JPH0658624A - 浴室廃水の熱回収装置 - Google Patents
浴室廃水の熱回収装置Info
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- JPH0658624A JPH0658624A JP873392A JP873392A JPH0658624A JP H0658624 A JPH0658624 A JP H0658624A JP 873392 A JP873392 A JP 873392A JP 873392 A JP873392 A JP 873392A JP H0658624 A JPH0658624 A JP H0658624A
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- Japan
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- heat
- bathroom
- hot water
- wastewater
- waste water
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B30/00—Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
- Y02B30/52—Heat recovery pumps, i.e. heat pump based systems or units able to transfer the thermal energy from one area of the premises or part of the facilities to a different one, improving the overall efficiency
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- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 浴室にて使用された湯の熱を効率良く回収で
きる浴室排水の熱回収装置を提供する。 【構成】 浴室の洗い場の床部に凹状に形成された排水
溜まり１と、排水溜まりに設けられた熱交換器２と、熱
交換器に熱媒体循環系３を介して接続され、排水溜まり
に蓄えられる使用後の湯に含まれる排熱を熱交換器およ
び熱媒体循環系を介して回収するヒートポンプとを備え
る。
きる浴室排水の熱回収装置を提供する。 【構成】 浴室の洗い場の床部に凹状に形成された排水
溜まり１と、排水溜まりに設けられた熱交換器２と、熱
交換器に熱媒体循環系３を介して接続され、排水溜まり
に蓄えられる使用後の湯に含まれる排熱を熱交換器およ
び熱媒体循環系を介して回収するヒートポンプとを備え
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、浴室にて使用された湯
の熱を回収する、浴室廃水の熱回収装置に関する。
の熱を回収する、浴室廃水の熱回収装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】浴室では、前洗い，本洗いの各すすぎ用
としてまた出浴する際の上がり湯用として多量の湯が使
われるが、従来、このように浴室で使われた湯は、単に
排水パイプを介して下水に流されているのが実情であ
る。
としてまた出浴する際の上がり湯用として多量の湯が使
われるが、従来、このように浴室で使われた湯は、単に
排水パイプを介して下水に流されているのが実情であ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記浴室か
ら排出される湯の温度は冬でも３５度近くあり、例えば
水道水と比較した場合温度差は２５度以上になることも
ある。したがって、これまでのように単に下水に流すだ
けでは廃棄される熱量も多く、これらの熱を効率良く回
収することが要求されていた。
ら排出される湯の温度は冬でも３５度近くあり、例えば
水道水と比較した場合温度差は２５度以上になることも
ある。したがって、これまでのように単に下水に流すだ
けでは廃棄される熱量も多く、これらの熱を効率良く回
