JPS62119531A - トリミングモ−ドを有するカメラ - Google Patents

トリミングモ−ドを有するカメラ

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JPS62119531A
JPS62119531A JP25873585A JP25873585A JPS62119531A JP S62119531 A JPS62119531 A JP S62119531A JP 25873585 A JP25873585 A JP 25873585A JP 25873585 A JP25873585 A JP 25873585A JP S62119531 A JPS62119531 A JP S62119531A
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JP
Japan
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mode
flash
trimming
film
switch
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JP25873585A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Taniguchi
信行 谷口
Takeo Takarada
宝田 武夫
Yoshiaki Hata
良彰 秦
Manabu Inoue
学 井上
Yoshinobu Kudo
工藤 吉信
Hiroshi Ueda
宏 上田
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はトリミングモードを備えたカメラに関する。
〔従来の技術〕
写真撮影に際しては構図の決定が重要となるが、このた
めには撮影時に決定し、被写体までの距離を変えるか、
交換レンズあるいはズームレンズ等を用いて撮影する方
法と、撮影後フィルムを調べてからトリミングして決定
する方法とがある。
トリミングによる方法としては、カメラに視野の大きさ
を変更できるファインダー光学系を設け、このファイン
ダー光学系によって撮影する画面範囲を選択するように
するとともに、ファインダー光学系に連動してトリミン
グ情報をフィルム上に記録し、焼付時には、このトリミ
ング情報に基いて通常とは異なる引伸し倍率で撮影画面
の一部をプリントし、カメラに装着されているレンズの
焦点距離よりも長い焦点距離をもった望遠レンズで撮影
したようなプリントを得ることができるカメラが提案さ
れている(特開昭54−26721号公報参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、同一の被写体をこのようなトリミングモード
で撮影した写真と、トリミングモードによって擬似的に
設定された焦点距離に等しい焦点距離を有するレンズで
撮影した写真とを比較した場合、トリミングモードで撮
影した写真の方が、被写界深度がトリミングの比率分だ
け深くなる。
今、焦点距離f : t’、のレンズの被写界深度a1
は、被写体までの距離をU(但しU′″>>fとする)
、レンズのFナンバーをF許容錯乱円の直径をδとする
と、 と表わされる。
同様に、焦点距離f=f2のレンズの被写界深度a2は
1 、 2U2δF 8・ == 7−−−−−− °−°°−(21と表わ
される。
一方、焦点距離f==f、のレンズで撮影した写真を、
焦点距離f=f2のレンズで撮影した写真に相当するよ
うにトリミングする場合は、f : f2に相当する許
容錯乱円直径がδでなげればならないので、f : f
lでの許容錯乱円直径は、δ×−fI/f2どなる。こ
のときの被写界深度a3は、 と表わされる。
したがって、焦点距離f=f1のレンズで撮影した写真
をトリミングした場合の被写界深度a3と、焦点距離f
=f2のレンズで撮影した写真の被写界深度a2とを比
較すると、 113 =    a2− となり、トリミングによる場合の方がf2/f1倍被写
界深度が深くなり、この倍率はトリミングの比率に相当
するものであるから、トリミング比率分だけ被写界深度
が深くなることになる。
このことは、トリミングモードで撮影したプリントの場
合、主被写体と周辺の物体とが被写界深度内に入ってし
まう確率が増加し、主被写体と周辺の物体との両方にピ
ントの合った写真となり、両者の区別が判然とせず、雑
然とした画像となって見苦しいものとなっていた。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上述の問題点を解決するために、トリミン
グモードで撮影する場合には、強制的にフラッシュを発
光させて撮影するようにしたもので、撮影モードとして
通常撮影モードのほか、トリミングモードが選択できる
撮影モード選択手段と、前記撮影モード選択手段でトリ
ミングモードが選択されたときトリミングモード選択信
号を発生させる手段と、前記トリミングモード選択信号
に応じてトリミング情報をフィルム面に記録するトリミ
ング情報記録手段と、前記トリミングモード選択信号に
応答してフラッシュ発光装置を作動可能状態にすると共
に、シャツタレリーズに同期してフラッシュ発光装置を
作動させ発光させるフラッシュ発光装置制御手段とから
構成されている。
〔作  用〕
この発明によるときは、トリミングモードで撮影する場
合には、強制的にフラッシュを発光させるから、主被写
体を背景から浮き上らせることができ、撮影された写真
は雑然とした印象を与えることがない。
また、主被写体は通常は背景に比較して近距離にあるか
ら、フラッシュを発光させると、背景部分の露光量より
も露光オーバーとなる。しかしながら、ネガフィルムの
場合、粒子の特性として露光オーバーの方が適正露光、
あるいは露光不足に比べて粒子が荒れにくい。したがっ
て、本発明によるトリミングモードを有するカメラで撮
影したフィルムの一部を拡大してプリントする場合には
、粒子の荒れが目立ちやすくなるが、1乃至2段程度の
露光オーバーによって、粒子の荒れを押えるという効果
も期待できる。
〔実 施 例〕
次に、この発明のカメラの実施例について説明する。
