JPH065987Y2 - 自動二輪車のバツテリ収納装置 - Google Patents

自動二輪車のバツテリ収納装置

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JPH065987Y2
JPH065987Y2 JP1986125516U JP12551686U JPH065987Y2 JP H065987 Y2 JPH065987 Y2 JP H065987Y2 JP 1986125516 U JP1986125516 U JP 1986125516U JP 12551686 U JP12551686 U JP 12551686U JP H065987 Y2 JPH065987 Y2 JP H065987Y2
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JP
Japan
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battery
battery storage
cover
center cover
center
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JP1986125516U
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JPS6332088U (ja
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一郎 小泉
克巳 木村
一ノ瀬  勝
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は自動二輪車に関し、特に、自動二輪車における
バッテリ収納装置に関するものである。
従来技術 従来のバッテリ収納装置は、実開昭56-158383に示され
ているように、バッテリを車体から突出して設けられた
ケースに収納し、その外側を着脱自在なカバーにて覆っ
ていた。
考案が解決しようとする問題点 しかしこのような従来の自動二輪車においては、バッテ
リの収納ケースが車体から凸出して設けられるので外観
性に劣り、またバッテリの保守点検作業に際し、車体の
両側から均等にバッテリに接近し難い等、作業に不便を
感ずることがあった。
問題点を解決するための手段および作用効果 本考案はこのような難点を克服した自動二輪車のバッテ
リ収納装置の改良に係り、ヘッドパイプから斜め下方へ
延出して後方へ延び、後輪の前方において上方へ立上が
りその上部にシートを支持したメインフレームを有する
自動二輪車において、前記メインフレームの前記立上が
り部分の前部上方でシート下方の車体巾方向ほぼ中央
に、前方が開放するとともに後方にバッテリを支持する
部分を有する有底バッテリ収納ホルダを配設し、該メイ
ンフレームをその前部上方から前記バッテリの前方へか
けて覆うセンタカバーを着脱自在に設け、かつ該センタ
カバー内面における前記有底バッテリ収納ホルダの前方
に相対する部位にバッテリ押え部片を設け、しかも前記
バッテリの前部を前記センタカバーの側縁より前方に位
置させたことを特徴とするものである。
本考案は前記したように構成されているので、センタカ
バーを取外した状態では、有底バッテリ収納ホルダは前
方へ開放しており、そのため、該有底バッテリ収納ホル
ダの前方開口からバッテリを簡単に装入できる。
また本考案においては、その後、前記センタカバーを取
付ければ、該センタカバーの内面に設けられたバッテリ
ー押え部片と有底バッテリ収納ホルダの後方のバッテリ
を支持する部分とによってバッテリが押圧支持されるた
め、煩雑な取付け作業を必要とせずにバッテリを安定し
て支持することができる。
さらに本考案では、センタカバーを取付けた状態で、該
センタカバーを取外せば、バッテリの前部が該センタカ
バーに連なる車体カバー開放前縁より突出したシートと
ヘッドパイプとの間の広い空間部に露出されるので、前
方から前記有底バッテリ収納ホルダの前方開口を通じ
て、内部に収納されたバッテリに接近してこれを簡単に
取出すことができる。
このように本考案においては、重いバッテリの底を手で
支えながら、有底バッテリ収納ホルダに頗る容易に楽に
出入れすることができるとともに、バッテリ押え部片と
有底バッテリ収納ホルダの後方のバッテリを支持する部
分とによりバッテリを安定して確固と有底バッテリ収納
ホルダに支持収納させることができる。
また本考案ではヘッドパイプから斜め下方へ延出して後
方へ延び後輪の前方にて上方へ立上がるメインフレーム
を車体中心面に沿って配置し、該メインフレームの立上
がり部分の前部上方でシート下方にバッテリ収納ホルダ
を配設しているため、車体カバー内方の空間を有効に利
用して車体側方へ張出すことなくバッテリを収納でき、
外観性を向上させることができるとともに、メインフレ
ームの中央低位部の下方に広い空間を形成して、該空間
にエンジンを配設することができ、自動二輪車全体のコ
ンパクト化を達成することできる。
実施例 以下、本考案を図示の一実施例について説明する。第1
図は本考案を適用した自動二輪車の側面図である。この
自動二輪車のフレームは前部上方のヘッドパイプ1と、
前端をヘッドパイプ1に固定され車体中心面に沿って後
方へ延びる管状のメインフレームすなわちメインパイプ
2とから成り、メインパイプ2の中間部は図示のように
下方へU字状に弯曲させ、後輪3の前方から立上がった
