JPH0659336A - 予備巻き式カメラ - Google Patents

予備巻き式カメラ

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JPH0659336A
JPH0659336A JP4216112A JP21611292A JPH0659336A JP H0659336 A JPH0659336 A JP H0659336A JP 4216112 A JP4216112 A JP 4216112A JP 21611292 A JP21611292 A JP 21611292A JP H0659336 A JPH0659336 A JP H0659336A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】予備巻き処理中の巻取り時にフイルム枚数の表
示を通常の表示よりも1枚少なく表示し、全てのフイル
ムの巻取り後の1コマ分の巻戻し時に、フイルム枚数の
表示を変えないようにし、フイルム枚数の表示がアップ
ダウンしないように表示することができ、しかも従来と
同じ撮影枚数を保証できるようにする。 【構成】予備巻き処理時におけるフイルムの巻取り中
は、CPU10はフイルム枚数の表示を通常の表示より
も常に1枚少なくLCD16に表示させ、パトローネ内
のフイルムを全て巻き取ったのち1コマ分巻き戻す際に
は、LCD16に表示されている現在のフイルム枚数を
そのまま保持させる。これにより、予備巻き処理時にL
CD16に表示されるフイルム枚数がアップダウンしな
いようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラに係り、特に予め
パトローネ内のフイルムを全て巻き取ったのち、シャッ
タレリーズされる毎にフイルムを自動的に1コマ送りさ
せる、いわゆる予備巻き式カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の予備巻き式カメラは、予
備巻き処理時に予めパトローネ内のフイルムを全て巻き
取ったのち1コマ分巻き戻し、予備巻き終了後シャッタ
レリーズされる毎に1コマ分巻き戻すようにフイルム給
送が制御されている。また、予備巻き処理時にパトロー
ネ内のフイルムが撮影禁止領域分(フイルムの“S”)
まで巻き取られた後、1コマ分巻き取られる毎にフイル
ム枚数をカウントアップするとともに、1コマ分巻き戻
される毎にカウントダウンするようにしている。
【0003】即ち、予備巻き処理時には、フイルム給送
用のモータを予備巻き方向に回転(正転)させ、フイル
ムの巻取りを開始させる。これによりフイルムのパーフ
ォレーションに連動しているフリースプロケットが回転
し、この回転に伴ってパルス信号SO(1コマ分のフイ
ルム送り量につき4パルス出力されるパルス信号)が発
生する。このパルス信号SOのSOカウント値が、図6
に示すように14になると、フイルムカウンタのカウン
ト値は“1”にカウントアップされ、その後、SOカウ
ント値が4増加する毎(1コマ分巻き取られる毎)に、
フイルムカウント値をカウントアップする。そして、パ
ルス信号SOが一定時間(1秒間)に4パルス発生され
ないと、フイルムが全て巻き取られたと判断し、フイル
ム給送用のモータにブレーキをかける。続いて、フイル
ム給送用のモータを逆転させ、1コマ分巻き戻して予備
巻き処理が終了する。これにより、フイルムカウント値
は、“N−1”となる。
【0004】その後、シャッタレリーズされる毎にフイ
ルムを1コマ分巻き戻し、この1コマ送り毎にそのカウ
ント値をカウントダウンする。そして、カウント値が0
になると、全てのフイルムでの撮影が終了したとして、
1コマ送り動作を連続させることによりフイルムの巻き
戻しを行うようにしている。尚、撮影可能なフイルム枚
数を表示する液晶表示器(LCD)は、フイルムカウン
ト値をそのまま表示する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに予備巻き処理時に1コマ分だけフイルムを巻き戻す
のは、ラボカット時にフイルムの一部がカットされる弊
害をなくすためであるが、この巻戻し時にフイルムカウ
ンタがカウントダウンされるため、LCD表示されたフ
イルム枚数の表示も変わる。その結果、予備巻き処理時
におけるフイルム枚数の表示がアップダウンし、ユーザ
