JP4841171B2 - ライズアップエレベータの据付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、建築工事中の建物に設けられて工事用として使用されるエレベータの据付方法に関し、特に建築工事の進展に応じて昇降行程を延長していくライズアップエレベータの据付方法に関するものである。
従来のライズアップエレベータの据付方法の一例(特許文献1参照)を図19〜図21を用いて説明する。図19は、ライズアップエレベータの一例を示す全体構成図であり、昇降路(4)の上部にはシーブユニット(5)が設置され、該シーブユニット(5)はスラブ(59)上に設けられた蓮台(58)に取り付けられている。シーブユニット(5)には、ロープ繰り出し装置(50)と、複数のシーブ(51)(52)(53)とが設けられている。昇降路(4)内には、カウンターウエイト(62)とかご(63)が配備され、カウンターウエイト(62)にはシーブ(56)が設置され、かご(63)にはシーブ(57)が設置されている。又、かご(63)とカウンターウエイト(62)の昇降をガイドするガイドレール(67)が配備されている。昇降路(4)の下部には緩衝器(37)が設置され、各階の乗場には乗場ドア(25)が取り付けられている。昇降路(4)の外部のベース階には仮設機械室(6)が設置され、該仮設機械室(6)には、巻上機(60)と制御盤(61)とが設けられ、巻上機(60)と隣接する位置には、2つのシーブ(54)(55)が配備されている。
図20(a)は、ワイヤーロープ(66)と各シーブ(51)〜(57)との関係をより分かりやすく示す図である。ワイヤーロープ(66)の一端は蓮台(58)に固定され、ワイヤーロープ(66)は蓮台(58)からシーブ(56)(53)(55)を経て巻上機(60)のシーブを経由し、更にシーブ(54)(52)(51)(57)を経て他端がロープ繰り出し装置(50)に連結されている。
又、図21に示す如く、シーブユニット(5)の上方位置には支持部材(64)が固定され、該支持部材(64)には、シーブユニット(5)を吊り上げるための電動チェーンブロックからなる吊り上げ装置(65)が吊り下げられている。
従来において、シーブユニット(5)を上方階へライズアップ(クライミング)するときには、かご(63)又はカウンターウエイト(62)の一方を昇降路(4)のピットに仮固定し、他方を蓮台(58)に仮固定して、ロープ繰り出し装置(50)からワイヤーロープ(66)を所定長さ分繰り出し、吊り上げ装置(65)により、シーブユニット(5)を上方階のスラブに載置し、かご(63)とカウンターウエイト(62)の仮固定を解除する。
図20(b)に示す如く、建築工事の進展に伴い、2〜3階毎にクライミングを繰り返し、建物完成時には、シーブユニット(5)と仮設機械室(6)の仮設機器及び仮設設備とを撤去し、昇降路(4)の上部に本設機械室を設置し、本設の巻上機及びロープによってカウンターウエイト(62)とかご(63)を吊り下げる。
特開平10−316331号公報
しかしながら、前記ライズアップエレベータの据付方法においては、2〜3階床ごとにクライミングを行なっているため、クライミング作業数が多い。そのため、シーブユニット(5)を吊り上げる前にシーブユニット(5)の上部階のガイドレールや乗場工事を行なっておく必要があるが、通常この工事は足場を組んで行なうため、クライミング回数が増えると足場の組み立て及びその解体作業が増え、作業時間が増加するという問題があった。
又、クライミング作業時にはエレベータを使用することが出来ないため、エレベータの休止期間が長くなるという問題があった。
更に、クライミング作業後、シーブユニット(5)が設置された階の乗場工事を行なう必要があるが、その工事中当該乗場を使用することができないため、クライミング回数の多い前記従来技術では、乗場が使用できないという状況が多く発生するという問題もあった。
そこで本発明の目的は、ライズアップエレベータの据付方法において、エレベータの休止期間の短縮を図ると共に、クライミングの回数の減少を図ることである。
