JPH0658224A - ２サイクルエンジン - Google Patents
２サイクルエンジンInfo
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- JPH0658224A JPH0658224A JP5117141A JP11714193A JPH0658224A JP H0658224 A JPH0658224 A JP H0658224A JP 5117141 A JP5117141 A JP 5117141A JP 11714193 A JP11714193 A JP 11714193A JP H0658224 A JPH0658224 A JP H0658224A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- injection
- port
- overflow
- duct
- Prior art date
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M69/00—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
- F02M69/04—Injectors peculiar thereto
- F02M69/042—Positioning of injectors with respect to engine, e.g. in the air intake conduit
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B25/00—Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders
- F02B25/14—Engines characterised by using fresh charge for scavenging cylinders using reverse-flow scavenging, e.g. with both outlet and inlet ports arranged near bottom of piston stroke
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/18—Other cylinders
- F02F1/22—Other cylinders characterised by having ports in cylinder wall for scavenging or charging
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M69/00—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel
- F02M69/10—Low-pressure fuel-injection apparatus ; Apparatus with both continuous and intermittent injection; Apparatus injecting different types of fuel peculiar to scavenged two-stroke engines, e.g. injecting into crankcase-pump chamber
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/02—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
- F02B2075/022—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
- F02B2075/025—Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/12—Other methods of operation
- F02B2075/125—Direct injection in the combustion chamber for spark ignition engines, i.e. not in pre-combustion chamber
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特に高回転数の場合にも、わずかな技術上の
経費でかつ掃気漏れを最小限に抑えて、最善の状態の燃
料と空気の混合物を燃焼室内に供給するような２サイク
ルエンジンを提供する。 【構成】 噴射流（８）の少なくともその主要部が、ピ
ストン底部（３）のうちの放出口（１０）と反対側の半
分に向けられており、かつ噴射口（４０）が上側の死点
に向かって進むピストン（２）によって最終的に閉じら
れるが、その際、噴射がオーバーフロー口（２０）及び
（あるいは）放出口（１０）の閉じた後も継続する。 【効果】 シリンダーの掃気の間じゅう生じている激し
い空気の動きによって、非常に良好な混合物が形成され
る。その際、本発明に従う噴射ノズルの配置では、わず