ーにとって紛らわしいものとなっていた。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、予備巻き処理中にフイルム枚数の表示がアップ
ダウンしないように表示することができ、しかも従来と
同じ撮影枚数を保証することができる予備巻き式カメラ
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するために、電動でフイルム給送を行うフイルム給送手
段と、予備巻き処理時に予めパトローネ内のフイルムを
全て巻き取ったのち1コマ分巻き戻し、予備巻き終了後
シャッタレリーズされる毎に1コマ分巻き戻すように前
記フイルム給送手段を制御するフイルム給送制御手段
と、前記予備巻き処理時にパトローネ内のフイルムが撮
影禁止領域分巻き取られた後、1コマ分巻き取られる毎
にカウントアップするとともに、1コマ分巻き戻される
毎にカウントダウンするフイルムカウンタと、前記フイ
ルムカウンタでのカウント値に基づいてフイルム枚数を
表示する表示手段と、前記予備巻き処理時におけるフイ
ルムカウンタでのカウントアップ時にはそのフイルムカ
ウント値よりも1小さい値をフイルム枚数として表示さ
せ、予備巻き処理時での1コマ分の巻き戻し時にフイル
ム枚数の表示をそのまま保持させるように前記表示手段
を制御する制御手段と、を備えたことを特徴としてい
る。
【0008】また、電動でフイルム給送を行うフイルム
給送手段と、予備巻き処理時に予めパトローネ内のフイ
ルムを全て巻き取ったのち1コマ分巻き戻し、予備巻き
終了後シャッタレリーズされる毎に1コマ分巻き戻すよ
うに前記フイルム給送手段を制御するフイルム給送制御
手段と、前記予備巻き処理時にパトローネ内のフイルム
が撮影禁止領域分よりも1コマ分多く巻き取られた後、
1コマ分巻き取られる毎にフイルム枚数をカウントアッ
プするとともに、1コマ分巻き戻される毎にカウントダ
ウンするフイルムカウンタと、前記フイルムカウンタで
のカウント値を撮影可能なフイルム枚数として表示する
表示手段と、前記予備巻き処理時での1コマ分の巻き戻
し時のみ前記フイルムカウンタでのカウントダウンを禁
止するように前記フイルムカウンタを制御する制御手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明によれば、予備巻き処理時におけるフイ
ルムの巻取り中は、フイルムカウンタでのカウント値よ
りも常に1小さいフイルム枚数を表示手段に表示させ、
パトローネ内のフイルムを全て巻き取ったのち1コマ分
巻き戻す際には、フイルムカウンタのカウント値はカウ
ントダウンさせるが、前記表示手段のフイルム枚数の表
示をそのまま保持させる。これにより、カウント値とフ
イルム枚数を一致させるとともに、予備巻き処理時に前
記表示手段に表示されるフイルム枚数がアップダウンし
ないようにしている。
【0010】また、本発明の他の態様によれば、予備巻
き処理時におけるフイルムの巻取り中は、フイルムカウ
ンタでのカウント値を常に1小さい値にしておき、パト
ローネ内のフイルムを全て巻き取ったのち1コマ分巻き
戻す際には、フイルムカウンタのカウント値をカウント
ダウンさせないようにしている。また、前記フイルムカ
ウンタでのカウント値は、撮影可能なフイルム枚数とし
て表示手段にそのまま表示させる。これにより、予備巻
き処理時に前記表示手段に表示されるフイルム枚数がア
ップダウンしないようにしている。
【0011】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る予備巻き
式カメラの好ましい実施例を詳述する。図1は本発明に
係る予備巻き式カメラの制御部の一実施例を示すブロッ
ク図であり、この予備巻き式カメラは、予めパトローネ
内のフイルムを全て巻き取ったのち、シャッタレリーズ
される毎にフイルムを自動的に1コマ巻き取るようにフ
イルム給送が行われる。
【0012】図1に示すように、この予備巻き式カメラ
の制御部は、主として中央処理装置(CPU)10、ス
イッチ回路12、、リセット回路14、液晶表示装置
(LCD)16、オートフォーカス(AF)回路18、
ドライブ回路20、ストロボ回路22、測光回路24、
EEPROM26等から構成されている。スイッチ回路
12は、各種スイッチからの信号をCPU10に出力す
るもので、各信号の内容は以下の通りである。