本発明に係るライズアップエレベータの据付方法においては、下層階の昇降路(3)の上部又は中間部に仮設シーブユニット(34)を設けると共に、前記昇降路(3)の下部又は中間部に巻上機(32)を設け、前記仮設シーブユニット(34)のシーブと前記巻上機(32)を介して、かご(31)とカウンターウエイト(35)とを互いにロープにより連結して、工事用エレベータとして使用し、建物の建築工事の進展に応じて昇降路が上層に延長されると、延長された上層昇降路(2)の上部に新シーブユニットを設けて、該新シーブユニットを使用して、上下層の昇降路(2)(3)内でかご(31)の昇降運転を行なう。
ここで、下層昇降路(3)に工事用エレベータを設置した後、前記上層昇降路(2)内にゴンドラ(23)を設置すると共に、上層昇降路(2)の上部に新シーブユニットを設け、下層昇降路(3)内でかご(31)の昇降運転を行ないながら、前記ゴンドラ(23)を使用して上層昇降路関係工事を行なう。
そして、上層昇降路関係工事が終了した後、前記仮設シーブユニット(34)及びゴンドラ(23)を撤去すると共に、前記新シーブユニットを用いて下層昇降路(3)と上層昇降路(2)に跨るかご(31)の昇降運転を行なうために必要な昇降路連結関係工事を行なう。
上記本発明のライズアップエレベータの据付工法によれば、上層昇降路関係工事を行なっている期間中に、下層昇降路(3)にてかご(31)を昇降運転することが出来る。又、エレベータは昇降路連結工事期間のみ停止すればよいので、エレベータの停止期間を短縮することが出来る。
更に、上層昇降路関係工事をゴンドラ(23)を用いて行なうことによって、足場を組む従来の工法に比べて作業効率が向上する。
具体的構成において、昇降路連結関係工事では、仮設シーブユニット(34)に掛けられたロープを撤去した後、新シーブユニットに対するロープ掛けを行なう。
ここで、昇降路連結関係工事では、仮設シーブユニット(34)に掛けられたロープを外してかご(31)とカウンターウエイト(35)を昇降路下部に降ろした後、仮設シーブユニット(34)を撤去する。
更に、昇降路連結関係工事にて仮設シーブユニット(34)に掛けられたロープを外す作業では、かご(31)を昇降路下部に降ろすと共に、カウンターウエイト(35)を一定の高さ位置に吊り下げ、この状態でロープをカウンターウエイト(35)から外し、カウンターウエイト(35)を昇降路下部に降ろした後、ロープを昇降路下部に降ろす。
上記具体的構成によれば、ロープを安全に取り外すことが出来る。
又、具体的構成において、上層昇降路関係工事では、下層昇降路(3)内に設置された複数本の下層ガイドレール(30)の上方に、上層昇降路を構成する複数本の上層ガイドレール(29)を設置して、下層昇降路(3)と上層昇降路(2)の芯出しを行なう。
該具体的構成によれば、かご(31)は、上層昇降路(2)と下層昇降路(3)に沿ってガタツキなく昇降移動する。
又、具体的構成において、上層昇降路関係工事では、少なくとも1本の下層ガイドレール(302)の上に前記仮設シーブユニット(34)を取り付け、該少なくとも1本の下層ガイドレール(302)の上方に設置される上層ガイドレール(301)は、ガイドレール1本分の長さに若干量を加えた間隔をあけて仮固定し、昇降路連結関係工事にて、前記間隔をあけて設置された下層ガイドレール(302)と上層ガイドレール(301)の間に1本の中間ガイドレール(303)を介在させ、この状態で上層ガイドレール(301)を下降させることによって、下層ガイドレール(302)に前記1本の中間ガイドレール(303)を介して上層ガイドレール(301)を連結する。
該具体的構成によれば、中間ガイドレール(303)を用いて上層ガイドレール(301)と下層ガイドレール(302)を連結することが出来る。
又、具体的構成において、前記1本の中間ガイドレール(303)を介して連結されるべき上層ガイドレール(301)を支持するレールブラケット(48)には、該上層ガイドレール(301)の側面に摺接するピン(47)が突設されており、該ピン(47)に沿って上層ガイドレール(301)を下降させる。
該具体的構成によれば、ピン(47)に沿って上層ガイドレール(301)を下降させるだけで、改めて芯合わせの作業を行なうことなく、上層ガイドレール(301)を連結することが出来る。
又、具体的構成において、昇降路連結関係工事では、上層昇降路(2)と下層昇降路(3)の境目付近の乗場機器未設置階に乗場機器を設置する。