かな燃料漏れがみられるにすぎない。
経費でかつ掃気漏れを最小限に抑えて、最善の状態の燃
料と空気の混合物を燃焼室内に供給するような２サイク
ルエンジンを提供する。 【構成】 噴射流（８）の少なくともその主要部が、ピ
ストン底部（３）のうちの放出口（１０）と反対側の半
分に向けられており、かつ噴射口（４０）が上側の死点
に向かって進むピストン（２）によって最終的に閉じら
れるが、その際、噴射がオーバーフロー口（２０）及び
（あるいは）放出口（１０）の閉じた後も継続する。 【効果】 シリンダーの掃気の間じゅう生じている激し
い空気の動きによって、非常に良好な混合物が形成され
る。その際、本発明に従う噴射ノズルの配置では、わず
かな燃料漏れがみられるにすぎない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、特にパワーチェーンソ
ー等のような手動操作の携帯用作業機のための２サイク
ルエンジンにして、シリンダー内を案内されるピストン
を有し、ピストンのほぼ平らで回転対称の底部が燃焼室
の境界を形成しており、高温の燃焼ガスを排出するため
にシリンダー壁に設けられた放出口ならびにそこに接続
した放出ダクトを有し、かつ放出口に向かいあってシリ
ンダー壁に配置された噴射弁を有し、噴射弁からの噴射
流が燃焼室を形成するピストン底部の面に向けられてお
り、その際、噴流軸線がピストン縦軸線に対して９０°
より小さい角を成し、かつシリンダー壁において周囲方
向に噴射弁と放出口との間にオーバーフロー口が位置し
ており、オーバーフロー口がオーバーフローダクトを介
してクランクケースと連結されており、ピストンの上側
の死点に向かっての上昇運動の際に流入ダクトを介して
燃焼空気が前記クランクケース内に流れ込み、その燃焼
空気がピストンの下降運動の際にオーバーフローダクト
及びオーバーフロー口を通って次のように燃焼室に流入
し、すなわち、燃焼空気の流れ方向が噴射流の方向とほ
ぼ反対方向を向き、かつ噴射口がオーバーフロー口及び
（あるいは）放出口より高い位置でシリンダー壁に配置
されている２サイクルエンジンに関するものである。
ー等のような手動操作の携帯用作業機のための２サイク
ルエンジンにして、シリンダー内を案内されるピストン
を有し、ピストンのほぼ平らで回転対称の底部が燃焼室
の境界を形成しており、高温の燃焼ガスを排出するため
にシリンダー壁に設けられた放出口ならびにそこに接続
した放出ダクトを有し、かつ放出口に向かいあってシリ
ンダー壁に配置された噴射弁を有し、噴射弁からの噴射
流が燃焼室を形成するピストン底部の面に向けられてお
り、その際、噴流軸線がピストン縦軸線に対して９０°
より小さい角を成し、かつシリンダー壁において周囲方
向に噴射弁と放出口との間にオーバーフロー口が位置し
ており、オーバーフロー口がオーバーフローダクトを介
してクランクケースと連結されており、ピストンの上側
の死点に向かっての上昇運動の際に流入ダクトを介して
燃焼空気が前記クランクケース内に流れ込み、その燃焼
空気がピストンの下降運動の際にオーバーフローダクト
及びオーバーフロー口を通って次のように燃焼室に流入
し、すなわち、燃焼空気の流れ方向が噴射流の方向とほ
ぼ反対方向を向き、かつ噴射口がオーバーフロー口及び
（あるいは）放出口より高い位置でシリンダー壁に配置
されている２サイクルエンジンに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の２サイクルエンジンは、イギリ
ス特許第７２３９７２号明細書により公知である。噴射
流の方向は、良好な混合状態を得るために、流入する燃
焼空気の方に向けられている。オーバーフローダクト
が、放出口の近くに隣接して位置し、その結果放出口に
隣接した領域で混合が起こり、それによって形成された
混合物のかなりの部分が掃気の際に燃焼せずに放出口に
達すること、従って失われることが避けられない。これ
によって、排気ガスの質も害され、その結果汚染物質に
よって環境に与えられる負担が大きい。特に高回転数の
場合に、燃焼室が十分に満たされないことが確認されて
おり、それによって効率が低下する。
ス特許第７２３９７２号明細書により公知である。噴射
流の方向は、良好な混合状態を得るために、流入する燃
焼空気の方に向けられている。オーバーフローダクト
が、放出口の近くに隣接して位置し、その結果放出口に
隣接した領域で混合が起こり、それによって形成された
混合物のかなりの部分が掃気の際に燃焼せずに放出口に
達すること、従って失われることが避けられない。これ
によって、排気ガスの質も害され、その結果汚染物質に
よって環境に与えられる負担が大きい。特に高回転数の
場合に、燃焼室が十分に満たされないことが確認されて
おり、それによって効率が低下する。
【０００３】ＥＰ特許第０３０２０４５号明細書によ
り、特に高回転数の場合に十分な混合状態を得るため
に、燃料があらかじめ気化できるように、オーバーフロ
ーダクトが開くより前にこのダクト内に燃料を噴射する
ことは公知である。そのために、たしかに良好な混合状
態が保証されるが、しかし混合物の一部が掃気漏れによ
って失われる。それゆえに、空気と燃料の混合物を案内