収することが要求されていた。
【０００４】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、浴室にて使用された湯の熱を効率良く回収できる浴
室廃水の熱回収装置を提供することを目的とする。
で、浴室にて使用された湯の熱を効率良く回収できる浴
室廃水の熱回収装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明では係る目的を達
成するために、浴室の洗い場の床部に形成された廃水溜
まりと、該廃水溜まりに設けられた熱交換器と、該熱交
換器に対して熱媒体循環系を介して接続され、熱交換器
によって得られた廃水熱を回収するヒートポンプとを備
えて成ることを特徴としている。
成するために、浴室の洗い場の床部に形成された廃水溜
まりと、該廃水溜まりに設けられた熱交換器と、該熱交
換器に対して熱媒体循環系を介して接続され、熱交換器
によって得られた廃水熱を回収するヒートポンプとを備
えて成ることを特徴としている。
【０００６】また、前記ヒートポンプには貯湯槽が接続
され、該貯湯槽には浴室へ湯を供給する給湯系が接続さ
れるのが好ましい。
され、該貯湯槽には浴室へ湯を供給する給湯系が接続さ
れるのが好ましい。
【０００７】さらに、前記廃水溜まりに設けられる熱交
換器は、比重が１よりも小で、かつ廃水溜まりの廃水中
に浮遊状態で配設されることが好ましい。
換器は、比重が１よりも小で、かつ廃水溜まりの廃水中
に浮遊状態で配設されることが好ましい。
【０００８】
【作用】浴室で、例えばすすぎ用あるいは上がり湯用と
して用いられた湯は、床面に流された後、一度廃水溜ま
りを経由して排出される。したがって、廃水溜まりに
は、使用直後のまだ温かい廃湯が逐一流れてくる。この
ように廃水溜まりに蓄えられる使用直後の温かい廃湯の
熱は、熱交換器および熱媒体循環系を介してヒートポン
プにより効率良く回収される。
して用いられた湯は、床面に流された後、一度廃水溜ま
りを経由して排出される。したがって、廃水溜まりに
は、使用直後のまだ温かい廃湯が逐一流れてくる。この
ように廃水溜まりに蓄えられる使用直後の温かい廃湯の
熱は、熱交換器および熱媒体循環系を介してヒートポン
プにより効率良く回収される。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１ないし図４を参
照して説明する。図１は本発明にかかる浴室廃水の熱回
収装置の概略を示すシステム図である。図に示すように
本装置は、浴室の洗い場の床部Ｆに凹状に形成された廃
水溜まり１と、該廃水溜まり１に設けられた熱交換器２
と、該熱交換器２に熱媒体循環系３を介して接続され、
廃水溜まり１に蓄えられる使用後の廃湯に含まれる熱
を、熱交換器２および熱媒体循環系３を介して回収する
ヒートポンプ４とを備える基本構成である。
照して説明する。図１は本発明にかかる浴室廃水の熱回
収装置の概略を示すシステム図である。図に示すように
本装置は、浴室の洗い場の床部Ｆに凹状に形成された廃
水溜まり１と、該廃水溜まり１に設けられた熱交換器２
と、該熱交換器２に熱媒体循環系３を介して接続され、
廃水溜まり１に蓄えられる使用後の廃湯に含まれる熱
を、熱交換器２および熱媒体循環系３を介して回収する
ヒートポンプ４とを備える基本構成である。
【００１０】また、前記ヒートポンプ４には貯湯槽５が
接続され、該貯湯槽５には浴室等へ湯を供給する給湯系
６が接続されている。
接続され、該貯湯槽５には浴室等へ湯を供給する給湯系
６が接続されている。
【００１１】次いで、上記構成要素の詳細について説明
すれば、前記廃水溜まり１は、図２および図３に示す如
く上部が開口された函状のものであり、その周囲には床
部Ｆよりも一段低い高さに設定される鍔部１０が形成さ
れている。また、鍔部１０の側部および端部の略中央に
は、内方側が漸次低くなるように設定された傾斜凹所１
１が設けられ、この傾斜凹所１１により、前記床部Ｆに
落下した湯が速やかに廃水溜まり１内に流れ込むように
なっている。
すれば、前記廃水溜まり１は、図２および図３に示す如
く上部が開口された函状のものであり、その周囲には床
部Ｆよりも一段低い高さに設定される鍔部１０が形成さ
