JP5045560B2 - 追いだき機能付き給湯機 - Google Patents

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Description

本発明は微小泡により給湯機追いだき配管内面、熱交換器内部に付着した汚れを吸着脱離し、付着を防止する追いだき機能付き給湯機に関する。
熱源器で沸き上げられた湯を貯湯タンクに一旦貯留し、該貯湯タンクに接続された給湯管路の端部に設けた給湯栓をユーザが開けたときに貯湯タンク内の湯がそのまま、または水でうめられて出湯するように構成された給湯機では、貯湯タンク内の湯を熱源として用いた追焚き用熱交換器により浴槽内の浴水を追い焚きする追焚き機能が付加されたものも開発されている。
給湯機に上記の追焚き機能を付加する場合には、例えば、貯湯タンクの上部から湯を取水して該貯湯タンクの下部に戻す熱源用循環管路、浴槽から取水した浴水を浴槽に戻す追焚き用循環管路、および上記の追焚き用熱交換器が給湯機に付加される。追焚き用熱交換器は、熱源用循環路を流下する湯を熱源として用いて、該湯と追焚き用循環管路を流れる浴水との間で熱交換を行い、追焚き用循環管路内の浴水を加温する。
このような追焚き機能付き給湯機では、人体から浴水中に洗い流された皮脂や角質等の汚れが追焚き用循環管路を循環して該循環管路の配管内面や追焚き用熱交換器内に不可避的に付着する。そして、上記の汚れがある程度以上堆積すると、追焚き運転時に当該汚れが浴槽に再循環して浴槽や浴水を汚したり、追焚き用熱交換器の熱交換効率を低下させたりする。このため、追焚き用循環管路の配管内や追焚き用熱交換器内に付着し、堆積した汚れを強制的に取り去る配管洗浄が推奨される。
上記の追焚き用熱交換器に代えて保温ヒータを用いる給湯機に適用されるものではあるが、特許文献1に記載された給湯機の洗浄装置では、浴水を循環させて該浴水を保温ヒータで加熱する循環用配管が設けられ、浴水の排水時に当該循環用配管に水を流して循環用配管内の汚れを洗い流している。
ただし、このような洗浄装置による洗浄だけでは上記循環用配管内の汚れを十分に除去することが困難である。同様のことが、前述の追焚き用循環管路内や追焚き用熱交換器内の汚れの除去についてもいえる。多くのユーザは、市販の発泡性洗浄剤を購入し、この洗浄剤を用いた配管洗浄を自主的に行っている。
特許第3821926号
しかしながら、上記機能は排水時に皮脂汚れを含んだ浴水を追いだき配管から排水するのみで、追いだき配管、熱交換器の表面に吸着した皮脂汚れを十分洗い流すことはできなかった。吸着した皮脂汚れを洗い流すためには半年に1回程度、配管洗浄を実施する洗浄メンテナンスが推奨されているが、配管が長い場合には熱交換器内部を十分に洗浄することが困難であった。特に、配管洗浄においては、年に1〜2回ということと、汚れが目に付かないので忘れる場合も多く、知らないうちに熱交換効率が悪くなったり、浴槽配管の付着汚れに起因する汚染の増加を招いたりしている。市場調査によると、作業負担の観点からも簡便な操作により配管を清浄に保つ仕組みが欲しいとの要望がある。
本発明はこれら従来の問題点を解決するもので、微小泡による洗浄動作を自動的に行い、追いだき配管、熱交換器内部を常に清浄に保ち、メンテナンスが不要である追いだき配管付給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る追いだき機能付給湯機は、熱源機で沸き上げられた湯を貯湯タンクに貯留し、該貯湯タンク内の湯を熱源として用いて浴槽内の浴水を追い焚きする追いだき機能付き給湯機であって、
前記貯湯タンク内の湯を浴槽に給湯する注湯配管と、
前記注湯配管に設けられ、浴槽への湯の供給開始と供給停止を行う注湯電磁弁と、
前記貯湯タンク上部から湯を取水して前記貯湯タンク下部から該貯湯タンク内に戻すタンク側送水回路と、
前記浴槽内の浴水を取水して前記浴槽に戻すふろ側送水回路と、
前記ふろ側送水回路に設けられた風呂側送水ポンプと、
前記タンク側送水回路を流れる湯を熱源として用いて前記ふろ側送水回路を流れる浴水を加熱する追いだき用熱交換器と、
前記ふろ側送水回路に設けられ、前記浴槽の水位を検出する水位検出手段と、
前記ふろ側送水回路に設けられ、該ふろ側送水回路を流れる浴水の流れの有無を検出する水流検出手段と、
前記ふろ側送水回路に設けられて、該ふろ側送水回路を流れる浴水中に微小泡を生じさせる循環側微小泡発生装置と、
前記注湯配管に設けられて、該注湯配管を流れる湯中に微小泡を生じさせる注湯側微小泡発生装置と、
前記循環側微小泡発生装置および前記注湯側微小泡発生装置の運転を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記水位検出手段によって浴槽内の水位が所定値以下を検出したら、前記風呂側送水ポンプと前記循環側微小泡発生装置を動作させるものである。
本発明の追いだき機能付給湯機によれば、浴槽の水位低下を検知することにより、自動的に微小泡による洗浄動作を行うことができ、これにより、追いだき配管、熱交換器内部等を常に清浄に保ち、メンテナンスを不要にすることができる。
実施の形態1.
