JPH0659399A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料用発色現像処理錠剤 - Google Patents

ハロゲン化銀カラー写真感光材料用発色現像処理錠剤

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JPH0659399A
JPH0659399A JP21289592A JP21289592A JPH0659399A JP H0659399 A JPH0659399 A JP H0659399A JP 21289592 A JP21289592 A JP 21289592A JP 21289592 A JP21289592 A JP 21289592A JP H0659399 A JPH0659399 A JP H0659399A
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color
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tank
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JP21289592A
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Takeshi Haraguchi
剛 原口
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 発色現像用処理錠剤の溶解性が改良、保
存安定性が改良、処理時の写真性能の安定性が改良さ
れた、さらにポリ瓶を使用すること無く社会環境適正を
有し、又、作業環境適正に優れたハロゲン化銀写真感光
材料用固形処理剤を提供する。 【構成】 (1)アルカリ剤として、下記記載の化合物
,,,及び、及び/またはその塩より選ばれ
る1種または2種以上を含有し、かつ、発色現像主薬と
して、p-フェニレンジアミン系発色現像主薬を含有する
ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料用発色現像
処理錠剤。 :4-フェノールスルホン酸、2-アミノエチルスルホン
酸アラニン4-アミノピリジン等。 :1-アミノプロバン-3-オール、アスパラギン酸等。 :5-アミノ-N-フェニルスルホン酸、4-アミノフェノ
ール等。 :ムレキシド、L-プロリン等。 :3-エチルペンタン-2,4-ジオン、グリコアスコルビ
ン酸等。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀カラー写真
感光材料用処理剤に関し、詳しくは、保存安定性、溶解
性、処理安定性にすぐれ、社会環境適性、作業環境適
性、作業簡便による実用化等が改良されたハロゲン化銀
カラー写真感光材料用発色現像処理錠剤に関する。
【0002】
【発明の背景】ハロゲン化銀写真感光材料(以下、感光
材料あるいは写真材料と称することもある)は、露光
後、現像、脱銀、洗浄、安定化等の工程により処理され
る。
【0003】現像には、黒白現像液、カラー発色現像
液、脱銀処理には、漂白液、漂白定着液、定着液、洗浄
には水道水、又はイオン交換水、安定化処理には安定液
がそれぞれ使用される。各処理液は通常30〜40℃に温度
調節され、感光材料はこれらの処理液中に浸漬され処理
される。この様な処理は通常、自動現像機(以下、自現
機と称することもある)等により、上記の処理液を収納
した処理槽間を順次搬送させることによって行われる。
この様な場合には、従来、処理槽内の処理液の活性度を
一定に保つために各処理液の補充液を補充する方式が採
られている。具体的には、補充用タンクから補充液を適
時処理槽内に供給しつつ処理作業を行うようにしてい
る。この場合、補充用タンクに貯溜される補充液自体は
別の場所で作成され、必要に応じて補充用タンク内に供
給されるのが普通であるが、その作製にあたっては従来
から次の様な手作業的な方法が採られている。すなわ
ち、ハロゲン化銀カラー写真感光材料用処理剤(以下、
写真処理剤と称することもある)は粉末状或いは濃厚液
体状でユーザーに供給されており、使用に当たっては、
粉末の場合は一定量の水に溶解することにより調整さ
れ、又、液体状の場合は水で一定量に混合、溶解及び希
釈して用いられる。
【0004】近年、小型自現機(ミニラボ)の普及によ
り装置の小型化、省スペース及びメンテナンスフリー化
が望まれており、この様なことから上記問題を革新的に
解決することが要望されている。
【0005】又、最近、ヨーロッパ、北アメリカを中心
にして環境保全、省資源が強く望まれており、写真関係
では前述の濃厚処理液を収容するポリ容器が特に問題と
なっている。すなわち、写真処理剤用のポリ容器はコス
トが安く貯蔵や輸送にも便利で耐薬品性に優れているも
のの、使用済みの容器は産業廃棄物として埋め立てられ
るかそのまま廃棄或いは焼却される。ポリ容器は生分解
性がほとんど無く半永久的に蓄積され又、焼却された場
合は大量に炭酸ガスを発生し、大気の温暖化等環境悪化
の一因になるという問題がある。さらに自現機ユーザー
側の問題点として作業スペースの狭いところにポリ容器
が大量に山積みされ、さらにスペースを狭くしている等
の問題点が指摘されている。
【0006】また、近年地球環境保護ならびに経済的理
由から低補充処理が望まれている。しかしながらこれら
低補充処理を行う際にはいくつかの問題点があることが
判ってきた。その一つは、補充液の溶解度が処理液の活
性度(処理液性能)を決めており、補充液の限界溶解度
を越す濃度を得ることができない点にある。さらに近
年、迅速処理のニーズが高くなってきており、このよう
な際にはますます、補充液の溶解度を越して活性度を得
る方法が望まれている。また、別の問題として、低補充
化により補充タンク内での補充液の滞留時間が長くな
り、補充タンク内での酸化による性能劣化が無視し得な
い問題となってきており、さらに近年、低処理量のミニ
ラボやもっと小規模のミニラボ(マイクロラボ)の増加
によりますます大きな問題となってきている。
【0007】上記問題点の解決のために従来より様々な
提案がなされている。
【0008】例えば、特開昭58-11032号公報には現像成
分をマイクロカプセルで包む技術が開示されている。
又、特開昭51-61837号公報には崩壊剤を含有する写真処
理用錠剤が、特開平2-109042号、同2-109043号、同3-39
735号及び同3-39739号公報にはある平均粒径を持った顆
粒化された写真用処理剤を用いる方法が開示されてい
る。
【0009】しかしながら、上記の方法は不溶性物質が
生成し易く、処理槽内のフィルターの目詰まりを起こし
たり、処理中の感光材料に付着して現像性等の処理性に
悪影響を与えるなどの問題点がある。さらには溶解に時
間がかかり、備え付けの補充タンク等で撹拌、溶解する
作業が必須等の問題がある。
【0010】溶解作業を不要にする方法としては特開平
3-11344号公報に各単位容器よりパーツ剤(パート剤と
もいう。以下同じ)の混合比率に応じた量のパーツ剤を
押し出し、この押出されたパーツ剤を所定の濃度に希釈
することにより精度よく調整、供給する技術が開示され
ているが、確かに溶解作業は少なくなるかまたはフリー
化が可能であるが、パーツ剤を押し出す為の装置、ノズ
ル、供給装置等の設備が必要であり装置の維持、管理が
