JPH0658001U - 高層住宅のベランダ装置体 - Google Patents
高層住宅のベランダ装置体Info
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- JPH0658001U JPH0658001U JP7488492U JP7488492U JPH0658001U JP H0658001 U JPH0658001 U JP H0658001U JP 7488492 U JP7488492 U JP 7488492U JP 7488492 U JP7488492 U JP 7488492U JP H0658001 U JPH0658001 U JP H0658001U
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 火災時等にベランダよりの脱出を安全に行う
ことができるようにしたこと。 【構成】 上枠体と下枠体との間に多数の上下枠体を並
設して梯子状ベランダ枠体4を形成し、且つ梯子状ベラ
ンダ枠体4の一方部をベランダ6の一方壁部7に回動装
置体8を介して回動自在に装着すると共に、梯子状ベラ
ンダ枠体4の他方部をベランダ6の他方壁部10に着脱
固定部11を介して装着し、且又着脱固定部11を介し
ての梯子状ベランダ枠体4の他方部と他方壁部10の離
脱時に梯子状ベランダ枠体4は回動装置体8を介して下
方に吊下されると共に、梯子状ベランダ枠体4の他方部
は下層のベランダ6に近接するように形成したことを特
徴としている。
ことができるようにしたこと。 【構成】 上枠体と下枠体との間に多数の上下枠体を並
設して梯子状ベランダ枠体4を形成し、且つ梯子状ベラ
ンダ枠体4の一方部をベランダ6の一方壁部7に回動装
置体8を介して回動自在に装着すると共に、梯子状ベラ
ンダ枠体4の他方部をベランダ6の他方壁部10に着脱
固定部11を介して装着し、且又着脱固定部11を介し
ての梯子状ベランダ枠体4の他方部と他方壁部10の離
脱時に梯子状ベランダ枠体4は回動装置体8を介して下
方に吊下されると共に、梯子状ベランダ枠体4の他方部
は下層のベランダ6に近接するように形成したことを特
徴としている。
Description
【0001】
この考案は火災時等にベランダよりの脱出を安全に行うことができるようにし た高層住宅のベランダ装置体に関するものである。
【0002】
従来より、高層住宅に於いてベランダに枠体を設けることは普通に知られてい る。
【0003】 又火災時等に於いては、ベランダより縄状のものを吊下げて脱出を行うように することも知られている。
【0004】
ところで、ベランダに取付けた枠体はベランダよりの落下を防止するためには 安全であるが、脱出時に邪魔となり不便である等の欠点があり、縄状のものを吊 下げて脱出を行うことはその際に縄が見当らない等の欠点を有するものである。
【0005】 この考案は上記の問題点を解決したものであって、使用上極めて好都合である 高層住宅のベランダ装置体を得ることを目的としたものである。
【0006】
上記の目的を達成するためのこの考案の高層住宅のベランダ装置体は、上枠体 1と下枠体2との間に多数の上下枠体3を並設して梯子状ベランダ枠体4を形成 し、且つ梯子状ベランダ枠体4の一方部をベランダ6の一方壁部7に回動装置体 8を介して回動自在に装着すると共に、梯子状ベランダ枠体4の他方部をベラン ダ6の他方壁部10に着脱固定部11を介して装着し、且又着脱固定部11を介 しての梯子状ベランダ枠体4の他方部と他方壁部10の離脱時に梯子状ベランダ 枠体4は回動装置体8を介して下方に吊下されると共に、梯子状ベランダ枠体4 の他方部は下層のベランダ6に近接するように形成したものである。
【0007】
以下図面についてこの考案の実施例を説明すると、上枠体1と下枠体2との間 に多数の上下枠体3を並設して梯子状ベランダ枠体4を形成し、且つ梯子状ベラ ンダ枠体4の一方部をベランダ6の一方壁部7に回動装置体8を介して回動自在 に装着すると共に、梯子状ベランダ枠体4の他方部をベランダ6の他方壁部10 に着脱固定部11を介して装着し、且又着脱固定部11を介しての梯子状ベラン ダ枠体4の他方部と他方壁部10の離脱時に梯子状ベランダ枠体4は回動装置体 8を介して下方に吊下されると共に、梯子状ベランダ枠体4の他方部は下層のベ ランダ6に近接するように形成したものであり、且つ回動装置体8を図1乃至図 3及び図5、図6に示す第1実施例に於いて説明すると、上枠体1と下枠体2に 上蝶番12と下蝶番13を設け、梯子状ベランダ枠体4を下方に吊下げると上枠 体1に設けた上孔14と下枠体2に設けた下孔15とが対応し、上孔14と下孔 15に把持環16を有した螺杆17を挿入し、更に螺杆17に把持部18を有し た締付ナット19を螺合して上枠体1と下枠体2とを締付けて、吊下げた梯子状 ベランダ枠体4の揺れを防止するものである。