第1の実施例 第1図はこの発明のカメラの第1の実施例の外観を示す
斜視図である。1はカメラ本体、2は撮影レンズ、3は
フラッシュ発光器で、点線で示した位置はフラッシュ撮
影時の位置を示す。4は撮影モード切換ボタン、5は自
動露出制御機構の受光部、6はファインダー窓、7はフ
ァインダー採光窓、8,9は自動焦点調節機構の測距窓
、10はフィルムカウンター、11はシャッタボタン、
12はフラッシュ強制発巻ボタンである。また、第2図
は同じ(第1実施例の正面図で、撮影モード切換13代 ボタン4に連動する昇降レバー13とその係止部Hの位
置を示す。
通常撮影時には撮影モード切換ボタン4をAの位置に合
せる。昇降レバー13は撮影モード切換ボタン4に係止
され、昇降レバー13に取付けられているフラッシュ発
光器3は実線の位置に留まる。
この状態は被写体が明るい場合の撮影であって、自動露
出制御機構により露出制御がおこなわれる。
このとき、逆光等のためフラッシュ撮影が必要であれば
、フラッシュ強制発光ボタン12を押すことによりフラ
ッシュ撮影ができる。
次に撮影モード切換ボタン4をTr側に合せると、これ
はトリミングモード撮影であり、昇降レバー13はモー
ド切換ボタン4の係止を解かれ、図示していないばねに
より上方に引上げられ、このレバーに取付けられている
フラッシュ発光器3も点線)位置に動く。この状態、即
ちトリミングモードにおいては常にフラッシュ撮影がお
こなわれる。
フラッシュ発光器3を点線位置から実線位置へる。なお
、撮影モード切換ボタン4は常時A側、即ち通常撮影位
置に図示されていないばねにより付勢されている。
次にカメラシステムについて説明する。第3図はカメラ
システムの回路図を示すものである。
電源電池BAから供給される電力は、マイクロプロセッ
サMPUじプ、イールム巻上制御部FW、  フラッシ
ュ発光部FL、パルス発信器PGo、PG、、  アン
ド回路AN 、視野枠表示TRD 、フィルム感度設定
スイッチFS 、充電完了表示素子CHD 、レリーズ
ロック警告素子RLW、レリーズ回路RELに供給され
るほか、自動露出制御機構AE、自動焦点調節機構AF
、トリミングマーク写し込み部TRM。
D−A変換器DA、フラッシュマチックタイ−rFMT
その他にはマイクロプロセッサMPUの出力ポートPw
oから送出される信号で作動する電源トランジスタBT
から電力が供給される。
カメラの操作ボタン類の操作が投入されるスイッチ類か
ら説明すると、S、は測光スイッチで、シャッタボタン
11を第1段まで押すことにより閉じる。S2はレリー
ズスイッチでシャッタボタン11を第2段まで押すこと
により閉じる。TBSはトリミングスイッチで、撮影モ
ード切換ボタン4をトリミングモードにすると閉じ、通
常撮影モードでは開く。FLSはフラッシュスイッチで
、フラッシュ強制発光ボタン12を押すと閉じる。EX
Sは外部から操作されるスイッチではなく、露出制御完
了でON、制御機構のチャージ完了でOFFとなる露出
完了スイッチである。これらのスイッチ類はMPUの入
力ポートINTo、 Po、 P、 、 P、、、 P
3にそれぞれ接続されている。スイッチTBSとFLS
はONから0FFKなったとき、またClFFからON
になったとき、MPUに与えられていた情報をセットし
直すためにMP’Uに割込みをかけるだめのパルス発信
器PGo、 PG、 、アンドゲートANを経てMPU
の割込み端子lNT1に接続されている。撮影モードを
通常撮影モードからトリミングモードに切換えた場合、
あるいはトリミングモードから通常撮影モードに切換え
た場合、およびフラッシュの強制発光を行なわせるとき
又は解除するとき、MPUにパルス信号を送って割込み
をかけ、記憶されているフラグを書き直す。
FWはフィルム巻上げ制御部で、MPUの出カポ−トP
、からの巻上指令信号WSTAに応じてフィルム巻上モ
ータMOを駆動する。フィルムが所定長さ、例えば1駒
分巻上げられると、フィルム巻上制御部はフィルム巻上
を停止し、MPUの入力ポートP、にフィルム巻上完了
信号WENDを送出する。
FLはフラッシュ発光部で、MPUの出力ポートP6か
らの充電開始指令信号CH8TAによりフラッシュ発光
部の昇圧が開始され主コンデンサの充電が開始される。
この主コンデンサの充電状態をチェックするため、MP
Uの出力ポートP7から検出器作動信号DETが送出さ
れ、主コンデンサの充電状態が調べられる。フラッシュ
発光器の主コンテ勢 ンサの充電が完了すると、フラッシュ返光部FLから充
電完了信号CHCがMPUの入力ポートP8に送出され
る。なお、フラッシュ発光部FLは、後述のフラッシュ
マチックタイマーFM、Tからの発光指令信号FLST
Aが送られたとき、内部のキセノン管を作動させ発光さ
せる。また、フラッシュ発光器の主コンデンサの充電が
完了するとMPUの出力ポートP、から充電完了信号が
送出され、充電完了表示素子CHDを点灯する。 また
フラッシュ撮影の際に発光器の主コンデンサの充電が完
了する前にレリーズされることのないよう、MPU内で
充電完了前はレリーズをロックすると共に、MPUの出
カポ−) PIOからレリーズロック警告信号が送出さ
れ、レリーズロック警告表示素子RLWを点灯する。
電源が投入され、電源トランジスタBTがONになると
、自動露出制御機構AEが作動し、被写界の測光がおこ
なわれる。MPUの出力ポートP、3がらAEロック信
号AELが出ると、その時点での測光値とフィルム感度
から得られる露出値EVを固定する。これをAEロック
という。
上記シたフィルム感度情報はパトローネ上のDXコード
の自動読取り、あるいは手操作でフィルム感度設定スイ
ッチFSを設定し、その出力信号D/A変換器DAを通
してアナログ信号として自動露出制御機構AEに供給す
るほか、後に説明するフラッシュマチックタイマーFM
Tにも 供給する。
自動露出制御機構AEでは露出演算の結果、被写界が暗
く、シャッタ速度が低速限界を越えると判断されたとき
は低速限界信号SSをMPUの入力ポートPI4に送出
する。
一方、電源が投入され、電源トランジスタBTがONに
なると、自動焦点調節機構AFも作動を開始し、被写体
までの距離が測定されて、その距離データを記憶すると
共に、距離データDISDはフラシュマチックタイマー
FMTに送出される。
