読み出して出力するフォルダ管理部である。
【0024】108は、フォルダ管理部107から出力
された格納場所情報に基づいて、記憶装置100からデ
ータを読み出し、図示しないディスプレイに表示するデ
ータ表示制御部である。なお、電子ファイリング装置に
は、上記以外にも、記憶装置100に対するデータの登
録、削除などの機能を実現するための種々の構成要素が
設けられているが、本発明の主眼ではないので、その説
明を省略する。
【0025】以上のように構成された電子ファイリング
装置の動作について、具体的な動作条件が以下のように
設定されている場合を例にあげて説明する。定時起動部
103は、1日を起動周期として、毎日午前0時に、最
新アクセスファイル判断部104、および最新アクセス
ファイル抽出部105を起動するとする。
【0026】また、最新アクセスファイル抽出部105
によってファイルが複写される特定のフォルダのフォル
ダ名はnew であるとする。また、ファイルが最近アクセ
スされたと判断するための所定の時間を90日とする。
また、記憶装置100には、1992年2月4日の時点
で、図2に示すようにフォルダproject A 内にファイル
fileA 、fileB が格納されるとともに、これらのファイ
ルがフォルダnew 内に複写されているとする。
【0027】また、管理テーブル記憶部101に保持さ
れている情報には、図3(a)に示す情報が含まれてい
るとする。すなわち、基本所属フォルダ(フォルダnew
以外のフォルダ)がproject A であるファイルfileA へ
の最新アクセス日時は「1991年10月4日」、ファ
イルfileB への最新アクセス日時は1991年11月6
日である。
【0028】上記のような動作条件のもとに、例えば次
のような動作が行われる。 (201)まず、ファイルfileA が「1992年2月4
日」にアクセスされたとすると、アクセス情報記録部1
02は、そのアクセスの時点で、図3(b)に示すよう
に管理テーブル記憶部101における当該ファイルの最
新アクセス日時情報を更新する。
【0029】(202)その後、「1992年2月5日
午前0時」になると、定時起動部103は、最新アクセ
スファイル判断部104を起動する。 (209)最新アクセスファイル判断部104は、管理
テーブル記憶部101における最新アクセス日時情報を
参照して、フォルダnew に属するファイル以外の全ての
ファイルについて、アクセス後経過時間(=現在日時−
最新アクセス日時)を計算し、アクセス後経過時間情報
を更新する。さらに、アクセス後経過時間と、前記ファ
イルが最近アクセスされたと判断するための時間90日
とを比較し、90日以内か90日を越えるかに応じて、
経過時間フラグをオン、またはオフにする。
【0030】具体的には、図3(c)に示すように、現
在時刻「1992年2月5日」とファイルfileA の最新
アクセス日時「1992年2月4日」との差である1日
を、アクセス後経過時間として更新した後、このアクセ
ス後経過時間1日と所定の時間90日とを比較し、アク
セス後経過時間以内なので、ファイルfileA に対応する
経過時間フラグをオンにする。
【0031】また、現在時刻「1992年2月5日」と
ファイルfileB の最新アクセス日時「1991年11月
6日」との差である91日を、アクセス後経過時間とし
て更新した後、このアクセス後経過時間91日と所定の
時間90日とを比較し、アクセス後経過時間を越えてい
るので、ファイルfileB に対応する経過時間フラグをオ
フにする。
【0032】(204)定時起動部103は、また、上
記最新アクセスファイル判断部104の処理が行われた
後、最新アクセスファイル抽出部105を起動する。な
お、この最新アクセスファイル抽出部105の起動は、
最新アクセスファイル判断部104が行うようにしても
よい。 (203)最新アクセスファイル抽出部105は、管理
テーブル記憶部101を参照し、各ファイルの経過時間
フラグに基づき、フォルダnew に対してファイルの複
写、削除を行う。
【0033】詳しくは、ファイルfileA は、経過時間フ
ラグがオンになっているので、フォルダnew に複写され
る。一方、ファイルfileB は、経過時間フラグがオフな
ので、フォルダnew から削除される。上記のようにし
て、フォルダnew へのファイルの複写等が行われた後、
1日後の「1992年2月6日午前0時」になるまでの
間、高速ページめくり機能によるデータの検索は次のよ
うにして行われる。
【0034】(205)ユーザによって検索対象フォル
ダ指定部106にフォルダ名new が指定されると、検索
対象フォルダ指定部106はこのフォルダ名new をフォ
ルダ管理部107に出力する。なお、特にフォルダ名ne
