JPH1136529A - 枯葉よけネット取付具及びその取付構造 - Google Patents

枯葉よけネット取付具及びその取付構造

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JPH1136529A
JPH1136529A JP18971697A JP18971697A JPH1136529A JP H1136529 A JPH1136529 A JP H1136529A JP 18971697 A JP18971697 A JP 18971697A JP 18971697 A JP18971697 A JP 18971697A JP H1136529 A JPH1136529 A JP H1136529A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付が簡単で、手間取らず、美観が良い枯葉
よけネット取付具とその取付構造を提供するものであ
る。 【解決手段】 取付具本体11と、この取付具本体11
の上部に取り付けられた上部材12とからなる枯葉よけ
ネット取付具Aであって、取付具本体11には、下端部
が軒樋吊具3に取り付けられる取付部13が設けられ、
上部材12には、上端部に枯葉よけネット2の一端部を
係止する係止部17とが設けられているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒樋への枯葉やゴ
ミ等の侵入防止に使用される枯葉よけネット取付具に関
する
【0002】
【従来の技術】従来、軒樋へ枯葉やゴミが入って、軒樋
が詰まり、軒樋から雨水が溢れだしたりすることがあ
り、軒樋へ枯葉やゴミが入るのを防ぐ方法としては、市
販されている丸ネットを使う方法と、実公平1−797
16号公報に記載されている枯葉よけネットと係止突片
付きの受け板を使う方法等とがある。
【0003】前者の市販品のものは、軒樋施工前に予め
軒樋吊具に銅線を付けておき、軒樋施工後、軒樋の径よ
り小さく丸めた枯葉よけネットを軒樋の中に差し込ん
で、この枯葉よけネットを軒樋吊具に取り付けられた銅
線で巻いて止めるもので、簡単なものである。後者のも
のは、軒樋の両側の耳部間に、上向きに突設した係止突
片が設けられた受け板を架設して、受け板の端部を軒樋
の両側の耳部に嵌着し、軒樋の上面開口を覆う枯葉よけ
ネットを受け板に置くと共に受け板の係止突片で枯葉よ
けネットを止めるもので、簡単な構造のものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
市販品のものは、軒樋吊具に取り付けられた銅線で枯葉
よけネットを巻いて止めるもので、軒樋吊具毎に、銅線
で枯葉よけネットを巻くのに手間が掛かったり、枯葉よ
けネットに溜まった枯葉やゴミを取り除くのに手間が掛
かったり、枯葉よけネットを巻いた銅線が下方から見え
ることがあり、美観が悪いという問題があった。又、実
公平1−79716号公報に記載のものは、軒樋の両側
の耳部に受け板を架設させ、嵌着させ、更に、係止突片
で枯葉よけネットを引っ掛けるのに手間が掛かったり、
軒樋の両側の耳部で受け板の端部を嵌着させているた
め、受け板の端部が下方から見えることがあり、美観が
悪いという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記問題に着目してなさ
れたもので、取付が簡単で、手間取らず、美観が良い枯
葉よけネット取付具及びその取付構造を提供するもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するためになされたもので、請求項1記載の発明は、
取付具本体と、この取付具本体の上部に取り付けられた
上部材とからなる枯葉よけネット取付具であって、取付
具本体には、下端部が軒樋吊具に取り付けられる取付部
が設けられ、上部材には、上端部に枯葉よけネットの一
