JPH0658285A - 自動車の燃料タンクから内燃機関へ燃料を供給するための装置 - Google Patents
自動車の燃料タンクから内燃機関へ燃料を供給するための装置Info
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- JPH0658285A JPH0658285A JP5152077A JP15207793A JPH0658285A JP H0658285 A JPH0658285 A JP H0658285A JP 5152077 A JP5152077 A JP 5152077A JP 15207793 A JP15207793 A JP 15207793A JP H0658285 A JPH0658285 A JP H0658285A
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- fuel
- pump chamber
- annular
- pump
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D29/00—Details, component parts, or accessories
- F04D29/18—Rotors
- F04D29/188—Rotors specially for regenerative pumps
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M37/00—Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
- F02M37/04—Feeding by means of driven pumps
- F02M37/048—Arrangements for driving regenerative pumps, i.e. side-channel pumps
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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- F02M37/04—Feeding by means of driven pumps
- F02M37/08—Feeding by means of driven pumps electrically driven
- F02M37/10—Feeding by means of driven pumps electrically driven submerged in fuel, e.g. in reservoir
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D5/00—Pumps with circumferential or transverse flow
- F04D5/002—Regenerative pumps
- F04D5/003—Regenerative pumps of multistage type
- F04D5/006—Regenerative pumps of multistage type the stages being axially offset
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04D—NON-POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04D9/00—Priming; Preventing vapour lock
- F04D9/001—Preventing vapour lock
- F04D9/002—Preventing vapour lock by means in the very pump
- F04D9/003—Preventing vapour lock by means in the very pump separating and removing the vapour
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料供給装置において、吸込まれる燃料が、
ウエスコポンプにおいて特徴的な螺旋状の回転流を妨げ
ないようにして、ポンプの効率の低下を抑えること。 【構成】 吸込口54が開口しているポンプ室40の環
状範囲が、一方ではロータ42のボス部分56によって
制限され、他方では吸込口54と供給通路72との間に