するオーバーフローダクトの前方に、燃焼空気だけを案
内する追加のオーバーフローダクトが設置されている。
しかしながら、この種の２サイクルエンジンの技術上の
経費は非常に高い。
り、特に高回転数の場合に十分な混合状態を得るため
に、燃料があらかじめ気化できるように、オーバーフロ
ーダクトが開くより前にこのダクト内に燃料を噴射する
ことは公知である。そのために、たしかに良好な混合状
態が保証されるが、しかし混合物の一部が掃気漏れによ
って失われる。それゆえに、空気と燃料の混合物を案内
するオーバーフローダクトの前方に、燃焼空気だけを案
内する追加のオーバーフローダクトが設置されている。
しかしながら、この種の２サイクルエンジンの技術上の
経費は非常に高い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、特に高回転
数の場合にも、わずかな技術上の経費でかつ掃気漏れを
最小限に抑えて、最善の状態の燃料と空気の混合物を燃
焼室内に供給するような２サイクルエンジンを構成する
ことを課題とする。
数の場合にも、わずかな技術上の経費でかつ掃気漏れを
最小限に抑えて、最善の状態の燃料と空気の混合物を燃
焼室内に供給するような２サイクルエンジンを構成する
ことを課題とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題は、本発明によ
り、噴射流の少なくとも主要部分が、ピストン底部のう
ちの放出口と反対側の半分に向けられており、かつ噴射
口が上側の死点に向かって進むピストンによって最終的
に閉じられ、その際噴射がオーバーフロー口及び（ある
いは）放出口の閉じた後も継続することを特徴とする構
成によって解決される。
り、噴射流の少なくとも主要部分が、ピストン底部のう
ちの放出口と反対側の半分に向けられており、かつ噴射
口が上側の死点に向かって進むピストンによって最終的
に閉じられ、その際噴射がオーバーフロー口及び（ある
いは）放出口の閉じた後も継続することを特徴とする構
成によって解決される。
【０００６】
【作用及び効果】噴射ノズルの噴射流が、少なくとも主
として、ピストン底部のうちの放出口と反対側の半分に
向けられており、その際、掃気過程中は、燃料がオーバ
ーフローダクトの開口部に向かって噴射される。シリン
ダーの掃気の間じゅう生じている激しい空気の動きによ
って、非常に良好な混合物が形成される。その際、本発
明に従う噴射ノズルの配置により、わずかな燃料漏れが
みられるにすぎない。燃料噴流と反対方向に向かって流
れ込む燃焼空気の非常にきわだった流れ方向によって、
同時に開かれている放出口を通って燃焼していない混合
物が流出することに対する一種の障害物が与えられる。
さらに、噴射される燃料によってピストン底部及び燃焼
室全体がよく冷却され、また燃料が気化するために不可
欠な気化熱も燃焼室から取り去られるので、容積を変え
なくともエンジン効率の向上が可能である。毎分１２０
００回を越える高回転数の場合にも、燃料が燃焼室壁に
凝結して壁膜として再び蒸発させる必要なく、必要な量
の燃料を噴射することを保証するために、噴射の始まり
が掃気過程の始まりに比べて明らかに遅れるようにする
ことと、オーバーフローダクトの開放時間を越えて噴射
継続時間を延長することが考慮されている。そのうえ、
噴射口がオーバーフロー口及び（あるいは) 放出口より
も高い位置に設けられている。それゆえに、シリンダー
壁の噴射口がピストンによって閉じられるまでの長い時
間、燃料を噴射できる。その際、噴射弁の位置は、ピス
トンリングでのガスもれによる測定可能な圧縮漏れなら
びに非常に高温の燃焼ガスによる噴射弁の炭化が生じる
ことのないことが保証される。特に最高の回転数の場合
にも、不十分な混合物の形成あるいは掃気漏れの増大に
より効率の低下または燃料消費の増大が生ずることはな
い。
として、ピストン底部のうちの放出口と反対側の半分に
向けられており、その際、掃気過程中は、燃料がオーバ
ーフローダクトの開口部に向かって噴射される。シリン
ダーの掃気の間じゅう生じている激しい空気の動きによ
って、非常に良好な混合物が形成される。その際、本発
明に従う噴射ノズルの配置により、わずかな燃料漏れが
みられるにすぎない。燃料噴流と反対方向に向かって流
れ込む燃焼空気の非常にきわだった流れ方向によって、
同時に開かれている放出口を通って燃焼していない混合
物が流出することに対する一種の障害物が与えられる。
さらに、噴射される燃料によってピストン底部及び燃焼
室全体がよく冷却され、また燃料が気化するために不可
欠な気化熱も燃焼室から取り去られるので、容積を変え
なくともエンジン効率の向上が可能である。毎分１２０
００回を越える高回転数の場合にも、燃料が燃焼室壁に
凝結して壁膜として再び蒸発させる必要なく、必要な量
の燃料を噴射することを保証するために、噴射の始まり
が掃気過程の始まりに比べて明らかに遅れるようにする
ことと、オーバーフローダクトの開放時間を越えて噴射
継続時間を延長することが考慮されている。そのうえ、
噴射口がオーバーフロー口及び（あるいは) 放出口より
も高い位置に設けられている。それゆえに、シリンダー