w を指定しなくても、所定の検索指示操作をしただけで
デフォルトのフォルダ名がnew になるようにしてもよ
い。
【0035】(206)フォルダ管理部107は、検索
対象フォルダ指定部106により指定されたフォルダne
w に属しているファイルfileA の格納場所情報を管理テ
ーブル記憶部101から読み出してデータ表示制御部1
08に出力する。 (207)データ表示制御部108は、フォルダ管理部
107から出力された格納場所情報に基づいて、記憶装
置100からファイルfileA のデータを読み出し、ディ
スプレイへの表示を行う。ここで、ファイルfileA のデ
ータが複数画面にわたるデータの場合には、所定の速さ
で順次画面を切り換えて表示するようにしてもよいし、
最初の画面だけを表示するようにしてもよい。
【0036】(208)また、フォルダ管理部107、
およびデータ表示制御部108は、フォルダnew に属す
る他のファイルがある場合には、それらのファイルにつ
いて、上記(206)(207)の処理を繰り返し、各
ファイルのデータに基づく表示が順次行われる。その
際、各ファイルと対応させて、既表示/未表示を示すフ
ラグを設定し、全てのファイルが既表示になるまで、上
記表示処理を繰り返すようにしてもよいし、ファイルの
リストを設定してリストの最後のファイルまで表示処理
を繰り返すようにしてもよい。
【0037】(210)上記のようにして全てのファイ
ルについて表示処理が完了すると、検索処理を終了す
る。また、完了するまでの間に、ユーザによって所定の
ファイル選択操作がなされると、表示が固定され、図示
しないデータ処理部がそのときに表示されているファイ
ルに対して例えば印刷などの処理を行う。上記のよう
に、ユーザが、検索しようとするファイルfileA の所属
しているフォルダproject A を把握していない場合で
も、そのファイルfileA は90日以内にアクセスされて
いればフォルダnew に複写されているので、フォルダne
w を指示することにより、容易に検索することができ
る。
【0038】また、フォルダproject A に属することが
把握されている場合には、そのフォルダproject A を指
定して検索することもできるが、フォルダnew を指定す
れば、4ヵ月前にアクセスしたファイルfileB は表示さ
れないため、検索の効率がよい。なお、上記の例では、
ファイルをそのままフォルダnew に複写するように構成
した例を示したが、ファイル名や、物理的なデータの格
納場所を示す格納場所情報など、ファイルの内容の参照
に必要な情報を、そのファイルが特定のフォルダに属す
るのと同様に処理されるように管理するようにしてもよ
い。
【0039】また、複写されたファイルと元のファイル
とをリンクする情報を保持するようにし、上記のように
してファイルの検索が成功した場合にも、元のファイル
の最新アクセス日時が更新されるようにしてもよい。ま
た、上記のようにアクセス後経過時間の計算や、経過時
間フラグの設定、ファイルの複写等を午前0時などに定
期的に行うようにすれば、装置の負荷の分散が容易にな
るが、一方、これらの処理をファイルのアクセスや検索
時に行うようにして、リアルタイムな検索を行い得るよ
うにしてもよい。 (第2実施例)図4は本発明の第2実施例における電子
ファイリング装置の構成を示すブロック図である。な
お、本第2実施例において、前記第1実施例と同様の機
能を有する構成部分については対応する番号を付して説
明を省略する。
【0040】図4において、209は、ファイルが最近
アクセスされたと判断するための所定の時間をユーザが
設定する比較時間設定部である。その他の各部は、第1
実施例と同様のものである。ただし、最新アクセスファ
イル判断部204は、各ファイルのアクセス後経過時間
と、比較時間設定部209によって設定された所定の時
間とを比較して、経過時間フラグのオン、オフを行うよ
うになっている。
【0041】また、最新アクセスファイル判断部20
4、および最新アクセスファイル抽出部205は、定時
起動部203によって定期的に起動されるほか、比較時
間設定部209によっても起動されるようになってい
る。以上のように構成された電子ファイリング装置にお
いて、例えば図5に示すように、フォルダnew 以外のフ
ォルダに属する全ファイルのうち、1992年1月31
日の時点で、最新アクセス日時が「1991年11月2
日」以降のファイルが300個あり、そのうち、さらに
最新アクセス日時が「1992年1月1日」以降のファ
イルが100個あるとする。また、あらかじめ比較時間
設定部209によって設定された時間は90日であった
とする。
【0042】この場合、最新アクセスファイル判断部2
04、および最新アクセスファイル抽出部205が、第
1実施例と同様に、「1992年1月31日午前0時」
