JPH0658022B2 - サッシ用施錠装置 - Google Patents

サッシ用施錠装置

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JPH0658022B2
JPH0658022B2 JP27023891A JP27023891A JPH0658022B2 JP H0658022 B2 JPH0658022 B2 JP H0658022B2 JP 27023891 A JP27023891 A JP 27023891A JP 27023891 A JP27023891 A JP 27023891A JP H0658022 B2 JPH0658022 B2 JP H0658022B2
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JP
Japan
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locking
plate
locking plate
lock
sash
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JP27023891A
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JPH05214853A (ja
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芳久 小林
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Howa Machinery Ltd
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Howa Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願は、サッシ用施錠装置に関す
るもので、バイパスサッシに用いて有効なものである。
【0002】
【従来の技術】バイパスサッシでは、図4に示すように
左右双方が嵌殺しF、F1となっており、中央部に障子
1が左右方向いずれにも開閉自在に建込まれている。従
来のバイパスサッシの施錠は、ハンドルと係止ア−ム等
からなる施錠装置2A,2Bを、図4に示すように障子
1の左右の召合せ框3A,3Bに夫々一組ずつ取付け、
左右の方立7A,7Bには台座9A,9Bを夫々取付
け、これによって施錠を行なっている。このように二組
の施錠装置2A,2Bと台座9A,9Bにより障子1の
左右框3A,3Bを左右の方立7A,7Bに夫々施錠し
た場合は、当然ながら障子1は左右方向どちらにも開閉
しない。ところが従来の施錠装置にあっては、例えば左
側の施錠を開放し右側のみで施錠を行なった状態にする
と、障子1は右側への開放は不能であるが、左方向への
移動を制する様にはなっていないので、障子1が左方向
に引かれると、係止アームが台座から抜け出して自由に
開放される。また右側の施錠を開放して左側のみで施錠
した場合は、障子1は右側に開放される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の施錠装置にあっ
ては、障子の一方向への移動を係止するようになってい
るので、バイパスサッシにおいては施錠装置を必ず左右
一対設ける必要があり、コスト高になる上に2箇所で施
錠操作しなければならない煩しさがあった。この発明は
1箇所の施錠操作によってバイパスサッシにおける障子
の両方向への開閉を係止できるようにしたサッシ用施錠
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
解決するために、ハンドルに連動して回動する係止ア−
ムを、台座に突設した施錠突起に係合して施錠するよう
にしたサッシ用施錠装置において、上記台座に案内手段
を設け、その案内手段に施錠板を上記係止アームの回動
軌跡内に出没するように往復動自在に装着し、その施錠
板と案内手段との間に施錠板を係止アームの回動軌跡内
に臨ませた状態で係止可能な係止手段を設け、更に施錠
板には係止ア−ムの回動軌跡内に臨ませた状態で係止ア
−ムの台座側と反対側の側面を掩う制止板を設けてなる
ことを特徴とする。
【0005】
【作用】障子を閉じた状態でハンドルの回動操作によっ
て係止アームを台座の施錠突起に係合させ、その後施錠
板を係止アームの回動軌跡内に臨むように移動させてそ
の位置に係止手段によって係止する。この状態では施錠
板に設けた制止板が係止アームの先端部の台座側とは反
対側を掩っているので、障子の開閉両方向への移動を阻
止する。また施錠板は係止アームの戻り回動を阻止し、