れている。また、鍔部１０の側部および端部の略中央に
は、内方側が漸次低くなるように設定された傾斜凹所１
１が設けられ、この傾斜凹所１１により、前記床部Ｆに
落下した湯が速やかに廃水溜まり１内に流れ込むように
なっている。
【００１２】また、廃水溜まり１には、該廃水溜まり１
に貯溜される所定量以上の湯を排水パイプ１２に導くた
めの排水路１３が連設されている。
に貯溜される所定量以上の湯を排水パイプ１２に導くた
めの排水路１３が連設されている。
【００１３】排水路１３は、図４にも示すように、廃水
溜まり１の下端流出孔１ａに接続される導入部１５と前
記排水パイプ１２に接続される流出部１６とが、水平板
部１８ａおよび起立板部１８ｂからなるＬ字状部材１８
によって区分けされており、水平板部１８ａに設けられ
た孔２０は水栓２１によって閉塞される。上記起立板部
１８ｂの高さは、上端が廃水溜まり１の下端流出孔１ａ
よりも上側になるように設定されている。
溜まり１の下端流出孔１ａに接続される導入部１５と前
記排水パイプ１２に接続される流出部１６とが、水平板
部１８ａおよび起立板部１８ｂからなるＬ字状部材１８
によって区分けされており、水平板部１８ａに設けられ
た孔２０は水栓２１によって閉塞される。上記起立板部
１８ｂの高さは、上端が廃水溜まり１の下端流出孔１ａ
よりも上側になるように設定されている。
【００１４】そして、上記水栓２１によって孔２０が閉
塞された状態で廃水溜まり１に所定量以上湯が供給され
ると、余分な湯は廃水溜まり１の下端孔１ａから排水路
１３の導入部１５に至り、そこから起立板部１８ｂを乗
り越えて、さらに流出部１６を経て排水パイプ１２から
外部へ排出される。
塞された状態で廃水溜まり１に所定量以上湯が供給され
ると、余分な湯は廃水溜まり１の下端孔１ａから排水路
１３の導入部１５に至り、そこから起立板部１８ｂを乗
り越えて、さらに流出部１６を経て排水パイプ１２から
外部へ排出される。
【００１５】すなわち、廃水溜まり１に所定量以上廃湯
が供給される場合には、新たに供給される湯が直ちに排
水パイプ１２から排出されるのではなく、廃水溜まり１
の底部近傍に貯溜されている比較的温度の低い湯（比重
の関係で温度の低い方が下方に溜まる）が優先的に排出
されることとなり、結局、廃水溜まり１には絶えず比較
的温度の高い使用直後の湯が供給される。
が供給される場合には、新たに供給される湯が直ちに排
水パイプ１２から排出されるのではなく、廃水溜まり１
の底部近傍に貯溜されている比較的温度の低い湯（比重
の関係で温度の低い方が下方に溜まる）が優先的に排出
されることとなり、結局、廃水溜まり１には絶えず比較
的温度の高い使用直後の湯が供給される。
【００１６】また、洗い場等を洗浄する場合等には水栓
２１が抜かれ、廃水溜まり１に貯溜されている湯は全て
孔２０を介して外部に排出される。
２１が抜かれ、廃水溜まり１に貯溜されている湯は全て
孔２０を介して外部に排出される。
【００１７】図２および図４に示すように、廃水溜まり
１の上部は蓋２２によって閉塞されるが、夏期等におい
て浴室廃水の熱回収を行わない場合には、図中２点鎖線
で示すように蓋２２の外周にパッキン２３を介装させて
廃水溜まり１に湯が流れ込まないようにする。なお、排
水路１３の上部も前記蓋２２とは別に設けられた蓋２４
によって閉塞される。２５は、廃水中に含まれるゴミが
熱交換器に触れたり、あるいは排水パイプから外部には
移出されるのを防止するフイルタである。
１の上部は蓋２２によって閉塞されるが、夏期等におい
て浴室廃水の熱回収を行わない場合には、図中２点鎖線
で示すように蓋２２の外周にパッキン２３を介装させて
廃水溜まり１に湯が流れ込まないようにする。なお、排
水路１３の上部も前記蓋２２とは別に設けられた蓋２４
によって閉塞される。２５は、廃水中に含まれるゴミが
熱交換器に触れたり、あるいは排水パイプから外部には
移出されるのを防止するフイルタである。
【００１８】熱交換器２は、例えばプラスチックフイル
ム等の比較的軽い材料によって作られた屈曲可能な函型
状のものであり、内部は複数の仕切板３０…によって交
互に仕切られ、流入孔３１から入るブライン等の熱媒体
が熱交換器２の内部をよどみを形成することなく蛇行し
ながら万遍に行き渡り、流出孔３２から排出される構造
