JPS5833431Y2 - 成層温度式蓄熱槽 - Google Patents
成層温度式蓄熱槽Info
- Publication number
- JPS5833431Y2 JPS5833431Y2 JP1978096791U JP9679178U JPS5833431Y2 JP S5833431 Y2 JPS5833431 Y2 JP S5833431Y2 JP 1978096791 U JP1978096791 U JP 1978096791U JP 9679178 U JP9679178 U JP 9679178U JP S5833431 Y2 JPS5833431 Y2 JP S5833431Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature water
- heat storage
- storage tank
- storage area
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は成層温度式蓄熱槽に関するものである。
従来より、専用の蓄熱槽を有する空調システムを計画す
る場合には、その蓄熱槽の建設等に相当な費用がかかる
ため、できる限り利用効率のよい蓄熱槽の建設が望まれ
ている。
る場合には、その蓄熱槽の建設等に相当な費用がかかる
ため、できる限り利用効率のよい蓄熱槽の建設が望まれ
ている。
効果的な蓄熱槽として、形式別に連通管方式、アジテー
タまたはサーキュレータ方式、もぐりせき方式、改良も
ぐりせき方式及び成層温度方式等が知られているが゛、
こＩｔらを一般論的に比較した場合には槽特性、保守清
掃、建設費のすべての面から成層温度方式が優れている
。
タまたはサーキュレータ方式、もぐりせき方式、改良も
ぐりせき方式及び成層温度方式等が知られているが゛、
こＩｔらを一般論的に比較した場合には槽特性、保守清
掃、建設費のすべての面から成層温度方式が優れている
。
また本考案者らの研究によれば槽の長手方向に少なくと
も中央部までのびる隔壁を設け、また該隔壁の両側に横
手方向に仕切板を設けて、その内一方を低温水貯留域と
し、他方を高温水貯留域とした成層温度式蓄熱槽が、槽
内の高温水及び低温水の取出口を隔壁をへだてて隣接さ
せて設けることができるため、無用な配管が不要である
などのことから建設時の費用も安く、効率も比較的良好
で有利であることがわかった。
も中央部までのびる隔壁を設け、また該隔壁の両側に横
手方向に仕切板を設けて、その内一方を低温水貯留域と
し、他方を高温水貯留域とした成層温度式蓄熱槽が、槽
内の高温水及び低温水の取出口を隔壁をへだてて隣接さ
せて設けることができるため、無用な配管が不要である
などのことから建設時の費用も安く、効率も比較的良好
で有利であることがわかった。
しかしながら、この成層温度式蓄熱槽に蓄熱させる場合
、又は槽内の高温水を空調システム等に循環使用したと
き、特に冬期に高温水を循環させたときに、槽内に蓄熱
させておいた熱水量だけでは不足するため熱量を補給す
る必要が生じた場合、従来は蓄熱槽内の水を一旦温水ポ
ンプで汲み出して加熱していた。
、又は槽内の高温水を空調システム等に循環使用したと
き、特に冬期に高温水を循環させたときに、槽内に蓄熱
させておいた熱水量だけでは不足するため熱量を補給す
る必要が生じた場合、従来は蓄熱槽内の水を一旦温水ポ
ンプで汲み出して加熱していた。
この場合蓄熱槽にスチームを直入して加熱する方法も考
えられるが、上層から加熱したのでは効率が悪いし、ま
たスチームパイプを槽底部に達するようにすると、該ス
チーム直入時の勢いとその熱により、せっかく温度によ
る比重差を利用して槽上部より下部に向って高温より低
温とし、必要に応じて上部より高温水を、下部より低温
水を取り出せるように形成した温度層が乱され、槽内の
温水が攪拌されてしまい、高温水域と低温水域が消失し
てしまう欠点がある。
えられるが、上層から加熱したのでは効率が悪いし、ま
たスチームパイプを槽底部に達するようにすると、該ス
チーム直入時の勢いとその熱により、せっかく温度によ
る比重差を利用して槽上部より下部に向って高温より低
温とし、必要に応じて上部より高温水を、下部より低温
水を取り出せるように形成した温度層が乱され、槽内の
温水が攪拌されてしまい、高温水域と低温水域が消失し
てしまう欠点がある。
そのため、この温度層を乱さないための方法として、従
来は蓄熱槽内の低温水域から温水ポンプによって低温水