壁の噴射口がピストンによって閉じられるまでの長い時
間、燃料を噴射できる。その際、噴射弁の位置は、ピス
トンリングでのガスもれによる測定可能な圧縮漏れなら
びに非常に高温の燃焼ガスによる噴射弁の炭化が生じる
ことのないことが保証される。特に最高の回転数の場合
にも、不十分な混合物の形成あるいは掃気漏れの増大に
より効率の低下または燃料消費の増大が生ずることはな
い。
【０００７】オーバーフロー口が、その開口面の大部分
をシリンダー壁のうちの噴射弁に隣接した４分の１シリ
ンダーに位置し、それによって噴射される多量の燃料が
燃焼室内に流入する燃焼空気によって直接にほぼ完全に
受容されるようにするのが有利である。噴射弁の両側に
オーバーフロー口を設け、それぞれのオーバーフロー口
から燃焼室内に流入する燃焼空気の主要な流れ方向が、
ピストン底部のうちの噴射流がほとんど突き当たる半分
に位置する一点で交差するようにするのが有効である。
このように配置するときは、掃気漏れが最小となること
が明らかになっている。
をシリンダー壁のうちの噴射弁に隣接した４分の１シリ
ンダーに位置し、それによって噴射される多量の燃料が
燃焼室内に流入する燃焼空気によって直接にほぼ完全に
受容されるようにするのが有利である。噴射弁の両側に
オーバーフロー口を設け、それぞれのオーバーフロー口
から燃焼室内に流入する燃焼空気の主要な流れ方向が、
ピストン底部のうちの噴射流がほとんど突き当たる半分
に位置する一点で交差するようにするのが有効である。
このように配置するときは、掃気漏れが最小となること
が明らかになっている。
【０００８】
【実施例】本発明の有利な実施例を、以下に図面により
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【０００９】図１には、２サイクルエンジンのシリンダ
ー１が概略的に図示されている。シリンダー１内には、
ピストン２が下側の死点と上側の死点との間を昇降する
ように配置されている。ピストン２は、そのピストン底
部３によって燃焼室４の境界を形成し、燃焼室内には噴
射弁５を介して燃料が噴射される。シリンダー１の壁部
には、燃焼ガスを燃焼室４から排出するために放出口１
０が設けられており、放出口１０に放出ダクト１１が接
続されている。噴射弁５は、放出口１０と直径上向かい
合ってシリンダー壁６に位置し、その際燃料噴流８の噴
流軸線７がピストン縦軸線２２に対して９０°より小さ
い角４８を成す。噴流軸線７とピストン縦軸線２２との
交点１５は、図１の下側死点では、燃焼室４を形成する
ピストン底部３の面３３より下方に位置する。放出口１
０の中心点に引かれた垂直線１８（図２）が噴射流８の
噴流軸線７とともに共通の平面１９を形成するように、
噴射弁５の方向を整えることが好都合である。
ー１が概略的に図示されている。シリンダー１内には、
ピストン２が下側の死点と上側の死点との間を昇降する
ように配置されている。ピストン２は、そのピストン底
部３によって燃焼室４の境界を形成し、燃焼室内には噴
射弁５を介して燃料が噴射される。シリンダー１の壁部
には、燃焼ガスを燃焼室４から排出するために放出口１
０が設けられており、放出口１０に放出ダクト１１が接
続されている。噴射弁５は、放出口１０と直径上向かい
合ってシリンダー壁６に位置し、その際燃料噴流８の噴
流軸線７がピストン縦軸線２２に対して９０°より小さ
い角４８を成す。噴流軸線７とピストン縦軸線２２との
交点１５は、図１の下側死点では、燃焼室４を形成する
ピストン底部３の面３３より下方に位置する。放出口１
０の中心点に引かれた垂直線１８（図２）が噴射流８の
噴流軸線７とともに共通の平面１９を形成するように、
噴射弁５の方向を整えることが好都合である。
【００１０】図示された実施例では、平面１９のそれぞ
れの側に、特に平面１９に関して対称に、シリンダー壁
６に形成されたオーバーフロー口２０が位置しており、
その際オーバーフロー口の開口面の大部分がシリンダー
壁６のうちの噴射弁５に隣接した４分の１シリンダー１
６、１７に位置している（図２）。おのおののオーバー
フロー口２０は、詳しく図示されていない方法で、オー
バーフローダクト２１を介してクランクケース１２に接
続されており、クランクケース１２は流入口３０を介し
て燃焼空気を供給する流入ダクト３１と接続されてい
る。ピストン２の上側の死点へ向かっての上昇運動の際
には流入口３０が開かれ、その結果、流入ダクト３１を
介して燃焼空気がクランクケース内へ流れる。ピストン
の下側死点への下降運動の際には、まず第一に流入口３
０がピストンカバーによって閉じられる。ピストンがさ
らに下降運動をつづけると、クランクケース１２内の空
気が圧縮される。この下降運動の際には、まず第一に噴
射口４０が開かれ、ここからオーバーフロー口２０の開
口部に向かって燃料が噴射される。次にピストン２が放
出口１０の上側の制御縁１０ａを越え、その結果シリン
ダーヘッド９に配置された点火プラグ（図示されていな
い）の点火によって燃焼された混合気の燃焼室４内にあ
る高圧高温の燃焼ガスは、放出ダクト１１を介して排出
される。放出口１０が部分的に開かれた後に、ピストン