該具体的構成においては、上層昇降路(2)と下層昇降路(3)との境目付近に仮設塞ぎ床(1)が設置されるため、乗場機器を設置することが出来ないが、昇降路連結関係工事にて仮設塞ぎ床(1)を撤去した後、乗場機器を設置することが出来る。
更に具体的な構成において、上層昇降路関係工事では、その初期の段階で、上層昇降路(2)と下層昇降路(3)を仕切る仮設塞ぎ床(1)を設置し、昇降路連結関係工事では、その初期の段階で、前記仮設塞ぎ床(1)を撤去する。
該具体的構成によれば、上層昇降路関係工事の初期段階で仮設塞ぎ床(1)を設置することによって、上層昇降路(2)ではゴンドラ(23)を用いて作業を行なっている過程で物が落下しても、下層昇降路(3)でかご(31)を用いて作業を行っている作業員に危害が加わることはない。
更に又、具体的構成において、前記仮設塞ぎ床(1)には、雨水を排出するための排水設備と、昇降路の延長に応じて該仮設塞ぎ床(1)を吊り上げるための吊り上げ構造とが配備されている。
該具体的構成によれば、排水設備が設置されているので、雨水が下層昇降路(3)に落下することはない。又、吊り上げ構造によって、容易に仮設塞ぎ床(1)を吊り上げることが出来る。
本発明に係る他のライズアップエレベータの据付方法は、
下層階に設置された下層昇降路(3)内でかごの昇降運転を可能として、該かごを用いて下層昇降路関係工事を行なう工程と、
下層昇降路関係工事の終了後、上層階に設置された上層昇降路(2)内にゴンドラ(23)を設置し、該ゴンドラ(23)を使用して上層昇降路関係工事を行なう工程と、
上層昇降路関係工事が終了した後、前記ゴンドラ(23)を撤去して、下層昇降路(3)と上層昇降路(2)に跨るかご(31)の昇降運転に必要な昇降路連結関係工事を行なう工程
とを有している。
そして、上層昇降路関係工事では、その初期の段階で、上層昇降路(2)と下層昇降路(3)を仕切る仮設塞ぎ床(1)を設置し、昇降路連結関係工事では、その初期の段階で、前記仮設塞ぎ床(1)を撤去する。
上記本発明のライズアップエレベータの据付工法において、上層昇降路関係工事の初期段階で仮設塞ぎ床(1)を設置することによって、上層昇降路(2)ではゴンドラ(23)を用いて作業を行なっている過程で物が落下しても、下層昇降路(3)でかご(31)を用いて作業を行っている作業員に危害が加わることはない。
具体的構成において、前記仮設塞ぎ床(1)には、雨水を排出するための排水設備と、昇降路の延長に応じて該仮設塞ぎ床(1)を吊り上げるための吊り上げ構造とが配備されている。
該具体的構成によれば、排水設備が設置されているので、雨水が下層昇降路(3)に落下することはない。又、吊り上げ構造によって、容易に仮設塞ぎ床(1)を吊り上げることが出来る。
本発明のライズアップエレベータの据付方法によれば、エレベータの休止期間を短縮することが出来ると共に、クライミングの回数を減少することが出来る。
以下、本発明の実施の形態につき図面に沿って具体的に説明する。
本発明のライズアップエレベータの据付方法は、大きく分けて三期の工事からなり、第一期工事は通常のエレベータ設置工事と同じであり、据付工法は足場工法、ゴンドラを使用した工法及び本設かごを利用した工法などがあり、現場条件等によって任意に据付工法を選択することが出来る。
次に、第二期工事(上層昇降路関係工事)について説明する。図3は第二期工事の全体構成図である。
図3の下向矢印以下の部分が第一期工事で据え付けた部分である。図示の如く、下層昇降路(3)の上部には仮設シーブユニット(34)が配備され、仮設シーブユニット(34)は2個のシーブ(361)(362)とガバナ装置(図示省略)とを具え、仮設シーブユニット(34)の下方にはかご(31)とカウンターウエイト(35)が設置され、かご(31)の下部には一対のシーブ(364)(364)が配備されると共に、カウンターウエイト(35)にはシーブ(363)が配備されている。下層昇降路(3)の下部には、薄型の巻上機(32)が配備されている。下層昇降路(3)の底部には、はしご(70)が配備されている。図19と同一符号は同一のものを示している。
又、下層昇降路(3)には、仮設シーブユニット(34)と巻上機(32)を介して、かご(31)とカウンターウエイト(35)を連結する仮設ワイヤーロープ(33a)が配備され、仮設ワイヤーロープ(33a)の一端は仮設シーブユニット(34)に固定され、仮設ワイヤーロープ(33a)は仮設シーブユニット(34)からシーブ(363)(362)を経て巻上機(32)のシーブを経由し、更にシーブ(361)(364)を経て仮設シーブユニット(34)に連結されている。
