JPH0659413B2 - ゴムロール式籾摺機における未脱ぷ米発生防止装置 - Google Patents
ゴムロール式籾摺機における未脱ぷ米発生防止装置Info
- Publication number
- JPH0659413B2 JPH0659413B2 JP2119241A JP11924190A JPH0659413B2 JP H0659413 B2 JPH0659413 B2 JP H0659413B2 JP 2119241 A JP2119241 A JP 2119241A JP 11924190 A JP11924190 A JP 11924190A JP H0659413 B2 JPH0659413 B2 JP H0659413B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber roll
- roll type
- rubber
- roll
- prevention device
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- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はゴムロール式籾摺機に関し、特に未脱ぷ米の発
生を防止する装置に関する。
生を防止する装置に関する。
(従来の技術) 従来のゴムロール式籾摺機は、一対のゴムロール間のロ
ール側面とゴムロールを囲む側板との間に2mm程の間隙
を設け、ゴムロールが高速回転して前後に振れてもロー
ルの側面が側板に接触しないように構成されていた。
ール側面とゴムロールを囲む側板との間に2mm程の間隙
を設け、ゴムロールが高速回転して前後に振れてもロー
ルの側面が側板に接触しないように構成されていた。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の籾摺機では、未脱ぷ米が発生し、これが脱ぷ
された玄米に混入するという欠点があった。
された玄米に混入するという欠点があった。
これは一対のゴムロール間のロール側面とこれに対向す
る側板との間隙から籾が落下することが原因であるとい
うことを発見した。
る側板との間隙から籾が落下することが原因であるとい
うことを発見した。
本発明はかかる知見に基きなされたものであり、脱ぷし
た玄米中に未脱ぷ米の籾が混入するのを防止することを
目的とする。
た玄米中に未脱ぷ米の籾が混入するのを防止することを
目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、一対のゴムロール
が回転し籾を脱ぷするゴムロール式籾摺機において、前
記一対のゴムロール間のロール側面と側板との間隙に空
気のような気体を吹き上げることにより籾の落下を防ぐ
ようにすることとした。
が回転し籾を脱ぷするゴムロール式籾摺機において、前
記一対のゴムロール間のロール側面と側板との間隙に空
気のような気体を吹き上げることにより籾の落下を防ぐ
ようにすることとした。
(作用) 一対のゴムロール間のロール側面とこれに対向する側板
との間隙に空気のような気体が吹き上がり籾が該隙間に
入るのを防止する。また、ゴムロールと側板間は適度な
間隙を有したままなのでゴムロールは高速回転して前後
に振れても円滑に回転する。
との間隙に空気のような気体が吹き上がり籾が該隙間に
入るのを防止する。また、ゴムロールと側板間は適度な
間隙を有したままなのでゴムロールは高速回転して前後
に振れても円滑に回転する。
(実施例) 本発明実施例について図面を参照して説明する。
第1図はゴムロール式籾摺機の正面図である。籾摺機の
上部には対向して設けられたゴムロール1,1に籾を供
給する漏斗2が設けられている。3は未脱ぷ米発生防止
装置であり、第2図に示すようにゴムロール1,1の側
面と間隙を隔てる側板5,5の外側に固設する。第3図
は本発明の要部拡大図であり、この図に示すように前記
未脱ぷ米発生防止装置3は下部に空気吸入口4を有し、
上部に斜め上向きに開口する排出口6を有する。この空
気排出口6は、未脱ぷ米の発生を防止するため、未脱ぷ
米の発生箇所である一対のゴムロール1,1間のロール
側面と側板5との間の間隙に穿設する。
上部には対向して設けられたゴムロール1,1に籾を供
給する漏斗2が設けられている。3は未脱ぷ米発生防止
装置であり、第2図に示すようにゴムロール1,1の側
面と間隙を隔てる側板5,5の外側に固設する。第3図
は本発明の要部拡大図であり、この図に示すように前記
未脱ぷ米発生防止装置3は下部に空気吸入口4を有し、
上部に斜め上向きに開口する排出口6を有する。この空
気排出口6は、未脱ぷ米の発生を防止するため、未脱ぷ
米の発生箇所である一対のゴムロール1,1間のロール
側面と側板5との間の間隙に穿設する。
前記ゴムロール1,1は回転を円滑に行うために、一対
のゴムロール1,1間のロール側面と側板5との間に2
