JPH0659462B2 - 粉粒体の粒度測定方法 - Google Patents

粉粒体の粒度測定方法

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JPH0659462B2
JPH0659462B2 JP1022924A JP2292489A JPH0659462B2 JP H0659462 B2 JPH0659462 B2 JP H0659462B2 JP 1022924 A JP1022924 A JP 1022924A JP 2292489 A JP2292489 A JP 2292489A JP H0659462 B2 JPH0659462 B2 JP H0659462B2
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清 大音
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Kobe Steel Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は鉱石、石炭、コークス、石灰石等の粉粒体の
粒度測定方向に関するものである。
[従来の技術] 粉粒体の粒度を測定する従来技術として、特光昭60−
43189号公報により開示されたものがある。
上記の従来技術は第14図に示すように、下段に至る程
小となる粒度別網目を有する複数の篩枠aと最下部の網
目のない底板を有する篩枠a′とを積層状態として収納
ケースbに装着し、この収納ケースbの底枠fを複数の
可動支持金具cによりベースd上に支持せしめ、収納ケ
ースbの下部に設けた可振装置eにより振動させるよう
にしたものである。
また、各篩枠aおよびa′はその後端をそれぞれ軸gに
より収納ケースbの側枠に揺動自在に取り付けてあり、
これら各篩枠aを傾倒させるシリンダhが底枠f上に設
けてある。
上記の各篩枠aおよびa′の前部には、各篩枠aおよび
a′が下方に回動したときに自重で開き、水平状態のと
き閉じて電磁シリンダ(図示省略)により駆動されるロ
ック装置(図示省略)により各篩枠aおよびa′ととも
にロックされるゲート板iがそれぞれ回動自在に設けら
れている。
さらに、上端の篩枠aの上方には試料受けシュートjを
設け、各篩枠aおよびa′の前方下部寄りには下部受け
シュートkを設ける。
上記従来技術の作用は、まず全ての篩枠aおよびa′を
ロック装置により水平に維持した状態で可振装置eを作
動して各篩枠aおよびa′を収納ケースbとともに振動
させる。
一方、所要場所において採取した試料を最下段の篩枠a
に投入すると、この投入された試料の内篩目より小さい
粉粒体は順次下部の篩枠上aに落下し、最も小さい粒径
のものが最下段の篩枠a′に達した時点で篩分けが終了
する。
上記のように篩分けが終了すると、最下部の篩枠a′の
ロック装置を解除してシリンダhにより最下段の篩枠
a′のみを下方へ傾斜させると最下段の篩枠a′のゲー
ト板iが開いて、その内部の最も細かい試料シュートk
に排出される。
次に、下から2段目の篩枠aのロック装置を解除して下
から2段目の篩枠aを自重で下方に傾斜させる。
以下同様の作用の繰返しにより最上段の篩枠a内の試料
の排出が終わることにより作業が完了する。
[発明が解決しようとする課題] 試料の篩分けに際しては、篩分ける粉粒体の種類が異な
る場合には網目の異なる篩枠と取り替える必要がある。
しかし、上記のように各篩枠aが軸gにより収納ケース
bに取り付けた構造では篩枠aの交換に際して一々軸g
を取外さなければならないので極めて面倒であり、この
構造では篩枠aを自動交換式にすることは不可能である
という問題がある。
この発明は上記の課題を解決するためになしたものであ
り、篩の交換を含む自動化が可能であり、かつ多種多様
な粉粒体の粒度測定が容易な粉粒体の粒度測定方法を提
供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の粉粒体の粒度測定
方法は、旋回、昇降、伸縮および反転可能な把持アーム
を有する搬送用ロボットと、該把持アームの作動域内に
配置した多段積み上げ型の篩分け装置、網目の異なる多
数の篩保管用の篩保管棚、試料供給庫、計量機および廃
却ホッパとからなり、前記搬送用ロボットの把持アーム
の作動により、篩分け前に前記篩保管棚から篩を取り出
