JPS62103625A - トリミング情報記録カメラのデ−タ写し込み装置 - Google Patents

トリミング情報記録カメラのデ−タ写し込み装置

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JPS62103625A
JPS62103625A JP24273685A JP24273685A JPS62103625A JP S62103625 A JPS62103625 A JP S62103625A JP 24273685 A JP24273685 A JP 24273685A JP 24273685 A JP24273685 A JP 24273685A JP S62103625 A JPS62103625 A JP S62103625A
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JP
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trimming
data
imprinting
film
camera
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Application number
JP24273685A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Hata
良彰 秦
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Takeo Takarada
宝田 武夫
Manabu Inoue
学 井上
Yoshinobu Kudo
工藤 吉信
Hiroshi Ueda
宏 上田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はカメラの情報写し込み装置に関する。
〔従来の技術〕
写真を撮影する際には構図の決定が重要であり、撮影時
に決定する方法と、トリミングをして決める方法とがあ
る。前者はレンズ交換により、またはズームレンズを用
いたり、被写体までの距離を変えて撮影するなどにより
なされる。また、後者は焼付けの際にトリミング範囲を
指定しておこなう。
しかしながら、前者の方法ではレンズ交換のできるカメ
ラを必要とし、交換レンズを持歩く不便があり、また被
写体までの距離を変えることがむずかしい場合がある。
後者のトリミングをおこなう方法では、現像所から戻っ
てきたフィルムを見てからトリミング範囲を指定し、再
び現像所に出してプリントを依頼しなければならず、手
数と時間を要していた。
このため、カメラに視野の大きさを変更テキルファイン
ダー光学系を設け、このファインダー光学系によって撮
影する範囲を選択し、このときファインダー光学系に連
動してトリミング情報をフィルム上に記録するカメラと
、焼付けの際、このトリミング情報に基いて自動的にト
リミングして焼付けする焼付装置が提案されている(特
開昭54−26721号公報参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一方、最近のカメラでは撮影日付等のデータを画面の端
部に近い部分に写し込むデータ写し込み部を備えたもの
があり、とかく忘れがちな撮影日等が正確に記録されて
残るところから広く普及するに至っている。
しかしながら、画面をトリミングしたときは、この日付
等の貴重なデータが画面から脱落してしまい、データを
残すためには後から書き込むなどの手数を要していた。
そして、上記トリミング情報を記録するカメラや焼付装
置によっても、画面に写し込まれている日付等のデータ
をトリミング後の画面に残すことは考慮されていなかっ
た。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は上記問題点を解決するもので、トリミングさ
れた画面にも日付等のデータを写し込むことができるデ
ータ写し込み装置を提供することを目的とするものであ
る。
すなわち、この発明のデータ写し込み装置は撮影者が撮
影時に決めた構図に基いてトリミングしてプリントする
か否かの情報をフィルム面に記録するカメラにおいて、
トリミングの有無に応じてフィルム面上に日付等のデー
タを写し込む複数のデータ写し込み部と、トリミングの
有無を指示する指示部と、トリミングの有無の指示信号
に基いて前記複数のデータ写し込み部のうちから、適切
なデータ写し込み部を選択作動させる制御部とから構成
されている。
次に、この発明の構成を実施例を引用して説明すると、
実施例ではデータ等の写し込み部をカメラ裏蓋に設けた
ものであり、第1図(イ)はその裏蓋の内側を示すもの
である。41.41a、 41bはそれぞれフィルム、
パトローネ、巻取りスプールの仮想位置を示す。26は
カメラ側にある画面枠の位置を示し、画面枠の縦横に設
けた4個所の凹部A 、 A。
A、Aはトリミングの位置を示す切欠きであり、ここか
ら画面枠に平行に延びた点線で囲まれた範囲35がトリ
ミングされるときの画面範囲となる。
カメラ裏蓋にはカメラボディ側からトリミングの指示に
関連する電気信号を伝達する端子に対向して、それらの
信号を受信する端子37と、トリミングの有無をフィル
ムに写し込むトリミング情報写し込み部38、トリミン
グしてプリントする場合とトリミングしないでプリント
する場合とにそれぞれ適した位置に日付等のデータをフ
ィルム面に写し込む日付等のデータ写し込み部39.4
0  が設けられており、裏蓋の外側には第1図(ロ)
に示すように日付等のデータ写し込みを指示するスイッ
チ50が設けである。また裏蓋内にはトリミングの有無
の情報と日付等のデータ写し込みの有無に関する情報に
基いてデータ写し込み部を選択作動させる制御部があり
、この制御部は日付等の写し込むデータの設定もおこな
う。
〔作  用〕
撮影者が撮影するとき、トリミングするか否かを決め、
また日付等のデータをフィルム面に写し込むか否かを決
めて、レバー、スイッチ等を操作°するとこれらの情報
は制御部に伝えられ、制御部は日付等のデータを写し込
む指示があるときはトリミングの有無を判断して複数の
データ写し込み部から適切なものを選択して作動させ、
撮影と同時にフィルム面に日付等のデータを写し込む。
これにより、トリミング時にもフィルム面上のトリミン
グされた画面範囲内の端部に日付等のデータが写し込ま
れるから、プリントの際にトリミングされてプリントさ
れた画面にも、トリミングしないプリント画面と同様に