【0013】SP1:シャッタレリーズボタンが半押し
されたか否かを示す信号 SP2:シャッタレリーズボタンが全押しされたか否か
を示す信号 SMODE:ストロボモードが選択されたか否かを示す
信号 SSELF:セルフ撮影モードが選択されたか否かを示
す信号 SO:1コマスイッチからのパルス信号で、1コマ分の
フイルム送り量につき4パルス出力されるパルス信号 DX2〜DX4:フイルム感度(ISO)を示すデータ EA〜ED:テレ、ワイド、マクロ等の撮影光学系の状
態を示すエンコーダからの位置データ SB:裏蓋スイッチからの信号 SMR:巻戻しスイッチからの信号 SM:メインスイッチからの信号 リセット回路14は、各回路に電源を供給する電池28
の電圧が所定レベルよりも低下した場合や、電池が外さ
れた場合にリセット信号をCPU10に出力し、LCD
16はCPU10からのフイルム枚数、カメラ動作内容
等を示すデータに基づいてフイルム枚数、カメラ動作内
容等を表示する。
【0014】AF回路18は、三角測距法によって被写
体距離を測定するもので、シャッタレリーズボタンが半
押しされCPU10から測距指令が加えられると、測距
を行い、その測距結果をCPU10に出力する。ドライ
ブ回路20はCPU10からの制御信号に基づいてシャ
ッタ・露出制御用のステッピングモータ20A、マグネ
ット20B、フイルム給送用のモータ20C、レンズ移
動用のモータ20D等を駆動するとともに、セルフ撮影
用のセルフLED20E、予備巻きランプ20Fを点灯
制御する。
【0015】ストロボ回路22はストロボ撮影時に充電
し、CPU10からシャッタレリーズに対応して所定の
タイミングで発光指令を入力すると、ストロボを発光さ
せる。また、測光回路24は被写体の明るさを測定する
もので、シャッタレリーズボタンが半押しされCPU1
0から測光指令が加えられると、その時の被写体の明る
さを示す信号をCPU10に出力する。
【0016】EEPROM26は、CPU10がリセッ
ト回路14によってリセットされた場合でもカメラの各
種情報が失われないように記憶保持するもので、このE
EPROMには、フイルムの予備巻き中、1コマ送り
中、巻戻し中、スタンバイ中等のカメラ動作情報及びフ
イルム枚数が記憶されている。即ち、CPU10は、ド
ライブ回路20を介してフイルム給送用のモータ20C
を駆動する直前に予備巻き中、1コマ送り中、又は巻戻
し中であることを示すカメラ動作状態をEEPROM2
6に書き込み、予備巻き又は1コマ送りが終了してフイ
ルム給送用のモータ20Cが停止した直後にスタンバイ
中を示すカメラ動作状態をEEPROM26に書き込
む。また、CPU10はフイルム枚数をカウントするフ
イルムカウンタを含み、このフイルムカウンタのカウン
ト値が変化するタイミングでそのカウント値(フイルム
枚数)をEEPROM26に書き込む。
【0017】そして、CPU10はリセット回路14に
よってリセットされたのち、電池交換後の初期処理時
に、前記EEPROM26からカメラ動作情報及びフイ
ルム枚数を読み出し、リセットされた時のカメラ動作を
継続して実行する。尚、予備巻きの開始は、フイルムカ
ウントが無い状態で、裏蓋スイッチからの信号SBによ
って裏蓋が開から閉になったことが検出されたときに行
われる。また、1コマ送りは、シャッタ処理で正常にレ
リーズされた後に行われ、更にマニュアル巻き戻しは、
フイルム枚数が1以上で、巻戻しスイッチからの信号S
MRによって巻戻しスイッチがONされたとき、又は裏
蓋が誤開放され再び閉じられた場合に行われる。この巻
き戻し処理は、1コマ送りが連続したものと考えること
ができる。更に、27は測距完了時にCPU10から出
力される信号AFLEDによって点灯するLEDであ
り、28はシャッタレリーズに同期してCPU10から
出力される信号Xによって日付写込み動作する日付写込
み回路である。
【0018】次に、予備巻き処理の一実施例について説
明する。CPU10はフイルムカウントが無い状態で、
裏蓋スイッチからの信号SBによって裏蓋が開から閉に
なったことを検知すると、図2及び図3のフローチャー
トに示す予備巻き処理を実行する。先ず、フイルム給送
用のモータ20Cを予備巻き方向へ回転させ、パトロー
ネ内のフイルムの巻き取りを開始させ(ステップ10
0)、同時にフイルムの移動に伴って発生するパルス信