端部を係止する係止部とが設けられているものである。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のであって、取付具本体と上部材とが、屋根の長手方向
と直交する方向に回動自在になされているものである。
【0008】請求項3記載の発明は、枯葉よけネット取
付具の取付具本体の下端部が軒樋吊具の先端で、軒樋の
屋外側側壁の内側に取り付けられ、この取付具本体が屋
根の長手方向に沿って、軒樋吊具と共に複数個設けら
れ、この複数個の取付具本体の上部の上部材の係止部
に、枯葉よけネットの長手方向の一端部が取り付けら
れ、枯葉よけネットの他端部が屋根の先端に当接されて
取り付けられているものである。
【0009】本発明の枯葉よけネット取付具の材質は、
合成樹脂、金属が使用されるが、軽量、防錆の点で合成
樹脂がよく、合成樹脂の中でも、ポリカ−ボネ−ト樹脂
が好ましい。又、取付具本体と上部材とは、射出成形法
で製造すると、取付具本体と上部材とが一体成形できる
ので、美観の点で、好ましい。
【0010】請求項1記載の発明において、取付具本体
の取付部の形状は、取付具本体の下端部で軒樋吊具の先
端部に取り付けることができれば、適宜な形状でよく、
例えば、取付具本体を上板と両側板とから形成し、上板
の両端から両側板を垂下させてコ字状にして、両側板の
下端部には、両側板の下端先端より相対して内側斜め上
向きに係止突起を設けて形成された取付部を設け、両側
板で軒樋吊具の先端部を挟持して、両係止突起で軒樋吊
具の先端部の下面を押さえつけるようにすると、しっか
りと軒樋吊具の先端部に取付具本体を取り付けることが
できるので、好ましい。
【0011】又、上部材の上端部の係止部の形状は、枯
葉よけネットの一端部を係止することができれば、適宜
な形状でよく、例えば、上部材の上端部の係止部に、枯
葉よけネットの一端部の厚みより若干狭い溝部を設け、
この溝部の両側を凹凸状にして、枯葉よけネットの一端
部をこの凹凸状の溝部に力強く差し込んで、凹凸で枯葉
よけネットの一端部を押さえつけて係止するようにする
と、枯葉よけネットの一端部を上部材の係止部に簡単に
取り付けることができるので、好ましい。
【0012】又、枯葉よけネットの形状は、一端部が上
部材の係止部に差し込まれ、他端部が屋根の先端に当接
できるものであれば、適宜な形状でよく、例えば、枯葉
よけネットを円筒形にして、円周の一部に長手方向に沿
って開口部を設け、一端部が上部材の係止部に差し込ま
れ、円筒形の枯葉よけネット中央部外周面が屋根の先端
に当接し、他端部の先端が軒樋吊具の腕部の先端部に当
接できるものにすると、構造が簡単で、枯葉よけネット
に枯葉やゴミが溜まっても、枯葉よけネットの他端部の
先端が軒樋吊具の腕部の先端部に当接して、枯葉やゴミ
等の重さを支え枯葉よけネットが変形せず、取付具本体
への取付も簡単にできるので、好ましい。
【0013】請求項2記載の発明において、取付具本体
と上部材を別々に射出成型法にて、成型すると、美観が
よく、好ましい。又、取付具本体と上部材との接続部の
形状は、取付具本体と上部材とが、互いに、屋根と直交
する方向に回動自在になされれば、適宜な形状でよく、
例えば、取付具本体を上板と両側板とから形成し、この
上板の両端から上方向に垂直に突設した突設片を設け、
この両突設片に差込孔を開け、上板の両端から両側板を
垂下させてコ字状にして、上部材の下端部に取付具本体
の上端部の両突設片間に嵌まる突設物と、この突設物に
長手方向に沿って貫通孔とを設け、ヒンジピンを差込孔
と貫通孔に差し込んで、取付具本体と上部材とをヒンジ
接合すると、簡単に、上部材を屋根の長手方向と直交す
る方向に回動自在にできるので、好ましい。
【0014】請求項3記載の発明において、この枯葉よ
けネット取付具に枯葉よけネットをしっかりととめるこ
とができれば、枯葉よけネット取付具の個数は適宜でよ
く、例えば、枯葉よけネット取付具を軒樋吊具と同じ個