更に、下層昇降路(3)の内壁には、かご(31)の昇降をガイドする一対のガイドレール(30)(30)と、カウンターウエイト(35)の昇降をガイドする一対のガイドレール(30)(30)が配備されている。
又、仮設シーブユニット(34)は、カウンターウエイト(35)の一対のガイドレール(30)(30)のうちの1本のガイドレール上に載置されると共に、かご(31)の一対のガイドレール(30)(30)及びカウンターウエイト(35)の他の1本のガイドレール(30)に支持される構成である。この理由は、シーブ(362)とシーブ(363)の間の仮設ワイヤーロープ(33a)は捩れることなく垂直になっているのが望ましいが、これを実現するにはシーブ(362)をカウンターウエイト(35)のガイドレール(30)上に設置するのが実用性が高いからである。
上向矢印以上が第二期工事で据え付ける部分である。先ず、第二期工事で施工される上層昇降路(2)の下部に仮設塞ぎ床(1)を固定する。仮設塞ぎ床(1)は上層昇降路(2)のガイドレールや機器類の落下に耐える強度を有し、かつ雨水等が下層昇降路(3)へ漏れないように防水対策を施してある。図4は仮設塞ぎ床(1)の一例を示す平面図である。仮設塞ぎ床(1)は、建物の梁若しくは補強部材(14)にシール材(15)を介して2枚の鋼板(10)(10)が載置され、ジョイントカバー(11)によって連結されている。各鋼板(10)上面には、排水口(27)と、長方形のレール延長用開口(13a)と、正方形のレール延長用開口(13b)とが設けられると共に、2つの吊ピース(16)(16)が配備されている。
図5は図4のa−a線に沿う断面を示している。図示の如く、1本の補強部材(14)はジョイントカバー(11)の下方位置に設置され、2本の補強部材(14)(14)は昇降路の内壁に沿う位置に設置され、これら3本の補強部材(14)(14)(14)は互いに平行に設置されている。前記排水口(27)(27)にはそれぞれ雨水を流すための配水管(12)が取り付けられている。
図6は図4のb−b線に沿う断面を示す図である。図示の如く、3本の補強部材(14)(14)(14)は2つのブラケット(17)(17)によって支持されている。各ブラケット(17)はアンカー(18)によって固定されている。
又、各補強部材(14)の中心部には、エレベータ用吊ピース(19)が配備され、シーブユニットなどを吊り下げられるようになっている。
仮設塞ぎ床(1)は、上層昇降路(2)と下層昇降路(3)との間の作業の安全を確保するための作業床と、下層昇降路(3)内の防雨対策を施した屋根との両方の働きを有する。更に、仮設塞ぎ床(1)の上面に吊ピース(16)を設けることによって、チェーンブロックやクレーンなどによりクライミングが複数回あったとしても、比較的自由に移動させ得る構造になっている。
次に、図1に沿って第二期工事の作業工程について説明する。図1は第二期工事の作業工程を表わしたものである。
先ず工程S1にて、上層昇降路(2)の下部に仮設塞ぎ床(1)を設置する。
仮設塞ぎ床(1)の設置が終了した後、工程S2にて、据え付けに必要な材料やゴンドラ(23)等を搬入し、その後、工程S3にて、図3に示す如く、上層昇降路(2)の上部にステージ足場(20)と揚重ビーム(21)を設置し、次に図1に示す工程S4にて、上層昇降路(2)内にゴンドラ(23)を架設する。図3に示す如く、複数本のゴンドラ用ワイヤーロープ(22)の一端は揚重ビーム(21)に連結され、ゴンドラ(23)の駆動シーブ(図示省略)にゴンドラ用ワイヤーロープ(22)が巻き掛けられ、他端がビーム(24)に連結された構成である。
図1に示す如く、ゴンドラ(23)の架設が終了した後、工程S5にて、ゴンドラ(23)を用いて上層昇降路(2)と下層昇降路(3)の芯が互いに一致するように芯出しを行なう。芯出しが終了した後、工程S6にて、上層昇降路(2)の内壁に4本のガイドレール(29)〜(29)を取り付ける。ここで図8に示す如く、3本のガイドレール(29)(29)(29)は下層昇降路(3)の3本のガイドレール(30)(30)(30)と連結することが出来るが、1本の下層ガイドレール(302)上には仮設シーブユニット(34)が載置されているため、該1本の下層ガイドレール(302)は上層昇降路(2)の1本の上層ガイドレール(301)と連結することが出来ない。該1本の上層ガイドレール(301)と下層ガイドレール(302)は後述の第三期工事にて連結する。