MPUの出カポ−) R+からレリーズ信号が送出され
ると、レリーズ回路RELが動作し、レンズの係止がは
ずれてレンズは移動を開始し、移動量がパルス計測され
る。そして先に記憶されている距離データに一致すると
駆動マグネツ)AFMは消磁されてレンズは停止する。
再び自動露出制御機構AEに戻るが、MPUの出カポ−
) pHからのレリーズ信号が送出され、自動焦点検出
機構AFが動作完了すると、機械的な連動によってシャ
ッタが開き始め、カウントスイッチC8がONになる。
シャッタは絞り兼用の三角波形シャッタでシャッタの移
動に連動するエンコーダからパルスが送出され、そのパ
ルスが計数される。計数パルス値と先にAEロックされ
た露光量Ev値とが一致したとき適正露光と判断し、駆
動マグネットAEMは消磁され、シャッタが閉成される
被写体が暗いときにはシャッタ速度が遅くなるが、被写
体を測光した結果の露出値Evがシャッタの低速制限速
度と絞り値を組合せた値Evc以下になったときにはシ
ャッタ速度がこれ以上遅くなることを防ぐため、速度制
限をおこなっている。
このために自動露出制御機構AEではカウントスイッチ
C8がONになると内部のタイマーが 作動を開始し、
一定時間の経過後は強制的にシャッタ駆動マグネツ)A
EMを消磁する。そして実際にシャッタの閉成動作が開
始する一定の時間後にフラッシュマチックタイマーFM
Tにシャッタ閉成信号AECが送出され、フラッシュマ
チックタイマーFMTからはフラッシュ発光部FLに発
光開始信号FLSTAが送出され、発光がおこなわれる
フラッシュマチックタイマーFMTは、MPUの出力ポ
ートP、6からの信号FLEにより動作を開始する。フ
ラッシュマチックタイマーFMTは、 自動焦点調節機
構AFからの距離データDISDと、フィルム感度設定
スイッチFSからのフィルム感度データに基いてフラッ
シュ発光器の発光開始時期データを算出する。そしてフ
ラッシュマチツクタイマーFMTは、シャッタが開き始
めると同時に閉じられるカウントスイッチC8の動作に
より計数を開始される時間が前記発光開始時期データを
満足するに到った時に、発光開始信号FLSTAをフラ
ッシュ発光部FLに送出し、フラッシュを発光させる。
これにより、必要な露光量を与えるに適当な位置までシ
ャッタ羽根が開いたときにフランシュが発光し、適正露
光を与えることができる。
一方、前記時間が発光開始時期データを満たす前にシャ
ッタ閉成信号ABCが送られてきた場合、即ち、自動露
出制御機構AEO項で説明したように、シャッタの低速
制限のために、強制的にシャッタが閉じ始めると、シャ
ッタ閉成信号AECが送られてくるが、この場合にはシ
ャッタ閉成信号AECによりフラッシュ発光部FLに発
光開始信号FLSTAを送出し、フラッシュを発光させ
る。
峙 撮影トリミングモードが選択された場合は、△ MPUの出力ポートP15からはトリミングモード信号
が送出され、ファインダー内にトリミング領域を示す視
野枠表示TRDがおこなわれる。この表示は液晶などを
使用することができる。
また、露出制御時にフィルム上にトリミングマークが写
し込まれるが、これは写し込み回路TRMによって行な
われる。この回路TRMはPl。がらIIL、IIのパ
ルスが入力すると、写し込み動作を開始し、DA変換器
DAからのフィルム感度に対応した時間写し込み動作を
行なう。
次にマイクロプロセッサMPU内でおこなわれる撮影に
関する部分の信号処理について説明する。
第4図(a)は、シャッタボタンを押し、測光スイッチ
S1が閉じることによって生じる割込み処理を示す。割
込み信号が端子INToに入ると、 フラッシュ発光用
主コンデンサを充電するための昇圧動作と、該主コンデ
ンサの充電状態の検出動作を中止する。これは、昇圧中
に割込み処理によって露出制御機構が作動すると電源電
圧が低下しているため正しく露出制御がおこなえないお
それがあるからである。
次に、電源トランジスタBTをONとし、 自動露出制
御機構AE、自動焦点調節機構AFなどへ給電する。A
EとAFの作動時間のため一定の時間待をしたあと、測
光値を記憶し、AEロックをおこなう。
被写界の露出値■がシャッタ速度、絞り値から決まる低
速制限露出値Eveより小さいかどうかを判断し、小さ
いとき、即ち被写界が暗いときにはフラッシュ撮影をお
こなうため、フラッシュフラグFLFにIt I II
を入れる。フラッシュ発光部の充電状態検出器をONと
し、充電完了を調べる。充電が完了していないときはレ
リーズロック状態とし、レリーズロック警告表示を点灯
する。そして測光スイッチS、のOFFを待って後で説
明する ストップルーチンに移る。
フラッシュ発光部の充電が完了しているときは充電状態
検出器をOFFとし、充電完了表示を点灯する。そして
レリーズスイッチS2のONを調べに移る。
AEフロック後低速制限を判断したとき、被写界の露出
値Evが低速制限露出値Eveよりも太きいときは、次
にトリミングスイッチTBSを調べ、ON。
即ちトリミングモードであればフラッシュ撮影するので
あるから、フラッシュフラグFLFに°゛1″′を入れ
る。また、トリミングモードでないときはフラッシュ強
制発光スイッチFLSを調べ、ONであればフラッシュ
フラグFLFにIt I IIを入れる。
FLSがONでなければフラッシュを使用しないのであ
るからフラッシュフラグFLFに“′0″を入れ、レリ
ーズスイッチS2のONを調べに移る。
レリーズスイッチS2がONでなければ測光スイッチS
1を調べ、ONであれば再びS2を調べ、ONになるの
を待つ。測光スイッチS1もONでないときはストップ
ルーチンに移る。
さて、レリーズスイッチS2がONであれば、レリーズ
信号を送出し、露出制御動作を開始させる。
次に、トリミングスイッチTBSを調べ、ONであれば
、トリミングマークをフィルム面に写し込むための”L
″のパルスをP12に出力する。ONでないときは、こ
の処理は省かれる。
ついでフラッシュフラグFLFを調へ、to i” で
あればフラッシュマチックタイマーFMTに 送出され
るフラッシュマチックタイマー作動指令信号FLEを°
゛L″としてFMTを作動させ、フラッシュの発光を可
とする。フラグFLFが′11 IIでないときは前記