施錠状態をロックする。
【0006】
【実施例】以下本願の、実施例を図面によって詳細に説
明する。図1において、1はバイパスサッシの室外側の
障子、2は施錠装置である。施錠装置2においては、図
2、図3に示すように障子1の召合せ框3に回動自在に
ハンドル4が枢着され、更に先端に係止ロ−ラ6を有し
上記ハンドル4と同調回動を行なう係止アーム5がハン
ドル4と同軸に取付けられている。方立7には、ハンド
ル4に対応して施錠突起8を突設した台座9が取付けら
れ、回動してきた係止アーム5の係止ロ−ラ6が施錠突
起8の脚部8aに当接して障子1の施錠を行なう事は従
前と同様である。10は台座9に付勢したロック装置
で、案内手段11、施錠板12及び係止手段13とから
なり、夫々は次のように構成されて後述のように作動す
る。まず案内手段11は次の如くである。
【0007】14は案内筒で、該案内筒14には円形の
案内孔115が穿たれている。而して案内孔115には
断面円形の案内ロッド116が嵌挿され、その先端には
施錠板12が取付けられている(両者を一体成形しても
可)。従って施錠板12は上記同様の往復動を行なうと
ともに、下記において詳記する着脱位置においては回動
をも行なうようになっている。更に案内手段11は、施
錠板12の下端縁を室内外方向へ案内する手段を有して
いる。即ち施錠板12の下端縁に案内突条112を形成
するとともに、施錠突起8の脚部8aを、後記する施錠
板12の着脱に支障を来たさない所定の長さに延長し、
その延長部分に案内溝121が設けられている。
【0008】上記施錠板12は、図2に示すように案内
ロッド116に取付けるための取付部18を有し、図面
に於て大きく下方に膨出したL形状をなしている。施錠
板12には、係止ロ−ラ6と対向する側(図2において
左側)の側面に弧状のロック面19が設けられている。
施錠板12には、台座9との摺接面の反対側(図3にお
いて左側)において、弧状のロック面19を掩うように
して制止板29が突設されている。制止板29は、図2
においてその左側面と下方側が開放されてロック面19
と連通し、施錠板12が往復動を行なう際に、施錠を行
なっている係止ア−ム5と係止ロ−ラ6に干渉しないよ
うになっている。28は施錠板12と案内筒14間の案
内ロッド116に嵌着したスペーサーで、案内突条11
2が案内溝121から外れるのを防ぐためのものであ
る。
【0009】最後に、係止手段13について説明する。
台座9に突設した施錠突起8の脚部8aに連設するよう
にして、ケ−シング22を台座9と一体に構成する。而
して該ケーシング22内には、係止板25が図2におい
て上下方向に摺動自在に嵌合している。そして係止板2
5の切欠溝に既知のように摘子23の下端に突設したピ
ンが嵌まっていて、摘子23の摘み24を図2において
時計方向に略180°回動すると係止板25がケーシン
グ22外へ突出する。
【0010】次に26は、施錠板12の下端面に穿った
係止孔で、施錠板12が往動端に位置した状態で上記係
止板25と対向するようになされている。
【0011】以上の如き構成において、まず最初に施錠
板12の着脱について説明する。案内ロッド116と一
ブロックをなす施錠板12の下端縁が施錠突起8その他
に干渉することがないように、台座8と所定の角度を持
たせて、案内ロッド116を施錠板12の取付部18が
案内筒14に当接する迄案内孔115内に挿入する。次
に施錠板12を台座9に添着させるべく回動させるが、
施錠突起8の脚部8aは前記したように寸法が設定され
ているので両者は干渉することなく、施錠板12は台座
9に添着して着脱位置に位置し、脚部8a先端と施錠板
12とはわずかな間隙(0.5mm程度)を持って対峙す
る。従ってこの位置で施錠板12は、回動とともに往復
動を行ない着脱が自在である。
【0012】次に施錠板12を適当量だけ往動させ取付
部18と案内筒14との間に間隙を形成し(この時案内
突条112の一部は案内溝121内に入り込む)、該部
間に露出している案内ロッド116に、例えばスプリン
グワッシャ−又はE型止め輪等からなるスペ−サ−28
を嵌合する。スペ−サ−28を嵌合した後に施錠板12
を復動させると、施錠板12と案内筒14との間にスペ
−サ−28が介在しているので両者は直接当接すること
なく、案内突条112の先端がスペ−サ−28相当分だ
け案内溝121内に入り込んで組付けが完了する。当然
ながらこの位置で、施錠板12の往復動は可能なるも回
動は行ない得ず、従って施錠板の着脱は不能となる。
【0013】次に、上記構成の作動について説明する。
図2に示すように摘子23の係止板25が没入して施錠
板12を係止しない場合は、施錠板12は復動端に移動