次に、図1に示す工程S7にて、上層昇降路(2)の各階に乗場ドア(25)を取り付ける乗場工事を行なう。図7に示す如く、上層昇降路(2)と下層昇降路(3)との境目付近では、仮設塞ぎ床(1)が設置されているため、仮設塞ぎ床(1)の近傍の乗場ドア(25)を設置することは出来ない。該乗場ドア(25)は後述の第三期工事にて設置する。
その後、図1に示す工程S8にて、図7に示す如く、上層昇降路(2)の上部に新シーブユニットとなる本設シーブユニット(26)を設置し、その後、図1の工程S9にて、上層昇降路(2)の上部に設置されたステージ足場(20)を撤去し、工程S10にて、上層昇降路(2)の乗場周辺の電気工事を行なう。最後に工程S11にて、本設ワイヤーロープ(33b)を本設シーブユニット(26)に仮掛けして、第二期工事が終了する。図7は、このときの工事進展状況を示している。
第二期工事中において、かご(31)は下層昇降路(3)内で昇降運転しているため、建築工事、第二期工事及び第三期工事(昇降路連結関係工事)で必要な資材や人員を運搬することが出来る。
図2に沿って第三期工事の作業工程に沿って説明する。図2は第三期工事の作業工程を表わしたものである。図8は第三期工事を示す全体構成図である。
尚、第三期工事は、エレベータの運転を休止し、第二期工事で設置した上層昇降路(2)と下層昇降路(3)とを連結して、上層昇降路(2)と下層昇降路(3)からなる一本の昇降路(4)内でエレベータの運行を可能にする工事である。
図2に示す如く、先ず工程S21にて、第二期工事で上層昇降路(2)の下部に設置した仮設塞ぎ床(1)を撤去する。次に工程S22にて、図8に示す如く、下層昇降路(3)に設置した仮設シーブユニット(34)の下方にステージ足場(38)を設置する。ここで、ステージ足場(38)は、第二期工事で使用したステージ足場(20)と同様のものを使用する。又、ステージ足場(20)(38)について前述の仮設塞ぎ床(1)と同じ構造のものを使用することも可能である。
ステージ足場(38)の設置が終了した後、工程S23にて、図8に示す如く、かご(31)とカウンターウエイト(35)をピットに降ろし、図2の工程S24にて、かご(31)とカウンターウエイト(35)を連結していた仮設ワイヤーロープ(33a)を撤去する。
図9から図12は仮設ワイヤーロープ(33a)を撤去する工程を表わしている。
図9に示す如く、上層昇降路(2)の上部に設置された揚重ビーム(21)に電動チェーンブロック(42)を取り付けると共に、仮設シーブユニット(34)にホイストの如き揚重機(43)を取り付け、かご受台(39)と図10に示すカウンターウエイト受台(28)をピットに設置する。図9に示す如く、ロープソケットが連結されたヒッチ(40)にはかご側の仮設ワイヤーロープ(33a)の端部が取り付けられ、同様にロープソケットが連結されたヒッチ(41)にはカウンターウエイト(35)側の仮設ワイヤーロープ(33a)の端部が取り付けられている。
次に、かご(31)を下降させ、かご受台(39)にかご(31)を載置する。その後、図10に示す如く、電動チェーンブロック(42)によってカウンターウエイト(35)を吊り上げて仮設ワイヤーロープ(33a)を緩め、カウンターウエイト(35)側の仮設ワイヤーロープ(33a)と巻上機(32)側の仮設ワイヤーロープ(33a)とを、ワイヤークリップ(44)によって束ねる。そして、カウンターウエイト(35)側のヒッチ(41)からロープソケットを取り外し、電動チェーンブロック(42)によってカウンターウエイト(35)を降ろし、カウンターウエイト(35)をカウンターウエイト受台(28)に載置する。
更に、図11に示す如く、巻上機(32)の位置で仮設ワイヤーロープ(33a)を切断し、かご(31)のシーブ(364)(364)から仮設ワイヤーロープ(33a)の巻上機側を降ろして巻き取る。
そして、図12に示す如く、かご(31)側の仮設ワイヤーロープ(33a)は揚重機(43)の先端に設けたロープ固定治具(45)により把持して揚重機(43)で吊る。ここで、かご側ヒッチ(40)からロープソケットを取り外し、揚重機(43)でかご側の仮設ワイヤーロープ(33a)をピットへ降ろして巻き取る。カウンターウエイト(35)側の仮設ワイヤーロープ(33a)も同様にして、ピットへ降ろして巻き取る。このようにして仮設ワイヤーロープ(33a)を撤去する。