作動指令信号FLEがH″としてフラッシュマチックタ
イマーFMTを作動させない。
カくシて露出動作の完了を待って、フィルムの1駒巻上
げを開始し、巻上げ完了になると巻上げを停止し、測光
スイッチのOFFとなるのを待ってストップルーチンに
移る。
第4図(b)にストップルーチンを示す。まず、フラッ
シュの充電完了表示、レリーズロック警告表示を消灯し
、充電状態検出器、AEロック、電源トランジスタをO
FFとし、割込みを許す状態とする。ついで、フラッシ
ュフラグFLFを調へ、II I IIであれば、次の
撮影に備えて、フラッシュ発光部FLへ充電するため昇
圧をおこない、充電状態を調べ、充電の完了を待って検
出器、昇圧器をOFFとし、処理を終了する。またフラ
ッシュフラグFLFがII 1.7+でないときは昇圧
器をOFFとし、処理を終了する。
次に、第5図によって、トリミングスイッチTBSがO
N−+OFF又はOFF、ONとされるが、あるいはフ
ラッシュの強制発光スイッチFLSがON→OFF又は
0FF−+ONとされて割込みlNT1が発生したとき
の処理を説明する。
まず、トリミングスイッチTBSを調べ、ONであれハ
トリミング表示をおこなう。ついでフラッシュフラグF
LFに”1″を入れ、割込みを許したあと、フラッシュ
発光部FLの充電のための昇圧器、充電状態検出器をO
Nとする。充電の完了を待って検出器と昇圧器をOFF
とし、処理を終了する。
また、トリミングスイッチTBSがONでないときはト
リミング表示を消去し、フラッシュ強制発光スイッチF
LSを調べる。ONであれば先に説明したフラッシュ発
光部FLへの充電ルーチンに移る。FLSがONでない
ときは、フラッシュフラグFLFを’o” トし、検出
器、昇圧器をOFFトシ、割込みを許したあと処理を終
了する。
第2の実施例 第2の実施例は、撮影モードとして通常モード、= 1
9− フラッシュ撮影モード、七リミングモードの3種類を設
けた例である。
第6図は、第2実施例の外観を示す斜視図である。また
、第7図、第8図、第9図は撮影モードを切換えた状態
を示す外観図で、第7図は通常モードの場合を、第8図
はフラッシュ撮影モードの場合を、第9図はトリミング
モードの場合を示している。
1はカメラ本体、2は撮影レンズ、3はフラッシュ発光
器で、点線はトリミングモードで撮影する場合の位置を
示す。4は撮影モード切換ボタン、5は自動露出制御機
構の受光部、6はファインダー窓、7はファインダー採
光窓、8,9は自動焦点検出機構の測距窓、10はフィ
ルムカウンター、11はシャッタボタンで、第1実施例
と同一部分には同一符号が付しである。
次に、第7.8.9図について撮影モード切換部分につ
いて説明する。撮影モード切換ボタン4に隣接して、図
示しないばねにより上方に付勢されている昇降レバー1
3があり、その上部にフラノシュ発光器3が取付けられ
ている。昇降レバー13には2つの係止部1.3a 、
 13bが設げである。撮影モード切換ボタン4は常時
通常モード側にあるよ′う図示してないばねにより付勢
されている。
第7図は通常モード(5)の場合を示し、昇降レバー1
3の第1の係止部13aとモード切換ボタン4とが係止
し、フラッシュ発光器3は一番下の位置にある。
第8図はフラッシュ撮影モード(ト)の場合を示し、モ
ード切換ボタン4を′F″の位置に動かすと、昇降レバ
ー13の係止部13bが撮影モード切換ボタン4と係止
し、フラッシュ発光器3は半分程上昇した位置に来る。
第9図はトリミングモード(Tr)の場合を示し、撮影
モード切換ボタン4をIII:[lr J″の位置に動
かすと、昇降レバ〜13はモード切換ボタン4との係止
を解かれ、一番上まで上昇し、フラッシュ発光器3は完
全に上昇した位置にくる。
フラッシュ発光器を下方に押゛し下げれば、前記と逆に
、順次フラッシュ撮影モード、通常モードの位置に下る
なお、モード切換ボタン4には、後程カメラシステム回
路の説明に出てくるが、摺動ブラシが取付けられており
、電気回路を切換えるように構成されている。
次にカメラシステムについて説明する。第10図はカメ
ラシステムの回路図を示すものである。
電源BAから供給される電力は、マイクロプロセッサM
PUその他に供給されるほか、自動露出制御機構AE、
自動焦点調節機構AF、フラッシュマチックタイマーF
MT、DA変換器DA、 トリミングマーク写し込み部
TRMにはマイクロプロセッサMPUの出力ポートPw
oから送出される信号で作動する電源トランジスタBT
から電力が供給される。
カメラの操作ボタン類の操作で投入されるスイッチ類か
ら説明すると、Slは測光スイッチで、レリーズボタン
11を第1段まで押すことにより閉じる。S2はレリー
ズスイッチでレリーズボタン11を第2段まで押すこと
により閉じる。これらのスイッチS、 、 S2はMP
Uの入力ポート■NTo、Poにそれぞれ接続される。
撮影モード切換ボタン4と連動する摺動スイッチは、摺
動片Aと、接触子B、C,D、Eとからなり、接触子B
は電源の接地側に接続される。接触子Cはパルス発信器
PG2に接続され、さらにMPUの入力ポートP1に接
続されている。接触子Eはパルス発信器PG3に接続さ
れ、さらにMPUの入力ポートP2に接続されている。
接触子りはパルス発信器PG2. PG3に接続され、
パルス信号の出力を制御する。
ここで、パルス発信器PG2.PG3ばともに入力信号
がuHp+からIII、17に変わったときにもIII
、IIから11Hjlに変わったときにもH″のパルス
を出力するように構成されているが、このパルスは端子
りが”L″′のときには出力されないようになっている
そして、通常撮影モードを選択すると、摺動子Aは第1
0図NMの線上にあり、端子C,D、Eの出力はすべて
IIH″′の状態にある。従って、この状態ではパルス
発信器PG2. PG3からは信号が発せられない。
通常撮影モードからフラッシュ撮影モードに切り換えら
れるときには、摺動子Aは同図FMの線上に向かって下
方に摺動させられる。そして、摺動子Aが端子Cに接触
すると、端子Cの出力がIII、71に反転して、パル
ス発信器PG2からIIHIIのパルスが出力される。
更に、フラッシュ撮影モードからトリミングモードに切
り換えられるときには、摺動子Aは同図TMの線上に向