になっている。また、流入孔３１および流出孔３２に
は、それぞれ熱媒体を移送するためのパイプ３４，３４
が接続され、これらパイプ３４は前記廃水溜まり１の側
壁に形成された挿通孔３５を貫通して所定箇所に配置さ
れる前記ヒートポンプ４に接続される。
ム等の比較的軽い材料によって作られた屈曲可能な函型
状のものであり、内部は複数の仕切板３０…によって交
互に仕切られ、流入孔３１から入るブライン等の熱媒体
が熱交換器２の内部をよどみを形成することなく蛇行し
ながら万遍に行き渡り、流出孔３２から排出される構造
になっている。また、流入孔３１および流出孔３２に
は、それぞれ熱媒体を移送するためのパイプ３４，３４
が接続され、これらパイプ３４は前記廃水溜まり１の側
壁に形成された挿通孔３５を貫通して所定箇所に配置さ
れる前記ヒートポンプ４に接続される。
【００１９】ここで、前記熱交換器２は、比重が１より
も小さい例えばプラスチックフイルム等の材料から構成
されるものであり、図４に示すように前記廃水溜まり中
に配設されたとき廃水中ないし表面に浮遊状態になる。
なお、パイプ３４，３４にはフレキシブル継手３６が介
装され、廃水溜まり１の液面高さの変動に応じて上下動
する熱交換器２の動きを許容できるようになっている。
なお、３７は熱交換器の浮力調整用の浮きであり、例え
ば防水性のスポンジあるいはエアを封入したプラスチッ
ク等が利用される。
も小さい例えばプラスチックフイルム等の材料から構成
されるものであり、図４に示すように前記廃水溜まり中
に配設されたとき廃水中ないし表面に浮遊状態になる。
なお、パイプ３４，３４にはフレキシブル継手３６が介
装され、廃水溜まり１の液面高さの変動に応じて上下動
する熱交換器２の動きを許容できるようになっている。
なお、３７は熱交換器の浮力調整用の浮きであり、例え
ば防水性のスポンジあるいはエアを封入したプラスチッ
ク等が利用される。
【００２０】ヒートポンプ４は、周知のように蒸発器４
１，凝縮器４２，およびそれらの間に熱媒体を循環させ
るためのポンプ等を備えるものである。蒸発器４１は、
前記熱交換器２から接続パイプ３４を介して送られてく
るブラインが流入するシェル４３内に配置され、同流入
するブラインと熱交換される。また、凝縮器４２は貯湯
槽５の内部に配置される。
１，凝縮器４２，およびそれらの間に熱媒体を循環させ
るためのポンプ等を備えるものである。蒸発器４１は、
前記熱交換器２から接続パイプ３４を介して送られてく
るブラインが流入するシェル４３内に配置され、同流入
するブラインと熱交換される。また、凝縮器４２は貯湯
槽５の内部に配置される。
【００２１】前記したように貯湯槽５には浴室等へ湯を
供給する給湯系６が接続されているが、給湯系６は浴室
にとどまらず、他の系統にも接続されている。なお、貯
湯槽５には、瓦斯あるいは電気等を熱源とするヒータが
配備されているのは言うまでもない。なお、４４は接続
パイプ３４に介装されたブライン移送用のポンプであ
る。
供給する給湯系６が接続されているが、給湯系６は浴室
にとどまらず、他の系統にも接続されている。なお、貯
湯槽５には、瓦斯あるいは電気等を熱源とするヒータが
配備されているのは言うまでもない。なお、４４は接続
パイプ３４に介装されたブライン移送用のポンプであ
る。
【００２２】上記構成の浴室廃水の熱回収装置の作用に
ついて説明する。この装置で浴室廃水の熱回収を行う場
合には、廃水溜まり１の上部を塞ぐ蓋２２の外周のパッ
キン２３を予め取り除いておく。
ついて説明する。この装置で浴室廃水の熱回収を行う場
合には、廃水溜まり１の上部を塞ぐ蓋２２の外周のパッ
キン２３を予め取り除いておく。
【００２３】この状態で、浴室内において、例えばすす
ぎ用あるいは上がり湯用として湯を用いると、この湯は
床面に落下した後傾斜凹部１１を経て廃水溜まり１に溜
まる。 ここで、ポンプ４４およびヒートポンプ４の図
示しないスイッチがそれぞれオンにされると、まず、ブ
ラインがシェル４３と熱交換器２内を循環する。これに
より、前記廃水溜まり１に貯溜された湯の熱が熱交換器
２を介してブラインに伝わり、さらにパイプ３４に沿っ
たブラインの移送によりシェル４３内に導入される。こ
こで、ヒートポンプ４の蒸発器４１を介して熱交換が行