仮設ワイヤーロープ(33a)を撤去した後、図2の工程S25にて、仮設シーブユニット(34)を撤去する。次に、工程S26にて、図13に示す如く、第二期工事において取り付けることが出来なかった乗場ドア(46)の設置などの乗場工事を行なう。
その後、図2に示す工程S27にて、図13に示す如く、第二期工事で連結することが出来なかった上層ガイドレール(301)と下層ガイドレール(302)とを連結するためのレール工事を行なう。
該レール工事を図14から図16を用いて説明する。
図15に示す如く、昇降路(4)の内壁に設置されたレールブラケット(48)には、2つのレールクリップ(49)(49)とピン(47)が配備される。該レールブラケット(48)は芯出しを行ない所定の位置に据え付けられたガイドレールを支持する。このときピン(47)はガイドレールと接し、2つのレールクリップ(49)(49)を締め付けることによって、上層ガイドレール(301)を固定することが出来る。
図14に示す如く、上層ガイドレール(301)と下層ガイドレール(302)との間隔は、該間隔に挿入される中間ガイドレール(303)の長さLより若干長い大きさL+αにしておく。例えば、αは10mm程度とする。
上層ガイドレール(301)と下層ガイドレール(302)との間に中間ガイドレール(303)を挿入し、中間ガイドレール(303)の下端部を下層ガイドレール(302)の上端部に連結する。そして、図16に示す如く、揚重ビーム(21)に取り付けられた電動チェーンブロック(42)により上層ガイドレール(301)を吊り上げ、この状態で、図15に示すレールクリップ(49)(49)を緩め、続いてピン(47)に沿って上層ガイドレール(301)を降ろし、上層ガイドレール(301)の下端部を中間ガイドレール(303)の上端部に連結する。ここで、各ガイドレール(301)(302)(303)の継ぎ目部分が一直線になるように調整して、この状態でレールクリップ(49)(49)を締めつけて上層ガイドレール(301)を固定する。
上記レール工事が終了した後、図2に示す工程S28にて、電気工事を行なう。次に、工程S29にて、図17に示す如く、カウンターウエイト(35)を上層昇降路(2)まで吊り上げ、図2に示す工程S30では、第二期工事にて本設シーブユニット(26)に仮掛けした本設ワイヤーロープ(33b)をカウンターウエイト(35)のシーブ(363)に掛ける。
次に、工程S31へ移行して、上層昇降路(2)内のゴンドラ(23)とビーム(24)を撤去した後、工程S32にて、かご(31)を試運転して上昇させる。次に図2に示す工程S33にて、図18に示す如く、ステージ足場(38)を撤去した後、工程S34にて最終的な調整と検査を行ない、第三期工事が終了する。
本発明に係るライズアップエレベータの据付方法によれば、第二期工事中においてかご(31)を下層昇降路(3)内で昇降運転することが出来、第三期工事の期間のみエレベータを停止させればよいので、エレベータの休止期間を短縮することが出来る。例えば、足場を設置して5階床毎にクライミングを行なう場合には、一般的に12日間エレベータを停止させねばならないが、本発明によれば8階床毎にクライミングを行なう場合、例えば5日間だけエレベータを停止するだけで済む。
又、第二期工事はゴンドラ(23)を用いた工法であるため、足場を組む従来の工法に比べて作業効率が良い。
更に、図18に示す如く、本設シーブユニット(26)のシーブと巻上機(32)を介してかご(31)とカウンターウエイト(35)とを本設ワイヤーロープ(33b)によって連結する。該かご(31)とカウンターウエイト(35)と巻上機(32)とは、第一期工事で設置するものをそのまま本設用として使用することが出来る。
更に又、図19に示す如く、従来のシーブユニット(5)は一体化されているため、クライミング毎に吊り上げる作業が必要であったが、本発明ではその必要はない。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、図3に示す如く巻上機(32)は下層昇降路(3)のピットに設置されているが、これに限ることはなく、下層昇降路(3)内の中間部や上部に設置し、或いは下層昇降路(3)の側部に機械室を設けてそこに設置することも可能である。