後部に取付けたシート4とヘッドパイプ1との間に空間
を形成して乗降の便を図っている。前輪5はフロントフ
ォーク6を介してヘッドパイプ1に支持されている。メ
インパイプ2の前記立上がり部分2aの近傍には、該メ
インパイプ2から下方へ延びるエンジンハンガーブラケ
ット7が溶接等により固着されており、該ブラケット7
に上下方向へ揺動可能に枢支されたリヤフォーク8の後
端に前記後輪3が軸支されている。リヤフォーク8の後
端部とメインパイプ2の後部との間にはリヤクッション
9が介挿されている。エンジン10はエンジンハンガーブ
ラケット7に取付けられてメインパイプ2の中間部の下
方に搭載されている。シート4の前部はブラケット7の
上方位置まで延出しており、シート4とブラケット7と
の間の空間に燃料タンク11およびバッテリ収納ホルダ12
がメインパイプ2に固定されて配設されている。13はエ
アクリーナで、吸入管14,気化器15を介してエンジン10
の吸気口に接続されている。
この自動二輪車の車体は、第2図に分解して示されてい
るような樹脂材料等から成る種々のカバー部材によって
連続的に覆われている。16はレッグシールドで、ヘッド
パイプ1の両側部から下方へかえて車体前方部を覆って
いる。このレッグシールド16は前縁に沿って左右へ張出
した遮蔽板部分16aを有し、シート4に着座した運転者
の脚部をこの遮蔽板部分16aによって走行風から遮蔽す
るようになっている。左右の両遮蔽板部分16a,16aの内
縁部分はそれぞれ側壁部分16b,16bに連なっており、こ
れらの側壁部分16b,16bはメインパイプ2を両側から挟
むようにして該メインパイプ2の下方を後方に延びてい
る。そしてその後端はそれぞれ左右のボディカバー17,1
7に連接している。
レッグシールド16の前記側壁部分16b,16bの上縁に沿っ
てセンタカバー18が取付けられ、このセンタカバー18と
側壁部分16b,16bとによって囲まれた内部に前記メイン
パイプ2が通されている。センタカバー18はメインパイ
プ2に応じたU字状の側面形状を有し、U字状の中央底
部で前後に2分割され、前部カバー18′と後部カバー1
8″とから構成されており、後部カバー18″の後部18aは
前記燃料タンク11およびバッテリ収納ホルダ12の前面を
覆ってシート4の前部下面に接している。そして該後部
18aの左右の両側縁18bはそれぞれ左右のボディカバー17
の前縁17aに接し、センタカバー18の外面とボディカバ
ー17の外面とは連続した面を形成している。センタカバ
ー18とレッグシールド16の側壁部分16bも同様に連続し
た面を形成し、センタカバー18はレッグシールド16およ
びボディカバー17にねじ等により着脱自在に取付けられ
ている。
19はレッグシールド16の上部中央の開口部を覆う前面カ
バー、20はハンドル部分を覆うハンドルカバーである。
第3図ないし第5図はメインパイプ2の前記立上がり部
分2aの近傍を示す図面である。これらの図面から分る
ように、メインパイプ2の立上がり部分2aより前方の
部分2bは円形断面をなしているが、立上がり部分2a
より後方の部分2cにおいては上記円形断面を前後に押
しつぶした偏平断面をなしており、立上がり部分2aに
おいて上記円形断面から偏平断面に徐々に変形してい
る。そしてこの断面形状が変化する部分に前記ブラケッ
ト7が固着され、該部分の応力をブラケット7により分
散させてこの部分を補強するようになっている。メイン
パイプ2の後部2cを上記のように偏平にすることによ
り、該後部2cの前方に前記燃料タンク11およびバッテ
リ収納ホルダ12を配設するための空間を広く確保するこ
とができ、また後輪3によって後方から跳ね上げられる
泥等が前方へ飛散するのを防止できる。立上がり部分2
aにはバッテリ収納ホルダ12を取付けるためのブラケッ
ト21,22が固着されており、さらにその後部上方に燃料
タンク11を取付けるためのブラケット23が固着されてい
る。
バッテリ収納ホルダ12は、第6図および第7図に示すよ
うに、前面を開口面24とした角形の箱状をなし、底壁25
をブラケット25aを介して前記ブラケット21に取付け、
後壁26をブラケット26aを介して前記ブラケット22に取
付けることにより、メインパイプ2の立上がり部分2a
に固着されている。従ってバッテリ収納ホルダ12は車体
巾方向の中央部に位置し、その両側部をボディカバー17
およびセンタカバー18によって覆われ、さらに前面をセ
ンタカバー18によって覆われている。しかしてバッテリ
収納ホルダ12の前部は、第6図に示すように、センタカ
バー18とボディカバー17との接合線すなわちセンタカバ
ー18の前記側縁18bよりも前方に位置している。
バッテリ収納ホルダ12の内部には前記開口面24から出し
入れ自在にバッテリ27が収納されている。センタカバー
18のバッテリ27に対向する内面部分には押え部片28が突
設されており、センタカバー18を装着した時バッテリ収
納ホルダ12内のバッテリ27はその前面を押え部片28によ
って押され、該押え部片28と前記後壁26との間に挟着さ
れてバッテリ収納ホルダ12内に支持固定される。従って
バッテリ収納ホルダ12にはその開口面24に蓋を設ける等
のバッテリ固定手段を特に講ずる必要がないので、部品
点数が削減される。29は燃料タンク11に固定された取付
ボルトで、センタカバー18の後上部はこの取付ボルト29
にナット30により固定される。同様な取付部材がセンタ
カバー18とボディカバー17およびレッグシールド16との