大変であり、処理剤の安定性も悪いという欠点がある。
【0011】また、前記公報記載の写真処理用錠剤は発
色現像剤及び漂白定着剤がパーツ剤になっており、これ
ら錠剤は使用する際に備え付けの補充タンク等で撹拌、
溶解作業が必須であり、さらには2種以上の違った錠剤
を扱う必要があり自動投入を考えた場合は投入装置が一
つの処理槽に対して複数台必要となり自現機自体が複雑
な物となってしまい最近の傾向としてある自現機の小型
化が不可能となってしまう、また、手動による投入の場
合でも作業は2倍以上必要となるため作業性は著しく悪
い物となる、また、別の問題として扱う錠剤の個数が多
くなってしまい、作業時の誤溶解の可能性が高くなって
しまう等の問題点がある。
【0012】そこで前記問題点を解決する手段としてパ
ート剤成分を一つの混合成分として1パートの処理錠剤
とすることを検討したところ、得られた固形処理剤は1
処理1剤となるため作業性の向上、自現機の小型化、誤
溶解の防止等には効果が認められた。
【0013】しかし、一方で特開昭51-61837号公報記載
のカラー現像用錠剤を現行処理速度補充量で、写真処理
性能が得られるよう、組み合わせて、1パートの錠剤と
して用いると、原因は定かではないが、溶解を充分に行
っても最終的に溶解液は濁りを示し、液中に不溶成分が
残存してしまう、また、錠剤の保存性が劣化し充分な写
真性能が得られないと言った新たな問題が発生すること
が判った。
【0014】
【発明の目的】従って本発明の目的は、発色現像用処
理錠剤の溶解性が改良、保存安定性が改良、処理時
の写真性能の安定性が改良された、さらにポリ瓶を使用
すること無く社会環境適正を有し、又、作業環境適正に
優れたハロゲン化銀カラー写真感光材料用固形処理剤を
提供することにある。
【0015】
【発明の構成】本発明者らは鋭意検討した結果、以下の
手段により前記目的を達成できることを見いだした。す
なわち、 (1)アルカリ剤として、前記表1、及び3記載の化合
物、、、及び、及び/またはその塩より選ば
れる1種または2種以上を含有し、かつ、発色現像主薬
として、p-フェニレンジアミン系発色現像主薬を含有す
ることを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料用
発色現像処理錠剤また、本発明の好ましい実施態様とし
ての、 (2)前記発色現像処理錠剤が1パートからなるもので
あることを特徴とする(1)記載のハロゲン化銀カラー
写真感光材料用発色現像処理錠剤 (3)前記発色現像処理錠剤が、造粒物を成形後、加圧
圧縮により得られることを特徴とする(1)または
(2)記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料用発色現
像処理錠剤 (4)前記発色現像処理錠剤が、一つの造粒物は少なく
とも1種の酸化防止剤を含有し、一つの造粒物は少なく
とも1種のp-フェニレンジアミン系発色現像主薬を含有
し、一つの造粒物は前記表1、2及び3記載の化合物
、、、及び、及び/またはその塩から選ばれ
る少なくとも1種のアルカリ剤を含有する、少なくとも
3種の異なる造粒物を加圧圧縮して得られることを特徴
とする前記(1)、(2)または(3)記載のハロゲン
化銀カラー写真感光材料用発色現像処理錠剤により、前
記目的を達成できることを見いだした。
【0016】以下、本発明の詳細について説明する。
【0017】本発明の発色現像処理錠剤にアルカリ剤と
して添加する前記表1、2及び3記載の化合物、、
、及びは、そのままで、及び/または、その塩の
形で用いられ、錠剤形成の都合上、常温で固体の形状を
成す物が好ましく用いられる。なお、液体の形状を成す
物であっても、錠剤作成時に錠剤に該アルカリ剤に噴霧
を施す等の方法により用いることも可能である。
【0018】前記記載の化合物、、、、及び
、及びその塩は、一般に市販されているか、または簡
単に合成が可能である。
【0019】なお、ここで言うアルカリ剤とは、溶液の
pHを調整し、現像力の強さを維持調整することのできる
化合物を指す。
【0020】本発明の固形発色現像処理剤に含有する発
色現像剤は、溶解性および写真処理性能の点からパラフ
ェニレンジアミン系発色現像剤が好ましい。この際に、
該発色現像剤の成分全体に対する重量比率10%以上であ
ることが、本発明の別なる効果である低補充、低廃液を
実現する上で好ましく、より好ましくは12%以上、さら
には15%以上が特に好ましい。
【0021】前記のパラフェニレンジアミン系発色現像
剤としては、アミノ基またはベンゼン環上に親水性基を
少なくとも1つ有するものが、感光材料の汚染がなく、
かつ皮膚に対する刺激が少ない長所を有し、好ましく用
いられる。具体的な親水性基としては、 -(CH2)n-CH2OH -(CH2)m-NHSO2-(CH2)n-CH3 -(CH2)m-O-(CH2)n-CH3 -(CH2CH2O)nCmH2m+1 -(CH2)m-CON(CmH2m+1)2 (m及びnはそれぞれ0以上の整数を表す。) -COOH -SO3H 等が好ましいものとして挙げられる。
【0022】本発明に好ましく用いられる発色現像剤の
具体的例示化合物としては、特願平2-203169号26〜31頁
に記載されている(C−1)〜(C−16)、特開昭61-2
89350号29〜31頁に記載されている(1)〜(8)、お
よび特開平3-246543号5〜9頁に記載されている(1)
〜(26)があげられ、特に好ましくは、特願平2-203169
号に記載されている例示化合物(C−1)、(C−
3)、特開昭61-289350号に記載されている例示化合物
(2)、および特開平3-246543号に記載されている例示
化合物(1)が挙げられる。上記発色現像剤は通常、硫
酸塩、塩酸塩、p-トルエンスルホン酸塩等の形で用いら
れる。これらパラフェニレンジアミン系発色現像剤のう
ち4-アミノ-3-メチル-N-エチル-N-(β-メタンスルホン
アミドエチル)アニリン、セスキサルフェートモノヒド
レート(CD−3)は、アルカリ溶液に対する溶解度が
特に低く、補充液の高濃度化による廃液量低減および現
像処理の迅速化を実現する上で障害となっていたが、本
発明の固形発色現像処理剤を直接使用液に補充すること
で解決でき、本発明の好ましい実施様態の1つである。
本発明に用いられる発色現像主薬は、目的により単独あ
るいは2種類以上を併用して用いることができる。
【0023】本発明の固形発色現像処理剤を使用液とし
て溶解した際には、パラフェニレンジアミン系発色現像
剤の濃度が少なくとも1.5×10-2mol/lであることが、迅
速処理の観点から好ましい。
【0024】本発明の発色現像処理錠剤には保恒剤とし
て、以下に示す一般式(I)で表される化合物、及び/
または、以下に示す一般式(C)で表される化合物、及
び/または、単糖類を用いることができる。
【0025】一般式(I) (R11),(R12)>N−N<(R13),〔(R15)n−R14〕 式中、R11、R12、R13は、水素原子、置換または無置
換のアルキル基、アリール基、ヘテロ環基を表し、それ
ぞれ同一でも異なっていても良い。R14は、ヒドロキシ
基、ヒドロキシアミノ基、置換または無置換のアルキル
基、アリール基、ヘテロ環基、アルコキシ基、アリール
オキシ基、カルバモイル基、アミノ基を表す。R15は、
-CO-、-SO2-、-C(=NH)-から選ばれる2価の基を表し、