かつ、て下方に移動させられる。ここで、摺動子Aが端
子Cから離れるときにもパルス発信器PG2から°′H
″のパルスが発せられることになるので、端子りによっ
てそれを禁止しているのである。そして、摺動子Aが端
子Eに接触すると、端子Eの出力が”L″′に反転して
、パルス発信器PG、からIIHIIのパルスが出力す
れる。
更に、ここでパルス発信器PG2.PG3は、入力が”
Hllから°゛L″に変わるときにもIILIIからI
IHjlに変わるときにもH″のパルスを出力するよう
に構成されているのは、上述したように通常撮影モード
からフラッシュ撮影モードへ、更にトリミングモードへ
と図の下方に向けて摺動子Aが移動させられる場合のみ
ならず、逆に図の上方に向けて摺動子Aが移動させられ
るようにモード切り換えがなされる場合もあるので、こ
れに対応するためである。
EXSは外部から操作されるスイッチではなく、露出制
御完了でON、制御機構のチャージ完了でOFFとなる
露出完了スイッチである。
UNWは通常モード、即ち自然光撮影の場合、被写体が
暗くシャッタが低速制限速度以下になったときMPUの
出力ポートP1□に出る低輝度警告信号で点灯される低
輝度警告用表示素子である。
以上のほかの回路構成と各部構成要素、その作動は、第
1の実施例と同一であるから説明を省略する。
次にマイクロプロセッサMPU内でおこなわれる撮影に
関する部分の信号処理について説明する。
第11図は、シャッタボタンを押し、測光スイッチS1
が閉じることによって生じる割込み処理を示す。割込み
が発生すると、フラッシュ発光器へ充電するための昇圧
と、充電状態の検出動作を中止する。これは、昇圧中に
割込み処理によって露出制御機構が作動すると、電源電
圧が低下しているため正しく露出制御がおこなえないお
それがあるからである。
次に、電源トランジスタBTをONとし、自動露出制御
機構AE、自動焦点調節機構AFなどへ給電する。AE
とAFの作動時間のため一定の時間待をしたあと、測光
値を記憶し、AEロックをおこなう。
次に撮影モードが通常モードかどうかを調べ、通常モー
ドであれば、被写界の露出値Evが シャッタ速度、絞
り値から決まる低速制限露出値Evcより小さいかどう
かを判断し、小さいとき、即ち被写界が暗いときには低
速警告表示を点灯する。
この場合は警告表示のみでフラッシュの自動発光はおこ
なわない。そしてレリーズスイッチS2の状態を調べに
ゆく。
撮影モードが通常モードでないときは、充電状態検出器
をONとし、充電状態を調べる。充電が完了していない
ときはレリーズロック状態とし、警告表示を点灯する。
ついで測光スイッチs1のOFFを待ってストップルー
チンに移る。
充電が完了しているときは、検出器をOFFとし、充電
完了表示を点灯する。
次に、レリーズスイッチs2を調べ、ONでないときは
測光スイッチを調べ、ONであれば再びレリーズスイッ
チを調べにゆく。測光スイッチがONでないときはスト
ップルーチンに移る。
Lノリーズスイッチs2がONのときはレリーズ信号R
ELを送出し、露出制御を開始させる。ついで撮影モー
ドがトリミングモードがどうかを調べ、トリミングモー
ドのときはフィルム面にトリミングマークを写し込むた
めにL″のパルスをP12に出力する。トリミングモー
ドでないときはこの処理は省かれる。
次に再度撮影モードが通常モードがどうかを調べ、通常
モートでないとき、ff1lち、フラッシュ撮影モード
、あるいはトリミングモードのときは、フラッシュマチ
ックタイマーFMTに送出されるフラッシュマチックタ
イマー作動指令信号FLEをIIL#としてFMTを作
動させ、フラッシュの発光を可とする。撮影モードが通
常モードのとぎは前記作動指令信号FLEをH″として
FMTを作動させない。
かくして露出動作の完了を待って、フィルムのJ駒巻上
げを開始し、巻上げ完了のときは巻上げを停止し、測光
スイッチのOFFになるのを待ってストップルーチンに
移る。
第12図にストップルーチンを示す。まず、フラッシュ
発光器の充電表示、レリーズロック警告表示、シャッタ
の低速警告表示をOFFとし、さらに、充電状態検出器
、AEロック、電源トランジスタをOFFとし、割込み
を許す状態とする。
次に、撮影モードを調べ、通常モードでないとき、即ち
フラッシュ発光器を使用するときは、次の撮影に備えて
フラッシュ発光器の充電のため昇圧をおこない、充電状
態を調べ、充電完了を待って検出器、昇圧器をOFFと
し、処理を完了する。
撮影モードが通常モードのときは昇圧器をOFFとし、
処理を終了する。
次に、第13図によって、lNT1に撮影モードの切換
のための割込信号が入力した場合の割込み処理を説明す
る。
まず、フラッシュ撮影モードかどうかを調べる。
フラッシュ撮影モードであればトリミング撮影を示す表
示を消去し、フラッシュモードを設定する。
次に割込みを許したあと、フラッシュ発光器の充電のた
め、昇圧器、充電状態検出器をONとして充電をおこな
う。充電状態を検出し、充電完了のときは昇圧器、検出
器をOFFとして処理を終了する。
フラッシュ撮影モードでないときはトリミングモードか
どうかを調べ、トリミングモードであればトリミング撮
影を示す表示を消去し、トリミングモードを設定する。
、このあとは、フラッシュモードと同じく割込みを許し
たあと、フラッシュ発光器の充電のための一連の処理を
おこなう。
撮影モードがフラッシュモードでも、トリミングモード
でもないときは通常モードであるから、通常モードを設
定し、フラッシュ発光器の充電、検出のための昇圧器、
検出器をOFFとし、割込みを許したあと処理を終了す
る。
第3の実施例 第3の実施例は使用するフィルムがネガフィルムの場合
は撮影モードとして通常モード、フラッシュモード、ト
リミングモードの3種のモードが選択でき、使用するフ
ィルムがポジフィルムの場合は撮影モードとして通常モ
ード、フラッシュモードの2種のモードが選択できるよ
うにした例である。
第14図は第3実施例の外観を示す斜視図である。
1はカメラ本体、2は撮影レンズ、3はフラッシュ発光
器、5は自動露出制御機構の受光部、6はファインダー
窓、7はファインダー採光窓、8゜9は自動焦点検出機
構の測距窓、11はシャッタボタン、15は撮影モード
選択ボタン、]6は液晶表示パネルで後で説明する撮影
