JPH0659130A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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Publication number
JPH0659130A
JPH0659130A JP22803292A JP22803292A JPH0659130A JP H0659130 A JPH0659130 A JP H0659130A JP 22803292 A JP22803292 A JP 22803292A JP 22803292 A JP22803292 A JP 22803292A JP H0659130 A JPH0659130 A JP H0659130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission hose
optical transmission
light
light source
clad material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22803292A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Ishiharada
石原田  稔
Itsuo Tanuma
逸夫 田沼
Toshio Naito
壽夫 内藤
Yasuhiko Matsumuro
康彦 松室
Takao Aoki
孝雄 青木
Kiyoshi Koyama
清 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP22803292A priority Critical patent/JPH0659130A/ja
Publication of JPH0659130A publication Critical patent/JPH0659130A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、高層ビル等のライトアッ
プのための設備の設置を容易にし、ランプの交換も安全
に行え、光の照射具合の変化も容易に行える照明装置を
提供することである。 【構成】 この発明は、粘性液体状、固体状あるいはゲ
ル状のコア材21と柔軟性のある高分子クラッド材22
より構成される光伝送ホースにおいて、クラッド材22
をコア材21の屈折率よりも低い屈折率とした光伝送ホ
ース2の一端を光源1に接続し、光伝送ホース2の他端
をビル,鉄塔,広告塔等の屋外構築物に向けて設置し、
光源1から光伝送ホース2の一端に入射した光を光伝送
ホース2の他端から構築物へ照射するようにしたもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、高層ビル等の種々の
建築物のライトアップや鉄塔,広告塔,看板等を照明す
るための照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のビル屋上の広告塔等の照明は、被
照射体(屋外構築物)の近傍に複数のランプを設置して
いた。また橋のような屋外構築物をライトアップするに
は、橋に近い危険な個所に複数のランプを設置してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の屋外構築物への
光の照射は、ランプの設置場所の足場が悪く、危険が伴
い、ランプ交換も大変な作業となっていた。また、ラン
プに対し防水性,防塵性,耐候性等の要求が厳しいもの
であった。
【0004】そこで、この発明は、高層ビル等のライト
アップのための設備の設置を容易にし、ランプの交換も
安全に行え、光の照射具合の変化も簡単に行え、さらに
防水性等の要求も満足できる照明装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、粘性液体状、固体状あるいはゲル状の
コア材と柔軟性のある高分子クラッド材より構成される
光伝送ホースにおいて、クラッド材をコア材の屈折率よ
りも低い屈折率とした光伝送ホースの一端を光源に接続
し、光伝送ホースの他端をビル,鉄塔,広告塔等の屋外
構築物に向けて設置し、光源から光伝送ホースの一端に
入射した光を光伝送ホースの他端から構築物へ照射する
ようにしたものである。
【0006】
【作用】危険な場所には光伝送ホースの光出射端側が所
定の向きを保つように設置されなければならないが、光
伝送ホース自体が柔軟性を有するので自由に撓ませて簡
単に設置でき、例えばビル屋上の広告塔を照明する場合
でも光伝送ホースを所定の位置に取付ければ、以後は何
ら保守管理する必要もなくなる。光伝送ホースの設置も
容易となり、設置後危険な場所に立ち入る必要もなくな
る。また、光源は屋内などに設けてあるので、ランプ等
の交換も容易であり、光源の選択により種々の照明が可
能となる。さらに、光伝送ホース自体は防水性,防塵
性,さらに、耐候性等に優れ、特別の器具等を使用しな