【0008】 又着脱固定部11を図1、図2、図4に図示した第1実施例に於いて説明する と、上枠体1と下枠体2との突出した第1突出杆20,20とこれに対応してベ ランダ6の他方壁部10より突出した第2突出杆21,21に外嵌した嵌合筒2 2,22を設け、更に嵌合筒22,22を第2突出杆21,21に亘り挿通する 第1挿通杆23,23を設け、離脱に際しては第1挿通杆23,23を外し嵌合 筒22,22を第2突出杆21,21の方向に移動させれば、嵌合筒22,22 が第1突出杆20,20より外れて梯子状ベランダ枠体4を吊下げることができ るものである。
【0009】 又回動装置体8を図7、図8、図11乃至図14に示す第2実施例に於いて説 明すると、下枠体2に軸着部24を設け、更にベランダ6の一方壁部7よりベラ ンダ6の床面部25に亘り取付けられ円弧状案内部26を取付け、且つ上枠体1 には軸着部24を支点として円弧状案内部26に案内される案内軸部27を設け 、又更に案内軸部27に近接して上枠体1に近設孔28を設け、梯子状ベランダ 枠体4が水平時と吊下げ時に近設孔28と対応する対応孔29,29を設け、近 設孔28と対応孔29とに把持環16を有した螺杆17を挿入し、更に螺杆17 に把持部18を有した締付ナット19を螺合して締付けて、梯子状ベランダ枠体 4の揺れを防止するものである。
【0010】 又着脱固定部11を図7乃至図10に図示した第2実施例に於いて説明すると 、上枠体1と下枠体2との遊嵌孔30,30に対応して対応遊嵌孔31,31を 設けた突出筒32,32をベランダ6の他方壁部10より突出し、更に突出筒3 2,32に逆U字孔33を設け、該逆U字孔33より外方に突出する操作杆34 を取付けると共に、操作杆34に操作によって遊嵌孔30,30内を挿脱する円 柱体35,35を突出筒32,32内に設け、更に突出筒32,32と円柱体3 5,35に亘り挿通する第2挿通杆36,36を設け、離脱に際しては第2挿通 杆36,36を外し円柱体35,35を遊嵌孔30,30より外す方向に操作杆 34を操作して外せば、梯子状ベランダ枠体4を吊下げることができるものであ る。
【0011】 又5は高層住宅、9は窓である。
【0012】
この考案は以上のような構成であり、上枠体1と下枠体2との間に多数の上下 枠体3を並設して梯子状ベランダ枠体4を形成し、且つ梯子状ベランダ枠体4の 一方部をベランダ6の一方壁部7に回動装置体8を介して回動自在に装着すると 共に、梯子状ベランダ枠体4の他方部をベランダ6の他方壁部10に着脱固定部 11を介して装着し、且又着脱固定部11を介しての梯子状ベランダ枠体4の他 方部と他方壁部10の離脱時に梯子状ベランダ枠体4は回動装置体8を介して下 方に吊下されると共に、梯子状ベランダ枠体4の他方部は下層のベランダ6に近 接するように形成したことにより、火災時等脱出の際は、梯子状ベランダ枠体4 を吊下げて階下に対する移動を梯子を利用したと同様に確実に行うことができて 、使用上極めて好都合である。
【図1】第1実施例の正面図である。
【図2】第1実施例の使用時の正面図である。
【図3】図2に於ける一部拡大図である。
【図4】第1実施例の着脱固定部の一部拡大図である。
【図5】第1実施例の一部拡大正面図である。
【図6】第1実施例の一部拡大断面図である。
【図7】第2実施例の正面図である。
【図8】第2実施例の使用時の正面図である。
【図9】第2実施例の着脱固定部の一部切欠斜視図であ
る。
る。
【図10】図9に於ける正面図である。
【図11】図7に於ける一部拡大図である。
【図12】図8に於ける一部拡大図である。
【図13】第2実施例の一部拡大断面図である。
【図14】第2実施例の一部切欠拡大断面図である。
1 上枠体 2 下枠体 3 上下枠体 4 梯子状ベランダ枠体 5 高層住宅 6 ベランダ 7 一方壁部 8 回動装置体 9 窓 10 他方壁部 11 着脱固定部 12 上蝶番 13 下蝶番 14 上孔 15 下孔 16 把持環 17 螺杆 18 把持部 19 締付ナット 20 第1突出杆 21 第2突出杆 22 嵌合筒 23 第1挿通杆 24 軸着部 25 床面部 26 円弧状案内部 27 案内軸部 28 近設孔 29 対応孔 30 遊嵌孔 31 対応遊嵌孔 32 突出筒 33 逆U字孔 34 操作杆 35 円柱体 36 第2挿通杆