して前記計量機上への載置、風袋計量後該篩の前記篩分
け装置へのセット、前記セットの繰り返しによる篩の多
段積み上げ、前記積み上げ後前記篩への前記試料供給庫
からの試料の投入、篩分け後各粒度別試料を含む篩の前
記計量機上への載置、前記篩計量後該篩の前記廃却ホッ
パへの搬送、該篩中の試料の該廃却ホッパへの廃却およ
び試料廃却後該篩の前記篩保管庫への収納を、予め設定
された順序で制御するようにしたことである。
[作用] 上記の手段において、搬送用ロボットの把持アームの作
動域内に、多段積み上げ型の篩分け装置、網目の異なる
多数の篩保管用の篩保管棚、試料供給庫、計量機および
廃却ホッパを配設し、篩の篩保管棚よりの取り出しから
試料廃却後における篩の篩保管棚への収納および試料の
試料供給庫から篩への投入を含めて完全に自動制御する
こともできる共に、多種多様な試料の粒度測定にも容易
に対応できる。
また、篩分け前に空の篩、即ち、風袋重量を計量し、篩
分け後に試料と篩の合計重量を計量し、その差を各粒度
の試料とするため、たとえ前回の篩分けの際の試料が目
詰まりにより残留していてもその影響を受けることがな
い。
さらに、篩は搬送用ロボットの把持アームにより反転さ
れるため、篩分けされた試料の残留がほとんど皆無とな
る。
[実施例] 本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図において、Aは搬送用ロボットであり、その周囲
に篩分け装置B、篩保管棚C、試料供給庫D、計量機E
及び廃却ホッパFが配置されている。Gは制御盤であ
る。
搬送用ロボットAは第2図〜第3図に示すように基台1
5上に設けた旋回自在の旋回支柱16に昇降部材17を
装着し、この昇降部材17に設けた伸縮部材18の先端
に把持アーム19を設けたものである。前記把持アーム
19は伸縮部材18の先端に設けたロータリアクチュエ
ータ21により水平面内で回動自在の回動部材22を設
け、この回動部材の下部に伸縮部材18と同方向に向く
水平軸20を回転自在に設け、この軸20の先端に回転
ハンド23を設け、この回転ハンド23にシリンダ24
で開閉するクランプ25を設けたものからなり、前記回
転ハンド23はロータリアクチュエータ26により回転
するようになっている。
また、ロボットAは制御盤Gにおいて、マニュアル操作
或いは予め設定したプログラムにより自動操作される。
第4図は篩分け装置Bの一例を示すもので、ベース28
上に車輪29を有する台車30を載せ、ベース28の一
端上に振動機構31を設ける。この振動機構は図示省略
したモータにより駆動されるクランク軸32とロッド3
3からなり、このロッド33を前記台車30に連結して
台車30を左右に振動させる。上記台車30上には両サ
イドにサポートフレーム34,35を設け、一方のサポ
ートフレーム35にはクランプ機構36を設ける。この
クランプ機構36はサポートフレーム35に上下一対の
アーム36aを2連設け、各対のアーム36aの一方側
に篩押え板36bを設け、他方側の各下部アーム36a
にシリンダ36cを設ける。36dは連接棒である。
37は篩位置修正機構で、ベース28の一方側に設けた
押し付けシリンダ37aと他方側に設けて当て板37b
により構成される。
38は台車30上に並列して設けた篩載架用ローラであ
る。
第6図は篩保管棚Cを示すもので、前面を開放した箱形
のフレーム39の中央に縦方向に仕切板40を設け、こ
の中央の仕切板40の両側面およびフレーム39の左右
の側壁の内面に複数の篩受け用の棚41を一定の間隔で
多段状に設けたもので、各棚41には棚No.を付けてお
く。
上記篩保管棚Cに収納する篩42は第7図(イ)に示す
ようなもので、上部開放の偏平箱形の篩枠42aと底部
が篩網42bとなっている。
また、各篩42の前部には前記ロボットAのクランプ2
5にて把持可能なフランジ42cを設け、さらに、この
フランジ42cにテーパ孔42dを設ける。上記の篩4
2は網目の異なるものを多数用意しておく。
第7図(ロ)は受器43を示すもので、枠43aに網目
のない盲板からなる底板43bを有しており、他の篩4
2と同様にテーパ孔43cを有するフランジ43cを有
しているが、この受器は1個でよい。
第9図は試料供給庫Dに収納する試料缶44を示すもの
で、上部開放の箱状であり、その前部には篩42と同様
にテーパ孔44bを有するフランジ44aを設ける。