数付けると、より強固に枯葉よけネットが取り付けられ
るので、好ましい。又、枯葉よけネット取付具が軒樋吊
具と同じ個数でなくても、しっかりと枯葉よけネット取
付具に枯葉よけネットが取り付けられていれば、コスト
削減にもなるので、好ましい。
【0015】(作用)請求項1記載の発明は、取付具本
体と、この取付具本体の上部に取り付けられた上部材と
からなる枯葉よけネット取付具であって、取付具本体に
は、下端部が軒樋吊具に取り付けられる取付部が設けら
れ、上部材には、上端部に枯葉よけネットの一端部を係
止する係止部とが設けられているから、取付具本体の下
端部の取付部を軒樋吊具に取り付け、取付具本体の上部
の上部材の上端部の係止部に枯葉よけネットの一端部を
係止することによって、枯葉よけネットの一端を軒樋吊
具にしっかりと取りつけることができる。従って、従来
の枯葉よけネットの両端を、軒樋の耳部に取り付けるの
に較べて、枯葉よけネットの一端だけで取り付けられる
ので、手間が省くことができる。
【0016】又、取付具本体を取り付ける場所が、軒樋
の屋外側側壁の内側にある軒樋吊具の腕部であるので、
この取付具本体に枯葉よけネットの一端部を取り付ける
と、下方から取付具本体と枯葉よけネットは見えず、枯
葉よけネットを取り付けた後の美観が良い。
【0017】請求項2記載の発明は、取付具本体と上部
材とが、屋根と直交する方向に回動自在になされている
から、取付具本体と上部材との接合部を軸にして、上部
材を軒樋と直交する方向の屋内側に回動することによっ
て、枯葉よけネットに溜まった枯葉やゴミ等を落下させ
て取り除くことができ、取り除いた後、上部材を屋内側
方向に回動して、元の状態に戻すことができる。そのた
め、枯葉よけネットに溜まった枯葉やゴミ等を手で部分
的に取り除くのに較べて、手間を省くことができる。
【0018】請求項3記載の発明は、枯葉よけネット取
付具の取付具本体の下端部が軒樋吊具の先端で、軒樋の
屋外側側壁の内側に取り付けられ、この取付具本体が、
屋根の長手方向に沿って、軒樋吊具と共に複数個設けら
れ、この複数個の取付具本体の上部の上部材の係止部
に、枯葉よけネットの長手方向の一端部が取り付けら
れ、枯葉よけネットの他端部が屋根の先端に当接されて
取り付けられているから、枯葉よけネットを鼻隠し板に
しっかりと取り付けられた軒樋吊具に取り付けることが
でき、枯葉やゴミ等を枯葉よけネットで受け止め、軒樋
に枯葉やゴミ等がはいるのを防ぐことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1に基づい
て説明する。図1の(イ)は枯葉よけネット取付具の斜
視説明図、(ロ)は枯葉よけネットの斜視説明図、
(ハ)は枯葉よけネット取付具を軒樋吊具に取り付け、
枯葉よけネット取付具に枯葉よけネットを取り付けた状
態を示す断面説明図である。
【0020】枯葉よけネット取付具Aは、取付具本体1
1と、この取付具本体11の上部に取り付けられた上部
材12とからなっている。取付具本体11は、ポリカ−
ボネ−ト樹脂製で、上板14と、この上板14の両端か
ら垂下した両側板15、15とからなっている。この取
付具本体11の下端部には、軒樋吊具3に取り付けられ
る取付部13が設けられ、この取付部13は、両側板の
下端先端より相対して内側斜め上向きに係止突起16、
16を設けて形成され、両側板15、15で軒樋吊具3
の先端部を挟持して、両係止突起16、16で軒樋吊具
3の先端部の下面を押さえつけるようになされている。
【0021】上部材12は、ポリカ−ボネ−ト樹脂製
で、直方体であり、ほぼ中央部に長手方向に沿って上端
部に係止部17が設けられ、この係止部17は、枯葉よ
けネット2(後述説明)の一端部の厚みより若干狭い溝
部18を設け、この溝部18の両側が凹凸状になされ、
枯葉よけネット2の一端部が、この凹凸状の溝部18に
力強く差し込まれて、凹凸で枯葉よけネット2の一端部
