JPH0659113U - サンルーフのサンシェード装置 - Google Patents

サンルーフのサンシェード装置

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JPH0659113U
JPH0659113U JP211293U JP211293U JPH0659113U JP H0659113 U JPH0659113 U JP H0659113U JP 211293 U JP211293 U JP 211293U JP 211293 U JP211293 U JP 211293U JP H0659113 U JPH0659113 U JP H0659113U
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JP
Japan
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sunshade
roof opening
resistor
end portion
guide rail
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JP211293U
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富雄 小野
賢一 栗山
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業性の向上を図ると共に長期間にわたり安
定した拘束を確保し急停車時のサンシェードの前方移動
を阻止する。 【構成】 車体のルーフ開口に設けられたガイドレール
9に、前記ルーフ開口1の下方に臨む使用状態と、ルー
フ開口1から後退した収納状態とにスライド自在に両端
が保持されたサンシェード7と、ルーフ開口1からの後
退時に、両端の保持力に抗してサンシェード7が乗りあ
がる時の接触圧によってサンシェード7に摺動抵抗を与
える抵抗体27とを設け、前記抵抗体27を、前後に長
い弾性変形可能な帯板状に形成すると共に、その抵抗体
27の前端部27aと後端部27bとを、前記ガイドレ
ール9に設けられた係合孔29内にそれぞれ挿入して固
定支持したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、サンルーフのサンシェード装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にサンルーフにあっては、開閉可能なリッドの内側に日除けとなるサンシ ェードを設けるタイプが知られている。
【0003】 サンシェードは、ループ開口に設けられたガイドレールによって前後にスライ ド自在に両端支持され、手動により前方へスライドさせることでルーフ開口の下 方に臨む使用状態となる。また、使用状態から後方へ手動によりスライドさせる ことで、ルーフ開口から後退した収納状態がそれぞれ得られるようになっている 。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如くサンルーフは、手動によって前後にスライド移動させる所から、 例えば、実公昭57−56896号公報にみられるように、トリム上に、植毛等 の滑動部を設けておき、その滑動部によって、サンシェードの円滑、軽快な摺動 を保障して操作性を向上させる手段が公知となっている。
【0005】 しかしながら、前記手段にあっては、トリムに直接、滑動部を設けるため、作 業が大がかりとなり、作業性の面で望ましくないこと、また、サンシェードが滑 動部に乗りあがる時に、滑動部の端縁にあたる。それが繰返されることで、滑動 部剥れが起きる虞れがあり、安定性、信頼性の面で問題が残る。
【0006】 さらに、サンシェードの両端は滑動部の上面に乗っているだけなので、サンシ ェードを後方にスライド移動させた収納状態の時に、例えば、急停車すると、急 停車時の慣性力によってサンシェードが前方へスライド移動してしまう不具合が 発生する。
【0007】 これを防ぐには、ロック装置をサンシェードに設けることで解消できるが、サ ンシェードは、必ずしも使用状態と収納状態の二態様で使用するものではなく、 途中で停止させて使用する場合があるため、途中位置で使用した時のロック装置 が多数必要となる。この場合、ロック装置の数を限定すると有段となりサンシェ ードの使用位置が限定されるようになる。
【0008】 そこで、この考案は、いずれの位置でも長期間にわたり安定した拘束状態が得 られると共に作業性の面、信頼性の面でも優れたサンルーフのサンシェード装置 を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、車体のルーフ開口に設けられたガイ ドレールに、前記ルーフ開口の下方に臨む使用状態と、ルーフ開口から後退した 収納状態とにスライド自在に両端が保持されたサンシェードと、ルーフ開口から の後退時に、両端の保持力に抗してサンシェートが乗りあがる時の接触圧によっ てサンシェードに摺動抵抗を与える抵抗体とを設け、前記抵抗体を、前後に長い 弾性変形可能な帯板状に形成すると共に、その抵抗体の前端部と後端部とを、前 記ガイドレールに設けられた係合孔内にそれぞれ挿入して固定支持してある。
【0010】
【作用】
かかるサンシェード装置によれば、別体に形成された抵抗体の前端部と後端部 とを、ガイドレールに設けられた係合孔内にそれぞれ挿入して固定支持するため 、取付け作業は迅速に完了し、取付け作業が大がかりになることはない。
【0011】 一方、抵抗体の前端部と後端部は、係合孔内に挿入されるため、サンシェード が乗りあがる時に、抵抗体の端縁にあたる虞れはなく、安定した作動状態が長期 間にわたって確実に得られるようになる。
【0012】 また、保持力に抗してサンシェードが抵抗体に乗りあがると、接触圧による摺 動抵抗によってサンシェードは、所定のスライド位置で拘束される。したがって 、一般的な急停車時において、サンルーフが前方へスライド移動することがなく なる。
【0013】
【実施例】
以下、図1乃至図4の図面を参照しながらこの考案の一実施例を詳細に説明す る。
【0014】 図3において、1はルーフパネル3に設けられたルーフ開口を示している。ル ーフ開口1には、透明又は半透明の材質で作られたリッド5と、リッド5の内側 で、日除けとなるサンシェード7がそれぞれ設けられ、リッド5及びサンシェー ド7は、ガイドレール9に沿って前後にスライド移動が可能となっている。