２がオーバーフロー口の上側の制御縁２０ａを越え、さ
らに下降すると、オーバーフロー口２０が完全に開かれ
る。ピストン２の下降運動によってクランクケース１２
内でさらに圧縮された燃焼空気が、オーバーフローダク
ト２１及びオーバーフロー口２０を介して燃焼室４内に
流れ込む。時間的に、オーバーフローダクトが開放さ
れ、流れ込む新鮮な燃焼空気によって燃焼室４が掃気さ
れた後に、下側死点に近い領域、少なくとも下死点の前
４０°のクランク軸角において、噴射弁５を介して燃料
が直接に流入する燃焼空気に吹きつけられる。その際、
燃料噴流は少なくともその大部分が、ピストン底部３の
うちの放出口１０と反対側の半分３ａに向けられてい
る。その際、噴射流８の方向１４が、燃焼空気の流れ方
向１３と充分に反対の方向に向けられており、その結果
相互にぶつかりあう流れ成分によって燃料滴と流れ込む
空気との間の密接な混合、従って燃料と空気の混合物の
良好な形成が保証されている。シリンダーの掃気中に空
気の流動に基づく非常に良好な混合物が形成されるほか
に、少なくとも主としてピストン底部のうちの放出口と
反対側の半分３ａに向かって燃料が噴射されるために、
燃料漏れも驚くほど少なくなる。流れ込む燃料空気は、
放出口１０から燃料が直接にまたはすぐに流出すること
に対する一種の障害物を形成する。掃気漏れを小さくし
て良好な混合物を形成することは、オーバーフロー口２
０から流入する燃焼空気の主要な流れ方向１３が、９０
°よりも小さい角４９をもって平面１９と交差すること
によっても助成される。その際、平面１９に関して対称
に位置するそれぞれのオーバーフロー口２０からの主要
な流れ方向１３は、平面１９に位置する点２５で交差す
ることが好都合である。この交点２５は、ピストン底部
３のうちの、放出口１０と反対側に位置してかつ噴射流
８が主として突き当たる側の半分３ａに位置する。図示
された実施例において、交点２５はシリンダー壁６とピ
ストン縦軸線２２との間のほぼ中央に位置する。
れの側に、特に平面１９に関して対称に、シリンダー壁
６に形成されたオーバーフロー口２０が位置しており、
その際オーバーフロー口の開口面の大部分がシリンダー
壁６のうちの噴射弁５に隣接した４分の１シリンダー１
６、１７に位置している（図２）。おのおののオーバー
フロー口２０は、詳しく図示されていない方法で、オー
バーフローダクト２１を介してクランクケース１２に接
続されており、クランクケース１２は流入口３０を介し
て燃焼空気を供給する流入ダクト３１と接続されてい
る。ピストン２の上側の死点へ向かっての上昇運動の際
には流入口３０が開かれ、その結果、流入ダクト３１を
介して燃焼空気がクランクケース内へ流れる。ピストン
の下側死点への下降運動の際には、まず第一に流入口３
０がピストンカバーによって閉じられる。ピストンがさ
らに下降運動をつづけると、クランクケース１２内の空
気が圧縮される。この下降運動の際には、まず第一に噴
射口４０が開かれ、ここからオーバーフロー口２０の開
口部に向かって燃料が噴射される。次にピストン２が放
出口１０の上側の制御縁１０ａを越え、その結果シリン
ダーヘッド９に配置された点火プラグ（図示されていな
い）の点火によって燃焼された混合気の燃焼室４内にあ
る高圧高温の燃焼ガスは、放出ダクト１１を介して排出
される。放出口１０が部分的に開かれた後に、ピストン
２がオーバーフロー口の上側の制御縁２０ａを越え、さ
らに下降すると、オーバーフロー口２０が完全に開かれ
る。ピストン２の下降運動によってクランクケース１２
内でさらに圧縮された燃焼空気が、オーバーフローダク
ト２１及びオーバーフロー口２０を介して燃焼室４内に
流れ込む。時間的に、オーバーフローダクトが開放さ
れ、流れ込む新鮮な燃焼空気によって燃焼室４が掃気さ
れた後に、下側死点に近い領域、少なくとも下死点の前
４０°のクランク軸角において、噴射弁５を介して燃料
が直接に流入する燃焼空気に吹きつけられる。その際、
燃料噴流は少なくともその大部分が、ピストン底部３の
うちの放出口１０と反対側の半分３ａに向けられてい
る。その際、噴射流８の方向１４が、燃焼空気の流れ方
向１３と充分に反対の方向に向けられており、その結果
相互にぶつかりあう流れ成分によって燃料滴と流れ込む
空気との間の密接な混合、従って燃料と空気の混合物の
良好な形成が保証されている。シリンダーの掃気中に空
気の流動に基づく非常に良好な混合物が形成されるほか
に、少なくとも主としてピストン底部のうちの放出口と
反対側の半分３ａに向かって燃料が噴射されるために、
燃料漏れも驚くほど少なくなる。流れ込む燃料空気は、
放出口１０から燃料が直接にまたはすぐに流出すること
に対する一種の障害物を形成する。掃気漏れを小さくし
て良好な混合物を形成することは、オーバーフロー口２
０から流入する燃焼空気の主要な流れ方向１３が、９０
°よりも小さい角４９をもって平面１９と交差すること
によっても助成される。その際、平面１９に関して対称
に位置するそれぞれのオーバーフロー口２０からの主要
な流れ方向１３は、平面１９に位置する点２５で交差す
ることが好都合である。この交点２５は、ピストン底部
３のうちの、放出口１０と反対側に位置してかつ噴射流
