JPH0658813B2 - 編組線シールドケーブルの接続構造 - Google Patents

編組線シールドケーブルの接続構造

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JPH0658813B2
JPH0658813B2 JP28301988A JP28301988A JPH0658813B2 JP H0658813 B2 JPH0658813 B2 JP H0658813B2 JP 28301988 A JP28301988 A JP 28301988A JP 28301988 A JP28301988 A JP 28301988A JP H0658813 B2 JPH0658813 B2 JP H0658813B2
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JP
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braided wire
adhesive tape
conductive adhesive
shielded cable
connector
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昇三 藤田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電子機器間を接続するコネクター付き信号ケー
ブルに関し、特にシールド用編組線とコネクターとを接
続させる編組線シールドケーブルの接続構造に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、パソコン本体とディスプレイモニタとを接続する
には、第3図および第4図に示すようなコネクタ付き信
号ケーブルが使用されている。
第3図は従来のコネクタ付き信号ケーブルの使用状態を
示す図、第4図は従来のコネクタ付き信号ケーブルのコ
ネクター部を拡大して示す斜視図で、同図において1は
パソコン本体、2はディスプレイモニタを示し、3はコ
ネクタ付き信号ケーブルを示す。このコネクタ付き信号
ケーブル3は第4図に示すように接続側端部にコネクタ
4が接続されている。従来のこの種コネクタ付き信号ケ
ーブルはシールド用編組線を有する編組線シールドケー
ブルからなり、編組線とコネクター本体とを接続させて
使用されており、このコネクター本体を被接接続に接続
することによって編組線が接地されるように構成されて
いる。この編組線シールドケーブルとコネクターとの接
続部は第5図および第6図に示すように構成されてい
る。
第5図は従来の編組線シールドケーブルとコネクターと
の接続構造を示す側断面図、第6図は第5図中VI−VI線
断面図を示す。これらの図において、5はコネクター4
のハウジングで、このコネクターハウジング5は金属等
の導電材によって形成されており、このコネクターハウ
ジング5内にはコネクターピン5aを支持する絶縁部材5b
が装着されている。6は信号線で、この信号線6は切断
端部が前記コネクターピン5aに接続されている。7は内
部シース、8はシールド用編組線、9は外部シースで、
これら信号線6,内部シース7,編組線8および外部シ
ース9によって編組線シールドケーブル本体3a(以下、
単にケーブル本体3aという)が構成されている。前記編
組線8の接続側端部はケーブル本体3aの切断端部から外
部シース9の外周側に折り返され、導電性貼着テープ10
によって緊縛されている。この導電性貼着テープ10は裏
側に接着用糊10aが付着され、この導電性貼着テープ10
を編組線8の折り返し部8aに巻き付けることによって、
編組線8の切断素線がコネクターピン5aに接触し短絡す
るのを防止することができる。このようにして前記編組
線8の折り返し部8aに導電性貼着テープが巻き付けられ
た後、ケーブル本体をコネクターハウジング5内に挿入
し、このコネクターハウジング5にネジプラグ5cを締結
させてコネクターハウジング5を前記導電性貼着テープ
10に圧接させてケーブル本体3aとコネクター4とが固定
される。すなわち、編組線8は導電性貼着テープ10を介
してコネクターハウジング5に接続されることになり、
コネクターハウジング5を接地させることによってノイ
ズ電流が編組線8を通って接地されることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかるに、このように構成された従来の編組線シールド
ケーブルの接続構造においては、導電性貼着テープ10と
編組線8との間に接着用糊10aが介在されているため、
導電抵抗が大きくなるという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る編組線シールドケーブルの接続構造は、シ
ールドケーブル本体の接続側端部に導電性貼着テープを
巻き付け、かつ前記編組線の折り返し部分に切込みを設
け、前記導電性貼着テープを前記切込み内に通し、折り
返し部の外周側に突出させて折り返し部に巻き付けたも
のである。
〔作用〕
下巻きした導電性貼着テープの外周部と編組線の折り返
し部の内周部とが直接に接触されることになり、編組線
は導電性貼着テープを介して接続部に導通されることに
なる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図および第2図によって
詳細に説明する。
第1図は本発明に係る編組線シールドケーブルの接続構
造によって接続された編組線シールドケーブルとコネク
ターとの接続部を示す側断面図、第2図は第1図中II−
II線断面図である。これらの図において前記第3図ない
し第6図で説明したものと同一もしくは同等部材につい
ては同一符号を付し、ここにおいて詳細な説明は省略す
る。これらの図において、11は導電性貼着テープ10の下
巻き部で、ケーブル本体3aの切断端部に導通性貼着テー
プ10を巻き付けて形成されており、この下まき部11を覆
うように編組線8の端部を折り返すことによって折り返
し部8aが形成されている。12は前記下巻き部11を形成し