日付等のデータを表示することができる。そして、トリ
ミングにより拡大されてプリントされる画面の拡大率の
分だけデータ写し込み部の写し込む文字等を縮少してお
くことにより、トリミングしないでプリントした画面上
の文字と同じ寸法にすることもできる。
〔実 施 例〕
次に、この発明の実施例について説明する。
(1)  カメラ構造 第2図はこの発明を実施したカメラの外観図であり、主
な部材を説明すると、1はカメラボディ、2は撮影レン
ズ、3はレリーズボタン、4をまトリミングレバー、5
」マ液晶表示板、6はストロボ発光器パネル、7はファ
インダー窓、8.9 k’!測距窓、10は自動露出制
御部(以下AEと(・う)の受光窓である。
第3図はこのカメラの上面図で、トリミングレバー4を
操作することにより広角(標準)撮影と、トリミングに
よる望遠撮影の切換状態を示して(する。図においてト
リミングレバー4をwide側、即ち図面で右に移動す
るとカム板4aも右に動き、カム板4aの溝4bに係合
したピン10aを介して切換光学系保持板10は図にお
いて上方に移動し、図上で破線の位置で示した広角(標
準)状態に切換る014a 、 14bは自動焦点検出
機構(以下AFと〜・う)用の投光レンズ、15a、 
15bはAE用受光レンス、16a 、 16bはAE
用受光レンスで、いづれもaは固定、bは切換光学系保
持板10により前後に移動する。この構成によりトリミ
ングレバーをTe1e側に切換えると、AF用の投射光
による照射範囲を狭<LAF受光レンズの合成焦点距離
を長くして測距精度を向上させることができる。またA
E受光レンズも合成焦点距離を長くし、測光範囲をトリ
ミング範囲に合せて狭くする。ファインダーはTe1e
側に切換えるとファインダーレンズ20が図において下
方に移動し、ファインダーレンズ21が図において上方
に移動することによって、ファインダー倍率を大きくし
、トリミングでプリントされる領域がファインダーフレ
ームで指示される。なお、22はフレーム反射鏡レンズ
、23は接眼レンズである。また17はAE用受光素子
、18はAE用発光素子、19は′A F用受光素子で
ある。ストロボ発光器はストロボ反射傘11、キセノン
発光管12、固定ストロボパネル13、移動ストロボパ
ネル6から構成され、トリミングレバーの操作によって
照射角が変るズームストロボを構成している。
第5図はカメラの裏蓋を開き、カメラ内部を裏蓋側から
みた正面図である。図にお(・て29は裏蓋の位置を示
している。
トリミングレバー4の内側に設けたトリミング信号ブラ
シ24とトリミング信号基板25とは摺動スイッチを形
成し、望遠撮影時にON状態となって、トリミングレバ
ーが広角側か望遠側にあるかの信号をプロセッサに送出
する。26はカメラボディに設けた通常寸法24 X 
36 uの画面枠である0画面枠26にはトリミングレ
バーを望遠側で撮影したときにトリミングされてプリン
トされる範囲をネガフィルム上で確認できるよう縦横4
個所の凹部Aが設けである。なお35で示した範囲がト
リミング範囲を示す。28はカメラボディ側から裏蓋側
へ信号を送出する端子でIP (インプリント)、TR
D(トリミングデータ)、DIS (ディスエイプル)
、GND(地線)の4端子よりなっている。なお、図に
おいて30はフィルム圧板、31はストロボスイッチレ
バー、32はパトローネ、33は巻取゛スプールである
第1図(イ)は、裏蓋の内側を示す正面図であって、3
7はカメラボディ側からの信号を受信する端子で、ボデ
ィ側の端子と対向する位置にIP、TRD、DIS。
GNDの4端子が配置されている。36はプリント枚数
写し込み部で、後述する押ボタンスイッチ44を押した
とき、先に設定されているプリント枚数を4ピット信号
どしてフィルムに焼込むものであり、4個の発光ダイオ
ードから構成される。38はトリミング情報写し込み部
で、トリミングレノく−を望遠°にセットしたときに発
せられるトリミング信号によってトリミングマーク3g
&をフィルムに焼込むものであり、1個の発光ダイオー
ドから構成されている。また、39はトリミングレノ(
−を広角(標準)位置、即ち、トリミングしないときの
日付データ写し込み部、40はトリミングレノ9−を望
遠位置、即ちトリミングするときの日付データ写し込み
部で、トリミング時の日付データは引伸し倍率が大きい
ことを考慮してトリミングしない時の日付データよりも
小さくしである。
第1図(ロ)は裏蓋の外側正面図で、裏蓋43にはプリ
ント枚数写し込み押しボタンスイッチ44、プリント枚
数設定弁ボタンスイッチ45、プリント枚数表示部47
があり、スイッチ45を撮影前に押すことにより、必要
なプリント枚数を設定する。1回押すごとKOより8ま
で順次上昇順に数字が設定され、表示部47に表示され
る。なお、設定数8の次は再びOに戻る。次にスイッチ
44を押すことにより設定されたプリント枚数がフィル
ム上に4ビット信号として写し込まれる。49はプリン
ト枚数がフィルムに写し込まれたことを表示するマーク
で、プリント枚数表示部の一部に設けられており、スイ
ッチ44を押すと表示される。50は日付写し込みモー
ドスイッチで、スイッチをONにすると日付が写し込ま
れ、OFFにすると写し込まれない。
なお、46は日付表示部、48は日付を写し込んだとき
にそのことを表示するマークである。
第6図は、カメラ本体上面に設けた液晶表示部を示す正
面図である。表示部には、第1にフィルムの撮影可能枚
数CAMの表示があり、これはDXフィルムパトローネ
上のCASコードを読取り表示する。’CASコードの
ないときは表示は消される。
第2にフィルム感光度ISOの表示があり、先と同じく
CASコードを読取り、ISOによる 感度を表示する
。CASコードのないフイルムパトローネノ場合はIS
O100として表示する。第3にパトローネが装填され
ていることの表示があり、パトロ・−ネが装填され、−
裏蓋が閉じられたときマークPAMが表示される。第4
にカメラ内のフィルムの状態の表示があり、予備送り中
の表示FSM、巻上中の表示WM、巻戻し中の表示RW
Mがある。第5に自然光撮影モードAM、 フラッシュ
光撮影モードFMの表示がある。第6に撮影枚数表示F
CDがある。第7K、被写界が暗く、露出アンダーとな
るときの低速制限警告表示LLM、フラッシュ充電完了
表示CHMがあり、この2つは発光ダイオードによる点
滅表示となっている。
これらの表示はフラッシュ充電完了の表示が、フラッシ
ュ回路内の信号によるほかは、すべて後で説明するマイ