第10図は計量機Eを示すもので、フレーム45上に計
量機構を内蔵した本体46を載せ、その上の篩載せ台4
7上に篩42を載せると、その重量が検出され、その値
が電気信号として制御盤Gへ送られるのである。
第5図は廃却ホッパFで、フレーム48上に固定したホ
ッパ本体49の下部には開閉自在のゲート50を設け、
このホッパの上部には篩42にシリンダ51を設け、こ
のシリンダにスプリング52を介して押え板53を取り
付け、この押え板53の上部側にバイブレータ54を設
ける。このバイブレータ54により、篩42を振動させ
目詰まりした試料を除去するのである。
第8図は試料供給庫Dを示すもので、55はエアシリン
ダ56により前進・後退する台車で、この台車に複数個
の試料缶44を載置する。この台車55の後退位置で、
インターロック用ドアスイッチ58を介してドア57を
開き、試料を試料缶44に投入する。投入後、該シリン
ダ56を作動して台車55を前進させて停止待機する。
なお、台車55に試料缶位置No.および各試料缶44に
缶No.を付けておく。
次に、上記実施例の装置を用いて粒度測定する方法を以
下に説明する。
最初に篩保管棚Cに網目の異なる複数個の篩42を所定
No.の棚41にセットしておく。受器43に篩分け装置
Bの台車30のローラ38上にセットしておく。
また、試料採取装置により採取した試料を第8図の仮想
線の位置で台車55上の試料缶44に入れて、試料毎に
試料No.を付けておく。なお、安全のために、ドア57
を開いてドア57がドアスイッチ58から離れている間
はロボットAは一時停止しているようにする。
次に、制御盤Gに設けたデータインプットパネルのキー
ボードにより目的の試料No.の試料缶44に保管した試
料供給庫Dの試料No.毎に、使用する篩が保管されてい
る篩保管棚Cの棚No.をインプットする。データインプ
ットが完了した後、制御盤Gの自動運転起動スイッチを
投入すると、搬送口ボットAが起動して、次のような三
種類の動作を順次行う。
動作1 ロボットAの支柱16が旋回して把持アーム19を篩分
け装置Bに向けると共に昇降部材17が所定の高さとな
り、次いで伸縮部材18が前進して台車30上の受器4
3のフランジ43cをシリンダ24によりクランプ25
で押えて確実にクランプした後、伸縮部材18が後退し
て受器43を台車30上から取り出し、支柱16、昇降
部材17伸縮部材18の作用で受器43を計量機E上に
載せ、クランプ25を解き、受器43の重量Wを測定
する。
次に、前記と同様の操作によりクランプ25で受器43
を保持し、台車30のローラ38上に載せる。
さらに、ロボットAが篩保管棚Cのデータインプットで
指定した篩42の篩目の小さなものから順に篩保管棚C
から取り出し、計量機Eに載せて重量測定(W……W
i)した後、順次台車30の受器43上に積み上げてい
く。こうしてデータインプットした前部の篩42が台車
30上に積み上げられた条件で、シリンダ36cで押え
板36bが篩42をサポートフレーム34を押し付け台
車30上に固定する。
動作2 試料供給庫Dに保管されている台車55上の試料缶44
の1番目のものを取り出す。この取り出しの動作は前記
動作1の場合と同様にロボットAのクランプ25で試料
缶44のフランジ44aをクランプすることにより行
う。
上記のように、ロボットAにより試料供給庫Dから取り
出した1番目の試料缶44を前記篩分け装置Bの最上段
の篩42上まで搬送し、ついでロータリアクチュエータ
26により回転ハンド23を試料缶44とともに180
゜回転させて試料缶44の試料を最上段の篩42に投入
する。
投入が完了すると、ロータリアクチュエータ26の18
0゜逆回転により空の試料缶44を元の姿勢にした後、
試料供給庫Dの台車55の位置に戻す。
動作3 上記の動作2が完了すると、篩分け装置Bの振動機構3
1が所定時間作動して台車30を振動させ、篩分けを行
う。
この篩分けにより、最も細かい粉粒体は最下段の受器4
3に入り、それより大きい粉粒体は順次上の篩42に溜
まる。
次に、シリンダ36cの作用で台車30上の受器43お
よび各篩42のクランプを解除し、押し付けシリンダ3
7aにより受器43および各篩42を当て板37bへ押
し付けて位置決めし、ついでロボットAを作動させて最
下段の篩42を把持アーム19で取り出し、計量機Eに
て篩42と試料の合計重量Wi′を測定した後、廃却ホ
ッパF上に移動させ、回転ハンド23を180゜回転さ