に起動されると、フォルダnew には、300個のファイ
ルが属するようになる。それゆえ、検索対象フォルダ指
定部206に対してフォルダnew を指定すると、300
個のファイルを対象としてページめくり機能によるデー
タの検索が行われることになる。
【0043】ところが、比較時間設定部209に対して
ユーザからの比較時間設定の要求がなされ、例えば30
日が指定されたとすると、比較時間設定部209は、こ
の比較時間を保持するとともに、最新アクセスファイル
判断部204を起動する。そこで、最新アクセスファイ
ル判断部204は、管理テーブル記憶部201を参照し
て、各ファイルのアクセス後経過時間と指定された比較
時間30日とを比較し、アクセス後経過時間が30日以
内のファイル100個について、対応する経過時間フラ
グをオンにする一方、30日を越えるファイル200個
について、対応する経過時間フラグをオフにする。
【0044】比較時間設定部209は、次に、最新アク
セスファイル抽出部205を起動する。最新アクセスフ
ァイル抽出部205は、管理テーブル記憶部201を参
照し、経過時間フラグがオンになっている100個のフ
ァイルはnew の下に残し、フラグがオフとなった200
個のファイルをフォルダnew の下から削除する。
【0045】この状態で、ユーザが再度検索対象フォル
ダ指定部206に対してフォルダnew を指定すると、今
度は100個のファイルを対象としてページめくり機能
によるデータの検索が行われることになる。上記のよう
に、記憶装置200に記憶されているファイルの数や、
アクセス状況などに応じて比較時間を設定することによ
り、検索の対象になるデータを絞り込むことができるの
で、適正な個数のファイルについてを高速にページめく
り表示を行うことができ、ユーザの負担を低減すること
ができる。
【0046】なお、上記の例では、比較時間として最大
値を設定する例を示したが、最小値も設定してアクセス
ご経過時間の範囲を示すことができるようにしてもい。
また、比較時間を設定した場合でも、アクセス後経過時
間の計算等を直ちに行わずに、定期的にのみ行うように
してもよい。 (第3実施例)図6は本発明の第3実施例における電子
ファイリング装置の構成を示すブロック図である。な
お、本第3実施例においても、前記第1実施例と同様の
機能を有する構成部分については対応する番号を付して
説明を省略する。
【0047】図6において、310は、最新アクセスフ
ァイル判断部304によって管理テーブル記憶部301
の経過時間フラグがオン、オフされた後に、オンになっ
ているファイルの数をカウントし、そのカウント数を保
持するファイル数保持部である。311は、ファイル数
保持部310に保持されているカウント数が、あらかじ
め設定された所定の設定ファイル数を越えている場合
に、管理テーブル記憶部301を参照して、経過時間フ
ラグがオンであるファイルのうちアクセス後経過時間が
最大のものから上記設定ファイル数を越えた分のファイ
ルの経過時間フラグをオフにするフラグ制御部である。
【0048】その他の各部は、第1実施例と同様のもの
である。ただし、定時起動部303は、一定時間ごと
に、最新アクセスファイル判断部304、および最新ア
クセスファイル抽出部305に加えて、ファイル数保持
部310、およびフラグ制御部311も起動するように
なっている。以上のように構成された電子ファイリング
装置において、例えば「1992年2月1日午前10
時」の時点で、図7(a)に示すように、フォルダnew
以外のフォルダに属する3個のファイルfileA 、fileB
、fileC についての経過時間フラグがオンになってお
り、ファイルfileD についての経過時間フラグはオフに
なっている状態で、このファイルfileD に対するアクセ
スが発生したとする。また、設定ファイル数は3個であ
るとする。
【0049】この場合、アクセス情報記録部302は、
そのアクセスの時点で、図7(b)に示すように管理テ
ーブル記憶部301における当該ファイルの最新アクセ
ス日時情報を「1992年2月1日」に更新する。その
後、「1992年2月2日午前0時」になると、定時起
動部303は、最新アクセスファイル判断部304、フ
ァイル数保持部310、フラグ制御部311、最新アク
セスファイル抽出部305を順に起動する最新アクセス
ファイル判断部304は、管理テーブル記憶部301を
参照して、図7(c)に示すように、アクセス後経過時
間情報の更新、および経過時間フラグのオン、オフを行
う。これにより、ファイルfileD の経過時間フラグはオ
フからオンになる。
【0050】次に、ファイル数保持部310は、経過時
間フラグがオンになっているファイルの数をカウント
し、カウント数4個を保持する。また、フラグ制御部3