クロプロセッサで処理された信号第7図はこの発明の実
施例のカメラで撮影したフィルムを示すもので、35は
トリミングをしたときの画面の範囲を示す。38aはト
リミングマークで、トリミング情報写し込み部により写
し込まれる。36aはプリント枚数コードで、プリント
枚数写し込み部36により写し込まれる。39aは日付
等のデータで、トリミングされていないときの表示位置
、40aは同じく日付等のデータで、トリミングされた
ときの表示位置であり、データ写し込み部39 、40
により写し込まれる。
(2)  カメラシステム回路部 第8図はカメラシステム全体の回路図を示すものであり
、中央より左側がカメラボディ側に組込まれ、右側が裏
蓋側に組込まれている。
まず、カメラボディ側の回路から説明すると、電池BA
、から供給された電力はダイオードD1と、コンデンサ
C1で構成される電圧安定回路を経て第1プロセツサC
P Ulその他に供給される。また、AE 、 AF 
、デジタル−アナログ変換器DA、7ラツ動する電源ト
ランジスタBTを経て供給さ」する。
カメラの操作状態をCPU、に伝えるスイッチ類から説
明すると、Slは測光スイッチで、レリーズボタンを第
1段まで押すことにより閉じる。S、!ルリーズスイッ
チで、レリーズボタンを第2段まで押すことにより閉じ
る。WSは巻上スイッチで、フィルム1駒分巻止げの完
了を検知して閉じる。
FISはフィルム装填の検知スイッチで、装填されてい
ないとき閉じる。TBSはトリミングスイッチで、トリ
ミングレバーが望遠の位置、即ち、トリミングをおこな
うとき閉じる。FLSはフラッシュ発光器使用時閉じる
スイッチ、BC8はカメラ裏蓋の開閉検知スイッチで、
裏蓋が閉じられて(ゝるときスイッチはON、開いてい
るとOFFとなる。
CAFはパトローネ上のCASコードのうち撮影可能枚
数コードを読取るスイッチ、CAIは同じくCASコー
ドのうちフィルム感度コードを読取るスイッチである。
以上のスイッチの出力側は、CP U、の割込端子IT
。と入力ポートP。+ Pl s P21 Pl 1 
P4゜+ p、 j p、 eP6 + PIl+にそ
れぞれ接続されている。また、スイッチFLSとBC8
はONからOFFになったとき、OFFからONになっ
たとき、CPU□に与えられていた情報をセットし直す
ため、CP U、に割込みをかけるためのパルス発生回
路PG、、PGlを経てCPUの入カポ−)IT、、I
T、に立下り信号を供給する。
CPU、の出カポ−) P、 、 P、からはフィルム
の巻上げ、巻戻し信号が出され駆動モータを制御する。
CPU、の出力ポートP、からはフラッシュ発光器FL
に対して開始信号STAが送られると、フラッシュ発光
器では昇圧・充電が開始される。充電完了と共に信号C
HがCPU1の入カポ−)Proに送出される。フラッ
シュ発光器FLは後述のフラッシュマチックタイマFT
から発光開始信号FSTAにより発光する。CP U、
の出力ポートP、1からの立下り信号でレリーズ制御回
路RLが作動し、シャッタをレリーズし、AF機構の係
止が解除される。CPU。
の出力ポートP1.からは電源トランジスタBTを作動
させる信号が供給される。
露出制御回路AEでは電源がONになると被写界の測光
がおこなわれ、CP U、の出力ポートP1.から測光
値記憶指令信号MMが出ると、その時点での測光値とC
AIからのデータなり−A変換部でアナログ信号に変換
されたフィルム感度(信号ラインl5A)から得られる
露出値EV、を固定 (以下AEロックという)する。
自動焦点検出回路AFの作動で焦点検出され、AF機構
により焦点調節が完了すると、シャッタがレリーズされ
てシャッタが開き始め、その瞬間からシャッタの移動に
伴なってエンコーダから出力されるパルスを計測するカ
ウンタを能動状態とするカウントスイッチC8がONと
なる。そして前記カウンタの計数値、これはシャッタが
開き始めてからの露出量を示すものでその計数値EV2
と、先にAEロックした露出値EV1とを比較し、両者
が一致したときシャッタ制御マグネツ)EMをOFF 
してシャッタを閉じると共に、シャッタ閉成信号ECE
がCPU1のポートP、、と7ラツシユマチツクタイマ
ーFTに送出される。
AEロックされた露光値Ev、が所定値以下のときは露
光不足であり、低速制限警告信号LLをCPU、のポー
トP14に送出する。そしてこの場合カウント値Ev2
が一定値に達するとAEロックされたEvlに達してな
くても強制的にシャッタを閉成する。
自動焦点調節回路AFでは、電源がONになると距離測
定が開始され、その測距データを記憶すると共に、フラ
ッシュマチックタイマーFTに出力する。レリーズ回路
RLが作動し、AF機構の係止が解除されると、レンズ
は移動を開始して移動量をパルス計測する。パルス計測
された移動量が先に記憶されていた測距データを満足し
て合焦位置にレンズが移動すると駆動マグネツ)AMは
消磁されてレンズの移動に係止がかかりレンズは停止す
る。また、AF部にはトリミングスイッチTR8からト
リミング有無の信号が直接伝えられ、AF部で演算され
る測距演算法(測定値から距離ゾーンへのデコード)を
変更する。
デジタル−アナログ変換部DAは、バトローネ上のCA
Sコードに基ずくフィルム感光信号Svをアナログ信号
に変換して露出制御回路AEに供給するものである。
フラッシュマチックタイマーFTは、AFからの距離デ
ータとフィルム感度信号Svに基いて、フラッシュ発光
器の発光開始時期データを算出し、シャッタが開き始め
ると同時に閉じられたカウントスイッチC8の動作によ
り計数されている時間が前記発光開始時間データを満た
すに到った所定の時間後に、発光開始信号ESTAをフ
ラッシュ発光器に送出する。これにより必要な露光量を
与えるに適当な位置までシャッタ羽根が開いたときにフ
ラッシュが発光し、適切な露光を与える。
カメラがフラッシュモード−になっていないときKはC
PU、のポー)P2.(FEN)からHigh信号が送
出されて、発光開始信号FSTAは発信されない。
また、前記のシャッタ開き時間を計数しているカウンタ
の内容がフラッシュ発光開始時期に到っていないのKA
Eよりシャッタ閉成信号EC(9が送出されたとき、こ
れは日中シンクロなどではよく生ずるのであるが、この
時はシャッタ閉成信号ECEでフラッシュを強制的に発
光させる。
CPU、の化カポ−)Psaからは露出制御動作開始時
からフィルム感度に応じた時間巾のパルスIPを送出す
る。化カポ−)P□7からはトリミングモードのときト