われることで、熱の回収が行われる。そして、回収され
た熱は、凝縮器４２を経て貯湯槽５内の水を加温用とし
て用いられる。
ぎ用あるいは上がり湯用として湯を用いると、この湯は
床面に落下した後傾斜凹部１１を経て廃水溜まり１に溜
まる。 ここで、ポンプ４４およびヒートポンプ４の図
示しないスイッチがそれぞれオンにされると、まず、ブ
ラインがシェル４３と熱交換器２内を循環する。これに
より、前記廃水溜まり１に貯溜された湯の熱が熱交換器
２を介してブラインに伝わり、さらにパイプ３４に沿っ
たブラインの移送によりシェル４３内に導入される。こ
こで、ヒートポンプ４の蒸発器４１を介して熱交換が行
われることで、熱の回収が行われる。そして、回収され
た熱は、凝縮器４２を経て貯湯槽５内の水を加温用とし
て用いられる。
【００２４】このように廃水溜まり１に蓄えられる使用
直後の比較的温かい湯の熱は、熱交換器２および熱媒体
循環系を介してヒートポンプ４により効率良く回収され
る。
直後の比較的温かい湯の熱は、熱交換器２および熱媒体
循環系を介してヒートポンプ４により効率良く回収され
る。
【００２５】さらに、前記廃水溜まり１で湯が貯溜され
るときには、浴室内の給湯系６でも湯が使用される場合
が多く、このとき、貯湯槽５には、消費された湯量分だ
け新たに水が補給される。この新たに補給される水を、
前記ヒートポンプ４で回収された熱により直ちに加温で
きるので、該回収熱を効率良く利用することができる。
るときには、浴室内の給湯系６でも湯が使用される場合
が多く、このとき、貯湯槽５には、消費された湯量分だ
け新たに水が補給される。この新たに補給される水を、
前記ヒートポンプ４で回収された熱により直ちに加温で
きるので、該回収熱を効率良く利用することができる。
【００２６】なお、前記廃水溜まり１に貯溜される湯は
洗濯あるいは雑巾のすすぎ用として利用することもでき
る。
洗濯あるいは雑巾のすすぎ用として利用することもでき
る。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、浴
室の洗い場の床部に形成された廃水溜まりと、該廃水溜
まりに設けられた熱交換器と、該熱交換器に対して熱媒
体循環系を介して接続され、熱交換器によって得られた
廃水熱を回収するヒートポンプとを備えているので、例
えばすすぎ用あるいは上がり湯用として使用された直後
のまだ温かい廃湯の熱を、熱交換器および熱媒体循環系
を介してヒートポンプにより効率良く回収することがで
きる。
室の洗い場の床部に形成された廃水溜まりと、該廃水溜
まりに設けられた熱交換器と、該熱交換器に対して熱媒
体循環系を介して接続され、熱交換器によって得られた
廃水熱を回収するヒートポンプとを備えているので、例
えばすすぎ用あるいは上がり湯用として使用された直後
のまだ温かい廃湯の熱を、熱交換器および熱媒体循環系
を介してヒートポンプにより効率良く回収することがで
きる。
【００２８】また、前記ヒートポンプに貯湯槽を接続
し、該貯湯槽に、浴室への湯供給を行う給湯系を接続す
る構成にすれば、浴室で使用された湯の分量を貯湯槽に
おいて補給する際に、該補給水を直ちに加温することが
できるので、上記ヒートポンプで回収した熱をより効率
良く利用することができる。
し、該貯湯槽に、浴室への湯供給を行う給湯系を接続す
る構成にすれば、浴室で使用された湯の分量を貯湯槽に
おいて補給する際に、該補給水を直ちに加温することが
できるので、上記ヒートポンプで回収した熱をより効率
良く利用することができる。
【００２９】さらに、前記廃水溜まりに設けられる熱交
換器の比重が１よりも小とし、かつ該熱交換器を廃水溜
まりの廃水中に浮遊状態で配設する構成にすれば、廃水
溜まりに貯溜される湯のうち、最も上部に存る温度の高
い部分を積極的に利用することができ、さらに効率の良
い熱回収が行える。
換器の比重が１よりも小とし、かつ該熱交換器を廃水溜
まりの廃水中に浮遊状態で配設する構成にすれば、廃水
溜まりに貯溜される湯のうち、最も上部に存る温度の高
い部分を積極的に利用することができ、さらに効率の良
い熱回収が行える。
【図１】本発明にかかる浴室廃水の熱回収装置の全体説
明図
明図
【図２】浴室の要部斜視図
【図３】廃水溜まりおよび熱交換器の詳細斜視図