間に適宜設けられており、センタカバー18はこれ等の取
付部材により着脱自在に装着されている。
本実施例は以上のように構成されているので、センタカ
バー18を取外すだけでバッテリ収納ホルダ12内のバッテ
リ27が開口面24を通じて前方に露出し、しかも開口面24
はヘッドパイプ1とシート4との間に形成された広い空
間に面し、かつバッテリ収納ホルダ12の少くとも前部は
側方をボディカバー17によって遮蔽されていないので、
極めて容易に近接してバッテリ27およびこれに付設され
たリレー等の電装部品の保守点検作業を行うことがで
き、またバッテリ27の出し入れも容易である。さらに、
第7図から分るように、バッテリ収納ホルダ12は車体巾
の中央部に配設され、車体の側方へ突出していないの
で、その側方を覆うセンタカバー18およびボディカバー
17の外面は連続したなめらかな面をなし、バッテリ収納
ホルダ12の側方において巾を広げたりあるいはバッテリ
収納ホルダ12のために特別のカバーを設けたりする必要
がなく、外観性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による自動二輪車の概要を示す側面図、
第2図は同自動二輪車のカバーの分解斜視図、第3図は
メインパイプの立上がり部分を示す側面図、第4図およ
び第5図はそれぞれ第3図のIV−IV線およびV−V線に
沿う断面図、第6図はバッテリ収納装置の要部縦断面
図、第7図は第6図のVII−VII線に沿う横断面図であ
る。 1……ヘッドパイプ、2……メインパイプ、3……後
輪、4……シート、5……前輪、6……フロントフォー
ク、7……ブラケット、8……リヤフォーク、9……リ
ヤクッション、10……エンジン、11……燃料タンク、12
……バッテリ収納ホルダ、13……エアクリーナ、14……
吸入管、15……気化器、16……レッグシールド、17……
ボディカバー、18……センタカバー、19……前面カバ
ー、20……ハンドルカバー、21……ブラケット、22……
ブラケット、23……ブラケット、24……開口面、25……
底壁、26……後壁、27……バッテリ、28……押え部片、
29……取付ボルト、30……ナット。
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−28479(JP,U) 実開 昭62−70072(JP,U) 実公 昭51−35891(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドパイプから斜め下方へ延出して後方
    へ延び、後輪の前方において上方へ立上がりその上部に
    シートを支持したメインフレームを有する自動二輪車に
    おいて、前記メインフレームの前記立上がり部分の前部
    上方でシート下方の車体巾方向ほぼ中央に、前方が開放
    するとともに後方にバッテリを支持する部分を有する有
    底バッテリ収納ホルダを配設し、該メインフレームをそ
    の前部上方から前記バッテリの前方へかけて覆うセンタ
    カバーを着脱自在に設け、かつ該センタカバー内面にお
    ける前記有底バッテリ収納ホルダの前方に相対する部位
    にバッテリ押え部片を設け、しかも前記バッテリの前部
    を前記センタカバーの側縁より前方に位置させたことを
    特徴とする自動二輪車のバッテリ収納装置。
JP1986125516U 1986-08-19 1986-08-19 自動二輪車のバツテリ収納装置 Expired - Lifetime JPH065987Y2 (ja)

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JP1986125516U JPH065987Y2 (ja) 1986-08-19 1986-08-19 自動二輪車のバツテリ収納装置

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JP1986125516U JPH065987Y2 (ja) 1986-08-19 1986-08-19 自動二輪車のバツテリ収納装置

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JPS6332088U JPS6332088U (ja) 1988-03-01
JPH065987Y2 true JPH065987Y2 (ja) 1994-02-16

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5138403B2 (ja) 2008-01-31 2013-02-06 本田技研工業株式会社 自動2輪車の電装品取付構造
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5135891U (ja) * 1974-09-07 1976-03-17
JPS5628479U (ja) * 1979-08-13 1981-03-17
JPS6070072U (ja) * 1983-10-19 1985-05-17 日本電気株式会社 多現象オシロスコ−プ

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JPS6332088U (ja) 1988-03-01

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