11は、上記カウント数4個が前記設定ファイル数3個
を1個だけ越えているので、図7(d)に示すように、
経過時間フラグがオンであるファイルのうち、アクセス
後経過時間が最大のファイルfileA の経過時間フラグを
オフにする。
【0051】そこで、最新アクセスファイル抽出部30
5は、経過時間フラグがオンになっている3個のファイ
ルfileA 、fileB 、fileC のうちフォルダnew に存在し
ないファイルfileD をフォルダnew に複写し、ファイル
fileA は、フォルダnew から削除する。それゆえ、ユー
ザが検索対象フォルダ指定部306に対してフォルダne
w を指定すると、フォルダ管理部307とデータ表示制
御部308によって、フォルダnew に存在するファイル
fileA 、fileB 、fileC の3つのファイルを対象として
ページめくり機能によるデータの検索が行われることに
なる。
【0052】上記のように、フォルダnew に属するファ
イルの最大数が制限されるので、高速のページめくり表
示機能による検索を人間が効率よくできるファイル数を
検索対象ファイル数として設定することにより、ユーザ
の負担を少ない範囲に抑えることができるとともに、検
索効率を高くすることができる。なお、ファイルのデー
タが複数画面にわたるデータに対して全画面を表示させ
る場合などには、データ量も考慮して、ファイルの抽出
を行うようにしてもよい。 (第4実施例)図8は本発明の第4実施例における電子
ファイリング装置の構成を示すブロック図である。な
お、本第4実施例においても、前記第1実施例と同様の
機能を有する構成部分については対応する番号を付して
説明を省略する。
【0053】図8において、412は記憶装置400に
記憶されているファイルがアクセスされるごとに、最新
アクセスファイル抽出部405、およびソート部413
を起動するアクセス時起動部で、アクセス情報記録部4
02を起動する図示しない起動部と同じものである。4
13は、第1実施例の最新アクセスファイル判断部10
4と同様に各ファイルのアクセス後経過時間情報を更新
した後、管理テーブル記憶部401の内容をアクセス後
経過時間順にソートし、アクセス後経過時間の短いファ
イルから、あらかじめ設定された所定の設定ファイル数
分のファイルについて経過時間フラグをオンにし、残り
のファイルの経過時間フラグをオフにするソート部であ
る。
【0054】その他の各部は、第1実施例と同様のもの
である。以上のように構成された電子ファイリング装置
において、例えば図9(a)に示すように、フォルダne
w 以外のフォルダに属し、最新アクセス日時が、それぞ
れ「1992年1月1日」、「1992年1月11
日」、「1992年1月21日」である3個のファイル
fileA 、fileB 、fileC についての経過時間フラグがオ
ンになっている状態で、「1992年2月1日」にファ
イルfileD がアクセス(新規生成)されたとする。ま
た、設定ファイル数は3個であるとする。
【0055】この場合、アクセス情報記録部402は、
そのアクセスの時点で、最新アクセス日時情報「199
2年2月1日」を含む当該ファイルに関する情報を管理
テーブル記憶部401に追加する。また、ソート部41
3は、各ファイルのアクセス後経過時間情報を更新した
後、図9(b)に示すように、管理テーブル記憶部40
1の内容をアクセス後経過時間順にソートして、ファイ
ルfileD 、fileC 、fileB 、fileA の順にし、アクセス
後経過時間の短い順に3個のファイルfileD 、fileC 、
fileB の経過時間フラグをオンにする一方、ファイルfi
leA のファイル経過時間フラグをオフにする。
【0056】さらに、最新アクセスファイル抽出部40
5は、経過時間フラグがオンになっている3個のファイ
ルfileD 、fileC 、fileB をこの順でフォルダnew に複
写し、ファイルfileA は、フォルダnew から削除する。
そこで、、ユーザが検索対象フォルダ指定部406に対
してフォルダnew を指定すると、フォルダ管理部407
とデータ表示制御部408によって、フォルダnew に存
在するファイルfileD 、fileC 、fileB の3つのファイ
ルを対象として、この順でページめくり機能によるデー
タの検索が行われることになる。
【0057】すなわち、フォルダnew に属するファイル
の最大数が制限されるうえ、最新アクセス日時の新しい
ものから順に表示されるので、ユーザの負担を軽減でき
るとともに、検索効率を高くすることができる。なお、
上記のように管理テーブル記憶部401の内容自体はソ
ートせずに、最新アクセス日時の順序を示すリストを作
成して、ファイルの複写時や検索時に、そのリストを参
照して、最新アクセス日時の新しいものから順に複写や