nは0または1である。R11とR12およびR13とR14
共同してヘテロ環を形成しても良い。
【0026】一般式(C) (R21),(R22)>N−O−X ただし、R21、R22はアルキル基、アリール基、アルコ
キシ基、R23-CO-基、R23-CS-基、R23-SO2-基、R23-
SO-基または水素原子を表す。ただし、R21、R22の両
方が同時に水素原子であることはない。またR21、R22
で環を形成しても良い。また、R23はアルコキシ基、ア
ルキル基、アリール基または、アミノ基を表す。Xは水
素原子または加水分解反応により水素原子になりうる基
である。
【0027】単糖類とは、単一のポリヒドロキシアルデ
ヒド、ポリヒドロキシケトンおよびこれらの還元誘導
体、酸化誘導体、デオキシ誘導体、アミノ誘導体、チオ
誘導体など広い範囲の誘導体の総称である。多くの糖
は、一般式CnH2nOnで表されるが、この一般式で表され
る糖骨格から誘導される化合物も含めて、本発明では単
糖類と定義する。これらの単糖類のうちで好ましいもの
は、炭素数が3〜7のトリオース、テトロース、ペント
ース、ヘキソース、ヘプトースおよびその誘導体であ
る。
【0028】前記一般式(I)で示される化合物の具体
例を次に示す。
【0029】
【化1】
【0030】
【化2】
【0031】
【化3】
【0032】これら一般式(I)で表される化合物は、
通常遊離のアミン、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、シュウ酸
塩、炭酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、燐酸塩、酢酸塩
等の形で用いられる。
【0033】一般式(C)において、R21、R22はアル
キル基、アリール基、アルコキシ基、R23-CO-基、R23
-CS-基、R23-SO2-基、R23-SO-基または水素原子を表
し、それぞれ無置換または置換してあっても良い。無置
換アルキル基は直鎖、分岐、環状のいずれでも良く、好
ましくは炭素原子数1〜10、例えばメチル基、エチル
基、n-プロピル基、iso-プロピル基、n-ブチル基、無置
換アリール基は、好ましくは炭素原子数6〜10、無置換
アルコキシ基は、好ましく炭素原子数1〜10、例えばメ
トキシ、エトキシ、ブトキシ基、メトキシエトキシ基な
どである。
【0034】R21、R22が置換基を有する基の場合、こ
れら置換基としてはスルホン酸基、ヒドロキシ基、アル
コキシ基、スルホ基、カルボキシル基、アミノ基、ヒド
ロキシアミノ基、などが好ましい。
【0035】さらに置換する基は、アリール基、ハロゲ
ン原子(塩素、臭素など)、スルホンアミド基、カルバ
モイル基、スルファモイル基、アリールオキシ基、アル
キルチオ基、アシル基、ニトロ基、シアノ基、ウレイド
基、スルファニル基等がある。
【0036】R21、R22は互いに結合して環を形成して
も良く、例えばピペリジン、ピリジン、トリアジン、モ
ルホリン、ピロリジン、Nアルキルピペラジン、インド
リニル等の複素環を形成しても良い。R23はアルコキシ
基、アルキル基または、アリール基を表し、それぞれ無
置換または置換であっても良い。さらに詳しくはR21
22の場合と同義の物が好ましく挙げられる。
【0037】
【化4】
【0038】前記一般式(C)で示されるヒドロキシル
アミン系化合物の具体例は、米国特許3,287,125号及び
同3,329,034号及び同3,287,124号等に記載されている
が、特に好ましい具体的例示化合物としては、特願平2-
203169号36〜28頁記載の(A−1)〜(A−39)及び特
開平3-33845号3〜6頁記載の(1)〜(53)及び特開
平3-63646号5〜7頁記載の(1)〜(52)及び特開平3
-184044号4〜6頁記載の(1)〜(54),特に
(1),(7)等が挙げられる。
【0039】以下に一般式(C)の特に好ましい具体的
例示化合物を示す。
【0040】
【化5】
【0041】
【化6】
【0042】
【化7】
【0043】
【化8】
【0044】これら例示化合物のうち好ましく用いられ
るのはC−11,C−13,C−14,C−15,C−17,C−
18,C−20,C−35,C−37,C−39,C−40,C−4
8,C−49であり特に好ましくはC−15,C−17,C−4
8である。
【0045】これら一般式(C)で表される化合物は、
通常遊離のアミン、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、シュウ酸
塩、炭酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、燐酸塩、酢酸塩
等の形で用いられる。
【0046】単糖類の具体的例示化合物を次に示す。
【0047】[例示化合物] (1) グリセルアルデヒド (2) ジヒドロキシアセトン(二量体を含む) (3) D−エリトロース (4) L−エリトロース (5) D−トレオース (6) L−トレオース (7) D−リボース (8) L−リボース (9) D−アラビノース (10) L−アラビノース (11) D−キシロース (12) L−キシロース (13) D−リキソース (14) L−リキソース (15) D−キシルロース (16) L−キシルロース (17) D−リブロース (18) L−リブロース (19) 2−デオキシ−D−リボース (20) D−アロース (21) L−アロース (22) D−アルトロース (23) L−アルトロース (24) D−グルコース (25) L−グルコース (26) D−マンノース (27) L−マンノース (28) D−グロース (29) L−グロース (30) D−イドース (31) L−イドース (32) D−ガラクトース (33) L−ガラクトース (34) D−タロース (35) L−タロース (36) D−キノボース (37) ジギタロース (38) ジギトキソース (39) シマロース (40) D−ソルボース (41) L−ソルボース (42) D−タガトース (43) D−フコース (44) L−フコース (45) 2−デオキシ−D−グルコース (46) D−プシコース (47) D−フルクトース (48) L−フルクトース (49) L−ラムノース (50) D−グルコサミン (51) D−ガラクトサミン (52) D−マンノサミン (53) D−グリセロ−D−ガラクトヘプトース (54) D−グリセロ−D−マンノヘプトース (55) D−グリセロ−L−マンノヘプトース (56) D−グリセロ−D−グロヘプトース (57) D−グリセロ−D−イドヘプトース (58) D−グリセロ−L−グルコヘプトース (59) D−グリセロ−L−タロヘプトース (60) D−アルトロヘプツロース (61) D−マンノヘプツロース (62) D−アルトロ−3−ヘプツロース (63) D−グルクロン酸 (64) L−グルクロン酸 (65) N−アセチル−D−グルコサミン これら例示化合物のうち好ましく用いられるものは、
(1)、(7)、(8)、(9)、(10)、(11)、
(12)、(17)、(19)、(20)、(24)、(25)、
(26)、(27)、(32)、(33)、(40)、(41)、
(47)、(48)、(50)、(63)、(65)であり、特に
(1)、(7)、(8)、(40)、(41)、(47)、
(48)、(50)が好ましい。
