JP3205954U - 点検梯子の侵入防止カバー - Google Patents
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Abstract
【課題】ベランダを有する建物で1階の外壁に設置された点検梯子からの侵入を防止するカバーを提供する。【解決手段】侵入防止カバー本体5の内側5aの上段、下段に吊り手手段であるフック6,7を設け、建物1階部分の外壁に固定されている屋根点検梯子の梯子踏み段に引っ掛けて覆い隠すことで梯子を登れなくし、外部からの侵入を防止する、しかしこの状態だと下側から持上げると梯子踏み段から外れる為、上段のフック7の間に逆動防止金具8を設け外れないように固定するのが好ましい。【選択図】図2
Description
本考案は建築物1階部分から上階に向けて固定取り付けされている屋根点検梯子に関するものである。
避難梯子に関し、常時は建物等の階上に可動梯子を引上げて他人が階下から侵入するのを防止する例がある。(例えば特許文献1参照)
建築物の外壁に設置される、屋根の点検や避難に用いる梯子において、地上から、踏み台等があれば梯子に届き、他人が容易に昇降することができ、防犯対策上問題がある。
特許文献1は、建物等の階上の側壁面に縦長に取付けられる固定梯子と、該固定梯子の前面に階下に自重により降下可能に重合して組付けられる可動梯子とから成り、前記固定梯子の上端と前記可動梯子の対応位置とに係合可能な錠止部品を設けたことを特徴とする避難梯子としている。しかし、装置が複雑で実用上課題がある。
特許文献1は、建物等の階上の側壁面に縦長に取付けられる固定梯子と、該固定梯子の前面に階下に自重により降下可能に重合して組付けられる可動梯子とから成り、前記固定梯子の上端と前記可動梯子の対応位置とに係合可能な錠止部品を設けたことを特徴とする避難梯子としている。しかし、装置が複雑で実用上課題がある。
本考案は上記欠点を解決するために、梯子を登れなくし、外部からの侵入を防止して防犯を確実になすことを目的とする。
上記課題を解決するため、本考案は、建物の1階に設置する点検梯子に侵入者が登ることを防止する装置であって、前記点検梯子の下側からの少なくとも1以上の踏み段を覆い隠す、上方から見て略コの字の板状のカバー本体と、該カバー本体の内側に設けた前記踏み段に取り付けるための固定手段で構成されたことを特長とする侵入防止カバーとする。
また、前記固定手段が、前記踏み段に引っかけて吊るすフック部と前記踏み段からの逸脱を防止する逆動防止金具で構成されたことを特長とする侵入防止カバーとするのが好ましい。
また、前記固定手段が、前記踏み段に引っかけて吊るすフック部と前記踏み段からの逸脱を防止する逆動防止金具で構成されたことを特長とする侵入防止カバーとするのが好ましい。
本考案は侵入防止カバーの内側に引っ掛け吊るしフックを配設して梯子踏み段に上方向から引っ掛けて設置する。ただし下側から持ち上げると外れるため侵入防止カバー内側上部の左右のフックの中心に逆動防止金具を設けて下側からは持ち上げても外れないようにした。
本考案は1階部分の梯子の下側からの少なくとも1以上の踏み段を覆い隠す事で梯子を登れなくして外部から容易に侵入を確実に防止ができ、犯罪抑止に役立つ。
本考案は1階部分の梯子の下側からの少なくとも1以上の踏み段を覆い隠す事で梯子を登れなくして外部から容易に侵入を確実に防止ができ、犯罪抑止に役立つ。
本考案を実施する形態を図1、図2を用いて詳細に説明する。
図1は2階建ての建築物1の例で、ベランダ2を有していて、ベランダの壁2aに点検梯子3が設置されている。点検梯子3は2本の左右の支柱4と踏み段4aで構成される。点検梯子3には侵入防止カバー5が設置される。
つぎに、侵入防止カバー5について詳細に説明する。侵入防止カバー5は、上方から見て略コの字の板で形成されていて、点検梯子に5下方の左右の支柱4の外側から1個以上の踏み段を覆い隠すものである。
侵入防止カバー5は、図2では、侵入防止カバー本体5aの内側の上段に左右の上段フック7を設ける。上段フックを適宜位置の踏み段4aに引っかけ吊るして使用する。この状態では下側からは持ち上げると踏み段から逸脱するので外れないように逆動防止金具8を設ける。逆動防止金具8は図ではフックを逆方法にして使用した例を示したが逆動を阻止できればほかの形状であっても構わない。本例では逆動防止金具に設けた固定金具である蝶ネジ9を外すことによって、侵入防止カバー5を外すことができる。非常時にも容易に解除できるよう着脱自在とした。ちょうねじ9はカバー本体の内側に設けられているのでベランダ側から人の手で容易に操作できるが、地上からの侵入者は操作できないようにしている。
上段フックで機能を果たせると考えられるが、下側に2段目の踏み段に掛ける下側フック6を設けることもできる。
図1は2階建ての建築物1の例で、ベランダ2を有していて、ベランダの壁2aに点検梯子3が設置されている。点検梯子3は2本の左右の支柱4と踏み段4aで構成される。点検梯子3には侵入防止カバー5が設置される。