くても屋外での使用に耐える。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。図1においては、高層ビル(屋外構
築物)Aのライトアップを図るため、屋内に光源1を設
置し、光源1に光伝送ホース2の一端を接続し、光伝送
ホース2の他端を屋外から高層ビルAに向けて設置して
ある。屋外の光伝送ホース2は高層ビルAに設けた支持
部材3でその他端が高層ビルAの外壁を向くように支持
される。光伝送ホース2の光出射端にはレンズ4を設け
て集光を図っているが、レンズ4の替りに散光板を設け
て光を拡散させてもよい。また、光源1にカラーフィル
ターを設けて種々の着色光を光伝送ホース2へ送ること
もでき、さらにはフラッシュを用いることにより間欠的
に光を送ることもできる。さらにまた、送る光の色や送
る間隔、残像等をコンピュータで制御することもでき
る。
【0008】光伝送ホース2は、図2に示すように、粘
性液体状からなるコア材21を柔軟性のあるパイプ状に
加工された高分子クラッド材22中に充填し、クラッド
材22の両端は透明な窓材23で封じられる。コア材2
1の屈折率よりも低い屈折率を有するクラッド材22を
用いることにより両者の界面で光の反射が起こり、この
反射の繰り返しにより一端より入射した光を他端まで伝
えるようになっている。コア材23としては、ポリエチ
レンオキサイド,ポリプロピレンオキサイド,グリセリ
ン等のポリオール類,ポリオールエステル類,ポリオー
ルエーテル類,クロロエチルホスフェート,トリオクチ
ルホスフェート等の燐酸エステル類,流動パラフィン,
フッ素油,シリコンオイル,ポリイソブチレン,ポリシ
ロキサン変性ポリエーテル,無機塩の水溶液,ポリマー
を適当な溶媒で希釈したポリマー溶液等が使用される。
ここで、中空管状のクラッド材1を形成する材料として
は、プラスチックやエラストマーなどのように可撓性を
有し、チューブ状に成形可能で、屈折率の低い材料を用
いることが好ましい。その具体的例としてはポリエチレ
ン,ポリプロピレン,ポリアミド,ポリスチレン,AB
S,ポリメチルメタクリレート,ポリカーボネート,ポ
リ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリデン,ポリ酢酸ビニル,
ポリエチレン−酢酸ビニル共重合体,ポリビニルアルコ
ール,ポリエチレン−ポリビニルアルコール共重合体,
フッ素樹脂,シリコン樹脂,天然ゴム,ポリイソプレン
ゴム,ポリブタジエンゴム,スチレン−ブタジエン共重
合体,ブチルゴム,ハロゲン化ブチルゴム,クロロプレ
ンゴム,アクリルゴム,EPDM,アクリロニトリル−
ブタジエン共重合体,フッ素ゴム,シリコンゴムなどが
挙げられる。この中でも屈折率が低いシリコーン系ポリ
マーやフッ素系ポリマーが特に好ましく、具体的にはポ
リジメチルシロキサンポリマー,ポリメチルフェニルシ
ロキサンポリマー,フルオロシリコーンポリマー等のシ
リコーン系ポリマー,ポリテトラフルオロチレン(PT
FE),四フッ化エチレン−六フッ化プロピレン共重合
体(FEP),四フッ化エチレン−パーフロロアルコキ
シエチレン共重合体(PFE),ポリクロルトリフルオ
ロエチレン(PCTFE),四フッ化エチレン−エチレ
ン共重合体(ETFE),ポリビニリデンフルオライ
ド,ポリビニルフルオライド,フッ化ビニリデン−三フ
ッ化塩化エチレン共重合体,フッ化ビニリデン−六フッ
化プロピレン共重合体,フッ化ビリニデン−六フッ化プ
ロピレン−四フッ化エチレン三元共重合体,四フッ化エ
チレンプロピレンゴム,フッ素系熱可塑性エラストマー
などが挙げられる。これらの材料は単独又は2種以上を
ブレントして用いることもでき、単管又は多重管として
用いることもできる。更に、コア液に接する内面のみを
コーティング又は二重押し出しなどの方法により平滑処
理などの処理を行なうこともできる。なお、遮光の目的
でクラッド材22の外周に不透明な外皮を被覆すること
もできる。透明な窓材23としては、クラウンガラス,
石英,フリントガラス,カルコゲナイト系ガラス,サフ
ァイヤ,水晶,ポリカーボネート,メタクリル樹脂,ポ
リスチレン樹脂等が使用できる。なお、コア材21とし
ては、粘性液体状のものに限らず、固体状あるいはゲル
状のものを用いることもできる。例えばプラスチック,
サーモエラストマー等の固体状のものやエポキシ樹脂,
液状シリコン,ポリウレタン,液状ポリブタジエン等の
硬化性液状物をクラッド材22に充填し、硬化させたゲ
ル状のものであってもよい。
【0009】図3及び図4に示すものは、屈折率1.4
8の粘性液体状のコア材21を屈折率1.35のフッ素
樹脂からなるクラッド材22中に充填し、このクラッド
材22は透明であるため、黒色の外皮24で被覆し、光
入射端側の窓材23に口金25を取付け、コア材21と
窓材23との個所に保護テープ26を巻き付け、外皮2
4の外周にフレキシブルな保護管27を設けてある。保
護管27としては、可撓性を有する樹脂パイプやゴム製