ウエブ74が設けられて供給通路72の環状エッジ71
によって制限されている。
ウエスコポンプにおいて特徴的な螺旋状の回転流を妨げ
ないようにして、ポンプの効率の低下を抑えること。 【構成】 吸込口54が開口しているポンプ室40の環
状範囲が、一方ではロータ42のボス部分56によって
制限され、他方では吸込口54と供給通路72との間に
ウエブ74が設けられて供給通路72の環状エッジ71
によって制限されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、請求項1の上位概念部
に記載の形式の燃料供給装置に関する。
に記載の形式の燃料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】すでに米国特許第3947149号明細
書から公知の、燃料供給装置では、吸込口が直接環状通
路に開口しており、そのため、吸込まれた媒体がウエス
コポンプにおいて特徴的な螺旋状の回転流を妨げ、ひい
てはポンプの効率を低下させる。
書から公知の、燃料供給装置では、吸込口が直接環状通
路に開口しており、そのため、吸込まれた媒体がウエス
コポンプにおいて特徴的な螺旋状の回転流を妨げ、ひい
てはポンプの効率を低下させる。
【0003】
【発明の効果】請求項1記載の特徴を有する本発明の燃
料供給装置は、流入する媒体が、内側から供給通路内及
びポンプ室内へ流入し、次いではじめて半径方向に変向
されて回転流に移行する、という利点を有している。
料供給装置は、流入する媒体が、内側から供給通路内及
びポンプ室内へ流入し、次いではじめて半径方向に変向
されて回転流に移行する、という利点を有している。
【0004】従属形式の請求項に記載されている特徴に
よれば、請求項1に記載されている燃料供給装置の更に
別の有利な構成及び改良が可能である。
よれば、請求項1に記載されている燃料供給装置の更に
別の有利な構成及び改良が可能である。
【0005】
【実施例】図1に示されている供給装置は燃料タンク1
0を有しており、該燃料タンク内には燃料供給装置12
が配置されている。燃料供給装置12の吐出導管接続部
14には吐出導管16が接続されており、該吐出導管
は、詳しくは図示されていない、自動車の内燃機関18
に通じている。内燃機関18の運転中に、燃料供給装置
12はタンク10から内燃機関18へ燃料を供給する。
0を有しており、該燃料タンク内には燃料供給装置12
が配置されている。燃料供給装置12の吐出導管接続部
14には吐出導管16が接続されており、該吐出導管
は、詳しくは図示されていない、自動車の内燃機関18
に通じている。内燃機関18の運転中に、燃料供給装置
12はタンク10から内燃機関18へ燃料を供給する。
【0006】燃料供給装置12は第1のポンプ段20を
有しており、該ポンプ段はまた前供給段ともいわれる。
供給される媒体の流動方向でみて前供給段の後方に、図
示されていない主供給段又は吐出段があって、該主供給
段又は吐出段は、燃料を装置ケーシング22を通して吐
出導管接続部14へ、ひいては吐出導管16を介して内
燃機関18へ圧送する。燃料供給装置12は、その装置
ケーシング22の内部で前供給段20及び図示されてい
ない吐出段のほかに電気的な駆動モータ24を有してい
る。図1では上記の駆動モータ24から電機子26及び
この電機子に属する電機子軸28が見られる。更に電気
的駆動モータ24には永久磁石30が属している。この
電気的駆動モータ24は、燃料供給装置12の室32内
に設けられている。電機子軸28は、その自由端部34
で底板36を貫通しており、該底板は、装置ケーシング
22内に不動に配置されかつ主供給段又は吐出段を前供
給段20から分けている。底板36の一方の壁38は、
電機子軸34の軸方向でポンプ室40を制限しており、
該ポンプ室内では前供給段20のロータ42が回転して
いる。ポンプ室40は、制限壁38から間隔をあけて第
2の制限壁44によって閉鎖されており、上記ポンプ室
40は吸込蓋46に形成されており、該吸込蓋もやはり
装置ケーシング22に属している。この吸込蓋46は、
プラスチックから成っておりかつ環状縁部48を備えて
いる。この環状縁部の高さは、制限壁44から見てほぼ
ロータ42の厚さに相当する。環状縁部48は、その自
由な端面50で制限壁38に当接している。このような
形式で、ほぼ円筒形のポンプ室40は構成されている。
ポンプ室40の高さは、電機子軸28の軸方向で測定し
て、ほぼロータ42の厚さに相当する。該ロータ42は