８が主として突き当たる側の半分３ａに位置する。図示
された実施例において、交点２５はシリンダー壁６とピ
ストン縦軸線２２との間のほぼ中央に位置する。
【００１１】シリンダー壁６のシリンダートラックに設
けられた噴射口４０は、放出口１０の上側の制御縁１０
ａより高い位置にあり、この上側の制御縁１０ａ自体は
オーバーフロー口２０の上側の制御縁２０ａより高い位
置にある。図示された実施例では、噴射口４０の上側の
制御縁４０ａは、ピストン縦軸線２２の方向に大きさｂ
だけ高い位置に配置されている。本実施例では、噴射口
４０の下側の制御縁４０ｂがほぼオーバーフロー口２０
の上側の制御縁２０ａの高さに位置する。
けられた噴射口４０は、放出口１０の上側の制御縁１０
ａより高い位置にあり、この上側の制御縁１０ａ自体は
オーバーフロー口２０の上側の制御縁２０ａより高い位
置にある。図示された実施例では、噴射口４０の上側の
制御縁４０ａは、ピストン縦軸線２２の方向に大きさｂ
だけ高い位置に配置されている。本実施例では、噴射口
４０の下側の制御縁４０ｂがほぼオーバーフロー口２０
の上側の制御縁２０ａの高さに位置する。
【００１２】噴射口４０の位置を選択することによっ
て、オーバーフロー口２０が閉じた後かつ放出口１０が
閉じた後にもなお燃料を噴射できることが保証される。
その結果、最高の回転数及びかなりの高負荷の場合に
も、２サイクルエンジンが障害なく機能するために必要
とする量の燃料を確実にかつ完全に燃焼室４に噴射する
ことができる。
て、オーバーフロー口２０が閉じた後かつ放出口１０が
閉じた後にもなお燃料を噴射できることが保証される。
その結果、最高の回転数及びかなりの高負荷の場合に
も、２サイクルエンジンが障害なく機能するために必要
とする量の燃料を確実にかつ完全に燃焼室４に噴射する
ことができる。
【００１３】噴射弁が、ピストン行程に関連して上死点
の近くに配置されているので、高い温度負荷を伴うこと
を予期しなければならない。噴射弁５の流出口５０の炭
化を避けるために、流出口５０を噴射口４０から間隔ａ
だけ離して配置することが考慮されている。シリンダー
壁６の噴射口４０は、噴射流が噴射口４０の壁部をぬら
すことなく燃焼室４内へ流出できる大きさに形成されて
いる。
の近くに配置されているので、高い温度負荷を伴うこと
を予期しなければならない。噴射弁５の流出口５０の炭
化を避けるために、流出口５０を噴射口４０から間隔ａ
だけ離して配置することが考慮されている。シリンダー
壁６の噴射口４０は、噴射流が噴射口４０の壁部をぬら
すことなく燃焼室４内へ流出できる大きさに形成されて
いる。
【００１４】噴射弁５をさらに冷却するために、特に噴
射弁５の下方に流入ダクト３１を配置し、それによって
噴射口がピストン２の昇降方向に流入ダクト３０の上方
に位置するようにされている。
射弁５の下方に流入ダクト３１を配置し、それによって
噴射口がピストン２の昇降方向に流入ダクト３０の上方
に位置するようにされている。
【００１５】本発明の実施の態様は、以下の通りであ
る。
る。
【００１６】（１） ピストン（２）が下側の死点にあ
る場合に、ピストン縦軸線（２２）と噴射流（８）の噴
流軸線（７）との交点（１５）が、燃焼室（４）の境界
を形成するピストン底面（３３）の僅かに下方に位置す
る、請求項１に記載の２サイクルエンジン。
る場合に、ピストン縦軸線（２２）と噴射流（８）の噴
流軸線（７）との交点（１５）が、燃焼室（４）の境界
を形成するピストン底面（３３）の僅かに下方に位置す
る、請求項１に記載の２サイクルエンジン。
【００１７】（２） オーバーフロー口（２０）の開口
面の大部分がシリンダー壁（６）のうちの噴射弁（５）
に近接した４分の１シリンダー（１６、１７）に位置す
る、請求項１あるいは前記第１項に記載の２サイクルエ
ンジン。
面の大部分がシリンダー壁（６）のうちの噴射弁（５）
に近接した４分の１シリンダー（１６、１７）に位置す
る、請求項１あるいは前記第１項に記載の２サイクルエ
ンジン。
【００１８】（３） 放出口（１０）の中心点に引かれ
た垂直線（１８）が、噴射流（８）の噴流軸線（７）と
ともに共通の平面（１９）を形成する、請求項１、前記
第１項、第２項の一つに記載の２サイクルエンジン。
た垂直線（１８）が、噴射流（８）の噴流軸線（７）と
ともに共通の平面（１９）を形成する、請求項１、前記
第１項、第２項の一つに記載の２サイクルエンジン。
【００１９】（４） 平面（１９）に関して対称に平面
（１９）のそれぞれの側に少なくとも一つのオーバーフ
ロー口（２０）が配置されている、前記第３項に記載の
２サイクルエンジン。
（１９）のそれぞれの側に少なくとも一つのオーバーフ
ロー口（２０）が配置されている、前記第３項に記載の
２サイクルエンジン。
【００２０】（５） オーバーフロー口（２０）から流
出する燃焼空気の主要な流れ方向（１３）が、９０°よ
り小さい角（４９）を成して平面（１９）と交差する、
前記第４項に記載の２サイクルエンジン。
出する燃焼空気の主要な流れ方向（１３）が、９０°よ
り小さい角（４９）を成して平面（１９）と交差する、
前記第４項に記載の２サイクルエンジン。
【００２１】（６） それぞれのオーバーフロー口（２