せて篩42の試料をホッパ49に廃却する。
上記の廃却操作において、シリンダ51を作動させて押
え板53を降下させ、この押え板53を下向きの篩42
の篩網42bを押し付け、さらにバイブレータ54を起
動して篩網42bを振動させ、目詰まりしている試料を
除去する。次に押え板53を上昇させた後、篩42を1
80゜逆転させて篩保管棚cの元の位置に戻す。
上記の操作の繰返しにより、各篩42および受器43の
重量と試料の合計重量(Wi′…W′,W′)を順
次測定する。
上記のように計量した重量値(W,W…Wiおよび
,W′…Wi′)は制御盤Gの記憶装置にて記憶
しておき、演算装置により下記の表を演算し、プリンタ
にて自動印字する。
以上の動作1,2,3を繰返すことにより、2番目の試
料缶以降の粒度測定を行う。
第11図〜第13図は別の実施例を示すもので、篩とロ
ボットAの把持アーム部、篩分け装置Bが前記実施例と
異なっており、比較的小型の場合に適している。
第11図の篩分け装置Bにおいて、59は振動機構で、
ギヤボックス60上に対向して立設した支柱61に支承
された垂直駆動軸62と従動軸63とこれらの軸に偏心
手段(偏心ブロック)64を介して取り付けた上部アー
ム65および振動台66からなる。そして、軸62はモ
ータ67、ギヤボックス60内のギヤを介して回転す
る。この回転によって振動台66が水平面内で揺動
(円)運動する。
68は上部アーム64と振動台66に掛け渡した案内ロ
ッド69に案内されて上下する篩押え板で、この押え板
はシリンダ70により昇降するようになっている。
71はハンマリング機構で、支柱72に支承したハンマ
73をモータ67によりギヤボックス60内のギヤ,カ
ムを介して駆動されるハンマシャフト74を間欠的に突
き上げることによって押え板68を叩打するのである。
75は篩位置決め機構で、後述の篩の背部をシリンダ7
6を介して略V字状の当て板77で押し付けるようにし
たものである。78は篩検出光電スイッチである。
第12図のロボットAの把持アーム部において、該把持
アーム部は軸20の先端に取り付けた回転ハンド79に
受部材80とクランプ金具81を設け、シリンダ82と
スイングホルダ83の作用によってクランプ金具81と
受部材80との間に篩84をクランプし、或いは解除す
る。なお、回転ハンド79以外の部分は前記実施例と同
じである。
第13図(イ)は円形の篩84を示し、篩枠84aに篩
網84bを張ったものである。篩枠84aの下部はテー
パ状とし、またパッキングリング84cを取り付けるこ
とにより積み重ねを容易にしている。
第13図(ロ)は有底の受器85である。
次に、この実施例の作用を説明する。
シリンダ70により第11図鎖線の位置に篩押え板68
を上昇させた状態で、ロボットAを動かせ、最初に、振
動台66上にある受器85を取り出して計量した後、振
動台66上に戻し、次に篩保管棚Cより篩84を取り出
し計量した後、受器85上に積む。以下同様に網目の細
かい順に篩84を積み上げていく。
上記動作により、全ての篩84と受器85の積み上げが
終わると、第1の実施例と同様に試料缶内の試料を最上
段の篩84内に投入し、次いでシリンダ70の作用によ
り篩押え板68を下げて篩84を固定する。前記篩固定
後、振動機構59を運転すると、振動台66が図示の左
右に揺動し、この揺動により各篩84及び受器85が揺
さぶられる。
一方、ハンマリング機構71が作動し、ハンマ73が篩
押え板68を叩打する。このことによって、各篩84と
受器85内には篩分けられた試料が入る。
さらに、シリンダ70により再び篩押え板68を上昇さ
せ、シリンダ76を作動して当て板77により各篩84
及び受器85の全体を前進させ、位置決めするのであ
る。
その後、ロボットAにより各篩84と受器85を篩分け
た試料と共に計量し、次いで内部の試料を廃却して元の
棚に戻す。廃却ホッパF上では篩84の目詰まりを除去
するために圧縮エァを吹き付けるようにしている。
上記第2の実施例の場合、篩押え板68が最上段の篩8
4上に蓋をした状態で振動台66を振動するため、篩8
4上の振動台66上からの脱落や篩84内の粉粒体のこ
ぼれ落ちが無い。
なお、前記第11図〜第12図に示した他の実施例は前
記実施例と置換使用することとしたが、これをJIS用
篩分け装置として、前記実施例と共に並設することもで
きる。この場合、ロボットAに把持アーム部を2個設け