極めて小さい軸方向遊びをもってポンプ室40内に回転
可能に配置されている。更に吸込蓋46はポンプ室40
側とは反対側に吸込管片52を有しており、該吸込管片
はポンプ室40に向かって吸込口54に移行している。
このような構成は、とりわけ図2から明らかである。ロ
ータ42の構成は、とりわけ図4から明らかである。更
にまた、ロータ42がほぼ円板状のボス部分56を有し
ており、該ボス部分の外周面には多数の羽根58が配置
されていて、これらの羽根はロータの供給部を構成して
いる。羽根58の自由端部は、ロータ42の回転軸線に
対して同心的に配置されているリング60と互いに結合
されている。更にロータ42は、中心に配置されて符号
62で示されている連行孔を有している。この連行孔6
2の横断面は、電機子軸28の自由端部34に配置され
ている両側に平らな面を有するいわゆる二面式の回転連
行部材34′に合わされている。図1では、この回転連
行部材34′はロータ42の孔62内に係合している。
更に図4に示されているように、ロータ42はボス部分
56の範囲に4つの横孔64を有しており、これらの横
孔の軸線はロータ42の回転軸線に対してほぼ平行に延
びている。これらの横孔64自体は共通の仮想回転円上
に配置されている。横孔64の、ロータ42の両方の端
面66及び68にある開口はそれぞれ、ボス部分56の
範囲内に配置されている各環状通路70内にある。図1
に示されているように、ロータ42は吸込蓋46の環状
縁部48の内側にある。更に吸込蓋46は環状通路又は
片側通路72を備えており、該環状通路又は片側通路
は、切欠き状に構成されておりかつロータ42の回転軸
をほぼ取り囲んでいる。この場合に環状通路72の配置
形式は、吸込口54と環状通路72との間にウエブ74
があって、このウエブによって吸込口54と環状通路7
2との間の直接的な結合が避けられるようになってい
る。ロータ42の回転方向(矢印76′)で見て(図
2)、吸込口54には傾斜した溝76がつづいており、
該溝は吸込口54からだんだん傾斜がゆるやかになって
いる。この傾斜した溝76によって、流入する燃料は、
互いに隣合う供給部材としての羽根58間に残っている
供給室78内に特に良好に充填されうる。片側通路72
の両方の端部は、仕切面78によって互いに仕切られ、
該仕切面によって片側通路72の吐出側から吸込側82
への漏れ損失が制限される。同様の理由から、環状縁部
48の内壁49に上記の仕切面78の範囲で、ロータ4
2側に向けられた突出部84が配置されており、該突出
部はロータ42のリング60の外周近くまで延びてい
る。更に吸込蓋46内には排気孔86が配置されてお
り、該排気孔の、ロータ42の回転軸線からの半径方向
距離はほぼ回転円の半径に相当し、上記の回転円上には
孔64がロータ42のボス部分56内に配置されてい
る。このことから、排気孔86がロータのボス部分56
の範囲でポンプ室40に開口していることが分かる。更
に図2に示されているように、排気孔86から円弧状の
溝88が延びており、該溝は環状通路70の延びにほぼ
一致している。図3に示されているように、底板36の
壁38にもやはり環状の片側通路73があって、該片側
通路は吸込蓋46内の片側通路72に対してほぼ鏡像対
称的に配置されている。更に図3においても、ロータ4
2の回転方向は矢印76′で示されている。このことか
ら、底板36も仕切面77を有しており、該仕切面が環
状通路73の吸込側81と環状通路73の吐出側82と
を分割していることがわかる。更に図3に示されている
ように、底板36内の環状通路73は環状通路の吐出側
端部に出口孔又は吐出口83を有しており、該出口孔又
は吐出孔を通って燃料は、図示されていない吐出段又は
主供給段に達する。特に図1及び図2から分かるよう
に、吸込口54はポンプ室40の環状範囲内にあって、
該環状範囲は一方ではロータ42のボス部分56によっ
て、他方では環状の供給通路72の、間隔をあけて上記
ボス部分を取り囲んでいる内側の環状エッジ71によっ
て制限されている。更に図1に示されているように、ポ
ンプ室40の吸込口側端面の壁44にある排気孔86は
ポンプ室40をポンプの吸込側に接続させている。即ち
排気孔86は燃料タンク10に開口している。更に、す
でに記載されていることから、排気孔86はロータ42
の回転軸の方向で見てロータ42のボス部分56の内側
に配置されていることが分かる。更に図1から分かるよ
うに、環状の供給通路72若しくは73は、それらの全
長の大部分にわたって少なくともほぼ半円形の通路底を
有している。