号SOのカウント値を14にセットするとともに所定の
オーバータイムをセットする(ステップ102)。
【0019】そして、フイルムの移動に伴って発生する
パルス信号SOをカウントし(ステップ104)、パル
ス信号SOのカウントが終了したか否か(カウント値が
14になったか否か)を判断する(ステップ106)。
カウント値が14に達しない場合には、オーバータイム
か否かを判断し(ステップ108)、オーバータイムで
ない場合にはステップ104に戻る。一方、カウント値
が14になった場合には、図3に示すフローチャートの
処理に移行する。尚、ステップ108でオーバータイム
になった場合には、フイルム給送用のモータ20Cを停
止させ(ステップ110)、フイルムカウント及びフイ
ルム枚数のLCD表示をリセットする(ステップ11
2)。
【0020】さて、パルス信号SOのカウント値が14
になった場合には、図3に示すように先ず、フイルムカ
ウンタをカウントアップするとともに、LCDにはフイ
ルムカウント値よりも1小さい値を、撮影可能なフイル
ム枚数として表示させる(ステップ114)。尚、この
場合には、図4に示すようにフイルムカウント値は
“1”となり、LCD表示は“0”となる。
【0021】次に、パルス信号SOのカウント値を4に
セットするとともに所定のオーバータイム(1秒)をセ
ットする(ステップ116)。そして、フイルムの移動
に伴って発生するパルス信号SOをカウントし(ステッ
プ118)、パルス信号SOのカウントが終了したか否
か(カウント値が4になったか否か)を判断する(ステ
ップ120)。カウント値が4に達しない場合には、オ
ーバータイムか否かを判断し(ステップ122)、オー
バータイムでない場合にはステップ118に戻る。カウ
ント値が4になった場合には、ステップ114に戻り、
再びフイルムカウンタをカウントアップするとともに、
LCDにはフイルムカウント値よりも1小さい値を、フ
イルム枚数として表示させる。
【0022】このようにしてステップ114から122
を繰り返しているうちにフイルムは巻き取られ、同時に
フイルムカウンタは順次カウントアップされるととも
に、LCDにはフイルムカウント値よりも常に1小さい
値がフイルム枚数として表示される。一方、パトローネ
内のフイルムが全て巻き取られ、フイルムの巻取りが不
能になり、ステップ122でオーバータイムが検出され
ると、フイルム給送用のモータ20Cを停止させたのち
(ステップ124)、フイルム給送用のモータ20Cを
逆方向(撮影方向)へ回転させる(ステップ126)。
【0023】次に、パルス信号SOのカウント値を4に
セットするとともに所定のオーバータイムをセットする
(ステップ128)。そして、フイルムの巻き戻しに伴
って発生するパルス信号SOをカウントし(ステップ1
30)、パルス信号SOのカウントが終了したか否か
(カウント値が4になったか否か)を判断する(ステッ
プ132)。カウント値が4に達しない場合には、オー
バータイムか否かを判断し(ステップ134)、オーバ
ータイムでない場合にはステップ130に戻る。
【0024】一方、カウント値が4になった場合には、
フイルム給送用のモータ20Cを停止させるとともに
(ステップ136)、フイルムカウンタをカウントダウ
ンさせ、またLCDにはそのカウント値をそのまま表示
させる(ステップ138)。即ち、図4に示すようにパ
トローネ内のフイルムが全て巻き取られたときのフイル
ムカウント値を“N”とすると、LCDにはこれよりも
1だけ小さい値“N−1”が表示されている。その後、
1コマ分巻き戻しが行われると、フイルムカウント値は
“N−1”にカウントダウンされるが、LCDには“N
−1”をそのまま表示させ、これにより1コマ分の巻き
戻しを伴う予備巻き処理時にLCDに表示されるフイル
ム枚数がアップダウンすることがなくなる。
【0025】次に、予備巻き処理の他の実施例について
説明する。この実施例の場合には、図5に示すようにフ
イルムカウント値は前記実施例(図4参照)の場合と比
較して1だけ小さい値になるようにし、またフイルムカ
ウンタのカウント値をそのまま撮影可能なフイルム枚数
としてLCD表示させるようにしている。即ち、図2に
示すフローチャートのステップ102でのパルス信号S
Oのカウント値を18にセットし、また図3に示すフロ
ーチャートのステップ114でのLCD表示はカウント
値をそのまま表示させるようにする。