リミングデータ信号TRDを送出する。
出力ポートP□から−はプリント枚数をフィルムに写し
込むことを禁止する信号DISが送出され、これら3種
の信号はカメラ蓋板側に伝送される。
また、各種の表示データがポートP22より送出され表
示板5に表、示される。
次に、カメラの裏蓋側の回路について説明する。
電池BA2から供給された電力はダイオードD2とコン
デンサC2で構成される電圧安定回路を経て第2プロセ
ツサCPU2その他に供給される。スイッチ50はデー
ト写し込みモードスイッチで、その出力はCPU2の入
力ポートP3oに入力される。スイッチ45はプリント
枚数設定スイッチで、1回押す毎に発せられるON信号
をCPU2内のカウンタが計数して所望枚数が設定され
るもので、信号はポー) P3゜より入力される。スイ
ッチ44はプリント枚数写し込みスイッチであって、そ
の出力はボートP、2に入力される。また、スイッチ4
4と45とがONとなったときはCPU、に対して割込
みをかけるためANDゲートを経てポートITaK入力
される。38はトリミングマーク写し込み光源で、CP
U2のポー トP巽から送出さ−れる制御信号で動作す
る。LGはプリント枚数写し込み光源で、ポー)Psa
〜”39から送出される4ビット信号で制御されるOL
P、。
LP、はノートリミング時とトリミング時のデータ写し
込み光源で、ポートP40 、P41から送出される信
号で制御される。47はプリント枚数表示部、46は日
付表示部、39.40はノートリミング時とトリミング
時の日付データ写し込み用表示部で、いづれもCPU2
のボートP42からの出力信号で日付データが表示され
る。
(31CP U内での信号処理 イ、露出制御、撮影部ルーチン 第9図は露出制御と撮影に関する部分のCPU1内での
信号処理を示すフローチャートである〇まず測光スイッ
チs1がONとなり、割込み端子IT、に割込み信号が
入力すると、電源トランジスタBTを動作させ、必要部
分に給電する。次にフラッシュ発光器に昇圧動作停止信
号を送出す。
これは発光器に充電が始まると、電源電圧が低下し、A
E部、AF部などが正常に動作しなくなるおそれがある
ので、発光器への充電のための昇圧を停止するのである
。フラッシュスイッチFLSを調べ、ONであれば表示
部5にフラッシュ撮影表示マークFMを表示し、充電完
了を調べ、充電完了していなげれば露出制御用フローに
は移行せず(レリーズロックとし)測光スイッチSIが
OFFかを調べる。OFFならば第11図フラッシュ撮
影表示ルーチン−(F−11)へ移る。
スイッチS□がONであればそのままスイッチs1がO
FFになるのを待つ。 フラッシュが充電完了していれ
ば発光可能であるから、フラッシュも マチックタイマーに指令する発行制御信号FENをL″
とする。フラッシュスイッチFLSがONでなければ表
示部5に自然光表示マークAMを表示し、フラッシュ発
光制御信号FENをIIH1#とし、発光を禁止する。
次に測光に移るが、一定の時間待ちをして測光回路の安
定するのを待ち、ついでAEロックして測光データを記
憶する。測光データカ・らシャッタスピードが低くなる
かどう力1を判断し、低いときはフラッシュ発光を行な
う状態(FENを“L″′にしている)となって(・る
かどう力・を調べる。撫備されてないときは表示部5に
低速側S2を調べる。ONでなければ測光スイッチS、
を調べ、SIがONであれば再びS2を調べる。Slが
ONでなければレリーズボタシが離されたことになり第
11図フラッシュ撮影表示ルーチン(F−11)へ移る
。レリーズスイッチS2がONであればフィルム感度に
応じたデータ写し込み時間をタイマにセットする。トリ
ミングスイッチTBSを調べ、トリミングの有無に応じ
てトリミングデータTRD ”L”又は”H”を送出す
る。次に、露出制御動作開始から巻上げの完了までむ1
裏蓋側のスイッチ操作によるプリント枚数の写し込みと
設定を禁止するために写し込み禁止信号DIS  ”L
”を送り出す。写し込み時間タイマーをスタートさせ、
データのインプリント信号IPをL”としてインプリン
トを開始する0 レリーズRLを作−動させ、レンズ制
御動作を開始させる。次に写し込み時間用タイマーの終
了と、AE部からの露出完了信号とを交互に比較し、タ
イマーが終了するとインプリント信号IPを“H″とし
てインプリントを終了する。そして、タイマーの終了及
び露出完了の両方が判別されると電源トランジスタBT
をOFFとして撮影動作は終了する。
次にフィルムの巻上げに移る。1駒分のフィルム巻上げ
に必要な最長時間をタイマーにセットし、タイマー、巻
上動作を開始する。表示板5に巻上中の表示部を点滅表
示する。1駒スイツ、チがONの状態からOFF Ic
なる一定時間待ったあと1駒スイツチによる巻上完了信
号がタイマーの計時終了前に入れば巻上を停止し、巻上
中の表示WMを消す。フィルム装填スイッチFISを調
べ、フィルムがあることを確認してフィルムカウンタを
1進める。カウンタ内容が撮影可能枚数CAFに1を加
えた値より小さいかどうかを調べ、小さければプリント
枚数写し込み禁止信号DISを−“H″として解き、 
カウンタの内容を表示板5に表示する。カウンタ内容が
撮影可能枚数CAFに1を加えた値を越えたときはプリ
ント枚数の設定・写し込みは禁止のままでカウンタ内容
を表示し、ついで測光スイッチS1を調べ、S!がOF
Fであれば第11図フラッシュ撮影表示ルーチン(F−
11)に移る。タイマーにセットしたフィルム巻上予定
時間内にフィルム巻上が完了しないで、タイマーが完了
したときは、最終駒の撮影後の巻上げでフィルムが突張
った場合であり、巻上を停止して巻上表示を消し、フィ
ルムカウンタを1進めてその内容を表示し、測光スイッ
チがOFFになるのを待って第10図巻戻しルーチン(
F−1o)に移る0口1巻戻しルーチン 第10図は巻戻しルーチンのフローチャートであって、
一定の時間の経過を待って力)ら表示板5に巻戻し表示
RWMを点滅表示し、 巻戻しを開始する。1駒スイツ
チがONの場合にOFFになる時間待ちをしたあと、1
駒巻戻し完了を調べ、完了であれ−ばフィルムカウンタ
から1減算し、カウンタ内容を表示板5に表示し、再び
巻戻しに戻る。1駒スイツチによる1駒巻戻し完了が済
まないときはフィルムの有無を検知スイッチFISで調
べ、フィルムがあれをイ1駒巻戻し完了を待つ。フィル
ムが無くなれば巻戻しを停止し、裏蓋の開閉による割込
みを許し、巻戻し表示を消して裏蓋の開閉スイッチを調
べ、ONであれば停止する。ONでなければ裏蓋カー開