有しており、該ポンプ段はまた前供給段ともいわれる。
供給される媒体の流動方向でみて前供給段の後方に、図
示されていない主供給段又は吐出段があって、該主供給
段又は吐出段は、燃料を装置ケーシング22を通して吐
出導管接続部14へ、ひいては吐出導管16を介して内
燃機関18へ圧送する。燃料供給装置12は、その装置
ケーシング22の内部で前供給段20及び図示されてい
ない吐出段のほかに電気的な駆動モータ24を有してい
る。図1では上記の駆動モータ24から電機子26及び
この電機子に属する電機子軸28が見られる。更に電気
的駆動モータ24には永久磁石30が属している。この
電気的駆動モータ24は、燃料供給装置12の室32内
に設けられている。電機子軸28は、その自由端部34
で底板36を貫通しており、該底板は、装置ケーシング
22内に不動に配置されかつ主供給段又は吐出段を前供
給段20から分けている。底板36の一方の壁38は、
電機子軸34の軸方向でポンプ室40を制限しており、
該ポンプ室内では前供給段20のロータ42が回転して
いる。ポンプ室40は、制限壁38から間隔をあけて第
2の制限壁44によって閉鎖されており、上記ポンプ室
40は吸込蓋46に形成されており、該吸込蓋もやはり
装置ケーシング22に属している。この吸込蓋46は、
プラスチックから成っておりかつ環状縁部48を備えて
いる。この環状縁部の高さは、制限壁44から見てほぼ
ロータ42の厚さに相当する。環状縁部48は、その自
由な端面50で制限壁38に当接している。このような
形式で、ほぼ円筒形のポンプ室40は構成されている。
ポンプ室40の高さは、電機子軸28の軸方向で測定し
て、ほぼロータ42の厚さに相当する。該ロータ42は
極めて小さい軸方向遊びをもってポンプ室40内に回転
可能に配置されている。更に吸込蓋46はポンプ室40
側とは反対側に吸込管片52を有しており、該吸込管片
はポンプ室40に向かって吸込口54に移行している。
このような構成は、とりわけ図2から明らかである。ロ
ータ42の構成は、とりわけ図4から明らかである。更
にまた、ロータ42がほぼ円板状のボス部分56を有し
ており、該ボス部分の外周面には多数の羽根58が配置
されていて、これらの羽根はロータの供給部を構成して
いる。羽根58の自由端部は、ロータ42の回転軸線に
対して同心的に配置されているリング60と互いに結合
されている。更にロータ42は、中心に配置されて符号
62で示されている連行孔を有している。この連行孔6
2の横断面は、電機子軸28の自由端部34に配置され
ている両側に平らな面を有するいわゆる二面式の回転連
行部材34′に合わされている。図1では、この回転連
行部材34′はロータ42の孔62内に係合している。
更に図4に示されているように、ロータ42はボス部分
56の範囲に4つの横孔64を有しており、これらの横
孔の軸線はロータ42の回転軸線に対してほぼ平行に延
びている。これらの横孔64自体は共通の仮想回転円上
に配置されている。横孔64の、ロータ42の両方の端
面66及び68にある開口はそれぞれ、ボス部分56の
範囲内に配置されている各環状通路70内にある。図1
に示されているように、ロータ42は吸込蓋46の環状
縁部48の内側にある。更に吸込蓋46は環状通路又は
片側通路72を備えており、該環状通路又は片側通路
は、切欠き状に構成されておりかつロータ42の回転軸
をほぼ取り囲んでいる。この場合に環状通路72の配置
形式は、吸込口54と環状通路72との間にウエブ74
があって、このウエブによって吸込口54と環状通路7
2との間の直接的な結合が避けられるようになってい
る。ロータ42の回転方向(矢印76′)で見て(図
2)、吸込口54には傾斜した溝76がつづいており、
該溝は吸込口54からだんだん傾斜がゆるやかになって
いる。この傾斜した溝76によって、流入する燃料は、
互いに隣合う供給部材としての羽根58間に残っている
供給室78内に特に良好に充填されうる。片側通路72
の両方の端部は、仕切面78によって互いに仕切られ、
該仕切面によって片側通路72の吐出側から吸込側82
への漏れ損失が制限される。同様の理由から、環状縁部
48の内壁49に上記の仕切面78の範囲で、ロータ4
2側に向けられた突出部84が配置されており、該突出
部はロータ42のリング60の外周近くまで延びてい
る。更に吸込蓋46内には排気孔86が配置されてお
り、該排気孔の、ロータ42の回転軸線からの半径方向
距離はほぼ回転円の半径に相当し、上記の回転円上には
孔64がロータ42のボス部分56内に配置されてい