て導電性貼着テープ10が通される切り込みで、この切り
込み12は編組線8の折り返し部8aに折り返し端部からケ
ーブル本体3aの長手方向に沿って設けられ、この切り込
み12内に導電性貼着テープ10を通して編組線8が折り返
されている。13は導電性貼着テープ10の緊縛部で、この
緊縛部13は、前記切り込み12内を通して折り返し部8aの
外周側に突出された導電性貼着テープ10の自由端部を折
り返し部8aの外周部に巻き付けて形成されている。すな
わち、本発明に係る編組線シールドケーブルの接続構造
は導電性貼着テープ10をケーブル本体に二回巻きしたも
ので、導電性貼着テープ10をケーブル本体3aに巻き付け
て下巻き部11を形成した後、この導電性貼着テープ10の
自由端側を切り込み12内に通して折り返し部8aを形成す
る。そして、前記導電性貼着テープ10の自由端側を折り
返し部8aの外側に突出させ、さらに折り返し部8aの外周
部に巻き付けることによって編組線8が緊縛されること
になる。
このように導電性貼着テープ10がケーブル本体3aに二回
巻きされた後、ケーブル本体3aをコネクターハウジング
5内に挿入し、このコネクターハウジング5にネジプラ
グ5cを締結させてコネクターハウジング5を前記導電性
貼着テープ10の緊縛部13に圧接させてケーブル本体3aと
コネクター4とが固定される。
したがって、導電性貼着テープ10をケーブル本体3aに二
回巻きすることによって、導電性貼着テープ10における
下巻き部11の外周部と編組線8における折り返し部8aの
内周部とが直接に接触されることになり、編組線8に生
じたノイズ電流は前記接触部から導電性貼着テープ10の
下巻き部11に流れ、緊縛部13からコネクターハウジング
5に流されることになる。すなわち、ノイズ電流は導電
性貼着テープ10の接着用糊10aを介すことなくコネクタ
ーハウジング5に流されることになる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、シールドケーブル
本体の接続側端部に導電性貼着テープを巻き付け、かつ
前記編組線の折り返し部分に切込みを設け、前記導電性
貼着テープを前記切込み内に通し、折り返し部の外周側
に突出させて折り返し部に巻き付けたため、下巻きした
導電性貼着テープの外周部と編組線の折り返し部の内周
部とが直接に接触されることになり、編組線は導電性貼
着テープを介して接続部に導通されることになる。した
がって、導電性貼着テープの接着用糊を介さずにノイズ
電流が流れることになるから、導電抵抗を下げることが
できる。また、導電性貼着テープをケーブル本体に二回
巻きするだけで導電抵抗の小さい接続構造を得ることが
できるから、安価であり、しかも、容易に実施すること
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係る編組線シールドケーブルの接続構
造によって接続された編組線シールドケーブルとコネク
ターとの接続部を示す側断面図、第2図は第1図中II−
II線断面図、第3図は従来のコネクタ付き信号ケーブル
の使用状態を示す図、第4図は従来のコネクタ付き信号
ケーブルのコネクター部を拡大して示す斜視図、第5図
は従来の編組線シールドケーブルとコネクターとの接続
構造を示す側断面図、第6図は第5図中VI−VI線断面図
である。 3a……編組線シールドケーブル本体、5……コネクター
ハウジング、8……編組線、8a……折り返し部、10……
導電性貼着テープ、10a……接着用糊、11……下巻き
部、12……切り込み。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】編組線シールドケーブルにおける接続側端
    部の編組線がシールドケーブル本体の外周側に折り返さ
    れ、この折り返し部分が、導電性粘着テープを巻き付け
    ることによりシールドケーブル本体に緊縛されると共に
    この導電性貼着テープを介して接続部に導通される編組
    線シールドケーブルの接続構造において、前記シールド
    ケーブル本体の接続側端部に導電性貼着テープを巻き付
    け、かつ前記編組線の折り返し部分に切込みを設け、前
    記導電性貼着テープを前記切込み内に通し、折り返し部
    の外周側に突出させて折り返し部に巻き付けたことを特
    徴とする編組線シールドケーブルの接続構造。
JP28301988A 1988-11-08 1988-11-08 編組線シールドケーブルの接続構造 Expired - Lifetime JPH0658813B2 (ja)

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JP28301988A JPH0658813B2 (ja) 1988-11-08 1988-11-08 編組線シールドケーブルの接続構造

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JPH02129873A JPH02129873A (ja) 1990-05-17
JPH0658813B2 true JPH0658813B2 (ja) 1994-08-03

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JP2006129676A (ja) * 2004-11-01 2006-05-18 Fuji Xerox Co Ltd シールドケーブルの端末処理方法及び端末シールド構造と、端末シールド構造を利用した光送受信システム
FR2929049B1 (fr) 2008-03-19 2010-03-12 Labinal Procede de reprise du blindage electromagnetique individuel de cables electriques d'un toron sur un connecteur electrique.

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