【0048】本発明に係る発色現像処理錠剤中には、保
恒剤として亜硫酸塩を微量用いることができる。該亜硫
酸塩としては、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム、重
亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸カリウム等が挙げられる。
【0049】現像促進剤としては、特公昭37-16088号、
同37-5987号、同38-7826号、同44-12380号、同45-9019
号及び米国特許3,813,247号等に代表されるチオエーテ
ル系化合物、特開昭52-49829号及び同50-15554号に代表
されるp-フェニレンジアミン系化合物、特公昭44-30074
号、特開昭50-137726号、同56-156826号及び同52-43429
号等に代表される4級アンモニウム塩類、米国特許2,61
0,122号及び同4,119,462号記載のp-アミノフェノール
類、米国特許2,494,903号、同3,128,182号、同4,230,79
6号、同3,253,919号、特公昭41-11431号、米国特許2,48
2,546号、同2,596,926号及び同3,582,346号に記載のア
ミン系化合物、特公昭37-16088号、同42-25201号、米国
特許3,128,183号、特公昭41-11431号、同42-23883号及
び米国特許3,532,501号等に代表されるポリアルキレン
オキサイド、その他1-フェニル-3-ピラゾリドン類、ヒ
ドラジン類、メソイオン型化合物、イオン型化合物、イ
ミタゾール類等を必要に応じて添加することができる。
【0050】本発明において、カブリ防止等の目的で塩
酸イオン、臭素イオン、及び沃素イオンを発色現像処理
錠剤中に添加できる。
【0051】また、本発明の発色現像処理錠剤中には特
願平2-172374号公報65頁〜67頁記載のトリアジニルスチ
ルベン系蛍光増白剤や、特願平2-240400号公報69頁下か
ら第9行〜75頁に記載の一般式〔K〕で示されるキレー
ト剤を添加することができる。更にまた、本発明の発色
現像処理錠剤は、アニオン、カチオン、両性、ノニオン
の各界面活性剤を含有させることがでる。
【0052】本発明において、ハロゲン化銀カラー写真
感光材料を像様露光後、自動現像機を用いて連続処理す
る際の発色現像処理槽への補充方法は、錠剤を溶解水で
溶解し補充液を作成し用いても良いが好ましくは本発明
の発色現像処理錠剤を発色現像処理液と接触する部位に
設置された溶解部に添加して溶解することが好ましい。
【0053】すなわち、本発明に好ましく用いられる自
現機としては、ハロゲン化銀カラー写真感光材料を処理
する処理槽(メインタンク)と固形処理剤を溶解する溶
解部(サブタンク)とからなり、前記処理槽と前記溶解
部が連通しており、循環手段を有することにより互いの
液が処理槽と溶解部の間を循環する形態のものである。
前記溶解部内には、供給された処理錠剤に混入している
不純物、不溶物または未溶解物が処理槽に流入しないよ
うな濾過手段を有することが好ましい。
【0054】又、写真処理錠剤を溶解部に投入する際、
最低蒸発分の水補給をすることが本発明を実施する上で
の好ましい態様である。すなわち、ある一定の温度にあ
る処理液タンクは常に蒸発を伴い水が補給されなければ
液面が低下し、濃厚化していき、その為に写真性能の劣
化や析出、タール等が問題になる。従って、タンク液面
を保つ為の最低限の水補給が必要となる。
【0055】更には水補給は蒸発分以外に感光材料によ
る持ち出しを考慮する必要があり、特に発色現像槽は蒸
発分以外に感光材料による持ち出しを考慮し水補給する
必要がある。
【0056】自現機には、ハロゲン化銀カラー写真感光
材料の処理量を検出する検出手段を有し、処理量に応じ
て処理錠剤を前記溶解部へ自動供給する供給装置と前記
水補給を行う補水装置を有することが好ましい。
【0057】本発明において、感光材料を処理する処理
部と写真処理錠剤を溶解する溶解部を有し、かつ該溶解
部が前記処理部の処理液と接触する部位に配置されてお
り、かつ溶解手段を有する自動現像機を用いることによ
って、従来より行われていた手作業による溶解作業を実
質的に無くすことが可能であり、しかも自現機の半分位
を占めている補充タンクや補充送液用ポンプ類を無くす
ことさえ可能であって、大幅なコストダウンと装置ない
し機器のコンパクト化が計れる。しかも処理剤の溶解は
溶解部に溶解手段を有している為に固形写真処理剤であ
ってもすみやかに溶解し、局部的な高濃度化が防止で
き、処理部全体に均一化できる。
【0058】溶解部がない場合、例えば直接タンク処理
槽や補充槽に錠剤を添加した場合、初期の溶解性は若干
良いものの、溶解速度が遅く、特定のアルカリ剤等は固
まってなかなか溶解しにくく、タンク底部に沈積する為
に、局部的な写真処理剤の高濃度化現象が生じ、タール
や不溶性物質の生成が起こり、写真性能や循環系の目詰
まり等に重大な影響を与える。
【0059】又、本発明では写真処理剤が錠剤であるこ
とにより、作業中にパーツ剤が飛散して、人体、特に手
や衣服、周辺機器に付着したり、汚染したりすることも
なく、又、プラスチックボトルを使用しなくても済むと
いう環境適合性のある処理剤を供給することが可能とな
る。
【0060】更には、自現機の溶解部に処理剤供給手段
を設けることにより手作業による溶解部への処理剤の投
入がなくなり、作業効率が大幅に改善される。
【0061】
【実施例】以下、本発明の実施例を挙げて説明するが、
本発明はこれら実施例によって限定されるものではな
い。
【0062】(実施例−1)以下の操作に従ってカラー
ペーパー用発色現像錠剤試料を作成した。
【0063】操作(1) 特開昭51-61837号公報の記載に従って、カラー現像用錠
剤を以下の方法により1パートのカラーペーパー用発色
現像錠剤として作成した。
【0064】 1)カラー用錠剤A:1/2量、 2)カラー用錠剤A:1/2量、 3)カラー用錠剤B:1/2量、 4)カラー用錠剤B:1/2量、 を混合する。具体的には、 エチル−オキシエチル−ジフェニルジアミン 35.0g 無水亜硫酸ナトリウム 26.0g ヒドロキシルアミン(塩化物)硫酸塩 35.0g 臭化カリウム 17.0g 塩化ナトリウム 220.0g 乳糖 70.0g ヘキサメタ燐酸ナトリウム 35.0g 膨張崩壊性水性コロイド 120.0g CD−3(登録商標) 35.0g 無水炭酸ナトリウム 350.0g ポリグリコール6000 35.0g 燐酸トリナトリウム・12H20 175.0g を空気ジェット微粉砕機中で平均粒径10μmになるまで
粉砕する。この微粉末を市販の流動層噴霧造粒機中で室
温にて約5分間、200mlの水を噴霧することにより造粒
した後、造粒物を70℃で15分間乾燥する。次に造粒物を
真空中で40℃にて2時間乾燥して造粒物の水分をほぼ完
全に除去する。得られた造粒物を市販の振盪機を用いて
100μmより小さい微小な粒子及び、800μmより大きい過
大な粒子を篩過する。
【0065】操作(2) 上記操作(1)で調整した造粒物を25℃、で40%RH以下
に調湿された部屋で菊水製作所製タフプレストコレクト
1527HUを改造した打錠機により直径20mmの臼に1錠当た
りの充填量を3.0gにして、圧縮圧力:700Kg/cm2で打錠
を行い、カラーペーパー用発色現像錠剤試料(試料No.