【図４】第１図のＸーＸ線に沿う詳細断面図
１ 廃水溜まり ２ 熱交換器 ３ 熱媒体循環系 ４ ヒートパイプ ５ 貯湯槽 ６ 給湯系
Claims (3)
- 【請求項１】 浴室の洗い場の床部に凹状に形成された
廃水溜まりと、該廃水溜まりに設けられた熱交換器と、
該熱交換器に熱媒体循環系を介して接続され、前記廃水
溜まりに蓄えられる使用後の湯に含まれる排熱を熱交換
器および熱媒体循環系を介して回収するヒートポンプと
を備えて成ることを特徴とする浴室廃水の熱回収装置。 - 【請求項２】 請求項１記載の浴室廃水の熱回収装置に
おいて、前記ヒートポンプには貯湯槽が接続され、該貯
湯槽には浴室へ湯を供給する給湯系が接続されているこ
とを特徴とする浴室廃水の熱回収装置。 - 【請求項３】 請求項１または２記載の浴室廃水の熱回
収装置において、前記廃水溜まりに設けられる熱交換器
は、比重が１よりも小で、かつ廃水溜まりの廃水中に浮
遊状態で配設されることを特徴とする浴室廃水の熱回収
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP873392A JPH0658624A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 浴室廃水の熱回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP873392A JPH0658624A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 浴室廃水の熱回収装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658624A true JPH0658624A (ja) | 1994-03-04 |
Family
ID=11701156
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP873392A Withdrawn JPH0658624A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 浴室廃水の熱回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0658624A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004233010A (ja) * | 2003-01-31 | 2004-08-19 | Daikin Ind Ltd | ヒートポンプ式給湯機 |
| WO2007138742A1 (ja) * | 2006-05-29 | 2007-12-06 | Yurikai Co., Ltd. | シャワーの直下に吸熱器があるヒートポンプ式シャワーブース |
| JP2008180398A (ja) * | 2007-01-23 | 2008-08-07 | Fujitsu General Ltd | 浴室廃水の熱回収装置 |
| KR100971774B1 (ko) * | 2009-04-22 | 2010-07-21 | 주식회사 고명에너텍 | 폐온수를 이용한 폐열회수 장치 |
| WO2010084620A1 (ja) * | 2009-01-26 | 2010-07-29 | Sumi Noriaki | 熱交換システム |
| JP2011117647A (ja) * | 2009-12-02 | 2011-06-16 | Nishimatsu Constr Co Ltd | 既存ボイラの稼働率低減システム |
| EP3330445A1 (en) * | 2016-12-02 | 2018-06-06 | Est Energy Save Technologies OY | Floor outlet |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP873392A patent/JPH0658624A/ja not_active Withdrawn
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