でき、仮想線で示した係止ア−ム5の回動軌跡外となる
ので、係止ア−ム5の正逆回動には何等支障がなく施錠
開放は自由に行ない得る。次に、係止ア−ム5を回動
し、係止ロ−ラ6を施錠突起8に係合させて施錠した
後、図2に示す如く復動端にある施錠板12(案内ロッ
ド116でも可)を指で室外側方向へ押すと、施錠板1
2は案内手段11に案内され、案内溝121によって往
動が制される移動端位置迄台座9に摺接しながら往動す
る。而して施錠板12の往動(後記する復動も同様)
は、案内手段11が前記の如くであるから、がたつき又
は回動を行なうことなくスム−ズな案内が行なわれ、又
上記したように往動が行なわれると、施錠板12に穿っ
た係止孔26は摘子23の係止板25に上下に対向す
る。
【0014】施錠板12が上記の如く往動すると図3か
ら明らかなように係止ロ−ラ6は、係合している施錠突
起8と施錠板12のロック面19とによって包み込まれ
たような状態となり、かつ、施錠板12は前記のように
回り止が施されているので、この状態でハンドル4を回
そうとしても、係止ロ−ラ6がロック面19と干渉して
回動を制されるので、二重ロックの目的は一応達せられ
るが不安定である。従って施錠板12は上記のように位
置させた後、摘子23の摘み24を手で摘まみ、これを
所定の方向に正転させると係止板25が突出し、係止板
25と対向している係止孔26に嵌合して施錠板12の
戻り移動を係止し、強固に二重ロックが行なわれる。
【0015】以上のように強固な二重ロックにも拘らず
その解放は、摘み24を逆回して係止を外し、施錠板1
2を復動させることで簡単に行ない得るので、昼夜を問
わず緊急時の対応は敏速確実に行ない得る。上記のよう
に施錠板12を往動させて二重ロックを行なうと、図3
から明らかなように施錠突起8に係合している係止ロ−
ラ6は、ロック面19と施錠突起8によってその四方を
包み込まれて回動が制され、更に図3から明らかなよう
に、係止ア−ム5の左側に制止板29が位置しているの
で、障子1は右側には当然ながら左側に開放しようとし
ても、係止ア−ム5が制止板29によって左側への移動
を制されるので開放は不能となる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明にあっては、施錠板
によって係止アームを施錠突起との係合位置にロックす
ると共に施錠板の制止板によって係止アームの開閉両方
向への移動を阻止するようにしたので、施錠装置の施錠
状態を確実に維持できて安全である上に、バイパスサッ
シの障子の左右框の何れか一方に取付けるだけで、障子
の左右両方向への開放を完全に阻止でき、その結果バイ
パスサッシにおける施錠装置の操作性を良くし得ると共
にコストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】室内側から見た片引サッシの正面図である。
【図2】図1のA−A線拡大側面図で施錠の開放状態を
示した図である。
【図3】一部を省略した図2の要部断面図である。
【図4】従来の施錠装置を取付けたバイパスサッシの正
面図である。
【符号の説明】
1 障子、 2 施錠装置、 4 ハンドル、 5 係
止アーム、8 施錠突起、 9 台座、 10 ロック
装置、 11 案内手段、12 施錠板、 13 係止
手段、 24 摘み、 25 係止板、29 制止板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドルに連動して回動する係止ア−ム
    を、台座に突設した施錠突起に係合して施錠するように
    したサッシ用施錠装置において、上記台座に案内手段を
    設け、その案内手段に施錠板を上記係止アームの回動軌
    跡内に出没するように往復動自在に装着し、その施錠板
    と案内手段との間に施錠板を係止アームの回動軌跡内に
    臨ませた状態で係止可能な係止手段を設け、更に施錠板
    には係止ア−ムの回動軌跡内に臨ませた状態で係止ア−
    ムの台座側と反対側の側面を掩う制止板を設けてなるサ
    ッシ用施錠装置。
JP27023891A 1991-09-20 1991-09-20 サッシ用施錠装置 Expired - Lifetime JPH0658022B2 (ja)

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JPH05214853A JPH05214853A (ja) 1993-08-24
JPH0658022B2 true JPH0658022B2 (ja) 1994-08-03

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