る。このことから、排気孔86がロータのボス部分56
の範囲でポンプ室40に開口していることが分かる。更
に図2に示されているように、排気孔86から円弧状の
溝88が延びており、該溝は環状通路70の延びにほぼ
一致している。図3に示されているように、底板36の
壁38にもやはり環状の片側通路73があって、該片側
通路は吸込蓋46内の片側通路72に対してほぼ鏡像対
称的に配置されている。更に図3においても、ロータ4
2の回転方向は矢印76′で示されている。このことか
ら、底板36も仕切面77を有しており、該仕切面が環
状通路73の吸込側81と環状通路73の吐出側82と
を分割していることがわかる。更に図3に示されている
ように、底板36内の環状通路73は環状通路の吐出側
端部に出口孔又は吐出口83を有しており、該出口孔又
は吐出孔を通って燃料は、図示されていない吐出段又は
主供給段に達する。特に図1及び図2から分かるよう
に、吸込口54はポンプ室40の環状範囲内にあって、
該環状範囲は一方ではロータ42のボス部分56によっ
て、他方では環状の供給通路72の、間隔をあけて上記
ボス部分を取り囲んでいる内側の環状エッジ71によっ
て制限されている。更に図1に示されているように、ポ
ンプ室40の吸込口側端面の壁44にある排気孔86は
ポンプ室40をポンプの吸込側に接続させている。即ち
排気孔86は燃料タンク10に開口している。更に、す
でに記載されていることから、排気孔86はロータ42
の回転軸の方向で見てロータ42のボス部分56の内側
に配置されていることが分かる。更に図1から分かるよ
うに、環状の供給通路72若しくは73は、それらの全
長の大部分にわたって少なくともほぼ半円形の通路底を
有している。
【0007】前記の燃料供給装置は以下のように運転さ
れる:回転する電気的な駆動モータ24は、その電機子
軸28,34を介してポンプ室40内に配置されている
ロータ42を駆動する。これによって、前供給ポンプ2
0は燃料を燃料タンク10から矢印90の方向にポンプ
室40内へ吸込む。次いで燃料は、それ自体としては公
知の形式で、図1では矢印92によって略示されている
螺線状の回転流に移行する。従って図1から、流入する
媒体が重要な回転流に大した影響を及ぼさないことが明
らかに分かる。なぜならば燃料は内側から環状の供給通
路72,73内へ入り、まず半径方向に変向されて回転
流内へ移行するからである。このために更にウエブ74
が役立つ。ポンプの吸込範囲に形成される蒸気泡は、ロ
ータ42の端面とこの端面側の制限壁としての室壁3
8,44との間の、小さくて目には見えない軸方向間隙
を介して、ロータ42の回転軸に向かって、上記の蒸気
泡がロータのボス部分56内に配置されている環状通路
70内へ達するまで、圧送される。ロータ42と室壁4
4との間に蓄積された蒸気泡は、直接吸込蓋46の溝8
8内へ、またそこから排気孔86を通って燃料タンク内
に達する。他方の軸方向間隙内、即ちロータ42と底板
36との間の間隙内の蒸気泡は、孔64を介して環状通
路70へ、またそこから排気孔86内へ逃げる。この場
合に環状通路70は、蒸気泡を受容しかつ搬送するさい
重要な役割をはたしている。
れる:回転する電気的な駆動モータ24は、その電機子
軸28,34を介してポンプ室40内に配置されている
ロータ42を駆動する。これによって、前供給ポンプ2
0は燃料を燃料タンク10から矢印90の方向にポンプ
室40内へ吸込む。次いで燃料は、それ自体としては公
知の形式で、図1では矢印92によって略示されている
螺線状の回転流に移行する。従って図1から、流入する
媒体が重要な回転流に大した影響を及ぼさないことが明
らかに分かる。なぜならば燃料は内側から環状の供給通
路72,73内へ入り、まず半径方向に変向されて回転
流内へ移行するからである。このために更にウエブ74
が役立つ。ポンプの吸込範囲に形成される蒸気泡は、ロ
ータ42の端面とこの端面側の制限壁としての室壁3
8,44との間の、小さくて目には見えない軸方向間隙
を介して、ロータ42の回転軸に向かって、上記の蒸気
泡がロータのボス部分56内に配置されている環状通路
70内へ達するまで、圧送される。ロータ42と室壁4
4との間に蓄積された蒸気泡は、直接吸込蓋46の溝8
8内へ、またそこから排気孔86を通って燃料タンク内
に達する。他方の軸方向間隙内、即ちロータ42と底板
36との間の間隙内の蒸気泡は、孔64を介して環状通
路70へ、またそこから排気孔86内へ逃げる。この場
合に環状通路70は、蒸気泡を受容しかつ搬送するさい
重要な役割をはたしている。
