JPH0429035Y2 - - Google Patents

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JPH0429035Y2
JPH0429035Y2 JP1985197269U JP19726985U JPH0429035Y2 JP H0429035 Y2 JPH0429035 Y2 JP H0429035Y2 JP 1985197269 U JP1985197269 U JP 1985197269U JP 19726985 U JP19726985 U JP 19726985U JP H0429035 Y2 JPH0429035 Y2 JP H0429035Y2
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JP
Japan
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rope
horizontal pipe
horizontal
pipe
cap
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JP1985197269U
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JPS62103998U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、一般住宅、マンシヨン等の階上や、
高架高速道路から、火災や地震等の非常時に階下
に緊急避難するのに用いたり、アスレチツクや沢
下り等のレジヤーに用いたりする縄梯子に関する
ものである。
【従来の技術】
従来この種の縄梯子は種々あるが、横パイプを
縄に止着する方法としては、横パイプの下にスト
ツパー片を溶接や螺子で固定したり、実公昭34−
4867号考案のように、横パイプの側端から鋼球に
よつて縄を押し曲げて固定したりしていた。
【考案が解決しようとする課題】
上記前者の従来例では、一本一本の横パイプを
止着するのに、大変手数がかかり、多数の横パイ
プを止着するにはコストが高くなつてしまうとい
う問題がある。また、横パイプの下にストツパー
片が固定されており、外観上不体裁であると共
に、巻いて収納しておくには、嵩張つてしまうと
いう問題もある。 後者の従来例では、縄を鋼球が直接押し曲げる
ことになるので、縄が切れやすくなり大変危険で
あるという問題がある。
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記従来例を解決するために、縄に
所定間隔を設けて横パイプを固定して成る縄梯子
において、横パイプには通孔を穿設し、この通孔
に挿通された補強パイプに縄を挿通すると共に、
横パイプの側端から押圧キヤツプを挿着せしめ、
該押圧キヤツプの先端部が、補強パイプを介して
縄を押圧することによつて横パイプを止着して成
るものである。
【実施例】
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。 本考案は、多数本の横パイプ1…1の両端部の
通孔1a…1aに2本の縄2,2を挿通して、横
パイプ1…1をそれぞれ所定間隔を設けて配置
し、両側端から押圧キヤツプ3を鍔部3aが横パ
イプ1の側端の縁に当接するまで圧入すると、押
圧キヤツプ3の先端部が補強パイプ7を介して縄
2を押圧するので強固に固定される。 さらに、横パイプ1の外面から押圧キヤツプ3
の凹環部3bに対応する位置の数カ所にカシメ加
工を施せば、押圧キヤツプ3は一層抜けにくくな
る。なお、この押圧キヤツプ3を固定するには、
押圧キヤツプ3の外周及び横パイプ1の内周に、
螺刻して螺合したり、押圧キヤツプ3を横パイプ
1に挿入して、ビス止めしたりする等、種々の固
定方法が考えられる。 縄2,2の一端部には、掛輪5,5及びカラビ
ナ4,4がそれぞれ固定され、これらによつて、
建造物等に巻き付けて取り付けるものである。 また、第7図に示すように押圧キヤツプ3の後
端部に回動自在のアーム6を取り付けてもよい。
このアーム6は手動で横パイプ1と直角方向に倒
してもよいし、常にばね等で倒れる方向へ付勢し
ておき、収納時は、横バイプ1の延長方向に直立
させて巻回しておき、使用時に巻回を解くと、自
動的に倒れるようにしてもよい。 なお、第11図に示すように、1本の縄に横パ
イプ1を止着するようにしてもよいし、第12図
に示すように、横パイプ1の断面は矩形でもよ
い。
【作用】
本考案を使用するには、第1図〜第3図に示す
ように、建造物の柱、自動車のタイヤ、樹木等に