以下、本発明の実施の形態1について、図面とともに詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態1を示すヒートポンプ給湯装置の構成図である。
本実施の形態1に示すヒートポンプ給湯装置は、ヒートポンプユニット1とタンクユニット2とを備えている。
ヒートポンプユニット1は、圧縮機3、放熱器4、膨張弁5、及び蒸発器6を順に配管7で接続して構成され、ヒートポンプユニットケース8内に収められている。このヒートポンプユニット1は自然冷媒である二酸化炭素を冷媒として用い、高圧側では臨界圧を越える状態で運転することが好ましい。
前記タンクユニット2は、タンクユニットケース9内に貯湯タンク10および風呂追いだき用のプレート式熱交換器11を内蔵している。貯湯タンク10は上部に高温水が下部に低温水が温度層ごとに分離して蓄えられる積層式貯湯タンクが使用され、プレート式熱交換器11は、複数の伝熱プレートを積層したものを縦置きで使用している。
前記プレート式熱交換器11は水流が対向して流れる水一水熱交換器で、上部にタンク側入口111および風呂側出口114が、下部にタンク側出口112および風呂側入口113が設けられており、上部のタンク側入口111から供給された温水は下部のタンク側出口112から排出され、下部の風呂側入113から供給された浴槽水は上部の風呂側出口114から排出される。
前記貯湯タンク10には、上部に給湯配管101の一端が接続され、下部に給水配管102の一端が接続されている。
前記給水配管102には給水分岐管102a、102bを有する。
前記プレート式熱交換器11の上部のタンク側入口111には、貯湯タンク10の上部の給湯配管101から配管12を通って温水が供給され、プレート式熱交換器11で熱交換後、下部のタンク側出口112から排出される。排出された水はタンク側送水ポンプ13により配管14を通って貯湯タンク10の下部から貯湯タンク10内に戻される。給湯配管101、配管12、プレート式熱交換器11、タンク側送水ポンプ13および配管14によりプレート式熱交換器11のタンク側送水回路が形成される。
一方、プレート式熱交換器11の下部の風呂側入口113には、浴槽15からの湯水が風呂側送水ポンプ16により浴槽戻り配管17を通って供給され、プレート式熱交換器11で熱交換されて加温された温水となる。その後、上部の風呂側出口114から排出された温水は浴槽往き配管18と浴槽アダプタ34を通って浴槽15内に戻される。浴槽戻り配管17、風呂側送水ポンプ16、プレート式熱交換器11および浴槽往き配管18によりプレート式熱交換器11のふろ側送水回路が形成される。
前記浴槽戻り配管17の途中には浴槽水位を検知する水位検知装置としての水位センサ39と、風呂側送水ポンプ16にて送水した際に水流有無を確認する水流有無検知装置としてのフロースイッチ47と、ふろ側送水回路に流れる浴水中に微小泡を生じさせる循環側微小泡発生装置28を設けている。
前記循環側微小泡発生装置28は、図2に示すように、微小泡発生用の循環側エジェクタ28a、逆流防止用の循環側空気逆止弁30、さらに前記循環側エジェクタ28aへの空気の導入を制御する循環側空気電磁弁29で構成されている。
また、貯湯タンク10の下部の水導出口104からの水は、沸き上げ用送水ポンプ19により配管20を通ってヒートポンプユニット1の放熱器4に供給され、放熱器4で加熱された後、配管21を通って貯湯タンク10の上部の温水導入口103から貯湯タンク10内に戻される。沸き上げ用送水ポンプ19、配管20、放熱器4および配管21により貯湯回路が形成される。
三方弁22は、沸き上げ開始時は配管21側を開、水導出口104側を閉にしておき、ヒートポンプユニット1での水の加熱が十分となったところで配管21側を閉じ、水導出口104を開き、水導出口104から貯湯タンク内下部の水をヒートポンプユニット1内に給水する。
ふろ給湯用混合弁23は、注湯配管26からの注湯開始・注湯停止を行う注湯電磁弁44、浴槽戻り配管17、浴槽往き配管18を通して浴槽15内に注湯する。
前記注湯配管26には電磁弁44、流量検出装置としての流量センサ40、注湯側微小泡発生装置31が配置されている。
前記注湯側微小泡発生装置31は、図3に示すように、微小泡発生用の注湯側エジェクタ31aと逆流防止用の注湯側空気逆止弁33、さらに注湯側エジェクタ31aへの空気の導入を制御する注湯側空気電磁弁32から構成されている。
なお、前記注湯側微小泡発生装置31が配置された注湯配管26の他端は、前記浴槽戻り配管17に対し、前記循環側微小泡発生装置28の上流側に位置して接続されている。
給湯用混合弁24は給湯配管101からの高温水と給水配管102から分岐した給水分岐間102aからの水とを混合して適温の温水にして給湯口27へと供給する。
制御部45はこのヒートポンプ給湯機の全体の制御を行う。リモコン46は使用者によって設定操作されることにより、制御部45へその信号が伝達され、制御部45はその信号により、各動作を制御する。
図4は、このヒートポンプ給湯装置の微小泡発生装置の制御ブロック図である。
図4に示すように、前記制御部45は、流量センサ40、フロースイッチ47、水位センサ39、リモコン46からの信号を入力して給湯用混合弁24、ふろ給湯用混合弁23、注湯電磁弁44、風呂側送水ポンプ16、沸き上げ用送水ポンプ19、タンク側送水ポンプ13、循環側微小泡発生装置28および注湯側循環側微小泡発生装置31の空気電磁弁29、32を制御する。
つぎに、上記構成からなる実施の形態1のヒートポンプ給湯装置の動作を説明する。
図1において、まず、沸き上げを実施する場合は、リモコン46から制御部45への貯湯運転信号により、ヒートポンプユニット1が運転され、冷媒は圧縮機3で圧縮され高温高圧となり、放熱器4で冷却され、膨張弁5により減圧され、蒸発器6により大気から吸熱して蒸発し、圧縮機3に戻る。
一方、貯湯タンク10の下部の水導出口104から沸き上げ用送水ポンプ19により配管20を通って放熱器4に水が供給され、供給された水は、放熱器4で加熱される。そして、加熱され高温となった温水は配管21を通って貯湯タンク10の上部の温水導入口103から流入する。従って、高温水は、貯湯タンク10の上部から順次貯湯される。
風呂追いだきを実施する場合は、タンクユニット2のタンク側送水回路においては、貯湯タンク10内の上部高温水を、給湯配管101から出湯し、配管12を介してプレート式熱交換器11の上部のタンク側入口111から供給され、プレート式熱交換器11を通って下部のタンク側出口112から配管13を介して水導入口102から貯湯タンク10内の下部に流入される。この結果、給湯用としての利用量が少なく、貯湯タンク10の底部に市水がほとんど供給されず、貯湯タンク10内に相当量の熱量が蓄積された状態で風呂追いだきを実施した場合でも、熱交換能力の高いプレート式熱交換器11によって十分に熱交換を行うことができるため、貯湯タンク10の下部を低温状態に保つことができる。なお、この送水動作はタンク側送水ポンプ13により行われる。
一方、ふろ側送水回路においては、浴槽15からの水が戻り配管17を介してプレート式熱交換器11に下部の風呂側入口113から供給され、プレート式熱交換器11を通って上部の風呂側出口114から往き配管18を通って浴槽15に戻される。この送水動作は風呂側送水ポンプ16により行われる。
タンク側送水回路の高温水を上部から供給してふろ側送水回路の低温水を下部から供給すると、熱は上方に伝わりやすいため、プレート式熱交換器11の上部を、より高温の状態として熱交換量を高めることができる。また、プレート式熱交換器11の下部を、より低温の状態として貯湯タンク10に戻す温水をより低温にすることができる。
前述したように、貯湯タンク10の下部に貯水された水は、ヒートポンプユニット1の放熱器4に供給されて熱交換される。
次に、図5により湯張りの動作について説明する。
使用者がリモコン46で浴槽15への湯張りを指示したときに、注湯電磁弁44が開き、注湯配管26から浴槽戻り配管17、浴槽往き配管18を通して浴槽15へ注湯される。
湯張り量は、水位センサ39と流量センサ40によって調整される。目標の湯張り量に到達すると注湯電磁弁44が閉じ、湯張り完了水位Aの位置にて湯張りが完了する。
次に、図5によりふろ側送水回路の洗浄動作について説明する。
使用者が洗浄するために、浴槽15から水を抜いた場合、あらかじめ決められた所定値以下に水位が低下したときに、風呂側送水ポンプ16を動作させて送水し、浴槽15、浴槽戻り配管17、浴槽往き配管18を循環させる。浴水が循環する際に、循環側微小泡発生装置28の空気電磁弁29を開くことで、浴水が循環側エジェクタ28aを通過する際に該循環側エジェクタ28aが微小泡を発生させ、微小泡を含む浴水が熱交換器11に導入、循環する。循環による洗浄は一定時間例えば60秒、もしくは浴槽15の水位が浴槽アダプタ34を下回り、フロースイッチ47にて水無しを検知したときに停止する。
前記循環側エジェクタ28aには温水の逆流を防ぐための循環側空気逆止弁30が配置されているが、エジェクタ空気導入口の循環側空気電磁弁29を閉じた状態で温水を流してから空気電磁弁29を開け、循環側空気電磁弁29を閉じた状態で、温水を止める動作を行うことにより、エジェクタ空気導入口は常に負圧になり、空気が吸い込まれる状態になるので、本操作手順を守ることで、循環側空気逆止弁30は不要になる。もちろん誤操作を考慮した場合は循環側空気逆止弁30を配置することが望ましい。
図6は本発明の実施の形態1における自動洗浄のフローチャートである。これを用いて上記洗浄動作をより詳細に説明する。
ステップS1では、浴水の水位を水位センサ39によって電気信号として制御部45に伝達し、制御部45はこれを現在水位として記憶する。また、制御部45は洗浄動作の開始条件とする浴槽水位の所定値を予め決定する。この所定値は予め制御部45に記憶させておいた値でもよいし、湯張り完了水位Aを用いた演算によって求めた相対値(例えば、湯張り完了水位Aマイナス10cm)でもよい。ここでは、所定値を動作開始水位Hmbに決定したものとして説明する。
ステップS2では、ステップS1で記憶した現在水位を動作開始水位Hmbと比較する。現在水位が動作開始水位Hmb以下ならば、ステップS3へ進み洗浄動作を開始する。そうでなければ、ステップS1へ戻り、現在水位を新たに記憶する。使用者が洗浄するために浴槽15から水を抜き、水位が下がって条件を満たすまで繰り返す。
ステップS3では、制御部45が風呂側送水ポンプ16のON信号を発し、これを駆動させる。すると、浴槽15、浴槽戻り配管17、浴槽往き配管18の水が循環する。
ステップS4では、制御部45が循環側微小泡発生装置28の空気電磁弁29のON信号を発し、これを開く。ステップS3によって水が循環しているので、浴槽戻り配管17内は負圧になっており、循環側エジェクタ28aで循環側空気電磁弁29を通過した空気を導入して微小泡が発生し、浴水と共に循環する。これにより前述の洗浄効果が得られる。
ステップS5、S6では、循環による洗浄動作の終了条件を判定する。
ステップS5では、制御部45はステップS4の空気電磁弁29のON信号を発してからの経過時間をカウントし、これが予め制御部45に記憶されている終了時間(ここでは、バブル循環時間Tbcとする)以上ならば、ステップS7へ進む。そうでなければ、ステップS6で制御部45はフロースイッチ47で検出した水流の有無の信号から浴槽15内の水有無を判断し、浴槽水がなければ、ステップS7へ進む。そうでなければ、ステップS5、6の判定を繰り返す。
ステップS5、S6のいずれかで循環による洗浄動作の終了条件を満たし、ステップS7に進んだ場合には、前記循環側空気電磁弁29のOFF信号を発し、続いて、ステップS8で風呂側送水ポンプ16のOFF信号を発し、動作終了となる。
微小泡を流した場合の熱交換器プレート表面を詳細に観察したところ、微小泡はプレート表面を浴水の流れ方向に移動し、付着していた皮脂汚れについては、表面吸着により除去、また浴水に含まれる皮脂汚れは熱交換器表面を移動する微小泡にトラップされながら除去されていくことがわかった。
このように、実施の形態1の構成によれば、自動で微小泡による洗浄動作を行い、追いだき配管、熱交換器11内部を常に清浄に保ち、メンテナンスが不要な追いだき機能付き給湯機を提供することができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について、説明する。
この実施の形態2は、注湯配管26に設けた第2の微小泡発生装置31により自動洗浄を可能にしたものである。
図7は本発明の実施の形態2における自動洗浄のフローチャートである。これを用いて上記洗浄動作をより詳細に説明する。
ステップS1,S2とステップS3a〜S3cは洗浄動作の開始条件の判定である。洗浄のために水を浴槽15へ供給する機能であるため、使用者の入浴中に誤動作することがあってはならない。そのためには使用者が入浴中ではないことを制御部45が何らかの方法で判断する必要がある。ここではフロースイッチ47の“水流なし”の信号により浴槽水なしを検知したことを以って使用者が入浴中ではないと見なし、洗浄動作を開始するものとする。
前述したとおり、ステップS1、S2では、水位を判定する。現在水位が動作開始水位Hmb以下となった場合には、ステップS3aで、制御部45が風呂側送水ポンプ16のON信号を発し、これを駆動させる。
ステップS3bでは、制御部45が浴槽水の有無を判断するために、一定時間(ここでは、水流判定待ち時間、例えば、45秒)風呂側送水ポンプ16を動作させた後、フロースイッチ47の出力を読み込む。
ステップS3cでは、浴槽水なしと判断した場合には、ステップS3dで制御部45が風呂側送水ポンプ16のOFF信号を発し、これを停止させて、注水による洗浄動作を開始する。そうでなければ、ステップS3eで制御部45が風呂側送水ポンプ16のOFF信号を発し、これを停止させて、ステップS1に戻り、開始条件判定を繰り返す。
ステップS9では、制御部45が注湯電磁弁44のON信号を発し、これを開く。すると、浴槽戻り配管17と浴槽往き配管18から浴槽15に向かって湯が注湯される。
ステップS10では、制御部45が注湯側微小泡発生装置31の空気電磁弁32のON信号を発し、これを開く。ステップS9によって水流が生じているので、浴槽往き配管18内は負圧になっており、エジェクタ31aで空気電磁弁32を通過した空気を導入して微小泡が発生し、湯と共に配管内を流れる。これにより前述の洗浄効果が得られる。
ステップS11では、注湯による洗浄動作の終了条件を判定する。注水による洗浄動作の終了条件は、必要な洗浄効果を得られるように設定して予め制御部45に記憶させておく。尺度は注湯時間でもよいし、注湯量でもよい。または、前述の循環による洗浄動作の洗浄効果も合わせて考えるならば、前記ステップS5でカウントした循環経過時間によって十分な洗浄効果が得られたかを判定し、不足した分を注湯時間または注湯量で補足してもよい。
制御部45はステップS10の注湯側微小泡発生装置31の空気電磁弁32のON信号を発してからの経過時間、または注湯量をカウントし、これが予め制御部45に記憶されている終了時間または注湯量(ここでは、バブル注湯量Vbsとする)以上ならば、ステップS12へ進む。そうでなければ、ステップS11の判定を繰り返す。
注湯による洗浄動作の終了条件を満たし、ステップS12に進んだ場合には、前記空気電磁弁32のOFF信号を発し、続いて、ステップS13で注湯電磁弁44のOFF信号を発する。以上で洗浄動作の終了となる。
注湯配管26から導入された微小泡は、一定流量、例えば12L、もしくは一定時間、例えば、60秒流すように設定した。浴槽往き配管18と浴槽戻り配管17の汚染度は微小泡を30秒程度流せば低減することができるが、微小泡を3分程度流すことができればさらに汚染度を低減することができる。
微小泡を流した場合の熱交換器プレート表面を詳細に観察したところ、微小泡はプレート表面を浴水の流れ方向に移動し、付着していた皮脂汚れについては表面吸着により除去、また浴水に含まれる皮脂汚れは熱交換器表面を移動する微小泡にトラップされながら除去されていくことがわかった。また、前述した実施の形態1と比較して、浴槽戻り配管17側に関しても浴槽往き配管18と同等な汚染度を保てることがわかった。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3について説明する。
この実施の形態3では、循環側微小泡発生装置28と注湯側微小泡発生装置31を併用したものである。すなわち、上記実施の形態1による洗浄動作に続けて上記実施の形態2による洗浄動作を行うものである。
図8は本発明の実施の形態3における自動洗浄のフローチャートである。これを用いて上記洗浄動作を説明する。
ステップS1〜ステップS8は図6の同番号と同じ動作のため、説明を省略する。
ステップS9では、ステップS8に続いて循環側微小泡発生装置31の空気電磁弁32のON信号を発し、これを開く。
ステップS10〜ステップS13は図6の同番号と同じ動作のため、説明を省略する。
循環による洗浄は一定時間、例えば60秒、もしくは浴槽15の水位が浴槽アダプタ34を下回り、フロースイッチ47にて水無しを検知したときに停止するように設定した。微小泡を含む水の循環による洗浄を60秒行った場合、熱交換器プレート表面を詳細に観察したところ、微小泡はプレート表面を浴水の流れ方向に移動し、付着していた皮脂汚れを表面吸着により除去、また浴水に含まれる皮脂汚れは熱交換器表面を移動する微小泡にトラップされながら除去されていくことがわかった。この作用によりエジェクタ28aから浴槽15に至る浴槽往き配管18について皮脂汚れがほとんど付着しない状態が実現した。また浴槽戻り配管17についても、皮脂汚れと微小泡が結合、浮上除去されることで、皮脂汚れの少ない浴水が戻り循環することになり、浴槽戻り配管17からエジェクタ28a手前までの皮脂汚れ付着を低減することができる。
汚染度(残留油分量)は微小泡を発生させた場合、微小泡を発生させない場合に比較して最大1/5以下に抑えることができ、常に一定量の低い付着油分量を保つことができた。微小泡を発生させない場合、入浴回数に比例して皮脂汚れが増加した。微小泡を発生させない場合の汚染度はおよそ120μg/cm2であった。
注湯配管26の途中から導入された微小泡は、一定流量、例えば12L、もしくは一定時間、例えば60秒、もしくは循環洗浄時間が第4の閾値を下回った場合は流量もしくは時間を加算して、例えば15L、もしくは90秒流すように設定した。浴槽往き配管18と浴槽戻り配管17の汚染度は微小泡を30秒程度流せば低減することができるが、微小泡を3分程度流すことができれば、さらに汚染度を低減することができる。
追いだきの浴槽往き配管18と浴槽戻り配管17の配管内表面、熱交換器内部のプレート表面に付着した残油分量を詳細に分析した結果、熱交換器11、浴槽往き配管18に加えて、浴槽戻り配管17についても、微小泡を流さない通常の洗浄モードの1/5以下の汚染度に保つことができた。
実施の形態4.
次に、本発明の実施の形態4について説明する。
この実施の形態4は、使用者が洗浄するために浴槽15から水を抜いた場合、あらかじめ決められた所定値以下に水位が低下したときに、水位低下速度を水位センサ39と制御部45にて算出し、使用者の出浴に相当する急激な水位変化としてあらかじめ決めた第1の閾値以上でかつ使用者の浴槽15からの掻き出しに相当する第2の閾値以下(ただし、第2の閾値<第3の閾値)の条件に一致した場合は、浴槽15の水を抜いて“排水中”であると見なし、上記実施の形態1に相当する自動洗浄動作を実施するようにし、そうでない場合には、出浴や掻き出しによる“排水以外”の水位低下と見なし、洗浄動作に入らないようにしたものである。
図9は本発明の実施の形態4における自動洗浄開始条件判定に用いる水位低下速度判定のフローチャートで、図10は本発明の実施の形態4における自動洗浄開始条件判定のフローチャートである。これを用いて実施の形態4の洗浄動作を説明する。
まず、図9により水位低下速度判定について説明する。
この水位低下速度判定では、水位低下の所定値(例えば1cm)当たりにかかる時間から水位低下速度を算出し、判定状態と判定結果により“排水中”、“排水以外”、“未確定”、“判定禁止”のいずれかを返す。このフローチャートは一定時間、例えば100ms毎に実行されることを前提として説明を行う。
ステップS15では、自動洗浄が動作可能かどうかを制御部45が判断する。他の機能(例えば追焚き)が動作しておらず、洗浄に関わる部品の異常を検知していない場合には自動洗浄を許可する。可能な場合は、ステップS16で水位低下タイマのカウントを開始する。禁止の場合は、ステップS32で水位低下時間カウンタをクリアし、ステップS29で“判定禁止”を返して終了する。
ステップS17では、水位低下タイマがt秒経過したかどうかを判定する。tは水位低下速度を演算するための単位時間となる。t秒が経過するまでは“未確定”を返して終了する。
t秒が経過した場合は、現在水位を水位センサ39の出力から求め、記憶する。このとき、ステップS18で水位低下時間カウンタのカウンタ値nを参照し、n=0の場合は、ステップS19で現在水位を基準水位H0として記憶し、ステップS20で水位低下時間カウンタnをインクリメントして、ステップS28に進み、ステップS28で、今回は“未確定”とし、判定を見送る。
水位低下時間カウンタの値n=1の場合は、ステップS21で現在水位を比較水位H1として記憶し、ステップS22で水位低下時間カウンタnをインクリメントする。
これにより、基準水位H0を記憶してから(n−1)×t秒後の水位を比較水位H1として記憶していることになる。
ステップS23では、基準水位H0と比較水位H1を比較する。基準水位H0と比較水位H1の差が所定値(例えば1cm)以上となったら、ステップS25で前記水位差と経過時間より水位低下速度(ただし速度の逆数)を求め、第1の閾値(ここでは、Ndl)、第2の閾値(ここでは、Ndh)と比較する。第1の閾値以上でかつ第2の閾値以下だった場合には、“排水中”、そうでない場合には、“排水以外”を返す。判定を行ったので、水位低下タイマと水位低下時間カウンタの値nをクリアして終了する(ステップS30、ステップS31)。
ステップS23で、基準水位H0と比較水位H1の差が1cm未満の場合は、制御部45の分解能の制限により判定の精度が落ちるため、ステップs24で判定時間が第2のし閾値未満となるような場合には、ステップS28で“未確定”とし、判定を見送る。ただし、ステップS24で判定時間が第2の閾値以上となるような場合には、ステップS27で“排水以外”を返し、判定をやり直す。
次に、図10により自動洗浄開始条件判定について説明する。
ステップS33〜S40と前述したステップS1、S2を以って実施の形態4における自動洗浄の開始条件とする。
ステップS33では、図9のステップS15と同じく自動洗浄が動作可能かどうかを制御部45が判断する。他の機能(例えば追焚き)が動作しておらず洗浄に関わる部品の異常を検知していない場合には自動洗浄を許可し、ステップS34の水位低下速度判定を行う。この水位低下速度判定は、前述の図9で説明した動作で、水位低下単位高さ当たりにかかる時間から水位低下速度を算出し、判定状態と判定結果により“排水中”、“排水以外”、“未確定”、“判定禁止”のいずれかを返す。
ステップS34での判定結果が “排水中”となった場合は、ステップS35、S36、S37と進み、排水検知カウンタをインクリメントする。
ステップS39では、排水検知カウンタを閾値Cdと比較する。排水検知カウンタが閾値Cd以上と判定された場合には、この水位低下が使用者の出浴や掻き出しによるものではなく浴槽栓を抜いた排水によるものと判断する。閾値Cdは1以上の値(例えば3)を予め設定し、制御部45に記憶させておく。
以上で自動洗浄の開始条件を満たしたと判断し、実施の形態1による洗浄動作を行う。ただし、図6における前述のステップS1、S2により現在水位が動作開始水位Hmb以下でないならば、ステップS33から水位低下判定をやり直す。
また、ステップS33で、他の機能(例えば追焚き)が動作している場合や洗浄に関わる部品の異常を検知している場合には、自動洗浄を禁止し、排水検知カウンタをクリアして、水位低下判定をやり直す。
また、ステップS35で、“未確定”、“判定禁止”だった場合には、ステップS33へ戻り、判定を継続する。
また、ステップS36で、“排水以外”だった場合には、排水検知カウンタをクリアして、水位低下判定をやり直す。
以上の水位低下速度判定、および自動洗浄開始条件判定を行うことにより、使用者の予期せぬ動作を防止できるようになる。
実施の形態5.
次に、本発明の実施の形態5について説明する。
この実施の形態5は、使用者が洗浄するために浴槽15から水を抜いた場合、あらかじめ決められた所定値以下に水位が低下したときに、水位低下速度を水位センサ39と制御部45にて算出し、使用者の出浴に相当する急激な水位変化としてあらかじめ決めた第1の閾値以上でかつ使用者の浴槽15からの掻き出しに相当する第2の閾値以下(ただし、第2の閾値<第3の閾値)の条件に一致した場合は、浴槽15の水を抜いて“排水中”であると見なし、上記実施の形態2に相当する自動洗浄動作を実施するようにし、そうでない場合には、出浴や掻き出しによる“排水以外”の水位低下と見なし、洗浄動作に入らないようにしたものである。
以上の水位低下速度判定、および自動洗浄開始条件判定を行うことにより、実施の形態4と同様、使用者の予期せぬ動作を防止できるようになる。
実施の形態6.
次に、本発明の実施の形態6について説明する。
この実施の形態6は、使用者が洗浄するために浴槽15から水を抜いた場合、あらかじめ決められた第一の閾値以下に水位が低下したときに、水位低下速度を水位センサ39と制御部45にて算出し、使用者の出浴に相当する急激な水位変化としてあらかじめ決めた第2の閾値以上かつ使用者の浴槽15からの掻き出しに相当する第3の閾値以下(ただし第2の閾値<第3の閾値とする)の条件に一致した場合は、浴槽15の水を抜いて“排水中”であると見なし実施の形態3に相当する自動洗浄動作を実施するようにし、そうでない場合には出浴や掻き出しによる“排水以外”の水位低下と見なし洗浄動作に入らないようにしたものである。
以上の水位低下速度判定、および自動洗浄開始条件判定を行うことにより、実施の形態4、5と同様、使用者の予期せぬ動作を防止できるようになる。
本発明の実施の形態1を示すヒートポンプ給湯機の構成図である。 本発明の実施の形態1を示す循環側微小泡発生装置の構成図である。 本発明の実施の形態1を示す注湯側微小泡発生装置の構成図である。 本発明の実施の形態1の制御ブロック図である。 本発明の実施の形態1を示すヒートポンプ給湯機の要部の構成を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態1を示す自動洗浄のフローチャートである。 本発明の実施の形態2を示す自動洗浄のフローチャートである。 本発明の実施の形態3を示す自動洗浄のフローチャートである。 本発明の実施の形態4、5、6による水位低下速度判定のフローチャートである。 本発明の実施の形態4、5、6による洗浄開始判定のフローチャートである。
符号の説明
1 ヒートポンプユニット
2 タンクユニット
3 圧縮機
4 放熱器
5 膨張弁
6 蒸発器
7 配管
8 ヒートポンプユニットケース
9 タンクユニットケース
10 貯湯タンク
101 給湯配管
102 給水配管
103 温水導入口
104 水導出口
11 プレート式熱交換器
111 タンク側入口
112 タンク側出口
113 風呂側入口
114 風呂側出口
12 配管
13 タンク側送水ポンプ
14 配管
15 浴槽
16 風呂側送水ポンプ
17 浴槽戻り配管
18 浴槽往き配管
19 沸き上げ用送水ポンプ
20 配管
21 配管
22 三方弁
23 ふろ給湯用混合弁
24 給湯側混合弁
26 注湯配管
27 給湯口
28 循環側エジェクタ
29 循環側空気電磁弁
30 循環側空気逆止弁
31 注湯側エジェクタ
32 注湯側空気電磁弁
33 注湯側空気逆止弁
34 浴槽アダプタ
39 水位センサ
40 流量センサ
44 注湯電磁弁
45 制御部
46 リモコン
47 フロースイッチ

Claims (7)

  1. 熱源機で沸き上げられた湯を貯湯タンクに貯留し、該貯湯タンク内の湯を熱源として用いて浴槽内の浴水を追い焚きする追いだき機能付き給湯機であって、
    前記貯湯タンク内の湯を浴槽に給湯する注湯配管と、
    前記注湯配管に設けられ、浴槽への湯の供給開始と供給停止を行う注湯電磁弁と、
    前記貯湯タンク上部から湯を取水して前記貯湯タンク下部から該貯湯タンク内に戻すタンク側送水回路と、
    前記浴槽内の浴水を取水して前記浴槽に戻すふろ側送水回路と、
    前記ふろ側送水回路に設けられた風呂側送水ポンプと、
    前記タンク側送水回路を流れる湯を熱源として用いて前記ふろ側送水回路を流れる浴水を加熱する追いだき用熱交換器と、
    前記ふろ側送水回路に設けられ、前記浴槽の水位を検出する水位検出手段と、
    前記ふろ側送水回路に設けられ、該ふろ側送水回路を流れる浴水の流れの有無を検出する水流検出手段と、
    前記ふろ側送水回路に設けられて、該ふろ側送水回路を流れる浴水中に微小泡を生じさせる循環側微小泡発生装置と、
    前記注湯配管に設けられて、該注湯配管を流れる湯中に微小泡を生じさせる注湯側微小泡発生装置と、
    前記循環側微小泡発生装置および前記注湯側微小泡発生装置の運転を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記水位検出手段によって浴槽内の水位が所定値以下を検出したら、前記風呂側送水ポンプと前記循環側微小泡発生装置を動作させることを特徴とする追いだき機能付き給湯機。
  2. 前記制御部は、前記水位検出手段によって浴槽内の水位が所定値以下であることを検知したら、前記風呂側送水ポンプと前記循環側微小泡発生装置を一定時間動作させることを特徴とする請求項1に記載の追いだき機能付き貯湯式給湯機。
  3. 前記制御部は、前記水位検出手段によって浴槽の水位が所定値以下であることを検知したら、前記注湯電磁弁を開き、貯湯タンク内の湯を一定時間もしくは一定流量を浴槽内に供給するとともに、前記注湯側微小泡発生装置を動作させることを特徴とする請求項1または2に記載の追いだき機能付き貯湯式給湯機。
  4. 前記制御部は、前記水位検出手段によって浴槽の水位が所定値以下であることを検知したら、前記風呂側送水ポンプと前記循環側微小泡発生装置を動作させ、一定時間経過後、もしくは、前記水流検出手段が水流をなくなったことを検出した後に、前記風呂側送水ポンプと前記循環側微小泡発生装置を停止させるとともに、前記注湯電磁弁を開き、貯湯タンク内の湯を一定時間もしくは一定流量もしくは前記風呂側送水ポンプの動作時間により決定した流量を浴槽に供給し、前記注湯側微小泡発生装置を動作させるようにしたことを特徴とする請求項1または2に記載の追いだき機能付き貯湯式給湯機。
  5. 前記制御部は、前記水位検出手段によって浴槽の水位が所定地値以下であり、水位低下速度が第1の閾値以上でかつ第2の閾値以下(ただし、第1の閾値<第2の閾値)であることを検知したら、前記風呂側送水ポンプと前記循環用微小泡発生装置を動作させるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の追いだき機能付き貯湯式給湯機。
  6. 前記制御部は、前記水位検出手段によって浴槽の水位が所定値以下であり、水位低下速度が第1の閾値以上でかつ第2の閾値以下(ただし、第1の閾値<第2の閾値)であることを検知したら、前記風呂側送水ポンプと前記循環側微小泡発生装置を一定時間動作させるようにするとともに、前記注湯電磁弁を開き、貯湯タンク内の湯を一定時間もしくは一定流量を浴槽内に供給し、前記循環側微小泡発生装置を動作させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の追いだき機能付き貯湯式給湯機。
  7. 前記制御部は、前記水位検出手段によって浴槽の水位が所定値以下であり、水位低下速度が第1の閾値以上でかつ第2の閾値以下(ただし、第1の閾値<第2の閾値)であることを検知したら、前記風呂側送水ポンプと前記循環側微小泡発生装置を動作させ、一定時間経過後、もしくは、前記水流検出手段が水流をなくなったことを検出した後に、前記風呂側送水ポンプと前記循環側微小泡発生装置を停止させるとともに、前記注湯電磁弁を開き、貯湯タンク内の湯を一定時間もしくは一定流量もしくは前記風呂側送水ポンプの動作時間より決定した流量の湯を浴槽内に供給し、前記注湯側微少泡発生装置を動作させるようにしたことを特徴とする請求項3に記載の追いだき機能付き貯湯式給湯機。
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