に関する各鍾情報が表示される。
第15図、第16図は液晶表示パネルの正面図で、第1
5図はネガフィルムが装填された場合を示し、第16図
はポジフィルムが装填された場合を示す。
第16図からも明らかなように、ポジフィルムが装填さ
れている場合はトリミングモードが無く、通常モードと
フラッシュモードの2種の選択となる。
表示部を説明すると、16は液晶表示パネル、20は通
常モード、21はフラッシュモード、22はトリミング
モードを示す表示部で、それぞれのモードが選択された
場合は上部の三角形の表示体20a。
21a、 22aの色調が変り表示される。23はフィ
ルムの装填を表わす表示部、24はフィルム感度の表示
部、25 、26はフィルムの巻戻しと巻戻し完了(点
滅)を表わす表示、27は撮影枚数の表示部である。
撮影モード選択ボタン15を押す毎に、ネガフィルム装
填の場合は、通常モード→フラッシュモード→トリミン
グモード→通常モードを繰返し切換わり、ポジフィルム
の場合は、通常モード→フラッシュモード→通常モード
と繰返し切換わる。
−31= 次にカメラシステムについて説明する。第17図はカメ
ラシステムの回路図を示すものである。
電源電池BAから供給される電力はマイクロプロセッサ
MPUその他に供給される。
自動露出制御機構AE、自動焦点調節機構AF、フラッ
シュマチックタイマーFMTその他にはマイクロプロセ
ッサMPUの出力ポートPwoから送出される信号で作
動する電源トランジスタBTから電力が供給される。
S1測光スイツチで、レリーズボタン11を第1段まで
押すことにより閉じる。S2はレリーズスイッチで、レ
リーズボタン11を第2段まで押すことにより閉じる。
EMSは外部から操作されるスイッチではなく、露出制
御完了でON、制御機構のチャージ完了でOFFとなる
露出完了スイッチである。
IFSはフィルムが1駒分巻上った位置でON、巻上中
はOFFとなる]駒巻上スイッチ、RWSはフィルムの
巻上中に過負荷が加った場合、例えばフィルム全駒の撮
影が済み、フィルム終端に来たような場合などにONと
なり、フィルム巻戻しでOFFとなる過負荷検出スイッ
チである。これらのスイッチ類の出力側はMPU0入カ
ポ−)−INTo、Po。
P3.P2o、P21にそれぞれ接続されている。
BO2はカメラの裏蓋を開(とON、閉じるとOFFと
なる裏蓋スイッチであり、その出力はMPUの入力ポー
トP2□に接続されると共に、カメラ裏蓋の開閉に関し
てMPU内に記憶されている情報を、裏蓋開閉の都度リ
セットするために、パルス発生器PG、からパルスを送
出し、アンドゲートな経てMPUの入力ポート■NT1
に入力し、割込み処理をおこなう。
KSは撮影モード選択ボタンを押すとONとなるキース
イッチで、その出力はMPUの入力ポートP18に接続
されると共に、ワンショーツトパルス発生器O8からパ
ルスを送出し、アンドゲートを経てMPUの入力ポート
INT、に入力し、撮影モードの切換がおこなわれる毎
に、MPU内の撮影モードに関する情報処理のために、
割込み処理をおこなう。
FWはフィルム巻上げ制御部で、MPUの出力ポートP
4からの巻上げ指令信号WSTAに応じてフイルム巻上
モータMOを駆動する。また過負荷検出スイッチRWS
がONになるとMPUの出力ポートP5゜からの巻戻し
指令信号PWSTAに応じてフィルムを巻戻す。
FLはフラッシュ発光部で、MPUの出カポアトP6か
らの充電開始指令信号CH8TAによりフラッシュ発光
部に対し充電が開始される。充電状態をチェックするた
め、MPUの出力ポートP7から検出器作動信号DET
が送出され、充電状態が調べられる。充電が完了すると
充電完了信号CHCがMPUの入力ポートP8に送出さ
れ、こパに対してMPUの出力ポートP9から充電完了
信号が送出されて充電完了表示素子CHDを点灯する。
 また、フラッシュ撮影の際に発光器の充電が完了する
前にしIJ−ズされることのないよう、MPU内で充電
完了前はレリーズをロックすると共に、MPUの出力ポ
ートP1oからレリーズロック警告信号が送出され、レ
リーズロック警告表示素子RLWを点灯する。
CADはフィルムを収納したパトローネ外側に設けられ
たフィルム感度、露出の許容誤差範囲を電気的に読取可
能に表示したCASコードの読取り部である。上の2個
のスイッチERDは露出の許容誤差の範囲を示すコード
の読取部で、ポジフィルムに対しては±Zの許容誤差範
囲が与えられているから、読取った信号が士〆であれば
ポジフィルムが装填されたと判断し、それ以外のときは
ネガフィルムが装填されたと判断することができる。
t タ、下の5個のスイッチISDはフィルム感度を示
すコードの読取部で、CASコードが読取られたときは
5個のスイッチのうち、いづれか1つが必ずONとなる
。これでCASコードの有無を判断することができる。
以上2つのスイッチERDとISDの出力はMPUの入
力ポートP23に入力される。 また、スイッチISD
で読取られたフィルム感度信号はフラッシュマチックタ
イマーFMT及びデジタル・アナログ変換器DAを経て
自動露出制御機構AE、トリミングマーク写し込み部に
送られ、フィルム感度に応じた露光量決定に使用される
LCDは液晶表示部であり、先に第15図、第16図に
よって説明したような各種表示のための信号/<’MP
Uの出力ポートP24から出力される。
FDSはフィルム装填時OFF、未装填時ONとなるフ
ィルム検知スイッチである。また、フィルムの巻戻し中
、ONになることで巻戻しを停止する。
その出力はMPUの入力ポートP19に入力される。
その他の回路構成部分は、第1.第2の実施例と共通で
あるので説明を省略する。
次にマイクロプロセッサMPU内でおこなわれる信号処
理について説明する。
第18図は、シャッタボタンを押し、測光スイッチS、
が閉じることによって生じる割込み処理を示す。割込み
信号が端子■NT0に入ると、フラ・ツシュ発光部へ充
電するための昇圧と充電状態の検出動作を中止する、こ
れは、昇圧中に割込み処理によって露出制御機構が作動
すると、電源電圧が低下しているため正しく露出制御が
おこなえないおそれがあるからである。
次に、電源トランジスタBTをONとし、自動露出制御
機構AE、自動焦点調節機構AFなどへ給電する。AE