表示を行うようにしてもよい。
【0058】また、ソート処理を管理テーブルが最初に
作成されたときにのみ行い、その後は、ファイルがアク
セスされたときに、管理テーブル記憶部401における
そのファイルに関する情報の順序を繰り上げるなどする
ようにしてもよい。また、管理テーブル記憶部401の
内容のソートやファイルの複写などの処理は、ファイル
をアクセスするごとに行わず、第1実施例などと同様
に、定期的にのみ行うようにしてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
最近アクセスしたファイルだけを連続して検索すること
ができ、ユーザが、検索の対象になるデータを絞り込む
ためのファイルの分類などを把握していなくても、最近
アクセスしたファイルほど再びアクセスされる可能性が
高いので、所望のファイルを発見できる可能性が高く、
しかも、検索にかかるユーザの負担を低減することがで
きる。
【0060】また、検索の対象となるファイルの最新の
アクセス時点からの経過時間を設定することにより、ユ
ーザの職種や業務の状況に応じて、所望のファイルを発
見できる可能性の増大と、ユーザの負担の低減とをバラ
ンスさせることができる。また、検索の対象となるファ
イルの数を所定の数に制限することにより、ファイルの
内容を順次表示させて検索する効率をよくし、ユーザの
見落としによる検索失敗を防ぐことができる。
【0061】また、ファイルのアクセス順序に応じてフ
ァイルの内容が表示されることにより、ユーザの時間順
序に関する記憶を頼りに検索効率を高くすることができ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の電子ファイリング装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】同、記憶装置におけるファイルの記憶構成例を
示す説明図である。
【図3】同、管理テーブル記憶部の記憶内容の例を示す
説明図である。
【図4】第2実施例の電子ファイリング装置の構成を示
すブロック図である。
【図5】同、記憶装置におけるファイルの記憶構成例を
示す説明図である。
【図6】第3実施例の電子ファイリング装置の構成を示
すブロック図である。
【図7】同、管理テーブル記憶部の記憶内容の例を示す
説明図である。
【図8】第4実施例の電子ファイリング装置の構成を示
すブロック図である。
【図9】同、管理テーブル記憶部の記憶内容の例を示す
説明図である。
【図10】従来の電子ファイリング装置の構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
100〜400 記憶装置 101〜401 管理テーブル記憶部 102〜402 アクセス情報記録部 103〜303 定時起動部 104〜304 最新アクセスファイル判断部 105〜405 最新アクセスファイル抽出部 106〜406 検索対象フォルダ指定部 107〜407 フォルダ管理部 108〜408 データ表示制御部 209 比較時間設定部 310 ファイル数保持部 311 フラグ制御部 412 アクセス時起動部 413 ソート部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄積するデータをファイルとして記憶す
    る記憶手段と、 ファイルの最新のアクセス時点からの経過時間が、所定
    の時間よりも短いファイルをグループ化するファイル抽
    出手段と、 上記グループ化されたファイルを対象として、ファイル
    の内容を順次表示させる表示制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子ファイリング装置。
  2. 【請求項2】 上記ファイル抽出手段は、グループ化し
    たファイルを所定のフォルダに属させるように構成され
    るとともに、 上記表示制御手段は、フォルダを指定することにより、
    指定されたフォルダに属するファイルを対象として表示
    させるように構成されていることを特徴とする請求項1
    の電子ファイリング装置。
  3. 【請求項3】 上記ファイル抽出手段は、所定の期間ご
    とにファイルのグループ化を行うように構成されている
    ことを特徴とする請求項1の電子ファイリング装置。
  4. 【請求項4】 さらに、上記ファイル抽出手段がファイ
    ルの最新のアクセス時点からの経過時間と比較する上記
    所定の時間を設定する比較時間設定手段を備えたことを
    特徴とする請求項1の電子ファイリング装置。
  5. 【請求項5】 上記ファイル抽出手段は、ファイルの最
    新のアクセス時点からの経過時間が所定の時間よりも短