(・ているのであり、第12図の表示ルーチア(7)(
F−12)に移る。
ハ、フラッシュ撮影表示ルーチン 第11図はフラッシュ撮影表示ルーチンのフローチャー
トであって、電源をONにしたあと、フラッシュスイッ
チFLSを調べ、ONでなければフラッシュ電源の昇圧
を止め、表示板に自然光撮影表示AMを表示する。ON
であればフラッシュ電源の昇圧をおこない、フラッシュ
光撮影表示FMを表示する。そしてシャッタ速度の低速
制限警告表示LLMを消す。 さらに裏蓋スイッチBC
8を調、べ、ONであれば割込みを許して停止する。O
Nでなければ第12図表示ルーチンの(F−12)に移
る。
またこのルーチンは撮影モード切換ルーチンでもあり、
フラッシュスイッチFLS fJ″−ONからOFF 
、 OFFからONに切換ったときにパルスジェネレー
タPG2からのパルスが割込端子IT、に入力すること
でもこのルーチンの動作が行なわれ、前述のようにこの
ルーチンでFLSの状態を判別してフラッシュモードと
自然光モードとを切換る。
二、フィルム情報表示ルーチン 第12図は表示板5ヘフイルム情報を表示するルーチン
のフローチャートである。裏蓋の開閉によりパルスジェ
ネレータPG1から出力されるパルスがIT2に入力す
ることでこのルーチンはスタートする。
プリント枚数写し込み禁止信号DISをL″′とし、次
に裏蓋スイッチBC8を調べ、ONであれば、即ち閉じ
られていれば、CASコードを読取り、フィル4感度、
撮影枚数を入力する。
更KCASコードの有無を調べ、無いときはISO10
0の固定値を表示板5に表示し、DXフィルムの撮影可
能枚数表示を消す。CASコードがあるときは、フィル
ム感度Svを設定すると共に、表示板にフィルム感度を
表示する。さらに撮影可能枚数を表示する。次に、フィ
ルム装填の有無を検知し、装填を確認してパトローネ表
示PAMを表示板に表示する。 フィルム装填後3駒分
子備送りが必要であり、これを表示するためK、フィル
ム表示FSMと巻上表示煕を点滅表示する。予備巻上カ
ウンタNをOにセットし、巻上時間をタイマーにセット
する。タイマーと巻上動作を開始させ、所定時間待った
あと、巻上完了を調べる。巻上が完了していないのにタ
イマーの時間が終了しているときは巻上げが正しくなさ
れていなかったと判断し、第10図巻戻しルーチンに移
る。正しく巻上げられ巻上完了のときは巻上を停止し予
備巻上カウンタNを1進める。カウンタ内容が3でな(
・ときは再び巻上動作−如戻る。Nが3となったときは
3駒巻上が完了していることになるから予備巻上表示を
消し、フィルムの有無を再確認して力・らフィルム表示
FSMをONとする。フィルムカウンタを1とし、カウ
ンタ内容を表示板に表示する。測光スイッチS、を調べ
、OFFであればフラッシュ撮影表示ルーチンF−11
に移り前述の動作後停止する。
第12図の始めに戻り、裏蓋スイッチBC8がOFF、
即ち裏蓋が開(ことでこの割込IT、による動作が開始
したときは、フィルム感度ISDの表示、撮影可能枚数
CAMの表示、パトローネ表示PAMの各表示を消す。
 次にフィルムの巻上完了を調べ、巻上が完了していな
いときは春巻上を指令する。巻上の完了を調べて完了ま
で継続し、完了のとき巻上な停止する。フィルムカウン
タを0に戻し、カウンタ内容を表示する。
ホ、カメラ裏蓋側の処理ルーチン。
第13図はカメラ裏蓋側で各種情報をフィルムに写し込
み、また裏蓋表示部処表示するための信号処理ルーチン
を示す。
まず、カメラ側からのインプリント信号IPKよる割込
みが割込み端子ITbに入ると、フィルムにデータを写
し込むインプリント時間を計数するカウンタをリセット
し、カウンタをスタートさせる。日付の写し込みモード
スイッチ50を調べ、写し込モードであれば、次にトリ
ミングモードか否かを調べる。写し込みモードで無い場
合もトリミングモードか否かを調べ、それぞれの場合に
応じて写し込み光源LP、、あるいはLP、をONとし
、トリミングモードのときはトリミングマークTRM光
源38をONにし、これらのデータを写し込み、写し込
みの終了(IPが“L”となる)を待ってカウンタを停
止する。
先のインプリントのための光gLp、、LP2. ) 
IJミングマークTRM光源38をOFFとする。次に
プリント枚数写し込みの準備に入る。まず先のカウンタ
内容をレジスタCORに移してプリント枚数信号写し込
み時間の制御準備をし、プリント枚数レジスタPNRを
Oに戻し、プリント枚数表示部47の一内容を1に戻す
。さらにプリント終了フラグPSFを0に戻し、プリン
ト枚数入力済マーク49を消す。次に日付写し込みモー
ドを調べ、写し込みモードであればプリントマーク表示
時間計数カウンタKに例えば3を入れ、裏蓋日付表示部
46の一部にあるプリントマーク48を一定時間(例え
ば3秒間)表示する。
日付、時刻等の表示のための1秒毎の割込みを調べ、割
込みがなければ割込みを許して停止する。割込みがあれ
ば、第14図に示す1秒毎の割込みルーチン(F−14
)に移る。
次に、第14図により1秒毎の割込みルーチンを説明す
る。割込みが始まると時間カウンタKが0か否かを調べ
、Oであれば日付表示部のプリントマーク48を消す。
カウンタが0でないときは1を差引く。ついでカレンダ
動作に移り、年・月・臼・時・分・逃を1秒だけインク
リメントし、撮影日付、時刻等を日付表示部46に表示
し、割込みを許して停止する。
第15図はプリント枚数の写し込み処理ルーチンであっ
て、プリント枚数設定スイッチ45又ハブリント枚数写
し込みスイッチ44がONになるとアンド回路ANを介
して割込信号がITaに入力しこの動作が開始される。
プリント枚数写し込み禁止信号DISが°tLnでない
、即ち写し込みが許される状態を判断し、更に写し込み
スイッチ44を調べ、ONであればプリント終了フラグ
PSFを調べる。フラグPSFが1でなり・とき(iこ
れをIK上セツト、プリント枚数レジスタPNHの内容
をデコードしてプリント枚数4込光源LGを点灯する。
なおPNHの内容がOのときはプリント枚数は1枚(通
常)でありLGは点灯しない。ここでプリント枚数とP
NHの内容を表IVC示してお(。写し込み時間カラ日
付等のデータ表示をし割込みを、許す。プリント枚数写
し込みスイッチ44がONでないときはプリント枚数設
定スイッチ45がONした場合であり、プリント終了フ
ラグPSFを調べ、1.即ち終了していればプリント枚
数レジスタPNRをOに戻し、裏蓋のプリント枚数表示
部に1を表示して割込み−チェックに移る。フラグPS