とAFの作動時間のため一定の時間待ちをしたあと、測
光値を記憶し、AEロックをおこなう。
撮影モードが通常撮影モードか否かを調べ、通常撮影モ
ードであれば、被写界が暗く、シャッタ速度が低速制限
以下か否かを調べ、低速制限以下であれば、露出アンダ
ーの警告表示をONとした上で、レリーズスイッチS2
を調べにゆく。低速制限以下でなければ直ちにレリーズ
スイッチS2を調べにゆく。
撮影モードが通常撮影モードでないときは、フラッシュ
発光部の充電状態検出器をONとし、充電状態を調べる
。充電完了であれば、充電状態検出器をOFFとし、充
電完了表示をONとして、レリーズスイッチS2を調べ
にゆく。充電完了でなければ、シャツタレリーズがなさ
れないよう、レリーズロックを状態とし、レリーズロッ
ク警告表示をONと、測光スイッチS、のOFFを待っ
て、ストップルーチンに移る。
レリーズスイッチS2を調べ、ONでなければ測光スィ
ッチS1のOFFをしらべ、OFFであればストップル
ーチンに移る。S、がOFFでなげれば再びS2を3周
べにゆく。
レリーズスイッチS2がONであれば、レリーズ信号を
送出し、露出制御動作を開始させる。
撮影モードを調べ、トリミングモードであればトリミン
グマーク写し込み用の°′L″のノくルスをPI3に出
力し、トリミングモードでないときはこの処理を省く。
次に再び撮影モードを調べ、通常撮影モードであれば、
フラッシュマチックタイマー作動指令信号FLEをII
HIIとして不作動とし、また通常撮影モードでなけれ
ば、フラッシュマチックタイマー作動指令信号FLEを
”L″としてフラッシュマチックタイマーFMTを作動
させ、フラッシュを発光器とする。
露出動作の完了を待って、電源をOFFとし、充電完了
表示、露出アンダーの警告表示を消灯し、フィルムの一
駒巻上げを開始する。フィルムの巻上完了していないと
きは、過負荷検出スイッチRWSを調べ、過負荷状態、
即ちフィルムの終端に来て巻上げができないときは巻戻
しルーチンに移る。過負荷でなければ巻戻し完了を待つ
巻上げが完了したならば、巻上を停止し、フィルムの有
無を調べ、フィルムがあるときはフィルムカウンタFC
Rに′1″を加える。フィルムカウンタ値を所定値K(
例えばK =39 )と比較し、この値より犬であれば
フィルムカウンタFCRK Kの値を入れ、フィルムカ
ウンタの内容を表示部に表示する。また、フィルムがな
いときはII OIIを、フィルムカウンタの内容がK
より犬でないときは、フィルムカウンタの内容を表示部
に表示する。
そして、測光スイッチS、がOFFになるのを待ってス
トップルーチンに移る。
第19図は、巻戻しルーチンの処理を示す。
まず、巻上げを停止み、測光スイッチがOFFになるの
を待って、表示部に巻戻しの表示をする。
ついで巻戻しを開始し、フィルム検知スイッチFDSが
ON、すなわちフィルムのな(なった状態を調べて巻戻
しを停止し、表示部に巻戻し完了の表示をして、ストッ
プルーチンに移る。
第20図はストップルーチンの処理を示す。
まず、充電完了表示、レリーズロック警告表示、シャッ
タの低速制限警告表示をOFFとし、AEロックをOF
Fとし、電源の供給をOFFとする。割込み処理を許し
たあと、撮影モードを調べ、通常撮影モードでないとき
は、フラッシュ発光器を用いるから、その充電のために
昇圧器と、充電状態検出器をONとし、充電を開始する
。充電の完了を待って検出器、昇圧器をOFFとし、ま
た、通常撮影モードのときは昇圧器をOFFとし、処理
を終了する。
第21図はカメラ裏蓋の開閉、撮影モードの切換選択に
よる割込み処理のルーチンを示す。
カメラの裏蓋を開閉し、裏蓋スイッチBC8がON−+
OFF、OFF→ONとなったり、撮影モアド鉢切換に
よりキース1°ツチKSがONとなると、割込み信号が
端子lNT1に入力され、割込み処理が開始される。
まず、フラッシュ発光器の充電のための昇圧器、充電状
態検出器をOFFとし、裏蓋開閉フラグBCFを調べる
なおこのフラグは裏蓋間でLIII、裏蓋閉でII O
IIとなるものである。従って、裏蓋スイッチBC8が
OFF (閉)でフラグBCF=1のときは、開→閉、
裏蓋スイッチBC8がON (閉)でフラグBCF=0
0ときは、閉→開に変化した場合の割込みを示す。
また、裏蓋スイッチBC8′IJ!−ONで、フラグB
CF=1、裏蓋スイッチBC8がOFFで7ラグBCF
 =00ときは撮影モード切換による割込みに相当する
ものである。
第21図のフローチャートに戻り、フラグBCF=1で
あれば、裏蓋スイッチBC8を調べ、ONであればKe
yルーチンに移る。また、フラグECF\1であれば、
裏蓋スイッチBC3を調べ、ONであれば裏蓋間ルーチ
ンへ、ONでなければKeyルーチンに移る。
裏蓋スイッチBC8がONでなげれば、即ち裏蓋が開か
れた状態から閉じられた状態に移行した場合であり、フ
ラグBCFにOを入れ、フィルム装填の有無を調べる。
装填されていれば、撮影できる1駒目がくるまでの3駒
分子備巻上げをおこなう。
予備巻上カウンタPWN K Oを入れ、巻上を開始、
巻上完了を待って、カウンタPWNに1を加え、PWN
=3となるまで繰返す。カウンタPWN=  3となれ
ば巻上を停止し、フィルムカウンタFCRに1を入れ、
表示部にフィルムカウンタの内容を表示する。
フィルムの安定する一定の時間待のあと、DXフィルム
のパトローネ上のCASコードの読取りをおこなう。C
ASコードCADの有無を調べ、有るときは、表示部に
’DX’″の表示と、読取ったフィルム感度のISO表
示をする。さらに、露出の許容誤差範囲を示すコードか
らネガフィルムか否かを識別し、ネガフィルムであれば
ネガフィルムフラグNFFにII 17+を入れ、そう
でなげればNFF”にtt Onを入れる。このあと、
ネガフィルムフラグNFFを調べにゆく。
フィルム装填のないとき、あるいはCASコードのない
ときは、表示部の’DX”の表示をOFFとし、フィル
ム感度としてISO100の表示をすると共に、この場
合はトリミングモードの選択を可とするためにネガフィ
ルムフラグNFFに1を入れる。
次にネガフィルムフラグNFFを調べ、1″′であれば
、3種の撮影モード表示マーク(第15図20゜21、
、22)のうち、トリミングマークを表示する。
