JP3132479U - マンホール昇降用具 - Google Patents

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博 大川
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Abstract

【課題】 従来地下作業等のための通路であるマンホールの昇降には殆ど工夫が払われず機材の開発がなされていない。そのため作業現場ではその都度対応に苦心を強いられてきた。地下工事等が多くなった今日マンホールに関わる安全性と利便性の問題は重要なことと言わざるをえない。
【解決手段】マンホールの口径金具の開口径の形を利用しその径に嵌合するベースを作りそのベースを固定の中心として固定ブロックを形成し、昇降具等の安全固定を計る。作業者本人によるリモコン操作のセイフティロープワインダーを利用して安全性を高める。
【選択図】図1

Description

本考案は、マンホール昇降用具に係り、より詳しくは、地下或いは下層階等にある作業場又は装置設置場所等に人が昇降出入するため設けられた開口部いわゆるマンホールの昇降の安全を確保するためのマンホール昇降用具に関する。
マンホールへの昇降の安全確保に関しては、労働安全衛生規則の第526条に、事業者は、高さ又は深さが一・五メートルをこえる箇所で作業を行なうときは、当該作業に従事する労働者が安全に昇降するための設備等を設けなければならないと規定されているが、従来、これに対処できる設備、装置等はなかった。
通常、マンホールへの昇降用として特別の装置、手段はなく、通常使用している梯子・脚立等を用いて昇降する方法、マンホールに取付けられた足掛け金具、常設の鉄梯子を使用する方法、あるいは、安全ブロックの先端をマンホール上に固定し、安全ブロックより引出したワイヤロープの先端フックを安全ベルトに掛けて昇降する方法がとられていた。
このため、マンホールを安全に昇降するための装置、手段等の出現が待望されていた。
本考案はこれらの課題に対処するためになされたもので、マンホールからの落下を防止し、下部作業場での事故に対応できるとともに、各種地下現場に対応でき、組立て分解が容易で簡単に設置できる小型で堅牢なマンホール昇降用具の提供を目的とする。
本考案は、地下或いは下層階等に昇降するために設けられたマンホール用の昇降安全具であって、マンホールの形状に合わせてマンホール金具の内側に嵌合させることができる固定ベースと、前記固定ベースに連結固定される手摺部と、前記手摺部に装着され、梯子等昇降用機材の上端を固定するためのクランプと、前記手摺部の上部に固定され、中央にセイフティロープワインダーを装着された門型の支柱と、前記手摺部の脚部下方に固定された補強ビームまたは前記補強ビームとグランドラインとの間に固定された巾木等部材のうちの1つ又は2つと、を具備することを特徴とする。
前記セイフティロープワインダーは、リモートコントロールにより巻上・停止等の操作をすることが可能で且つ逆転滑落防止機能を備えていることを特徴とする。
本考案のマンホール昇降用具は、簡単に組立てることが可能で、マンホールピットなどに降りる際、梯子を固定して転落防止に役立ち、ステップがない場合や梯子が使用できない場合でもセイフティロープワインダーの活用により安全に昇降でき、ピット内の状況に応じて設置角度を変えて対応できるため、マンホール昇降時の安全確保に寄与できる。
また、セイフティロープワインダーの活用により、通常の昇降の安全確保の他、マンホールピット内事故の際の負傷者の救出や、各種機器の搬入搬出も容易に出来る効果がある。
以下図面により本考案の実施例の構造、組立方法について詳細に説明する。
本考案のマンホール昇降用具は、図1,2に示す通り、固定ベース1と、固定ベース1に連結固定される手摺部2と、手摺部2に装着され、梯子等昇降用機材の上端を固定するためのクランプ3と、手摺部2の上部に固定され、中央にセイフティロープワインダー10を装着された門型の支柱9と、手摺部2の脚部下方に固定された補強ビーム11または補強ビーム11とグランドラインとの間に固定された巾木12等部材と、から構成される。
セイフティロープワインダー10は、リモートコントロールにより巻上・停止等の操作をすることが可能で且つ逆転滑落防止機能を備えている。
図2(c)、(d)に示す通り、固定ベース1は、板厚が8mm×高さ60mm×外径590mmの鋼管製リング13の1端の4カ所に、140mm×140mmのリブ14を溶接で取付け、リブ14の1面に、リング13の他端と反対方向に、外径が35mmで高さが50mmの手摺部2の取付部15を溶接固定したものである。
手摺部2は、2組準備し、図2の(b)に示す通り、板厚が8mm×内径35mmの鋼管を、両側部が750mm、両側部を結合する部分が530mmの門型に溶接したもので、両側部を結合する部分は、200mm延伸させて2組の延伸部を手摺部2と同サイズの鋼管からなる梯子クランプ用ビーム4で結合するようになっており、両側部を結合する部分の中央には、門型の支柱9を取付ける取付け部16が溶接固定されている。取付け部16は取付部15と同じサイズである。
門型の支柱9は、手摺部2と同様、板厚が8mm×内径35mmの鋼管からなり、両側部が1300mm、両側部を結合する部分が530mmの門型に溶接したもので、両側部を結合する部分の中央にセイフティロープワインダー10が取付けられている。
以下、本実施例の組立方法について説明する。
先ず、マンホールに固定ベース1を取付ける。固定ベース1は、図2(c)、(d)に示す通り、リング13とリブ14からなっているため、リング13をマンホール内部に挿入し、取付け部15を上に向けた状態でマンホールに取付ける。
次に2組の手摺部2の各々の両側部の端を固定ベース1の取付け部15に挿入して固定した後、2組の手摺部2の延伸部を、足場金具等により鋼管製の梯子クランプ用ビーム4と結合する。
その後、手摺部2の取付け部16に門型の支柱9の端部を挿入して固定し、梯子を地下に下ろしてその上端部を、2組の手摺部2を結合した梯子クランプ用ビーム4にクランプ3で固定する。
門型の支柱9の中央に、セイフティロープワインダー10を取付けて組立てを完了する。
手摺部2には、下部に補強のためのビーム11を取付けて手摺2の強度向上を図ることができ、また、ビーム11とグランドラインの間を巾木12で囲い、強度向上を図るとともに落下物による危険を防ぐこともできる。
セイフティロープワインダー10は、作業者が普通の速さで移動するとワイヤロープが自動的に繰り出されたり巻き込まれたりするが、作業者が何かの事故で墜落してワイヤを急激に引っ張れば約40cm以内で落下を止めることができる安全ブロックである。安全ブロックは、当業者には周知のことであるため詳細説明は省略する。
図1に示す通り、本考案のマンホール昇降用具を下水管路の交叉するマンホールに試用した結果、昇降作業を安全、且つ、円滑に進められることが確認できたほか、運搬、組立て、取付け、分解、等全てを支障なく行なうことが出来、従前に比し実用的に極めて優れた結果が得られた。
本考案のマンホール昇降用具は、高さ又は深さのあるあらゆる開口箇所に適用可能である。
本考案のマンホール昇降用具の側面図及び断面図である。 本考案のマンホール昇降用具を構成する部材の図である。
符号の説明
1 固定ベース
2 手摺部
3 クランプ
4 梯子クランプ用ビーム
7 梯子
8 梯子調節用金具
9 支柱
10 セイフティロープワインダー
11 ビーム
12 巾木
13 リング
14 リブ
15、16 取付け部