Fが1でないときはプリント枚数レジスタPNRが8(
プリント枚数0)かどうか調べ、8であればこれをO(
プリント枚数1)K戻し、8でなければこれに1を加え
、カメラ裏蓋のプリント枚数表示部47にPNRの内容
に対応した枚数を表示する。そしてこの動作の後、スイ
ッチ44がONであれば前述のF−15からのフローに
移行する。
第16図はプリント枚数の写し込み可能な時期を説明す
るタイムチャートで、裏蓋スイッチBC8がON (裏
蓋が閉状態)、フィルム予備送リカOFF (完了)、
フラッシュスイッチFISがON、測光スイッチS、、
レリーズスイッチS2がOFF、フィルムの巻上げ、巻
戻しがOFFの状態にあるとき、プリント枚数写し込み
禁止信号はH″の状態となり、写し込みが許される。
写し込みはフィルムの2駒目が画面位置にあるとき、1
駒目の画枠外に写し込みが可能となる。
24枚撮グのフィルムであれば、DXコードが24であ
り、25駒目功;画面位置にあるとき、24駒目の画枠
外に写し込みができるが、25駒目の撮影開始以後は写
し込みできない。巻上げ完了後に写し込むので、最終駒
の巻上完了前にフィルム終端に来て巻上げが終了しない
ときは、最終駒に写し込むことができない。フィルムで
保障されている撮影可能枚数までは写し込みができる。
(4)焼付装置 第17図はこの発明を実施したカメラで撮影したフィル
ムの焼付装置の概略を示す図であって、ネガフィルム送
出部10.1から送り出されたネガフィルム100ハネ
ガフイルム巻取部102に巻取られる。
その中央部にランプ、コンデンサレンズ、拡散板、ミキ
シングボックスからなる光源部110が設けられ、光源
部110には色フィルタ109がある。ネガフィルム1
00の下面にはフィルム面のフレームエツジ検出器10
3、コード読取部104、焼付用ズームレンズ105、
測光測色用ズームレンズ1o6、測光測色用センサ10
7、センサ前面に張り付けられた色分解フィルタ108
が配置されている。焼付用ズームレンズ105の下方に
は印画紙送出部111、印画紙巻取部112があり、印
画紙114が送出部111より送り出され、巻取部11
2に巻取られる。
また、焼付用ズームレンズ105前方には印画紙面に近
接してシャッタ113が設けられている。 。
次に、その動作について説明すると、焼付位置にネガフ
ィルムが来ると、フレームエツジ検出器103がエツジ
を検出し、ネガフィルムを停止させる。次にコード読取
部104がネガフィルム上のト106、焼付用ズームレ
ンズ105は調整される。トリミングの場合はトリミン
グプリントする位置を、トリミングでない場合は画面全
体を色分解フィル光源部110のフィルタ109を選択
調整する。次にシャッタ113を開き、印画紙に露光す
る。露光が終了するとシャッタが閉じ、次の焼付動作に
移る。
第18図は焼付装置制御処理部の構成の概略説明図であ
り、CPU、  120は焼付装置を構成する各要素の
動作の制御と測光値の演算、露光量制御をおこなうもの
で、印画紙送出部、巻取部からの印画紙給送信号121
、ネガフィルム送出部、巻取部カらのネガフィルム給送
信号122、フレームエツジ検出器103からの検出信
号123、測光測色用センサ107からの測光測色値1
24、コード読取部104からのトリミングマーク、プ
リント枚数コード信号125、測光用と焼付用のズーム
レンズ106.105の位置検出制御信号126、シャ
ッタ113の開閉信号127、光源に設けたフィルタ1
090制御信号128、光源の露光量制御信号129、
焼付開始、終了信号130などの信号が処理される。
第19図は印画紙への焼付に関連する部分のCPU。
内での信号処理を示すフローチャートである。
まず、初期値を設定したあと、ネガフィルムの給送を指
令し、画面エツジを検出して給送を停止させる。次に、
トリミングマーク、プリント枚数のデータを読取り、レ
ジスタPNHに設定する。プリント枚数が0であれば焼
付動作を行なわずネガの供給に戻る。トリミングマーク
の有無を調べ、トリミングであれば、前回の焼付時のト
リミングが1でなければ、これを1に設定し、レンズを
トリミング位置に移動させる。トリミングでない場合も
同様に処理するが、この場合はレンズを通常位置に移動
させる。
ネガの測定に移り、カラ、−バランス演算、露光時間演
算をし、光源に所要のフィルタを選択設定する。次に光
源を一旦消灯し、シャッタを開き、光源を点灯して露光
する。先に演算した露光時間の経過をカウンタで計測し
、所定時間経過後光源を消灯、印画紙を1枚分給送する
。プリント枚数レジスタPNRから1を差引き、PNR
の内容が0になるまで繰り返す。PNRの内容がOKな
ったら、所要枚数のプリントが完了したのであるから、
シャッタを閉じ、フィルタをリセット、更にプリントす
べきネガがあるときは焼付動作の継続をし、すべてのプ
リントが終了したときは動作を停止する。
第20図は、この−発明の別の実施例のカメラを示す斜
視図である。第20図忙おいて、101はカメラボディ
、102は撮影レンズ鏡胴、103はシャツタレリーズ
ボタン、104はトリミングレバー、105は液晶表示
装置、106はストロボ、107はファインダー窓、1
08及び109は測距窓、110は自動露出制御部(A
E)の受光窓である。そして、これらは、それぞれ第2
図のカメラボディ1、撮影レンズ2vレリーズボタン3
、トリミングレバー4、液晶表示板5、ストロボ発光部
6.7アインダー窓7、測距窓8,9、及びAE受光窓
10に対応している。111はファインダ視野内に撮影
範囲を示すためのフレームを表示するためのフレーム採
光窓である。
ここで、第2図図示の実施例では、カメラボディ1の上
面忙トリミングレバー4が左右方向にスライドするよう
に配置されていたが、本実施例では、トリミングレバー
104は撮影レンズ鏡胴102に沿ってその光軸を中心
として回動するように構成されている。そして、このト
リミングレバー104が第20図図示−のように上方位
置にあるときには、カメラはトリミングを行わない通常
撮影モードの前述の広角(標準)状態になる。第21図
はこの広角状態(通常撮影モード)におけるカメラの正
面図を示し、第22図はその上面図を示す。
一方、第20図図示の通常撮影モードの広角状態からト
リミングレバー104を下方へ移動させて第23図の斜
視図に図示されるよ5に下方位置釦位置させると、カメ
ラはトリミング撮影を行うトリミングモードの望遠状態
になる。ここで、第20図と第23図とを比較するとわ
かるように、トリミングレバー104を下方位置に設定