を取り出し、別の加熱装置で加熱し、高温水としてから
蓄熱槽の高温水域にもどす方法がとられてきたが、この
方法によると、蓄熱槽とは別にまた温水ポンプや加熱装
置を設置しなければならず、費用の面でも大きな負担と
なるし、配管、温水ポンプ等がふえて蓄熱槽が大規模な
ものとなってしまう等の不具合が生じている。
来は蓄熱槽内の低温水域から温水ポンプによって低温水
を取り出し、別の加熱装置で加熱し、高温水としてから
蓄熱槽の高温水域にもどす方法がとられてきたが、この
方法によると、蓄熱槽とは別にまた温水ポンプや加熱装
置を設置しなければならず、費用の面でも大きな負担と
なるし、配管、温水ポンプ等がふえて蓄熱槽が大規模な
ものとなってしまう等の不具合が生じている。
本考案者等は、上記不具合を解消すべく種々研究を重り
た結果、本考案を提案するものである。
た結果、本考案を提案するものである。
以下本考案の一実施例を図面に従って説明する。
本考案による蓄熱槽は、第１図及び第２図に示すように
、槽１内の長手方向に向って隔壁２を少なくとも中央部
まで設け、この隔壁２を境とし、一方に上部開口部を有
する高温水流出用の仕切壁４を、他方に下部開口部を有
する低温水流出用の仕切壁３を付設することにより高温
水貯留域６と低温水貯留域５を設けた温度成層式蓄熱槽
において、前記隔壁２を通して該低温水貯留域５の低部
から高温水貯留域６の上部にのびる連通管７を設け、か
つ高温水貯留域６にのびる連通管７内にヒーター８を設
けてなることを特徴とする。
、槽１内の長手方向に向って隔壁２を少なくとも中央部
まで設け、この隔壁２を境とし、一方に上部開口部を有
する高温水流出用の仕切壁４を、他方に下部開口部を有
する低温水流出用の仕切壁３を付設することにより高温
水貯留域６と低温水貯留域５を設けた温度成層式蓄熱槽
において、前記隔壁２を通して該低温水貯留域５の低部
から高温水貯留域６の上部にのびる連通管７を設け、か
つ高温水貯留域６にのびる連通管７内にヒーター８を設
けてなることを特徴とする。
尚、図中９は低温水流入口を、１０は高温水流゛出口を
示す。
示す。
このような蓄熱槽を用いて冬期に温水を循環させる場合
、まず蓄熱された温度の比重差によってできた低温水貯
留域５と高温水貯留域６のうち、高温水貯留域６より出
発した循環温水は、循環するうちにその熱が糸外に放出
され、いくらか低温となって低温水貯留域５にもどる。
、まず蓄熱された温度の比重差によってできた低温水貯
留域５と高温水貯留域６のうち、高温水貯留域６より出
発した循環温水は、循環するうちにその熱が糸外に放出
され、いくらか低温となって低温水貯留域５にもどる。
一般に蓄熱槽においては、充分に蓄熱した槽内の高温水
が空調システム内を循環液低温水となって再び蓄熱槽に
もどるのみであるから、蓄熱槽内の温度は、当然循環時
間が長くなるにつれ下がっていき、ある時間に達すると
その機能を終了してしまう。
が空調システム内を循環液低温水となって再び蓄熱槽に
もどるのみであるから、蓄熱槽内の温度は、当然循環時
間が長くなるにつれ下がっていき、ある時間に達すると
その機能を終了してしまう。
そのため従来は蓄熱槽外に設けたヒーター（熱交換器）
によって熱量を補給していた。
によって熱量を補給していた。
しかがって配管、温水ポンプ等が必要である。
しかして本発明による蓄熱槽には、低温水貯留域５下部
から高温水貯留域４上部へ連絡する連通管７及び該連通
管７内にヒーター８を設けであるため、蓄熱槽下部の、
槽内で最も低温の水が低温水流入口９より入り込み、ヒ
ーター８で加熱され、暖まって上昇し、高温水流出口１
０より高温水貯留域６に流出し、高温水貯留域６には常
に循環暖房用の高温水が保たれることになる。
から高温水貯留域４上部へ連絡する連通管７及び該連通
管７内にヒーター８を設けであるため、蓄熱槽下部の、
槽内で最も低温の水が低温水流入口９より入り込み、ヒ
ーター８で加熱され、暖まって上昇し、高温水流出口１
０より高温水貯留域６に流出し、高温水貯留域６には常
に循環暖房用の高温水が保たれることになる。
また、該連通管７にさらにバルブを取付ければ加熱流量
の調節によって蓄熱槽内の温度の調節が可能となる。
の調節によって蓄熱槽内の温度の調節が可能となる。
この低温水貯留域５から高温水貯留域６にかけて設ける
連通管７は、第２図のような角筒形でも、また円筒形で
あってもよく、該連通管７内に装入するヒーター８は、
スチレム直入でも可能である。