【0015】 ガイドレール9は、平面から見て逆U字状に形成され、ルーフ開口1の前方領 域から両側方の領域にわたって配置されている。
【0016】 ガイドレール9は、図1に示すように、ほぼ水平なベース部11から垂直に立 上がる、立上り壁13から、さらに側方へフランジ部15が延長された断面クラ ンク状の形状となっていて、ベース部11には、ケーブル案内溝17を有する左 右のレール部19が設けられている。レール部19と立上り壁13との間は、雨 水等をドレン孔21内へ誘導する樋部23となっている。
【0017】 また、内側のレール部19の壁面からは、長手方向に連続する保持部25が突 出しており、さらに、保持部25の下方で、かつ前記ベース部11には、別部材 で形成された抵抗体27が設けられている。
【0018】 抵抗体27は、ゴム等の材質で形成された所定の厚みを有する帯板状の弾性体 28と、弾性体28の上面に接着された毛脚の短いテープ状の植毛部31とから 成り、抵抗体27の前端部27aと後端部27bは、ベース部11に設けられた 前後の係合孔29内にそれぞれ挿入され固定支持されている。これにより、抵抗 体27の前端と後端とにサンシェード7を抵抗体27の上面bへ誘導する傾斜し た案内面aが形成されるようになっている。
【0019】 なお、抵抗体27は、係合孔29への挿入によって固定支持されるが、ベース 部11に対して接着剤による接着タイプとした方が、取付け時の安定性の面で大 変好ましいものとなる。
【0020】 リッド5は、ガイドレール9のレール部19,19に対して前後にスライド可 能な前方の移動シューと後方の移動シュー(いずれも図示していない)とによっ て支持され、前方の移動シューは支持用となっている。また、後方の移動シュー は、リッド5の後端側を上下動させる、いわゆるチルトアップ、チルトダウンを 図る昇降機能を備えており、レール部19のケーブル案内溝17内を走るギヤー ドケーブル33によって前後にスライド自在に制御される駆動用となっている。
【0021】 なお、ギヤードケーブル33は、手元スイッチによって正転・逆転可能な駆動 モータMによって作動制御される。
【0022】 一方、サンシェード7はアルミ製の芯材と表皮とから成り、サンシェード7の 両側には、左右2箇ずつ設けられた取付部材35を介して両端支持されている。
【0023】 取付部材35は、ばね板で形成され、サンシェード7に固着された本体部37 からハの字状に2本の脚38が延長されると共に、その脚39の先端部に摺動子 41が設けられている。摺動子41は、前記保持部25にスライド自在に嵌合し ている。
【0024】 これにより、サンシェード7は、前記ばね板製の取付部材37により所定量上 下方向の動きが可能となっている。
【0025】 このように構成されたサンシェード装置によれば、別部材で形成された抵抗体 27の前端部27aと後端部27bを、係合孔29内にそれぞれ挿入することで 固定支持することができる。この場合、抵抗体27を係合孔29内に挿入するだ けなので、大がかりになることなく容易に取付けられる。
【0026】 一方、サンシェード7を手によって前方へスライド移動させれば、ルーフ開口 1に臨む使用状態が得られる。また、サンシェード7を手によって後方へスライ ド移動させることで、開口途中の使用状態から一杯に後退させた収納状態まで連 続して得られるようになる。
【0027】 この場合、サンシェード7をルーフ開口1から後退させた動作時において、サ ンシェード7は、案内面aによって円滑に抵抗体27の上面bに乗りあがる。こ の抵抗体27への乗り上がり時に、サンシェード7は、取付部材35に抗して強 制的に上昇するため、その反作用で抵抗体27の上面bに対して強い接触圧が働 らき所定のスライド位置で拘束される。
【0028】 この結果、急停車してもサンシェード7が前方へスライド移動する不具合いが なくなる。
【0029】
【考案の効果】
以上、説明したように、この考案のサンシェード装置によれば、簡単に抵抗体 を取付けることができるようになり、作業性の面で大変好ましいものとなる。ま た、サンシェードは長期間にわたり安定して抵抗体の上面に乗り上がることがで きると共にロック装置を用いなくても所定の位置に、サンシェードを拘束できる ため、急停車時にサンシェードが前方へスライド移動するのを防げるようになる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガイドレールにサンシェードと抵抗体を取付け
た斜視図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】リッドを若干開いた自動車の概要平面図。
【図4】図1のA−A線断面図。
【符号の説明】
1 ルーフ開口 7 サンシェード 9 ガイドレール 27 抵抗体 27a 前端部 27b 後端部 29 係合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のルーフ開口に設けられたガイドレ
    ールに、前記ルーフ開口の下方に臨む使用状態と、ルー
    フ開口から後退した収納状態とにスライド自在に両端が
    保持されたサンシェードと、ルーフ開口からの後退時
    に、両端の保持力に抗してサンシェートが乗りあがる時
    の接触圧によってサンシェードに摺動抵抗を与える抵抗
    体とを設け、前記抵抗体を、前後に長い弾性変形可能な
    帯板状に形成すると共に、その抵抗体の前端部と後端部
    とを、前記ガイドレールに設けられた係合孔内にそれぞ
    れ挿入して固定支持したことを特徴とするサンルーフの
    サンシェード装置。
JP1993002112U 1993-01-29 1993-01-29 サンルーフのサンシェード装置 Expired - Lifetime JP2564918Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0190611U (ja) * 1987-12-08 1989-06-14
JPH0465616U (ja) * 1990-10-12 1992-06-08
JP3064116U (ja) * 1999-05-20 1999-12-24 シーシーアイ株式会社 芳香飛散装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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