つぎに、侵入防止カバー5について詳細に説明する。侵入防止カバー5は、上方から見て略コの字の板で形成されていて、点検梯子に5下方の左右の支柱4の外側から1個以上の踏み段を覆い隠すものである。
侵入防止カバー5は、図2では、侵入防止カバー本体5aの内側の上段に左右の上段フック7を設ける。上段フックを適宜位置の踏み段4aに引っかけ吊るして使用する。この状態では下側からは持ち上げると踏み段から逸脱するので外れないように逆動防止金具8を設ける。逆動防止金具8は図ではフックを逆方法にして使用した例を示したが逆動を阻止できればほかの形状であっても構わない。本例では逆動防止金具に設けた固定金具である蝶ネジ9を外すことによって、侵入防止カバー5を外すことができる。非常時にも容易に解除できるよう着脱自在とした。ちょうねじ9はカバー本体の内側に設けられているのでベランダ側から人の手で容易に操作できるが、地上からの侵入者は操作できないようにしている。
上段フックで機能を果たせると考えられるが、下側に2段目の踏み段に掛ける下側フック6を設けることもできる。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。5はプラスチックス等適宣素材にて一体化形成された侵入防止カバー本体で、6,7、は梯子踏み段の下段、上段部に引っ掛けて吊るすために、侵入防止カバー内側5aに設けたフックで、5が下から持ち上げられても外れないようにするための逆動防止金具8を設け9の蝶ネジ等で着脱自在となる。
本考案の一実施例は上述の如き構成からなるもので、2のようにベランダを配する建物において2aの外壁に固定されている屋根点検梯子からの外部から侵入を防ぐ。
1 2階建て建築物
2 ベランダ
2a ベランダの壁
3 点検梯子
4 梯子支柱
4a 梯子踏み段
5 カバー本体
5a カバー本体内側
6 下段フック
7 上段フック
8 逆動防止金具
9 蝶ネジ
10 建物1階部分
2 ベランダ
2a ベランダの壁
3 点検梯子
4 梯子支柱
4a 梯子踏み段
5 カバー本体
5a カバー本体内側
6 下段フック
7 上段フック
8 逆動防止金具
9 蝶ネジ
10 建物1階部分
Claims (2)
- 建物の1階に設置する点検梯子に侵入者が登ることを防止する装置であって、前記点検梯子の下側からの少なくとも1以上の踏み段を覆い隠す、
上方から見て略コの字の板状のカバー本体と、
該カバー本体の内側に設けた前記踏み段に取り付けるための固定手段で構成されたことを特長とする侵入防止カバー。 - 前記固定手段が、前記踏み段に引っかけて吊るすフック部と前記踏み段からの逸脱を防止する逆動防止金具で構成されたことを特長とする請求項1に記載の侵入防止カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016002801U JP3205954U (ja) | 2016-05-30 | 2016-05-30 | 点検梯子の侵入防止カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016002801U JP3205954U (ja) | 2016-05-30 | 2016-05-30 | 点検梯子の侵入防止カバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3205954U true JP3205954U (ja) | 2016-08-25 |
Family
ID=56741315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016002801U Expired - Fee Related JP3205954U (ja) | 2016-05-30 | 2016-05-30 | 点検梯子の侵入防止カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3205954U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2585257A (en) * | 2019-04-23 | 2021-01-06 | J Mac Safety Systems Ltd | Ladder guard |
JP2021110170A (ja) * | 2020-01-14 | 2021-08-02 | 東日本旅客鉄道株式会社 | 昇降防止及び蔓植物忌避器具 |
-
2016
- 2016-05-30 JP JP2016002801U patent/JP3205954U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB2585257A (en) * | 2019-04-23 | 2021-01-06 | J Mac Safety Systems Ltd | Ladder guard |
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