【0008】本発明の吸込口の配置形式は、実施例では
2流式のウエスコポンプを用いて記載されているが、し
かし公知の1流式のウエスコポンプにも使用できる。
2流式のウエスコポンプを用いて記載されているが、し
かし公知の1流式のウエスコポンプにも使用できる。
【図1】本発明の一実施例による、部分的に断面して示
された燃料供給装置を有する、燃料を供給するための装
置の概略図。
された燃料供給装置を有する、燃料を供給するための装
置の概略図。
【図2】図1の燃料供給装置に属する吸込蓋をII−I
I線に沿って断面した図。
I線に沿って断面した図。
【図3】図1の燃料供給装置をIII−III線に沿っ
て断面した、この供給装置に属する底板の平面図。
て断面した、この供給装置に属する底板の平面図。
【図4】図1の燃料供給装置の前供給段に属するロータ
の平面図。
の平面図。
【図5】図4のロータをV−V線に沿って断面した図。
10 燃料タンク 12 燃料供給装置 14 吐出導管接続部 16 吐出導管 18 内燃機関 20 前供給段 22 装置ケーシング 24 駆動モータ 26 電機子 28 電機子軸 30 永久磁石 32 室 34 端部 36 底板 38 壁 40 ポンプ室 42 ロータ 44 壁 46 吸込蓋 48 環状縁部 49 内壁 50 端面 52 吸込管片 54 吸込口 56 ボス部分 58 羽根 60 リング 62 孔 64 孔 64′ 二面式回転連行部材 66,68 端面 70 環状通路 71 環状エッジ 72,73 供給通路 74 ウエブ 76 溝 76′ 矢印 77 仕切面 78 供給室 81,82 吸込側 83 出口孔又は吐出孔 84 突出部 86 排気孔 88 溝 90,92 矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴェルナー シュミット ドイツ連邦共和国 タム ショルンドルフ ァー ヴェーク 78 (72)発明者 ヴィリ シュトロール ドイツ連邦共和国 バイルシュタイン リ ースリングシュトラーセ 13 (72)発明者 ヨッヘン テニセン ドイツ連邦共和国 シュツットガルト 31 カイザースラウテラー シュトラーセ 56 (72)発明者 マルティン ウンゲラー ドイツ連邦共和国 レニンゲン シェーン ブリックシュトラーセ 22
Claims (11)
- 【請求項1】 自動車の燃料タンクから内燃機関へ燃料
を供給するための装置であって、供給ポンプに属するロ
ータを駆動させるために、燃料が貫流する電気的駆動モ
ータを有しており、上記のロータが、燃料供給装置のポ
ンプ室内で回転しておりかつほぼ円板状のボス部を有し
ており、該ボス部分の外周には半径方向外側へ延びてい
る多数の羽根が配置されており、かつ両端面側室壁の少
なくとも一方の室壁の、羽根自由端部の範囲に、ロータ
の回転軸を取り囲んでいるほぼ環状で溝状の供給通路が
ポンプ室の吸込口から吐出口へ通じている形式のものに
おいて、吸込口(54)がポンプ室(40)の環状範囲
に開口しており、該環状範囲が一方ではロータ(42)
のボス部分(56)によって、他方では環状の供給通路
(72)の、間隔をあけて上記ボス部分を取り囲んでい
る内側の環状エッジ(71)によって制限されているこ
とを特徴とする、自動車の燃料タンクから内燃機関へ燃
料を供給するための装置。 - 【請求項2】 ほぼ環状で溝状の供給通路(72)に、
他方の端面側室壁内の第2の供給通路が、ほぼ鏡像対称
的に向かい合っていることを特徴とする、請求項1記載
の装置。 - 【請求項3】 ロータ(42)の羽根(58)の自由端
部が、リング(60)によって互いに結合されており、
該リングがロータ(42)の回転軸線に対して同心的に
配置されていることを特徴とする、請求項1又は2記載
の装置。 - 【請求項4】 ポンプ室(40)の吸込口側の端壁(4
4)内に排気孔(86)が配置されており、該排気孔が
ポンプ室(40)を吸込側に接続していることを特徴と
する、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項5】 排気孔(86)が、ロータ(42)の回
転軸線の方向で見て、ボス部分(56)の内側に配置さ
れていることを特徴とする、請求項4記載の装置。 - 【請求項6】 ロータ(42)のボス部分(56)が、
1つの仮想回転円上に横孔(64)を有しており、上記
の仮想回転円の半径が排気孔(86)の、ロータ回転軸
線からの距離に等しいことを特徴とする、請求項5記載
の装置。 - 【請求項7】 横孔(64)の開口がそれぞれ、ボス部