1−A)を作成した。
【0066】(カラーペーパー用発色現像補充用錠剤
試料(試料形態)の作成) 操作(3) 現像主薬 CD−3[4-アミノ-3-メチル-N-エチル-N- 〔β-(メタンスルホンアミド)エチル〕アニリン硫酸塩] 100g 化合物C−17(ジナトリウム塩) 120g チノパールSFP(チバガイギー社製) 30.0g 亜硫酸ナトリウム 3.7g 表4及び表5,6記載の化合物 表5,6に記載の量 臭化カリウム 0.3g ジエチレントリアミン5酢酸 25g p-トルエンスルホン酸ナトリウム 100g を空気ジェット微粉砕機中で平均粒径10μmになるまで
粉砕する。この微粉末を市販の流動層噴霧造粒機中で室
温にて約5分間、200mlの水を噴霧することにより造粒
した後、造粒物を70℃で15分間乾燥する。次に造粒物を
真空中で40℃にて2時間乾燥して造粒物の水分をほぼ完
全に除去する。得られた造粒物を市販の振盪機を用いて
100μmより小さい微小な粒子及び、800μmより大きい過
大な粒子を篩過する。
【0067】操作(4) 上記操作(3)で調整した造粒物を25℃で40%RH以下に
調湿された部屋で菊水製作所製タフプレストコレクト15
27HUを改造した打錠機により直径20mmの臼に1錠当たり
の充填量を3.0gにして、圧縮圧力:700Kg/cm2で打錠を
行い、カラーペーパー用発色現像補充用錠剤試料(試料
形態)を作成した。
【0068】(カラーペーパー用発色現像補充用錠剤
試料(試料形態)の作成) 操作(A) 現像主薬 CD−3[4-アミノ-3-メチル-N-エチル-N-
〔β-(メタンスルホンアミド)エチル〕アニリン硫酸
塩]100gを空気ジェット微粉砕機中で平均粒径10μmに
なるまで粉砕する。この微粉末を市販の流動層噴霧造粒
機中で室温にて約5分間、4.5mlの水を噴霧することよ
り造粒した後、造粒物を60℃で8分間乾燥する。次に造
粒物を真空中で40℃にて2時間乾燥して造粒物の水分を
ほぼ完全に除去する。得られた造粒物を市販の振盪機を
用いて100μmより小さい微小な粒子及び、800μmより大
きい過大な粒子を篩過する。
【0069】操作(B) 化合物C−17(ジナトリウム塩)120gを操作(A)と同
様、粉砕、造粒する。水の噴霧量は3.0mlとし、造粒
後、50℃で10分間乾燥する。次に造粒物を真空中で40℃
にて2時間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去す
る。得られた造粒物を操作(A)と同様、篩過する。
【0070】操作(C) チノパールSFP(チバガイギー社製) 30.0g 亜硫酸ナトリウム 3.7g 表4及び表5,6記載の化合物 表5,6に記載の量 臭化カリウム 0.3g ジエチレントリアミン5酢酸 25g p-トルエンスルホン酸ナトリウム 100g 操作(A)と同様粉砕した後、市販の混合機で均一に混
合する。次に(A)と同様にして、水の噴霧量を200ml
にして造粒を行う。造粒後、造粒物を70℃で15分間乾燥
し、次に造粒物を真空中で40℃にて2時間乾燥して造粒
物の水分をほぼ完全に除去する。得られた造粒物を操作
(A)と同様、篩過する。
【0071】操作(D) 上記操作(A)〜(C)で調整した造粒物を25℃、で40
%RH以下に調湿された部屋で混合機を用いて10分間均一
に混合し、菊水製作所製タフプレストコレクト1527HUを
改造した打錠機により直径20mmの臼に1錠当たりの充填
量を3.0gにして、圧縮圧力:700Kg/cm2で打錠を行い、
カラーペーパー用発色現像補充用錠剤試料(試料形態
)を作成した。
【0072】(実験)上記操作で得られた錠剤試料各6
個をそれぞれ 1L、25℃の水にマグネティックスター
ラーを用いて150rpmの撹拌を与えながら、投入し、その
溶解性を評価した。
【0073】また、錠剤試料各5個をそれぞれ、ポリエ
チレンの袋に入れて密閉した後、温度70℃、湿度80%で
1ヶ月間保存し、保存後の錠剤1錠中のCD−3の含有量
を測定し保存前の値を100%としてその残存率を求め
た。結果を表5,6に示す。
【0074】溶解性は、次に示す基準で評価した。
【0075】 ○:最終的には全ての固形物が溶解し、不溶成分の残存
はない ×:最終的には液に濁りが生じたままであり、固形物不
溶成分として残ってしまう
【0076】
【表4】
【0077】
【表5】
【0078】
【表6】
【0079】表4及び表5,6より明らかなように、本
発明の化合物のみを含有する発色現像処理用錠剤は不溶
物の生成の無い良い溶解性を得ることができ、さらには
主薬の保存性についても良い保存性を得ることができ
た。
【0080】(実施例−2)以下の操作に従ってカラー
ネガフィルム用発色現像錠剤試料を作成した。
【0081】(カラーネガフィルム用発色現像補充用錠
剤試料の作成) 操作(A) 現像主薬 CD−4[4-アミノ-3-メチル-N-エチル-β-
(ヒドロキシ)エチルアニリン硫酸塩]65gを空気ジェ
ット微粉砕機中で平均粒径10μmになるまで粉砕する。
この微粉末を市販の流動層噴霧造粒機中で室温にて約5
分間、4.5mlの水を噴霧することより造粒した後、造粒
物を60℃で8分間乾燥する。次に造粒物を真空中で40℃
にて2時間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去す
る。得られた造粒物を市販の振盪機を用いて100μmより
小さい微小な粒子及び、800μmより大きい過大な粒子を
篩過する。
【0082】操作(B) 係るC−17(ジナトリウム塩)110gを操作(A)と同
様、粉砕、造粒する。水の噴霧量は3.0mlとし、造粒
後、50℃で10分間乾燥する。次に造粒物を真空中で40℃
にて2時間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去す