連通管７は、第２図のような角筒形でも、また円筒形で
あってもよく、該連通管７内に装入するヒーター８は、
スチレム直入でも可能である。
高温水流出口１０についても、図のように上面を空けて
もいいし、この上面を空けずに多数の孔を設け、ここか
ら温水が流出するようにしてもよく、また単に低温水流
入口９と同様の出口で゛あってもよい。
もいいし、この上面を空けずに多数の孔を設け、ここか
ら温水が流出するようにしてもよく、また単に低温水流
入口９と同様の出口で゛あってもよい。
以上の如く、本考案による蓄熱槽には連通管及びヒータ
ーが設置されており、これによって低温水を加熱して高
温槽に流し、循環に必要な熱水量を簡単に補給すること
ができる。
ーが設置されており、これによって低温水を加熱して高
温槽に流し、循環に必要な熱水量を簡単に補給すること
ができる。
従って今まで不足熱量をおぎなっていた蓄熱槽外のヒー
ターや温水ポンプも不要となり、経済的に有利となるば
かりでなく、蓄熱槽内の温度の下降速度が小さく、比較
的長時間使用してもその効率の低下が少ない等非常に有
利である。
ターや温水ポンプも不要となり、経済的に有利となるば
かりでなく、蓄熱槽内の温度の下降速度が小さく、比較
的長時間使用してもその効率の低下が少ない等非常に有
利である。
第１図は本考案蓄熱槽の上面平面図、第２図は第１図の
Ａ−Ａ′断面斜視図を表す。 図中、１・・・・・・蓄熱槽、２・・・・・・隔壁、３
，４・・・・・・仕切板、５・・・・・・低温水貯留域
、６・・・・・・高温水貯留域、７・・・・・・連通管
、８・・・・・・ヒーター、９・・・・・・低温水流入
口、１０・・・・・・高温水流出口を表わす。
Ａ−Ａ′断面斜視図を表す。 図中、１・・・・・・蓄熱槽、２・・・・・・隔壁、３
，４・・・・・・仕切板、５・・・・・・低温水貯留域
、６・・・・・・高温水貯留域、７・・・・・・連通管
、８・・・・・・ヒーター、９・・・・・・低温水流入
口、１０・・・・・・高温水流出口を表わす。
Claims (1)
- 槽内の長手方向に向って隔壁を少なくとも中央部まで設
け、この隔壁を境とし、一方に上部開口部を有する高温
水流出用の仕切壁を、他方に下部開口部を有する低温水
流出用の仕切壁を取り付けて高温水貯留域と低温水貯留
域を設けてなる温度成層式蓄熱槽において、前記隔壁を
通して該低温水貯留域の低部から高温水貯留域の上部に
のびる連通管を設け、がっ高温水貯留域にのびる連通管
内にヒーターを設けてなる成層温度式蓄熱槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978096791U JPS5833431Y2 (ja) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | 成層温度式蓄熱槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978096791U JPS5833431Y2 (ja) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | 成層温度式蓄熱槽 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5514944U JPS5514944U (ja) | 1980-01-30 |
| JPS5833431Y2 true JPS5833431Y2 (ja) | 1983-07-26 |
Family
ID=29031008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978096791U Expired JPS5833431Y2 (ja) | 1978-07-13 | 1978-07-13 | 成層温度式蓄熱槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5833431Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-13 JP JP1978096791U patent/JPS5833431Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5514944U (ja) | 1980-01-30 |
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