また、ネガフィルムマークNFFがII I IIでな
いときはトリミングマーク表示を消す。ついで、通常撮
影マークとフラッシュ撮影マークを表示する。
次に、基本となる通常撮影モードを設定し、撮影モード
表示マークのうち通常撮影マークの上の指標(第15図
20a)をONとし、割込み処理を許したあと、処理を
終了する。
第22図は第21図の中に示された撮影モード切換のた
めのKeyルーチンを示す。
迅 まず、それまでに設定入れていた撮影モードを調べ、通
常撮影モードであればフラッシュ撮影モードを設定し、
撮影モード表示の指標としてフラッシュモード指標をO
Nとし、それまでに表示されていた通常撮影モード指標
をOFFにする。
また、撮影モードが通常撮影モードでないときはフラッ
シュモードが否かを調べ、フラッシュモードであればネ
ガフィルムフラグNFFが′1″′であるかどうかを調
べる。NFF = 1 、即ちネガフィルム又はフィル
ム未装着又はCASコード無しのフィルムであれば、こ
のときに限りトリミングモードが設定できるから、この
モードを設定し、トリミングモード指標をONとし、そ
れまでに表示されていたフラッシュモード指標をOFF
とする。ネガフィルムフラグNFFが1″′でないとき
、即ちポジフィルムであればトリミングモードの設定は
できないので、通常モードの設定に移る。
また、撮影モードがトリミングモードでもないときは、
それまではトリミングモードであったことになり通常撮
影モードの設定をおこなう。そして、通常撮影モード指
標をONとし、フラッシュモード指標とトリミングモー
ド指標をOFFとする。
以上の処理が終るとストップルーチンに戻る。
第23図は、第21図の中に示された裏蓋間ルーチンを
示す。
ここではカメラ裏蓋が開かれ、裏蓋スイッチBC8がO
Nのときスタートする。裏蓋開閉フラグに°II I 
IIを入れ、表示部の巻戻し表示をOFFとする。
次にフィルムの巻上の完了を調べ、完了していないとき
は巻上を開始し、巻上の完了を待って巻上を停止する。
次にフィルムカウンターFORを0″に戻し、表示部の
フィルムカウンタに、カウンタ内容の11071を表示
する。また、フィルムの巻上が完了しているときはフ・
イルム巻上の処理を省き、フィルムカウンタFCRをI
I Ojlに戻し、表示部にカウンタ内容を表示し、第
21図の表示リセットルーチンに移行する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によればトリミングモー
ドで撮影するときは、被写体の明暗に関係なくフラッシ
ュ光撮影をおこなう。これにより主要な被写体が背景か
ら浮上り、平板的な写真となることを防ぐことができる
ものである。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の第1の実施例のカメラの斜視図、第
2図は正面図、第3図はカメラシステム回路図、第4図
は撮影に関する割込み処理ルーチンのフローチャート、
第5図は撮影モード選択による割込み処理ルーチンのフ
ローチャート、第6図はこの発明の第2の実施例のカメ
ラの斜視図、第7図、第8図、第9図は撮影モード切換
に伴うカメラ外観の変化を示す正面図で、第7図は通常
撮影モード、第8図はフラッシュ撮影モード、第9図は
トリミングモードの状態を示す。第10図はカメラシス
テム回路図、第11図は撮影に関する割込み処理ルーチ
ンのフローチャート、第12図はストップルーチンのフ
ローチャート、第13図は撮影モード選択による割込み
処理ルーチンのフローチャート、第14図はこの発明の
第3の実施例のカメラの斜視図、第15図、第16図は
液晶表示パネルの正面図で、第15図はネガフィルムが
装填された場合を、第16図はポジフィルムが装填され
た場合を示す。第17図はカメラシステム回路図、第1
8図は撮影に関する割込み処理ルーチンのフローチャー
ト、第19図は巻戻しルーチンのフローチャート、第2
0図はストップルーチンのフローチャート、第2]図は
撮影モード選択による割込み処理ルーチンのフローチャ
ート、第22図は撮影モード選択ルーチンのフローチャ
ート、第23図は裏蓋間ルーチンのフローチャートを示
す。 に カメラ本体2: 撮影レンズ 3:  フラッシュ発光器 4: 撮影モード切換ボタ
ン11:  シャッタボタン。 特許出願人  ミノルタカメラ株式会社第  4  図
 (a) 第  4  図  (b) 第5図 第  6  図 第  12  図 第  13  図 第14図 第  15  図 第  16  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 撮影モードとして通常撮影モードのほか、トリミングモ
    ードが選択できる撮影モード選択手段と、前記撮影モー
    ド選択手段でトリミングモードが選択されたときトリミ
    ングモード選択信号を発生させる手段と、前記トリミン
    グモード選択信号に応じてトリミング情報をフィルム面
    に記録するトリミング情報記録手段と、前記トリミング
    モード選択信号に応答してフラッシュ発光装置を作動可
    能状態にすると共に、シヤツタレリーズに同期してフラ
    ッシュ発光装置を作動させ発光させるフラッシュ発光装
    置制御手段とを備えたことを特徴とするトリミングモー
    ドを有するカメラ。
JP25873585A 1985-11-20 1985-11-20 トリミングモ−ドを有するカメラ Pending JPS62119531A (ja)

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US07/116,532 US4760413A (en) 1985-11-20 1987-11-04 Photographic camera
US07/198,314 US4814804A (en) 1985-11-20 1988-05-25 Photographic camera
US07/286,886 US4868589A (en) 1985-11-20 1988-12-20 Photographic camera

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