分(56)内の溝状の環状通路(70)によって互いに
接続されていることを特徴とする、請求項6記載の装
置。 - 【請求項8】 排気孔(86)のポンプ室側の開口が溝
(88)上にあり、該溝が、一方の室壁(44)内に配
置されかつロータ回転軸線を少なくとも45°以上取り
囲んでいることを特徴とする、請求項5記載の装置。 - 【請求項9】 吸込口(54)が、同じ室壁(46)内
に配置された供給通路(72)からウエブ(74)によ
って分けられていることを特徴とする、請求項1から8
までのいずれか1項記載の装置。 - 【請求項10】 供給通路(72若しくは73)が、そ
の全長の大部分にわたって少なくともほぼ半円形の通路
底を有していることを特徴とする、請求項1から9まで
のいずれか1項記載の装置。 - 【請求項11】 供給ポンプ(20)が、2段式供給ポ
ンプの前供給段であることを特徴とする、請求項1から
10までのいずれか1項記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4221184.0 | 1992-06-27 | ||
DE4221184A DE4221184A1 (de) | 1992-06-27 | 1992-06-27 | Aggregat zum Fördern von Kraftstoff aus einem Vorratstank zur Brennkraftmaschine eines Kraftfahrzeuges |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658285A true JPH0658285A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=6462000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5152077A Pending JPH0658285A (ja) | 1992-06-27 | 1993-06-23 | 自動車の燃料タンクから内燃機関へ燃料を供給するための装置 |
Country Status (3)
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---|---|
US (1) | US5378125A (ja) |
JP (1) | JPH0658285A (ja) |
DE (1) | DE4221184A1 (ja) |
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DE4341565B4 (de) * | 1993-12-07 | 2004-07-29 | Robert Bosch Gmbh | Förderpumpe, insbesondere zum Fördern von Kraftstoff aus einem Vorratstank zu einer Brennkraftmaschine |
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IT1289796B1 (it) * | 1996-12-23 | 1998-10-16 | Elasis Sistema Ricerca Fiat | Perfezionamenti ad un dispositivo a pompa per l'alimentazione del carburante da un serbatoio ad un motore a combustione interna. |
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-
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-
1993
- 1993-05-28 US US08/070,107 patent/US5378125A/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-06-23 JP JP5152077A patent/JPH0658285A/ja active Pending
Also Published As
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---|---|
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