Claims (1)
- 【請求項1】 上枠体1と下枠体2との間に多数の上下
枠体3を並設して梯子状ベランダ枠体4を形成し、且つ
梯子状ベランダ枠体4の一方部をベランダ6の一方壁部
7に回動装置体8を介して回動自在に装着すると共に、
梯子状ベランダ枠体4の他方部をベランダ6の他方壁部
10に着脱固定部11を介して装着し、且又着脱固定部
11を介しての梯子状ベランダ枠体4の他方部と他方壁
部10の離脱時に梯子状ベランダ枠体4は回動装置体8
を介して下方に吊下されると共に、梯子状ベランダ枠体
4の他方部は下層のベランダ6に近接するように形成し
たことを特徴とする高層住宅のベランダ装置体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992074884U JP2566570Y2 (ja) | 1992-10-03 | 1992-10-03 | 高層住宅のベランダ装置体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992074884U JP2566570Y2 (ja) | 1992-10-03 | 1992-10-03 | 高層住宅のベランダ装置体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658001U true JPH0658001U (ja) | 1994-08-12 |
JP2566570Y2 JP2566570Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=13560242
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992074884U Expired - Lifetime JP2566570Y2 (ja) | 1992-10-03 | 1992-10-03 | 高層住宅のベランダ装置体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566570Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100738812B1 (ko) * | 2006-01-12 | 2007-07-12 | 김기종 | 발코니 난간을 이용한 비상 사다리 |
KR100923208B1 (ko) * | 2009-06-08 | 2009-10-22 | 류순모 | 베란다 난간을 이용한 구난 사다리 |
JP2019094657A (ja) * | 2017-11-21 | 2019-06-20 | 株式会社日立建機ティエラ | 建設機械 |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
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JPS55111908A (en) * | 1979-02-20 | 1980-08-29 | Sumitomo Electric Ind Ltd | Bundle fiber end treating method |
JPS5611035A (en) * | 1979-07-11 | 1981-02-04 | Fuji Photo Film Co Ltd | Method and device for treating xxray picture |
JPS5925954A (ja) * | 1982-08-04 | 1984-02-10 | Kawasaki Steel Corp | 非晶質合金 |
JPH0480494A (ja) * | 1990-07-19 | 1992-03-13 | Misawa Homes Co Ltd | 建物用バルコニー |
-
1992
- 1992-10-03 JP JP1992074884U patent/JP2566570Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (5)
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JP2566570Y2 (ja) | 1998-03-30 |
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