る。得られた造粒物を操作(A)と同様、篩過する。
【0083】操作(C) 亜硫酸ナトリウム 58.0g 表4及び表7記載の化合物 表7に記載の量 炭酸水素ナトリウム 3.0g 臭化ナトリウム 4.0g ジエチレントリアミン5酢酸 25g 操作(A)と同様粉砕した後、市販の混合機で均一に混
合する。次に(A)と同様にして、水の噴霧量を200ml
にして造粒を行う。造粒後、造粒物を70℃で15分間乾燥
し、次に造粒物を真空中で40℃にて2時間乾燥して造粒
物の水分をほぼ完全に除去する。得られた造粒物を操作
(A)と同様、篩過する。
【0084】操作(D) 上記操作(A)〜(C)で調整した造粒物を25℃、で40
%RH以下に調湿された部屋で混合機を用いて10分間均一
に混合し、菊水製作所製タフプレストコレクト1527HUを
改造した打錠機により直径20mmの臼に1錠当たりの充填
量を3.0gにして、圧縮圧力:700Kg/cm2で打錠を行い、
カラーネガフィルム用発色現像補充用錠剤試料を作成し
た。
【0085】(実験)上記操作で得られた錠剤試料各6
個をそれぞれ 1L、25℃の水にマグネティックスター
ラーを用いて150rpmの撹拌を与えながら、投入し、その
溶解性を評価した。
【0086】また、錠剤試料各5個をそれぞれ、ポリエ
チレンの袋に入れて密閉した後、温度70℃、湿度80%で
1ヶ月間保存し、保存後の錠剤1錠中のCD−4の含有量
を測定し保存前の値を100%としてその残存率を求め
た。結果を表7に示す。
【0087】なお、溶解性の評価基準は実施例−1と同
様。表7記載の例示化合物名は表4記載による。
【0088】
【表7】
【0089】表4及び表7より明らかなように、本発明
の化合物のみを含有する発色現像処理用錠剤は不溶物の
生成の無い良い溶解性を得ることができ、さらには主薬
の保存性についても良い保存性を得ることができた。
【0090】(実施例−3)特願平3-47516号実施例記
載の試料を常法により露光後、以下に示す自動現像機、
処理剤を用いてランニングテストを行った。自動現像機
は、コニカカラーペーパータイプQAプロセッサーCL-P
P-718に錠剤供給機能、水供給機能等を改造したものを
用いた。以下に処理条件を示す。
【0091】 処理工程 処理温度 処理時間 発色現像 38±0.3℃ 27″ 漂白定着 38±1.0℃ 27″ 安定1 33±3.0℃ 30″ 安定2 33±3.0℃ 30″ 安定3 33±3.0℃ 30″ 乾燥 72±5.0℃ 40″ <処理用錠剤の作成>実施例−1(カラーペーパー用
発色現像補充用錠剤試料(試料形態)の作成)と同様
の操作を繰り返し行い、必要量の発色現像補充用錠剤を
作成した。作成後、錠剤を上記ランニング条件により実
験を行った。なお、添加した例示化合物及び量は、表4
及び表8記載による。
【0092】ランニングテストは発色現像用の補水総量
が発色現像タンク液容量の3倍になるまで(3ラウン
ド)、1日当たり0.05ラウンド連続的に処理した。
【0093】<漂白定着補充用錠剤> 操作(E) エチレンジアミン4酢酸第2鉄カリウム1水塩550g、
エチレンジアミン4酢酸20gを操作(A)と同様、粉
砕、造粒する。水の噴霧量は25.0mlとし、造粒後、60℃
で15分間乾燥する。次に造粒物を真空中で40℃にて2時
間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去する。
【0094】操作(F) チオ硫酸カリウム1770g、亜硫酸ナトリウム200g、臭
化カリウム60g、p-トルエンスルフィン酸20gを操作
(A)と同様、粉砕、造粒する。水の噴霧量は15.0mlと
し、造粒後、60℃で10分間乾燥する。次に造粒物を真空
中で40℃にて2時間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に
除去する。
【0095】操作(G) 上記操作(E)、(F)で調整した造粒物を25℃、で40
%RH以下に調湿された部屋で混合機を用いて10分間均
一に混合する。次に混合物を菊水製作所製タフプレスト
コレクト1527HUを改造した打錠機により1錠当たりの
充填量を21.3gにして圧縮打錠を繰り返し行い、必要量
のカラーペーパー用漂白定着補充用錠剤を作成した。
【0096】<安定補充用錠剤> 操作(H) 炭酸カリウム10g、1-ヒドロキシエタン-1,1-ジホスホ
ン酸ナトリウム200gを操作(A)と同様、粉砕、造粒
する。水の噴霧量は1.0mlとし、造粒後、70℃で3分間
乾燥する。次に造粒物を真空中で40℃にて2時間乾燥し
て造粒物の水分をほぼ完全に除去する。
【0097】操作(I) チノパールSFP150g、亜硫酸ナトリウム300g、硫酸
亜鉛7水塩20g、エチレンジアミン4酢酸150gを操作
(A)と同様、粉砕、造粒する。水の噴霧量は10.0mlと
し、造粒後、65℃で5分間乾燥する。次に造粒物を真空
中で40℃にて8時間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に
除去する。
【0098】操作(J) 上記操作(H)、(I)で調整した造粒物を25℃、で40
%RH以下に調湿された部屋で混合機を用いて10分間均
一に混合する。次に混合物を菊水製作所製タフプレスト
コレクト1527HUを改造した打錠機により1錠当たりの
充填量を0.66gにして圧縮打錠を繰り返し行い必要量の
カラーペーパー用安定補充用錠剤を作成した。
【0099】<使用する処理タンク液> 発色現像タンク液(23.01) 自現機発色現像タンクに35℃の温水18lを入れ、作成し
たカラーペーパー用発色現像補充用錠剤を160個投入、
溶解した。次にスターター成分として別に錠剤化してお