又、第二期工事において、仮設塞ぎ床(1)付近の乗場ドア(46)の未設置階が2階床あるが、現場条件によっては仮設塞ぎ床(1)やビーム(24)等の設置位置を調整することにより、乗場ドア(46)の未設置階を1階床に変更することも可能である。
又、図2に示す如く、工程S24にてロープを撤去する際に、仮設ワイヤーロープ(33a)を切断しているが、これは仮設ワイヤーロープ(33a)の巻き取りを短時間でスムーズに行なうためであり、仮設ワイヤーロープ(33a)は使い捨てである。仮設ワイヤーロープ(33a)を他の現場で再利用する必要がある場合には、仮設ワイヤーロープ(33a)を切断する必要はないが、仮設ワイヤーロープ(33a)の巻き取りに時間を要するためエレベータの休止期間が延びる原因となる。従って、現場の事情に合わせて仮設ワイヤーロープ(33a)の切断/非切断を選択することが出来る。
又、第二期工事で下層昇降路(3)のガイドレール(30)と上層昇降路(2)のガイドレール(29)のうち3本が連結されており、1本は未連結にしているが、シーブ(362)とシーブ(363)との間の仮設ワイヤーロープ(33a)に捩れを許容できるのであれば仮設シーブユニット(34)を下層昇降路(3)のガイドレール(30)の上に載置させる必要がなくなるため、全ての上下層ガイドレールを第二期工事で連結することが可能になる。これによって図1の第三期工事でレール工事を省略することができる。この場合、仮設シーブユニット(34)は下層昇降路(3)のガイドレール(30)の中間部に係止したり、下層昇降路(3)の壁面に固定したり,図19に示す従来のように建物のスラブ(59)に設置するなどの方法が考えられる。又、仮設シーブユニット(34)をより安定して設置するために複数本の下層ガイドレール(30)の上に仮設シーブユニット(34)を載置することも可能である。
更に、図1に示す第二期工事及び図2に示す第三期工事で行なわれる複数の工程は、多少の入れ替えや同時進行させることが可能である。例えば図1に示す如く、工程S7の乗場工事と工程S8のシーブユニット取付けの順序を逆にすることも可能であり、或いは両工程を同時に進行させることも出来る。又、図2に示す、工程S21の仮設塞ぎ床の撤去と工程S22のステージ足場設置の順序を逆にすることも可能であり、或いは両工程を同時に進行させることも出来る。更に、工程S28の電気工事は、工程S29のカウンターウエイト揚重、工程S30のロープ掛け若しくは工程S31のゴンドラ撤去の何れかの後、又は何れかと同時に進行させることも出来る。又、ステージ足場撤去を試運転の前に行なえば、試運転と調整とを同時に行なうことが出来る。
更に又、本実施例では第二期工事と第三期工事はそれぞれ1回だけとしているが、高層ビルの建設においては、第二期工事と第三期工事をそれぞれ複数回行なうことによってライズアップエレベータの据え付けを行なうことが出来る。
本発明における第二期工事の工程を示すフローチャートである。 本発明における第三期工事の工程を示すフローチャートである。 第二期工事の芯出しまで作業が終了した状態を示す全体構成図である。 仮設塞ぎ床の平面図である。 仮設塞ぎ床のa−a線に沿う断面図である。 仮設塞ぎ床のb−b線沿う断面図である。 第二期工事が終了した状態を示す全体構成図である。 第三期工事のロープ撤去まで作業が終了した状態までを示す全体構成図である。 第三期工事のロープ撤去の開始状態を示す説明図である。 第三期工事のロープ撤去においてカウンターウエイトを降ろす様子を示す説明図である。 第三期工事のロープ撤去においてロープを切断した状態を示す説明図である。 第三期工事のロープ撤去作業中の状態を示す説明図である。 第三期工事の仮設シーブユニット撤去から電気工事までを示す全体構成図である。 第三期工事のレール工事を説明する正面図である。 第三期工事のガイドレールが固定された状態を示す正面図である。 第三期工事のガイドレールが把持された状態を示す正面図である。 第三期工事のロープ掛けまでの作業が完了した状態を示す全体構成図である。 第三期工事が終了した状態までを示す全体構成図である。 従来のライズアップエレベータを示す全体構成図である。 図19に示す従来のライズアップエレベータの説明図である。 従来のライズアップエレベータの吊り上げ装置の正面図である。