ると共に篩保管棚,試料供給庫を付加配設する。このよ
うにすればロボットAは1台で済む。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
旋回、昇降、伸縮および反転可能な把持アームを有する
搬送用ロボットの該把持アームの作動域内に、多段積み
上げ型の篩分け装置、網目の異なる多数の篩保管用の篩
保管棚、試料供給庫、計量機および廃却ホッパを配設
し、該把持アームの作動により、篩分け前に前記篩保管
棚から篩を取り出して前記計量機上への載置、風袋計量
後該篩の前記篩分け装置へのセット、前記セットの繰り
返しによる篩の多段積み上げ、前記積み上げ後前記篩へ
の前記試料供給庫からの試料の投入、篩分け後各粒度別
試料を含む篩の前記計量機上への載置、前記篩計量後該
篩の前記廃却ホッパへの搬送、該篩中の試料の該廃却ホ
ッパへの廃却および試料廃却後該篩の前記篩保管庫への
収納を行うようにしたので、粉粒体の粒度測定を完全に
自動制御することができ、このため、処理時間の短縮化
や省力化を図ることができる。しかも多種多様な篩の組
み合わせによる粒度測定を簡単容易に行うことができ
る。
また、篩分け前に空の篩、即ち、風袋重量を計量し、篩
分け後に試料と篩の合計重量を計量し、その差を演算し
て各粒度の試料の量とするため、前回の篩分けの際の試
料が万一篩に残留していてもその影響を受けることがな
い。従って一層正確な粒度測定が可能となる。
また、篩は搬送用ロボットにより反転できるため、篩分
けされた試料の廃却に際し残留がない。従って目詰まり
に伴なう篩分け効率の低下をきたすことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法を実施する装置の全体概略を示す平
面図、第2図は同上に用いる搬送用ロボットの側面図、
第3図は搬送用ロボットの把持アーム部を示し、(イ)
は側面図,(ロ)はI−I線矢視図、第4図は篩分け装
置を示し、(イ)は平面図,(ロ)は側面図、第5図は
廃却ホッパを示し、(イ)は側面図,(ロ)は平面図、
第6図は篩保管棚の正面図、第7図(イ)は篩の斜視
図、第7図(ロ)は受器の斜視図、第8図は試料供給庫
を示し、(イ)は平面図,(ロ)は側面図、第9図は試
料缶の斜視図、第10図は計量機の正面図、第11図は
篩分け装置の他の実施例を示し、(イ)は正面図,
(ロ)は側面図,(ハ)は平面図,(ニ)は第11図
(イ)のII−II線矢視図、第12図は把持アーム部の他
の実施例を示し、(イ)は平面図,(ロ)は側面図、第
13図(イ)は篩の他の実施例を示す一部切欠き正面
図、第13図(ロ)は受器の他の実施例を示す一部切欠
き正面図、第14図は従来の粒度測定装置を示す平面図
である。 A……搬送用ロボット、B……篩分け装置 C……篩保管棚、D……試料供給庫 E……計量機、F……廃却ホッパ G……制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 正之 兵庫県姫路市飾西293 (56)参考文献 特開 昭63−91178(JP,A) 特開 昭61−240142(JP,A) 実開 昭63−9269(JP,U) 特公 昭58−22271(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】旋回、昇降、伸縮および反転可能な把持ア
    ームを有する搬送用ロボットと、該把持アームの作動域
    内に配置した多段積み上げ型の篩分け装置、網目の異な
    る多数の篩保管用の篩保管棚、試料供給庫、計量機およ
    び廃却ホッパとからなり、前記搬送用ロボットの把持ア
    ームの作動により、篩分け前に前記篩保管棚から篩を取
    り出して前記計量機上への載置、風袋計量後該篩の前記
    篩分け装置へのセット、前記セットの繰り返しによる篩
    の多段積み上げ、前記積み上げ後前記篩への前記試料供
    給庫からの試料の投入、篩分け後各粒度別試料を含む篩
    の前記計量機上への載置、前記篩計量後該篩の前記廃却
    ホッパへの搬送、該篩中の試料の該廃却ホッパへの廃却
    および試料廃却後該篩の前記篩保管庫への収納を、予め
    設定された順序で制御するようにしたことを特徴とする
    粉粒体の粒度測定方法。
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