いた下記処方のスターターを23個投入、溶解後タンク標
線まで温水を加えタンク液を完成した。
【0100】 カラーペーパー用発色現像スターター 塩化カリウム 4.0g 炭酸水素カリウム 4.8g 炭酸カリウム 2.1g 漂白定着液(23.01) 自現機漂白定着タンクに35℃の温水15lを入れ、作成し
たカラーペーパー用漂白補充用錠剤を292個投入、溶解
した。溶解後タンク標線で温水を加えタンク液を完成し
た。
【0101】安定液(1〜3槽目各々15l) 自現機安定タンク1槽目、2槽目、3槽目に35℃の温水
を各々12l入れ、作成したカラーペーパー用安定補充用
錠剤を60個ずつ投入、溶解した。次にタンク標線まで温
水を加えタンク液を完成した。
【0102】作成した各補充用錠剤を自現機に付与した
補充用錠剤供給装置に各々20個セットした。この補充用
錠剤は、発色現像槽に対してはカラーペーパーが8000m
2処理されると1個ずつ投入され、漂白定着槽および安
定槽には、3200cm2あたり1個ずつ投入されるようにセ
ットした。同時に水供給装置からは発色現像槽に対して
はカラーペーパーが1m2処理されると125ml、漂白槽お
よび安定槽にはカラーペーパーが1m2処理されると249
ml、の水が供給されるようにセットした。
【0103】ランニング中の自現機処理タンク内の不溶
成分の有無を観察した。また、ランニング終了後、カラ
ーペーパー試料の未露光部最低反射濃度、および最大反
射濃度をPDA-65(コニカ製)を用いて測定した。
【0104】結果を表8に示す。不溶成分の有無は、次
に示す基準で評価した。
【0105】 ○:ランニング中、不溶成分の発生は全く認められなか
った ×:ランニング中、不溶成分の発生が常に認められた
【0106】
【表8】
【0107】表8から明らかなように本発明の発色現像
処理錠剤を用いることにより、処理タンク内に不溶成分
の発生のない、安定した処理が実現でき、Dmin部の上昇
がなく、かつ充分なDmax部の反射濃度を持った良好な処
理性能を得ることができる。
【0108】(実施例−4)コニカカラースーパーDD
100フィルムを常法により露光後、以下に示す自動現像
機、処理剤を用いてランニングテストを行った。自動現
像機は、コニカカラーネガフィルムプロセッサーCL-KP-
50QAに錠剤供給機能、水供給機能等を改造したものを用
いた。以下に処理条件を示す。
【0109】 処理工程 処理温度 処理時間 発色現像 38±0.3℃ 3′15″ 漂白 38±1.0℃ 45″ 定着1 38±1.0℃ 45″ 定着2 38±1.0℃ 45″ 安定1 38±3.0℃ 20″ 安定2 38±3.0℃ 20″ 安定3 38±3.0℃ 20″ 乾燥 60±5.0℃ 60″ 安定剤は3槽目に補充され、順次2槽、1槽にオーバー
フロー液が流れ込むカスケード方式となっている。
【0110】<処理用錠剤の作成> (実施例−2)(カラーネガフィルム用発色現像補充用
錠剤試料の作成)と同様の操作を繰り返し行い、必要量
の発色現像補充用錠剤を作成した。作成後、錠剤を上記
ランニング条件により実験を行った。なお、添加した例
示化合物及び量は、表4及び表9記載による。
【0111】〈カラーネガ用漂白補充用錠剤〉 操作(5) 1,3-プロパンジアミン4酢酸第2鉄カリウム1水塩237
g、コハク酸60g、マレイン酸73g、1,3-プロパンジア
ミン4酢酸10gを操作(1)と同様、粉砕、造粒する。
水の噴霧量は5.0mlとし、造粒後、60℃で7分間乾燥す
る。次に造粒物を真空中で40℃にて2時間乾燥して造粒
物の水分をほぼ完全に除去する。
【0112】操作(6) 硝酸ナトリウム100g、臭化カリウム60g、炭酸カリウ
ム60gを操作(1)と同様、粉砕、造粒する。水の噴霧
量は1.0mlとし、造粒後、70℃で3分間乾燥する。次に
造粒物を真空中で40℃にて2時間乾燥して造粒物の水分
をほぼ完全に除去する。
【0113】操作(7) 上記操作(5)、(6)で調整した造粒物を25℃、で40
%RH以下に調湿された部屋で混合機を用いて10分間均
一に混合する。次に混合物を菊水製作所製タフプレスト
コレクト1527HUを改造した打錠機により1錠当たりの
充填量を6.0gにして圧縮打錠を繰り返し行い、必要量
のカラーネガ用漂白補充用錠剤を作成した。
【0114】〈カラーネガ用定着補充用錠剤〉 操作(8) チオ硫酸カリウム950g、チオシアン酸ナトリウム2020
g、亜硫酸ナトリウム120g、炭酸カリウム150g、エチ
レンジアミン4酢酸2ナトリウム10gを操作(1)と同
様、粉砕、造粒する。水の噴霧量は30mlとし、造粒後、
60℃で60分間乾燥する。次に造粒物を真空中で40℃にて
8時間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全に除去する。
【0115】操作(9) 上記操作(8)で調整した造粒物を25℃、で40%RH以
下に調湿された部屋で混合機を用いて10分間均一に混合
する。次に混合物を菊水製作所製タフプレストコレクト
1527HUを改造した打錠機により1錠当たりの充填量を1
3.0gにして圧縮打錠を繰り返し行い、必要量のカラー
ネガ用漂白補充用錠剤を作成した。
【0116】〈カラーネガ用安定補充用錠剤〉 操作(10) m-ヒドロキシベンズアルデヒド200g、エマルゲン985;
10g、炭酸カリウム45gを操作(1)と同様、粉砕、造
粒する。水の噴霧量は3.0mlとし、造粒後、造粒物を真
空中で30℃にて8時間乾燥して造粒物の水分をほぼ完全
に除去する。
【0117】操作(11) 上記操作(10)で調整した造粒物を25℃、で40%RH以
下に調湿された部屋で混合機を用いて10分間均一に混合
する。次に混合物を菊水製作所製タフプレストコルクト
1527HUを改造した打錠機により1錠当たりの充填量を0.