Claims (2)

  1. 地下或いは下階等にある作業場又は装置設置場所等に、工事或いは保守点検作業等のため人が昇降出入するため設けられた開口部いわゆるマンホールの昇降出入をするための手段または専用機材に於いて、マンホールの形状に合わせてマンホール金具の内側に嵌合させることが出来る上部固定ベース1と上部固定ベース1によって連結固定される上部固定材ブロック2を備え、当該固定材ブロック2には梯子等の昇降用機材7の上端を固定するためのクランプ3を具えたビーム(梁)を堅牢に固定し、当該固定ブロック2の上部に更に堅牢な鳥居9を設け当該鳥居9のビームの中央にセイフティロープワインダー10を取り付け、また当該上部固定材ブロック2の脚部下方に補強ビーム11(4本)を設け当該ビーム11とグランドラインとの間を巾木等の部材で囲うこと等の条件の、少なくともその複数以上を具備することを特徴とするマンホール通行手段。
  2. リモートコントロールにより使用者(作業者)が巻上・停止等の操作をすることが可能で且つ逆転滑落防止機能を具えたセイフティロープワインダー2.を備えていることを特徴とするマンホール出入昇降装置。リモートコントロールは有線あるいは無線であることを問わない。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101977528B1 (ko) * 2018-01-16 2019-05-10 최지영 다기능 안전맨홀덮개

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