符号の説明
(1) 仮設塞ぎ床
(2) 上層昇降路
(20) ステージ足場
(21) 揚重ビーム
(23) ゴンドラ
(25) 乗場ドア
(26) 本設シーブユニット
(3) 下層昇降路
(30) ガイドレール
(301) 上層ガイドレール
(302) 下層ガイドレール
(303) 中間ガイドレール
(31) かご
(32) 巻上機
(33a) 仮設ワイヤーロープ
(33b) 本設ワイヤーロープ
(34) 仮設シーブユニット
(35) カウンターウエイト
(4) 昇降路
(42) 電動チェーンブロック
(47) ピン
(49) レールクリップ

Claims (5)

  1. 下層階の昇降路(3)の上部又は中間部に仮設シーブユニット(34)を設けると共に、前記昇降路(3)の下部又は中間部に巻上機(32)を設け、前記仮設シーブユニット(34)のシーブと前記巻上機(32)を介して、かご(31)とカウンターウエイト(35)とを互いにロープにより連結して、工事用エレベータとして使用し、建物の建築工事の進展に応じて昇降路が上層に延長されると、延長された上層昇降路(2)の上部に新シーブユニットを設けて、該新シーブユニットを使用して、上下層の昇降路(2)(3)内でかご(31)の昇降運転を行なうライズアップエレベータの据付方法において、
    下層昇降路(3)に工事用エレベータを設置した後、前記上層昇降路(2)内にゴンドラ(23)を設置すると共に、上層昇降路(2)の上部に新シーブユニットを設け、下層昇降路(3)内でかご(31)の昇降運転を行ないながら、前記ゴンドラ(23)を使用して上層昇降路関係工事を行なう工程と、
    上層昇降路関係工事が終了した後、前記仮設シーブユニット(34)及びゴンドラ(23)を撤去すると共に、前記新シーブユニットを用いて下層昇降路(3)と上層昇降路(2)に跨るかご(31)の昇降運転を行なうために必要な昇降路連結関係工事を行なう工程
    とを有し、
    前記上層昇降路関係工事では、下層昇降路(3)内に設置された複数本の下層ガイドレール(302)の上方に、上層昇降路を構成する複数本の上層ガイドレール(301)を設置して、下層昇降路(3)と上層昇降路(2)の芯出しを行ない、
    前記上層ガイドレール(301)の設置においては、少なくとも1本の下層ガイドレール(302)に前記仮設シーブユニット(34)を取り付け、該少なくとも1本の下層ガイドレール(302)の上方に設置される上層ガイドレール(301)は、ガイドレール1本分の長さに若干量を加えた間隔をあけて仮固定し、
    前記昇降路連結関係工事にて、前記間隔をあけて設置された下層ガイドレール(302)と上層ガイドレール(301)の間に1本の中間ガイドレール(303)を介在させ、この状態で上層ガイドレール(301)を下降させることによって、下層ガイドレール(302)に前記1本の中間ガイドレール(303)を介して上層ガイドレール(301)を連結することを特徴とするライズアップエレベータの据付方法。
  2. 前記1本の中間ガイドレール(303)を介して連結されるべき上層ガイドレール(301)を支持するレールブラケット(48)には、該上層ガイドレール(301)の側面に摺接するピン(47)が突設されており、該ピン(47)に沿って上層ガイドレール(301)を下降させる請求項1に記載のライズアップエレベータの据付方法。
  3. 昇降路連結関係工事では、上層昇降路(2)と下層昇降路(3)の境目付近の乗場機器未設置階に乗場機器を設置する請求項1又は請求項2に記載のライズアップエレベータの据付方法。
  4. 上層昇降路関係工事では、その初期の段階で、上層昇降路(2)と下層昇降路(3)を仕切る仮設塞ぎ床(1)を設置し、昇降路連結関係工事では、その初期の段階で、前記仮設塞ぎ床(1)を撤去する請求項1乃至請求項3の何れかに記載のライズアップエレベータの据付方法。
  5. 前記仮設塞ぎ床(1)には、雨水を排出するための排水設備と、昇降路の延長に応じて該仮設塞ぎ床(1)を吊り上げるための吊り上げ構造とが配備されている請求項4に記載のライズアップエレベータの据付方法。
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