2gにして圧縮打錠を繰り返し行い、必要量のカラーネ
ガ用安定補充用錠剤を作成した。
【0118】〈使用する処理タンク液〉 発色現像タンク液(21.0l) 自現機発色現像タンクに35℃の温水15lを入れ、作成し
たカラーネガフィルム用発色現像補充用錠剤を160個投
入、溶解した。次にスターター成分として別に錠剤化し
ておいた下記処方のスターターを21個投入、溶解後タン
ク標線まで温水を加えタンク液を完成した。
【0119】 カラーネガ用発色現像スターター 臭化ナトリウム 0.8g 沃化ナトリウム
2.0mg 炭酸水素ナトリウム 3.0g 炭酸カリウム 0.5g 漂白液(5.0l) 自現機漂白タンクに35℃の温水3.0lを入れ、実施例と
同様にして作成したカラーネガフィルム用漂白補充用錠
剤を350個投入、溶解した。次にスターター成分として
別に錠剤化しておいた下記処方のスターターを10個投
入、溶解後タンク標線まで温水を加えタンク液を完成し
た。
【0120】 カラーネガ用漂白スターター 臭化カリウム 10g 炭酸水素ナトリウム 1.5g 炭酸カリウム 3.5g 定着液(1槽目4.5l、2槽目4.5l) 自現機定着タンク1槽目、2槽目に35℃の温水を各々3.
0l入れ、作成したカラーネガフィルム用定着補充用錠
剤を112個ずつ投入、溶解した。次にタンク標線まで温
水を加えタンク液を完成した。
【0121】安定液(1〜3槽目各々3.2l) 自現機定着タンク1槽目、2槽目、3槽目に35℃の温水
を各々3.0l入れ、作成したカラーネガフィルム用安定
補充用錠剤を40個ずつ投入、溶解した。次にタンク標線
まで温水を加えタンク液を完成した。
【0122】次に、作成した各補充用錠剤を自現機に付
与した補充用錠剤供給装置にそれぞれ20個セットした。
この補充用錠剤は発足現像槽に対しては135サイズ24枚
撮りフィルムが5本処理されると2個づつ他槽へは2本
処理されると1個づつ投入され、同時に水供給装置から
補充水が発色現像槽には40ml、漂白槽には10ml、定着槽
には40ml、安定槽には80ml供給されるようにセットし
た。
【0123】ランニングテストは発色現像用の補水総量
が発色現像タンク液容量の3倍になるまで(3ラウン
ド)、1日当たり0.05ラウンド連続的に処理した。ラン
ニング中の自現機処理タンク内の不溶成分の有無を観察
した。また、ランニング終了後、カラーネガフィルム試
料の未露光部最低反射濃度、および最大反射濃度をPDA-
65(コニカ製)を用いて測定した。
【0124】結果を表9に示す。不溶成分の有無は、次
に示す基準で評価した。
【0125】 ○:ランニング中、不溶成分の発生は全く認められなか
った ×:ランニング中、不溶成分の発生が常に認められた
【0126】
【表9】
【0127】表9から明らかなように本発明の発色現像
処理錠剤を用いることにより、処理タンク内に不溶成分
の発生のない、安定した処理が実現でき、Dmin部の上昇
がない、良好な処理性能を得ることができる。
【0128】
【発明の効果】本発明によれば、発色現像用処理錠剤
の溶解性が改良、保存安定性が改良、処理時の写真
性能の安定性が改良された、さらにポリ瓶を使用するこ
と無く社会環境適正を有し、又、作業環境適正に優れた
ハロゲン化銀写真感光材料用固形処理剤を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカラーペーパー処理用自現機の一
例を示す概略説明図。
【図2】本発明に係るカラーネガフィルム処理用自現機
の一例を示す概略説明図。
【図3】固形処理剤送り出し投入の状態を表す1実施例
の概略説明図。
【符号の説明】
1 発色現像槽 2 漂白定着槽 2A 漂白槽 3A 定着槽 4A 水洗槽 3 安定槽 4 乾燥部 7 感光材料面積検出センサー 8 補充用固形処理剤補給装置 9 液面検出センサー 10 補充水補給装置 11 制御部 12 電磁弁 13 感光材料挿入部 14 水洗温水 15 補充水補給管 16 メイン処理タンク 17 処理液 18 循環ポンプ 19 温調ヒーター 20 サブタンク 21 濾過装置 24 補充用固形処理剤 24A 最上部の固形処理剤 25 供給トレー 26 押しばね 39 濾過フィルター 91 供給トレー本体 94,99 プランジャー 94A,99A ラック 95,97 ステッピングモータ 96,98 ピニオン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ剤として、下記表1、2及び3
    記載の化合物、、、及び、及び/またはその
    塩より選ばれる1種または2種以上を含有し、かつ、発
    色現像主薬として、p-フェニレンジアミン系発色現像主
    薬を含有することを特徴とするハロゲン化銀カラー写真
    感光材料用発色現像処理錠剤。 【表1】 【表2】 【表3】
  2. 【請求項2】 前記発色現像処理錠剤が1パートからな
    るものであることを特徴とする請求項1記載のハロゲン
    化銀カラー写真感光材料用発色現像処理錠剤。
  3. 【請求項3】 前記発色現像処理錠剤が、造粒物を成形
    後、加圧圧縮により得られることを特徴とする請求項1
    または2記載のハロゲン化銀カラー写真感光材料用発色
    現像処理錠剤。
  4. 【請求項4】 前記発色現像処理錠剤が、一つの造粒物
    は少なくとも1種の酸化防止剤を含有し、一つの造粒物
    は少なくとも1種のp-フェニレンジアミン系発色現像主
    薬を含有し、一つの造粒物は前記請求項1の表1、2及
    び3に記載の化合物、、、及び、及び/また
    は、その塩から選ばれる少なくとも1種のアルカリ剤を
    含有する、少なくとも3種の異なる造粒物を加圧圧縮し
    て得られることを特徴とする請求項1、2または3記載
    のハロゲン化銀カラー写真感光材料用発色現像処理錠
    剤。
JP21289592A 1992-08-10 1992-08-10 ハロゲン化銀カラー写真感光材料用発色現像処理錠剤 Pending JPH0659399A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002022568A1 (de) * 2000-09-14 2002-03-21 Grünenthal GmbH β-THIO-AMINOSÄUREN
US10757509B2 (en) 2018-08-13 2020-08-25 Google Llc Reduced thickness actuator

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US6846843B2 (en) 2000-09-14 2005-01-25 Gruenenthal Gmbh β-thioamino acids
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