してトリミングモードになると、撮影レンズ102のレ
ンズ鏡胴から7−ド112カ光軸方向に突出している。
このフード112は、徹影レンズの鏡胴内に光軸方向に
移動可能なように支持されており、トリミングレバー1
04の回動に連動して光軸方向に移動させられるように
構成されている。このように構成することによって、カ
メラの使用者に広角状態(通常撮影モード)であるか望
遠状態(トリミングモード)であるかをカメラの外形の
変化によって示すことができ、誤操作を行う可能性を低
減することができる。
尚、ここで、通常撮影モードかトリミングモードかの撮
影モードを示す液晶表示装置105の表示は、トリミン
グレバー104の移動に連動して切り換えられる不図示
のスイッチによって切り換えられるように構成されてい
る。
このフード112をトリミングレバー104に連動して
移動させる機構について次に説明する。第24図は本実
施例の撮影レンズの鏡胴周辺の正面図と側面図とを示す
ものであり、(a)はトリミングレバー104が上方位
置にある通常撮影モードを示し、(C)はトリミングレ
バー104が下方位置にあるトリミングモードを示し、
(b)はその間の移行状態を示す。第24図(a) (
b) (e)において、それぞれの側面図に示されるよ
うに、フード112は光軸対称な一対のガイド112a
、 112bによってカメラボディに対して光軸方向に
のみ移動可能なように支持されており、その後端にカム
溝112cが形成されている。
一方、トリミングレバー104 Kは、このカム溝11
2aFcli合するピン104aが植設されている。従
って、第24図(a)図示のトリミングレバー204が
上方位置にある通常撮影モードの状態からトリミングレ
バー104を下方に回動させると、同図(b) (C)
に示されるように、七〇回動に応じてピン104aがカ
ム溝112Cを押圧してフード112を光軸方向前方へ
押し進めてフ゛−ド112が鏡胴から突出させられる。
次に、このレンズ鏡胴内の構成について説明する。第2
5図は本実施例のカメラトリミングモードの状態を示す
鏡胴とカメラボディ部の縦断面図である。第25図にお
いて、113は撮影レンズ系、114はフィルム面であ
る。そして、通常撮影モ−ドでは、画面枠Aに対応する
範囲が引きのばされてプリントされ、トリミングモード
の場合にはそれより狭い範囲Bのみが引きのばされてプ
リントされる。
115は撮影レンズ系113を一体的に保持するととも
にその側面および正面の遮光を行う鏡月同カッく−であ
り、側方力「もの有害光を遮光する側面カッ(−115
aと前方からの有害光を遮光する正面カッ々−115b
とからなる。そして、この鏡胴カッ<−115はカメラ
ボディ101に固定されている0フード112は、光軸
方向に移動可能なようにとの鏡胴カバー115に支持さ
れている。このフード112には、前述したAE受光窓
110が設けられている◇ そして・このAE受光窓1
10にはライトガイド116カー取り付けられており、
その先端は正の屈折力を有するように前方に向けて凸の
球面もしくは非球面形状に形成されている。そして、こ
のライトガイド116の他端には測光用の受光素子11
7が固定されている。従って、フード112の光軸方向
移動に応じてライトガイド116及び受光素子117も
光軸方向に移動させられる。118はカメラボディ内(
/cおいてフィルムへの有害光を遮光する遮光筒の内壁
を示す。
このような構成により、プリント時にトリミングがなさ
れない通常撮影モードの場合には、フード112は点線
にて示されるように後退させられた位置にあるので3−
画面枠Aの端に向かって進む結像光束119がこのフー
ド112によってさえぎられることはない。一方、プリ
ント時にトリミングがなされるトリミングモードの場合
には、フード112が図示の実線の位置まで突出させら
れるが、プリントされるフィルム面114上の範囲Bに
到達する結像光束120がフード112によってさえぎ
られることはない。但し、ここで、範囲B外の画面枠A
内に向かって進む光束の一部または全部がフード112
によってさえぎられるが、これらの光束はプリント時に
不必要な範囲に進むものであるからさえぎっても支障は
ない。むしろ、フードが突出しない場合に撮影される範
囲の外から撮影レンズ系113に入射し遮光筒内壁11
′8によって散乱させられて画面枠A内に進むフレア光
線121を、フード112によって遮光して、トリミン
グプリント時のコントラストを高くし、トリミングプリ
ント時の画質を向上させることができる。ここで、トリ
ミング撮影時に有害となるフレア光線として(ま、上述
したほかに、レンズのコノ(面や玉枠の内面において反
射させら−れた光線などがある。
第26図は第25図を変形した別の実施例を示す断面図
である。本実施例においては、トリミングモードの場合
に上述したフレア光線を遮光する遮光板が設けられてい
る。第26図において、第25図と同様に作用する部材
については同符号を付し、それらについての説明は省略
する。第26図において、122 、123はそれぞれ
光軸対称に配置され、カメラボディ101に固定された
回転軸124 、125によって回転可能に支持された
一対の遮光板である。そして、各遮光板122 、12
3は、それぞれフード112の後端に当接可能な長い第
1腕122a 11238と、フレア光線の光路内に侵
入可能な短い第2腕122b・123bとを有して℃・
る。ここで、各遮光板122 、123の第1腕122
a 、 123aと第2腕122b 、 123bとは
所是の角度をもって一体的に構成されている。更に、両
遮光板122 、123は、それぞれ、ばね126 、
127によってフート112に当接する方向に付勢され
ている。そして、第26図図示のトリミングモードの場
合には、遮光板122はばね126によってその第1腕
122aがストツノゝ−128に当接するまで反時計方
向に回動させられその第2腕122bがフレア光線12
1の光路内に侵入させられるとともに、一方、遮光板1
23はばね127によって第1腕123aがストッパー
129に当、接するまで時計方向に回動させられてその
第2腕123bがフレア光線121の光路内に侵入させ
られ、フレア光線121および通常撮影モードにおける
結像光束119の一部または全部が両遮光板122゜1
23の第2腕122b 、 123bによって遮光され
ている。従って、本実施例においてはフード112によ
ってこれらの光線を遮光する必要はないので、フード1