【0026】その後、1コマ分巻き戻しが行われた場合
に、フイルムカウンタをカウントダウンさせないように
する。即ち、図3に示すフローチャートのステップ13
8を省略する。これにより1コマ分の巻き戻しを伴う予
備巻き処理時にLCDに表示されるフイルム枚数がアッ
プダウンすることがなくなる。また、フイルムカウンタ
は予め通常のカウント値よりも1だけ小さい値になって
いるため、本来のカウント値に戻る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る予備巻
き式カメラによれば、予備巻き処理中の巻取り時にフイ
ルム枚数の表示を通常の表示よりも1枚少なく表示し、
全てのフイルムの巻取り後の1コマ分の巻戻し時に、フ
イルム枚数の表示を変えないようにしたため、フイルム
枚数がアップダウンしないように表示することができ
る。これにより撮影可能なフイルム枚数が1枚減ったと
いう誤解を招くおそれがなくなり、しかも従来と同じ撮
影枚数を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る予備巻き式カメラの制御部
の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図2は予備巻き処理を説明するために用いたフ
ローチャートである。
【図3】図3は予備巻き処理を説明するために用いたフ
ローチャートである。
【図4】図4は本発明によるパルス信号SOとフイルム
カウント値及びLCD表示との関係の一実施例を示す図
である。
【図5】図5は本発明によるパルス信号SOとフイルム
カウント値及びLCD表示との関係の他の実施例を示す
図である。
【図6】図6は従来のパルス信号SOとフイルムカウン
ト値及びLCD表示との関係を示す図である。
【符号の説明】
10…CPU 12…スイッチ回路 16…LCD 20…ドライブ回路 20C…フイルム給送用のモータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動でフイルム給送を行うフイルム給送
    手段と、 予備巻き処理時に予めパトローネ内のフイルムを全て巻
    き取ったのち1コマ分巻き戻し、予備巻き終了後シャッ
    タレリーズされる毎に1コマ分巻き戻すように前記フイ
    ルム給送手段を制御するフイルム給送制御手段と、 前記予備巻き処理時にパトローネ内のフイルムが撮影禁
    止領域分巻き取られた後、1コマ分巻き取られる毎にカ
    ウントアップするとともに、1コマ分巻き戻される毎に
    カウントダウンするフイルムカウンタと、 前記フイルムカウンタでのカウント値に基づいてフイル
    ム枚数を表示する表示手段と、 前記予備巻き処理時におけるフイルムカウンタでのカウ
    ントアップ時にはそのフイルムカウント値よりも1小さ
    い値をフイルム枚数として表示させ、予備巻き処理時で
    の1コマ分の巻き戻し時にフイルム枚数の表示をそのま
    ま保持させるように前記表示手段を制御する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする予備巻き式カメラ。
  2. 【請求項2】 電動でフイルム給送を行うフイルム給送
    手段と、 予備巻き処理時に予めパトローネ内のフイルムを全て巻
    き取ったのち1コマ分巻き戻し、予備巻き終了後シャッ
    タレリーズされる毎に1コマ分巻き戻すように前記フイ
    ルム給送手段を制御するフイルム給送制御手段と、 前記予備巻き処理時にパトローネ内のフイルムが撮影禁
    止領域分よりも1コマ分多く巻き取られた後、1コマ分
    巻き取られる毎にフイルム枚数をカウントアップすると
    ともに、1コマ分巻き戻される毎にカウントダウンする
    フイルムカウンタと、 前記フイルムカウンタでのカウント値を撮影可能なフイ
    ルム枚数として表示する表示手段と、 前記予備巻き処理時での1コマ分の巻き戻し時のみ前記
    フイルムカウンタでのカウントダウンを禁止するように
    前記フイルムカウンタを制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする予備巻き式カメラ。
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