    いファイルのうちで、さらに、所定のファイル数以下の
    ファイルをグループ化するように構成されていることを
    特徴とする請求項1の電子ファイリング装置。
  6. 【請求項6】 上記ファイル抽出手段は、グループ化す
    るファイルをファイルの最新のアクセス時点からの経過
    時間に基づいてソートするソート手段を備えていること
    を特徴とする請求項1の電子ファイリング装置。
  7. 【請求項7】 上記ファイル抽出手段は、記憶手段に蓄
    積されるファイルがアクセスされるごとに、ファイルの
    グループ化を行うように構成されていることを特徴とす
    る請求項6の電子ファイリング装置。
JP4208266A 1992-08-04 1992-08-04 電子ファイリング装置 Pending JPH0660125A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4208266A JPH0660125A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 電子ファイリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4208266A JPH0660125A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 電子ファイリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0660125A true JPH0660125A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16553398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4208266A Pending JPH0660125A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 電子ファイリング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0660125A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008040870A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 入退室管理システム。

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008040870A (ja) * 2006-08-08 2008-02-21 Konica Minolta Business Technologies Inc 入退室管理システム。

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8010505B2 (en) Efficient backup data retrieval
JPH0916607A (ja) データベース管理システムにおけるインデクス管理方法
JPS59183458A (ja) 画像検索方式
CN109726177A (zh) 一种基于HBase的海量文件分区索引方法
JPH0660125A (ja) 電子ファイリング装置
JPS59105141A (ja) 電子的文書の管理方法
JP2010176459A (ja) 電子機器およびランク付けプログラム
CN112328587A (zh) ElasticSearch的数据处理方法和装置
JPH07319742A (ja) 論理削除データ物理削除方式
JPH0566975A (ja) フアイル再配置制御方式
JPS6319032A (ja) 文書フアイル処理方式
JPS58114149A (ja) 電子フアイリングシステム
JPH08305614A (ja) 情報処理装置
JPH05151056A (ja) データ管理装置
JPH04243437A (ja) データベース移行方式
JPH04131944A (ja) 文書タイトル情報一括変更機能を備えた文書フアイリング装置
JPH04319743A (ja) 整理対象文書の管理機能を有する電子ファイル装置
JPH06168255A (ja) イメージデータ管理システム
JPH0550025B2 (ja)
JPH05334148A (ja) 電子ファイリング装置
JPH06259293A (ja) 不要文書一括削除装置
JPH07200636A (ja) 電子ファイリング装置
JPS63231527A (ja) 時系列検索方式
JP2000003298A (ja) 電子ファイル格納方法
JPH02178880A (ja) 電子ファイル装置