０）から流出する燃焼空気の主要な流れ方向（１３）
が、平面（１９）内に位置する点（２５）で交差する、
前記第４項または第５項に記載の２サイクルエンジン。
０）から流出する燃焼空気の主要な流れ方向（１３）
が、平面（１９）内に位置する点（２５）で交差する、
前記第４項または第５項に記載の２サイクルエンジン。
【００２２】（７） 交点（２５）が、ピストン底部
（３）のうちの噴射流（８）のほとんどが突きあたる側
の半分（３ａ）に位置する、前記第６項に記載の２サイ
クルエンジン。
（３）のうちの噴射流（８）のほとんどが突きあたる側
の半分（３ａ）に位置する、前記第６項に記載の２サイ
クルエンジン。
【００２３】（８） 前記交点が、シリンダー壁（６）
とピストン縦軸線（２２）との間のほぼ中央に位置す
る、前記第７項に記載の２サイクルエンジン。
とピストン縦軸線（２２）との間のほぼ中央に位置す
る、前記第７項に記載の２サイクルエンジン。
【００２４】（９） 噴射弁（５）が、流入ダクト（３
１）の上方に配置されている、請求項１あるいは前記第
１項から第８項のいずれか一つに記載の２サイクルエン
ジン。
１）の上方に配置されている、請求項１あるいは前記第
１項から第８項のいずれか一つに記載の２サイクルエン
ジン。
【００２５】（１０） 噴射弁（５）の流出口（５０）
が、シリンダー壁（６）に設けられた噴射口（４０）か
ら間隔（ａ）をあけて位置する、請求項１あるいは前記
第１項から第９項のいずれか一つに記載の２サイクルエ
ンジン。
が、シリンダー壁（６）に設けられた噴射口（４０）か
ら間隔（ａ）をあけて位置する、請求項１あるいは前記
第１項から第９項のいずれか一つに記載の２サイクルエ
ンジン。
【図１】２サイクルエンジンのシリンダーの図式軸断面
図である。
図である。
【図２】図１に係るシリンダーの水平断面図である。
１ シリンダー ２ ピストン ３ ピストン底部 ３ａ ピストン底部の半分 ４ 燃焼室 ５ 噴射弁 ６ シリンダー壁 ７ 噴流軸線 ８ 噴射流 １０ 放出口 １１ 放出ダクト １２ クランクケース １３ 燃焼空気の流れ方向 １４ 噴射流の方向 ２０ オーバーフロー口 ２１ オーバーフローダクト ２２ ピストン縦軸線 ３１ 流入ダクト ３３ ピストン底面 ４０ 噴射口 ４８ 角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｆ０２Ｍ 69/10 7825−3Ｇ
Claims (1)
- 【請求項１】 特にパワーチェーンソー等のような手動
操作の携帯用作業機のための２サイクルエンジンにし
て、シリンダー（１）内を案内されるピストン（２）を
有し、ピストン（２）のほぼ平らで回転対称の底部
（３）が燃焼室（４）の境界を形成しており、高温の燃
焼ガスを排出するためにシリンダー壁（６）に設けられ
た放出口（１０）ならびにそこに接続した放出ダクト
（１１）を有し、かつ放出口（１０）に向かいあってシ
リンダー壁（６）に配置された噴射弁（５）を有し、噴
射弁（５）からの噴射流（８）が燃焼室（４）を形成す
るピストン底部（３）の面（３３）に向けられており、
その際、噴流軸線（７）がピストン縦軸線（２２）に対
して９０°より小さい角（４８）を成し、かつシリンダ
ー壁（６）において周囲方向に噴射弁（５）と放出口
（１０）との間にオーバーフロー口（２０）が位置して
おり、オーバーフロー口（２０）がオーバーフローダク
ト（２１）を介してクランクケース（１２）と連結され
ており、ピストン（２）の上側の死点に向かっての上昇
運動の際に流入ダクト（３１）を介して燃焼空気が前記
クランクケース内に流れ込み、その燃焼空気がピストン
（２）の下降運動の際にオーバーフローダクト（２１）
及びオーバーフロー口（２０）を通って次のように燃焼
室（４）に流入し、すなわち、燃焼空気の流れ方向（１
３）が噴射流（８）の方向（１４）とほぼ反対方向を向
き、かつ噴射口（４０）がオーバーフロー口（２０）及
び（あるいは）放出口（１０）より大きさ（ｂ）だけ高
い位置でシリンダー壁（６）に配置されている２サイク
ルエンジンにおいて、噴射流（８）の少なくとも主要部
分が、ピストン底部（３）のうちの放出口（１０）と反
対側の半分（３ａ）に向けられており、かつ噴射口（４
０）が上側の死点に向かって進むピストン（２）によっ
て最終的に閉じられ、その際噴射がオーバーフロー口
（２０）及び（あるいは）放出口（１０）の閉じた後も
継続することを特徴とする２サイクルエンジン。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4219955A DE4219955B4 (de) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | Zweitaktbrennkraftmaschine für Motorkettensägen |
| DE4219955.7 | 1992-06-18 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0658224A true JPH0658224A (ja) | 1994-03-01 |
Family