12の内径は先の実施例よりも大きくなっている。本実
施例においても、トリミングモードの場合の有害な光束
を遮光して、トリミングプリント時の画質を向上させる
ことができる。
そして、第26図図示の点線の位置までフード111が
後退させられた通常撮影モードの場合には、フード11
2の後端によって両遮光板122 、123がそれぞれ
時計方向及び反時計方向に回動させられて、その第2腕
122b 、 123bが結像光束119をさえぎるこ
とがない。
以上、この発明の実施例について説明したが、実施例で
は日付等のデータ写し込み部をトリミングした画面と、
トリミングしない画面との2個所に設けて選択作動させ
ている。これを1つのデータ写し込み部をトリミングの
有無に応じて所定の位置へ移動させるようにすることも
できよう。
トリミングの倍率を複数段階に切換えるように構成する
ことも可能で、この場合には各倍率に応じて複数のデー
タ写し込み部を設け、トリミング倍率に応じて所要のデ
ータ写し込み部を選択するか、あるいはデータ写し込み
部を1つとし、トリミング倍率に応じて所定位置にデー
タ写し込み部を移動させてもよい。
また、データの写し込み部は実施例ではカメラ裏蓋に設
けであるが、これをカメラボディ側に設けることも可能
である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によれば、撮影時にトリ
ミングを指定しておくことにより、プリントの際に自動
的にトリミングプリントができるカメラにおいて、トリ
ミングの指定の有無に応じて日付等のデータをプリント
された画面上の最適位置に表示することができるもので
あるから、従来の日付等のデヘタを写し込むカメラで撮
影した場合に、そのフィルムをトリミングしてプリント
するとき生ずる撮影日等の貴重なデータの画面からの脱
落もな(、手軽にトリミング撮影°を楽しむことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のデータ写し込み装置を備えたカメラ
の実施例を示すもので、第1図(イ)はカメラ裏蓋の内
側の正面図、第1図(ロ)はカメラ裏蓋の外側の正面図
、第2図はこの発明のデータ写し込み装置を備えたカメ
ラの外観図、第3図はカメラの上面図、第4図はカメラ
の側面図、第5図はカメラ内部を裏側からみた正面図、
第6図は液晶表示部の正面図、第7図は撮影フィルムの
正面図、第8図はカメラシステム全体の回路図、第9図
は露出制御と撮影に関する信号処理ルーチンのフローチ
ャート、第1O図は巻戻しルーチンのフローチャート、
第11図はフラッシュ撮影表示ルーチンのフローチャー
ト、第12図は表示ルーチンのフローチャート、第13
図はカメラ裏蓋側の処理ルーチンのフローチャート、第
14図は1秒毎の割込みルー写し込み可能な時期を説明
するタイムチャート、第17図はフィルム焼付装置の概
略説明図、第18図は焼付装置制御処理部の構成の概略
説明図、第】9図は焼付装置制御処理ルーチンのフロー
チャート、第20図より第2C図までは、この発明の第
2の実施例を示すもので、第20図は第2実施例のカメ
ラの斜視図、第21図は広角状態(通常撮影モード)に
おけるカメラの正面図、第22図は第21図に示すカメ
ラの上面図、第23図は望遠状態(トリミング撮影モー
ド)におけるカメラの斜視図、第24図は通常撮影モー
ドからトリミング撮影モードへの移行状態を示す撮影レ
ンズ鏡胴周辺の正面と側面を示す図、第25図は鏡胴の
縦断面図、第26図は別の鏡胴の縦断面図である。 37:トリミング信号受信端子 38ニドリミング情報写し込み部 36:  プリント枚数写し込み部 39.40:データ写し込み部 A、A、A、A:  トIJミング位置表示切欠き。 出願人  ミノルタカメラ株式会社 第  1  図 (イ) 製 111図(ロ) 第  3  図 第  4  図 第  10   図 第  11   図 第  15   図 第  17   図 第  η 図 第  24  rlA

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トリミングしてプリントするトリミング指示情報
    をフィルム上に記録するトリミング情報写し込み部を備
    えたカメラに於て、トリミングの有無に応じてフィルム
    面上に日付等のデータを写し込む複数のデータ写し込み
    部と、トリミングの有無を指示する指示部と、トリミン
    グの有無の指示信号に基いて前記複数のデータ写し込み
    部を選択作動させる制御部とから構成されることを特徴
    とするトリミング情報記録カメラのデータ写し込み装置
  2. (2)上記トリミング情報写し込み部と、データ写し込
    み部とはカメラ裏蓋に配置されていることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のトリミング情報記録カメラ
    のデータ写し込み装置。
  3. (3)上記データ写し込み部の写し込み文字は、トリミ
    ング時に選択されるデータ写し込み部の文字が、トリミ
    ングされない時に選択されるデータ写し込み部の文字よ
    りもトリミング率に対応した比率で小さく構成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項記載のト
    リミング情報記録カメラのデータ写し込み装置。
JP24273685A 1985-10-31 1985-10-31 トリミング情報記録カメラのデ−タ写し込み装置 Pending JPS62103625A (ja)

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US06/924,425 US4860039A (en) 1985-10-31 1986-10-29 Photographic camera system and using thereof
US07/293,082 US4926203A (en) 1985-10-31 1989-01-03 Pseudo format camera with light shielding means
US07/476,610 US5057857A (en) 1985-10-31 1990-02-07 Photographic camera system having a pseudo focal length mode

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