ミリ程度の間隙が設けてあり、プーリ7により回転す
る。
のゴムロール1,1間のロール側面と側板5との間に2
ミリ程度の間隙が設けてあり、プーリ7により回転す
る。
籾は漏斗2より落下し、両ゴムロール1,1の間で摺ら
れ脱ぷされる。
れ脱ぷされる。
その際に、空気が未脱ぷ米発生防止装置3に設けた吸入
口4より吸入され、排出口6より上向きに排出される。
この上方に向かう空気流は、一対のゴムロール1,1の
ロール側面と側板5との間の2ミリ程度の間隙から吹き
上がり、未脱ぷ米がここから落下することはない。
口4より吸入され、排出口6より上向きに排出される。
この上方に向かう空気流は、一対のゴムロール1,1の
ロール側面と側板5との間の2ミリ程度の間隙から吹き
上がり、未脱ぷ米がここから落下することはない。
(発明の効果) 本発明においては一対のゴムロール1,1間のロール側
面とこれと相対する側板との間隙に空気のような気体が
吹き上げる未脱ぷ米発生防止装置を設けたので、籾は一
対のゴムロール1,1間のロール側面とこれに相対する
側板との間隙より落下せず、未脱ぷ米の発生を防止でき
るとともに、ゴムロールは側板と間隙を有したままなの
で、側板に衝突することなく円滑に回転するという効果
を奏する。
面とこれと相対する側板との間隙に空気のような気体が
吹き上げる未脱ぷ米発生防止装置を設けたので、籾は一
対のゴムロール1,1間のロール側面とこれに相対する
側板との間隙より落下せず、未脱ぷ米の発生を防止でき
るとともに、ゴムロールは側板と間隙を有したままなの
で、側板に衝突することなく円滑に回転するという効果
を奏する。
第1図はゴムロール式籾摺機の正面図、第2図はゴムロ
ール式籾摺機の側面図、第3図は要部拡大断面図であ
る。 1はゴムロール、2は漏斗、3は未脱ぷ米発生防止装
置、4は空気吸入口、5は側板、6は空気排出口、7は
プーリ。
ール式籾摺機の側面図、第3図は要部拡大断面図であ
る。 1はゴムロール、2は漏斗、3は未脱ぷ米発生防止装
置、4は空気吸入口、5は側板、6は空気排出口、7は
プーリ。
Claims (1)
- 【請求項1】回転する一対のゴムロールの間で籾を脱ぷ
するゴムロール式籾摺機において、前記一対のゴムロー
ル間のロール側面と側板との間隙に気体を吹き上げるこ
とにより籾の落下を防ぐようにしたことを特徴とする未
脱ぷ米発生防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2119241A JPH0659413B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | ゴムロール式籾摺機における未脱ぷ米発生防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2119241A JPH0659413B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | ゴムロール式籾摺機における未脱ぷ米発生防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0416247A JPH0416247A (ja) | 1992-01-21 |
JPH0659413B2 true JPH0659413B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=14756462
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2119241A Expired - Fee Related JPH0659413B2 (ja) | 1990-05-09 | 1990-05-09 | ゴムロール式籾摺機における未脱ぷ米発生防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0659413B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103316730B (zh) * | 2013-06-29 | 2016-01-20 | 湖南双狮橡胶制品有限责任公司 | 免换位轮式系列砻谷胶辊及其生产方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5855945U (ja) * | 1981-10-12 | 1983-04-15 | アルプス電気株式会社 | ペン式記録装置 |
-
1990
- 1990-05-09 JP JP2119241A patent/JPH0659413B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0416247A (ja) | 1992-01-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |