JPH065853Y2 - 発泡プラスチックの減容機 - Google Patents

発泡プラスチックの減容機

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JPH065853Y2
JPH065853Y2 JP10054089U JP10054089U JPH065853Y2 JP H065853 Y2 JPH065853 Y2 JP H065853Y2 JP 10054089 U JP10054089 U JP 10054089U JP 10054089 U JP10054089 U JP 10054089U JP H065853 Y2 JPH065853 Y2 JP H065853Y2
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JP
Japan
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cutter
volume
crushing
hopper
extruder
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JP10054089U
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JPH0339512U (ja
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武 梅原
稔夫 池田
和久 浦田
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Suruga Seiki Co Ltd
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Suruga Seiki Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は発泡プラスチックの減容機に関するものであ
る。
〔従来の技術及びその技術的課題〕
発泡プラスチックたとえば発泡スチロールは、軽量でク
ッション性、断熱性にすぐれ、湿気や水分に影響されず
しかも安価であることから、魚介類や野菜などの生鮮食
料品の輸送用梱包箱類として、また電気器具、機械器具
類の包装容器や内装材などとして大量に使用されている
が、使用後は嵩張るため取扱い不便であり、高分子化合
物であるため、焼却すると高熱が生じて炉材を損傷し、
また黒煙と有害ガスを発生させる。
この対策として、魚市場、野菜市場など発砲スチロール
を大量に廃棄される事業所では発泡スチロールの溶融機
が用いられている。しかしながら、この種溶融機は、粉
砕した発泡スチロールを加熱釜に投入して溶融する方式
のため、設備が大型で灯油や電力を多量に消費したり、
3〜4名の専用作業員を必要としたり、完全溶融させる
ため局部加熱を起し、熱分解により悪臭や有害ガスが生
じて周囲の環境を悪化させ、しかも、処理されたスチロ
ールが10kg以上の大きな塊となるため、再生工程で大
型の破砕機を使用しなければならず、コストアップを招
く点にそれぞれ問題があった。
本考案は前記のような問題点を解消するために考案され
たもので、その目的とするところは、比較的簡易かつ小
型な構造により発泡スチロール類を投入するだけで自動
的に破砕−圧縮−加熱−切断して連続的に効率よく減容
チップ化処理することができ、工場、店舗など小規模事
業所の室内での処理も行える実用的なこの種の発泡プラ
スチック減容機を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本考案は、発泡プラスチックを
投入するホッパーを設けた本体フレームと、該ホッパー
の下方に回転自在に横架され外周に発泡プラスチックを
破砕するカッタ羽根を備えた破砕軸と破砕された発泡プ
ラスチックを前方に送る送りスクリュー羽根を備えた回
転軸と、前記回転軸の軸線方向の本体フレームにスクリ
ュー羽根を囲むように配設されたテーパ状の圧縮筒とこ
れに続く加熱筒及び先端の押出し盤と、押出し盤の外側
にあって押出盤の穴から押出された減容樹脂を寸断する
回転カッタと、回転カッタの近傍にあって寸断された減
容樹脂チップを本体フレーム外に排出する気送式排出手
段を備えている構成としたものである。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を添付図面を基いて説明する。
第1図ないし第5図は本考案による発泡プラスチック減
容機の一実施例を示している。
1は本体フレームであり、下部フレーム上に形鋼などか
らなる支持フレーム1e,1eを対設し、前面と左右側
面をカバー1a,1b,1cで覆うことにより密閉され
た下すぼまり状の処理室Aを形成し、下部フレームに取
付けたキャスタ1d,1dにより移動可能となってい
る。
2は処理室Aの上部開口に相当する本体フレーム1に支
持固定されたホッパーであり、発泡スチロール等の発泡
プラスチックが投入される。
3a,3bはボックス状処理室A内を横切り、前記支持
フレーム1e,1eに設けた軸受30a,30aを介し
て回転自在に横架された2本の破砕軸である。前記破砕
軸3a,3bはギャ31a,31bにより噛合い、か
つ、一方の破砕軸3aにはスプロケット33が設けら
れ、下部フレームに搭載したモータ32からの駆動回転
力が伝達されるようになっている。そして破砕軸3a,
3bは、半径方向に延出するカッタ羽根34,34が干
渉し合わないように所定の間隔で設けられており、カッ
タ羽根34,34には凹状の刃部340が数個ずつ形成
されている。
4は前記破砕軸3a,3bの間の処理室下方に横架され
た回転軸である。該回転軸4は第1図のように左側の支
持フレーム1eに設けた軸受機構40により片持ち支持
され、軸端にはモータ42で駆動回転されるスプロケッ
ト41が取付けられている。回転軸4は右側の支持フレ
ーム1eを貫いて伸び、処理室Aの領域の外周には径の
大きな送りスクリュー羽根4aが設けられている。該送
りスクリュー羽根4aは右方に連続的に径が減少した径
小羽根部4bとなって終り、支持フレーム1eには前記
径小羽根部4bを囲むように内面がテーパ筒壁50とな
った圧縮筒5が固設され、送りスクリュー羽根4aで前
送された破砕プラスチックを連続的に圧縮するようにし
ている。前記径小羽根部4bよりも先の外周にはピッチ
の細かいスクリュー羽根4cが設けられている。
6は前記圧縮筒5と同軸上に図示しないボルト等により
連結固定された加熱筒であり、内部は前記テーパ筒壁5
0に連通する直穴60が形成され、これに前記スクリュ
ー羽根4c嵌挿されている。前記直穴60は、好ましく
は直円形断面でなく、円周上の数個所に凹みが形成さ
れ、かつこの凹みは軸線方向に溝として伸びている。こ
の構造とした場合、破砕発泡片が圧縮されてもスクリュ
ー羽根4cと連れ回りすることがなく、確実に後記する
押出し盤に送り込むことができる。加熱筒6の外部には
所要領域に破砕プラスチックを溶融せず融着される程度
の温度(一般に150℃以下、発泡スチロールでは13
0℃程度)に加熱するバンド式などのヒータ6aが設け
られており、ヒータ6aの外周には保温材6bが層着さ
れている。
7は押出し盤であり、第4図のように、加熱筒6の先端
に当接されると共にボルト70で固定され、回転軸4の
先端を内包している。押出し盤7は半径方向に数個の押
出し穴7aが貫設されている。そして、押出し盤7の軸
線方向には、押出し穴7aの詰りが生じたときに開放し
て掃除を行うための清掃穴7bが設けられ、該清掃穴7
bは蓋板71により閉止されている。
8は回転カッタ機構であり、処理室Aの外部に設けた支
台8aに設けられている。回転カッタ機構8は、第4図
のように、前記押出し盤7の押出し穴7aの外面に沿っ
て摺動可能なカッタ80と、これと結合されたカラー8
1とカラー81を駆動回転するカッタ用モータ82を備
え、カッタ用モータ82は支台8aにプレート83で固
定されている。
9は減容樹脂チップの気送式排出手段であり、第3図と
第4図のごとくカッタ80の下側に設けた排出用ホッパ
9aと、吐出部91が排出用ホッパ9aに通じる送風機
9bと、吐出部91と反対側の排出用ホッパ9aに一端
が通じ、他端がカバー1cに設けた排出ノズル9dに通
じる排出ホース9cとを備え、排出ノズル9dは適宜別
のホース等で収納手段に連絡され、あるいは押出し機等
に連絡される。
〔実施例の作用〕
次に実施例の使用方法と作用を説明する。
本考案の減容機はキャスタ1dにより所望の発砲プラス
チック処理場所に配置する。発砲プラスチックたとえば
発砲スチロールBはホッパ2に投入され、処理室Aに装
入される。
この状態でモータ32,42を駆動し、ヒータ6aに通
電すれば、モータ32の駆動により破砕軸3a,3bが
時計方向と反時計方向に回転し、処理室A内の発砲スチ
ロールBはカッタ羽根34,34で細かく破砕されなが
ら軸間で下方に押込まれる。ここにはモータ42の駆動
により回転軸4が所定速度で回転しており、破砕された
発砲スチロールB′はスクリュー羽根4aにより順次右
方に搬送されてゆく。
その位置には圧縮筒5のテーパ状壁50の後端が開口し
ているため、破砕発砲スチロールB′はテーパ状壁50
に入り、スクリュー羽根4bにより前送されながら圧縮
されて次第に密度を増し、適当な速度と圧力で加熱筒6
へと連続的に押込まれる。この加熱筒6内のスクリュー
羽根4cは押圧面積が少なく、従って送り力がセーブさ
れるため、圧縮された発砲スチロールB′は融着しあう
程度に加熱されつつ前送される。加熱筒6の先端は押出
し盤7で閉じられており、この押出し盤7も加熱筒6の
伝熱を受けている。従って発砲スチロールB′はさらに
圧縮されつつ熱せられ、樹脂自体の粘性により発熱とあ
いまって脱泡される。
脱泡減容したスチロールは後続する発砲スチロールから
の圧力で押出し穴7aからつきたての餅のような弾力の
ある棒状となって連続的に押出され、押出された瞬間残
存気泡により膨張する。このときカッタ用モータ82が
駆動されており、回転カッタ80が押出し穴7aの外面
領域で回転しているため、押出された減容スチロール棒
は所定長さごとに切断される。
切断されたスチロールチップはカッタ80の下側に配さ
れている排出用ホッパ9aに落下する。この排出用ホッ
パ9aには送風機9bから送風されており、吹込み位置
と対向した位置に排出ホース9cが接続されているた
め、スチロールチップは排出ホース9cを気送され、本
体フレーム1の外面に設けられている排出ノズル9dか
ら排出される。
〔考案の効果〕
以上説明した本考案によれば、使用済みの嵩張る発砲プ
ラスチックをホッパに投入するだけで自動的にこれを細
かく破砕し、圧縮し、熱分解しない程度に加熱して脱泡
押出し、チップ状にカットし、更にそれを機内に飛散さ
せることなく排出することができ、構造も比較的簡単
で、場所もとらず使い勝手もよいなどのすぐれた効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す部分切欠側面図、第2
図は同じくその平面図、第3図は同じくその正面図、第
4図は本考案における回転カッタ機構と排出手段との取
合いを示す部分切欠平面図、第5図は回転カッタの一例
を示す斜視図である。 1……本体フレーム、2……ホッパ、3a,3b……破
砕軸、4……回転軸、4a,4b,4c……スクリュー
羽根、5……圧縮筒、6……加熱筒、7……押出し盤、
8……回転カッタ機構、9……気送式排出手段、9a…
…排出ホッパ、9b……送風機、9c……排出ホース、
34……カッタ羽根、50……テーパ筒壁、80……カ
ッタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】発泡プラスチックを投入するホッパーを設
    けた本体フレームと、該ホッパーの下方に回転自在に横
    架され外周に発泡プラスチックを破砕するカッタ羽根を
    備えた破砕軸と破砕された発泡プラスチックを前方に送
    る送りスクリュー羽根を備えた回転軸と、前記回転軸の
    軸線方向の本体フレームにスクリュー羽根を囲むように
    配設されたテーパ状の圧縮筒とこれに続く加熱筒及び先
    端の押出し盤と、押出し盤の外側にあって押出盤の穴か
    ら押出された減容樹脂を寸断する回転カッタと、回転カ
    ッタの近傍にあって寸断された減容樹脂チップを本体フ
    レーム外に排出する気送式の排出手段を備えていること
    を特徴とする発泡プラスチックの減容機。
JP10054089U 1989-08-30 1989-08-30 発泡プラスチックの減容機 Expired - Lifetime JPH065853Y2 (ja)

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JPH0339512U JPH0339512U (ja) 1991-04-16
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JP2954505B2 (ja) * 1995-06-14 1999-09-27 株式会社御池鐵工所 発泡スチロールを含む廃棄物の固形化装置
KR100368632B1 (ko) * 2000-08-17 2003-01-24 김청자 구상 펠릿 제조장치
JP2003048211A (ja) * 2001-08-08 2003-02-18 Hokuei:Kk 発泡スチロール等の廃棄物の減容固化装置
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JP6181970B2 (ja) * 2013-05-17 2017-08-16 株式会社名濃 発泡樹脂の減容装置

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