を押さえつけられて、係止するようになされている。
【0022】枯葉よけネット2は、塩化ビニル樹脂製
で、周縁部を除いて全体が網状で、円筒形になされ、こ
の円周の一部に長手方向に沿って開口部21が設けられ
ている。枯葉よけネット2の一端部の厚みは、上部材1
2の溝部18より若干厚くされ、枯葉よけネット2の一
端部を上部材12の溝部18に差し込んで、係止される
ようになっている。
【0023】次に、枯葉よけネット取付具Aの施工方法
及び作用について説明する。軒先の鼻隠し板5に軒樋吊
具3を所定位置に複数個取り付け、この複数個の軒樋吊
具3に軒樋4を取り付ける。次に、軒樋吊具3の腕部の
屋外側先端部で、軒樋4の屋外側側壁の内側に、取付具
本体11の下端部の取付部13を上方から差し込み、取
付部13の両側板15、15で軒樋吊具3の腕部の屋外
側先端部を挟持し、両側板15、15の下端先端より相
対して内側斜め上向きに設けられた係止突起16、16
で軒樋吊具3の先端部の下面を押さえつけるようにし
て、取付具本体11の取付部13を軒樋吊具3に取り付
ける。このようにして、順次、複数個の軒樋吊具3に取
付具本体11を取り付ける。
【0024】次に、軒樋吊具3に取り付けられた取付具
本体11の上部の上部材12の上端部の係止部17の溝
部18に上方より枯葉よけネット2の一端部を力強く差
し込んで、溝部18の両側の凹凸で枯葉よけネット2の
一端部を押さえつけるようにして上部材12の係止部1
7で枯葉よけネット2を係止する。すると、円筒形の枯
葉よけネット2の中央部外周面の一部が屋根の先端に当
接し、枯葉よけネット2の他端が軒樋吊具3の腕部の上
面に当接する。このようにして、順次、複数個の上部材
12に枯葉よけネット2を取り付け、円筒形の枯葉よけ
ネット2の外周面の一部を屋根の先端と、枯葉よけネッ
ト2の他端部を軒樋吊具3の腕部の上面とに当接する。
【0025】このようにすると、取付具本体11には、
下端部が軒樋吊具3に取り付けられる取付部13が設け
られ、上部材12には、上端部に枯葉よけネット2の一
端部を係止する係止部17とが設けられているから、取
付具本体11の下端部の取付部13を軒樋吊具3に取り
付け、取付具本体11の上部の上部材12の上端部の係
止部17に枯葉よけネット2の一端部を係止することに
よって、枯葉よけネット2の一端を軒樋吊具3にしっか
りと取りつけることができる。従って、従来の枯葉よけ
ネット2の両端を、軒樋4の耳部に取り付けるのに較べ
て、枯葉よけネット2の一端だけで取り付けることがで
きるので、手間が省くことができる。
【0026】又、取付具本体11を取り付ける場所が、
軒樋4の屋外側側壁の内側にある軒樋吊具3の腕部であ
るので、この取付具本体11に枯葉よけネット2の一端
部を取り付けると、下方から取付具本体11と枯葉よけ
ネット2は見えず、枯葉よけネット2を取り付けた後の
美観が良い。
【0027】枯葉よけネット取付具Aの取付具本体11
の下端部が軒樋吊具3の先端で、軒樋4の屋外側側壁の
内側に取り付けられ、この取付具本体11が、屋根の長
手方向に沿って、軒樋吊具3と共に複数個設けられ、こ
の複数個の取付具本体11の上部の上部材12の係止部
17に、枯葉よけネット2の長手方向の一端部が取り付
けられ、枯葉よけネット2の他端部が屋根の先端に当接
されて取り付けられているから、枯葉よけネットを鼻隠
し板にしっかりと取り付けられた軒樋吊具に取り付ける
ことができ、枯葉やゴミ等を枯葉よけネット2で受け止
め、軒樋4に枯葉やゴミ等がはいるのを防ぐことができ
る。
【0028】次に、本発明の他の実施例を図2に基づい
て説明する。図2の(イ)は枯葉よけネット取付具の斜
視説明図、(ロ)は枯葉よけネットの斜視説明図、
(ハ)は枯葉よけネット取付具を軒樋吊具に取り付け、
枯葉よけネット取付具に枯葉よけネットを取り付けた状
態を示す断面説明図である。本発明の他の実施例の構造
と作用については、図1の一実施例に示したように、枯