縄1,1を巻き付けて、カラビナ4,4を掛輪
5,5に引掛けて、縄梯子を投下すれば使用でき
る。 また、第6図及び第8図に示すように、予め取
付金具8を締付ボルト10,10及び蝶ナツト
9,9で窓枠の樋端11に挟着しておき、使用時
に、その取付孔8a,8aにカラビナ4,4を取
り付けてアーム6…6を倒して投下すれば使用で
きる。なお、アーム6…6を倒れる方向に付勢し
てある場合は、カラビナ4,4を取り付けて投下
するだけでよい。この場合、アーム6…6が壁面
に当接するので、縄梯子と壁面との間に間隔を形
成する。 さらに、第9図及び第10図に示すように、窓
枠の上部の壁面に吊輪13,13を固着して、そ
の外側を被うように収納箱12を壁面に取り付け
て、縄梯子を、その一端を吊輪13,13に取り
付けて収納箱12の内部に収納し、蓋12aを掛
止具12b,12bにより閉めておけば、使用時
に掛止具12b,12bの係止を解いて蓋12a
を開けるだけですぐ使用できると共に、縄梯子は
建造物の壁面に固着した吊輪13,13に取り付
けてあるので、強固な取付状態が得られるもので
ある。 なお、吊輪13,13だけを窓枠の上部の壁面
に固着しておき、使用時に縄梯子の一端を取り付
け投下して使用するようにしてもよい。
【考案の効果】
以上のように、本考案によれば、横パイプの通
孔に挿通された補強パイプに縄を挿通して、押圧
キヤツプを横パイプの側端から挿入せしめて横パ
イプを止着したので、簡単に組み立てることがで
きて、しかも強固に止着できると共に、収納時に
嵩張らないという優れた効果を有するものであ
る。 また、押圧キヤツプの先端は、補強パイプを介
して縄を押圧するので、縄が横パイプの通孔で擦
れて切れやすくなることがなく、耐久性が著しく
向上するという効果がある。 さらに、押圧キヤツプの後端部に回動自在のア
ームを取り付ければ、収納時に嵩張らないで、使
用時に壁面との間に間隔ができるので、足を掛け
やすく、降りやすいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のマンシヨンでの使用状態を
示す斜視図、第2図は、本考案の高架高速道路で
の使用状態を示す斜視図、第3図は、本考案の渓
谷での使用状態を示す斜視図、第4図は、本考案
の一実施例を示す斜視図、第5図は、同じく要部
の拡大断面図、第6図は、本考案の他の実施例の
一般住宅での使用状態を示す斜視図、第7図は、
同じく要部の拡大斜視図、第8図は、取付金具の
取付状態を示す断面斜視図、第9図は、本考案を
窓枠の上部に取り付けた状態を示す斜視図、第1
0図は、第9図における要部の拡大斜視図、第1
1図は、本考案において、縄が1本の場合の斜視
図、第12図は、本考案において、横パイプが角
パイプの場合の斜視図である。 符号1は横パイプ、1aは通孔、2は縄、3は
押圧キヤツプ、6はアーム、7は補強パイプであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 縄に所定間隔を設けて横パイプを固定して成
    る縄梯子において、横パイプには通孔を穿設
    し、この通孔に挿通された補強パイプに縄を挿
    通すると共に、横パイプの側端から押圧キヤツ
    プを挿着せしめ、該押圧キヤツプの先端部が、
    補強パイプを介して縄を押圧することによつて
    横パイプを止着したことを特徴とする縄梯子。 (2) 押圧キヤツプの後端部に回動自在のアームを
    取り付けた実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の縄梯子。
JP1985197269U 1985-12-21 1985-12-21 Expired JPH0429035Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985197269U JPH0429035Y2 (ja) 1985-12-21 1985-12-21

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62103998U JPS62103998U (ja) 1987-07-02
JPH0429035Y2 true JPH0429035Y2 (ja) 1992-07-14

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JPS62103998U (ja) 1987-07-02

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