の編み上げホースあるいはステンレス製のフレキシブル
な管等が用いられる。保護管27は外傷からの保護及び
防水を図る。口金25は光源1に差し込まれる。このよ
うな粘性液体状のコア材21とクラッド材22を用いた
光伝送ホース2では大口径のものを形成することが可能
であり、同一の口径を有する多成分ガラス光ファイバー
や石英光ファイバーを束ねたものに比べて遙にコストが
安くできるのみならず、同一口径であれば光の入射効率
が高い。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、コ
ア材と柔軟性のある高分子クラッド材より構成される光
伝送ホースにおいて、クラッド材をコア材の屈折率より
も低い屈折率とした光伝送ホースの一端を光源に接続
し、光伝送ホースの他端をビル,鉄塔,広告塔等の屋外
構築物に向けて設置し、光源から光伝送ホースの一端に
入射した光を光伝送ホースの他端から構築物へ照射する
ようにしたので、光源の選択により種々の照明効果を容
易に得ることができる。例えばフラッシュを用いること
により間欠的に強い光を光伝送ホースの他端から照射さ
せることができ、種々の着色光を送ることも可能であ
る。また、光源の交換も安全な場所で容易に行うことが
できる。さらに、屋外の危険な場所には柔軟性のある光
伝送ホースを所望の形態で取付けることができるので、
一旦取付けた後はメンテナンスも不要となり、ランプ交
換のたびに危険な場所に立ち入ることもなくなる。ま
た、クラッド材の材質の選択によりあるいは保護管を取
付けることにより、防水性,防塵性,耐候性等に優れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】高層ビルのライトアップの一例を示す簡略説明
図。
【図2】光伝送ホースの一例を示す断面図。
【図3】光伝送ホースに口金や保護管を設けた例を示す
断面図。
【図4】図3の外観図。
【符号の説明】
1 光源 2 光伝送ホース 21 コア材 22 クラッド材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 孝雄 神奈川県横浜市栄区犬山町42−2 (72)発明者 小山 清 神奈川県鎌倉市山の内729

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘性液体状、固体状あるいはゲル状のコ
    ア材と柔軟性のある高分子クラッド材より構成される光
    伝送ホースにおいて、クラッド材をコア材の屈折率より
    も低い屈折率とした光伝送ホースの一端を光源に接続
    し、 光伝送ホースの他端をビル,鉄塔,広告塔等の屋外構築
    物に向けて設置し、 光源から光伝送ホースの一端に入射した光を光伝送ホー
    スの他端から構築物へ照射することを特徴とする照明装
    置。
JP22803292A 1992-08-04 1992-08-04 照明装置 Pending JPH0659130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22803292A JPH0659130A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22803292A JPH0659130A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0659130A true JPH0659130A (ja) 1994-03-04

Family

ID=16870131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22803292A Pending JPH0659130A (ja) 1992-08-04 1992-08-04 照明装置

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JP (1) JPH0659130A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07236323A (ja) * 1994-09-19 1995-09-12 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 田植機の苗植装置
JP2004219921A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Kurabe Ind Co Ltd 照明装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07236323A (ja) * 1994-09-19 1995-09-12 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 田植機の苗植装置
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