葉よけネット取付具Aの取付具本体11と上部材12と
が一体でなく、取付具本体11aと上部材12aとがヒ
ンジ接合され、回動自在になされているところが異なる
だけで、その他の枯葉よけネット取付具の構造と作用に
ついては、ほとんど同様であり、構造と作用についての
説明は省略する。
【0029】枯葉よけネット取付具Bは、取付具本体1
1aと、この取付具本体11aの上部の上部材12a
と、ヒンジピン19とからなっている。取付具本体11
aは、ポリカ−ボネ−ト樹脂製で、上板14aと、この
上板14aの両端から上方向に垂直に突設した突設片
6、6と、上板14aの両端から垂下した両側板15
a、15aとからなっている。この突設片6、6には差
込孔7、7とが設けられている。
【0030】上部材の下端部は、取付具本体11aの上
端部の両突設片6、6間に嵌まる突設物8と、この突設
物8に長手方向と直交する貫通孔9とが設けられ、ヒン
ジピン19を差込孔7と貫通孔9に差し込んで、取付具
本体11aと上部材12aとをヒンジ接合され、上部材
12aを屋根の長手方向と直交する方向に回動自在にな
されている。
【0031】枯葉よけネット取付具Bの施工方法は、枯
葉よけネット取付具Aの施工方法及び作用とほとんど同
じであり、異なるところは、取付具本体11aと上部材
12aとが回動自在になされている点である。そのた
め、複数個の軒樋吊具3に取付具本体11aを取り付
け、取付具本体11aにヒンジ接合された上部材12a
に枯葉よけネット2を取り付け後、上部材12aを取付
具本体11aと上部材12aとの接合部を軸にして、上
部材12aを屋根の長手方向と直交する方向の屋外側、
又は、屋内側に回動することができる。
【0032】このようにすると、取付具本体11aと上
部材12aとが、屋根の長手方向と直交する方向に回動
自在になされているから、取付具本体11aと上部材1
2aとの接合部を軸にして、上部材12aを軒樋と直交
する方向の屋内側に回動することによって、枯葉よけネ
ット2に溜まった枯葉やゴミ等を落下させて取り除くこ
とができ、取り除いた後、上部材12aを屋内側方向に
回動して、元の状態に戻すことができる。そのため、枯
葉よけネットに溜まった枯葉やゴミ等を手で部分的に取
り除くのに較べて、手間を省くことができる。
【0033】以上、本発明実施例を図面に基づいて説明
してきたが、具体的な構成はこの実施例の限られるもの
ではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等が
あっても本発明に含まれる。例えば、ゴミ除去キャップ
2の下部は円筒体23であるが、多角形の筒状体でもよ
い。
【0034】
【発明の効果】以上、説明してきたように、請求項1記
載の発明は、取付具本体と、この取付具本体の上部に取
り付けられた上部材とからなる枯葉よけネット取付具で
あって、取付具本体には、下端部が軒樋吊具に取り付け
られる取付部が設けられ、上部材には、上端部に枯葉よ
けネットの一端部を係止する係止部とが設けられている
から、取付具本体の下端部の取付部を軒樋吊具に取り付
け、取付具本体の上部の上部材の上端部の係止部に枯葉
よけネットの一端部を係止することによって、枯葉よけ
ネットの一端を軒樋吊具にしっかりと取りつけることが
できる。従って、従来の枯葉よけネットの両端を、軒樋
の耳部に取り付けるのに較べて、枯葉よけネットの一端
だけで取り付けられるので、手間が省くことができる。
【0035】又、取付具本体を取り付ける場所が、軒樋
の屋外側側壁の内側にある軒樋吊具の腕部であるので、
この取付具本体に枯葉よけネットの一端部を取り付ける
と、下方から取付具本体と枯葉よけネットは見えず、枯
葉よけネットを取り付けた後の美観が良い。
【0036】請求項2記載の発明は、取付具本体と上部
材とが、屋根と直交する方向に回動自在になされている
から、取付具本体と上部材との接合部を軸にして、上部
材を軒樋と直交する方向の屋内側に回動することによっ