ID=6461287
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5117141A Pending JPH0658224A (ja) | 1992-06-18 | 1993-05-19 | ２サイクルエンジン |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5284111A (ja) |
| JP (1) | JPH0658224A (ja) |
| DE (1) | DE4219955B4 (ja) |
| FR (1) | FR2692625B1 (ja) |
Families Citing this family (20)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP0742366B1 (en) * | 1995-05-12 | 1998-09-30 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Internal combustion engine |
| US5720254A (en) * | 1995-05-19 | 1998-02-24 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Fuel injection system for engine |
| JPH0953458A (ja) * | 1995-05-30 | 1997-02-25 | Yamaha Motor Co Ltd | 燃料噴射式多気筒内燃機関 |
| JPH09242552A (ja) * | 1996-03-01 | 1997-09-16 | Kioritz Corp | ２サイクル内燃エンジン |
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| DE202004010554U1 (de) * | 2004-07-05 | 2005-11-24 | Dolmar Gmbh | Expansionswinkel für Überströmer |
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| CN101832208A (zh) * | 2010-04-29 | 2010-09-15 | 天津环洁汽车能源有限公司 | 用于内燃机的低压燃料缸内喷射装置 |
| US20140116388A1 (en) * | 2012-10-31 | 2014-05-01 | Electro-Motive Diesel, Inc. | Fuel system retrofit kit for an engine |
| CN112922738B (zh) * | 2021-03-25 | 2022-05-17 | 大连理工大学 | 一种低速二冲程气体燃料发动机气缸 |
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| US2699765A (en) * | 1953-05-21 | 1955-01-18 | Texas Co | Scavenging system for two-stroke internal-combustion engines |
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| JPH04276182A (ja) * | 1991-02-28 | 1992-10-01 | Sanshin Ind Co Ltd | ２サイクルエンジンの燃料噴射装置 |
| JPH04292574A (ja) * | 1991-03-20 | 1992-10-16 | Sanshin Ind Co Ltd | ２サイクルエンジンの燃料噴射装置 |
-
1992
- 1992-06-18 DE DE4219955A patent/DE4219955B4/de not_active Expired - Fee Related
-
1993
- 1993-05-19 JP JP5117141A patent/JPH0658224A/ja active Pending
- 1993-05-24 FR FR9306168A patent/FR2692625B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1993-06-03 US US08/070,784 patent/US5284111A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE4219955A1 (de) | 1993-12-23 |
| FR2692625A1 (fr) | 1993-12-24 |
| FR2692625B1 (fr) | 1995-02-10 |
| US5284111A (en) | 1994-02-08 |
| DE4219955B4 (de) | 2007-01-04 |
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