て、枯葉よけネットに溜まった枯葉やゴミ等を落下させ
て取り除くことができ、取り除いた後、上部材を屋内側
方向に回動して、元の状態に戻すことができる。そのた
め、枯葉よけネットに溜まった枯葉やゴミ等を手で部分
的に取り除くのに較べて、手間を省くことができる。
【0037】請求項3記載の発明は、枯葉よけネット取
付具の取付具本体の下端部が軒樋吊具の先端で、軒樋の
屋外側側壁の内側に取り付けられ、この取付具本体が、
屋根の長手方向に沿って、軒樋吊具と共に複数個設けら
れ、この複数個の取付具本体の上部の上部材の係止部
に、枯葉よけネットの長手方向の一端部が取り付けら
れ、枯葉よけネットの他端部が屋根の先端に当接されて
取り付けられているから、枯葉よけネットを鼻隠し板に
しっかりと取り付けられた軒樋吊具に取り付けることが
でき、枯葉やゴミ等を枯葉よけネットで受け止め、軒樋
に枯葉やゴミ等がはいるのを防ぐことができる。
【0038】
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は枯葉よけネット取付具の斜視説明図、
(ロ)は枯葉よけネットの斜視説明図、(ハ)は枯葉よ
けネット取付具を軒樋吊具に取り付け、枯葉よけネット
取付具に枯葉よけネットを取り付けた状態を示す断面説
明図である。
【図2】(イ)は枯葉よけネット取付具の斜視説明図、
(ロ)は枯葉よけネットの斜視説明図、(ハ)は枯葉よ
けネット取付具を軒樋吊具に取り付け、枯葉よけネット
取付具に枯葉よけネットを取り付けた状態を示す断面説
明図である。
【符号の説明】
A、B 枯葉よけネット取付具 11、11a 取付具本体 12、12a 上部材 13 取付部 14、14a 上板 15 側板 16 係止突起 17 係止部 18 溝部 19 ヒンジピン 2 枯葉よけネット 21 開口部 3 軒樋吊具 4 軒樋 5 鼻隠し板 8 突設物 9 貫通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付具本体と、この取付具本体の上部に
    取り付けられた上部材とからなる枯葉よけネット取付具
    であって、 前記取付具本体には、下端部が軒樋吊具に取り付けられ
    る取付部が設けられ、 前記上部材には、上端部に枯葉よけネットの一端部を係
    止する係止部とが設けられていることを特徴とする枯葉
    よけネット取付具
  2. 【請求項2】 取付具本体と上部材とが、屋根の長手方
    向と直交する方向に回動自在になされていることを特徴
    とする請求項1記載の枯葉よけネット取付具。
  3. 【請求項3】 枯葉よけネット取付具の取付具本体の下
    端部が軒樋吊具の先端で、軒樋の屋外側側壁の内側に取
    り付けられ、この取付具本体が屋根の長手方向沿って、
    軒樋吊具と共に複数個設けられ、この複数個の取付具本
    体の上部の上部材の係止部に、枯葉よけネットの長手方
    向の一端部が取り付けられ、枯葉よけネットの他端部
    が、屋根の先端に当接されて取り付けられていることを
    特徴とする枯葉よけネット取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002227356A (ja) * 2001-02-05 2002-08-14 Toyo Chem Co Ltd 網固定具取付構造
JP2007092309A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Matsushita Electric Works Ltd 軒樋装置
JP2008008071A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Konishi Co Ltd 雨樋ネットの取付用具

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